JP4730255B2 - 車両用シートのヘッドレストへの配線連結構造 - Google Patents

車両用シートのヘッドレストへの配線連結構造 Download PDF

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Description

本発明は、車両用シートのヘッドレストへの配線連結構造に関する。詳しくは、車両用シートのシートバックの内部に配索された車体側からくる配線を、ヘッドレストの内部に配索されたヘッドレスト側の配線と連結する車両用シートのヘッドレストへの配線連結構造に関する。
従来、車両用シートのヘッドレストには、テレビモニタやスピーカ等の電装品が組み付けられているものがある。これらの電装品は、シートバック内部からヘッドレスト内に引き込まれた配線と接続されて通電されている。ここで、上記ヘッドレストへの配線連結構造の一例が、特許文献1に開示されている。この開示では、ヘッドレスト側に配索された電装品と接続される配線の連結端子となる第1コネクタが、シートバック側に配索された車体側からくる配線の連結端子となる第2コネクタと連結される構造となっている。
具体的には、第1コネクタは、ヘッドレストをシートバックに取り付け固定するためのヘッドレストステーの内部に通線されて設けられている。このヘッドレストステーは、内部が筒状に貫通して形成されており、通線した第1コネクタを筒先(下端側開口部)にて保持している。一方、第2コネクタは、上記ヘッドレストステーを差し込んで保持するためのヘッドレストサポートの内部に保持されている。詳しくは、第2コネクタは、ヘッドレストサポートの差込口の内部に固定されたホルダに保持されている。これにより、第2コネクタは、ヘッドレストステーの差し込み操作に伴って、その筒先に保持された第1コネクタと連結されるように待ち受け状態とされている。
ここで、第2コネクタは、ヘッドレストステーを差し込む操作によって、第1コネクタと連結された後に、その差し込み力に押圧されてホルダとの掛合状態が外れるようになっている。これにより、第1コネクタと第2コネクタとが連結された後も、ヘッドレストステーの差し込み操作を許容することができ、ヘッドレストのシートバックへの取り付け固定も、良好に行うことができる。
特開2002−184523号公報
しかしながら、上記従来の技術では、ヘッドレストステーを差し込む操作によって、各コネクタやコネクタを保持するホルダに無理な負荷がかかることがあった。すなわち、この従来技術では、第2コネクタは、ホルダの掛止部に対し、弾性的に窄められた状態で掛合されている。そして、この第2コネクタに対し、ヘッドレストステーを差し込む操作を行うことにより、第2コネクタが上記の弾性的な掛着力に抗して強制的に押し下げられるようになっている。ここで、第2コネクタの掛着力は、第1コネクタとの連結に信頼性を持たせるために、ある程度強く設定されている。したがって、上記の掛着力に抗してヘッドレストステーを差し込む操作を行うことにより、第2コネクタとホルダとの掛合部位やその他の部位に無理な負荷がかかる。
本発明は、上記した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、ヘッドレストステーを差し込む操作によってコネクタ同士を連結した後にシートバック側で待ち受け保持されていたコネクタの保持状態を解除するヘッドレストへの配線連結構造において、コネクタ等の構成部品に差込方向への無理な負荷をかけることなく、待ち受け保持されているコネクタの保持状態を解除できるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用シートのヘッドレストへの配線連結構造は次の手段をとる。
先ず、第1の発明は、車両用シートのシートバックの内部に配索された車体側からくる配線を、ヘッドレストの内部に配索されたヘッドレスト側の配線と連結する車両用シートのヘッドレストへの配線連結構造であって、ヘッドレスト側の配線に連結された連結端子としての第1コネクタと、車体側からくる配線と連結され第1コネクタに差し込み連結されることにより第1コネクタとの連結状態を保持可能な連結端子としての第2コネクタと、第2コネクタをシートバックの内部で待ち受けた状態として保持するべくシートバックに固定されたホルダと、を有し、ヘッドレストは、これと一体に設けられた棒状のヘッドレストステーをシートバックの上面部に設けられた差込口から差し込むことにより、シートバックに取り付けられて固定されるようになっており、第1コネクタは、ヘッドレストステーの外径と同じかそれよりも小さい大きさに形成されて、ヘッドレストステーの差込方向の先端に保持されており、第2コネクタは、シートバックの差込口の延長線上の位置に配置されており、常時はヘッドレストステーの差込方向に対して垂直な半径方向の外方に突出して形成された複数の掛合外爪を、ホルダに形成された対応する外爪掛部にそれぞれ内側から掛合させた状態として、ホルダに対する差込方向への相対移動が規制された保持状態とされており、ホルダは、第2コネクタを保持する外爪掛部の間の内径が棒状のヘッドレストステーの外径と同じかそれよりも大きく設定されており、第2コネクタには、ヘッドレストステーが差込口から差し込まれて第1コネクタが差し込み連結された際に第1コネクタの差込力に押圧されて半径方向の外方に拡開変位するスペーサが形成されており、スペーサは、半径方向の外方に押圧されることにより、ホルダに形成された対応する外爪掛部を内側から押圧し、外爪掛部をその内径が第2コネクタの掛合外爪の外径と同じかそれよりも広くなる半径方向の位置まで拡開変位させ、ホルダによる第2コネクタの保持状態を解除することを特徴とする。
この第1の発明によれば、第2コネクタは、常時は、ホルダによってシートバックの差込口の延長線上の位置に保持されており、ヘッドレストステーと共に第1コネクタが差し込まれてくるのを待ち受けている。この第2コネクタは、第1コネクタが差し込まれてこれと連結された際に、この第1コネクタの差込力に押圧されてスペーサを拡開変位させる。そして、このスペーサの拡開変位により、第2コネクタの掛合外爪と掛合状態にあるホルダの外爪掛部が拡開変位し、掛合外爪との掛合状態を解除させる。これにより、ホルダによる第2コネクタの保持状態が解除されるため、その後にヘッドレストステーが更に差し込まれても、各コネクタやホルダ等の構成部品に差込方向への無理な負荷をかけることがなくなる。
次に、第2の発明は、上述した第1の発明において、ホルダは、第2コネクタを保持する保持空間がヘッドレストステーを差込方向に挿通可能に貫通して形成されていることを特徴とする。
この第2の発明によれば、ホルダの保持空間が貫通形成されているため、互いに差し込み連結された第1コネクタと第2コネクタが、ホルダの下方に通り抜け可能となる。また、ホルダは、第2コネクタを保持する外爪掛部の間の内径がヘッドレストステーの外径と同じに設定されている。したがって、ホルダは、ヘッドレストステーの差込方向への移動を案内はするが、これを横方向から押さえ込むといった阻害をすることはない。
次に、第3の発明は、上述した第1又は第2の発明において、第1コネクタと第2コネクタとの差し込み連結構造は、第1コネクタの差し込みにより、第2コネクタに形成された半径方向の内方に突出した形状の複数の掛合内爪が第1コネクタの外側面に形成された半径方向に窪んだ形状の内爪掛部にそれぞれ弾性的に掛合し、この掛合により第2コネクタの第1コネクタに対する差込方向への相対的な離間移動が規制されるようになっており、この相対的な離間移動を規制する掛合内爪と内爪掛部との当接規制面は、差込方向に対して垂直に向けられていることを特徴とする。
この第3の発明によれば、第1コネクタと第2コネクタとの相対的な離間移動を規制する規制力は、差込方向に対して垂直に向けられた互いの当接規制面に垂直に作用する。
次に、第4の発明は、上述した第3の発明において、ホルダの外爪掛部よりも差込方向の上流側の部位には、第1コネクタに差し込み連結された状態の第2コネクタを差込方向とは逆の抜脱方向に移動させることにより、第2コネクタに形成された掛合内爪と当接し、第2コネクタの抜脱方向への移動にしたがって掛合内爪を半径方向の外方に移動案内する案内面が形成されており、掛合内爪を半径方向の外方に移動させることにより、掛合内爪と第1コネクタに形成された内爪掛部との掛合状態を解除することを特徴とする。
この第4の発明によれば、案内面は、第2コネクタの抜脱方向への移動にしたがって、掛合内爪を、掛合状態とされた第1コネクタの内爪掛部から外し出す半径方向の外方に移動案内する。これにより、掛合内爪と内爪掛部との掛合状態が解除される。
本発明は上述した手段をとることにより、次の効果を得ることができる。
先ず、第1の発明によれば、コネクタ等の構成部品に差込方向への無理な負荷をかけることなく、待ち受け保持されている第2コネクタの保持状態を解除することができる。
更に、第2の発明によれば、ヘッドレストステーを、ホルダーのある位置よりも更に差し込んだ領域まで円滑に移動させることができる。したがって、この連結構造を、例えばヘッドレストの上下位置の調整を手動操作によって自由に行えるタイプの構造に適用する場合には、その上下動領域の最下端位置以外の箇所にも設定することができる。
更に、第3の発明によれば、第1コネクタに差し込み連結された第2コネクタを、抜け難くすることができる。
更に、第4の発明によれば、差し込み連結状態が抜け難くされた第2コネクタを、第1コネクタから簡単に外し出すことができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態の実施例について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1の車両用シートのヘッドレストへの配線連結構造について、図1〜図10を用いて説明する。図1は車両用シートのヘッドレストへの配線連結構造の概略を表した斜視図である。図2は第1コネクタ30、第2コネクタ40及びホルダ50の概観を表した分解斜視図である。図3は第2コネクタ40の要部拡大斜視図である。図4は第1コネクタ30が第2コネクタ40に差し込み連結される前の状態を表した要部断面図ある。図5は第1コネクタ30を第2コネクタ40に差し込んで掛合爪41a,42a及びスペーサ43,44を拡開変位させた状態を表した要部断面図である。図6は第1コネクタ30を第2コネクタ40と差し込み連結させた状態を表した要部断面図である。図7は第2コネクタ40の掛合爪41a,42aをホルダ50の外爪掛部51a,52aから外し出した状態を表した要部断面図である。図8は第2コネクタ40をホルダ50から相対的に離間移動させた状態を表した要部断面図である。図9は第1コネクタ30及び第2コネクタ40をホルダ50の下方に通り抜けさせた状態を表した要部拡大図である。図10は第1コネクタ30に対する第2コネクタ40の連結状態を解除した状態を表した要部拡大図である。以下、車両用シートのヘッドレストへの配線連結構造を、単に配線連結構造と略称して説明する。
本実施例の配線連結構造は、図1に良く示されるように、車両用シート1のシートバック10の内部に配索された配線Wbと、ヘッドレスト20の内部に配索された配線Whと、を通電可能に連結するものである。
ここで、ヘッドレスト20の内部に配索された配線Whは、図示の省略された上側の端部が、ヘッドレスト20に組み付けられるスピーカ等の電装品(図示省略)と接続されるようになっている。また、図示された下側の端部には、配線Whの連結端子となる第1コネクタ30が連結されている。
一方、シートバック10の内部に配索された配線Wbは、図示の省略された下側の端部が車体側の電源と接続されるようになっており、シートバック10の内部に引き込まれている。また、図示された上側の端部には、連結端子となる第2コネクタ40が連結されている。
これら第1コネクタ30及び第2コネクタ40は、互いに差し込まれることで連結され、配線Wh,Wb同士を通電可能に連結することができる。そして、第1コネクタ30及び第2コネクタ40は、一旦差し込まれて連結されると、互いに弾性的に掛着し、自然状態では連結された状態を維持することができる。したがって、シートバック10側の車体側からくる配線Wbとヘッドレスト20側の配線Whとを通電可能に連結した状態として保持することができる。
ここで、第1コネクタ30は、ヘッドレスト20の下部に一体に設けられた棒状のヘッドレストステー21,22(以下、ステー21,22とする。)のうち、一方のステー21の下端に取り付けられている。これらステー21,22は、シートバック10の上面部に設けられた筒状のヘッドレストサポート11,12(以下、サポート11,12とする。)に差込口11a,12aからそれぞれ差し込めるようになっている。したがって、これらステー21,22の差し込みにより、ヘッドレスト20をシートバック10の上部に取り付けた状態として保持することができる。また、合わせて、ステー21の下端に取り付けられている第1コネクタ30を、差込口11aの内部へと差し込むことができる。
一方、第2コネクタ40は、シートバック10の内部に固定されたホルダ50によって保持されている。このホルダ50は、サポート11の下部に配置されており、シートバック10と一体に固定されている。詳しくは、図2に良く示されるように、ホルダ50は、全体が略円筒形状に形成されており、その円筒内部の保持空間50aに第2コネクタ40を嵌め込んだ状態として保持することができる。これにより、図4に良く示されるように、第2コネクタ40は、差込口11aの延長線上の位置に配置され、第1コネクタ30が差し込まれてくるのを待ち受ける待受状態として保持されている。
以下、上記各構成部材の詳細を説明する。
先ず、ステー21,22について説明する。
すなわち、図4に良く示されるように、第1コネクタ30の取り付けられた側のステー21は、その棒状の内部に、配線Whを通線させることのできる通線路21cが貫通して形成されている。また、図2に良く示されるように、ステー21の下端には、後述する第1コネクタ30の係止爪31,32をそれぞれ係止させることのできる切欠部21a,21bが形成されている。これら切欠部21a,21bは、ステー21の周方向の対向する二箇所の位置に形成されている。これにより、図4に良く示されるように、ステー21は、その内部に配線Whを挿通させると共に、第1コネクタ30をその下端に係止させた状態として保持している。
また、図1に良く示されるように、他方側のステー22は、その外周面の長さ方向に沿って、窪み形状の係止溝22dが複数形成されている。この係止溝22dは、サポート12の差込口12aの口内に突出動可能に設けられたロック爪12bと係合ロックする周方向の位置に設けられている。ここで、ロック爪12bは、常時は差込口12aの口内に突出するように附勢されている。したがって、ロック爪12bは、ステー22が差し込まれてきて係止溝22dと高さ位置が合致することにより、これと自動的に係合ロックする。これにより、ステー22の差込方向Sへの移動を規制して、ヘッドレスト20をシートバック10に取り付け固定した状態として保持することができる。なお、ロック爪12bは、これと一体に設けられた調整摘み12cの押し込み操作を行うことにより、上記附勢に抗して差込口12aの外へ退避移動させられるようになっている。これにより、ロック爪12bを、係止溝22dとは係合ロック不能な状態に切換えることができる。すなわち、ステー22の差込方向Sへの移動を許容することができる。
次に、第1コネクタ30について説明する。
すなわち、図4に良く示されるように、第1コネクタ30は、係止爪31,32、接続ピン33、押込爪34,35及び内爪掛部36,37を有する。
ここで、第1コネクタ30は、合成樹脂により一体成形されて形成されており、第2コネクタ40と弾性的に掛着する可撓性を備えている。この第1コネクタ30は、図2に良く示されるように、全体がステー21の外径の範囲内に収まる大きさに形成されており、ステー21の下端に取り付けられた状態として保持されている。詳しくは、図4に良く示されるように、第1コネクタ30には、その周壁30aの両外側部に、半径方向の外方に突出した形状の係止爪31,32が形成されている。これら係止爪31,32は、その間の外径寸法がステー21の外径寸法と同じ大きさに形成されている。したがって、係止爪31,32は、切欠部21a,21bにそれぞれ嵌め込まれることにより、第1コネクタ30がそれ以上ステー21の内部に挿入されないように切欠部21a,21bとそれぞれ係止する。また、第1コネクタ30は、係止爪31,32よりも上側の部位が、ステー21の通線路21c内に収められる大きさに形成されている。したがって、第1コネクタ30をその上側からステー21の通線路21c内に挿入し、係止爪31,32を切欠部21a,21bとそれぞれ係合させることにより、第1コネクタ30をステー21の下端に係止させて位置固定することができる。この第1コネクタ30がステー21に係止した状態では、第1コネクタ30は、その下端部が、ステー21の下端から露呈した状態とされる。そして、第1コネクタ30は、係止爪31,32と切欠部21a,21bとの係合により、ステー21の内部で周方向に空転しないように回り止めされる。また、第1コネクタ30は、ステー21の周壁に形成された孔(図示省略)に、この第1コネクタ30から突出した突起が入り込んで係合することにより、ステー21から抜け落ちないように保持されている。
次いで、接続ピン33は、第1コネクタ30の下端部に形成された開口部分の内部に下方に突出するかたちで設けられている。この接続ピン33は、後述する第2コネクタ40の上端部に形成された接続口45に挿通されることによって、互いに通電可能な状態に接続されるようになっている。この接続ピン33は、図6に良く示されるように、第1コネクタ30の下端部に形成された開口部分に、第2コネクタ40の上端部が差し込まれて互いが差し込み方向に当接する位置まで差し込めるようになっている。 次いで、押込爪34,35は、図4に良く示されるように、係止爪31,32の下側の部位に形成されている。これら押込爪34,35は、その間の外径寸法が、ステー21の外径寸法とほぼ同じ大きさ(若干小さく)に形成されている。また、押込爪34,35は、第1コネクタ30の下端に向けて先細となる形状に形成されている。すなわち、押込爪34,35は、ステー21の差込方向Sに先細となる形状に形成されている。
次いで、内爪掛部36,37は、図4に良く示されるように、係止爪31,32と押込爪34,35との間の位置にそれぞれ形成されている。これら内爪掛部36,37は、係止爪31,32と押込爪34,35に対して半径方向に窪んだ形状として形成されている。ここで、内爪掛部36,37の下面は、第2コネクタ40と掛合する際にこれと当接する当接面36a,37aとして、差込方向Sに対して垂直に形成されている。ここで、当接面36a,37aが本発明の当接規制面に相当する。
次に、第2コネクタ40について説明する。
すなわち、図2に良く示されるように、第2コネクタ40は、爪羽片41,42、スペーサ43,44及び接続口45を有する。
ここで、第2コネクタ40は、第1コネクタ30と同じように、合成樹脂により一体成形されて形成されており、第1コネクタ30と弾性的に掛着する可撓性を備えている。この第2コネクタ40は、図4に良く示されるように、第1コネクタ30によって差し込み連結される前の常時は、ホルダ50に掛着した状態として保持されている。
詳しくは、図2に良く示されるように、第2コネクタ40には、その周壁40aの両外側部に、門形状の爪羽片41,42が形成されている。これら爪羽片41,42は、門形状が半径方向の外方に向くように形成されており、その両下端部が周壁40aと一体とされている。これにより、爪羽片41,42は、その両下端部を基端として、上側の自由端を、半径方向の内外方に弾性的に撓み変形させられるようになっている。また、爪羽片41,42は、その門形状の上腕を成す部分が、ホルダ50と掛着する掛合爪41a,42aとして形成されている。これら掛合爪41a,42aは、図4に良く示されるように、ホルダ50の内周面に形成された対応する外爪掛部51a,52aにそれぞれ内側から掛合される。これにより、第2コネクタ40は、ホルダ50に対する差込方向Sへの相対移動が規制された保持状態とされる。
ここで、図4に良く示されるように、掛合爪41a,42aの爪形状は、側面視で断面三角形状となっている。詳しくは、掛合爪41a,42aは、その下面が、外爪掛部51a,52aの上面(当接面51b,52b)と当接する当接面41b,42bとなっている。ここで、掛合爪41a,42aが本発明の掛合外爪及び掛合内爪に相当し、当接面41b,42bが本発明の当接規制面に相当する。これら当接面41b,42b及び当接面51b,52bは、差込方向Sに対して垂直に形成されている。したがって、上記第2コネクタ40のホルダ50に対する差込方向Sへの相対移動は、これと垂直を向く当接面41b,42bと当接面51b,52bとの当接によって、強い力で規制される。また、当接面41b,42bの内側から立ち上がる内側面は、半径方向の外方に向けて立ち上がるテーパ面41c,42cとして形成されている。
上記した掛合爪41a,42aは、爪羽片41,42が半径方向に撓み変形していない自由状態(図4の図示状態)で、ホルダ50の外爪掛部51a,52aとそれぞれ掛合する。この掛合状態では、掛合爪41a,42aは、その爪形状の外側部分が、外爪掛部51a,52aの当接面51b,52b上に乗り上げた状態となっており、外爪掛部51a,52aに対して差込方向Sに当接した状態となっている。そして、掛合爪41a,42aは、その爪形状の内側部分が、外爪掛部51a,52aよりも半径方向の内方に突出した状態となっている。したがって、掛合爪41a,42aは、図5に良く示されるように、第1コネクタ30が第2コネクタ40に差し込まれてくることにより、この第1コネクタ30の押込爪34,35の外側面に押圧されて、半径方向の外方に拡開変位する。ここで、押込爪34,35の周方向の幅寸法は、爪羽片41,42の門形状の内部空間に収まる大きさに形成されている。すなわち、押込爪34,35は、門形状の爪羽片41,42の両腕部分とは干渉しないようになっている。したがって、掛合爪41a,42aは、図6に良く示されるように、第1コネクタ30が第2コネクタ40に完全に差し込まれる時には、押込爪34,35を通過して、爪羽片41,42の復元力により、内爪掛部36,37内に入り込んでこれと掛合する。これにより、第2コネクタ40は、第1コネクタ30と掛着して、通電可能に連結された状態となる。この連結状態では、差込方向Sに対して垂直を向く第2コネクタ40の当接面41b,42bが、同じく垂直を向く第1コネクタ30の当接面36a,37aによって受け止められている。したがって、第2コネクタ40は、この当接面41b,42bと第1コネクタ30の当接面36a,37aとの当接によって、第1コネクタ30から抜け落ちないように強い力で保持される。また、この連結状態では、第1コネクタ30の下端部に形成された開口部分に、第2コネクタ40の上端部が差し込み方向に当接した状態となる。したがって、この連結状態では、第1コネクタ30を更に差込方向Sに押圧することにより、第2コネクタ40も差込方向Sに押圧されることとなる。
次いで、スペーサ43,44は、図2に良く示されるように、爪羽片41,42の門内にそれぞれ形成されている。ここで、図3には、一方側の爪羽片41及びスペーサ43の構成が拡大して表されている。同図から分かるように、スペーサ43,44は、軸長方向に長い棒状に形成されており、その下端部が周壁40aと一体とされている。これにより、スペーサ43,44は、爪羽片41,42とは独立して、その上側の自由端を、半径方向の内外方に弾性的に撓み変形させられるようになっている。これらスペーサ43,44は、図4に良く示されるように、第2コネクタ40がホルダ50によって保持されている常時は、外爪掛部51a,52aの内側の位置に配置されている。したがって、スペーサ43,44は、図5に良く示されるように、第1コネクタ30が第2コネクタ40に差し込まれてくることにより、この第1コネクタ30の押込爪34,35の外側面に押圧されて、半径方向の外方に拡開変位する。そして、この拡開変位に伴って、スペーサ43,44は、その半径方向の外側に位置するホルダ50の外爪掛部51a,52aを、内側から押圧して外方に拡開変位させる。詳しくは、スペーサ43,44は、図6に良く示されるように、掛合爪41a,42aが内爪掛部36,37内に入り込んだ掛合状態時に、ホルダ50の外爪掛部51a,52aを、その間の内径が掛合爪41a,42aの間の外径寸法と同じかそれよりも広くなる半径方向の位置まで拡開変位させる。これにより、掛合爪41a,42aと外爪掛部51a,52aとの掛合状態が外されるため、ホルダ50による第2コネクタ40の保持状態が解除される。したがって、図7に良く示されるように、第1コネクタ30を図6の図示状態から更に差込方向Sに移動させると、掛合爪41a,42aは、スペーサ43,44に案内されて外爪掛部51a,52aの間を通り抜け、下方へと抜き落とされる。
次に、ホルダ50について説明する。
すなわち、ホルダ50は、図2に良く示されるように、外爪羽片51,52及び爪外し部53,54を有する。
ここで、ホルダ50は、合成樹脂により一体成形されて形成されており、全体が略円筒形状に形成されている。この円筒形状を成す周壁50bの内部空間は、第2コネクタ40を嵌め込んだ状態として保持する保持空間50aとして貫通形成されている。そして、図4に良く示されるように、この周壁50bにおける両側部には、軸長方向に長い棒状の外爪羽片51,52が形成されている。これら外爪羽片51,52は、図2に良く示されるように、その下端部が周壁50bと一体とされている。これにより、外爪羽片51,52は、その上側の自由端を、半径方向の内外方に弾性的に撓み変形させられるようになっている。ここで、図4に良く示されるように、外爪羽片51,52は、その上端側の部分に、半径方向の内方に突出した爪形状の外爪掛部51a,52aが形成されている。この外爪掛部51a,52aは、外爪羽片51,52が撓み変形していない自由状態(図4の図示状態)では、その間の内径寸法が、ステー21の外径寸法と同じ大きさに形成されている。そして、この外爪掛部51a,52aの下面は、半径方向の外方に向けて広がるテーパ面51c,52cとして形成されている。そして、このテーパ面51c,52cから下の部分は、その間の内径寸法が、第2コネクタ40の掛合爪41a,42aの間の外径寸法よりも広く形成されている。
次いで、爪外し部53,54は、外爪掛部51a,52aよりも上側の部位(差込方向Sの上流側の部位)に形成されている。これら爪外し部53,54は、差込方向Sに先細となる爪形状に形成されている。詳しくは、爪外し部53,54は、その爪形状の下面が、半径方向の外方に向けて立ち上がる案内面53a,54aとして形成されている。この案内面53a,54aは、図10に良く示されるように、第2コネクタ40を図9の図示状態から差込方向Sとは逆の抜脱方向Oに移動させることにより、掛合爪41a,42aのテーパ面41c,42cと当接する。したがって、第2コネクタ40をそのまま抜脱方向Oに移動させることにより、掛合爪41a,42aが案内面53a,54aに移動案内されて、半径方向の外方に拡開変位する。これにより、掛合爪41a,42aが第1コネクタ30の内爪掛部36,37から外し出され、第1コネクタ30と第2コネクタ40との連結状態が解除される。ここで、爪外し部53,54は、その間の内径寸法が、外爪掛部51a,52aの内径寸法と同じ大きさに形成されており、外爪掛部51a,52aと共にステー21の差込方向S及び抜脱方向Oへの移動を案内する。なお、外爪掛部51a,52aや爪外し部53,54の内径寸法は、自由状態時におけるステー21の外径寸法よりも大きく形成されていても良いが、掛合爪41a,42aの外径寸法よりは小さく形成されている必要がある。
続いて、本実施例の使用方法を説明する。
すなわち、図5に良く示されるように、第1コネクタ30を第2コネクタ40に差し込んでいくと、押込爪34,35が掛合爪41a,42a及びスペーサ43,44を、順次、半径方向の外方に押圧して拡開変位させる。そして、図6に良く示されるように、第1コネクタ30が第2コネクタ40に完全に差し込まれた状態となる時には、掛合爪41a,42aが復元して内爪掛部36,37に掛合すると共に、スペーサ43,44が外爪掛部51a,52aを掛合爪41a,42aよりも外方に押し出した状態となる。これにより、第1コネクタ30と第2コネクタ40とが通電可能に差し込み連結された状態となる。そして、この状態から、更に第1コネクタ30を差込方向Sに移動させることにより、図7〜図9に示されるように、第1コネクタ30及び第2コネクタ40を、その連結状態を維持したまま、ホルダ50から脱した位置まで移動させることができる。このとき、ホルダ50の外爪掛部51a,52aは、その間の内径寸法がステー21の外径寸法と同じ大きさに設定されているため、ステー21の差込方向Sへの移動に対して横方向から押さえ込むといった阻害をすることなく、移動を案内する。
また、図9の図示状態から、第1コネクタ30を第2コネクタ40から抜き出す場合には、ステー21を抜脱方向Oに移動させればよい。これにより、第1コネクタ30及び第2コネクタ40は、前述した差込方向Sへの移動とは逆、すなわち図6〜図9の逆順に変移する。このとき、第2コネクタ40の掛合爪41a,42aは、テーパ面51c,52cに案内されて半径方向に窄められながら抜脱方向Oに移動する。したがって、第2コネクタ40は、掛合爪41a,42aを内爪掛部36,37に食い込ませるようにして抜脱方向Oに移動するため、第1コネクタ30との連結状態を維持することができる。そして、図10に良く示されるように、第2コネクタ40の掛合爪41a,42aがホルダ50の案内面53a,54aと当接することにより、掛合爪41a,42aは、案内面53a,54aに案内されて拡開変位する。これにより、第2コネクタ40は、掛合爪41a,42aが内爪掛部36,37から外し出されて第1コネクタ30との掛合状態(連結状態)が解除される。これにより、第2コネクタ40は、重力の作用によって案内面53a,54aから外れて落下し、図4に示される差し込み連結前の状態に戻される。
このように、本実施例の配線連結構造によれば、第1コネクタ30、第2コネクタ40及びホルダ50等の各構成部品に差込方向Sへの無理な負荷をかけることなく、第1コネクタ30との差し込み連結後に、第2コネクタ40のホルダ50に対する保持状態を解除することができる。更に、ホルダ50の保持空間50aがステー21の差込方向Sに貫通して形成されているため、ステー21をホルダ50よりも更に差し込んだ領域まで円滑に移動させることができる。したがって、この連結構造を、本実施例のようにヘッドレスト20の上下位置の調整を調整摘み12cの手動操作によって自由に行えるタイプの構造に適用する場合には、その上下動領域の最下端位置以外の箇所にも設定することができる。
以上、本発明の実施形態を1つの実施例について説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施できるものである。
例えば、配線連結構造は、ヘッドレストを電動で上下移動させる構成にも適用することができる。このような電動機構としては、シートバックの内部に、ヘッドレストを上下移動させるための昇降機(ムーブ)を設け、この昇降機の座の部分にヘッドレストステーの下端部をセットするような構成が挙げられる。この場合には、上記昇降機の座の部分にホルダを設けることにより、ヘッドレストステーを差込方向に挿通させる必要がなくなるため、ホルダに底壁を形成することができる。すなわち、ヘッドレストステーをセットする際の座をホルダに形成することができる。
また、上記実施例で示した各テーパ面や案内面は、曲面状に形成されていてもよい。
また、第2コネクタの爪羽片は、門型に形成されたものを示したが、スペーサと同じように軸長方向に長い棒状に形成されていても良い。但し、スペーサと掛合爪とが周方向に横並びで設けられる場合には、これらを押圧する第1コネクタの押込爪の周方向の幅寸法も大きくなることに留意が必要である。
車両用シートのヘッドレストへの配線連結構造の概略を表した斜視図である。 第1コネクタ、第2コネクタ及びホルダの概観を表した分解斜視図である。 第2コネクタの要部拡大斜視図である。 第1コネクタが第2コネクタに差し込み連結される前の状態を表した要部断面図ある。 第1コネクタを第2コネクタに差し込んで掛合爪及びスペーサを拡開変位させた状態を表した要部断面図である。 第1コネクタを第2コネクタと差し込み連結させた状態を表した要部断面図である。 第2コネクタの掛合爪をホルダの外爪掛部から外し出した状態を表した要部断面図である。 第2コネクタをホルダから相対的に離間移動させた状態を表した要部断面図である。 第1コネクタ及び第2コネクタをホルダの下方に通り抜けさせた状態を表した要部拡大図である。 第1コネクタに対する第2コネクタの連結状態を解除した状態を表した要部拡大図である。
符号の説明
1 シート
10 シートバック
11,12 ヘッドレストサポート
11a,12a 差込口
12b ロック爪
12c 調整摘み
20 ヘッドレスト
21,22 ヘッドレストステー
21a,21b 切欠部
21c 通線路
22d 係止溝
30 第1コネクタ
30a 周壁
31,32 係止爪
33 接続ピン
34,35 押込爪
36,37 内爪掛部
36a,37a 当接面(当接規制面)
40 第2コネクタ
40a 周壁
41,42 爪羽片
41a,42a 掛合爪(掛合外爪,掛合内爪)
41b,42b 当接面(当接規制面)
41c,42c テーパ面
43,44 スペーサ
45 接続口
50 ホルダ
50a 保持空間
50b 周壁
51,52 外爪羽片
51a,52a 外爪掛部
51b,52b 当接面
51c,52c テーパ面
53,54 爪外し部
53a,54a 案内面
Wb 配線
Wh 配線
S 差込方向
O 抜脱方向

Claims (4)

  1. 車両用シートのシートバックの内部に配索された車体側からくる配線を、ヘッドレストの内部に配索されたヘッドレスト側の配線と連結する車両用シートのヘッドレストへの配線連結構造であって、
    前記ヘッドレスト側の配線に連結された連結端子としての第1コネクタと、
    前記車体側からくる配線と連結され前記第1コネクタに差し込み連結されることにより該第1コネクタとの連結状態を保持可能な連結端子としての第2コネクタと、
    該第2コネクタを前記シートバックの内部で待ち受けた状態として保持するべく該シートバックに固定されたホルダと、を有し、
    前記ヘッドレストは、これと一体に設けられた棒状のヘッドレストステーを前記シートバックの上面部に設けられた差込口から差し込むことにより、該シートバックに取り付けられて固定されるようになっており、
    前記第1コネクタは、前記ヘッドレストステーの外径と同じかそれよりも小さい大きさに形成されて、該ヘッドレストステーの差込方向の先端に保持されており、
    前記第2コネクタは、前記シートバックの差込口の延長線上の位置に配置されており、常時は前記ヘッドレストステーの差込方向に対して垂直な半径方向の外方に突出して形成された複数の掛合外爪を、前記ホルダに形成された対応する外爪掛部にそれぞれ内側から掛合させた状態として、前記ホルダに対する差込方向への相対移動が規制された保持状態とされており、
    前記ホルダは、前記第2コネクタを保持する外爪掛部の間の内径が前記棒状のヘッドレストステーの外径と同じかそれよりも大きく設定されており、
    前記第2コネクタには、前記ヘッドレストステーが差込口から差し込まれて前記第1コネクタが差し込み連結された際に該第1コネクタの差込力に押圧されて半径方向の外方に拡開変位するスペーサが形成されており、
    該スペーサは、前記半径方向の外方に押圧されることにより、前記ホルダに形成された対応する外爪掛部を内側から押圧し、該外爪掛部をその内径が前記第2コネクタの掛合外爪の外径と同じかそれよりも広くなる半径方向の位置まで拡開変位させ、前記ホルダによる前記第2コネクタの保持状態を解除することを特徴とする車両用シートのヘッドレストへの配線連結構造。
  2. 請求項1に記載の車両用シートのヘッドレストへの配線連結構造であって、
    前記ホルダは、前記第2コネクタを保持する保持空間が前記ヘッドレストステーを差込方向に挿通可能に貫通して形成されていることを特徴とする車両用シートのヘッドレストへの配線連結構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用シートのヘッドレストへの配線連結構造であって、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタとの差し込み連結構造は、前記第1コネクタの差し込みにより、前記第2コネクタに形成された半径方向の内方に突出した形状の複数の掛合内爪が前記第1コネクタの外側面に形成された半径方向に窪んだ形状の内爪掛部にそれぞれ弾性的に掛合し、該掛合により前記第2コネクタの前記第1コネクタに対する差込方向への相対的な離間移動が規制されるようになっており、
    該相対的な離間移動を規制する前記掛合内爪と前記内爪掛部との当接規制面は、前記差込方向に対して垂直に向けられていることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト配線連結構造。
  4. 請求項3に記載の車両用シートのヘッドレストへの配線連結構造であって、
    前記ホルダの前記外爪掛部よりも差込方向の上流側の部位には、前記第1コネクタに差し込み連結された状態の第2コネクタを前記差込方向とは逆の抜脱方向に移動させることにより、該第2コネクタに形成された掛合内爪と当接し、該第2コネクタの抜脱方向への移動にしたがって掛合内爪を半径方向の外方に移動案内する案内面が形成されており、前記掛合内爪を半径方向の外方に移動させることにより、該掛合内爪と前記第1コネクタに形成された内爪掛部との掛合状態を解除することを特徴とする車両用シートのヘッドレストへの配線連結構造。
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