JP2002311629A - 電子写真用感光体 - Google Patents

電子写真用感光体

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JP2002311629A
JP2002311629A JP2001118603A JP2001118603A JP2002311629A JP 2002311629 A JP2002311629 A JP 2002311629A JP 2001118603 A JP2001118603 A JP 2001118603A JP 2001118603 A JP2001118603 A JP 2001118603A JP 2002311629 A JP2002311629 A JP 2002311629A
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JP2001118603A
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English (en)
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Isato Ikeda
勇人 池田
Nobuyuki Ando
信行 安道
Tomoyuki Kuwamoto
知幸 桑本
Nobuaki Urashima
伸晃 浦島
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Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基体表面と感光層の間にある下引き層(中間
層)に適度な導電性があり、感光体のミクロ的な抵抗値
のバラツキを発生させず、下引き層の電気導電率を適正
に調整するとともに、粒子の凝集による塗膜欠陥の発生
を防止して、感光体の帯電低下やそれに伴う微小黒点、
白点等の画像不良の発生がない電子写真感光体を提供す
る。 【解決手段】 導電性支持体上に、少なくとも下引き層
および感光層を積層してなる電子写真用感光体におい
て、該下引き層が、カーボンブラックが均一分散した重
合体からなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真用感光体
に関し、詳しくは、導電性基体上に少なくとも下引き層
(以下、中間層とも呼ぶことがある)と感光層とを積層
してなる電子写真用感光体において、前記下引き層(中
間層)の改良に係る電子写真用感光体に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真技術は高速性、高解像度性の画
像が得られることから複写機、プリンター、ファックス
の分野で広く使用されている。電子写真に用いられる感
光体は、従来セレン、セレン合金、酸化亜鉛、硫化カド
ミウムなどの無機系の光導電材料を使用したものが多か
った。
【0003】最近では、無公害性、成膜性、軽量性など
の利点を活かし、有機系の光導電材料を使用した感光体
の開発が盛んに進められている。中でも電荷発生層及び
電荷移動層を分離した、いわゆる機能分離型積層有機感
光体は各層をそれぞれの機能に最適な材料で形成し、組
合せることにより、感度を大幅に向上させることができ
る。また、希望する露光光の波長に応じた分光感度を設
定できるなど利点が多く、複写機、プリンター、ファッ
クスなどの電子写真装置に使用されている。
【0004】現在実用化されている機能分離積層型有機
感光体の多くは導電性基体の上に電荷発生層、電荷移動
層をこの順に積層したものである。この様な感光体は電
荷発生剤をバインダーと共に有機溶媒に分散、溶解した
塗液を塗布、乾燥して、電荷発生層を形成し、引続きそ
の上に電荷移動剤をバインダーと共に有機溶媒に溶解し
た塗液を塗布、乾燥して、電荷移動層を形成して作製さ
れる。基本的には、この様な層構成で画像形成の為の感
光体としての基体性能を発揮させることができる。しか
し、実用的には欠陥のない良好な画像を得ることが重要
であり、しかも繰り返し長時間使用した時にも良好な画
質が維持されることが要求される。その為には、均質で
欠陥のない膜質の感光層を形成すること、感光体の電気
特性が優れていることが要求され、また、長期間使用し
ても膜質、電気特性が悪化せず安定していることが要求
される。
【0005】電子写真感光体はこの様に基本的には支持
体と支持体上に形成された感光層とからなっている。し
かし、支持体の欠陥の被覆、感光層の塗工性向上、感光
層と支持体との接着性改良、感光層の電気的破壊に対す
る保護、帯電性の向上や、支持体から感光層への電荷注
入性改良等のために、感光層と支持体との間に下引き層
(中間層)を設けることが有効である。従って、電子写
真感光体における中間層には被覆性、接着性、機械的強
度、適当な導電性と電気的バリア性等の多くの機能が要
求される。
【0006】従来から下引き層としては、以下のタイプ
のものが提案されている。
【0007】(i)導電性フィラーを含有しない樹脂薄
膜。
【0008】(ii)導電性フィラーを含有した樹脂薄
膜。
【0009】(iii)上記(ii)の薄膜の上に、上記
(i)の薄膜を積層したもの。
【0010】上記(i)についての例としては樹脂だけ
で下引き層を形成して、その上に、例えば、電荷発生層
および電荷輸送層を積層した感光体があるが、下引き層
を形成する樹脂の電気導電率が非常に小さいため、電荷
発生層で発生した電荷が、光照射時に下引き層中を移動
するのが困難となる。そのため、電荷の蓄積やトラップ
が起こりやすく、感光体の感度低下や残留電位上昇が生
じ、画像濃度低下や残像(ゴースト)等の画像不良の原
因となる。特に、支持体表面欠陥を被覆する目的で、ま
たは帯電電圧に対する耐電圧性を満足させる目的で、下
引き層の膜厚を厚くする場合には、感度低下や残留電位
上昇が著しく、実用可能な画像特性を得ることはできな
かった。
【0011】一方、上記(ii)及び(iii)についての
方法は、つまり下引き層の電気導電率を調整する方法と
して下引き層中に、例えばアルミニウム、ニッケル、銀
等の金属粉末またはフレークを分散させる方法や、酸化
インジウム、酸化スズ、ITO等の導電性金属酸化物を
分散させる方法、または酸化チタン、硫酸バリウム、チ
タン酸カリウム、ホウ酸アルミニウム等を芯材として酸
化スズや酸化インジウムで被覆し、もしくはドーピング
した導電性金属酸化物を分散させる方法が知られてい
る。
【0012】しかしながら、これら従来知られた金属粉
末や導電性金属酸化物を分散させる場合、これらの粒子
の導電率が10−2〜10−5S/cmと大きいため
に、支持体から過剰の電荷が注入して、感光体の帯電低
下や画像上に微小黒点が生ずる等の問題があった。ま
た、これらの粒子の粒径が0.5〜2μmであるため、
下引き層の膜厚設定によっては、2次凝集した粒子によ
る塗膜欠陥が発生し、または下引き層中における粒子分
布が均一に形成されないことから導電性不良が起こっ
て、前述と同様の帯電低下や印字黒点の発生が生じてい
た。
【0013】つまり、導電性フィラーの分散性が低い
と、下引き層の抵抗や誘電率等の電気特性が変化し、電
位特性や画像性に大きな影響を与え、膜の表面平滑性が
低下し、塗工欠陥の原因になり、更に、支持体との密着
性や機械的強度も低下する。
【0014】これまでに下引き層の導電性フィラーとし
て、金属(特開昭58−181054号公報)や金属酸
化物(特開昭54−151843号公報)、金属窒化物
(特開平1−118848号公報)等が報告されてい
る。
【0015】またレーザープリンターで用いられる反転
現像プロセスでは白色画面上に黒ポチと呼ばれる微小な
黒点(正転現像の場合にはベタ黒画面に斑点状の白ヌ
ケ)や転写メモリーなどの画像欠陥が現れることが多
い。こうした画像欠陥抑制のため、より優れた性能をも
った下引き層(中間層)が望まれている。
【0016】レーザーによる書き込みを行う電子写真用
感光体において、感光層膜厚の不均一によって生じるレ
ーザー光の干渉は、画像に木目調の画像欠陥(モアレ模
様)を引き起こしてしまう。これは樹脂に比べて反射率
が大きく、膜厚である有機金属系下引き層で顕著に現れ
る。これらを防止する方法として、支持体表面を意図的
に荒らし、入射光を散乱させることによって干渉光を防
ぐ方式などがあげられるが、完全ではなく、更に支持体
の表面荒さが大きすぎた場合、感光層表面にも凹凸が出
来てしまい、クリーニング不良などの障害が起こってし
まう。
【0017】特開昭61−36755号では粒径0.5
μm以上の粒子と、粒径0.5μm未満の粒子を導電性
下引き層に含有させた技術を開示している。有機感光層
を通過した光が、基体表面で正反射すると、入射した光
との間で干渉が起こり、モアレ縞が発生する。そこで、
粒径の異なる2種類の粒子を導電性下引き層に含有させ
ることで、反射光を散乱させ、入射光との干渉を起こり
にくくしてその対策としたものである。又、同様の考え
方から、特定の粒子径を有する有機微粒子を添加するこ
と(特開平10−254158)が検討されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】一方、導電性下引き層
の導電性を均一にするために、導電剤の粒径を小さくす
ることが試みられている。しかし、本発明者等の検討に
よれば、粉末状の導電剤は、粒径を小さくすると表面エ
ネルギーが増大し、凝集しやすくなる。凝集した導電剤
を含有する導電層は、部分的に導電性が増大し、この部
分で帯電電荷リークを起こす。帯電電荷のリークした部
分は、いわゆる白ポチ、黒ポチ等の画像欠陥の原因とな
る。
【0019】即ち、導電剤の凝集は、感光体におけるミ
クロ的な抵抗値のバラツキの発生の原因となる。ミクロ
的な抵抗値のバラツキは、感光体上に印加された電荷の
バラツキに結び付き、ハイライト画像におけるトナー画
像のザラツキの原因となる。そして特に、トナーを小粒
径化して、高画質化を図った時に、この問題は顕著にな
る。
【0020】本発明の目的は、電子写真用感光体の基体
表面と感光層の間にある下引き層に適度な導電性を与え
ることにより、感光体のミクロ的な抵抗値のバラツキを
発生させず、下引き層の電気導電率を適正に調整すると
共に粒子の凝集による塗膜欠陥の発生を防止して感光体
の帯電低下やそれに伴なう微少黒点、白点等の画像不良
の発生がない良好な感光体を提供する。更に本発明は有
機感光層を通過した光が基体表面で正反射する事がな
く、吸収させる事によりモアレ縞の発生を防止する電子
写真用感光体を提供する。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記構
成の何れかを採ることによって達成される。
【0022】(1)導電性支持体上に、少なくとも下引
き層および感光層を積層して成る電子写真用感光体にお
いて、該下引き層が、重合体中にカーボンブラックが均
一分散した層からなることを特徴とする電子写真用感光
体。
【0023】(2)(1)記載の下引き層が、50℃〜
250℃の加熱下に溶剤と重合体とカーボンブラックと
を分散処理して得られるカーボンブラック分散体を用い
て得られる層である(1)記載の電子写真用感光体。
【0024】(3)(1)記載の下引き層が、カーボン
ブラックグラフトポリマーを含有する層である(1)ま
たは(2)記載の電子写真用感光体。
【0025】(4)(2)記載の重合体が、カーボンブ
ラックと反応性を有する重合体である(2)記載の電子
写真用感光体。
【0026】(5)分散されたカーボンブラックの粒子
径が、500nm〜10nmの範囲である(1)から
(4)のいずれかに記載の電子写真用感光体。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の電子写真用感光体につい
て、図1により説明する。
【0028】図1は、電子写真感光体の模式的断面図で
あり、基体1の上に下引き層2が形成される。下引き層
の中には無機顔料3が分散して含有されている。下引き
層の上には、電荷発生層4および電荷輸送層5が形成さ
れている。
【0029】本発明において、基体としては、電子写真
感光体において使用されるものであれば、如何なるもの
でも使用できる。基体の表面は粗面加工が施されていて
もよい。
【0030】支持体はアルミニウム、アルミニウム合
金、銅、チタン、ステンレスなどの金属や合金、また
は、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート、フェノール樹脂、ポリプロピレン、ポリスチ
レンなどの高分子材料、更には、硬質紙などの材料を用
いて製造することができる。支持体の形状は、円筒状、
ベルト状あるいはシート状が好ましい。支持体を構成す
る材料の体積抵抗が高い場合には、導電処理をする必要
がある。導電処理は、支持体上に導電性薄膜を形成した
り、あるいは支持体内に導電性物質を分散させて行なう
ことができる。
【0031】下引き層に含有させるカーボンブラック分
散体(以下、カーボンブラックを「CB」と略すことが
ある)としては、下引き層を形成する際に用いる溶剤と
CBと下引き層に用いる高分子重合体とを予備混合した
後、通常のメディアミルを用い加熱して得られた分散体
を用いる。
【0032】高分子重合体は、後に下引き層を形成する
バインダー(結着樹脂)のものが選ばれる。
【0033】本発明の下引き層に用いられるバインダー
としては、例えばフェノール樹脂、ポリウレタン、ポリ
アミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリアミド
酸、ポリビニールアセタール、エポキシ樹脂、アクリル
樹脂、メラミン樹脂あるいはポリエステルなどが好まし
い。これらの樹脂は単独でも、二種以上を組み合わせて
用いてもよい。これらの樹脂は、支持体に対する接着性
が良好であると共に、本発明で使用するフィラーの分散
性を向上させ、かつ成膜後の耐溶剤性が良好である。上
記樹脂の中でも特にフェノール樹脂、ポリウレタン及び
ポリアミドが好ましい。ポリアミドにおいてもポリビニ
ルピロリドンが好ましい。
【0034】加熱操作例えば、40〜300℃、好まし
くは70〜250℃の温度下に、0.5〜10時間、好
ましくは2〜5時間撹拌混合することにより行なわれ
る。反応温度が40℃未満の場合には重合体とCBとの
相互作用が進行しないことがあり、300℃を越える場
合は重合体成分が大きく変質する場合がある。
【0035】反応の手順としては、カーボンブラックお
よび重合体と、前記分散媒体を反応装置に仕込み、加熱
下に混合すればよい。
【0036】反応装置としては、通常の撹拌に用いられ
る撹拌槽や混練に用いられるボールミル、ミキサー、ニ
ーダー等の混練機を用いることができるが、特に望まし
くは、被処理流体を内部に収容するためのベッセル、こ
のベッセル内部において回転する撹拌子、ベッセル内部
に収容された被処理流体を加熱するための加熱装置およ
びベッセル内部に収容された複数の粒状分散媒体を有し
てなる湿式分散処理装置である。撹拌子とビーズ等の粒
状分散媒体を併用して撹拌ないし解砕を行なう湿式分散
処理装置ないし湿式粉砕処理装置は、公知のものとして
数多く知られているが、本発明においては、このような
処理装置に、被処理流体を加熱するための加熱装置を付
加するという装置構成として用いるものである。このよ
うな構成の装置を用いれば、極めて高効率で、かつ十分
に小さな粒径を有する(即ち、二次凝集状態から良好に
解砕された)カーボンブラックに重合体がCBと相互作
用を強く受け安定したCB分散体を得ることができる。
【0037】又、下引き層に含有させるカーボンブラッ
ク分散体としては、カーボンブラック便覧<第三版>
(カーボンブラック協会発行)第167頁に記載のグラ
フトカーボンを用いる事もできる。
【0038】予め、CBと反応性を有する重合体を合成
した後、CBと反応せしめて得られるカーボンブラック
グラフトポリマーがグラフトカーボンとしてはより好ま
しい。
【0039】このグラフトカーボンブラックについて、
カーボンブラック表面をグラフト化するのに用いる高分
子化合物は、カーボンブラック表面に存在する官能基と
容易に反応しうる反応性基を有するものでなければなら
ない。この反応性基の具体例としては、アジリジン基、
オキサゾリン基、N−ヒドロキシアルキルアミド基、エ
ポキシ基、チオエポキシ基、イソシアネート基、ビニル
基、珪素系加水分解性基、アミノ基、エチレンカーボネ
ート基等が挙げられ、分子内に1種又は2種以上有する
高分子化合物である。
【0040】カーボンブラックとカーボンブラックとの
反応性を有する重合体とを反応させるに際しては反応系
に該重合体以外のポリマー成分、モノマー、有機溶剤等
の物質が存在しても良い。
【0041】又、本発明におけるカーボンブラックのグ
ラフト化に用いる高分子化合物はポリマーグラフト化カ
ーボンブラックに付与すべき性質、例えば親水性、親油
性又はその他の親和性等に応じて適宜選択される。
【0042】又、本発明におけるカーボンブラックは、
その表面に官能基として、キノン基及び又はカルボキシ
ル基及び又はヒドロキシル基を有するものであれば用い
ることができ、とりわけpH7以下のカーボンブラック
を用いると前記重合体が効率良くグラフト化することが
できるので好ましい。グラフト化反応において、該カー
ボンブラックの粒径は任意であるが、着色力の点から、
平均粒径0.1μm以下、好ましくは0.04μm以下
のカーボンブラックが有益である。
【0043】更に好ましい様態はCBと反応性を有する
重合体がCBと反応性を有するセグメント(A)と媒体
側に馴染むセグメント(B)とから成るブロックグラフ
ト共重合体が好ましい。
【0044】これらCBと反応性を有する重合体とCB
とを反応せしめる場合はメディアミル分散機を用い、加
熱して反応分散せしめて得られるグラフト化カーボン分
散体が好ましい。これらCB分散体における粒子径は1
0nm以上が好ましく、また500nm以下が好まし
く、250nm以下がさらに好ましい。500nmを超
えると、得られる下引き層の平面平滑性が悪くなり安定
した電気特性を示さない場合がある。これらCB分散体
中のCBの粒子径は、例えば、CB分散液を分散媒(溶
媒)で希釈し、動的光散乱測定装置(例えば、大塚電子
製DLS700等のナノメータオーダの粒子径及び分布
を測定出来る装置)により粒度分布を測定できる。
【0045】下引き層に添加するCB量は所望の電気抵
抗値を得る為に適宜所定の量を設定すれば良い。また所
望の抵抗値はCBの種類と重合体との比率を変える事に
よって設定する事によって適宜調整できる。
【0046】下引き層の体積抵抗率は1011Ωcm以
下、更には1011Ωcm以下10Ωcm以上の範囲が
好ましい。本発明において、体積抵抗率はアルミニウム
板上に測定対象の下引き層を塗布し、更にこの下引き層
上に金の薄膜を形成して、アルミニウム板と金薄膜の両
電極間を流れる電流値を、Aメーターで測定して求め
る。
【0047】本発明のCB分散体を用いた場合、下引き
層の誘電率が大きくなるので、下引き層は帯電されにく
くなり、残留電荷の蓄積が起こりにくい。電気抵抗率が
10 11〜1013cm程度であれば、残留電荷は自然放電
するので、同様に残留電荷の蓄積は起こらない下引き層
の厚みは0.1〜30μm、更には0.5〜10μmが
好ましい。また、したがって、上記両者からなる下引き
層は、膜厚が0.5〜5μmまで厚くしても何等電気的
な問題は生じない。
【0048】本発明によれば、上記の理由により、基体
上の欠陥の被覆、基体の保護、基体の腐食防止、感光層
の電気的破壊の防止という所期の目的が効果的に達成で
きるのである。更に、CBは、レーザー光吸収能もあ
り、感光層にレーザー光を照射する際に生じる干渉縞の
発生も防止することができる。
【0049】下引き層は、例えば浸漬塗布、スプレー塗
布、円形量規制塗布あるいはマイヤーバーなどによる溶
剤塗布で形成することができる。
【0050】下引き層には、カーボンブラックとバイン
ダー以外に、酸化亜鉛や酸化チタンなどの粉体からなる
フィラーや公知の有機微粒子を含有してもよい。更に、
下引き層の表面性を高めるためにレベリング剤を添加し
てもよい。
【0051】本発明の感光層は単一層でもよいし、少な
くとも電荷発生層及び電荷輸送層で構成される積層構造
でもよい。
【0052】感光層が単一層の場合、電荷発生物質、電
荷輸送物質を同一層に含有して、同一層内で光キャリア
の生成及び移動を行う。
【0053】感光層が積層構造の場合、電荷発生物質を
含有する電荷発生層と電荷輸送物質を含有する電荷輸送
層との積層順は、支持体側から電荷発生層、電荷輸送層
の順でもよいし、その逆でもよい。
【0054】感光層が単一層の場合、感光層の厚みは5
〜100μmが好ましく、更には10〜60μmが好ま
しい。単一層の感光層には、電荷発生物質及び電荷輸送
物質を各々の10〜70重量%、更には20〜70重量
%含有するのが好ましい。
【0055】感光層が積層構造の場合、電荷発生層の厚
みは0.001〜5μm、更には0.05〜2μmが好
ましく、電荷輸送層の厚みは1〜40μm、更には10
〜30μmが好ましい。電荷発生層には、電荷発生物質
を10〜100重量%、更には40〜100重量%含有
するのが好ましい。電荷輸送層には、電荷輸送物質を2
0〜80重量%、更には30〜70重量%含有するのが
好ましい。
【0056】電荷発生物質としては、例えばアゾ系顔料
(例えばモノアゾ、ビスアゾ、トリスアゾなど)、金属
及び無金属のフタロシアニン系顔料、インジゴ系顔料
(例えばインジゴ、チオインジゴなど)、キノン系顔料
(例えばアントアントロン、ピレンキノンなど)、ペリ
レン系顔料(例えばペリレン酸無水物、ペリレン酸イミ
ドなど)、スクワリウム系色素、ピリリウム、チオピリ
リウム塩酸、トリフェニルメタン系色素などが挙げられ
る。また、セレン、セレン−チルルあるいはアモルファ
スシリコンなどの無機材料も、電荷発生物質として使用
することができる。
【0057】電荷輸送物質としては、電子輸送物質と正
孔輸送物質がある。電子輸送物質と正孔輸送物質として
は、例えば2,4,7−トリニトロフルオレノン、2,
4,5,7−テトラニトロフルオレノン、クロラニル、
テトラシアノキノジメタンなどが挙げられる。正孔輸送
物質としては、例えば多環芳香族化合物(例えばピレ
ン、アントラセンなど)、複素環化合物(例えばカルバ
ゾール、インドール、イミダゾール、オキサゾール、チ
アゾール、オキサジアゾール、ピラゾール、ピラゾリ
ン、チアジアゾール、トリアゾールなど)、ヒドラゾン
系化合物(例えばp−ジエチルアミノベンズアルデヒド
−N,N−ジフェニルヒドラゾン、N,N−ジフェニル
ヒドラジノ−3−メチリデン−9−エチルカルバゾール
など)、スチリル系化合物(例えばα−フェニル−4′
−N,N−ジアミノスチルベン、5−[4−(ジ−p−
トリルアミノ)ベンジリデン]−5H−ジベンゾ[a,
d]ジシクロヘプテンなど)、ベンジジン系化合物、ト
リアリールアミン系化合物などが挙げられる。
【0058】本発明の電子写真感光体は、感光層に使用
する材料を真空蒸着あるいは適当な結着樹脂と組み合わ
せて支持体上に成膜して得られる。
【0059】感光層の結着樹脂としては、例えばポリビ
ニルアセタール、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポ
リエステル、ポリ酢酸エステル、ポリメタクリル酸エス
テル、アクリル樹脂、セルロース系樹脂などが好ましく
用いられる。
【0060】感光層の材料の種類によっては下引き層か
ら感光層にフリーキャリアが注入されることがあり、感
光体の帯電能が低下し、画像特性に大きな影響を及ぼ
す。この様な場合には、必要に応じて下引き層と感光層
との間に電気的バリア性を有するバリア層(例えば適当
な樹脂薄膜)を設けることによってこのフリーキャリア
の注入を効果的に抑制することができる。バリア層とし
ては、例えばポリビニルアルコール、ポリビニルメチル
エーテル、ポリアクリル酸類、メチルセルロース、エチ
ルセルロース、ポリグルタミン酸、カゼイン、でんぷん
などの水溶性樹脂や、ポリアミド、ポリイミド、ポリア
ミドイミド、ポリアミド酸、メラミン樹脂、エポキシ樹
脂、ポリウレタンやポリグルタミン酸エステルなどの樹
脂を用いることができる。特に、塗工性、密着性、耐溶
剤性及び電気的バリア性、抵抗などの点でポリアミドが
バリア層として好ましい。ポリアミドとしては、溶液状
態で塗布できるような低結晶性もしくは非結晶性の共重
合ナイロンなどが適当である。バリア層の厚みは0.1
〜2μmが好ましい。
【0061】本発明の電子写真感光体においては、感光
層上に保護層を設けてもよい。保護層は主に樹脂で構成
される。保護層を構成する材料としては、例えばポリエ
ステル、ポリウレタン、ポリアリレート、ポリエチレ
ン、ポリスチレン、ポリブタジエン、ポリカーボネー
ト、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリイミド、ポリア
ミドイミド、ポリサルホン、ポリアリルエーテル、ポリ
アセタール、ナイロン、フェノール樹脂、アクリル樹
脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ユリア樹脂、アリ
ル樹脂、アルキッド樹脂、ブチラール樹脂などが挙げら
れる。保護層の膜厚は0.05〜15μm、更には1〜
10μmが好ましい。
【0062】
【実施例】以下実施例により本発明を説明する(なお
「カーボンブラック」を「CB」と略すことがある)。 <下引き層に添加するCB分散体の調製> 調製例1 CB(pH=3.5) 10重量部 共重合ナイロン(東レ社製「アミランCM」) 5重量部 エタノール 50重量部 ブタノール 30重量部 温度計、撹拌器、冷却管を備え付けたセパラブルフラス
コに上記組成物(1)を仕込んだ後ジルコニア製ビーズ
800重量部を入れた。回転数700rpmで4時間8
0℃にて加熱下に分散させた後、2時間20℃で冷却分
散を行なった。
【0063】分散液とビーズとを分離しCB分散液
(1)を得た。
【0064】調製例2 調製例1において共重合5部ナイロンの代わりにポリビ
ニルピロリドン2部、ブタノール3部(ISP社製K−
60)を用いる以外は調整1と同様の操作を行ないCB
分散液(2)を得た。
【0065】調製例3 <CBと反応性を有する重合体の合成例>温度センサ
ー、還流冷却器、滴下漏斗、窒素ガス導入管および撹拌
機を備え付けた反応器に、ビニルエチレンカーボネート
(以下「VEC」と記す)2.8重量部、N−ビニルピ
ロリドン(以下「VP」と記す)25.2重量部、イオ
ン交換水400重量部およびピロリン酸四ナトリウム
0.14重量部を仕込んだ後、反応器内を窒素ガス置換
した。次に反応器内の混合物を撹拌しながら65℃に昇
温した後、重合開始剤として2,2′−アゾビス(アミ
ジノプロパン)二塩酸塩0.07重量部およびイオン交
換水1.0重量部を添加して15分間重合反応させた。
【0066】その後、VEC11.2重量部、VP10
0.8重量部、2,2′−アゾビス(アミジノプロパ
ン)二塩酸塩0.63重量部およびイオン交換水9重量
部を別々に3時間かけて反応器に滴下した。これらをす
べて滴下し終えてから30分後に、さらに2,2′−ア
ゾビス(アミジノプロパン)2塩酸塩0.28重量部お
よびイオン交換水5重量部を反応器に滴下した後、反応
器を90℃まで昇温し、30分間共重合反応させた。そ
の後、反応器を室温まで冷却し、VECとVPの共重合
体(以下、「P(VEC−VP)」と記す)の水溶液を
得た。このP(VEC−VP)水溶液を減圧下で乾燥さ
せ固体(RP1)を得た。重量平均分子量は500,0
00であった。
【0067】調製例2においてポリビニルピロリドン
(K=60)の代わりに上記RP1を用いる以外、調製
例2と同様にCB分散液(3)を得た。
【0068】 実施例1 調製例1で得られたCB分散体 100部(10部CB,5部ナイロン) 共重合ナイロン(東レ社製「アミランCM8000」) 5部 エタノール 900部 とを混合し、塗布液(1)を得た。導電性支持体1とし
て厚さ100μmのアルミ製導電性支持体を用い、この
上に前記下引き層用塗布を浸漬塗布法でコーティングし
た後110℃、10分間の熱風乾燥を行ない、乾燥膜厚
1μの下引き層(1)を得た。
【0069】 実施例2 調製例2で得られたCB分散体 100部 共重合ナイロン(東レ社製「アミランCM8000」) 8部 エタノール 892部 とを混合し塗布液(2)を得た。塗工例1と同様の操作
を行ない乾燥膜厚1μの下引き層(2)を得た。
【0070】 実施例3 調製例3で得られたCB分散体 100部 共重合ナイロン(東レ社製「アミランCM8000」) 8部 エタノール 892部 とを混合し塗布液(3)を得た。塗工例1と同様の操作
を行ない乾燥膜厚1μの下引き層(3)を得た。
【0071】 比較例1 共重合ナイロン(東レ社製「アミランCM8000」) 50部 エタノール 450部 上記組成物を混合し、アルミ製導電性支持体に浸漬塗布
法でコーティングした後乾燥後膜厚1μの比較下引き層
を得た。
【0072】感光体の作製例 これらの下引き層上に、下記組成の電荷発生層用塗液を
浸漬塗工して、膜厚0.1μmの電荷発生層を形成し
た。
【0073】電荷発生層用塗液組成: X型無金属フタロシアニン 1重量部 ポリビニルブチラール 1重量部 テトラヒドロフラン 96重量部 次に、この電荷発生層上に、下記組成の電荷輸送層用塗
液を浸漬塗工して、膜厚20μmの電荷輸送層を形成し
て各感光体を作製した。
【0074】 電荷輸送層用塗液組成: ヒドラゾン化合物(阿南香料(株)製;CTC191) 10重量部 ポリカーボネート樹脂(帝人(株)製;L−1225) 10重量部 ジクロロメタン 80重量部
【0075】感光体の評価および結果 上記のようにして作製した各感光体について、レーザー
ビームプリンターに装着して画像評価を行った。画像性
能は印字特性の評価で行ったが、文字画像情報をレーザ
ー露光により感光体に付与し、正規の画像形成工程を経
て普通紙上に形成されたハーフトーン画像の品質を評価
した。
【0076】結果は表1に示した。
【0077】
【表1】 (表中の表示) ○=画像鮮明 △=モアレ画像多少はあるが、実用化可能 ×=モアレ画像目立ち、実用上明らかに不適(モアレ画
像とは木目状の干渉縞をいう。)
【0078】
【発明の効果】本発明の電子写真感光体は、基体表面と
感光層の間にある中間層(下引き層)に適度な導電性が
あるため、感光体のミクロ的な抵抗値のバラツキを発生
させず、下引き層の電気導電率を適正に調整するととも
に、粒子の凝集による塗膜欠陥の発生を防止して、感光
体の帯電低下やそれに伴う微小黒点、白点等の画像不良
の発生がない優れた特性を有する。
【0079】更にはレーザープリンター等のレーザー光
の導電性基体上の反射を防止し、モアレ縞の発生のない
優れた特性を有する。
【0080】
【図面の簡単な説明】
【図1】 電子写真用感光体の模式的断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦島 伸晃 大阪府大阪市中央区高麗橋4丁目1番1号 株式会社日本触媒内 Fターム(参考) 2H068 AA45 CA02 EA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に、少なくとも下引き層
    および感光層を積層してなる電子写真用感光体におい
    て、該下引き層が、重合体中にカーボンブラックが均一
    分散した層からなることを特徴とする電子写真用感光
    体。
  2. 【請求項2】 前記下引き層が、50℃〜250℃の加
    熱下に溶剤と重合体とカーボンブラックとを分散処理し
    て得られるカーボンブラック分散体を用いて得られる層
    である請求項1記載の電子写真用感光体。
  3. 【請求項3】 前記下引き層が、カーボンブラックグラ
    フトポリマーを含有する層である請求項1または2記載
    の電子写真用感光体。
  4. 【請求項4】 前記重合体が、カーボンブラックと反応
    性を有する重合体である請求項2記載の電子写真用感光
    体。
  5. 【請求項5】 分散されたカーボンブラックの粒子径
    が、500nm〜10nmの範囲である請求項1から4
    のいずれかに記載の電子写真用感光体。
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