JP2008125868A - パン製造機 - Google Patents

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孝博 大下
Toshikatsu Maeda
敏克 前田
Yasuhiro Kakimoto
泰洋 垣本
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Abstract

【課題】調理中に必要な作業操作を忘れて調理を失敗するのを防止することができるパン製造機を提供する。
【解決手段】調理材料(図示せず)を収納すると共にそれを混練する練り羽根9を有したパン容器6と、パン容器6を加熱するヒータ7を具備した焼成室4と、練り羽根9を回転駆動するモータ3と、操作方法等を説明する音声ガイドのデータを記憶する記憶手段(図示せず)と、音声ガイドを音声で出力する音声発生手段(図示せず)と、製パン工程や音声発生手段の動作を制御する制御装置26と、複数の調理メニューを備え、調理開始後に調理完了までの間で必要な作業操作を音声ガイドで出力するもので、ユーザーが調理途中必要な作業操作を忘れていても、音声ガイドでそれに気付き、その内容も分かるため、調理途中の必要な作業操作が確実に行なわれ、調理が失敗することが無い。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に、所定のパン等の調理材料を準備し、セットするだけで自動的にパン等の製造を行なうことができる一般家庭で使用するパン製造機に関するものである。
従来、この種のパン製造機には、音声ガイドのデータを記憶する記憶手段と、この記憶手段から必要な音声ガイドのデータを音声で出力する音声発生手段を備え、前記記憶手段には操作手順を指示する操作ガイドと、実行中の調理工程及びその内容を指示する調理ガイドと、正常なパンを作る上で障害となる異常が発生した時にその内容を指示するエラーガイドとが記憶され、前記記憶手段から所定の音声ガイドデータを読み出し、前記音声発生手段を作動させる制御手段を備えたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−24140号公報
しかしながら前記従来のパン製造機の構成では、操作ガイドと調理ガイドとエラーガイドのデータが音声で出力されるが、それらの内容は、操作ガイドはメニュー選択時に多機能化で複雑になったキーの操作手順を指示するもの、調理ガイドは実行中の調理工程を指示するもの、エラーガイドは異常発生時にその内容や対処方法を指示するものであった。そのため標準的なパンの調理において、メニュー選択時のキー誤操作や、調理中の不用意な蓋の開放を防止でき、異常発生時はその内容と対処方法を知らしめることができるが、調理中に作業や操作が必要なメニューには対応していないため、そうした作業操作が必要なデニッシュパンやあん等をつめる加工を必要とするバラエティーパン、あるいはパン以外のケーキや餅は、調理の途中で必要な作業を忘れると、出来映えが悪くうまく作ることができなかった。また、必要な作業操作は、調理メニューにより様々なため、すべき内容やタイミングを憶えていない場合は、その都度説明書を読み返す必要があり、面倒で使い勝手が悪かった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、調理の途中で必要な作業が忘れずに行われるようにし、それが必要な調理メニューを実現可能にして、多機能なパン製造機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のパン製造機は、パン等の調理材料を収納すると共にそれを混練する練り羽根を有したパン容器と、前記パン容器を加熱するヒータを具備した焼成室と、前記練り羽根を回転駆動するモータと、前記焼成室を開閉する蓋と、操作方法等を説明する音声ガイドのデータを記憶する記憶手段と、前記音声ガイドを音声で出力する音声発生手段と、製パン工程や前記音声発生手段の動作を制御する制御手段と、複数の調理メニューを備え、調理開始後に調理完了までの間で必要な作業操作を前記音声ガイドで出力するもので、ユーザーがうっかりしてパン等の調理途中で作業操作が必要であることやその内容を忘れていても、調理中に出力される音声ガイドを聞いて、必要な作業操作を忘れていたことに気付き、その内容も分かるため、説明書を読まなくても調理途中の必要な作業操作を忘れず正しく行うことができ、途中で作業操作が必要な調理メニューを、失敗せずにうまく作り上げることができる。
本発明のパン製造機は、ユーザーがうっかりしてパン等の調理途中で作業操作が必要であることやその内容を忘れていても、調理中に出力される音声ガイドを聞いて、必要な作業操作を忘れていたことに気付き、その内容も分かるため、説明書を読まなくても調理途中の必要な作業操作を忘れず正しく行うことができ、途中で作業操作が必要な調理メニューを、失敗せずにうまく作り上げることができる。
第1の発明は、パン等の調理材料を収納すると共にそれを混練する練り羽根を有したパン容器と、前記パン容器を加熱するヒータを具備した焼成室と、前記練り羽根を回転駆動するモータと、前記焼成室を開閉する蓋と、操作方法等を説明する音声ガイドのデータを記憶する記憶手段と、前記音声ガイドを音声で出力する音声発生手段と、製パン工程や前記音声発生手段の動作を制御する制御手段と、複数の調理メニューを備え、調理開始後に調理完了までの間で必要な作業操作を前記音声ガイドで出力するもので、ユーザーがうっかりしてパン等の調理途中で作業操作が必要であることやその内容を忘れていても、調理中に出力される音声ガイドを聞いて、必要な作業操作を忘れていたことに気付き、その内容も分かるため、説明書を読まなくても調理途中の必要な作業操作を忘れず正しく行うことができ、途中で作業操作が必要な調理メニューを、失敗せずにうまく作り上げることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の調理中必要な作業操作に適したタイミングで、調理運転を一旦停止した後に、前記作業操作の内容を音声ガイドで出力するもので、ユーザーは最適なタイミングで製品の動きや時間に追われることなく、各自のペースで慌てずに作業操作することができるため、調理途中でも必要な作業操作を正しく確実に行うことができる。
第3の発明は、特に、第2の発明の一旦停止した調理工程を再スタートするまで、作業操作の音声ガイドを所定の時間間隔で繰返し出力するもので、作業操作の音声ガイドの聞き逃しを防止することができるため、調理途中で必要な作業操作を抜けなく確実に行うことができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明の調理運転の一旦停止中に所定のキーを押すと、調理スタートの音声ガイドを出力し、一旦停止した調理工程の続きを再スタートするもので、ユーザーは自分のペースで慌てずに作業操作できるため、調理途中で必要な作業操作を正しく確実に行うことができるとともに、調理工程の再スタートを確認できるため、調理の進行に安心感を持つことができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか一つの発明の調理中しばらく停止しても出来映えが著しく悪化しない調理メニューの場合、調理運転の一旦停止後に再スタートのキーを押さなくても、第2の所定の時間経過すると自動的に調理スタートの音声ガイドを出力し、一旦停止した調理工程の続きを再スタートするようにしたもので、再スタートのキー操作がなされなくても、所定の時間経過すると調理が自動的にスタートするため、時間と材料の無駄を防止することができる。
第6の発明は、特に、第1〜4のいずれか一つの発明の調理中必要な作業操作をしないと出来映えが著しく悪化する調理メニューの場合、調理運転の一旦停止後に再スタートのキーが押されないまま、出来映え保証可能な停止時間を越えると、自動的に調理中止の音声ガイドを出力し、停止していた調理工程の続きを中止終了するもので、調理を進めないため材料が取扱いやすく、食べられない調理材料の後処理が容易にできる。
第7の発明は、特に、第1〜6のいずれか一つの発明の調理中必要な調理材料の投入に適したタイミングで調理運転を一旦停止し、前記調理材料の投入作業等、必要な作業操作の内容を音声ガイドで出力するもので、調理中必要な材料投入等の作業操作を、最適なタイミングで忘れずに正しく行うことができるため、それが必要なデニッシュパンのような調理メニューを、失敗せずにうまく作り上げることができる。
第8の発明は、特に、第1〜6のいずれか一つの発明の調理中必要な調理物の取出しと加工に適したタイミングで調理運転を一旦停止し、前記調理物の取出しと加工作業等、必要な作業操作の内容を音声ガイドで出力するもので、調理途中の調理物の取出しと加工作業を最適なタイミングで忘れずに正しく行うことができるため、それらが必要なバラエティーパンのような調理メニューも、失敗せずにうまく作り上げることができる。
第9の発明は、特に、第1〜6のいずれか一つの発明の調理中必要なパン容器内壁に付着した調理材料の落とし込み作業に適したタイミングで調理運転を一旦停止し、前記調理材料の落とし込み作業等をするよう音声ガイドで出力するもので、調理途中で必要な前記落とし込み作業を最適なタイミングで忘れずに確実に行うことができるため、それが必要なケーキのような調理メニューも、失敗せずにうまく作り上げることができる。
第10の発明は、特に、第1〜6のいずれか一つの発明の調理中必要な蓋の開放に適したタイミングで調理運転を一旦停止し、前記蓋を開放するよう音声ガイドで出力するもので、調理途中で必要な蓋の開放作業を最適なタイミングで忘れずに確実に行うことができるため、それが必要な餅のような調理メニューも、失敗せずにうまく作り上げることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるパン製造機の縦断面図、図2は、同パン製造機の斜視図である。
図1、2において、樹脂で形成した本体1の下部にはシャーシ2が取付けられ、このシャーシ2には、モータ3と、焼成室4と、容器取付台5が取り付けられている。また、焼成室4の内部には、パン等の調理材料がセットされる着脱自在なパン容器6と、ヒータ7と、焼成室4内の温度を検知する温度検知部8が設けられている。さらにパン容器6は、調理材料を混練する練り羽根9と、練り羽根9が嵌合されベルト10を介しモータ3によって回転する回転軸11と、パン容器6の着脱時や持ち運び時に握る把手12を備えている。
本体1の上部には、内蓋13を具備し焼成室4を開閉する蓋となる外蓋14が回動自在に取り付けられ、外蓋14には、イーストを収納するイースト容器15と、レーズンやナッツ等の製パン副材料を収納すると共に着脱自在な蓋容器16が配設され、蓋容器16には、凹形状に形成された摘み部17と、下方の開口部16aを開閉する投入手段である開閉板18が回動自在に取り付けられている。また、容器蓋19は、外蓋14に回動自在かつ着脱自在に取り付けられ、イースト容器15と蓋容器16を開閉し、耐熱性の高い材料で形成され直接蓋容器16上方の開口部16bを開閉する中蓋20と、中蓋20の外周に装着されるパッキン21を備えている。
また本体1には、メニューの選択や調理のスタート等を行う操作部材22と、本体1持ち運び用の取手23と、先端に差込プラグ24を具備した電源コード25が取り付けられ、内部には練り羽根9を回転させるモータ3、調理材料を加熱するヒータ7、開閉板18を開放するソレノイド(図示せず)等の通電を制御し、温度検知部8により検知された温度情報に基づいて、混練、ねかし、発酵、ガス抜き、焼成等の調理工程を自動的に行う制御手段である制御装置26が設けられている。
この制御装置26は、特に図示しないが、調理の制御手段に加え、操作方法等を説明する音声ガイドのデータを記憶する記憶手段と、前記音声ガイドを音声で出力するスピーカー等からなる音声発生手段と、製パン工程や音声発生手段の動作を制御する制御手段を備え、選択したメニューに応じて、調理開始前にパン作りに必要な調理材料の入れ忘れや部品の取り付け忘れを注意喚起する音声ガイドを出力している。
また調理開始後も、調理完了までの間に必要な作業操作を、それに適したタイミングで運転を一旦停止した後に、音声ガイドで出力し、その作業操作を終えて再スタートするまで所定の時間間隔(例えば、2分間隔)で前記音声ガイドの出力を繰返し行う。その後、必要な作業操作を終えてスタートキー(図示せず)を押すと、一旦停止していた調理工程の続きを再スタートするが、スタートキーが押されなくても、第2の所定の時間(例えば、10〜30分で、調理メニューにより異なる)経過すると自動的に調理スタートの音声ガイドを出力し、一旦停止した調理工程の続きを再スタートするように制御している。但し、調理中必要な作業操作をしないと出来映えが著しく悪化する調理メニューの場合は、調理運転の一旦停止後に、再度スタートキーが押されないまま、出来映え保証可能な停止時間を越えると、自動的に調理中止の音声ガイドを出力し、停止していた調理工程の続きを中止終了するように制御している。
例えば、調理メニューに混練工程中バターの投入が必要なデニッシュパンを選択した場合は、それに適した混練が終了する10分前のタイミングで運転を一旦停止し、バターの投入を促す音声ガイドを出力する。この音声ガイドは、ユーザーがスタートキーを押して再スタートするまで、2分間隔で繰返し出力されるが、スタートキーが押されなくても、停止して10分経過すると自動的に調理スタートの音声ガイドを出力し、一旦停止していた調理工程の続きを再スタートするように制御している。
また、発酵工程中に、パン生地を取出しその加工作業が必要なバラエティーパンを選択した場合は、それに適した整形発酵工程が始まる直前のタイミングで運転を一旦停止し、パン生地の取出しとその加工作業をするよう音声ガイドで出力する。この音声ガイドは、ユーザーがスタートキーを押して再スタートするまで、5分間隔で繰返し出力されるが、スタートキーが押されなくても、停止して30分経過すると自動的に調理スタートの音声ガイドを出力し、一旦停止していた調理工程の続きを再スタートするように制御している。
また、混練工程中に、パン容器6の内壁に付着した小麦粉等調理材料の粉落としが必要なケーキを選択した場合は、それに適した混練が終了する3分前のタイミングで、運転を一旦停止し、粉落としをするよう音声ガイドを出力する。この音声ガイドは、ユーザーがスタートキーを押して再スタートするまで、2分間隔で繰返し出力されるが、スタートキーが押されなくても、停止して10分経過すると自動的に調理スタートの音声ガイドを出力し、一旦停止していた調理工程の続きを再スタートするように制御している。
さらに、つき工程中に外蓋14を開いておく必要がある餅を選択した場合は、それに適したつき工程が始まる直前のタイミングで運転を一旦停止し、前記外蓋14を開放するよう音声ガイドで出力している。この音声ガイドは、ユーザーがスタートキーを押して再スタートするまで、1分間隔で繰返し出力されるが、スタートキーが押されなくても、停止して30分経過すると、自動的に調理中止の音声ガイドを出力し、一旦停止していた調理工程の続きを中止終了するように制御している。
以上のように構成されたパン製造機について、以下にその動作と作用を説明する。パンを焼き上げる場合は、まず練り羽根9をパン容器6底面の回転軸11に取り付けてから、小麦粉、砂糖、塩、スキムミルク、バター、水等のパン材料をパン容器6中に入れる。次にこのパン容器6を焼成室4内の容器取付台5にセットして外蓋14を閉じた後、容器蓋19を開いてイーストをイースト容器15に入れ、ユーザーの好みに応じてレーズンやナッツ等のパン材料を入れた蓋容器16を外蓋14に取り付けて、容器蓋19を閉じる。
その後、調理メニューを操作部材22上のキーを押して選択すると、調理開始前にパン作りに必要な練り羽根9やパン材料のセットを忘れていないか、注意喚起する音声ガイドが出力され、所定の時間が経過すると調理が開始され、練り羽根9が回転し始め基本材料を混練する混練工程が始まる。
混練が進みパン生地が形成されると、練り羽根9の回転が止まってねかし工程に入り、その間にソレノイドを介してイーストが自動投入される。所定の時間ねかした後は、再度混練が始まりイーストがパン生地中に均一に練り込まれ、レーズンパンメニューを選択した場合は、混練終了の数分前に開閉板18がソレノイドによって開かれ、蓋容器16中のレーズンやナッツ等のパン材料がパン容器6中に投入され、混練によりパン生地中に均一に攪拌される。
その後、発酵、ガス抜き、焼成の工程を経てパンが焼き上がるが、混練も含めこれら調理工程の途中においても、ユーザーが選択した調理メニューに応じて、必要な作業操作が音声ガイドで出力される。またパン以外の調理メニューを選択した場合、例えばケーキは混練、ねかし、焼成の工程を経て、餅は炊く、つくの工程を、それぞれ経て出来上がるが、これらもパンと同様に調理工程の途中で、必要な作業操作が音声ガイドで出力される。
以上のように、本実施の形態においては、調理開始後に調理完了までの間で必要な作業操作を音声ガイドで出力することにより、ユーザーがうっかりしてパン等の調理途中で作業操作が必要であることやその内容を忘れていても、調理中に出力される音声ガイドを聞いて、必要な作業操作を忘れていたことに気付き、その内容も分かるため、説明書を読まなくても調理途中の必要な作業操作を忘れず正しく行うことができ、途中で作業操作が必要な調理メニューを、失敗せずにうまく作り上げることができる。
また、調理中必要な作業操作に適したタイミングで運転を一旦停止した後に、前記作業操作の内容を音声ガイドで出力することにより、ユーザーはパン製造機の動きや時間に追われることなく、各自のペースで慌てずに必要な作業操作を最適なタイミングで行うことができるため、調理中に必要な作業操作を正しく確実に行うことができる。
また、一旦停止した調理工程を再スタートするまで、前記作業操作の音声ガイドを所定の時間間隔で繰返し出力することにより、ユーザーがパン製造機の傍から離れ、音声ガイドを何度か聞き漏らしても、パン製造機の傍に戻った時にその音声ガイドを聞くことができるため、ユーザーの音声ガイド聞き逃しを防止することができ、調理途中で必要な作業操作を抜けなく確実に行うことができる。
また、調理運転の一旦停止中にスタートキーを押すと、調理スタートの音声ガイドを出力し、一旦停止した調理工程の続きを再スタートすることにより、ユーザーはパン製造機の動きや時間に追われることなく、自らが調理を再スタートさせるキーを押すまで、自分のペースで慌てずに作業操作できるため、調理途中で必要な作業操作を正しく確実に行うことができるとともに、調理工程の再スタートも確認できるため、調理の進行に安心感を持つことができる。
また、調理中しばらく停止しても出来映えが著しく悪化しない調理メニューの場合は、調理運転の一旦停止後に再スタートのキーを押さなくても、第2の所定の時間経過すると自動的に調理スタートの音声ガイドを出力し、一旦停止した調理工程の続きを再スタートすることにより、ユーザーが必要な作業操作を忘れ外出するなどしてパン製造機の傍を離れ、音声ガイドを長時間聞き逃し続けて再スタートのキー操作がなされなくても、停止時間が出来映え保証可能な時間を越えると調理が自動的にスタートするため、出来映えは少し悪くなるものの、調理途中の材料が長時間放置され台無しになるのを防ぎ、可食レベルの出来映えを確保して長時間放置による時間と材料の無駄を防止することができる。
また、調理中必要な作業操作をしないと出来映えが著しく悪化する調理メニューは、調理運転の一旦停止後に再スタートのキーが押されないまま、出来映え保証可能な停止時間を越えると自動的に調理中止の音声ガイドを出力し、停止していた調理工程の続きを中止終了することにより、必要な作業操作をしないまま調理を再スタートし完了すると、出来が悪くて食べられないだけでなく、その調理物を取出して廃棄する後処理も大変だが、出来映え保証ができなくなる時点で調理は進行せず中止終了されるため、ユーザーが作業操作の音声ガイドを長時間聞き逃し続け必要な作業操作がなされなくても、食べられない調理材料を容易に後処理することができる。
また、調理中必要な調理材料の投入に適したタイミングで運転を一旦停止し、調理材料の投入作業等、必要な作業操作内容を具体的に音声ガイドで出力することにより、ユーザーがうっかりして調理途中で必要な作業操作やその内容を忘れていても、それを気付かせその内容も分かるため、説明書を読まなくても調理中必要な作業操作を最適なタイミングで忘れずに正しく行うことができ、調理途中で材料投入が必要なデニッシュパンのような調理メニューを、失敗せずにうまく作り上げることができる。
また、調理中必要な調理物の取出しと加工に適したタイミングで運転を一旦停止し、前記調理物の取出しや加工作業等、必要な作業操作内容を具体的に音声ガイドで出力することにより、調理途中で必要な作業操作をうっかり忘れていても、それに気付き内容も分かるため、説明書がなくても必要な作業操作を最適なタイミングで忘れずに正しく行うことができ、調理途中で調理物の取出しと加工作業が必要なバラエティーパンのような調理メニューを、失敗せずにうまく作り上げることができる。
また、調理中必要な前記パン容器内壁に付着した調理材料の落とし込み作業に適したタイミングで運転を一旦停止し、前記調理材料の落とし込み作業をするよう音声ガイドで出力することにより、調理途中で必要な前記落とし込み作業をうっかり忘れていても、注意喚起してそれに気付かせることができるため、その作業を最適なタイミングで忘れずに確実に行うことができ、調理途中で調理材料の落とし込み作業が必要なケーキのような調理メニューを、失敗せずにうまく作り上げることができる。
また、調理中必要な前記蓋の開放に適したタイミングで運転を一旦停止し、前記蓋を開放するよう音声ガイドで出力することにより、調理途中で必要な蓋の開放作業をうっかり忘れていても、注意喚起してそれに気付かせることができるため、その作業を最適なタイミングで忘れずに確実に行うことができ、調理途中で蓋の開放作業が必要な餅のような調理メニューを、失敗せずにうまく作り上げることができる。
なお前記実施の形態では、パン、ケーキ、餅について説明したが、調理物はそれらに限定したものでなく、それら以外の様々な調理メニューについても、調理中に必要な作業操作を音声ガイドで出力することで、調理の途中で必要な作業操作を忘れずに、説明書を読まなくても正しく確実に行われるようにすることができることは言うまでもない。また、作業操作時の停止時間とその間に繰返し行う音声ガイドの時間間隔は、調理メニューに応じて最適な時間に変えてもよい。
以上のように、本発明にかかるパン製造機は、調理中に必要な作業操作を忘れずに正しく行わせることが可能となるので、他の調理機器についても調理中に必要な作業操作の忘れ防止の用途に適用できる。
本発明の実施の形態1におけるパン製造機の縦断面図 同パン製造機の斜視図
符号の説明
1 本体
3 モータ
6 パン容器
7 ヒータ
9 練り羽根
14 外蓋(蓋)
15 イースト容器
16 蓋容器
22 操作部材
26 制御装置(制御手段)

Claims (10)

  1. パン等の調理材料を収納すると共にそれを混練する練り羽根を有したパン容器と、前記パン容器を加熱するヒータを具備した焼成室と、前記練り羽根を回転駆動するモータと、前記焼成室を開閉する蓋と、操作方法等を説明する音声ガイドのデータを記憶する記憶手段と、前記音声ガイドを音声で出力する音声発生手段と、製パン工程や前記音声発生手段の動作を制御する制御手段と、複数の調理メニューを備え、調理開始後に調理完了までの間で必要な作業操作を前記音声ガイドで出力するパン製造機。
  2. 調理中必要な作業操作に適したタイミングで、調理運転を一旦停止した後に、前記作業操作の内容を音声ガイドで出力する請求項1に記載のパン製造機。
  3. 一旦停止した調理工程を再スタートするまで、作業操作の音声ガイドを所定の時間間隔で繰返し出力する請求項2に記載のパン製造機。
  4. 調理運転の一旦停止中に所定のキーを押すと、調理スタートの音声ガイドを出力し、一旦停止した調理工程の続きを再スタートする請求項1〜3のいずれか1項に記載のパン製造機。
  5. 調理中しばらく停止しても出来映えが著しく悪化しない調理メニューの場合、調理運転の一旦停止後に再スタートのキーを押さなくても、第2の所定の時間経過すると自動的に調理スタートの音声ガイドを出力し、一旦停止した調理工程の続きを再スタートするようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載のパン製造機。
  6. 調理中必要な作業操作をしないと出来映えが著しく悪化する調理メニューの場合、調理運転の一旦停止後に再スタートのキーが押されないまま、出来映え保証可能な停止時間を越えると、自動的に調理中止の音声ガイドを出力し、停止していた調理工程の続きを中止終了する請求項1〜4のいずれか1項に記載のパン製造機。
  7. 調理中必要な調理材料の投入に適したタイミングで調理運転を一旦停止し、前記調理材料の投入作業等、必要な作業操作の内容を音声ガイドで出力する請求項1〜6のいずれか1項に記載のパン製造機。
  8. 調理中必要な調理物の取出しと加工に適したタイミングで調理運転を一旦停止し、前記調理物の取出しと加工作業等、必要な作業操作の内容を音声ガイドで出力する請求項1〜6のいずれか1項に記載のパン製造機。
  9. 調理中必要なパン容器内壁に付着した調理材料の落とし込み作業に適したタイミングで調理運転を一旦停止し、前記調理材料の落とし込み作業等をするよう音声ガイドで出力する請求項1〜6のいずれか1項に記載のパン製造機。
  10. 調理中必要な蓋の開放に適したタイミングで調理運転を一旦停止し、前記蓋を開放するよう音声ガイドで出力する請求項1〜6のいずれか1項に記載のパン製造機。
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