JP2018535779A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. 調節式眼内レンズデバイスであって、
   第１開放端と、ベースレンズに結合された第２端と、中央空洞を囲むハプティックとを含むベース組立体であって、前記ハプティックが、外周と、内面と、第１エッジと第２エッジとの間の高さとを含む、前記ベース組立体と、
   前記中央空洞内に嵌合するように構成された屈折力レンズであって、第１側と、第２側と、前記第１側および前記第２側を結合する周縁エッジと、流体を収納するように構成された閉鎖空洞とを含む前記屈折力レンズと
   を備え、
   前記屈折力レンズの前記第１側が前記ハプティックの前記第１エッジから所定の距離に配置される、調節式眼内レンズデバイス。
2. 前記内面が前記中央空洞の方を向き、かつ前記屈折力レンズの前記周縁エッジの一部に係合するように構成された複数の離間された接点を含む、請求項１に記載の調節式眼内レンズデバイス。
3. 内面接点の反対側の前記外周に配置される外側溝をさらに備え、前記外側溝が、前記ハプティックの高さの少なくとも一部に沿って延在し、かつ前記ハプティックが半径方向に圧縮されるか、半径方向に拡張されるか、またはその両方となることを可能にするように構成される、請求項２に記載の調節式眼内レンズデバイス。
4. 前記ハプティックが、前記中央空洞内へ半径方向内向きに延在する複数のタブをさらに含み、前記屈折力レンズが前記複数のタブによって前記ベース組立体に固定される、請求項３に記載の調節式眼内レンズデバイス。
5. 前記ハプティックが、前記中央空洞内へ半径方向内向きに延在する複数のテーブルをさらに含み、前記ベース組立体に前記屈折力レンズを固定するために、前記複数のタブと前記複数のテーブルとの間にチャネルが形成される、請求項４に記載の調節式眼内レンズデバイス。
6. 前記複数のタブの底面が前記ハプティックの前記第１エッジから約０．７５ｍｍ〜約１ｍｍの距離に配置される、請求項４に記載の調節式眼内レンズデバイス。
7. 前記複数のタブの底面が、前記ハプティックの前記第１エッジから、前記ハプティックの高さの約３８％〜約７５％の距離に配置される、請求項４に記載の調節式眼内レンズデバイス。
8. 前記ハプティックに前記ベースレンズを結合する複数のアームをさらに備える、請求項１〜７のいずれか一項に記載の調節式眼内レンズデバイス。
9. 前記アームが、前記ベースレンズを前記中央空洞から離れるにつれて湾曲させる、請求項８に記載の調節式眼内レンズデバイス。
10. 前記屈折力レンズの前記第１側が可撓性膜を含み、前記屈折力レンズの前記第２側がオプティックを含む、請求項１〜９のいずれか一項に記載の調節式眼内レンズデバイス。
11. 前記可撓性膜を周縁エッジと結合するために、円周方向エッジから半径方向内向きに延在する膜結合器と、
    前記屈折力レンズが、前記オプティックを前記周縁エッジに結合するために、前記周縁エッジを起点として配置されたオプティック結合器とをさらに含み、前記オプティック結合器が、前記可撓性膜に向かって前記オプティックを湾曲させるために角度付けられている、請求項１０に記載の調節式眼内レンズデバイス。
12. 調節式眼内レンズデバイスであって、
    第１開放端と、ベースレンズを含む第２端と、前記ベースレンズを囲むハプティックとを含むベース組立体であって、前記ハプティックが、空洞を囲む外周を含む、前記ベース組立体と、
    前記空洞内に嵌合するような大きさにされた屈折力レンズと、
    前記空洞内に前記屈折力レンズを固定するように構成された保持システムと
    を備える、調節式眼内レンズデバイス。
13. 前記保持システムが、前記ハプティックから、かつ前記空洞内へ半径方向内向きに延在する複数のタブを含む、請求項１２に記載の調節式眼内レンズデバイス。
14. 前記ハプティックが実質的に円形である、請求項１３に記載の調節式眼内レンズデバイス。
15. 前記屈折力レンズの第１側が可撓性膜を含み、前記屈折力レンズの第２側がオプティックを含む、請求項１４に記載の調節式眼内レンズデバイス。
16. 前記ハプティックの外周は、患者の眼の水晶体嚢と係合するように構成され、
    係合接点により、ハプティックの外周に加えられた外力を、前記屈折力レンズの周縁エッジに半径方向に伝達することが可能であり、
    前記屈折力レンズの周縁エッジに伝達された半径方向の伝達力により、周縁エッジが半径方向に圧縮され、
    半径方向に圧縮された周縁エッジは、前記可撓性膜とオプティックとの接触なしに、前記可撓性膜の曲率の変化を生じさせる、請求項１５に記載の調節式眼内レンズデバイス。
17. 前記可撓性膜の曲率の変化が、前記ベースレンズからさらに離れた前記オプティックの軸方向変位を生じさせる、請求項１６に記載の調節式眼内レンズデバイス。
18. 前記複数のタブの底面が、前記ハプティックの第１エッジから、前記ハプティックの前記第１エッジと第２エッジとの間の高さの約３８％〜約７５％の距離に配置される、請求項１７に記載の調節式眼内レンズデバイス。
19. 前記屈折力レンズの前記第１側が可撓性膜を含み、前記屈折力レンズの前記第２側がオプティックを含み、
    前記ハプティックの外周は、患者の眼の水晶体嚢と係合するように構成され、
    係合接点により、ハプティックの外周に加えられた外力を、前記屈折力レンズの周縁エッジに半径方向に伝達することが可能であり、
    前記屈折力レンズの周縁エッジに伝達された半径方向の伝達力により、周縁エッジが半径方向に圧縮され、
    半径方向に圧縮された周縁エッジは、前記可撓性膜とオプティックとの接触なしに、前記可撓性膜の曲率の変化を生じさせる、請求項１に記載の調節式眼内レンズデバイス。
20. 前記閉鎖空洞の圧力によって、前記可撓性膜の曲率の変化が、前記ベースレンズからさらに離れた前記オプティックの軸方向変位を生じさせる、請求項１９に記載の調節式眼内レンズデバイス。