JP2018504785A - 高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
コンデンサ素子を鉄線に対して溶接し、電圧をかけ化成した後、洗浄し、さらに、乾燥させるステップ(1)と、
乾燥後の前記コンデンサ素子を分散系に1〜30min浸すステップ(2)と、
コンデンサ素子を分散系Aから送り出し、真空排気した後またコンデンサ素子を分散系Aに、1〜10min浸すステップ(3)と、
コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、真空排気を解除し、それに加圧して、1〜10min浸すステップ(4)と、
コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、常圧まで排気して、1〜10min浸すステップ(5)と、
コンデンサ素子を取り出し、65〜100℃において20〜60min乾燥させ、再度コンデンサ素子を135〜165℃において20〜60min乾燥させるステップ(6)、
ステップ(3)からステップ(6)までを少なくとも再度一回繰り返すステップ(7)と、
前記コンデンサ素子をケースに入れて密封し、老化処理して高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサを得るステップ(8)と
を含み、
前記分散系Aは導電性ポリマーを含有する、
高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサの製造方法。
(1)コンデンサ素子を鉄線に溶接し、電圧をかけて化成した後、洗浄し、さらに、乾燥させる;
(2)乾燥後の前記コンデンサ素子を分散系Aに15min浸す;
(3)コンデンサ素子を分散系Aから取り出し、850Paの真空状態まで真空排気した後、再度コンデンサ素子を分散系Aに、5min浸す;
(4)コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、真空排気を解除し、圧縮された空気を注いで、さらに0.5MPaまで加圧して、5min浸す;
(5)コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、常圧まで排気して5min浸す;
(6)コンデンサ素子を取り出し、85℃において60min低温乾燥させ、更にコンデンサ素子を150℃において30min高温乾燥させる;
(7)ステップ(3)からステップ(6)までを再度5回繰り返す;
(8)前記コンデンサ素子をケースに入れて密封し、老化処理して高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサを得る。
(1)陽極化成アルミ箔と陰極箔との間に、電解紙を用いて共に巻き付けることでコンデンサ素子を形成し、コンデンサ素子の陽極を鉄線に対して溶接し、コンデンサ素子を、ホウ酸系化成液、或いはアジピン化成液、酸二アンモニウム化成液とするリン酸系化成液に浸入し、正極箔の電圧に基づいて特定の電圧をかけて、20min以上に化成する。
化成後に、コンデンサ素子を40〜100℃の純水に30〜60min浸し、残留した化成液中の成分を除去して乾燥させる。乾燥は二ステップに分けられる。ステップ1では、乾燥の温度を50〜100℃とし、低温乾燥を行うものであり、温度が低すぎると乾燥の効果に影響を及ぼすものであり、一方で、乾燥の温度が100℃を超えると、液体が製品内で沸騰する可能性があるため、製品の特性にも影響をしてしまう。従って、乾燥させる時間を20〜100minとし、コンデンサ内で沸騰してしまう水の量がないことを確保する。ステップ2では、乾燥の温度を110〜200℃とし、残った水分が十分に揮発できることを確保し、ここで、温度は高すぎてはならず、それは、温度が高すぎると、プローブが表れて破壊してスズが溶解する現象にいたるまで損傷してしまうことになり、また、乾燥時間を20〜60minとするが、時間が短かすぎると、水分を十分に揮発させることができず、次回の含浸効果、及び製品の特性に悪影響を起こしてしまう。一方で、時間が長すぎると、製品の陽極箔に劣化が生じることによって、製品の性能に影響するを与えてしまう;
(2)乾燥された後のコンデンサ素子を分散系Aに、1〜30min浸す;
(3)コンデンサ素子を分散系Aから取り出し、コンデンサ素子を分散系Aと共に700〜970Paの真空状態まで真空排気した後、再度コンデンサ素子を分散系Aに、1〜10min浸す;
(4)コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、真空排気を解除し、圧縮空気を注いで、更に0.1〜0.6MPaまで加圧して、1〜10min浸す;
(5)コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、常圧状態まで排気して、1〜10min浸す;
(6)コンデンサ素子を取り出し、50〜100℃(好ましくは85℃であるが、それに限定されない)において20〜60min乾燥させ、更にコンデンサ素子を110〜200℃(好ましくは150℃であるが、それに限定されない)において20〜60min乾燥させる;
(7)ステップ(3)からステップ(6)までを少なくとも再度一回繰り返し、好ましくは5回であるが、それに限定されない。前記分散系Aにあるポリマーの固形成分含有量が比較的少なく、一回の含浸で導入されるポリマーが比較的少なく、製品の一貫性に影響が与えられ、ESRがやや高くなり、損耗も大きくなる。さらに、固形成分含有量が少なすぎると、製品の寿命を保証できないため、実際の需要によって含浸を複数回繰り返してもよい;
(8)前記コンデンサ素子をアルミニウムケースに入れて、ゴム栓で密封し、且つ老化処理して高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサを得る。
老化処理方法では、製品を85〜150℃の環境において、0.2倍の定格電圧を20〜100minかけ、また0.5倍の定格電圧を20〜100minかけ、また0.8倍の定格電圧を20〜100minかけ、また1.0倍の定格電圧を20〜100minかけ、更に1.2倍の定格電圧を20〜100minかければよい。
(1)陽極化成アルミ箔と陰極箔との間に、電解紙を用いて共に巻き付けることでコンデンサ素子を形成し、コンデンサ素子の陽極を鉄線に対して溶接し、コンデンサ素子を化成液に浸入し、正極箔の電圧に基づいて特定の電圧をかけて、20min以上に化成した後、コンデンサを40〜100℃の純水に30〜60min浸し、残留した化成液中の成分を除去し、また50〜100℃において20〜100min低温乾燥を行い、110〜200℃において20〜60min高温乾燥させる;
(2)乾燥後の前記コンデンサ素子を分散系Bに、1〜30min浸す;
(3)コンデンサ素子を分散系Bから取り出し、コンデンサ素子を分散系と共に700〜970Paの真空状態まで真空排気した後、再度コンデンサ素子を分散系Bに、1〜10min浸す;
(4)コンデンサ素子を分散系B内に置いたままで、真空排気を解除し、圧縮空気を注いで、更に0.1〜0.6MPaまで加圧して、1〜10min浸す;
(5)コンデンサ素子を分散系B内に置いたままで、常圧状態まで排気して1〜10min浸す;
(6)コンデンサ素子を取り出し、50〜100℃(好ましくは85℃であるが、それに限定されない)において20〜60min乾燥させ、更にコンデンサ素子を110〜200℃(好ましくは150℃であるが、それに限定されない)において20〜60min乾燥させる;
(7)ステップ(3)からステップ(6)までを少なくとも再度一回繰り返し、好ましくは5回であるが、それに限定されない;
(8)前記コンデンサ素子をアルミニウムケースに入れてゴム栓で密封し、老化処理して高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサを得る。
(1)陽極化成アルミ箔と陰極箔との間に、電解紙を用いて共に巻き付けることでコンデンサ素子を形成し、コンデンサ素子の陽極を鉄線に対して溶接し、コンデンサ素子を化成液に浸し、正極箔の電圧に基づいて特定の電圧をかけて、20min以上に化成した後、コンデンサ素子を40〜100℃の純水に30〜60min浸すことで、化成液に残られる成分を除去し、50〜100℃において20〜100min低温乾燥させ、110〜200℃において20〜60min高温乾燥させる;
(2)乾燥された後のコンデンサ素子を分散系Aに、1〜30min浸す;
(3)コンデンサ素子を分散系Aから送り出し、真空排気した後またコンデンサ素子を分散系Aに、1〜10min浸す;
(4)コンデンサ素子を分散系Aに内に置いたままで、真空排気を解除し、加圧してから、1〜10min浸す;
(5)コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、常圧まで排気して、1〜10min浸す;
(6)コンデンサ素子を取り出し、それを65〜100℃において20〜60min乾燥させ、更にコンデンサ素子を135〜165℃において20〜60min乾燥させる;
(7)乾燥されたコンデンサ素子を分散系Cに1〜30min浸す;
(8)コンデンサ素子を取り出して65〜100℃において20〜60min乾燥させ、またコンデンサ素子を135〜165℃において20〜60min乾燥させる;
(9)ステップ(3)からステップ(8)までを少なくとも再度一回繰り返す;
(10)前記コンデンサ素子をケースに入れて密封し、老化処理して高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサを得る。
(1)陽極化成アルミ箔と陰極箔との間に、電解紙を用いて共に巻き付けることでコンデンサ素子を形成し、コンデンサ素子の陽極を鉄線に対して溶接し、コンデンサ素子を化成液に浸入し、正極箔の電圧に基づいて特定の電圧をかけて、20min以上に化成した後、コンデンサを40〜100℃の純水に30〜60min浸し、残留した化成液中の成分を除去し、50〜100℃において20〜100min低温乾燥を行い、110〜200℃において20〜60min高温乾燥させる;
(2)乾燥された前記コンデンサ素子を分散系Bに1〜30min浸す;
(3)コンデンサ素子を分散系Bから取り出し、真空排気した後再度コンデンサ素子を分散系Bに、1〜10min浸す;
(4)コンデンサ素子を分散系B内に置いたままで、真空排気を解除し、加圧して1〜10min浸す;
(5)コンデンサ素子を分散系B内に置いたままで、常圧まで排気して、1〜10min浸す;
(6)コンデンサ素子を取り出し、65〜100℃において20〜60min乾燥させ、更にコンデンサ素子を135〜165℃において20〜60min乾燥させる;
(7)乾燥されたコンデンサ素子を分散系Cに、1〜30min浸す;
(8)コンデンサ素子を取り出して65〜100℃で20〜60min乾燥させ、またコンデンサ素子を135〜165℃で20〜60min乾燥させる;
(9)ステップ(3)からステップ(8)までを少なくとも再度一回繰り返す;
(10)前記コンデンサ素子をケースに入れて密封し、老化処理して高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサを得る。
本実施例に用いられる分散系Aの導電性ポリマーはポリー3,4−エチレンジオキシチオフェンであって、その粒径は約40−80nmで、好ましくは60nmとする。コンデンサの仕様は200V100μFで、寸法はΦ16*26mm。該コンデンサの製造方法は、、以下のステップ(1)〜(10)を含む。
(1) JCC陽極化成アルミ箔(日本蓄電器工業株式会社で生産される)のタイプはHGF110J16−365VF−1.33μF、幅が17mm、長さが491mmであり、前記Nanofoil陰極箔のタイプはNF3000、幅が17mm、長さが521mmであり、前記電解紙Asahi Kasel ADS040060の幅が20mmである。前記陽極化成アルミ箔と陰極箔との間に、電解紙を用いて共に巻き付けることでコンデンサ素子を形成し、コンデンサ素子の陽極を鉄線に対して溶接し、コンデンサ素子を化成液に浸入し、正極箔の電圧に基づいて365Vの電圧をリン酸系化成液にかけて、20min以上に化成した後、コンデンサを70℃の純水に30min浸し、残留した化成液中の成分を除去し、75℃において60min低温乾燥させ、150℃において30min高温乾燥させる;
(2)乾燥後の前記コンデンサ素子を分散系Aに15min浸す;
(3)コンデンサ素子を分散系Aから取り出し、850Paの真空状態まで真空排気した後、再度コンデンサ素子を分散系Aに5min浸す;
(4)コンデンサ素子を取り出し、それを85℃において60min低温乾燥させ、更にコンデンサ素子を150℃において30min高温乾燥させる;
(5)ステップ(3)からステップ(4)までを再度5回繰り返す;
(6)前記コンデンサ素子をアルミニウムケースに入れて、ゴム栓で密封し、且つ老化処理して高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサを得る。
老化処理方法では、製品を85〜150℃の環境において、0.2倍の定格電圧を20〜100minかけ、また0.5倍の定格電圧を20〜100minかけ、また0.8倍の定格電圧を20〜100minかけ、また1.0倍の定格電圧を20〜100minかけ、更に1.2倍の定格電圧を20〜100minかければよい。
実施例1に類似して20つのコンデンサを製造して分析すると、コンデンサの仕様は200V100μFで、寸法はΦ16*26mmで、異なるところとしては、ステップ(3)がコンデンサを分散系A内に置いたままで、圧縮空気を注いで0.5MPaまで加圧した後5min浸すことに変化するが、ほかのステップ及びその順序は全部そのままで、その分析結果は表2に示される。
実施例1に類似して20つのコンデンサを製造して分析すると、コンデンサの仕様は200V100μFで、寸法はΦ16*26mmで、異なるところとしては、ステップ(3)とステップ(4)との間に常圧含浸というステップが増加され、具体的には、コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、常圧状態まで真空を破壊した後5min浸すようになるが、ほかのステップは全部そのまま、その分析結果は表3に示される。
実施例1に類似して20つのコンデンサを製造して分析すると、コンデンサの仕様は200V100μFで、寸法はΦ16*26mmで、異なるところとしては、ステップ(3)とステップ(4)との間に常圧含浸というステップが増加され、具体的には、コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、常圧状態まで排気した後5min浸すようになるが、ほかのステップは全部そのまま、その分析結果は表4に示される。
該コンデンサの製造方法は、、以下のステップ(1)〜(10)を含む。
(1)タイプがHGF110J16−365VF−1.33μF、幅が17mm、長さが491mmであるJCC陽極箔、タイプがNF3000、幅が17mm、長さが521mmであるNanofoil陰極箔、及び幅が20mmである電解紙Asahi Kasel ADS040060によって、仕様が200V100μFで、寸法がΦ16*26mmであるコンデンサを製造する。前記陽極箔と陰極箔との間に、電解紙を用いて共に巻き付けることでコンデンサ素子を形成し、コンデンサ素子の陽極を鉄線に対して溶接し、コンデンサ素子を化成液に浸入し、正極箔の電圧に基づいて365Vの電圧をリン酸系化成液にかけて20min以上に化成した後、コンデンサを70℃の純水に30min浸すことで、残留した化成液中の成分を除去し、75℃において60min低温乾燥させた後150℃において30min高温乾燥させる;
(2)乾燥後の前記コンデンサ素子を分散系Aに15min浸す;
(3)コンデンサ素子を分散系Aから取り出し、850Paの真空状態まで真空排気した後、再度コンデンサ素子を分散系Aに5min浸す;
(4)コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、真空排気を解除し、圧縮空気を注いで0.5MPaまで加圧して、5min浸す;
(5)コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、常圧状態まで排気して5min浸す;
(6)コンデンサ素子を取り出し、85℃において60min低温乾燥させ、またコンデンサ素子を150℃において30min高温乾燥させる;
(7)ステップ(3)からステップ(6)までを再度5回繰り返す;
(8)前記コンデンサ素子をアルミニウムケースに入れて、ゴム栓で密封し、且つ老化処理して高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサを得る。
老化処理方法では、製品を85〜150℃の環境において、0.2倍の定格電圧を20〜100minかけ、また0.5倍の定格電圧を20〜100minかけ、また0.8倍の定格電圧を20〜100minかけ、また1.0倍の定格電圧を20〜100minかけ、更に1.2倍の定格電圧を20〜100minかければよい。
該コンデンサの製造方法は、、以下のステップ(1)〜(10)を含む。
(1)タイプが110LJB22B−33VF−58.4μF、幅が17mm、長さが391mmであるJCC陽極箔、タイプがNF3000、幅が17mm、長さが421mmであるNanofoil陰極箔、及び幅が20mmである電解紙NKK、RTZ3040によって、仕様が16V3300μFで、寸法がΦ16*26mmであるコンデンサを製造する。前記陽極箔と陰極箔との間に、電解紙を用いて共に巻き付けることでコンデンサ素子を形成し、コンデンサ素子の陽極を鉄線に対して溶接し、コンデンサ素子を化成液に浸入し、正極箔の電圧に基づいて365Vの電圧をリン酸系化成液にかけて20min化成した後、コンデンサを70℃の純水に30min浸すことで残留した化成液中の成分を除去し、75℃において60min低温乾燥させ、150℃において30min高温乾燥させる;
(2)乾燥後の前記コンデンサ素子を分散系Aに15min浸す;
(3)コンデンサ素子を分散系Aから取り出し、850Paの真空状態まで真空排気した後、再度コンデンサ素子を分散系Aに5min浸入し、コンデンサ素子を取り出して85℃において60min低温乾燥させる;
(4)コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、真空排気を解除し、圧縮空気を注いで0.5MPaまで加圧して、5min浸した後、コンデンサ素子を取り出して85℃において60min低温乾燥させる;
(6)コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、常圧状態まで排気して、5min浸した後、コンデンサ素子を取り出して、85℃において60min低温乾燥させ、またコンデンサ素子を150℃において30min高温乾燥させた後、コンデンサ素子を取り出す;
(7)ステップ(3)からステップ(5)までを再度5回繰り返す;
(8)前記コンデンサ素子をアルミニウムケースに入れて、ゴム栓で密封し、且つ老化処理して高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサを得る。
老化処理方法では、製品を85〜150℃の環境において、0.2倍の定格電圧を20〜100minかけ、また0.5倍の定格電圧を20〜100minかけ、また0.8倍の定格電圧を20〜100minかけ、また1.0倍の定格電圧を20〜100minかけ、更に1.2倍の定格電圧を20〜100minかければよい。
実施例5に類似して20つのコンデンサを製造して分析すると、異なるところとしては、JCC陽極箔(タイプがHGF110J16−365VF−1.33μF、幅が7.5mm、長さが192mm)、Nanofoil陰極箔(タイプがNF3000、幅が7.5mm、長さが521mm)を使用し、且つ陽極箔と陰極箔との間には幅が15mmでタイプがAsahi Kasel ADS040060である電解紙を用いて共に巻き付けることでコンデンサ素子を形成し、それにより仕様が200V15μFで、寸法がΦ10*12mmであるコンデンサを製造し、その分析結果は表7に示される。
実施例5に類似して20つのコンデンサを製造して分析すると、異なるところとしては、JCC陽極箔(タイプがHGF110J16−365VF−1.33μF、幅が13mm、長さが302mm)、Nanofoil陰極箔(タイプがNF3000で、幅が13mmで、長さが327mm)を使用し、且つ陽極箔と陰極箔との間には幅が15mmでタイプがAsahi Kasel ADS040060である電解紙を用いて共に巻き付けることでコンデンサ素子を形成し、それにより仕様が200V47μFで、寸法がΦ13*20mmであるコンデンサを製造し、その分析結果は表8に示される。
実施例5に類似して20つのコンデンサを製造して分析すると、仕様が200V100μFで、寸法がΦ16*26mmであるコンデンサを製造し、異なるところとしては、本実施例に用いられる導電性ポリマーの粒径が30〜50nmとなり、その分析結果は表9に示される。
実施例5に類似して20つのコンデンサを製造して分析すると、仕様が200V100μFで、寸法がΦ16*26mmであるコンデンサを製造し、異なるところとしては、本実施例に用いられる導電性ポリマーの粒径が70〜90nmになり、その分析結果は表10に示される。
本実施例に用いられる固体電解質は導電性ポリマーと導電性炭素材料との混合物であって、ここで導電性ポリマーはポリー3,4−エチレンジオキシチオフェンで、粒径が40〜80nmであるが、好ましくは60nmとし、導電性炭素材料は平均粒径が150nmであるグラフェンであり、且つポリー3,4−エチレンジオキシチオフェンとグラフェンを用いて1:1の重量百分率で分散系Bを調製し、その中にあるグラフェンとポリー3,4−エチレンジオキシチオフェンの濃度はそれぞれ3%と3%の重量百分率とする。該コンデンサの製造方法は、以下のステップ(1)〜(8)を含む。
(1)タイプがHGF110J16−365VF−1.33μF、幅が17mm、長さが491mmであるJCC陽極箔、タイプがNF3000、幅が17mm、長さが521mmであるNanofoil陰極箔、及び幅が20mmである電解紙Asahi Kasel ADS040060によって、仕様が200V100μFで、寸法はΦ16*26mmであるコンデンサを製造する。前記陽極箔と陰極箔との間に、電解紙を用いて共に巻き付けることでコンデンサ素子を形成し、コンデンサ素子の陽極を鉄線に対して溶接し、コンデンサ素子を化成液に浸入し、正極箔の電圧に基づいて365Vの電圧をリン酸系化成液にかけて20min化成した後、コンデンサを40℃の純水に30min浸すことで残留した化成液中の成分を除去し、50℃において20min低温乾燥させ、160℃で20min高温乾燥させる;
(2)乾燥後の前記コンデンサ素子を分散系Bに1min浸す;
(3)コンデンサ素子を分散系Bから取り出し、700Paの真空状態まで真空排気した後、再度コンデンサ素子を分散系Bに5min浸す;
(4)コンデンサ素子を分散系B内に置いたままで、真空排気を解除し、圧縮空気を注いで0.4MPaまで加圧して、5min浸す;
(5)コンデンサ素子を分散系B内に置いたままで、常圧状態まで排気して5min浸す;
(6)コンデンサ素子を取り出し、65℃において60min低温乾燥させ、更にコンデンサ素子を150℃において40min高温乾燥させる;
(7)ステップ(3)からステップ(6)までを再度8回繰り返す;
(8)前記コンデンサ素子をアルミニウムケースに入れて、ゴム栓で密封し、老化処理して高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサを得る。
本実施例に用いられる導電性ポリマーはポリー3,4−エチレンジオキシチオフェンで、その粒径が40〜80nmであるが、好ましくは60nmとし、導電性炭素材料は平均長さが150nmである炭素ナノチューブであり、且つそれぞれ分散系Aと分散系Cを調製し、その中にある炭素ナノチューブとポリー3,4−エチレンジオキシチオフェンの濃度はそれぞれ5%と2%の重量百分率とする。該コンデンサの製造方法は、以下のステップ(1)〜(8)を含む。
(1)タイプがHGF110J16−365VF−1.33μF、幅が17mm、長さが491mmであるJCC陽極箔、タイプがNF3000、幅が17mm、長さが521mmであるNanofoil陰極箔、及び幅が20mmである電解紙Asahi Kasel ADS040060によって、仕様が200V100μFで、寸法がΦ16*26mmであるコンデンサを製造する。前記陽極箔と陰極箔との間に、電解紙を用いて共に巻き付けることでコンデンサ素子を形成し、コンデンサ素子の陽極を鉄線に対して溶接し、コンデンサ素子を化成液に浸入し、正極箔の電圧に基づいて365Vの電圧をリン酸系化成液にかけて20min化成した後、コンデンサを40℃の純水に30min浸すことで残留した化成液中の成分を除去し、50℃において20min低温乾燥させ、160℃において20min高温乾燥させる;
(2)乾燥された後のコンデンサ素子を分散系Aに、15min浸す;
(3)コンデンサ素子を分散系Aから送り出し、850Paの真空状態まで真空排気した後、再度コンデンサ素子を分散系Bに、10min浸す;
(4)コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、真空排気を解除し、圧縮空気を注いで0.1MPaまで加圧して1min浸す;
(5)コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、常圧状態まで排気して、10min浸した後取り出し、それを85℃において40min低温乾燥させ、またコンデンサ素子を110℃において60min高温乾燥させる;
(6)乾燥後の前記コンデンサ素子を分散系Cに、5min浸した後取り出し、それを85℃において20min低温乾燥させ、またコンデンサ素子を165℃において20min高温乾燥させる;
(7)ステップ(3)からステップ(8)までを再度5回繰り返す;
(8)前記コンデンサ素子をアルミニウムケースに入れてゴム栓で密封し、且つ老化処理で高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサを得る。
本実施例に用いられる導電性ポリマーはポリー3,4−エチレンジオキシチオフェンで、粒径が40〜80nmであるが、好ましくは60nmとし、導電性炭素材料は平均寸法が100nmである炭素ナノチューブであり、且つそれぞれ分散系Aと分散系Cを調製し、その中にある炭素ナノチューブとポリー3,4−エチレンジオキシチオフェンの濃度はそれぞれ0.5%と2.5%の重量百分率とする。該コンデンサの製造方法は、以下のステップ(1)〜(10)を含む。
(1)タイプがHGF110J16−365VF−1.33μF、幅が17mm、長さが491mmであるJCC陽極箔、タイプがNF3000、幅が17mm、長さが521mmであるNanofoil陰極箔、及び幅が20mmである電解紙Asahi Kasel ADS040060によって、仕様が200V100μFで、寸法がΦ16*26mmであるコンデンサを製造する。前記陽極化成アルミ箔と陰極箔との間に、電解紙を用いて共に巻き付けることでコンデンサ素子を形成し、コンデンサ素子の陽極を鉄線に対して溶接し、コンデンサ素子を化成液に浸入し、正極箔の電圧に基づいて365Vの電圧をリン酸系化成液にかけて20min化成した後、コンデンサを40℃の純水に30min浸すことで残留した化成液中の成分を除去し、50℃において20min低温乾燥させ、160℃において20min高温乾燥させる;
(2)乾燥後の前記コンデンサ素子を分散系Cに30min浸す;
(3)コンデンサ素子を取り出し、85℃において60min乾燥させ、またコンデンサ素子を150℃において30min高温乾燥させる;
(4)乾燥後の前記コンデンサ素子を分散系Aに15min浸す;
(5)コンデンサ素子を分散系Aから取り出し、970Paの真空状態まで真空排気した後、再度コンデンサ素子を分散系Bに8min浸す;
(6)コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、真空排気を解除し、圧縮空気を注いで0.6MPaまで加圧して、10min浸す;
(7)コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、常圧状態まで排気して、1min浸す;
(8)コンデンサ素子を取り出し、100℃において20min低温乾燥させ、またコンデンサ素子を135℃において60min高温乾燥させる;
(9)ステップ(4)からステップ(8)までを再度5回繰り返す;
(10)前記コンデンサ素子をアルミニウムケースに入れてゴム栓で密封し、老化処理して高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサを得る。
実施例1に類似して仕様が200V100μFで、寸法がΦ16*26mmである20個のコンデンサを製造して分析すると、異なるところとしてはステップ(3)が除去されたほか、ステップ(2)から(4)までを再度5回繰り返すようになった、その分析結果は表14に示される。。
実施例1に類似して仕様が200V100μFで、寸法がΦ16*26mmである20個のコンデンサを製造して分析すると、異なるところとしてはステップ(3)と(5)が除去されたほか、ステップ(2)の含浸時間が30minになった、その分析結果は表15に示される。
該コンデンサの仕様は16V3300μFで、寸法がΦ 18*36.5mmで、具体的な製造方法は、以下のステップ(1)〜(8)を含む。
(1)前記陽極化成アルミ箔と陰極箔との間に、電解紙を用いて共に巻き付けることでコンデンサ素子を形成する;
(2)コンデンサ素子を鉄線に対して溶接し、コンデンサ素子を化成液に埋もれるまで化成液に浸し、32Vの化成電圧をかけると共に、二つの陽極化成アルミ箔に対して化成修復処理を10min行う;
(3)コンデンサ素子を300±10℃で、20min炭化処理する;
(4)上記ステップ(2)と(3)を再度4回繰り返す;
(5)コンデンサ素子の少なくとも2/3を含浸液体以下に埋もれるように、コンデンサ素子をそれぞれモノマーに6min含浸し、完成した後、溶剤を除去する;
(6)コンデンサ素子の全部を含浸液体に埋もれるようにコンデンサ素子を酸化剤に含浸し、含浸方法は内部が常圧であるコンデンサ素子を酸化剤に2min含浸してから、酸化剤から脱離し、真空度が90KPa以下になるまで真空排気し、2min保持した後、常圧まで排気し、それから圧力が3atmになるまで圧縮空気を注いで、酸化剤に5min含浸してから完成する;
(7)含浸済みのコンデンサ素子に、50±10℃の温度において200±20min行う低温重合、及び150±10℃の温度において100±10min行う高温重合を含む二段階で重合させる;
(8)まずコンデンサの一極にそれぞれ定格電圧の0.5倍、1倍、1.2倍である電圧をかけて老化処理し、次にコンデンサのもう一つの一極にそれぞれ定格電圧の0.5倍、1倍、1.2倍である電圧をかけて老化処理することを含む老化処理とテスト分類。
該コンデンサの製造方法に用いられる陽極箔、陰極箔及び電解紙の仕様は実施例5と同様で、200V100μFで、寸法はΦ16*26mmであるコンデンサを製造し、その具体的な方法は、以下のステップ(1)〜(8)を含む。
(1)陽極化成アルミ箔と陰極箔との間に、電解紙を用いて共に巻き付けることでコンデンサ素子を形成する;
(2)コンデンサ素子を300℃で炭化処理し、灰分を除去して、またコンデンサを7%の二酸性アンモニウムの水溶液に入れ、9Vの電圧をかけて破壊された酸化フィルムを15min修復する;
(3)酸化剤のp−トルエンスルホン酸鉄を40〜60%のアルコール溶液に調製し、ステップ(4)で処理されたコンデンサ素子を上記アルコール溶液に3〜6min浸し、コンデンサ素子を取り出して、60〜70℃で乾燥させることでアルコール溶液を除去する;
3,4−エチレンジオキシチオフェンモノマーを40〜55%のアルコール溶液に調製し、酸化剤に含浸し且つ乾燥させた後のコンデンサ素子をモノマーのアルコール溶液に2〜4min含浸し、コンデンサ素子を取り出し、60〜70℃で乾燥させることでアルコール溶液を除去し、次に110〜120℃まで加熱して重合反応させて、導電性の高分子導電層を形成する;
(5)コンデンサ素子に密封ゴムを取り付け、アルミニウムケースに入れ、電圧をかけ100min老化処理して、固体アルミニウム電解コンデンサを得る。
Claims (8)
- 高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサの製造方法は、
コンデンサ素子を鉄線に対して溶接し、電圧をかけ化成した後、洗浄し、さらに、乾燥させるステップ(1)と、
乾燥後の前記コンデンサ素子を分散系に1〜30min浸すステップ(2)と、
コンデンサ素子を分散系Aから送り出し、真空排気した後またコンデンサ素子を分散系Aに、1〜10min浸すステップ(3)と、
コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、真空排気を解除し、それに加圧して、1〜10min浸すステップ(4)と、
コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、常圧まで排気して、1〜10min浸すステップ(5)と、
コンデンサ素子を取り出し、65〜100℃において20〜60min乾燥させ、再度コンデンサ素子を135〜165℃において20〜60min乾燥させるステップ(6)、
ステップ(3)からステップ(6)までを少なくとも再度一回繰り返すステップ(7)と、
前記コンデンサ素子をケースに入れて密封し、老化処理して高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサを得るステップ(8)と
を含み、
前記分散系Aは導電性ポリマーを含有する、
高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサの製造方法。 - 前記ステップ(3)に真空排気する真空度は、700〜970Paであることを特徴とする請求項1に記載の高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサの製造方法。
- 前記ステップ(4)に用いる加圧方法は、圧縮された空気を注いで、0.1〜0.6MPaまで加圧することを特徴とする請求項1に記載の高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサの製造方法。
- ステップ(7)はステップ(3)からステップ(6)までを再度5回繰り返すことを特徴とする請求項1に記載の高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサの製造方法。
- ステップ(2)における分散系は、ポリマー分散系で、前記ポリマー分散系はポリー3,4−エチレンジオキシチオフェンであることを特徴とする請求項1に記載の高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサの製造方法。
- ステップ(2)におけるコンデンサ素子は、JCC陽極箔とNanofoil陰極箔をAsahi Kasel ADS040060電解紙を用いて共に巻き付けることで構成されることを特徴とする請求項1に記載の高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサの製造方法。
- 該製造方法は、
コンデンサ素子を鉄線に対して溶接し、電圧をかけて化成した後、洗浄し、さらに、乾燥させるステップ(1)と、
乾燥後の前記コンデンサ素子を分散系Aに15min浸すステップ(2)と、
コンデンサ素子を分散系Aから取り出し、850Paの真空状態まで真空排気した後、再度コンデンサ素子を分散系Aに5min浸すステップ(3)と、
コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、真空排気を解除し、圧縮された空気を注いで0.5MPaまで加圧して、5min浸すステップ(4)と、
コンデンサ素子を分散系A内に置いたままで、常圧状態まで排気して、5min浸すステップ(5)と、
コンデンサ素子を取り出し、85℃において60min低温乾燥させ、再度コンデンサ素子を150℃において30min高温乾燥させるステップ(6)と、
ステップ(3)からステップ(6)までを再度5回繰り返すステップ(7)と、
前記コンデンサ素子をケースに入れて密封し、且つ老化処理して高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサを得るステップ(8)、
を含み、
前記分散系Aは導電性ポリマーを含有する、
高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサの製造方法。 - ステップ(1)に用いる乾燥方法は具体的に50〜100℃において20〜100min低温乾燥させ、再度110〜200℃において20〜60min高温乾燥させることを特徴とする請求項1に記載の高電圧の固体アルミニウム電解コンデンサの製造方法。
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