JP6464429B2 - ホルダ及びホルダの取付構造 - Google Patents
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Description
こうしたホルダとしては、例えば特許文献1に記載のプロテクタがある。このプロテクタは、ワイヤハーネスを収容して保持する本体と、本体の側壁から突出するとともに車体パネルに対してボルトなどを介して固定される固定部を有している。また、プロテクタの本体には、弾性材により形成された弾性片が取り付けられている。こうしたプロテクタによれば、プロテクタが車体パネルに対して固定された状態において、弾性片が車体パネルに弾性変形して押し当てられることで、車体パネルに対するプロテクタのガタツキが抑制される。
図1及び図2に示すように、ホルダ10は、車両のリインフォースメント90の周壁91に取り付けられてワイヤハーネス(図示略)を保持するものである。リインフォースメント90は、円筒状をなしており、車幅方向Wに沿って延在している。なお、リインフォースメント90は、車体の補強材であり、車両の前部に設けられたエンジンルームと車室とを隔てるダッシュパネルと、前席の前方に位置するインストルメントパネルとの間に位置している。
図2に示すように、ホルダ本体11の後部の下面には、リインフォースメント90の周壁91の上部外周面に対向する対向部12が形成されている。対向部12は、周壁91の上部外周面に沿った断面円弧状をなしている。
図1、図3、及び図4に示すように、ホルダ本体11の後端面の下端部には、斜め下方に延びるとともに屈曲して下方に延びる板状の第1支持部30が形成されている。リインフォースメント90に対してホルダ10が取り付けられた状態において、第1支持部30の先端部がリインフォースメント90の周壁91の外周面に押し当てられる。このようにして第1支持部30は、周壁91の外周面におけるクリップ部20が取り付けられる位置(図2における12時の位置)とは周方向の異なる位置(図2における1時〜2時の位置)を支持する。そして、リインフォースメント90に対してホルダ本体11を相対変位させる外力が作用したときに第1支持部30が弾性変形することにより当該相対変位が抑制されるようになっている。
図6に、本実施形態のホルダ10が車両に搭載されている状態の一例を示す。
ホルダ10のクリップ部20がリインフォースメント90の周壁91の外周面に対して取り付けられた状態において、第1支持部30が、周壁91の外周面におけるクリップ部20が取り付けられる位置とは周方向の異なる位置を支持することとなる。またこのとき、第2支持部40が、周壁91の外周面におけるクリップ部20が取り付けられる位置とは軸方向の異なる位置を支持することとなる。
(1)ホルダ10は、リインフォースメント90の周壁91の外周面を支持可能に設けられ、リインフォースメント90に対してホルダ本体11を相対変位させる外力が作用したときに弾性変形して当該相対変位を抑制する第1支持部30を備えている。また、ホルダ10は、第1支持部30の上記弾性変形の途中で、リインフォースメント90に当接することで第1支持部30の更なる弾性変形を規制する第1規制部32を備えている。
また、ホルダ10のガタツキを適切に抑制することができることによって、リインフォースメント90とホルダ10との共振を抑制することができ、当該共振に起因した異音の発生を抑制することができる。
こうした構成によれば、第1規制部32を構成する一対の対向壁部33によって第1支持部30が挟まれることとなる。このため、リインフォースメント90に対してホルダ10を取り付ける際にリインフォースメント90と第1支持部30との間に例えばアース端子などの異物が入り込むことを第1支持部30の両側において抑制することができる。したがって、異物の入り込みに起因した第1支持部30の折損を抑制することができる。
こうした構成によれば、第1規制部32を構成する一対の対向壁部33同士が連結部34によって連結されることから、第1規制部32の剛性が高められる。また、第1支持部30が一対の対向壁部33と連結部34とによって囲まれているため、リインフォースメント90に対してホルダ10を取り付ける際にリインフォースメント90と第1支持部30との間に異物が入り込むことを第1支持部30を囲む三方において抑制することができる。したがって、異物の入り込みに起因した第1支持部30の折損を効果的に抑制することができる。
<変形例>
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・例えば、クリップ部20をホルダ本体11とは別体にて形成し、クリップ部をホルダ本体に対して接合するようにしてもよい。また、第1支持部30や第1規制部32をホルダ本体11とは別体にて形成し、第1支持部や第1規制部をホルダ本体に対して接合するようにしてもよい。この場合、ホルダ本体11と第1支持部30や第1規制部32とを異なる材料によって形成することもできる。また、第2支持部40や第2規制部42についても上記と同様な変更をするようにしてもよい。
Claims (8)
- ホルダ本体と、前記ホルダ本体に設けられ、取付対象部材に対して取り付け可能な取付部と、を備えるホルダであって、
前記取付対象部材を支持可能に設けられ、前記取付対象部材に対して前記ホルダ本体を相対変位させる外力が作用したときに弾性変形して当該相対変位を抑制する支持部と、
前記支持部の前記弾性変形の途中で、前記取付対象部材に当接することで同支持部の更なる弾性変形を規制する規制部と、を備える、
ホルダ。 - 前記ホルダ本体、前記取付部、前記支持部、及び前記規制部が樹脂材料により一体形成されている、
請求項1に記載のホルダ。 - 前記規制部は、前記支持部を挟んで互いに対向する一対の対向壁部を有している、
請求項1または請求項2に記載のホルダ。 - 前記規制部は、一対の前記対向壁部同士を連結する連結部を有しており、
前記支持部は、一対の前記対向壁部と前記連結部とによって囲まれている、
請求項3に記載のホルダ。 - 前記取付部は円筒状または円柱状をなす前記取付対象部材の周壁に取り付けられるものであり、
前記支持部は、前記周壁の外周面における前記取付部が取り付けられる位置とは周方向の異なる位置を支持可能に設けられている、
請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のホルダ。 - 前記支持部及び前記規制部をそれぞれ第1支持部及び第1規制部とするとき、
前記周壁の外周面における前記取付部が取り付けられる位置とは前記取付対象部材の軸方向の異なる位置を支持可能に設けられ、前記周壁の外周面に対して前記ホルダ本体を相対変位させる外力が作用したときに弾性変形して当該相対変位を抑制する第2支持部と、
前記第2支持部の弾性変形の途中で、前記取付対象部材に当接することで同第2支持部の更なる弾性変形を規制する第2規制部と、を備えている、
請求項5に記載のホルダ。 - 一対の前記第2支持部が前記ホルダ本体を挟んで設けられている、
請求項6に記載のホルダ。 - 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のホルダと、
前記ホルダの前記取付部が取り付けられた前記取付対象部材と、を備え、
前記ホルダの前記支持部により前記取付対象部材が支持されており、
前記支持部の前記弾性変形の途中で、前記ホルダの前記規制部が前記取付対象部材に当接することで同支持部の更なる変形が規制されるように構成されている、
ホルダの取付構造。
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