JP2018205566A - 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 - Google Patents

電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 Download PDF

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Abstract

【課題】導電層にCBを用いた場合においても、高い耐リーク性と、繰り返し使用による暗部電位および明部電位の変動の低減を両立可能である電子写真感光体を提供する。【解決手段】支持体、導電層、および、感光層をこの順に有する電子写真感光体であって、前記導電層が結着樹脂およびカーボンブラックを含有し、前記カーボンブラックの個数平均一次粒子径が200nm以上500nm以下であり、且つ前記カーボンブラックの平均粒子間距離が、200nm以上600nm以下であり、且つ粒子間距離の変動係数が1.2以下であり、且つ、前記カーボンブラックのSF−1が150以下であることを特徴とする電子写真感光体。【選択図】なし

Description

本発明は電子写真感光体、前記電子写真感光体を有するプロセスカートリッジおよび電子写真装置に関する。
近年、有機光導電性材料を用いた電子写真感光体(有機電子写真感光体)の研究開発が盛んに行われている。
電子写真感光体は、基本的には、支持体と、前記支持体上に形成された感光層とから構成される。しかしながら、現状は、支持体の表面の欠陥の隠蔽、感光層の電気的破壊に対する保護、帯電性の向上、支持体から感光層への電荷注入阻止性の改良などのために、支持体と感光層との間には、各種の層が設けられることが多い。
支持体と感光層との間に設けられる層の中でも、導電層は支持体の表面の欠陥を隠蔽することにより、支持体の表面の欠陥の許容範囲を大きくできる。その結果、支持体の使用許容範囲が大幅に広がるため、電子写真感光体の生産性の向上が図れるという利点がある。また、導電層に含有されるカーボンブラック(以下CBと略す場合がある)は、導電層を容易に低抵抗化することができ、画像形成時の残留電位の上昇が生じにくく、暗部電位および明部電位の変動が生じにくい。
特許文献1には、導電層にCBを含有する電子写真感光体が記載されている。
また、近年、電子写真による出力画像の高精細化が進んでいる。出力画像の高精細化に対しては、感光層の薄膜化や感光層の帯電電位(Vd電位)の絶対値を大きくする(高Vd電位化)ことによる高コントラスト化が効果的であると知られている。
特開2002−311629号公報
本発明者らの検討によると、特許文献1に記載の電子写真感光体では、繰り返し使用による暗部電位および明部電位の変動の抑制に優れる反面、感光層の薄膜化や高Vd電位化に対して、感光層が絶縁破壊されてしまうリークの問題があった。
本発明の一態様は、高い耐リーク性と、繰り返し使用による暗部電位および明部電位の変動の低減を両立可能である電子写真感光体を提供することに向けたものある。
本発明に係る電子写真感光体は、支持体、導電層、および、感光層をこの順に有する電子写真感光体であって、前記導電層が結着樹脂およびカーボンブラックを含有し、前記カーボンブラックの個数平均一次粒子径が200nm以上500nm以下であり、且つ前記カーボンブラックの平均粒子間距離が、200nm以上600nm以下であり、且つ粒子間距離の変動係数が1.2以下であり、且つ、前記カーボンブラックのSF−1が150以下であることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記電子写真感光体と、帯電手段、現像手段、転写手段およびクリーニング手段からなる群より選択される少なくとも1つの手段とを一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセスカートリッジである。
また、本発明の一態様は、上記電子写真感光体、ならびに、帯電手段、露光手段、現像手段および転写手段を有することを特徴とする電子写真装置である。
本発明の一態様によれば、導電層にカーボンブラックを用いた場合においても、高い耐リーク性と、繰り返し使用による暗部電位および明部電位の変動の低減を両立可能である電子写真感光体が提供される。
静置リーク試験装置の概略を示す図である。 本発明に係る電子写真感光体を有するプロセスカートリッジを備えた電子写真装置の概略構成の一例を示す図である。 導電層の体積抵抗率の測定方法を説明するための上面図である。 導電層の体積抵抗率の測定方法を説明するための断面図である。 導電層中のCBの粒子間距離を算出する方法を説明するための図で、(a)は粒子間を結ぶ線分上に他の粒子がある場合、(b)は前記線分が、他の粒子同士を結ぶ他の線分と交差する場合を示す。
以下、好適な実施の形態を挙げて、本発明を詳細に説明する。
本発明者らが検討したところ、特許文献1に記載の技術では、適切な電気抵抗を有する導電層が形成できず、また、耐リーク性も低いことが分かった。
特許文献1に記載の技術の構成では、リークに至るまでの時間が、短く、また、静置リーク試験における耐リーク時間と実機によるリーク頻度の傾向がよく一致することが分かった。耐リーク時間は、電圧を印加してから、リークに至るまでの時間と定義する。
上記特許文献1に記載の技術の有する課題を解決するために、本発明者らは導電層に用いるCBに関して、特にCBの形状や分散度合に着目して検討を行った。
上記検討の結果、個数平均一次粒子径が200nm以上500nm以下であるCBを用い、導電層中のCBの平均粒子間距離が、200nm以上600nm以下であり、且つCBの粒子間距離の変動係数が1.2以下であり、且つ、カーボンブラックのSF−1が150以下である電子写真感光体を用いることで、上記課題を解決できることが分かった。ここで、SF−1は、下記式(1)で定義される。
Figure 2018205566
式(1)中のLは、CB断面の最大長である。即ち、SF−1は、CB断面積に対して、CB断面の最大長Lを直径にもつ円の面積の割合をパーセンテージで表したもので、円形度を表す形状係数である。SF−1の値は、形状が真円に近い程100に近い値になり、細長い程大きな値になるもので、すなわち、CBの長径/短径の差(歪み)を示している。SF−1が150以下は、導電層断面におけるCBの形状が円型に近い略球形状であることを意味する。
上記構成により、大幅に耐リーク性が向上した理由は、以下に示す推定メカニズムによるものと考えている。
本発明者らが検討したところ、上述の静置リーク試験において、導電層が同一の場合には、感光層にかかる電界強度に対し指数関数的に耐リーク時間が低下することがわかった。また、感光層にかかる電圧が絶縁破壊電圧を超えることで、感光層のリークに至るものと考えられる。つまり、感光層に一定以上の電界強度がかかると、感光層の劣化(絶縁破壊電圧の低下)が起こりリークに至るが、感光層の劣化度合いは、感光層にかかる電界強度に対して指数関数的に増加すると考えられる。
電子写真感光体の導電層は、絶縁性の樹脂に導電性粒子を分散することで導電性を確保しており、電子導電機構により導電性を発現している。電子導電機構とは、一般にパーコレーションモデルで説明されるように、絶縁性樹脂中に分散した導電性粒子が導電パスを形成して電気が流れる機構である。導電性粒子としてCBを用いた場合、CBの体積抵抗値の低さゆえ、巨視的には導電層として適切な体積抵抗値であっても、微視的には非常に低い体積抵抗である局所的な部位が存在することが予想される。そのため、局所的な部位では上述したような感光層が劣化する電界強度になり、耐リーク性が低いと考えられる。
そのため、CBのような低い体積抵抗率の導電剤を使用する際には特に、局所的にも電界が集中しないように構成する必要があると考えられる。即ち、個数平均一次粒子径が200nm以上500nm以下のCBを、平均粒子間距離が200nm以上600nm以下であり、且つCBの粒子間距離の変動係数が1.2以下、CBのSF−1が150以下になるように分散させることが重要になると考えられる。
本発明の一態様に係るCBは、上述したようにSF−1が、150以下であることを特徴としている。SF−1は、導電層の断面において決定され、SF−1が上述の範囲にある、すなわち円形に近い形状であることで、体積抵抗値の低いCB自体に電界が集中するポイントがないため、局所的に電界強度が高くなりにくい。但し、体積抵抗値の低いCBが凝集している場合には、一つの導電体とみなせるため、上記SF−1を決定する際には、CBの一次粒子を用いて決定するのではなく、凝集体を一つの導電体としてSF−1を決定する必要がある。
また、導電体の形状に起因する電界の集中を正確に評価するためには、3次元的に解析を行う必要があると思われる。つまり、導電層の断面においてCBの凝集体を確認する場合には、CBが実際3次元的に凝集していたとしても、断面の取り方によっては、CBが一次粒子で存在しているように観察される場合もある。しかしながら、SF−1の決定には、断面で確認できる多数のCBによる平均値を算出するため、その一部の凝集体がCBの一次粒子に見えたとしても、SF−1の値に与える影響はほとんどないと考えられる。また、断面上のすべてのCBが一次粒子に見えても、3次元的には凝集しているCBが紛れている場合もある。この場合も、多数のCBからSF−1を算出していることから、断面上観測できない程度の数の凝集は、リークに与える影響が小さいので、実際には断面から評価すれば十分である。
また、本発明の一態様に係るCBは粒子間距離が200nm以上600nm以下で、その変動係数が1.2以下であることを特徴としている。CBの粒子間距離が上記範囲にあることで、導電層として最適な体積抵抗を保ちつつ、その変動係数が小さいことで、極端に抵抗の低い導電パスや、ほとんど電気を流さない絶縁領域をつくることがない。そのため、局所的に電気が流れるのではなく、全体的に電気を流すことができる。即ち、絶縁性の樹脂中に導電性粒子による導電パス、つまり微視的には導通部と非導通部を形成して巨視的に導電性を発現する一般的なパーコレーションができにくい。本発明の一態様に係る導電層では、樹脂中に導電性粒子が導電パスをできるだけ形成しないように充填しつつ、導電剤の比率をあげることで、導電層の体積抵抗値を低下させている。つまり、感光層が劣化しうる局所的な電界集中が起こりにくく、耐リーク性が向上すると考えられる。
また、本発明の一態様に係るCBの個数平均一次粒子径は、200nm以上500nm以下であることを特徴としている。CBの個数平均一次粒子径がこの範囲にあることで、局所的に抵抗の低い導通部を形成せずに、十分低い膜抵抗を有する導電層を得ることができるようになり、局所的な電界集中を回避することで耐リーク性向上につながったと考えられる。つまり、以下に説明するように、CBの個数平均一次粒子径が大きすぎても、小さすぎても、局所的な電界集中を回避することは困難であると考えられる。
導電層は、一般的に数μm〜数十μm程度の厚みを持っており、導電層の厚みに対してCBの個数平均一次粒子径が大きすぎると、導電層の抵抗ムラが大きくなり、電界集中を起こしやすくなる。即ち、導電層全域にわたって、導電性粒子を精緻に配置することは難しく、そのため導電性粒子同士の凝集は必ず発生してしまう。CBの個数平均一次粒子径が大きいと、その凝集塊の大きさが、導電層の厚みと同程度になるため、その部分で電界が集中してしまう。
一方で、CBの個数平均一次粒子径が小さいと、一般にCBのストラクチャー(一次粒子の凝集体)が発達していくことが知られており、その場合には、上述のSF−1が大きくなり、電界集中を起こしやすい。
また、現実的には厳しいが、ストラクチャーの発達していない小粒径のCBを利用した場合でも、以下の理由から、電界集中を避けることは難しいと考えられる。即ち、CB表面には、表面官能基が多く存在するため、樹脂とCBとの境界には界面抵抗を有する。導電層が上述の膜厚で設計された場合、CBの個数平均一次粒子径を小さくすると、CBと樹脂の界面が増加し、導電層の体積抵抗が大きくなってしまう。そのため、CBによる導通部を形成せずに導電層として最適な体積抵抗値に設定するためには、その分、導電層中に添加するCB量を増加させる必要がある。そのため、導電層中のCBが密になっていき、導電層中でCBによる導電パスができやすく、電界集中が起こってしまう。また、CB分散や含有量の小さな変化に対する導電層の体積抵抗の変化も大きく、実質的に制御困難になってしまう。
以上に推定したメカニズムのように、各構成が相乗的に効果を及ぼし合うことによって、本発明の効果を達成することが可能となる。
[電子写真感光体]
本発明に係る電子写真感光体は、支持体と、導電層と、感光層とを有する。
本発明に係る電子写真感光体を製造する方法としては、後述する各層の塗布液を調製し、所望の層の順番に塗布して、乾燥させる方法が挙げられる。このとき、塗布液の塗布方法としては、浸漬塗布、スプレー塗布、インクジェット塗布、ロール塗布、ダイ塗布、ブレード塗布、カーテン塗布、ワイヤーバー塗布、リング塗布などが挙げられる。これらの中でも、効率性および生産性の観点から、浸漬塗布が好ましい。
以下、本発明に係る電子写真感光体の有する支持体および各層について説明する。
<支持体>
本発明において、電子写真感光体は、支持体を有する。また、支持体は導電性を有する導電性支持体であることが好ましい。支持体の形状としては、円筒状、ベルト状、シート状などが挙げられる。中でも、円筒状であることが好ましい。また、支持体の表面に、陽極酸化などの電気化学的な処理や、ブラスト処理、センタレス研磨処理、切削処理などを施してもよい。
支持体の材質としては、金属、樹脂、ガラスなどが好ましい。
金属としては、アルミニウム、鉄、ニッケル、銅、金、ステンレスや、これらの合金などが挙げられる。中でも、アルミニウムを用いたアルミニウム製支持体であることが好ましい。
また、樹脂やガラスには、導電性材料を混合または被覆するなどの処理によって、導電性を付与してもよい。
<導電層>
本発明においては、支持体の上に、導電層を設ける。導電層を設けることで、支持体表面の傷や凹凸を隠蔽することや、支持体表面における光の反射を制御することができる。
導電層は、CBと、結着樹脂と、を含有する。
SF−1の詳細な測定方法に関しては後述するが、導電層の断面観察によってCBについてSF−1の測定を行う。断面上で凝集・接触しているCB同士は、一つの塊として、そのSF−1を測定する。本発明のCBは、導電層中でのSF−1が、150以下であることが必要であるが、これは、CB形状が略球体状であり、且つ凝集していない、つまりストラクチャーが未発達であることが必要である。そのため、CBのDBP給油量は45cm/100g以下であることが好ましく、40cm/100g以下であることがより好ましい。
また、特に制限はしないが、ストラクチャーの発達がほとんどないため、前述したような導電パスを作りにくいサーマル法により作製されたサーマルブラック、特にはミディアムサーマル(MTカーボン)であることが好ましい。
また、CBに含まれる不純物や、CB表面の表面官能基が多いと、結着樹脂とCBとの界面での抵抗が大きくなってしまう。そのため、導電層として必要な体積抵抗値にするためには、CBの充填量を大きくする必要があり、その結果CB同士が凝集しやすくなる。そのため、CBの灰分としては、0.1%以下であることが好ましく、0.05%以下であることがより好ましい。また、CBのpHとしては、6.0以上であることが好ましく、9.0以上であることがより好ましい。
導電層に用いるCBの個数平均一次粒子径(D)は、200nm以上500nm以下であることが必要である。
前述したように導電層中でのCBの個数平均一次粒子径は、200nm以上500nm以下であることが必要であり、そのために導電層に用いるCBの個数平均一次粒子径(D)は、上記範囲にあることが必要である。
導電層には、CBを前記導電層の全体積に対して15体積%以上35体積%以下の割合で含有することが好ましい。
導電層中のCBの含有量を導電層の全体積に対して15体積%以上とすることで、CBの分散度合を低下させて導電パスを形成することによる低抵抗化を図る必要がなく、導電層としての所望の低抵抗膜とすることができる。そのため、導電パスによる局所的な電界強度の集中を避けることができ、耐リーク性を維持することができる。
また導電層中のCBの含有量が導電層の全体積に対して35体積%以下とすることで、CB粒子同士が接することを避けることができ、必然的に導電パスによる局所的な電界強度の集中が避けられ、耐リーク性を維持することができる。
本発明の導電層には、本発明のCBを前記導電層の全体積に対して25体積%以上30体積%以下の割合で含有することが更に好ましい。
導電層は、更に、別の導電性粒子を有しても良い。
別の導電性粒子の材質としては、金属酸化物または金属が挙げられる。
金属酸化物としては、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化インジウム、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化スズ、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化アンチモン、酸化ビスマスなどが挙げられる。金属としては、アルミニウム、ニッケル、鉄、ニクロム、銅、亜鉛、銀などが挙げられる。別の導電性粒子として金属酸化物を用いる場合、金属酸化物の表面をシランカップリング剤などで処理したり、金属酸化物にリンやアルミニウムなど元素やその酸化物をドーピングしたりしてもよい。
また、別の導電性粒子は、芯材粒子と、その粒子を被覆する被覆とを有する積層構成としてもよい。芯材粒子としては、酸化チタン、硫酸バリウム、酸化亜鉛などが挙げられる。被覆としては、酸化スズなどの金属酸化物が挙げられる。
結着樹脂としては、溶解パラメータ(SP値)が18.0MPa1/2以上25.0MPa1/2以下であることが好ましい。溶解パラメータ(SP値)は、樹脂の極性を表す指標として用いられ、一般にSP値が大きいほど極性も大きい。本発明の一態様に係るCBは、極性がある程度大きい樹脂に対する分散性が高く、SP値が上記範囲の樹脂と相溶性がよいため、導電層中に電界が集中するような凝集塊を形成しにくい。
結着樹脂としては、特に、ポリウレタン樹脂(SP値20.4MPa1/2)またはフェノール樹脂(SP値23.1MPa1/2)が好ましい。
また、導電層は、シリコーンオイル、樹脂粒子などを更に含有してもよい。
導電層の平均膜厚は、3.0μm以上50μm以下であることが好ましく、5μm以上40μm以下であることがより好ましく、10μm以上35μm以下であることが特に好ましい。
導電層は、上述の各材料および溶剤を含有する導電層用塗布液を調製し、この塗膜を形成し、乾燥させることで形成することができる。塗布液に用いる溶剤としては、アルコール系溶剤、スルホキシド系溶剤、ケトン系溶剤、エーテル系溶剤、エステル系溶剤、芳香族炭化水素系溶剤などが挙げられる。導電層用塗布液中で導電性粒子を分散させるための分散方法としては、ペイントシェーカー、サンドミル、ボールミル、液衝突型高速分散機を用いた方法が挙げられる。
導電層の体積抵抗率は、10Ω・cm以上1012Ω・cm以下であることが好ましい。導電層の体積抵抗率が1012Ω・cm以下であれば、画像形成時に電荷の流れが滞りにくく、残留電位が上昇しにくくなり、暗部電位および明部電位の変動が生じにくくなる。一方、導電層の体積抵抗率が10Ω・cm以上であれば、電子写真感光体の帯電時に導電層中を局所的に流れる電荷の量を抑制することができ、リークが発生しにくくなる。
導電層の体積抵抗率は、10Ω・cm以上1010Ω・cm以下であることが更に好ましい。
図3および図4を用いて、電子写真感光体の導電層の体積抵抗率を測定する方法を説明する。図3は、導電層の体積抵抗率の測定方法を説明するための上面図であり、図4は、導電層の体積抵抗率の測定方法を説明するための断面図である。
導電層の体積抵抗率は、常温常湿(23℃/50%RH)環境下において測定する。導電層202の表面に銅製テープ203(住友スリーエム(株)製、型番No.1181)を貼り、これを導電層202の表面側の電極とする。また、支持体201を導電層202の裏面側の電極とする。銅製テープ203と支持体201との間に電圧を印加するための電源206、および、銅製テープ203と支持体201との間を流れる電流を測定するための電流測定機器207をそれぞれ設置する。また、銅製テープ203に電圧を印加するため、銅製テープ203の上に銅線204を載せる。銅線204が銅製テープ203からはみ出さないように銅線204の上から銅製テープ203と同様の銅線固定用銅製テープ205を貼り、銅製テープ203に銅線204を固定する。銅製テープ203には、銅線204を用いて電圧を印加する。
銅製テープ203と支持体201との間に電圧を印加しないときのバックグラウンド電流値をI[A]とし、直流電圧(直流成分)のみの電圧を−1V印加したときの電流値をI[A]とする。また、導電層202の膜厚d[cm]、導電層202の表面側の電極(銅製テープ203)の面積をS[cm]とする。このとき、下記数式(1)で表される値を導電層202の体積抵抗率ρ[Ω・cm]とする。
ρ=1/(I−I)×S/d[Ω・cm] ・・・(1)
この測定では、絶対値で1×10−6A以下という微小な電流量を測定するため、電流測定機器207としては、微小電流の測定が可能な機器を用いて行うことが好ましい。そのような機器としては、例えば、pAメーター(商品名:4140B、横河ヒューレットパッカード社製)などが挙げられる。
なお、導電層の体積抵抗率は、支持体上に導電層のみを形成した状態で測定しても、電子写真感光体から導電層上の各層(感光層など)を剥離して支持体上に導電層のみを残した状態で測定しても、同様の値を示す。
<下引き層>
本発明において、導電層の上に、下引き層を設けてもよい。下引き層を設けることで、層間の接着機能が高まり、電荷注入阻止機能を付与することができる。
下引き層は、樹脂を含有することが好ましい。また、重合性官能基を有するモノマーを含有する組成物を重合することで硬化膜として下引き層を形成してもよい。
樹脂としては、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、ポリビニルフェノール樹脂、アルキッド樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリエチレンオキシド樹脂、ポリプロピレンオキシド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミド酸樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、セルロース樹脂などが挙げられる。
重合性官能基を有するモノマーが有する重合性官能基としては、イソシアネート基、ブロックイソシアネート基、メチロール基、アルキル化メチロール基、エポキシ基、金属アルコキシド基、ヒドロキシル基、アミノ基、カルボキシル基、チオール基、カルボン酸無水物基、炭素−炭素二重結合基などが挙げられる。
また、下引き層は、電気特性を高める目的で、電子輸送物質、金属酸化物、金属、導電性高分子などを更に含有してもよい。これらの中でも、電子輸送物質、金属酸化物を用いることが好ましい。
電子輸送物質としては、キノン化合物、イミド化合物、ベンズイミダゾール化合物、シクロペンタジエニリデン化合物、フルオレノン化合物、キサントン化合物、ベンゾフェノン化合物、シアノビニル化合物、ハロゲン化アリール化合物、シロール化合物、含ホウ素化合物などが挙げられる。電子輸送物質として、重合性官能基を有する電子輸送物質を用い、上述の重合性官能基を有するモノマーと共重合させることで、硬化膜として下引き層を形成してもよい。
金属酸化物としては、酸化インジウムスズ、酸化スズ、酸化インジウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、二酸化ケイ素などが挙げられる。金属としては、金、銀、アルミなどが挙げられる。
また、下引き層は、添加剤を更に含有してもよい。
下引き層の平均膜厚は、0.1μm以上50μm以下であることが好ましく、0.2μm以上40μm以下であることがより好ましく、0.3μm以上30μm以下であることが特に好ましい。
下引き層は、上述の各材料および溶剤を含有する下引き層用塗布液を調製し、この塗膜を形成し、乾燥および/または硬化させることで形成することができる。塗布液に用いる溶剤としては、アルコール系溶剤、ケトン系溶剤、エーテル系溶剤、エステル系溶剤、芳香族炭化水素系溶剤などが挙げられる。
<感光層>
電子写真感光体の感光層は、主に、(1)積層型感光層と、(2)単層型感光層とに分類される。(1)積層型感光層は、電荷発生物質を含有する電荷発生層と、電荷輸送物質を含有する電荷輸送層と、を有する。(2)単層型感光層は、電荷発生物質と電荷輸送物質を共に含有する感光層を有する。
(1)積層型感光層
積層型感光層は、電荷発生層と、電荷輸送層と、を有する。
(1−1)電荷発生層
電荷発生層は、電荷発生物質と、樹脂と、を含有することが好ましい。
電荷発生物質としては、アゾ顔料、ペリレン顔料、多環キノン顔料、インジゴ顔料、フタロシアニン顔料などが挙げられる。これらの中でも、アゾ顔料、フタロシアニン顔料が好ましい。フタロシアニン顔料の中でも、オキシチタニウムフタロシアニン顔料、クロロガリウムフタロシアニン顔料、ヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料が好ましい。
電荷発生層中の電荷発生物質の含有量は、電荷発生層の全質量に対して、40質量%以上85質量%以下であることが好ましく、60質量%以上80質量%以下であることがより好ましい。
樹脂としては、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、セルロース樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などが挙げられる。これらの中でも、ポリビニルブチラール樹脂がより好ましい。
また、電荷発生層は、酸化防止剤、紫外線吸収剤などの添加剤を更に含有してもよい。具体的には、ヒンダードフェノール化合物、ヒンダードアミン化合物、硫黄化合物、リン化合物、ベンゾフェノン化合物、などが挙げられる。
電荷発生層の平均膜厚は、0.1μm以上1μm以下であることが好ましく、0.15μm以上0.4μm以下であることがより好ましい。
電荷発生層は、上述の各材料および溶剤を含有する電荷発生層用塗布液を調製し、この塗膜を形成し、乾燥させることで形成することができる。塗布液に用いる溶剤としては、アルコール系溶剤、スルホキシド系溶剤、ケトン系溶剤、エーテル系溶剤、エステル系溶剤、芳香族炭化水素系溶剤などが挙げられる。
(1−2)電荷輸送層
電荷輸送層は、電荷輸送物質と、樹脂と、を含有することが好ましい。
電荷輸送物質としては、例えば、多環芳香族化合物、複素環化合物、ヒドラゾン化合物、スチリル化合物、エナミン化合物、ベンジジン化合物、トリアリールアミン化合物や、これらの物質から誘導される基を有する樹脂などが挙げられる。これらの中でも、トリアリールアミン化合物、ベンジジン化合物が好ましい。
電荷輸送層中の電荷輸送物質の含有量は、電荷輸送層の全質量に対して、25質量%以上70質量%以下であることが好ましく、30質量%以上55質量%以下であることがより好ましい。
樹脂としては、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリスチレン樹脂などが挙げられる。これらの中でも、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂が好ましい。ポリエステル樹脂としては、特にポリアリレート樹脂が好ましい。
電荷輸送物質と樹脂との含有量比(質量比)は、4:10〜20:10が好ましく、5:10〜12:10がより好ましい。
また、電荷輸送層は、酸化防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、レベリング剤、滑り性付与剤、耐摩耗性向上剤などの添加剤を含有してもよい。具体的には、ヒンダードフェノール化合物、ヒンダードアミン化合物、硫黄化合物、リン化合物、ベンゾフェノン化合物、シロキサン変性樹脂、シリコーンオイル、フッ素樹脂粒子、ポリスチレン樹脂粒子、ポリエチレン樹脂粒子、シリカ粒子、アルミナ粒子、窒化ホウ素粒子などが挙げられる。
電荷輸送層の平均膜厚は、5μm以上50μm以下であることが好ましく、8μm以上40μm以下であることがより好ましく、9μm以上30μm以下であることが特に好ましい。
電荷輸送層は、上述の各材料および溶剤を含有する電荷輸送層用塗布液を調製し、この塗膜を形成し、乾燥させることで形成することができる。塗布液に用いる溶剤としては、アルコール系溶剤、ケトン系溶剤、エーテル系溶剤、エステル系溶剤、芳香族炭化水素系溶剤が挙げられる。これらの溶剤の中でも、エーテル系溶剤または芳香族炭化水素系溶剤が好ましい。
(2)単層型感光層
単層型感光層は、電荷発生物質、電荷輸送物質、樹脂および溶剤を含有する感光層用塗布液を調製し、この塗膜を形成し、乾燥させることで形成することができる。電荷発生物質、電荷輸送物質、樹脂としては、上記「(1)積層型感光層」における材料の例示と同様である。
<保護層>
本発明において、感光層の上に、保護層を設けてもよい。保護層を設けることで、耐久性を向上することができる。
保護層は、導電性粒子および/または電荷輸送物質と、樹脂とを含有することが好ましい。
導電性粒子としては、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化スズ、酸化インジウムなどの金属酸化物の粒子が挙げられる。
電荷輸送物質としては、多環芳香族化合物、複素環化合物、ヒドラゾン化合物、スチリル化合物、エナミン化合物、ベンジジン化合物、トリアリールアミン化合物や、これらの物質から誘導される基を有する樹脂などが挙げられる。これらの中でも、トリアリールアミン化合物、ベンジジン化合物が好ましい。
樹脂としては、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、フェノキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂などが挙げられる。中でも、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂が好ましい。
また、保護層は、重合性官能基を有するモノマーを含有する組成物を重合することで硬化膜として形成してもよい。その際の反応としては、熱重合反応、光重合反応、放射線重合反応などが挙げられる。重合性官能基を有するモノマーが有する重合性官能基としては、アクリル基、メタクリル基などが挙げられる。重合性官能基を有するモノマーとして、電荷輸送能を有する材料を用いてもよい。
保護層は、酸化防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、レベリング剤、滑り性付与剤、耐摩耗性向上剤、などの添加剤を含有してもよい。具体的には、ヒンダードフェノール化合物、ヒンダードアミン化合物、硫黄化合物、リン化合物、ベンゾフェノン化合物、シロキサン変性樹脂、シリコーンオイル、フッ素樹脂粒子、ポリスチレン樹脂粒子、ポリエチレン樹脂粒子、シリカ粒子、アルミナ粒子、窒化ホウ素粒子などが挙げられる。
保護層の平均膜厚は、0.5μm以上10μm以下であることが好ましく、1μm以上7μm以下であることが好ましい。
保護層は、上述の各材料および溶剤を含有する保護層用塗布液を調製し、この塗膜を形成し、乾燥および/または硬化させることで形成することができる。塗布液に用いる溶剤としては、アルコール系溶剤、ケトン系溶剤、エーテル系溶剤、スルホキシド系溶剤、エステル系溶剤、芳香族炭化水素系溶剤が挙げられる。
[プロセスカートリッジ、電子写真装置]
本発明に係るプロセスカートリッジは、これまで述べてきた電子写真感光体と、帯電手段、現像手段、転写手段およびクリーニング手段からなる群より選択される少なくとも1つの手段とを一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とする。
また、本発明に係る電子写真装置は、これまで述べてきた電子写真感光体、帯電手段、露光手段、現像手段および転写手段を有することを特徴とする。
図2に、電子写真感光体を備えたプロセスカートリッジを有する電子写真装置の概略構成の一例を示す。
1は円筒状の電子写真感光体であり、軸2を中心に矢印方向に所定の周速度で回転駆動される。電子写真感光体1の表面は、帯電手段3により、正または負の所定電位に帯電される。なお、図においては、ローラ型帯電部材によるローラ帯電方式を示しているが、コロナ帯電方式、近接帯電方式、注入帯電方式などの帯電方式を採用してもよい。帯電された電子写真感光体1の表面には、露光手段(不図示)から露光光4が照射され、目的の画像情報に対応した静電潜像が形成される。電子写真感光体1の表面に形成された静電潜像は、現像手段5内に収容されたトナーで現像され、電子写真感光体1の表面にはトナー像が形成される。電子写真感光体1の表面に形成されたトナー像は、転写手段6により、転写材7に転写される。トナー像が転写された転写材7は、定着手段8へ搬送され、トナー像の定着処理を受け、電子写真装置の外へプリントアウトされる。電子写真装置は、転写後の電子写真感光体1の表面に残ったトナーなどの付着物を除去するための、クリーニング手段9を有していてもよい。また、クリーニング手段を別途設けず、上記付着物を現像手段などで除去する、所謂、クリーナーレスシステムを用いてもよい。電子写真装置は、電子写真感光体1の表面を、前露光手段(不図示)からの前露光光10により除電処理する除電機構を有していてもよい。また、本発明に係るプロセスカートリッジ11を電子写真装置本体に着脱するために、レールなどの案内手段12を設けてもよい。
本発明の電子写真感光体は、レーザービームプリンター、LEDプリンター、複写機、ファクシミリ、および、これらの複合機などに用いることができる。
以下、実施例および比較例を用いて本発明を更に詳細に説明する。本発明は、その要旨を超えない限り、下記の実施例によって何ら限定されるものではない。なお、以下の実施例の記載において、「部」とあるのは特に断りのない限り質量基準である。
<CBの調製例1>
CB(商品名:Thermax N990、Cancarb社製、pH11.0、灰分0.05%、DBP給油量38cm/100g、個数平均一次粒子径280nm)をエルボージェット分級機(商品名:EJ−PURO、日鉄鉱業社製)により分級を行った。これにより、個数平均一次粒子径480nmの分級CB粒子1、および個数平均粒子径210μmの分級CB粒子2を得た。
<CBの調製例2>
CB(商品名:Thermax N907、Cancarb社製、pH11.0、灰分0.08%、DBP給油量39cm/100g、個数平均一次粒子径280nm)を硝酸による液相処理を行うことで、pH3.5、灰分0.15%の表面処理CB粒子1を得た。CBのpHは、顔料洗浄水のpHにより決定し、顔料洗浄水のpHはJIS規格のK5101−17−1に従って測定した。また、灰分は、105℃の電機乾燥機で2時間乾燥させた後2gをルツボにとり、550℃で焙焼後の残分を測定し、焙焼する前の試料に対する割合を算出することで測定した。
<導電層用塗布液の調製例>
(導電層用塗布液1の調製例)
ポリオール樹脂としてのブチラール樹脂(商品名:BM−1、積水化学工業社製)15部、および、ブロック化イソシアネート樹脂(商品名:TPA−B80E、80%溶液、旭化成社製)15部を、メチルエチルケトン45部/1−ブタノール85部の混合溶剤に溶解させて溶液を得た。
この溶液にCB(商品名:Thermax N990、Cancarb社製、pH11.0、灰分0.05%、DBP給油量38cm/100g、個数平均一次粒子径280nm)を15部加えた。CB添加後の溶液を分散媒体として平均粒径1.0mmのガラスビーズ180部を用いた縦型サンドミルに入れ、23±3℃雰囲気下において回転数1500rpm(周速5.5m/s)の条件で4時間分散処理を行い、分散液を得た。この分散液からメッシュでガラスビーズを取り除いた。
ガラスビーズを取り除いた後の分散液に、レベリング剤としてシリコーンオイル(商品名:SH28 PAINT ADDITIVE、東レ・ダウコーニング社製)0.01部を添加した。また同時に、表面粗さ付与材として架橋型のポリメチルメタクリレート(PMMA)粒子(商品名:テクポリマーSSX−102、積水化成品工業社製、平均一次粒子径2.5μm)を5.0部添加した。その後攪拌することによって、導電層用塗布液1を調製した。
(導電層用塗布液2〜7、およびC1〜C3の調製例)
導電層用塗布液の調製の際に用いたCB粒子の種類、量(部数)、分散時間を、それぞれ表1に示すようにした以外は、導電層用塗布液1の調製例と同様の操作で、導電層用塗布液2〜6、C1〜C3を調製した。
(導電層用塗布液8〜10の調製例)
導電性塗布溶液の調製の際に用いたCB粒子の種類を表2に示すようにした以外は導電層用塗布液2の調製と同様の操作で、導電層用塗布液8〜10を調製した。
(導電層用塗布液11の調製例)
結着樹脂としてのフェノール樹脂(商品名:プライオーフェンJ−325、DIC社製、樹脂固形分60%、硬化後の密度1.3g/cm)168部、および、
溶剤としての1−メトキシ−2−プロパノール98部
導電剤としてCB(商品名:Thermax N990、pH11.0、灰分0.05%、DBP給油量38cm/100g、Cancarb社製)を45部
を、直径0.8mmのガラスビーズ420部を用いたサンドミルに入れ、回転数1500rpm、分散処理時間4時間の条件で分散処理を行い、分散液を得た。
この分散液からメッシュでガラスビーズを取り除いた。
ガラスビーズを取り除いた後の分散液に、表面粗さ付与材としてのシリコーン樹脂粒子(商品名:トスパール120、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製、平均粒子径2μm、密度1.3g/cm)13.8部を添加した。また同時に、レベリング剤としてのシリコーンオイル(商品名:SH28PA、東レ・ダウコーニング社製)0.014部、メタノール6部、および、1−メトキシ−2−プロパノール6部を添加した。その後、攪拌することによって、導電層用塗布液11を調製した。
Figure 2018205566
Figure 2018205566
<電子写真感光体の製造例>
(電子写真感光体1の製造例)
押し出し工程および引き抜き工程を含む製造方法により製造された、長さ257mm、直径24mmのアルミニウムシリンダー(JIS−A3003、アルミニウム合金)を支持体とした。
常温常湿(23℃/50%RH)環境下で、導電層用塗布液1を支持体上に浸漬塗布し、得られた塗膜を30分間160℃で乾燥および熱硬化させることによって、膜厚が28μmの導電層を形成した。
次に、N−メトキシメチル化ナイロン(商品名:トレジンEF−30T、ナガセケムテックス社製)4.5部および共重合ナイロン樹脂(商品名:アミランCM8000、東レ社製)1.5部を、メタノール65部/n−ブタノール30部の混合溶剤に溶解させることによって下引き層用塗布液を調製した。この下引き層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を6分間70℃で乾燥させることによって、膜厚が0.85μmの下引き層を形成した。
次に、CuKα特性X線回折におけるブラッグ角(2θ±0.2°)の7.5°、9.9°、16.3°、18.6°、25.1°および28.3°に強いピークを有する結晶形のヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶(電荷発生物質)10部、ポリビニルブチラール(商品名:エスレックBX−1、積水化学工業社製)5部およびシクロヘキサノン250部を、直径0.8mmのガラスビーズを用いたサンドミルに入れ、分散処理時間3時間の条件で分散処理を行った。続いて、酢酸エチル250部を加えることによって、電荷発生層用塗布液を調製した。この電荷発生層用塗布液を下引き層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を10分間100℃で乾燥させることによって、膜厚が0.15μmの電荷発生層を形成した。
次に、下記式(CT−1)で示されるアミン化合物(電荷輸送物質)6.0部、
Figure 2018205566
および、下記式(CT−2)で示されるアミン化合物(電荷輸送物質)2.0部、
Figure 2018205566
ビスフェノールZ型のポリカーボネート(商品名:Z400、三菱エンジニアリングプラスチックス社製)10部、ならびに、下記式(B−1)で示される繰り返し構造単位および下記式(B−2)で示される繰り返し構造単位を有し、下記式(B−3)で示される末端構造を有するシロキサン変性ポリカーボネート((B−1):(B−2)=95:5(モル比))0.36部
Figure 2018205566
を、o−キシレン60部/ジメトキシメタン40部/安息香酸メチル2.7部の混合溶剤に溶解させることによって、電荷輸送層用塗布液を調製した。この電荷輸送層用塗布液を電荷発生層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を30分間125℃で乾燥させることによって、膜厚が7.0μmの電荷輸送層を形成した。
このようにして、電荷輸送層が表面層である電子写真感光体1を製造した。得られた電子写真感光体1の導電層の体積抵抗率を前述の方法により測定した。
(電子写真感光体2〜11およびC1〜C3の製造例)
電子写真感光体の製造の際に用いた導電層用塗布液を、導電層用塗布液1から、それぞれ導電層用塗布液2〜11およびC1〜C3に変更した。それ以外は、電子写真感光体1の製造例と同様の操作で、電荷輸送層が表面層である電子写真感光体2〜11およびC1〜C3を製造した。導電層の体積抵抗率は、電子写真感光体1と同様にして測定した。結果を表3に示す。
(実施例1〜11および比較例1〜3)
〈電子写真感光体の導電層の分析〉
導電層分析用の電子写真感光体1〜11およびC1〜C3のそれぞれから、5mm四方に切断した片をそれぞれ4つ得た。その後、それぞれの片の電荷輸送層および電荷発生層をクロロベンゼン、メチルエチルケトンおよびメタノールで剥ぎ取り、導電層を露出させた。このようにして、観察用サンプル片を、各電子写真感光体につき、4つずつ用意した。
各電子写真感光体について、それぞれ4つのサンプル片を用いて、FIB−SEMのSlice&Viewで導電層の2μm×2μm×2μmの3次元化を行った。
FIB−SEMのSlice&Viewのコントラストの違いから、CB粒子を特定し、前記CB粒子の体積および導電層内での比率を求めることができる。
Slice&Viewの条件は以下のようにした。
分析用試料加工:FIB法
加工および観察装置:SII/Zeiss製NVision40
スライス間隔:5nm
観察条件
加速電圧:1.0kV
試料傾斜:54°
WD:5mm
検出器:BSE検出器
アパーチャー:60μm、high current
ABC:ON
画像解像度:1.25nm/pixel
解析領域は縦2μm×横2μmで行い、断面ごとの情報を積算し、縦2μm×横2μm×厚み2μm(V=8μm)当たりの体積Vを求める。また、測定環境は、温度23℃、圧力1×10−4Paである。
なお、加工および観察装置としては、FEI製のStrata400S(試料傾斜52°)を用いることもできる。
断面ごとの情報は、特定したCB粒子の面積を画像解析して得た。画像解析は画像処理ソフト(商品名:Image−Pro Plus、Media Cybernetics社製)を用いて行った。
得られた情報を基に、4つのサンプル片のそれぞれにおいて、2μm×2μm×2μmの体積(単位体積8μm)中のCB粒子の体積(V[μm])を求めた。そして、((V[μm]/8[μm])×100)を算出した。4つのサンプル片における((V[μm]/8[μm])×100)の値の平均値を、導電層の全体積に対する導電層中のCB粒子の含有量[体積%]とした。
また、4つのサンプル片それぞれにおいて、各サンプルに含まれるCB粒子をランダムに100個選び、上記CB粒子の含有率を決定したFIB−SEM画像から、そのCB粒子の体積を計測した。各CB粒子の体積と同じ体積になる球の半径をそのCB粒子の粒子径とし、平均を算出することでサンプル片のCB粒子の平均一次粒子径を求めた。4つのサンプル片におけるCB粒子の平均一次粒子径の平均値を、導電層中のCB粒子の個数平均一次粒子径(D)とした。
結果を表3に示す。
また、CB粒子の含有量を決定した断面画像をランダムに10枚取り出し、画像ソフトを用いて導電層中のCBとそれ以外が明確になるよう二値化を行った。得られた二値化画像中の、すべてのCBについて、上記式(1)で示されるSF−1を算出し、その平均をその導電層のSF−1とした。前述したように、断面画像上で、CBが凝集している場合には、凝集体を一つの導電体として、SF−1を算出した。結果を表3に示す。
また、SF−1を算出した二値化画像を用いて、CB粒子の平均粒子間距離を算出した。平均粒子間距離の算出方法を、以下に示す。まず、1ピクセルが2nm四方となるように画像を調整した。次に、二値化画像にあるすべてのCB粒子同士を最短となる線分でつないだ。最短となる線分の引き方は、粒子間距離を算出する対象とする2つのCB粒子の各粒子に含まれる全ピクセル間での距離を計算し、最短となるピクセル同士を結んだ。最短となるピクセルの組み合わせが複数ある場合は、ランダムに1つのピクセルの組み合わせを選んだ。最短となる線分の長さをその2つのCB同士の粒子間距離として、画像上のすべてのCBの組み合わせの距離を計測し、その平均を算出することで平均粒子間距離とした。但し、図5(a)のように前記線分l上に他のCB粒子αがある場合は、その線分は平均算出から除いた。また、図5(b)のように前記線分mが、他のCB粒子同士を結ぶ他の線分nと交差した場合には、より短い線分(図5(b)の場合は線分n)のみを平均算出に用いた。また、各粒子間距離算出時には、一次粒子を基本とし、接触しているCB粒子同士や同一凝集体内のCB同士は、粒子間距離を0として扱った。結果を表3に示す。
また、粒子間距離の変動係数は、平均粒子間距離を算出した線分の長さの標準偏差を平均粒子間距離で割った値として算出した。結果を表3に示す。
Figure 2018205566
[評価]
(電子写真感光体の通紙耐久試験)
通紙耐久試験用の電子写真感光体1〜11およびC1〜C3を、それぞれレーザービームプリンター(商品名:HP Laserjet P1505、ヒューレットパッカード社製)に装着して、低温低湿(15℃/10%RH)環境下にて通紙耐久試験を行い、画像の評価を行った。通紙耐久試験では、印字率2%の文字画像をレター紙に1枚ずつ出力する間欠モードでプリント操作を行い、3000枚の画像出力を行った。
そして、通紙耐久試験開始時、ならびに、1500枚の画像の出力終了後および3000枚の画像の出力終了後に各1枚の画像評価用のサンプル(1ドット桂馬パターンのハーフトーン画像)を出力した。
画像の評価の基準は以下のとおりである。結果を表4に示す。
A:リークの発生は全くなし。
B:リークが小さな黒点としてわずかに観測される。
C:リークが大きな黒点としてはっきり観測される。
D:リークが大きな黒点と短い横黒筋として観測される。
E:リークが長い横黒筋として観測される。
(電子写真感光体の静置リーク試験)
静置リーク試験用の電子写真感光体1〜11およびC1〜C3を用意し、これらの静置リーク試験を以下のようにして行った。
図1に静置リーク試験装置を示す。静置リーク試験は、常温常湿(23℃/50%RH)環境下において行う。電子写真感光体1の両端を固定台13に載せ動かないように固定させる。電子写真感光体1の支持体に接触する部分14を100kΩの基準抵抗15を介してアースに接続する。50mm幅のφ20段付き部16aを持つφ6段付き芯金16を段付き部16aが電子写真感光体1の感光層17の中央部に接触するように片端5Nで当接させる。段付き芯金16に、電圧を印加するための電源18を接続する。段付き芯金16に−3kV印加して、電圧を印加してから感光層がリークするまでの時間(耐リーク時間)を計測する。また、アースに接続した100kΩの基準抵抗15にかかる電圧をモニターすることでリークを判断した。結果を表4に示す。
試験は30分(1800秒)を上限として行い、30分間リークしなかったものは、表4中で>1800と表記した。
Figure 2018205566
1 電子写真感光体
2 軸
3 帯電手段
4 露光光
5 現像手段
6 転写手段
7 転写材
8 定着手段
9 クリーニング手段
10 前露光光
11 プロセスカートリッジ
12 案内手段
13 固定台
14 支持体に接触する部分
15 基準抵抗
16 段付き芯金
16a 段付き部
17 感光層
18 電源

Claims (7)

  1. 支持体、導電層、および、感光層をこの順に有する電子写真感光体であって、前記導電層が結着樹脂およびカーボンブラックを含有し、前記カーボンブラックの個数平均一次粒子径が200nm以上500nm以下であり、且つ前記カーボンブラックの平均粒子間距離が、200nm以上600nm以下であり、且つ粒子間距離の変動係数が1.2以下であり、且つ、前記カーボンブラックのSF−1が150以下であることを特徴とする電子写真感光体。
  2. 前記導電層の体積抵抗率が、10Ω・cm以上1012Ω・cm以下である請求項1に記載の電子写真感光体。
  3. 前記導電層中の前記カーボンブラックの含有量が、前記導電層の全体積に対して15体積%以上35体積%以下である請求項1または2に記載の電子写真感光体。
  4. 前記カーボンブラックのDBP給油量が、45cm/100g以下である請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子写真感光体。
  5. 前記結着樹脂のSP値が、18.0MPa1/2以上25.0MPa1/2以下である請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子写真感光体。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子写真感光体と、帯電手段、現像手段、転写手段およびクリーニング手段からなる群より選択される少なくとも1つの手段とを一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  7. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子写真感光体、ならびに、帯電手段、露光手段、現像手段および転写手段を有することを特徴とする電子写真装置。
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