JP2018516885A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2018516885A5
JP2018516885A5 JP2017558008A JP2017558008A JP2018516885A5 JP 2018516885 A5 JP2018516885 A5 JP 2018516885A5 JP 2017558008 A JP2017558008 A JP 2017558008A JP 2017558008 A JP2017558008 A JP 2017558008A JP 2018516885 A5 JP2018516885 A5 JP 2018516885A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protecting group
formula
hydroxyl protecting
independently
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017558008A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018516885A (ja
JP6840090B2 (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/US2016/031546 external-priority patent/WO2016179607A1/en
Publication of JP2018516885A publication Critical patent/JP2018516885A/ja
Publication of JP2018516885A5 publication Critical patent/JP2018516885A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6840090B2 publication Critical patent/JP6840090B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Claims (21)

  1. ハリコンドリンマクロライドの合成における大環状中間体を調製する方法であって、前記方法は非大環状中間体において大環状化反応を行うことを含み、前記大環状化反応は、ハリコンドリンマクロライドの構造におけるC.2−C.3、C.3−C.4、C.12−C.13、またはC.15−C.16結合の形成により前記大環状中間生成物を生成し、ここで前記大環状化反応を行うことは、前記非大環状中間体をオレフィンメタセシス触媒と接触させることを含み、
    ここで前記非大環状中間体は、式(IIA)の化合物
    Figure 2018516885

    またはその塩またはその互変異性体であり、
    ここで
    DおよびD’の各々は、独立して、H、置換されてもよいアルキル、またはOP であり、ただしDおよびD’の1つのみがOP であり、ここでP はH、アルキル、またはヒドロキシル保護基であり;Aは式(1)の基またはC 1−6 飽和もしくはC 2−6 不飽和の炭化水素骨格であり、当該骨格は、非置換、またはシアノ、ハロ、アジド、オキソ、およびQ からなる群から独立して選択される1から10個の置換基を有し、式(1)の基は以下の構造を有し:
    Figure 2018516885

    ここで
    Lは−(CH(OP ))−、−(C(OH)(OP ))−または−C(O)−であり;
    はHであり、またはR およびP は合わさって結合を形成し;
    はHまたは−(CH OP であり、そしてP およびP の各々は、独立して、H、置換されてもよいアルキル、もしくはヒドロキシル保護基であり、またはP およびP は、各々が付く原子と一緒になって、合わさってケタール、環状カーボナート、ジカルボニル−ジオキソもしくはシリレン−ジオキソを形成し;あるいはR およびP は合わさって、置換されてもよいエチレンまたは下記からなる群から選択される構造を形成し:
    Figure 2018516885

    ここで各P’は、独立してHまたはヒドロキシル保護基であり;
    Eは、置換されてもよいアルキルまたは置換されてもよいアルコキシであり;
    Gは、O、S、CH またはNR であり、ここでR は、H、N−保護基、または置換されてもよいアルキルであり;
    各Q は、独立してOR 、SR 、SO 、OSO 、NR 、NR (CO)R 、NR (CO)(CO)R 、NR (CO)NR 、NR (CO)OR 、(CO)OR 、O(CO)R 、(CO)NR 、またはO(CO)NR であり、ここでR およびR の各々は、独立して、H、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、アリール、ハロアリール、ヒドロキシアリール、アルコキシアリール、アリールアルキル、アルキルアリール、ハロアリールアルキル、アルキルハロアリール、(アルコキシアリール)アルキル、複素環式ラジカル、または複素環式ラジカル−アルキルであり;
    kは0または1であり;
    nは0、1、または2であり;
    およびR は合わさってオキソを形成し、R はHまたはヒドロキシル保護基であり、そしてR はHであり;
    あるいは
    はHまたはOP’’であり、ここでP’’はHまたはヒドロキシル保護基であり、そして:
    (i)R はHもしくはヒドロキシル保護基であり、そしてR およびR は合わさって二重結合を形成し、
    または
    (ii)R およびR は合わさって結合を形成し、そしてR はHもしくはOP’’であり;
    各P は独立してHまたはヒドロキシル保護基であり、そしてX はオキソであり、またはX は、それが付く炭素原子と一緒になって−(CH(OP ))−であり、ここでP は、Hまたはヒドロキシル保護基であり;あるいはP 基およびX の両方は、各々が付く原子と一緒になって、合わさってケタールを形成し;そして
    は、Hまたはヒドロキシル保護基であり;そして
    ここでハリコンドリンマクロライドの合成における前記大環状中間体は、式(IB)の化合物
    Figure 2018516885

    またはその塩またはその互変異性体であり、
    あるいは前記非大環状中間体は、式(IIIA)の化合物
    Figure 2018516885

    またはその塩またはその互変異性体であり、
    ここで
    DおよびD’の各々は、独立して、H、置換されてもよいアルキル、またはOP であり、ただしDおよびD’の1つのみがOP であり、ここでP はH、アルキル、またはヒドロキシル保護基であり;Aは式(1)の基またはC 1−6 飽和もしくはC 2−6 不飽和の炭化水素骨格であり、当該骨格は、非置換、またはシアノ、ハロ、アジド、オキソ、およびQ からなる群から独立して選択される1から10個の置換基を有し、式(1)の基は以下の構造を有し:
    Figure 2018516885

    ここで
    Lは−(CH(OP ))−、−(C(OH)(OP ))−または−C(O)−であり;
    はHであり、またはR およびP は合わさって結合を形成し;
    はHまたは−(CH OP であり、そしてP およびP の各々は、独立して、H、置換されてもよいアルキル、もしくはヒドロキシル保護基であり、またはP およびP は、各々が付く原子と一緒になって、合わさってケタール、環状カーボナート、ジカルボニル−ジオキソもしくはシリレン−ジオキソを形成し;あるいはR およびP は合わさって、置換されてもよいエチレンまたは下記からなる群から選択される構造を形成し:
    Figure 2018516885

    ここで各P’は、独立してHまたはヒドロキシル保護基であり;
    Eは、置換されてもよいアルキルまたは置換されてもよいアルコキシであり;
    Gは、O、S、CH またはNR であり、ここでR は、H、N−保護基、または置換されてもよいアルキルであり;
    各Q は、独立してOR 、SR 、SO 、OSO 、NR 、NR (CO)R 、NR (CO)(CO)R 、NR (CO)NR 、NR (CO)OR 、(CO)OR 、O(CO)R 、(CO)NR 、またはO(CO)NR であり、ここでR およびR の各々は、独立して、H、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、アリール、ハロアリール、ヒドロキシアリール、アルコキシアリール、アリールアルキル、アルキルアリール、ハロアリールアルキル、アルキルハロアリール、(アルコキシアリール)アルキル、複素環式ラジカル、または複素環式ラジカル−アルキルであり;
    kは0または1であり;
    nは0、1、または2であり;
    およびR は合わさってオキソを形成し、R はHまたはヒドロキシル保護基であり、そしてR はHであり;
    あるいは
    はHまたはOP’’であり、ここでP’’はHまたはヒドロキシル保護基であり、そして:
    (i)R はHもしくはヒドロキシル保護基であり、そしてR およびR は合わさって二重結合を形成し、
    または
    (ii)R およびR は合わさって結合を形成し、そしてR はHもしくはOP’’であり;
    各P は独立してHまたはヒドロキシル保護基であり、そしてX はオキソであり、またはX は、それが付く炭素原子と一緒になって−(CH(OP ))−であり、ここでP は、Hまたはヒドロキシル保護基であり;あるいはP 基およびX の両方は、各々が付く原子と一緒になって、合わさってケタールを形成し;そして
    は、Hまたはヒドロキシル保護基であり;そして
    ここでハリコンドリンマクロライドの合成における前記大環状中間体は、式(IIIB)の化合物
    Figure 2018516885

    またはその塩またはその互変異性体であり、
    あるいは前記非大環状中間体は、式(IVA)の化合物
    Figure 2018516885

    またはその塩であり、
    ここで
    DおよびD’の各々は、独立して、H、置換されてもよいアルキル、またはOP であり、ただしDおよびD’の1つのみがOP であり、ここでP はH、アルキル、またはヒドロキシル保護基であり;Aは式(1)の基またはC 1−6 飽和もしくはC 2−6 不飽和の炭化水素骨格であり、当該骨格は、非置換、またはシアノ、ハロ、アジド、オキソ、およびQ からなる群から独立して選択される1から10個の置換基を有し、式(1)の基は以下の構造を有し:
    Figure 2018516885

    ここで
    Lは−(CH(OP ))−、−(C(OH)(OP ))−または−C(O)−であり;
    はHであり、またはR およびP は合わさって結合を形成し;
    はHまたは−(CH OP であり、そしてP およびP の各々は、独立して、H、置換されてもよいアルキル、もしくはヒドロキシル保護基であり、またはP およびP は、各々が付く原子と一緒になって、合わさってケタール、環状カーボナート、ジカルボニル−ジオキソもしくはシリレン−ジオキソを形成し;あるいはR およびP は合わさって、置換されてもよいエチレンまたは下記からなる群から選択される構造を形成し:
    Figure 2018516885

    ここで各P’は、独立してHまたはヒドロキシル保護基であり;
    Eは、置換されてもよいアルキルまたは置換されてもよいアルコキシであり;
    Gは、O、S、CH またはNR であり、ここでR は、H、N−保護基、または置換されてもよいアルキルであり;
    各Q は、独立してOR 、SR 、SO 、OSO 、NR 、NR (CO)R 、NR (CO)(CO)R 、NR (CO)NR 、NR (CO)OR 、(CO)OR 、O(CO)R 、(CO)NR 、またはO(CO)NR であり、ここでR およびR の各々は、独立して、H、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、アリール、ハロアリール、ヒドロキシアリール、アルコキシアリール、アリールアルキル、アルキルアリール、ハロアリールアルキル、アルキルハロアリール、(アルコキシアリール)アルキル、複素環式ラジカル、または複素環式ラジカル−アルキルであり;
    kは0または1であり;
    nは0、1、または2であり;
    (i)R はHまたはヒドロキシル保護基であり、R はアルキルエーテルであり、そしてR はHであり;
    (ii)R はHまたはヒドロキシル保護基であり、そしてR およびR は合わさって二重結合を形成し;
    あるいは
    (iii)R およびR は合わさって結合を形成し、そしてR はHであり;
    およびP の各々は、独立してHまたはヒドロキシル保護基であり;
    はHであり、そしてP はHもしくはヒドロキシル保護基であり;またはR およびP は合わさって二重結合を形成し;そして
    ここでハリコンドリンマクロライドの合成における前記大環状中間体は、式(IVB)の化合物
    Figure 2018516885

    またはその塩であり、
    あるいは前記非大環状中間体は、式(VA)の化合物
    Figure 2018516885

    またはその塩またはその互変異性体であり、
    ここで
    DおよびD’の各々は、独立して、H、置換されてもよいアルキル、またはOP であり、ただしDおよびD’の1つのみがOP であり、ここでP はH、アルキル、またはヒドロキシル保護基であり;Aは式(1)の基またはC 1−6 飽和もしくはC 2−6 不飽和の炭化水素骨格であり、当該骨格は、非置換、またはシアノ、ハロ、アジド、オキソ、およびQ からなる群から独立して選択される1から10個の置換基を有し、式(1)の基は以下の構造を有し:
    Figure 2018516885

    ここで
    Lは−(CH(OP ))−、−(C(OH)(OP ))−または−C(O)−であり;
    はHであり、またはR およびP は合わさって結合を形成し;
    はHまたは−(CH OP であり、そしてP およびP の各々は、独立して、H、置換されてもよいアルキル、もしくはヒドロキシル保護基であり、またはP およびP は、各々が付く原子と一緒になって、合わさってケタール、環状カーボナート、ジカルボニル−ジオキソもしくはシリレン−ジオキソを形成し;あるいはR およびP は合わさって、置換されてもよいエチレンまたは下記からなる群から選択される構造を形成し:
    Figure 2018516885

    ここで各P’は、独立してHまたはヒドロキシル保護基であり;
    Eは、置換されてもよいアルキルまたは置換されてもよいアルコキシであり;
    Gは、O、S、CH またはNR であり、ここでR は、H、N−保護基、または置換されてもよいアルキルであり;
    各Q は、独立してOR 、SR 、SO 、OSO 、NR 、NR (CO)R 、NR (CO)(CO)R 、NR (CO)NR 、NR (CO)OR 、(CO)OR 、O(CO)R 、(CO)NR 、またはO(CO)NR であり、ここでR およびR の各々は、独立して、H、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、アリール、ハロアリール、ヒドロキシアリール、アルコキシアリール、アリールアルキル、アルキルアリール、ハロアリールアルキル、アルキルハロアリール、(アルコキシアリール)アルキル、複素環式ラジカル、または複素環式ラジカル−アルキルであり;
    kは0または1であり;
    nは0、1、または2であり;
    (a1)R はHまたはヒドロキシル保護基であり、R はアルキルエーテルであり、そしてR はHであり;
    (a2)R はHまたはヒドロキシル保護基であり、そしてR およびR は合わさって二重結合を形成し;
    あるいは
    (a3)R およびR は合わさって結合を形成し、そしてR はHであり;
    (b1)A およびR は合わさってオキソを形成し、R はHまたはヒドロキシル保護基であり、そしてR はHであり;
    あるいは
    (b2)A はHまたはOP’’であり、ここでP’’はHまたはヒドロキシル保護基であり、そして:
    (i)R はHもしくはヒドロキシル保護基であり、そしてR およびR は合わさって二重結合を形成し
    または
    (ii)R およびR は合わさって結合を形成し、そしてR はHもしくはOP’’であり;
    (c1)R はHであり、そしてP はHまたはヒドロキシル保護基であり;
    あるいは
    (c2)R およびP は合わさって二重結合を形成し;
    10 はHまたは−CH CH CH=CH であり、ここでX はO、−C(R 11 −、またはNP であり、そしてここで各R 11 は独立してHまたは−COOR 12 であり、P はN−保護基であり、そしてR 12 はアルキルであり;
    各P は独立してHまたはヒドロキシル保護基であり;そして
    ここでハリコンドリンマクロライドの合成における前記大環状中間体は、式(VB)の化合物
    Figure 2018516885

    またはその塩またはその互変異性体である、方法。
  2. 式(IIIA)の化合物において、P 基およびX の両方は、各々が付く原子と一緒になって、合わさってケタールを形成し、および/またはP はヒドロキシル保護基である、請求項1に記載の方法。
  3. 式(IVA)の化合物において、P およびP の少なくとも1つはHである、請求項1に記載の方法。
  4. 式(VA)の化合物において、
    はHであり、そしてP はHであり、および/または、
    10 は−CH CH CH=CH であり、そしてX はOであり、および/または、
    およびR は合わさって結合を形成し、そしてR はHであり、および/または、
    およびR は合わさって結合を形成し、そしてR はHである、請求項1に記載の方法。
  5. 各P は独立してヒドロキシル保護基であり、または少なくとも1つのP はHである、請求項1または4に記載の方法。
  6. 式(VA)の化合物において、前記オレフィンメタセシス触媒は、ルテニウム−カルベン錯体である、請求項1、4および5のいずれか一項に記載の方法。
  7. Figure 2018516885

    またはその塩を調製する方法であって、
    ここで
    およびAの各々は、独立してHまたはOP’’であり、ここで各P’’は独立してHまたはヒドロキシル保護基であり;
    DおよびD’の各々は、独立して、H、置換されてもよいアルキル、またはOPであり、ただしDおよびD’の1つのみがOPであり、ここでPはH、アルキル、またはヒドロキシル保護基であり;Aは式(1)の基またはC1−6飽和もしくはC2−6不飽和の炭化水素骨格であり、当該骨格は、非置換、またはシアノ、ハロ、アジド、オキソ、およびQからなる群から独立して選択される1から10個の置換基を有し、式(1)の基は以下の構造を有し:
    Figure 2018516885

    ここで
    Lは−(CH(OP))−、−(C(OH)(OP))−または−C(O)−であり;
    はHであり、またはRおよびPは合わさって結合を形成し;
    はHまたは−(CHOPであり、そしてPおよびPの各々は、独立して、H、置換されてもよいアルキル、もしくはヒドロキシル保護基であり、またはPおよびPは、各々が付く原子と一緒になって、合わさってケタール、環状カーボナート、ジカルボニル−ジオキソもしくはシリレン−ジオキソを形成し;あるいはRおよびPは合わさって、置換されてもよいエチレンまたは下記からなる群から選択される構造を形成し:
    Figure 2018516885

    ここで各P’は、独立してHまたはヒドロキシル保護基であり;
    Eは、置換されてもよいアルキルまたは置換されてもよいアルコキシであり;
    Gは、O、S、CHまたはNRであり、ここでRは、H、N−保護基、または置換されてもよいアルキルであり;
    各Qは、独立してOR、SR、SO、OSO、NR、NR(CO)R、NR(CO)(CO)R、NR(CO)NR、NR(CO)OR、(CO)OR、O(CO)R、(CO)NR、またはO(CO)NRであり、ここでRおよびRの各々は、独立して、H、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、アリール、ハロアリール、ヒドロキシアリール、アルコキシアリール、アリールアルキル、アルキルアリール、ハロアリールアルキル、アルキルハロアリール、(アルコキシアリール)アルキル、複素環式ラジカル、または複素環式ラジカル−アルキルであり;
    kは0または1であり;
    nは0、1、または2であり;
    前記方法は、
    (A)式(IIA)の化合物から式(IB)の化合物を生成すること、式(IIA)の化合物は以下の構造
    Figure 2018516885

    またはその塩またはその互変異性体を有し、
    ここで
    およびRは合わさってオキソを形成し、RはHまたはヒドロキシル保護基であり、そしてRはHであり;
    あるいは
    はHまたはOP’’であり、ここでP’’はHまたはヒドロキシル保護基であり、そして:
    (i)RはHもしくはヒドロキシル保護基であり、そしてRおよびRは合わさって二重結合を形成し、
    または
    (ii)RおよびRは合わさって結合を形成し、そしてRはHもしくはOP’’であり;
    各Pは独立してHまたはヒドロキシル保護基であり、そしてXはオキソであり、またはXは、それが付く炭素原子と一緒になって−(CH(OP))−であり、ここでPは、Hまたはヒドロキシル保護基であり;あるいはP基およびXの両方は、各々が付く原子と一緒になって、合わさってケタールを形成し;そして
    は、Hまたはヒドロキシル保護基であり;そして
    式(IB)の化合物は以下の構造
    Figure 2018516885

    またはその塩またはその互変異性体を有し;
    ならびに
    (B)化合物(IB)からハリコンドリンマクロライドを生成することを含み、ここで前記式(IB)の化合物を生成することは、式(IIA)の化合物をオレフィンメタセシス触媒と反応させることを含む、方法。
  8. 前記ハリコンドリンマクロライドを生成することは、式(IB)の化合物をヒドロキシル保護基除去剤と反応させることを含む、請求項に記載の方法。
  9. Figure 2018516885

    またはその塩を調製する方法であって、
    ここで
    およびAの各々は、独立してHまたはOP’’であり、ここで各P’’は独立してHまたはヒドロキシル保護基であり;
    DおよびD’の各々は、独立して、H、置換されてもよいアルキル、またはOPであり、ただしDおよびD’の1つのみがOPであり、ここでPはH、アルキル、またはヒドロキシル保護基であり;Aは式(1)の基またはC1−6飽和もしくはC2−6不飽和の炭化水素骨格であり、当該骨格は、非置換、またはシアノ、ハロ、アジド、オキソ、およびQからなる群から独立して選択される1から10個の置換基を有し、式(1)の基は以下の構造を有し:
    Figure 2018516885

    ここで
    Lは−(CH(OP))−、−(C(OH)(OP))−または−C(O)−であり;
    はHであり、またはRおよびPは合わさって結合を形成し;
    はHまたは−(CHOPであり、そしてPおよびPの各々は、独立して、H、置換されてもよいアルキル、もしくはヒドロキシル保護基であり、またはPおよびPは、各々が付く原子と一緒になって、合わさってケタール、環状カーボナート、ジカルボニル−ジオキソもしくはシリレン−ジオキソを形成し;あるいはRおよびPは合わさって、置換されてもよいエチレンまたは下記からなる群から選択される構造を形成し:
    Figure 2018516885

    ここで各P’は、独立してHまたはヒドロキシル保護基であり;
    Eは、置換されてもよいアルキルまたは置換されてもよいアルコキシであり;
    Gは、O、S、CHまたはNRであり、ここでRは、H、N−保護基、または置換されてもよいアルキルであり;
    各Qは、独立してOR、SR、SO、OSO、NR、NR(CO)R、NR(CO)(CO)R、NR(CO)NR、NR(CO)OR、(CO)OR、O(CO)R、(CO)NR、またはO(CO)NRであり、ここでRおよびRの各々は、独立して、H、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、アリール、ハロアリール、ヒドロキシアリール、アルコキシアリール、アリールアルキル、アルキルアリール、ハロアリールアルキル、アルキルハロアリール、(アルコキシアリール)アルキル、複素環式ラジカル、または複素環式ラジカル−アルキルであり;
    kは0または1であり;
    nは0、1、または2であり;
    前記方法は、
    (A)式(IIIA)の化合物から式(IIIB)の化合物を生成すること、式(IIIA)の化合物は以下の構造
    Figure 2018516885

    またはその塩またはその互変異性体を有し、
    ここで
    およびRは合わさってオキソを形成し、RはHまたはヒドロキシル保護基であり、そしてRはHであり;
    あるいは
    はHまたはOP’’であり、ここでP’’はHまたはヒドロキシル保護基であり、そして:
    (i)RはHもしくはヒドロキシル保護基であり、そしてRおよびRは合わさって二重結合を形成し、
    または
    (ii)RおよびRは合わさって結合を形成し、そしてRはHもしくはOP’’であり;
    各Pは独立してHまたはヒドロキシル保護基であり、そしてXはオキソであり、またはXは、それが付く炭素原子と一緒になって−(CH(OP))−であり、ここでPは、Hまたはヒドロキシル保護基であり;あるいはP基およびXの両方は、各々が付く原子と一緒になって、合わさってケタールを形成し;そして
    は、Hまたはヒドロキシル保護基であり;そして
    式(IIIB)の化合物は以下の構造
    Figure 2018516885

    またはその塩またはその互変異性体を有し、
    ならびに
    (B)式(IIIB)の化合物からハリコンドリンマクロライドを生成することを含み、ここで前記式(IIIB)の化合物を生成することは、式(IIIA)の化合物をオレフィンメタセシス触媒と反応させることを含む、方法。
  10. 前記ハリコンドリンマクロライドを生成することは、式(IIIB)の化合物をヒドロキシル保護基除去剤と反応させることを含む、請求項に記載の方法。
  11. 基およびXの両方は、各々が付く原子と一緒になって、合わさってケタールを形成し、および/または、P はヒドロキシル保護基である、請求項7から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. Figure 2018516885

    またはその塩を調製する方法であって、
    ここで
    およびAの各々は、独立してHまたはOP’’であり、ここで各P’’は独立してHまたはヒドロキシル保護基であり;
    DおよびD’の各々は、独立して、H、置換されてもよいアルキル、またはOPであり、ただしDおよびD’の1つのみがOPであり、ここでPはH、アルキル、またはヒドロキシル保護基であり;Aは式(1)の基またはC1−6飽和もしくはC2−6不飽和の炭化水素骨格であり、当該骨格は、非置換、またはシアノ、ハロ、アジド、オキソ、およびQからなる群から独立して選択される1から10個の置換基を有し、式(1)の基は以下の構造を有し:
    Figure 2018516885

    ここで
    Lは−(CH(OP))−、−(C(OH)(OP))−または−C(O)−であり;
    はHであり、またはRおよびPは合わさって結合を形成し;
    はHまたは−(CHOPであり、そしてPおよびPの各々は、独立して、H、置換されてもよいアルキル、もしくはヒドロキシル保護基であり、またはPおよびPは、各々が付く原子と一緒になって、合わさってケタール、環状カーボナート、ジカルボニル−ジオキソもしくはシリレン−ジオキソを形成し;あるいはRおよびPは合わさって、置換されてもよいエチレンまたは下記からなる群から選択される構造を形成し:
    Figure 2018516885

    ここで各P’は、独立してHまたはヒドロキシル保護基であり;
    Eは、置換されてもよいアルキルまたは置換されてもよいアルコキシであり;
    Gは、O、S、CHまたはNRであり、ここでRは、H、N−保護基、または置換されてもよいアルキルであり;
    各Qは、独立してOR、SR、SO、OSO、NR、NR(CO)R、NR(CO)(CO)R、NR(CO)NR、NR(CO)OR、(CO)OR、O(CO)R、(CO)NR、またはO(CO)NRであり、ここでRおよびRの各々は、独立して、H、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、アリール、ハロアリール、ヒドロキシアリール、アルコキシアリール、アリールアルキル、アルキルアリール、ハロアリールアルキル、アルキルハロアリール、(アルコキシアリール)アルキル、複素環式ラジカル、または複素環式ラジカル−アルキルであり;
    kは0または1であり;
    nは0、1、または2であり;
    前記方法は、
    (A)式(IVA)の化合物から式(IVB)の化合物を生成すること、式(IVA)の化合物は以下の構造
    Figure 2018516885

    またはその塩を有しており、
    ここで
    (i)RはHまたはヒドロキシル保護基であり、Rはアルキルエーテルであり、そしてRはHであり;
    (ii)RはHまたはヒドロキシル保護基であり、そしてRおよびRは合わさって二重結合を形成し;
    あるいは
    (iii)RおよびRは合わさって結合を形成し、そしてRはHであり;
    およびPの各々は、独立してHまたはヒドロキシル保護基であり;
    はHであり、そしてPはHもしくはヒドロキシル保護基であり;またはRおよびPは合わさって二重結合を形成し;そして
    式(IVB)の化合物は以下の構造
    Figure 2018516885

    またはその塩を有し、
    ならびに
    (B)式(IVB)の化合物からハリコンドリンマクロライドを生成することを含み、ここで前記式(IVB)の化合物を生成することは、式(IVA)の化合物をオレフィンメタセシス触媒と反応させることを含む、方法。
  13. 前記式(IVB)の化合物からハリコンドリンマクロライドを生成することは、式(IVB)の化合物をブレンステッド酸と反応させることを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記ハリコンドリンマクロライドを生成することは、式(IVC)の化合物を生成すること、式(IVC)の化合物は以下の構造
    Figure 2018516885

    またはその塩を有し、
    ここでAおよびAは各々HまたはOP’’であり、そしてここでP’’はHまたはヒドロキシル保護基であり;
    ならびに式(IVC)の化合物からハリコンドリンマクロライドを生成することをを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記式(IVC)の化合物を生成することは、式(IVB)の化合物をヒドロキシル保護基除去剤と反応させることを含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記式(IVC)の化合物からハリコンドリンマクロライドを生成することは、式(IVC)の化合物をブレンステッド酸と反応させることを含む、請求項14または15に記載の方法。
  17. およびPの少なくとも1つがHである、請求項12から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. Figure 2018516885

    またはその塩を調製する方法であって、
    ここで
    およびAの各々は、独立してHまたはOP’’であり、ここで各P’’は独立してHまたはヒドロキシル保護基であり;
    DおよびD’の各々は、独立して、H、置換されてもよいアルキル、またはOPであり、ただしDおよびD’の1つのみがOPであり、ここでPはH、アルキル、またはヒドロキシル保護基であり;Aは式(1)の基またはC1−6飽和もしくはC2−6不飽和の炭化水素骨格であり、当該骨格は、非置換、またはシアノ、ハロ、アジド、オキソ、およびQからなる群から独立して選択される1から10個の置換基を有し、式(1)の基は以下の構造を有し:
    Figure 2018516885

    ここで
    Lは−(CH(OP))−、−(C(OH)(OP))−または−C(O)−であり;
    はHであり、またはRおよびPは合わさって結合を形成し;
    はHまたは−(CHOPであり、そしてPおよびPの各々は、独立して、H、置換されてもよいアルキル、もしくはヒドロキシル保護基であり、またはPおよびPは、各々が付く原子と一緒になって、合わさってケタール、環状カーボナート、ジカルボニル−ジオキソもしくはシリレン−ジオキソを形成し;あるいはRおよびPは合わさって、置換されてもよいエチレンまたは下記からなる群から選択される構造を形成し:
    Figure 2018516885

    ここで各P’は、独立してHまたはヒドロキシル保護基であり;
    Eは、置換されてもよいアルキルまたは置換されてもよいアルコキシであり;
    Gは、O、S、CHまたはNRであり、ここでRは、H、N−保護基、または置換されてもよいアルキルであり;
    各Qは、独立してOR、SR、SO、OSO、NR、NR(CO)R、NR(CO)(CO)R、NR(CO)NR、NR(CO)OR、(CO)OR、O(CO)R、(CO)NR、またはO(CO)NRであり、ここでRおよびRの各々は、独立して、H、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、アリール、ハロアリール、ヒドロキシアリール、アルコキシアリール、アリールアルキル、アルキルアリール、ハロアリールアルキル、アルキルハロアリール、(アルコキシアリール)アルキル、複素環式ラジカル、または複素環式ラジカル−アルキルであり;
    kは0または1であり;
    nは0、1、または2であり;
    前記方法は、
    (A)式(VA)の化合物から式(VB)の化合物を生成すること、式(VA)の化合物は以下の構造
    Figure 2018516885

    またはその塩またはその互変異性体を有し、
    ここで
    (a1)RはHまたはヒドロキシル保護基であり、Rはアルキルエーテルであり、そしてRはHであり;
    (a2)RはHまたはヒドロキシル保護基であり、そしてRおよびRは合わさって二重結合を形成し;
    あるいは
    (a3)RおよびRは合わさって結合を形成し、そしてRはHであり;
    (b1)AおよびRは合わさってオキソを形成し、RはHまたはヒドロキシル保護基であり、そしてRはHであり;
    あるいは
    (b2)AはHまたはOP’’であり、ここでP’’はHまたはヒドロキシル保護基であり、そして:
    (i)RはHもしくはヒドロキシル保護基であり、そしてRおよびRは合わさって二重結合を形成し
    または
    (ii)RおよびRは合わさって結合を形成し、そしてRはHもしくはOP’’であり;
    (c1)RはHであり、そしてPはHまたはヒドロキシル保護基であり;
    あるいは
    (c2)RおよびPは合わさって二重結合を形成し;
    10はHまたは−CHCHCH=CHであり、ここでXはO、−C(R11−、またはNPであり、そしてここで各R11は独立してHまたは−COOR12であり、PはN−保護基であり、そしてR12はアルキルであり;
    各Pは独立してHまたはヒドロキシル保護基であり;そして
    ここでハリコンドリンマクロライドの合成における前記大環状中間体は、式(VB)の化合物
    Figure 2018516885

    またはその塩またはその互変異性体であり、
    (B)式(VB)の化合物から式(VC)の化合物を生成すること、式(VC)の化合物は以下の構造
    Figure 2018516885

    またはその塩を有し、
    ここでAおよびAの各々は独立してHまたはOP’’であり、
    (C)式(VC)の化合物から式(IVC)の化合物を生成すること、式(IVC)の化合物は以下の構造
    Figure 2018516885

    またはその塩を有し、
    ここでAおよびAの各々は独立してHまたはOP’’であり、ならびに
    (D)式(IVC)の化合物からハリコンドリンマクロライドを生成することを含み、ここで前記式(VB)の化合物を生成することは、式(VA)の化合物をオレフィンメタセシス触媒と接触させることを含む、方法。
  19. はHであり、RはHであり、そして前記(VC)の化合物を生成することは、式(VB)の化合物を酸化して、式(VBa)の化合物
    Figure 2018516885

    またはその塩を生成すること、
    ならびに式(VBa)の化合物を1,4−還元剤と反応させて式(VC)の化合物を生成することを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記式(IVC)の化合物を生成することは、式(VC)の化合物をヒドロキシル保護基除去剤と接触させることを含む、請求項18または19に記載の方法。
  21. 前記ハリコンドリンマクロライドを生成することは、式(IVC)の化合物をブレンステッド酸と接触させることを含む、請求項18から20のいずれか一項に記載の方法。
JP2017558008A 2015-05-07 2016-05-09 ハリコンドリンマクロライドの合成に有用な大環状化反応および中間体および他のフラグメント Active JP6840090B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562158506P 2015-05-07 2015-05-07
US62/158,506 2015-05-07
US201662291918P 2016-02-05 2016-02-05
US62/291,918 2016-02-05
PCT/US2016/031546 WO2016179607A1 (en) 2015-05-07 2016-05-09 Macrocyclization reactions and intermediates and other fragments useful in the synthesis of halichondrin macrolides

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018516885A JP2018516885A (ja) 2018-06-28
JP2018516885A5 true JP2018516885A5 (ja) 2019-06-13
JP6840090B2 JP6840090B2 (ja) 2021-03-10

Family

ID=57218352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017558008A Active JP6840090B2 (ja) 2015-05-07 2016-05-09 ハリコンドリンマクロライドの合成に有用な大環状化反応および中間体および他のフラグメント

Country Status (9)

Country Link
US (2) US10308661B2 (ja)
EP (1) EP3292130B1 (ja)
JP (1) JP6840090B2 (ja)
KR (1) KR20180013943A (ja)
CN (3) CN117024469A (ja)
IL (2) IL255408B (ja)
MX (2) MX2017014237A (ja)
RU (2) RU2739034C2 (ja)
WO (1) WO2016179607A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SI2522663T1 (sl) 2004-06-03 2015-08-31 Eisai R&D Management Co., Ltd. Vmesne spojine za pripravo halihondrina B
US8093410B2 (en) 2007-10-03 2012-01-10 Eisai R&D Management Co., Ltd. Intermediates and methods for the synthesis of halichondrin B analogs
CN102803254B (zh) 2010-01-26 2016-09-14 卫材R&D管理有限公司 用于软海绵素b类似物合成的呋喃并[3,2-b]吡喃衍生物
RU2710545C2 (ru) 2013-11-04 2019-12-27 Эйсай Ар Энд Ди Менеджмент Ко., Лтд. Реакции макроциклизации и промежуточные соединения и другие фрагменты, пригодные в получении аналогов халихондрина b
SG11201604545XA (en) 2013-12-06 2016-07-28 Eisai R&D Man Co Ltd Methods useful in the synthesis of halichondrin b analogs
WO2016003975A1 (en) 2014-06-30 2016-01-07 President And Fellows Of Harvard College Synthesis of halichondrin analogs and uses thereof
US10344038B2 (en) 2015-04-30 2019-07-09 President And Fellows Of Harvard College Chromium-mediated coupling and application to the synthesis of halichondrins
KR20180013943A (ko) 2015-05-07 2018-02-07 에자이 알앤드디 매니지먼트 가부시키가이샤 할리콘드린 마크롤라이드의 합성에 유용한 마크로고리화 반응 및 중간체 및 기타 단편
EP3413887B1 (en) 2016-02-12 2021-04-07 Eisai R&D Management Co., Ltd. Intermediates in the synthesis of eribulin and related methods of synthesis
WO2018006031A1 (en) * 2016-06-30 2018-01-04 Eisai R&D Management Co., Ltd. Prins reaction and intermediates useful in the synthesis of halichondrin macrolides and analogs thereof
JP6978758B2 (ja) 2016-11-11 2021-12-08 プレジデント アンド フェローズ オブ ハーバード カレッジ パラジウム媒介ケトール化
US9938288B1 (en) 2017-04-05 2018-04-10 President And Fellows Of Harvard College Macrocyclic compound and uses thereof
EP4119563A3 (en) 2017-04-05 2023-04-05 President And Fellows Of Harvard College Macrocyclic compound and uses thereof
US11498892B2 (en) 2017-07-06 2022-11-15 President And Fellows Of Harvard College Fe/Cu-mediated ketone synthesis
ES2940688T3 (es) 2017-07-06 2023-05-10 Harvard College Síntesis de halicondrinas
CN117924310A (zh) 2017-11-15 2024-04-26 哈佛大学的校长及成员们 大环化合物及其用途
JP7469226B2 (ja) * 2018-01-03 2024-04-16 エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメント株式会社 ハリコンドリンマクロライドとそのアナログの合成に有用なプリンス反応及び化合物
CN115583875B (zh) * 2022-09-28 2023-12-01 联化科技(台州)有限公司 在连续流反应器中将烯丙型醇氧化为α,β-不饱和醛酮的方法

Family Cites Families (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SU652180A1 (ru) 1975-12-16 1979-03-15 Краснодарский политехнический институт 1(Фурил-2,)-2-(2-,, формилфурил-5,, ) этилен или его метильное производное как промежуточный продукт дл синтеза фуран-2,5-дикарбоновой кислоты и способ его получени
US5338865A (en) 1992-03-12 1994-08-16 President And Fellows Of Harvard College Synthesis of halichondrin B and norhalichondrin B
US5436238A (en) 1992-03-12 1995-07-25 President And Fellows Of Harvard College Halichondrins and related compounds
GB9206244D0 (en) 1992-03-23 1992-05-06 Pharma Mar Sa Cytotoxic compound from a marine sponge
TW255880B (ja) 1992-09-09 1995-09-01 Hoechst Ag
WO1998009942A1 (en) 1996-09-06 1998-03-12 Eli Lilly And Company Catalytic selective sulfonylation process
US6870058B2 (en) 1996-12-03 2005-03-22 The Trustees Of The University Of Pennsylvania Compounds which mimic the chemical and biological properties of discodermolide
US6653341B1 (en) 1998-06-17 2003-11-25 Eisai Co., Ltd. Methods and compositions for use in treating cancer
EP2277873B1 (en) 1998-06-17 2012-05-30 Eisai R&D Management Co., Ltd. Intermediate compound for the preparation of halichondrin analogs
US8097648B2 (en) 1998-06-17 2012-01-17 Eisai R&D Management Co., Ltd. Methods and compositions for use in treating cancer
DE10106647A1 (de) 2001-02-12 2002-08-22 Univ Hannover Ratjadon-Derivate zum Hemmen des Zellwachstums
SI2522663T1 (sl) 2004-06-03 2015-08-31 Eisai R&D Management Co., Ltd. Vmesne spojine za pripravo halihondrina B
US20060045846A1 (en) 2004-08-30 2006-03-02 Horstmann Thomas E Reagents and methods for labeling terminal olefins
US20060154312A1 (en) 2004-12-09 2006-07-13 Sergei Agoulnik Tubulin isotype screening in cancer therapy using halichondrin B analogs
US7915457B2 (en) 2005-09-26 2011-03-29 Symrise Gmbh & Co. Kg Intramolecular Prins reaction and catalysts suitable therefor
WO2008010776A1 (en) 2006-07-21 2008-01-24 Agency For Science, Technology And Research Aigialomycin d and derivatives thereof and their use in treating cancer or malaria or a microbial infection
WO2009014105A1 (ja) 2007-07-20 2009-01-29 Yamada Apiculture Center, Inc. 新規カルボン酸およびそれを有効成分とする抗うつ用組成物
US8093410B2 (en) 2007-10-03 2012-01-10 Eisai R&D Management Co., Ltd. Intermediates and methods for the synthesis of halichondrin B analogs
MX2010005340A (es) 2007-11-16 2010-12-21 Eisai R&D Man Co Ltd Novedoso intermediario para la sintesis del analogo b de halicondrina y novedosa reaccion de desulfonilacion usada para el intermediario.
SG189739A1 (en) 2008-04-04 2013-05-31 Eisai R&D Man Co Ltd Halichondrin b analogs
JP5371091B2 (ja) 2009-01-23 2013-12-18 三菱レイヨン株式会社 モノスルホン酸エステルの製造方法
CN102803254B (zh) 2010-01-26 2016-09-14 卫材R&D管理有限公司 用于软海绵素b类似物合成的呋喃并[3,2-b]吡喃衍生物
WO2012147900A1 (en) 2011-04-28 2012-11-01 Eisai R&D Management Co., Ltd. Microreactor process for halichondrin b analog synthesis
CN104053645A (zh) 2011-11-30 2014-09-17 阿方拉研究股份有限公司 用于制备(3r)-2,4-二-离去基团-3-甲基丁-1-烯的工艺
CN104334562A (zh) * 2012-03-30 2015-02-04 阿方拉研究股份有限公司 用于制备软海绵素b的大环c1-酮类似物的合成方法及其中有用的中间体
WO2015000070A1 (en) * 2013-07-03 2015-01-08 Alphora Research Inc. Synthetic process for preparation of macrocyclic c1-keto analogs of halichondrin b and intermediates useful therein including intermediates containing -so2-(p-tolyl) groups
RU2710545C2 (ru) 2013-11-04 2019-12-27 Эйсай Ар Энд Ди Менеджмент Ко., Лтд. Реакции макроциклизации и промежуточные соединения и другие фрагменты, пригодные в получении аналогов халихондрина b
SG11201604545XA (en) 2013-12-06 2016-07-28 Eisai R&D Man Co Ltd Methods useful in the synthesis of halichondrin b analogs
US10208058B2 (en) 2014-09-09 2019-02-19 Cipla Limited Process for the preparation of macrocyclic ketone analogs of halichondrin B or pharmaceutically acceptable salts and intermediates thereof
KR20180013943A (ko) 2015-05-07 2018-02-07 에자이 알앤드디 매니지먼트 가부시키가이샤 할리콘드린 마크롤라이드의 합성에 유용한 마크로고리화 반응 및 중간체 및 기타 단편
EP3413887B1 (en) 2016-02-12 2021-04-07 Eisai R&D Management Co., Ltd. Intermediates in the synthesis of eribulin and related methods of synthesis
WO2018006031A1 (en) 2016-06-30 2018-01-04 Eisai R&D Management Co., Ltd. Prins reaction and intermediates useful in the synthesis of halichondrin macrolides and analogs thereof
WO2018217894A1 (en) 2017-05-24 2018-11-29 Eisai R&D Management Co., Ltd. Fluorine-labelled halichondrin derivatives and related methods of synthesis
JP7469226B2 (ja) 2018-01-03 2024-04-16 エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメント株式会社 ハリコンドリンマクロライドとそのアナログの合成に有用なプリンス反応及び化合物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018516885A5 (ja)
RU2017142100A (ru) Реакции макроциклизации и промежуточное соединение и другие фрагменты, полезные в синтезе макролидов галихондринов
JP2019524674A5 (ja)
RU2489437C2 (ru) Промежуточные соединения и способы синтеза аналогов галихондрина в
JP2018504437A5 (ja)
JP2007531794A5 (ja)
RU2012116526A (ru) Способы получения производных пиримидина, применимых в качестве ингибиторов протеинкиназы
RU2019129299A (ru) Модуляторы глюкокортикоидного рецептора для лечения рака шейки матки
PE20190512A1 (es) Conjugados de anticuerpo anti-egfr y farmaco
CN102803254A (zh) 用于软海绵素b类似物合成的呋喃并[3,2-b]吡喃衍生物
JP2013504593A5 (ja)
JP2008502683A5 (ja)
JP2003520665A5 (ja)
JP2013544233A5 (ja)
RU2011123372A (ru) Способ получения замещенных 3-пиридилметил аммоний бромидов
NO20085417L (no) Krystallinske former av 11beta-(4-acetylfenyl)-20,20,21,21,21-pentafluor-17-hydroksy-19-nor-17alfa-pregna-4,9-dien-3-on
PT1864987E (pt) Processos para a produção de morfinonas protegidas em 3-o e carboxilatos de dienol e morfinonas protegidos em 3-o
JP2008545801A5 (ja)
JP2010520851A5 (ja)
JP6359208B2 (ja) プラジカンテル及びその中間体化合物の製造方法
JP2017535566A5 (ja)
JP2009513679A5 (ja)
TW201139389A (en) Process for the preparation of 5-substituted 1-alkyltetrazoles
JP2015529660A5 (ja)
BR112016025287B1 (pt) Processos e compostos intermediários para a preparação de um inibidor de pde10