JP2019014463A - ヘッドレストサポートの取り外し工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートバックの外側から、ヘッドレストサポートを取り外すことのできるヘッドレストサポートの取り外し工具を提供する。
【解決手段】ヘッドレストサポート30は、頭部32と胴部31を有して内部に貫通孔33が形成されている。胴部31の外周面に設けられた開口部の下端縁部から弾性変形可能な突起部31aが形成されている。ヘッドレストサポート30は、ホルダーに挿入されて突起部31aが係止孔に係合して支持されている。取り外し工具50は、軸部51と柄部52を有する。軸部51の先端部には、軸部51を貫通孔33に挿入した状態で、開口部の周縁部と突起部31aとの側隙部31c3に侵入して軸部51が回転させられることで突起部31aを貫通孔33の内側に変形させることが可能な縦壁部51b2が形成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、ヘッドレストサポートの取り外し工具に関するものである。
一般的に、自動車用シート等の乗物用シートには、着座者の頭部を支持するヘッドレストが配設されている。ヘッドレストには一対のステーが下方に延びて配設されており、このステーの各々が、シートバックの内部に固定された一対のヘッドレストサポートにそれぞれ挿入されることによってヘッドレストがシートバックに支持されている。具体的には、特許文献1に記載されるように、各々のヘッドレストサポートは、上端のフランジ状の頭部と、頭部から下方に延びる胴部と、を有して一体に形成されており、内部にステーを挿通するための貫通孔が上下に延びて設けられている。そして、各々のヘッドレストサポートはシートバックの内部のフレームに固定された一対の筒状のホルダにそれぞれ挿入されて保持される。各々のヘッドレストサポートの胴部の側面には外周側へ突出する爪が設けられ、ヘッドレストサポートがホルダに挿入されたとき、この爪がホルダの側面に設けられた係止孔に係合することでヘッドレストサポートがホルダに対して抜け止めがされている。
特開平11−89665号公報
特許文献1に記載された技術では、ヘッドレストサポートが一旦ホルダ内に挿入され爪がホルダの係止孔に係合した状態で、ヘッドレストサポートをシートバックから抜き取ろうとすると、バックフレームに被せつけられているバックパッドやバックカバーをバックフレームから取外す必要があった。なぜならば、係止孔に係合した爪を係止孔から外すには、シートバックの内部において係止孔内に突出した爪をホルダの内部方向に押し込まねばならず、ホルダが外部に露出した状態にしなければ作業を行えないからである。例えば、シートバックにヘッドレストサポートを取付けた状態でヘッドレストサポートの頭部に傷つき等が認められたとき、ヘッドレストサポートを交換する必要が生じることがある。そのような場合に、バックフレームからバックパッドやバックカバーを外さねばならないため作業工数が多くかかるという問題があった。
このような点に鑑み本発明の課題は、シートバックの外側からバックパッドやバックカバーを取り外すことなく、ヘッドレストサポートをシートバックから取り外すことのできるヘッドレストサポートの取り外し工具を提供することにある。
本発明の第1発明は、シートバックからヘッドレストサポートを取り外すためのヘッドレストサポートの取り外し工具であって、前記ヘッドレストサポートは、頭部と胴部を有して内部にヘッドレストステーが挿入される貫通孔が形成されるとともに前記胴部の外周面の少なくとも1箇所に開口部が形成され該開口部の下端縁部から上方に向けて前記胴部の外周側に広がるように延びる弾性変形可能な突起部を有しており、前記ヘッドレストサポートは、前記シートバックのフレームに固定され中空筒形状に形成されるとともに前記突起部が係合する係止孔を有するホルダーに挿入されて前記係止孔に前記突起部が係合して抜け止めされた状態で支持されており、前記ヘッドレストサポートの取り外し工具は、前記貫通孔に前記頭部側から挿入される軸部と、該軸部に固定された柄部と、を有し、前記軸部の前記柄部と反対側の端部には、前記軸部を前記貫通孔に前記頭部の側から挿入した状態で、前記開口部の周縁部と前記突起部との隙間に侵入して前記軸部が回転させられることで前記突起部を前記貫通孔の内側に変形させることが可能な挿入片部が形成されていることを特徴とする。
第1発明によれば、シートバックに取付けられた状態のヘッドレストサポートの貫通孔にシート外部からヘッドレストサポートの取り外し工具の軸部を挿入して開口部の周縁部と突起部との隙間に挿入片部を侵入させた状態で柄部を操作して軸部を回転させる。すると、突起部は挿入片部によって貫通孔の内側に向かって変形されホルダーの係止孔の周縁部との係合が外れる。これによって、シートバックの外側からバックパッドやバックカバーを取り外すことなく、ヘッドレストサポートをシートバックから取り外すことができる。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記挿入片部は板状に形成され前記軸部の軸中心線から径方向に延びる直線を引いたとき該径方向に延びる直線上の前記軸中心線から離隔した位置において前記直線に対して略垂直に延びて配設されていることを特徴とする。
第2発明によれば、板状の挿入片部が軸部の軸中心線から径方向に離隔した位置において径方向に延びる直線に対して略垂直に延びて配設されているので、軸部を回転させたとき突起部を軸中心線の方向へ折り曲げるようにして変形させる力が働く。これによって、開口部の周縁部と突起部との隙間に挿入片部を侵入させた状態で柄部を操作して軸部を回転させたとき小さい回転力で容易に突起部を変形させることができる。
本発明の第3発明は、上記第1発明又は上記第2発明において、前記挿入片部が前記開口部の周縁部と前記突起部との隙間に侵入するとき、前記柄部の前記軸部の側の端部は前記頭部に当接して前記軸部が前記貫通孔内にそれ以上挿入されないように形成されていることを特徴とする。
第3発明によれば、開口部の周縁部と突起部との隙間に挿入片部を侵入させるとき、柄部の軸部側の端部を頭部に当接させるだけで突起部との隙間に対する挿入片部の位置が決まるので位置決め作業が容易となる。
ヘッドレスト、ヘッドレストサポート、ホルダーの分解斜視図である。 ヘッドレストサポートの側面図である。 図2のIII−III矢視線断面図である。 本発明の一実施形態にかかるヘッドレストサポートの取り外し工具の正面図である。 上記実施形態にかかるヘッドレストサポートの取り外し工具の平面図である。 上記実施形態にかかるヘッドレストサポートの取り外し工具の側面図である。 上記実施形態にかかるヘッドレストサポートの取り外し工具を使用してヘッドレストサポートを取り外す作業を説明する図である。 上記実施形態にかかるヘッドレストサポートの取り外し工具を使用してヘッドレストサポートを取り外す作業を説明する図である。 上記実施形態にかかるヘッドレストサポートの取り外し工具を使用してヘッドレストサポートを取り外す作業を説明する図である。 上記実施形態にかかるヘッドレストサポートの取り外し工具を使用してヘッドレストサポートを取り外す作業を説明する図である。 本発明の他の実施形態にかかるヘッドレストサポートの取り外し工具の正面図である。 上記他の実施形態にかかるヘッドレストサポートの取り外し工具の平面図である。 上記他の実施形態にかかるヘッドレストサポートの取り外し工具の側面図である。
図1〜図3は、本発明の一実施形態にかかるヘッドレストサポートの取り外し工具を使用してシートバックから取り外されるヘッドレストサポート30を示す。各図中、矢印によりヘッドレストサポート30をシートバック10に取付けたときのシートバック10の各方向を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。
図1には、自動車用シートのシートバック10の上部、ヘッドレスト20及びヘッドレストサポート30の分解斜視図が示されている。自動車用シートは、乗員が着座するシートクッションと、乗員の背もたれとなるシートバック10と、乗員の頭部を支持するヘッドレスト20と、を備えている。シートクッションは、公知の構成のものであるので説明を省略し、シートバック10、ヘッドレスト20及びヘッドレスト20をシートバック10に対して取付けるヘッドレストサポート30について説明していく。
図1に示すように、シートバック10は、骨格をなすバックフレーム11にクッション材であるバックパッド12が被せつけられて、その上から表皮材であるバックカバー13で被覆されることにより構成されている。バックフレーム11の上部には2つの中空筒状のホルダー14が固定され、2つのホルダー14には、それぞれ、1つずつのヘッドレストサポート30が挿入されて取付けられている。そして、ヘッドレスト20の下方に延びる2本のヘッドレストステー21が、それぞれ、ヘッドレストサポート30に挿入されることでバックフレーム11に対してヘッドレスト20が支持されている。ここで、バックフレーム11が、特許請求の範囲の「フレーム」に相当する。
各ホルダー14は、横断面が四角形の筒形状に形成されており、軸心線が上下方向に延びるように配置されてバックフレーム11の上部に溶接により固定されている。各ホルダー14の左右側面部の上下方向略中央部には、長辺を上下方向とする矩形状の開口である係止孔14aが設けられている。
各ヘッドレストサポート30は、ホルダー14の内筒部に挿入される横断面が略四角形の筒形状に形成された胴部31と、胴部31の上端部側においてフランジ状の大径部として形成された頭部32と、を有している。胴部31と頭部32は樹脂によって一体的に形成されている。
図1〜図3に示すように、各ヘッドレストサポート30の胴部31と頭部32の内部にはヘッドレストステー21を挿入可能な横断面が円形の貫通孔33が形成されている。また、各ヘッドレストサポート30の胴部31において左右側面部の上下方向略中央部には、外周側に突出する突起部31aが形成されている。ヘッドレストサポート30は、ホルダー14の内筒部に挿入されたとき、突起部31aが係止孔14aに係合してホルダー14から抜けないように保持される。詳しくは、図2及び図3に示すように、胴部31の外周面における左右側面部の上下方向略中央部には左右方向に貫通する矩形状の開口部31bが対向して設けられ、開口部31bの下端縁部31b1から突起部31aが上方に向かって開口部31bの中央部を塞ぐように延びている。突起部31aは、開口部31bの下端縁部31b1に対して上端部31a2の側が胴部31の径方向に弾性変形可能に形成されている。突起部31aの上端部31a2と開口部31bの上端縁部31b2との間には上隙部31c2が、突起部31aの側端部31a3と開口部31bの側端縁部31b3との間には側隙部31c3が、形成されている。突起部31aの上端部31a2より若干下方には胴部31の外筒面から外周側に突出する係合部31a4が形成されている。係合部31a4の外周側の面は下方に向かうにつれて胴部31の外筒面に徐々に近づいていく傾斜面部31a41として形成されている。ヘッドレストサポート30が、ホルダー14の内筒部に挿入されていくとき、係合部31a4は、その外周側端部がホルダー14の内筒部に当接して貫通孔33の方向に曲げられた状態となる。そして、ホルダー14の係止孔14aの上端縁部を突起部31aの係合部31a4が通り過ぎたとき、突起部31aは元の状態に復帰して係止孔14aの上端縁部に係合部31a4が係合することにより、ヘッドレストサポート30はホルダー14から抜けないように保持される。ここで、側隙部31c3が、特許請求の範囲の「隙間」に相当する。
図4〜図6に示すように、取り外し工具50は、軸部51と、軸部51に対して同軸上に固定された軸部51より大径な柄部52と、を有している。軸部51は、柄部52の側が横断面が四角形の柱形状の本体部51aとして形成され、柄部52と反対側がヘッドレストサポート30の突起部31aに係合する係合部51bとして形成されている。係合部51bは、本体部51aの一側面に沿って先端側に向かって延びる略矩形板状の横壁部51b1と、横壁部51b1の先端側の短辺の一端部側から横壁部51b1に対して垂直に先端側に向かって延びる略矩形板状の縦壁部51b2と、を有する。縦壁部51b2における軸部51の軸方向における寸法である長辺の寸法は、ヘッドレストサポート30の側隙部31c3の上下方向の寸法より若干短く設定されている。また、縦壁部51b2における短辺の寸法は、ヘッドレストサポート30の貫通孔33の半径程度に設定されている。さらに、縦壁部51b2の肉厚はヘッドレストサポート30の側隙部31c3の前後方向の寸法より若干短く設定されている。これによって、縦壁部51b2はヘッドレストサポート30の側隙部31c3に挿入可能に形成されている。横壁部51b1における軸部51の軸方向における寸法である長辺の寸法は、縦壁部51b2の長辺の寸法の2倍程度に形成されている。また、横壁部51b1における短辺の寸法は、縦壁部51b2の短辺の寸法と同程度に形成されている。さらに、横壁部51b1の肉厚は縦壁部51b2の肉厚と同程度に形成されている。横壁部51b1の先端側の短辺の縦壁部51b2と反対側のコーナ部は斜めに切り欠かれて斜面部51b11とされている。斜面部51b11は、取り外し工具50を柄部52を把持して回動させたとき、縦壁部51b2が側隙部31c3に挿入しやすくするものである。縦壁部51b2の短辺の寸法と横壁部51b1の短辺の寸法は、本体部51aの横断面における四角形の1辺の寸法と同程度とされている。図6に示すように、縦壁部51b2は、軸部51の軸中心線CLを通る径方向に延びる直線DLに対して垂直に延びており、横壁部51b1に対して直角に交わる関係にある。ここで、取り外し工具50が、特許請求の範囲の「ヘッドレストサポートの取り外し工具」に相当する。また、縦壁部51b2が、特許請求の範囲の「挿入片部」に相当する。
図4〜図6に示すように、取り外し工具50の柄部52は、その直径が軸部51の横断面の四角の1辺の長さの2〜4倍程度に形成され、その表面には滑り止めのための複数の溝が軸中心線CLと平行に延びるように設けられている。柄部52の軸部51側の端面部52aは、図8に示すように、軸部51をヘッドレストサポート30の貫通孔33に頭部32側から挿入したとき、頭部32の上面部に当接したときに縦壁部51b2の上下方向の位置が側隙部31c3の上下方向の位置に一致するように形成されている。
図7〜図10に基づいて取り外し工具50を用いてシートバック10からヘッドレストサポート30を取り外す作業手順について説明する。なお、図7〜図10において、ホルダー14は省いている。まず、図7に示すように、シートバック10に取り付けられたヘッドレストサポート30の貫通孔33の中に頭部32側から取り外し工具50の軸部51を挿入していく。そして、図8に示すように、柄部52の端面部52aをヘッドレストサポート30の頭部32の上面部に当接させた状態で、縦壁部51b2をいずれか一方の突起部31aにおけるいずれかの側隙部31c3に挿入できるように位置決めする。このとき、取り外し工具50の端面部52aと縦壁部51b2の間隔は、ヘッドレストサポート30の頭部32の上面部と側隙部31c3の間隔に一致して形成されているので縦壁部51b2の側隙部31c3に対する位置決めが容易となる。次に、図9に示すように、側隙部31c3の中に縦壁部51b2を挿入して柄部52を回転させる。このとき、縦壁部51b2は、軸部51の軸中心線CLから径方向に離隔した位置において径方向に延びる直線DLに対して垂直に延びて配設されているので、柄部52を回転させたとき突起部31aを軸中心線CLの方向へ折り曲げるようにして変形させる力が働く。そして、図10に示すように、さらに柄部52の回転を進めると縦壁部51b2が突起部31aを完全に貫通孔33の中に入るように折り曲げて変形させ突起部31aとホルダー14の係止孔14aの上端縁部との係合が外れる。他方の突起部31aに対しても同様の作業をすることによりホルダー14に対するヘッドレストサポート30の係合が外れてシートバック10からヘッドレストサポート30を取り外すことができる。なお、このとき突起部31aは塑性変形して元の状態には戻らないようになる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、次のようなものが挙げられる。
1.上記実施形態においては、係合部51bを横壁部51b1と縦壁部51b2を有するものとして構成した。しかし、これに限らず、他の実施形態として図11〜図13に示すように構成してもよい。すなわち、本体部51Aを軸部51の先端部まで延ばして、その先端部において軸部51の一面の短辺の一端部側から前記一面に対して垂直に延びる略矩形板状の縦壁部51Bとして形成することもできる。縦壁部51Bは、縦壁部51b2と同一の形状であるものとする。この実施形態においても、縦壁部51Bは、軸部51の軸中心線CLから径方向に離隔した位置において径方向に延びる直線DLに対して垂直に延びて配設されている。これによって、上述の一実施形態にかかる取り外し工具50と同様の作用効果を奏することができる。ここで、縦壁部51Bが、特許請求の範囲の「挿入片部」に相当する。
2.上記実施形態においては、軸部51の本体部51aはその横断面が四角形のものとして形成したが、これに限らず、円形や多角形の断面形状のものとしてもよい。
3.上記実施形態においては、軸部51の本体部51aと係合部51bは一体であるものとして形成した。しかし、これに限らず、係合部51bを交換可能なソケット状のものとして本体部に取付けるようにしてもよい。これによれば、通常のドライバーにソケット状の係合部51bを取付けるだけでヘッドレストサポートの取り外し工具として使用することができる。
4.上記実施形態においては、ヘッドレストサポート30の胴部31には、外周面における左右側面部の上下方向略中央部に開口部31bが対向して設けられ、開口部31bの下端縁部31b1から突起部31aが上方に向かって開口部31bの中央部を塞ぐように延びているものとした。しかし、これに限らず、ヘッドレストサポート30の胴部31に開口部31b及び突起部31aが1つのみ設けられているものであってもよい。
10 シートバック
11 バックフレーム(フレーム)
14 ホルダー
14a 係止孔
20 ヘッドレスト
21 ヘッドレストステー
30 ヘッドレストサポート
31 胴部
31a 突起部
31b 開口部
31c3 側隙部(隙間)
32 頭部
33 貫通孔
50 取り外し工具(ヘッドレストサポートの取り外し工具)
51 軸部
51b2 縦壁部(挿入片部)
51B 縦壁部(挿入片部)
52 柄部
52a 端面部(端部)
CL 軸中心線
DL 径方向に延びる直線


Claims (3)

  1. シートバックからヘッドレストサポートを取り外すためのヘッドレストサポートの取り外し工具であって、
    前記ヘッドレストサポートは、頭部と胴部を有して内部にヘッドレストステーが挿入される貫通孔が形成されるとともに前記胴部の外周面の少なくとも1箇所に開口部が形成され該開口部の下端縁部から上方に向けて前記胴部の外周側に広がるように延びる弾性変形可能な突起部を有しており、
    前記ヘッドレストサポートは、前記シートバックのフレームに固定され中空筒形状に形成されるとともに前記突起部が係合する係止孔を有するホルダーに挿入されて前記係止孔に前記突起部が係合して抜け止めされた状態で支持されており、
    前記ヘッドレストサポートの取り外し工具は、前記貫通孔に前記頭部側から挿入される軸部と、該軸部に固定された柄部と、を有し、
    前記軸部の前記柄部と反対側の端部には、前記軸部を前記貫通孔に前記頭部の側から挿入した状態で、前記開口部の周縁部と前記突起部との隙間に侵入して前記軸部が回転させられることで前記突起部を前記貫通孔の内側に変形させることが可能な挿入片部が形成されているヘッドレストサポートの取り外し工具。
  2. 請求項1において、前記挿入片部は板状に形成され前記軸部の軸中心線から径方向に延びる直線を引いたとき該径方向に延びる直線上の前記軸中心線から離隔した位置において前記直線に対して略垂直に延びて配設されているヘッドレストサポートの取り外し工具。
  3. 請求項1又は請求項2において、前記挿入片部が前記開口部の周縁部と前記突起部との隙間に侵入するとき、前記柄部の前記軸部の側の端部は前記頭部に当接して前記軸部が前記貫通孔内にそれ以上挿入されないように形成されているヘッドレストサポートの取り外し工具。



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