JP2015510825A - 眼内レンズ送達システムおよび使用方法 - Google Patents

眼内レンズ送達システムおよび使用方法 Download PDF

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Abstract

眼内レンズ送達システムおよび使用方法。

Description

関連出願の相互参照
本願は、2012年3月21日出願の米国特許仮出願第61/613,929号の権利を主張し、その開示内容は参照としてここに組み込まれている。
本願は、以下の米国特許出願の開示内容に関連し、参照によりここに組み込まれている;2011年7月11日出願の米国特許出願第13/180,427号、および2012年3月22日出願の米国特許出願第13/427,617号。
参照による組み込み
本明細書中で言及する全ての刊行物および特許出願は、各個別の刊行物または特許出願が具体的かつ個別に参照により組み入れられることが示されたのと同程度に、参照により組み込まれる。
眼内レンズは、前眼房または後眼房などの患者の目の中に配置される。目に小さい切開を作った後、医師は、通常送達デバイスの遠位開口部を開口部内、または開口部に隣接して配置する。そして医師は、開口部を介して眼内レンズを送達デバイスの外へおよび目の中の目標位置に送る。全てではないがいくつかの手順において、眼内レンズは、本来のレンズを取り除いた後に、本来の水晶体嚢の中に運ばれる。
いくつかの眼内レンズは、それらの大きさおよび/またはそれらの形状、および場合によっては所望の切開の大きさのために、再構成される必要がある、および/または少なくとも第1部分を目の中に運ばれるべき第2部分に対して再配向する必要がある。いくつかの眼内レンズが、送達デバイスを通り進められ、および/または送達デバイスの外へ送達される場合に、眼内レンズにかかる力が眼内レンズを損傷し得る。
必要とされているのは、眼内レンズを損傷せずに眼内レンズを送ることができる送達システムおよび使用方法である。
本開示の一態様は、眼内レンズを目の中に配置する方法であり、該方法は、眼内レンズを送達デバイス内に供給するステップと、眼内レンズおよび送達デバイスの内面の間の間隙を少なくとも部分的にふさぐステップと、眼内レンズを送達デバイスから目の中に配置するために送達デバイスに流体を送達するステップとを備える。いくつかの実施形態では、間隙を少なくとも部分的にふさぐステップは、送達デバイス内の眼内レンズを越えて流れる流体の量を減らす。いくつかの実施形態では、間隙を少なくとも部分的にふさぐステップは、眼内レンズの光学部分に対して近位の送達デバイスにおける流体圧力を増加させることができる。いくつかの実施形態では、間隙を少なくとも部分的にふさぐステップは、眼内レンズの光学部分に対して近位の位置、および眼内レンズに対して遠位の位置の間の送達デバイスにおける圧力差を増加させる。いくつかの実施形態では、間隙を少なくとも部分的にふさぐステップは、眼内レンズおよび送達デバイスの内面の間に半径方向に配置された間隙を少なくとも部分的にふさぐステップを備える。いくつかの実施形態では、眼内レンズおよび送達デバイスの内面の間の間隙を少なくとも部分的にふさぐステップは、後方触覚部(trailing haptic)および送達デバイスの内面の間に存在する間隙を少なくともふさぐステップを備える。いくつかの実施形態では、方法は、流体を送達デバイスに送達する間にプラグ要素を再構成するステップをさらに備える。プラグ要素を再構成するステップは、プラグ要素および送達デバイスの内面の間のシールを形成するよう働くことができる。プラグ要素を再構成するステップは、プラグ要素を広げるステップを含むことができる。
いくつかの実施形態では、送達デバイスから眼内レンズを配置するために流体を送達デバイスに送達するステップは、多孔質材料を通り流体を送達するステップを備える。
開示の一態様は、眼内レンズを目の中に配置する方法であり、該方法は、眼内レンズを送達デバイス内に設けるステップと、眼内レンズおよび送達デバイスの内面の間の半径方向に配置された間隙を少なくとも部分的にふさぐステップと、送達デバイスから眼内レンズを配置するために流体を送達デバイス内に送達するステップとを備える。いくつかの実施形態では、眼内レンズおよび送達デバイスの内面の間に半径方向に配置された間隙を少なくとも部分的にふさぐステップは、送達デバイスを通り略長軸方向に延在する触覚部と、送達デバイスの内面の間に半径方向に配置された間隙を少なくとも部分的にふさぐステップを備える。
開示の一態様は、目の中に眼内レンズを配置する方法であり、該方法は、眼内レンズを送達デバイス内に設けるステップと、送達デバイスから眼内レンズに配置するために流体を送達デバイスに送達するステップと、IOLの少なくとも光学部分に対して近位の流体圧力を増加させるステップと、を備え、流体圧力を増加させるステップは、流体を送達デバイスに送達するステップとは異なる。いくつかの実施形態では、IOLの少なくとも光学部分に対して近位の流体圧力を増加させるステップは、IOLおよび送達デバイスの内面の間の間隙をふさぐステップを備える。
開示の一態様は、眼内レンズを目の中に配置する装置であって、該装置は、眼内レンズが中に配置された眼内レンズ送達デバイスと、送達デバイス内に配置されるよう構成された支持デバイスであって、流体がそこを通って流れることができるように適合された管腔を有する支持デバイスと、送達デバイス内に配置された眼内レンズ、および送達デバイスの内面の間の間隙を少なくとも部分的にふさぐよう適合されるように支持デバイスに対して配置されるプラグ要素と、を備える。
いくつかの実施形態では、支持デバイスは、プラグ要素に固定される。プラグ要素は、支持デバイスに固定される近位部分を有することができる。いくつかの実施形態では、プラグ要素は、チューブ状要素である。いくつかの実施形態では、プラグ要素は、展開後は遠位端部において開口する。いくつかの実施形態では、プラグ要素は、プラグ要素の遠位端部に対して近位の流体流れ制限部を有する。いくつかの実施形態では、プラグ要素は、遠位端部において裏返される。いくつかの実施形態では、プラグ要素は、柔軟である。いくつかの実施形態では、プラグ要素は、多孔質である。いくつかの実施形態では、プラグ要素は、管腔を通る流体の流れに応じて再構成されるように適合されている。プラグ要素の遠位部分のみが再構成されるよう適合されることができる。いくつかの実施形態では、プラグ要素は、プラグ要素の遠位端部に対して近位に流れ制限部を有する。プラグ要素は、再構成されるよう適合された、流れ制限部に対して遠位の部分を有することができる。
いくつかの実施形態では、プラグ要素は、遠位端部において開口する。いくつかの実施形態では、プラグ要素は、ePTEFチューブである。いくつかの実施形態では、支持要素の遠位部分は、送達デバイスの内壁に向かって配向される。いくつかの実施形態では、支持要素の遠位部分は、支持要素の近位部分の長手軸から離れて配向される。いくつかの実施形態では、後方触覚部は、眼内レンズの光学部分に対して近位に延在する。プラグ要素は、眼内レンズおよび送達デバイスの内面の間に半径方向に配置されることができる。いくつかの実施形態では、装置は開孔装置の内部から空気を排出するよう適合された開孔をさらに備える。
開示の一態様は、眼内レンズを目の中に配置するための装置であり、眼内レンズ送達デバイスおよびそこに配置された眼内レンズと、送達デバイス内に配置されるように適合された支持デバイスと、流体がそこを通って流れることができるように適合された管腔を有する支持デバイスと、支持デバイスに固定された柔軟なプラグ要素とを備え、プラグ要素は、流体が管腔を流れる場合に送達デバイス内に配置された眼内レンズおよび送達デバイスの内面の間の間隙を少なくとも部分的にふさぐよう適合されている。
開示の一態様は、眼内レンズを目の中に配置するための装置であり、該装置は、そこに配置される眼内レンズを有する眼内レンズ送達デバイスと、送達デバイス内に配置されるように適合された支持デバイスであって、流体がそこを通って流れることができるように適合された管腔を中に有する支持デバイスと、眼内レンズ送達ポートではない開孔であって、流体がそこを通り流れる場合に送達デバイスの内部からの空気を排出するよう適合された開孔とを備える。
開示の一態様は、眼内レンズを目の中に配置するための方法であって、該方法は、眼内レンズを送達デバイス内に設けるステップと、眼内レンズを送達デバイスから配置するために流体を送達デバイスに送達するステップと、開孔を通じて送達デバイス内から空気を排出するステップであって、開孔は、眼内レンズ送達ポートではない、ステップと、を備える。
本明細書の任意の送達デバイスを用いて目の中に送達され得る例示的な調節式眼内レンズを示す。 例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 例示的な眼内レンズ送達デバイスの一部を示す。 例示的な眼内レンズ送達デバイスの一部を示す。 眼内レンズを中に有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 シール部材を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 例示的なシール部材を示す。 例示的なシール部材を示す。 配置、かつ装填されたシール部材を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 配置、かつ装填されたシール部材を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 遠位送達ポートから眼内レンズを送達するシール要素またはプラグ要素を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 遠位送達ポートから眼内レンズを送達するシール要素またはプラグ要素を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 遠位送達ポートから眼内レンズを送達する、シール要素またはプラグ要素を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 遠位送達ポートから眼内レンズを送達する、シール要素、またはプラグ要素を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 遠位送達ポートから眼内レンズを送達する、シール要素、またはプラグ要素を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 遠位送達ポートから眼内レンズを送達する、シール要素、またはプラグ要素を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 送達ポートから眼内レンズを送達する、シール要素またはプラグ要素遠位を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 送達ポートから眼内レンズを送達する、シール要素またはプラグ要素遠位を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 送達ポートから眼内レンズを送達する、シール要素またはプラグ要素遠位を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 シール要素またはプラグ要素を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 シール要素またはプラグ要素を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 シール要素またはプラグ要素を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 シール要素、またはプラグ要素を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 シール要素、またはプラグ要素を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 シール要素、またはプラグ要素を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 シール要素、またはプラグ要素を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 装填形態のシール要素、またはプラグ要素を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 装填形態のシール要素、またはプラグ要素を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 完全に展開された形態の例示的なプラグ要素を示す。 展開された形態のシール要素、またはプラグ要素を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 展開された形態のシール要素、またはプラグ要素を有する例示的な眼内レンズ送達デバイスを示す。 プラグ要素を有する送達デバイスによる眼内レンズの例示的な送達プロセスを示す。 プラグ要素を有する送達デバイスによる眼内レンズの例示的な送達プロセスを示す。 プラグ要素を有する送達デバイスによる眼内レンズの例示的な送達プロセスを示す。 プラグ要素を有する送達デバイスによる眼内レンズの例示的な送達プロセスを示す。 プラグ要素を有する送達デバイスによる眼内レンズの例示的な送達プロセスを示す。 眼内レンズ送達デバイスの送達ポートではない開孔から空気を排出するステップを示す。 眼内レンズ送達デバイスを通り流体を進めるための例示的なネジ駆動を示す。 眼内レンズ送達デバイスを通り流体を進めるための例示的なネジ駆動を示す。 眼内レンズ送達デバイスを通り流体を進めるための例示的なネジ駆動を示す。
開示は、目の中に眼内レンズ(IOL)を送達するための方法およびデバイスに関連する。しかし、本明細書のシステムおよび方法は、送達または装填デバイス内の任意のタイプのIOLを進めることに使用することができる。眼内レンズは、調整式、または非調整式とすることができる。本明細書の方法およびデバイスは、IOL本体が、IOLが配置された送達デバイスの断面の全体量を占めない場合に都合の良い場合がある。
IOLは、目の本来のレンズの機能を置換する、または補うために、通常患者の目の中に埋め込まれる。本来のレンズは、病気になる(例えば白内障)となる場合があるか、またはレンズは、時間が経つと調整する能力が失われる場合がある(すなわち老眼)。どちらの場合も、本来のレンズは、取り除かれ、IOLに置換されることができる。合理的な限り小さい切開(例えば約2.8mm〜約4.5mm)を通りIOLを送るために、IOLの輪郭形状を低減するために、IOLは、通常装填および/または送達プロセスの間に一種の変形または再構成される。そのうえ、いくつかのIOLは、別の構成要素に対して再配向および/または再構成可能な構成要素、例えば光学部分に対する周辺部分など、を含み、装填および/または送達ステップ中のこれらの構成要素の制御された位置決め、または変形は、装填および/または送達を促進することができ、かつIOLの損傷可能性を低減する。
いくつかの実施形態では、送達システムは、1または複数の流動性媒体を中に有するIOLを送るために使用することができる。例えば、送達システムは、流体が充填された調整式IOLを送るために使用することができる一方で、いくつかの実施形態では、IOLは、低粘性高分子材料を備えることができる。開示は、ここに提供された例示的なIOLによって限定されない。本明細書のシステムおよび方法の使用による利益を受けることができる任意の適切なIOLは、ここに記載されるように送達される。
図1は、本明細書の任意の方法で送達される例示的な眼内レンズを示す。調整式眼内レンズ100は、流体チャンバを中に有する光学体120を含み、それは触覚部(haptic)130および触覚部140の流体チャンバと流体連通している。触覚部130および140、IOLの周辺部分の一部は、水晶体嚢の再成形に敏感であり、IOLは、水晶体嚢の再成形に応じて触覚部および光学部品の間で流体などの流動性媒体が移動するように適合される。調整式IOL100の追加的な例示的詳細は、参照によって本願に組み込まれる2012年11月8日出願の米国特許出願第13/672,608号に記載されている。
開示の第1態様の1つは、図1に示すような眼内レンズなどの調整式眼内レンズを目の中に送達するよう適合された送達デバイスである。送達デバイスが図1に示すようなレンズを送達するように記載されているが、任意の他の適切なレンズをここに記載されるデバイス、システム、および方法を用いて送ることができることが理解されるだろう。図2Aおよび図2Bは、それぞれ例示的な送達デバイス(特定の記載がない限り、本明細書では「デバイス」は、「システム」と交換可能に使用され得る)の分解組立図および組立図を示す。図3Aおよび図3Bは、組立体の上断面図を示し、図3Bは、組立体の遠位部分の部分的な断面(トレイ14の一部およびプランジャ12のみが示されている)を示している。送達デバイス10は、プランジャ12、トレイ14、およびカートリッジ16を含む。トレイ14は、プランジャ12およびカートリッジ16と相互作用するように適合され、カートリッジ16内から目の中へ眼内レンズを送ることができる。トレイ14は、プランジャ12をその中に受け入れるよう適合された近位部分を通り延在するプランジャガイド22を含む(図3A参照)。プランジャ12は、トレイの相補的な停止機構と係合するよう構成された停止部20を含み、トレイ14内でプランジャ12がさらに遠位に移動することを防ぐ。プランジャ12は、近位端部から遠位端部へ延在する管腔32を含み、プランジャの近位端部からカートリッジへ粘弾性流体などの材料を進めることができる。プランジャ12はまた、Oリングの形のシール部材18を含み、それは、カートリッジ16の内面と係合し、かつプランジャ12の遠位端部、カートリッジ16、およびトレイ14間の流体シールを提供する。カートリッジ16は、トレイ14の対応する固定要素24と係合することにより、トレイ14に対してカートリッジを固定するよう適合された固定要素23を含む。図3Aおよび図3Bに明らかなように、プランジャ12がトレイ14内に完全に進められ、かつカートリッジ16がトレイ14と接続されている場合、プランジャ12の遠位端部は、カートリッジ16を通り延在するチャネルの近位端部内にある。これにより、粘弾性流体、または他の材料などの材料をプランジャの近位端部からカートリッジへ送ることができ、装填された眼内レンズ(図示せず)をカートリッジ内から遠位先端部28(傾斜とともに示される)へ、および患者の目の中へ押し込む。先細のカートリッジは、目の切開を通り予め配置されレンズが目の中に送られることが可能である。
図4Aおよび図4Bは、カートリッジ管腔30内に既に装填された、図1の例示的な眼内レンズを示す。眼内レンズは、トレイのステージング領域(概して図2Aの符号34として参照される)からカートリッジ内へ任意の適切な装填技術によって進められることができる。1つの手法においては、眼内レンズは、前方触覚部36が光学部品38に対して略遠位に配置される一方で、後方触覚部40が光学部品38に対して略近位に配置されるような形態でステージング領域34に配置される。この段階的な構成から、レンズは、カートリッジ内に進められることができる。例えば、レンズは、任意の適切なプランジャを用いてカートリッジで押されることによってカートリッジ内に装填されることが可能である。レンズはまた、流体を用いて液圧でカートリッジ内に装填される。装填デバイスおよび手法は、変え得ることができ、本明細書で限定されない。いくつかの実施形態では、システムは、後述のように、レンズをトレイからカートリッジへ装填するよう適合され、かつまたレンズをカートリッジから目の中へ送るよう適合されたプランジャを含む。追加的な例示的な装填デバイスは、2011年3月24日出願米国仮出願第61/467,352にあり、その開示内容は参照によって本明細書に組み込まれている。
図4Aに示すようにカートリッジ内にレンズが装填された後で、粘弾性流体、または他のタイプの流体が注射器からプランジャ12の管腔32内に送られる(図4B参照)。粘弾性流体は、プランジャ12の遠位ポートから送られて、眼内レンズに接触し、レンズをカートリッジの遠位に、そしてカートリッジの遠位端部28の外へ押しやる。通常、カートリッジからの眼内レンズの送達は、カートリッジの減少した断面(図4Bの面42に示すように)および目の中に移動するために、レンズ上の粘弾性における圧力差の発展に依存している。しかし、通常のレンズの構成、および/またはカートリッジの近位領域に装填された場合の眼内レンズがとる構成は、いくらかの間隙を作り、間隙は図4Bの矢印によって示されるように粘弾性の一部が光学部分を越えて漏出するための経路を提供する。理想的には(または実質的には)、粘弾性流体は、光学体部分を越えて流れない。理想的には、または実質的には、全ての粘弾性は、少なくとも光学体部分に対して近位に留まり、圧力を高め、レンズをカートリッジの遠位端部から展開させる。粘弾性がレンズ本体を越えて流れる場合、カートリッジの先端を効果的に満たしている前方触覚部に抗力を生じる(図4B)。前進する前方触覚部は、触覚部および光学体の間の接続部に強い歪みを作り、場合によっては接続点に損傷をもたらす。運ばれる間に損傷の影響を受けやすい任意の眼内レンズは、本明細書に記載されるシステムおよび方法から利益を得るだろう。
流体が光学体を越えて流れることを防止し、レンズ損傷の危険性を低減する1つの手法は、レンズ本体の周囲に粘弾性の流れを低減ために、レンズ本体の後ろに効率的なシールを作成することである。1つの特定の実施形態において、デバイスは、レンズ本体の後ろにシールを作る少なくとも1つの構成要素を含むプランジャを含む。構成要素は、好ましくは、送達プロセスの最後の部分においてカートリッジからの後方触覚部の展開を制限しない。そのうえ、構成要素は、好ましくは、送達プロセスの終わりでカートリッジの遠位端部から目の中へ出ない。シール部品は、本明細書ではプランジャの一部として記載されているが、シール部品は、トレイ、カートリッジ、または送達デバイスの他の部分の一部とすることができることが理解されるだろう。
図5A〜図5C(図2A〜図4Bに示すデバイスの側面図)は、レンズの送達シーケンスの一部を示し、送達デバイスは、粘弾性の流れの中に導入される迎合的なフィラメント材の形のシール部品、またはプラグを含む。フィラメントは、粘弾性流体がレンズ本体を越えて流れるような位置にむかって、かつその位置に流れるように適合されている。制約によって一旦妨げられると、フィラメントは、つぶれ、流体の流路をさらに妨害する。これは、送達のために移動しながらレンズに従う、レンズ本体の後ろの軟らかいシール機構を発達させる。図5Aは、取付点50でプランジャ12の遠位端部に取り付けられるフィラメントの形のシール部品52を含むデバイス示す。図5Aに示すように、フィラメント52は、初めはフィラメントの遠位端部が管腔の近位方向に延在する状態で、プランジャ12の管腔32内に配置される。粘弾性流体が、図5A〜図5Cの矢印に示すようにプランジャの近位端部から管腔32を通り進むと、フィラメント52は、図5Bに示すように流体によって遠位方向に運ばれる。フィラメントは、粘弾性流体がレンズ本体を越えて流れる位置に向かって流れ、図5Bに示すようにシールを作る。図5Bにおいて、フィラメントは、後方触覚部130に隣接する空間をふさぎ、少なくともかなりのシールを作っている状態で示される。一旦シールが形成されると、レンズ本体への粘弾性流体の力は、前方触覚部および光学部の両方をカートリッジ内で適切に遠位に進ませる。図5Cは、前方触覚部がカートリッジから部分的に展開されながら、光学体がカートリッジを通り適切に進められていることを示す。流体がプランジャを通り、カートリッジ内に流れ続けるため、前方触覚部140、光学体120、および後方触覚部140がこの順でカートリッジから目の中へ運ばれるまで、さらにレンズはカートリッジを通り進められる。一旦送達されると、レンズは、一般的に図1の断面図に示される初期形態に本質的に戻る。特に前方触覚部および光学体の間の取付点でレンズが損傷することなく、展開が起こる。
図6Aおよび図6Bは、フィラメント56の略全長に沿って延在するスリット58が形成されたフィラメント56の例示的な実施形態を示す。スリットは、フィラメント56の長さに沿って延在する2つのフィラメントセグメント60を形成する。セグメント60の長さは、実質的にセグメントの幅以上である。そして図6Aのフィラメント56は、図6Bに示すように2つの端部62が共になるように折り畳まれる。図7Aおよび図7Bは、プランジャ12に取り付けられた折り畳まれたフィラメントを示す。フィラメントは、上述のようにカートリッジをシールする2つのOリング18で2つのフィラメント端部領域を圧縮することによりプランジャの遠位領域に固定される。デバイスの使用準備をするために、ループの形のセグメント60は、プランジャ管腔内に押し込まれ、図7Bに示すように送達の間に展開する準備をする。使用の際は、フィラメントループは、粘弾性の流れの中で管腔の外へ延在し、かつ広がり、レンズの後ろの開いた空間へ流れて、図5A〜図5Cの実施形態において上述したように後方触覚部を支持し、かつ隣接する。フィラメントは、流れを十分にふさぐまでその領域に集まり、その際にレンズ本体を前方へ移動させる。先端を完全にふさぐために十分前方にレンズが移動する場合、かつレンズ本体によって流れる粘弾性が実質的にない場合、フィラメントは取り残される。
送達の間、光学体は、カートリッジ内において移動を止め、かつ粘弾性が、再度光学体を越えて漏出する場合、フィラメントは、粘弾性へのプラグとして働くように漏洩領域へ再度移動し、かつカートリッジの外にレンズを移動させるように適合される。したがってここで記載されるように、フィラメントは、必要な場合は、流体が光学体を越えて流れる領域を繰り返し見つけ、または探し、その場所に移動し、漏れをふさぐように適合される。
図5A〜図7Bの実施形態は、フィラメントの近位端部がプランジャの遠位領域および外部に取り付けられ、かつフィラメントがレンズの送達中にプランジャの外へ広がるとみられる実施形態を示す。これにより、フィラメントが取付位置を越えてプランジャから滑り出ることができ、レンズとの第1接点はフィラメントの近位端部に近いフィラメントの領域によるものである。フィラメントは、適切にふさぐ向きに再配置される。しかし、フィラメントプランジャ(または送達デバイスの他の部分)への取付点のいくつかの変化形があり、フィラメントの展開における変化をもたらす。
図8A〜図8Cは、フィラメント近位端部がプランジャの遠位領域に取り付けられるが、プランジャ内部の位置(すなわちプランジャ管腔内)に取り付けられている代替の実施形態を示す。図8Aに示されるように、プランジャは、遠位先端断面よりも大きい直径の穴を有する近位管腔断面を有する。フィラメント70は、近位端部のストッパー72に取り付けられる。フィラメント70は、ストッパー72から遠位端部プランジャにむかって延在する。減少した直径の遠位断面は、管腔の制限として働き、図8Cに示すようにストッパー72がさらに遠位に前進することを防ぐ。これは、フィラメントがカートリッジの遠位先端から流れ出ることを防ぐ。粘弾性が管腔を通り送られると、ストッパー72は、管腔内で遠位に進められ、フィラメント70は、管腔からまっすぐ流れ、上記の実施形態で前述されたように、自身の後ろに折り返される(または折れる)ことはない。フィラメントは、本明細書に記載されるように流れの漏洩に向かって流れるように適合される。
図9A〜図9Cは、図15により詳しく示される押さえリングフィラメントキャプチャ78を用いてフィラメント80の近位端部がプランジャ内部の近位領域に固定される代替実施形態の断面図を示す。フィラメント74は、粘弾性が送達されるとほどける、または伸びるよう適合されたコイル状、または伸縮性部分76を含む。フィラメントがほどける、または伸びることにより、フィラメントを効果的に長くし、それにより、任意の漏れをふさぐためにフィラメントをカートリッジへ進めることができるが、カートリッジの遠位端部から流れ出ることを防いでいる。図9Bは、フィラメントが漏れ領域を見つけ、それをふさいでいる様子を示す。
図9A〜図9Cに示すように実施形態は、近位領域と比較して減少した直径を有する遠位先端領域を有するプランジャを含む。この特徴は、本明細書の任意の実施形態に組み込むことができる。減少した直径は、プランジャの遠位先端から比較的速い流体の流速を作ることができ、それは、プランジャの遠位端部からフィラメントを引っ張り出すことに役立つ。増加した流速は、粘弾性が送られる際に、プランジャの近位端部におけるフィラメントがもつれ、圧縮されることを最小にする。
図10A〜図10Cは、フィラメント82の近位端部がプランジャ84内部の近位領域に取り付けられる点で図9A〜図9Cに類似した代替実施形態を示す。この実施形態において、フィラメント82は、プランジャ管腔内で効果的に圧縮し(図10A参照)、かつ展開されると固定の長さに伸びる(図10C参照)ように、穴の開いた材料などの伸縮性を有する材料である。この実施形態において、フィラメントは、軸方向に圧縮する穴が開いた管である。フィラメントは、その近位端部84で固定され、かつプランジャは、取付点から半径方向に外向きの流体チャネルを有する。これは、図10Bに示され、流体の流れは、矢印で示される。流体は、図10Bに示すように、穴の開いた管を伸ばす。このプランジャ設計は、遠位の減少した直径により、遠位領域において低速流領域および高速流領域を提供する。図10Bは、プランジャが漏れをシールしている様子を示し、および図10Cは、前方触覚部がカートリッジから展開される様子を示す。
フィラメント材料および設計は、フィラメントが上述のように流体の流れをシールすることを可能にするために選択されるべきである。材料構造および特性の最適化は、流体の流れをシールするために最適化されたフィラメントを一般的に提供し、眼内レンズを損傷せずに送ることを可能にする。しかし、いくつかの例において、光学体を通過しない、ある量の流体を有し、その後でシールが起こるべきであることが望ましい場合があることが想定される。フィラメント材料は、その機能をシステムに提供するものを理論上は選択されることができる。
フィラメントの特性は、送達プロセス中にどのように反応するかに影響する。特定の目標を達成するよう修正され得る特性は、非限定的に、迎合性、摩擦係数および弾性を含む。上述した実施形態において、性能に影響を与えることが示されている特性は、迎合性、低い摩擦係数、および場合によっては弾性を含む。これらの全てが最適化される必要はなく、所望の結果を達成するために制御され得る他の特性があることが理解されるだろう。
いくつかの実施形態では、フィラメントは、プランジャから引張られることができ、かつ漏れをシールすることができる、ある程度の変形性能および弾性を有する。いくつかの特定の実施形態において、延伸PTFE、発泡テフロン(登録商標)材料が使用される。いくつかの実施形態では、フィラメントは、オープンセル発泡体を備える。例えば、単一鎖形状を有する低いデュロメータ・オープンセルシリコーン発泡体をストレートアウト方法(例えば図8A〜図8C)、およびロールアウト方法(例えば図5A〜図5C)の両方で使用することができる。いくつかの実施形態では、良好なオープンセル性能を提供するPVA生体吸収性タイプ発泡体も使用することができる。いくつかの実施形態では、特にロールアウト方法において、薄壁(例えば0.004in)の低いデュロメータ(例えば20−35ショアA)シリコーンチューブを使用することができる。いくつかの実施形態において、電気紡糸または不織布材料が使用され、および低圧でマットの圧縮が可能な材料を比較的大きい断面のストレートアウト方法において使用することができる。意図した目標を達成するために他の適切な材料を使用することができることが理解されるだろう。
フィラメントは、性能特性を制御するためにさらに操作されることができる。例えば、フィラメントに形成された1または複数のスリットが所望の機能性を提供することができる。レンズへのシール性能を最適化するために、迎合性およびフィラメントの屈曲を増す半径方向および軸方向のスリットが示される1または複数のスリットは、フィラメントに形成されることができる。1または複数のスリットは、材料内で任意の形態をとることができる。
いくつかの実施形態では、フィラメントは、モノフィラメントePTFE材料である。材料は、1または複数のループ(図6A〜図7B参照)を有して形成されることができ、いくつかの実施形態では、先端プランジャ管腔の大きさに対してプランジャ管腔の断面を最適化する1〜3の間のループである。
フィラメントの使用に集中する特定の実施形態が本明細書で説明されたが、目標を達成するために他の材料を送達デバイスに組み込むことができる。例えば、間隙をシールするために使用され得る任意の適切な材料を使用することができる。例えば本明細書には説明されていない他の変形可能な、または柔軟な材料も本明細書に記載されたシール部材と同様の機能に理論的に適する、または適合されることができる。
代替実施形態において、シール部材は、粘弾性または他の流体で満たされたPTFEの密封多孔質チューブである。多孔質チューブは、粘弾性がチューブを通過するか、または穴を通り漏れることができるように適合されている。この代替形において、システムに送られる全ての粘弾性流体は、多孔質チューブを通り押し出される。チューブは、上述したように流体の漏れをシールするよう適合される。穴の大きさは流速を制御するために変えることができる。そのうえ、異なる粘弾性流体は、異なる粘性、および流れ特性を有しているため、同様に流速を変更するために、流体を変えることができる。
図11A〜図11Cおよび図12Aおよび図12Bは、その遠位端部がシールされた柔軟な多孔質チューブ200のプラグ部品を含む実施形態を示す。チューブは、ハイポチューブ支持体202の上をおおい、支持体は、プランジャ204の近位端部の内部管腔にシールされている。多孔質チューブ200は、支持チューブ202の長さと比較して長く、展開される場合にカートリッジの先端まで延在することができる。包装状態では、多孔質チューブ200は、長さを短くするために支持体202の上にパックされている。支持チューブ202は、プランジャの近位端部206に接続して、粘弾性(図示せず)が密封多孔質チューブ200の先端208に直接送られることを許容している。支持チューブ202を通り多孔質チューブ200内へ向かう粘弾性の流れにより、多孔質チューブ200は、わずかに加圧し、かつレンズの後ろの領域に移動するように支持チューブ202の外に延在し、それにより、上述のようにシールし、かつ軸方向の力を機械的にレンズに伝えることができる。先細のカートリッジにおいてレンズが前方に移動し、効率的なシールを形成する場合、シールおよび多孔質チューブの機械的な作用は、レンズの機能性にほとんど影響を及ぼさず、粘弾性が簡単に通過する(穴を介して)性能に推移し、それは、圧力差でレンズを前方に移動する。チューブの特性を変更することにより、必要に応じて多孔質チューブの機能性は、変更されることができる。例えば、低い多孔性(すなわち小さい穴)の材料により、チューブは、粘弾性が流れると一般的に高い内部の圧力をもたらし、接触した場合にレンズに力を与える機械的な液圧ピストンとしてより機能することができる。比較的高い多孔性構造(すなわち大きい穴)では、チューブは、上述したフィラメント構造と同様にふるまうようになり、任意の漏れ流体をシールするためにシール部材としてより顕著に作用する。したがって多孔性(またはチューブの他の特性)は、多孔質チューブの所望の機能を達成するために必要に応じて変更されることができる。
図13Aおよび図13Bは、IOLを患者の目の中に送るよう適合されたIOL送達システムの代替の例示的な実施形態を示す。システムは、カートリッジ301、トレイ302、およびプランジャ303を含む。図13Bは、組み立てられたシステムを示し、図13Aは、分解されたシステム部品を示す。他の実施形態において、3つの部品の1または複数は、個別の部品ではなく一体に形成され得る。
図13Bのアセンブリにおいて、カートリッジ301およびトレイ302がしっかりと係合するように、カートリッジ301は、トレイ302に対して配置される。いくつかの実施形態では、カートリッジ301およびトレイ302は、カートリッジ301がトレイ302から解離しないように適合されるように一体に形成される。トレイ302は、プランジャ303の遠位部分を受け入れるよう適合される。プランジャ303の遠位端部306は、組み立てた場合にカートリッジ301の近位開口部305内に配置されるように寸法が決められ、かつ構成される。プランジャ303は、Oリングの形のシール307を含む。シール307は、プランジャの遠位部分306がカートリッジ301の開口部305に進められる場合にカートリッジ301の内面の間とのシールを形成するように適合されている。トレイ302は、カートリッジおよびプランジャ間の相互作用を容易にする。
プランジャ303は、注射器などの流体送達デバイスと相互作用するよう適合された近位部分を有しており、流体は、流体送達デバイスからプランジャ303内の内部管腔へ進められることができる。プランジャ303の遠位端部306は、カートリッジ内に配置されるため、流体は、たとえプランジャを出なくても管腔内の半径方向および軸方向の場所に送られる。
カートリッジ301およびトレイ302は、参照によって本明細書に組み込まれる2012年3月22日出願の米国特許出願第13/427,617号に記載されているようにしっかりと係合される。トレイ302は、ロック要素365を有する2つのクリップ361を含み、クリップは、プランジャのカミング面363と整合するよう適合されている。クリップは、プランジャ303がトレイ302内に進められると外向きに広がり、およびプランジャのロック367がトレイ302のロック365とロックする。
図14Aおよび図14Bは、図13Bの組み立てられたシステムの上断面図を示す(明りょう化のためIOLは図示せず)。明らかなように、プランジャ303の遠位部分306は、カートリッジの管腔310の近位部分内に配置される。図示していないが、IOLはまた管腔310内に配置され、かつカートリッジ301の遠位端部311から外に展開されるように位置する。
プランジャ303は、シール307が配置されている外殻313を含む。明らかなように、シール307は、外殻313および管腔310の内面の間の封止を作成する。プランジャ303はまた、プランジャ303の管腔内のプラグサブアセンブリ321を含む。プラグサブアセンブリはまた図15により詳しく示されている。プラグサブアセンブリ321は、支持チューブ314が配置、かつ固定されている支持チューブ基部316、およびプラグ要素317を含む。プラグ要素317は、支持チューブ314の外面を覆い、かつ位置308(図15参照)で支持チューブ314に固定される。一実施形態において、熱収縮カラーは、プラグ要素317を位置308で支持チューブ314に固定する。支持チューブ314の遠位端部は、基部316の遠位端部から延在し、かつ一方の側に向きが設定されている。つまり、チューブ314の遠位部分は、プランジャ303の長軸に沿って延在しない。これは、支持チューブ314およびプラグ317が後方触覚部から離れて向くことに役立つ。プラグ要素317は、支持チューブ314の長さと比較して長く、プラグが完全に展開される場合にプラグ要素317の遠位端部がカートリッジの先端に配置されるようになっている。パックされた、または装填された状態(図14Aおよび図14B参照)において、プラグ要素317は、その相対的な長さを減少するように支持チューブ314にパックされている。支持チューブ314は、プランジャ303の近位端部に接続しており、粘弾性(図示せず)などの流体がプラグ要素317に通過することができる。プラグサブアセンブリ321はまた、プラグサブアセンブリ321およびプランジャ313の外殻313の内面の間の封止を作成するように適合されたシール315を含む。
この実施形態において、プラグ要素317は、図15に示すように支持チューブ314の遠位端部に固定されたチューブ状構造である。この実施形態において、プラグ要素は、柔軟、かつ多孔質の材料であるが、多孔質である必要はない。1つの例示的な実施形態において、プラグ要素は、チューブ状のePTFEである。この実施形態において、チューブは、両端部が開口し、その長さに沿った結び目327で結ばれ、プラグ317の遠位部分309は、結び目327から遠位に延在する結び目327は、流れ制限部として働き、かつまた支持チューブ上のプラグを安定させるよう役立つ。この実施形態において、プラグ要素317は、結び目327の近位の1または複数の選択的な穿孔325を含む。流れ制限部は、例えば縛られる、接着される、圧着される、またはかしめられることができる。
プラグサブアセンブリを外殻313に装填するために、プラグ要素317の遠位部分39を図15に示す矢印の方向にサブアセンブリの近位端部に向かって後ろに巻くか、または後に折り畳む。流れ制限部307が実質的にプラグ要素317の遠位端部にくるまで裏返される。したがって装填形態におけるプラグ要素317の遠位部分は、その遠位端部において材料が裏返し部分を有する。そしてプラグアセンブリ321は、図14Aおよび図14Bに示す装填位置になるまで、プランジャ303の外殻313の開口端部312を通り遠位に進められる。プラグ要素317の開口遠位端部は、その裏返し形態において、外殻313の管腔内で保持されて、その裏返しを維持する。図14Aは、支持チューブ314の遠位端部が付勢された形態を示す。図14Bは、装填形態でプランジャ303の外殻313内で位置するプラグサブアセンブリの側断面図である。
図16Aおよび図16Bは、カートリッジ301内におけるプラグ要素317の完全展開形態を示し、また図15には、カートリッジの外側が示されている。明確化のために、IOLを示さずに記載されている。IOLと共に使用する方法は、以下に示される。以下により詳細に記載されるように、プラグが装填された後(図14Aおよび図14Bに示すように)、流体が支持チューブ314を通り送られて、プラグ要素317の展開を開始する。プラグ要素317が展開され続けると、裏返し部分309は、プラグ要素317の近位部分が完全に拡張されるまでは裏返されたままとなり、完全に拡張されると裏返し部分309は、広がり始め、最終的にプラグ要素317は、図16Aおよび図16Bに示す略細長い形態を呈する。プラグ要素317の遠位端部は、完全に展開されると実質的にカートリッジ301の先端にくる。
図17Aは、カートリッジ301内に配置された光学部120および触覚部130および140を備えるIOL(例えば図1に示すIOLなど)を示す。IOLは、カートリッジ301に装填され、IOLをカートリッジに装填する例示的な方法は以下に記載される。本明細書の開示は、IOLがカートリッジ301に配置されるようになる方法に限定することを意図していない。図17Aに示すIOLの装填形態において、前方触覚部130は、静止時の向き(図1参照)から再配向され、かつ光学部120から遠位に延在する。後方触覚部140はまた静止時の向き(図1参照)から再配向され、かつカートリッジ内において光学部品120から比較的近位に延在する。
通常、カートリッジの外へのIOLの送達は、カートリッジを通り目の中にIOLを遠位に移動するためのカートリッジ内の圧力差の発達に依存する。しかし、通常のIOLの形態、および/またはカートリッジ内に装填された場合にIOLが呈する形態は、IOLおよびカートリッジの内面の間に間隙を作る。つまり、IOLは、カートリッジの内面によって形成された全容積を占めない。間隙、または空所は、送達中に流体が進められると一部の流体に対して光学部分を越えて漏洩する経路を提供する。理想的には(または実質的には)流体は一切光学部分を越えて流れない。理想的には、または実質的には、全ての流体は、少なくとも光学部分の近位に残り、圧力を高め、かつIOLをカートリッジの遠位端部の外へ展開させる。流体がレンズ本体を越えて流れる場合、カートリッジの先端を効果的に満たす前方触覚部130に抗力を作る。前進する前方触覚部は、前方触覚部および光学体の間の接続部に大きい歪みを作成し、場合によっては接続点に損傷を与える。運ばれる間に損傷の影響を受けやすい任意のIOLは、本明細書に記載されたシステムおよび方法から利益を享受するだろう。
システムを組み立てる例示的な方法は、カートリッジ301をトレイ302に配置するステップと、IOLをカートリッジ301に装填するステップと、図17Aに示すようにカートリッジ301内に延在するようにプランジャ303をトレイ302に対して位置決めするステップとを含む。図17Aにおいて、プラグサブアセンブリ321は、図14Aおよび図14Bに示すのと同じ装填位置、およびカートリッジ301内の形態である。この形態において、プラグ要素317、および特に裏返し部分309は、後方触覚部140に隣接して配置される。プラグ要素317は、後方触覚部140およびカートリッジ301の内面の間に存在する間隙に配置される。上述したように、支持チューブ314のこの遠位端部は、後方触覚部140から離れて配向され、後方触覚部140に半径方向に隣接する図17Aに示す位置にプラグ要素317を配置する。したがって支持チューブの遠位端部は、カートリッジ内に配置される場合、IOLの損傷を回避するように適合される。この形態において、プラグ要素317は、間隙または間隙のかなりの部分を満たすプラグのように作用し、流体の流れを妨害するため、送達中に後方触覚部140を越えて流れる流体の量は最小になる。プラグ要素317はまたこの時点ではIOLに接触しないことがある。後述するように、プラグ要素317は、送達中に光学部品を越えて流れる流体の量を低減し、圧力差を増加するため、レンズの損傷の危険性を低減する。プラグ要素317はまたIOL本体の後ろでシール、または実質的なシールを形成すると考えられ、IOLの周りの粘弾性の流れを低減する。「プラグ」または「シール」は、完全に流体密封シールが作られるという意味に限定されない。これらの語句は、プラグまたはシール要素なしの場合よりもIOLの周りの流体の流れが減少するという意味で本明細書中において用いられる。プラグ要素はまた、上述した光学部品の後ろにシールを形成するような任意の構成要素とすることができる。
プラグサブアセンブリが図17Aに示すように配置された後、粘弾性などの流体が注射器(図示せず)などの流体送達デバイスを用いて支持チューブ314を通り進められる。支持チューブ314を通りプラグ要素317へ向かう粘弾性の流れにより、プラグ要素317は、わずかに加圧し、支持チューブ314から離れて再構成してレンズの後ろの領域により完全に移動し、間隙をふさぎ、かつ力を機械的にレンズに伝える。先細のカートリッジ内部管腔においてレンズが前方に移動し、効率的な、または実質的なシールを形成する場合、シールおよび多孔質チューブの機械的な作用は、レンズの機能性にほとんど影響を及ぼさず、粘弾性が通過する(穴、または他の穿孔構造を介して)性能に推移し、それは、圧力差でレンズを前方に移動する。チューブの特性を変更することにより、必要に応じて多孔質チューブの機能性は、変更されることができる。例えば、低い多孔性(すなわち小さい穴)の材料により、チューブは、粘弾性が流れると一般的に高い内部の圧力をもたらし、接触した場合にレンズに力を与える機械的な液圧ピストンとしてより機能することができる。比較的高い多孔性構造(すなわち大きい穴)では、チューブは、上のフィラメント構造と同様にふるまうようになり、任意の漏れ流体をシールするためにプラグ部材としてより顕著に作用する。したがって多孔性(またはチューブの他の特性)は、プラグ要素の所望の機能を達成するために必要に応じて変更されることができる。
支持チューブ314の遠位端部に流体が存在しているため、プラグ要素317の裏返し部分309内の流体の圧力により、プラグ要素317の遠位端部がプランジャ303の外殻313の遠位端部から解放される。プラグの自由遠位端部がプランジャの内部管腔から解放されると、カートリッジの内壁に対する少なくとも部分的なシールが始まり、IOLを越えて流れる流体の量をさらに減らす。プラグ要素はまた、隣接する後方触覚部140およびカートリッジの内壁の間で半径方向に存在する間隙を少なくとも部分的にふさぐ。このふさぐ動作は、後方触覚部を越えて、したがって光学部分を越えて流れることができる流体の量を最小にし、カートリッジ内の圧力差を上昇させる。
図17Cに示すように流体が支持要素314を通り進められ続けると、裏返しプラグ要素は、引き続きIOLに従い、後方触覚部140およびカートリッジの間の間隙をなおもふさぐ。図17Dに示すように光学部品が遠位ポートの近くに進められると、ポートの大きさ、および光学部品が占める容積により、光学部品が自分自身でシールを始める、または遠位ポートに実質的にシールを形成し始める。図17Dにおいて、IOLは、プラグ要素317に対して遠位に移動し始めまたはプラグ要素317から逃れ始める。図17Eにおいて、光学部品は、カートリッジから外へ送られ、かつ後方触覚部140は、裏返し部分309から離れて展開する。これにより、図17Eに示すようにプラグ要素の裏返し部分が広がる。プラグ要素の裏返し部分309が発展する、または広がる場合、少なくとも図17Dおよび図17Eの間は後方触覚部140への抗力を低減する。裏返し部分309とは異なる静的プラグ要素は、プラグの半径方向の拡張部およびプラグおよび触覚部間の静止摩擦により、後方触覚部がカートリッジの壁に対してスタックする原因となり得る。プラグ要素が後方触覚部と接触し、広がることができる機構を含む場合、後方触覚部への抗力は、低減され、カートリッジの壁に固着し、適切に展開しないことを防ぐ。これはまた、光学部品および後方触覚部の間の接合部における損傷可能性を低減する。
図17A〜図17Eにおける実施形態において、プラグ317は、多孔質のePTFE材料である。多孔質材料は、粘弾性がチューブを通過する、または穴を通り漏れることができるように適合されている。本実施形態において、プラグ317はまた、結び目の場所327のごく近位のプラグ材料に選択的な穿孔325(図17A〜図17Eの実施形態に2つ示される)を含む。1つの特定の実施形態において、穿孔は、32G手術針によって結び目の約1mm近位に作られる。穿孔は、粘弾性材料(または他の流体)のための過圧レリーフとして働く。ePTFE(または他の多孔質の材料)の多孔性は変えることができ、場合によっては使用される粘弾性材料に依存することがあるが、材料は、効果的な漏れを可能にすることのない粘弾性を完全に含むことができる。これが起こる場合、プラグ要素は、拡張端部における圧力により支持チューブ314から解放される場合がある。したがって穿孔は、過圧レリーフとして機能してこの可能性を予防する。第2のロールにおいて、穿孔はまた、流体をプラグの裏返し部分に導くことができて、プランジャからの解放、したがってカートリッジの内面に対するシールを促進する。
プラグの多孔性により、粘弾性が移動プラグおよび他のシステム構成要素の間の境界面を潤滑にすることが可能である。多孔性はまた、プラグが全て展開した場合の持続的な流体の流れを可能にし、かつ先端における液圧シールによりIOLが移動する。
穴の大きさは、流速を制御するために変えることができる。そのうえ、異なる粘弾性流体は、異なる粘性および流れ特性を有するため、流体は、流速を変更するために変えることができる。例示的な実施形態において、プラグ要素は、ePTFEであり、かつ多孔性を決定するインターモーダル距離(すなわち節の間の距離)は、100μmである。他のインターモーダル距離を有するePTFEも使用することができる。
図13A、図13B、図14A、図14B、図16A、図16B、および図17A〜図17Eに示す実施形態はまた、パージしないと送達プロセスを妨げる場合があるようなシステム内に捕捉された空気をパージするよう適合される。図18は、図14B(明瞭化のためにIOLは図示せず)に示すような組み立てられたデバイスの側断面図を示し、プランジャからの空気のパージを示している。ここに記載されるように、流体は、注射器(図示せず)から、支持チューブ314を通り進み、およびプラグ要素(裏返し部分309が示されている)内のIOLの後方触覚部の近くに出る。前方の流体は、プラグ要素を満たしながらD方向で示す遠位に進み、P方向の後方へ進み、デッドボリュームの空気を矢印Aの方向に開孔330を通り排出する。開孔は、粘弾性を通さないため、完全に排出された場合に圧力を維持することができる。この効果は、システムの後から空気をパージし、送達中にIOLを解放する間に捕捉された空気のバネ効果を低減する。いくつかの例において、空気がパージされない場合、作業者の動作/入力なしで、空気は、送達中にIOLを前方に力強く押す場合があり、場合によってはIOLまたは目の水晶体嚢を損傷し、かつIOLを水晶体嚢の外に運んでしまう原因とさえなり得る。空気のパージは、IOLのスムーズで制御された送達のために重要である。あるIOLは、送達においてそれほど制御が必要ない場合があり、したがって空気の排出は要求されないことがある。
いくつかの実施形態では、送達システムは、開孔を含み、かつプラグ、またはシール部材を含まない。これらの実施形態において、送達プロセスの一部として粘弾性などの流体がレンズに向かって送られる。先端を通り目の中へ前方に移動する気泡の量を減らしながら送達中の制御を高めるための空気の排出は、プラグ要素がなくても著しい利点を提供す。代替実施形態において、デバイスは、図14Aおよび図14Bの送達デバイスに類似しているが、プラグ要素317を含まない。
図19A〜図19Cは、粘弾性などの流体を送達デバイス内から支持チューブ314へ動かす例示的な方法を示す。この実施形態において、カートリッジ301、トレイ302、および注射器360が固定されたプランジャ303を含む送達アセンブリは、ネジ駆動アセンブリ370に取り付けられる。ネジ駆動アセンブリ370は、端部ポスト372を有する基部390を含み、端部ポストの上にトレイ302の溝が位置合わせされる。送達アセンブリは、ネジ380によって自己調整される。ネジ380は、図19Cに示すように注射器のプランジャに接触するまで進められる。そして注射器プランジャを進めるためにネジ380は回され、注射器から支持チューブ314へ流体を動かす。ネジ駆動アセンブリは、注射器に加えられる力をより細かく制御するために変更することができ、かつ圧力計を含むことができる。
ここに説明するように、IOLは、任意の適切な技術を用いてカートリッジ内に配置、または装填されることができる。ここに記載される特定のIOLでは、装填プロセスは、触覚部が概して光学部品から離れて延在するように光学部品に対して触覚部の向きを変えるステップを含む。通常この触覚部の再配向プロセスは、本明細書では触覚を広げるステップとして言及されている。本明細書のIOLの装填プロセスはまた、光学部品などのIOLの少なくとも1部分を再構成するステップを含む。例示的な装填技術は、2008年6月23日出願の米国特許出願第12/178,565号に説明されているようなIOLの液圧装填を非限定的に含む。あるいは、2012年3月22日出願の米国特許出願第13/427,617号に記載されているように、IOLは、機械的に装填され得る。機械的な装填の別の例は、IOLを持ち上げ、1または複数の触覚部を再配向し、かつIOLをカートリッジ内に進めるために鉗子を使用するステップを含む。
IOLは、カートリッジに装填、および包装などのために格納されることができるか、または装填は、移植の直前に行うことができる。
本明細書のデバイスおよび方法は、約2.8mm〜約4.5mmの間の切開を通りIOLを送ることができる。いくつかの実施形態では、切開は、約4mmである。デバイスおよび方法は、より大きい、またはより小さい切開を通りIOLを送る必要があれば変更することができる。
本開示は、プラグに対してチューブ状部材に焦点を当てたが、IOLの送達を補助するために、IOLおよびカートリッジの間の少なくとも部分的なシールの作成に役立つ他のシール機構もカートリッジに挿入することができる。
送達されるIOLは、本明細書に記載されるような1または複数の専用の「触覚部」を有する必要はない。IOLは、より一般的な周辺部を含むことができる。
10 送達デバイス
12 プランジャ
14 トレイ
16 カートリッジ
36 前方触覚部
38 光学部品
40 後方触覚部
52,56,70,74,80,82 フィラメント
84 プランジャ
100 調整式眼内レンズ
120 光学体
130 後方触覚部
140 前方触覚部
200 多孔質チューブ
202 支持チューブ
204 プランジャ
301 カートリッジ
302 トレイ
303 プランジャ
310 管腔
314 支持チューブ
317 プラグ要素
321 プラグサブアセンブリ
325 穿孔
327 結び目
330 開孔

Claims (27)

  1. 眼内レンズを目の中に配置する方法であって、
    眼内レンズを送達デバイス内に供給するステップと、
    前記眼内レンズおよび前記送達デバイスの内面の間の半径方向に配置された間隙を少なくとも部分的にふさぐステップと、
    前記眼内レンズを前記送達デバイスから目の中へ配置するために、前記送達デバイスへ流体を送達するステップと、
    を備える方法。
  2. 間隙少なくとも部分的にふさぐステップが前記送達デバイス内の前記眼内レンズを越えて流れる前記流体の量を低減する、請求項1に記載の方法。
  3. 間隙少なくとも部分的にふさぐステップにより、前記眼内レンズの光学部分に対して近位の前記送達デバイス内の流体圧力を増加させることができる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記眼内レンズおよび前記送達デバイスの内面の間の間隙を少なくとも部分的にふさぐステップが、後方触覚部および前記送達デバイスの内面の間に存在する間隙を少なくともふさぐステップを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記流体を前記送達デバイスに送達する際にプラグ要素を再構成するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記プラグ要素を再構成するステップが、前記プラグ要素および前記送達デバイスの内面の間にシールを形成するよう働く、請求項5に記載の方法。
  7. 前記プラグ要素を再構成するステップが、前記プラグ要素を広げる、請求項5に記載の方法。
  8. 前記送達デバイスから前記眼内レンズを配置するため流体を前記送達デバイスに送達するステップが、多孔質材料を通り流体を送達するステップを備える、請求項1に記載の方法。
  9. 眼内レンズを目の中に配置する装置であって、
    眼内レンズが中に配置された眼内レンズ送達デバイスと、
    前記送達デバイス内に配置されるように適合された支持デバイスであって、流体が中を通って流れることができるように適合された管腔を中に有する、支持デバイスと、
    前記送達デバイスに配置された眼内レンズ、および送達デバイスの内面の間の間隙を少なくとも部分的にふさぐよう適合されるように、前記支持デバイスに固定されたプラグ要素と、
    を備える装置。
  10. 前記プラグ要素がチューブ状要素である、請求項9に記載の装置。
  11. 前記プラグ要素が展開後に遠位端部において開口する、請求項10に記載の装置。
  12. 前記プラグ要素が前記プラグ要素の遠位端部に対して近位の流体の流れ制限部を有する、請求項10に記載の装置。
  13. 前記プラグ要素が遠位端部において裏返される、請求項9に記載の装置。
  14. 前記プラグ要素が多孔質である、請求項9に記載の装置。
  15. 前記プラグ要素が前記管腔を通る流体の流れに応じて再構成されるように適合されている、請求項9に記載の装置。
  16. 前記プラグ要素の遠位部分のみが再構成されるよう適合されている、請求項9に記載の装置。
  17. 前記プラグ要素が、前記プラグ要素の遠位端部に対して近位に流れ制限部を有する、請求項9に記載の装置。
  18. 前記プラグ要素が前記流れ制限部対して遠位の、再構成されるように適合された部分を有する、請求項17に記載の装置。
  19. 前記プラグ要素が遠位端部において開口する、請求項9に記載の装置。
  20. 前記プラグ要素がePTEFチューブである、請求項9に記載の装置。
  21. 前記支持要素の遠位部分が前記送達デバイスの内壁に向かって配向される、請求項9に記載の装置。
  22. 前記支持要素の遠位部分が前記支持要素の近位部分の長手軸から離れて配向される、請求項9に記載の装置。
  23. 後方触覚部が前記眼内レンズの光学部分に対して近位に延在する、請求項9に記載の装置。
  24. 前記プラグ要素が前記眼内レンズおよび前記送達デバイスの内面の間の半径方向に配置される、請求項23に記載の装置。
  25. 前記装置の内部から空気を排出するように適合された開孔をさらに備える、請求項9に記載の装置。
  26. 眼内レンズを目の中に配置する装置であって、
    眼内レンズが中に配置された眼内レンズ送達デバイスと、
    前記送達デバイス内に配置されるよう適合された支持デバイスであって、流体が中を通って流れることができるように適合された管腔を中に有する、支持デバイスと、
    眼内レンズ送達ポートではない開孔であって、流体が中を流れる場合に前記送達デバイスの内部から空気を排出するよう適合された、開孔と、
    を備える装置。
  27. 眼内レンズを目の中に配置する方法であって、
    眼内レンズを送達デバイス内に供給するステップと、
    前記送達デバイスから前記眼内レンズを配置するために、流体を前記送達デバイスに送達するステップと、
    前記送達デバイスから開孔を通り空気を排出するステップであって、前記開孔は、眼内レンズ送達ポートではない、ステップと、
    を備える方法。
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