JP2018177301A - 把手付きボトル - Google Patents

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Abstract

【課題】口部に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、下胴部に対して上胴部が前方に向けて倒れるように傾くのを抑制する。【解決手段】口部11、胴部12、および底部13が、ボトル軸O方向に沿って上側から下側に向けてこの順に連設されてなるボトル2と、ボトル2の後部に配設された把手3と、を備える把手付きボトル1であって、胴部12のうち、ボトル軸O方向に沿う把手3と底部13との間に位置する下胴部15には、ボトル軸O回りに沿う周方向に延びる第1周溝30が形成され、第1周溝30は、ボトル2のうち把手3が位置する周方向に沿う部分2aにおける周方向の全域にわたって配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、把手付きボトルに関する。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、口部、胴部、および底部が、ボトル軸方向に沿って上側から下側に向けてこの順に連設されてなるボトルと、このボトルの後部に配設された把手と、を備える把手付きボトルが知られている。
特開平10−338220号公報
しかしながら、前記従来の把手付きボトルでは、口部に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、把手がリブ効果を発揮することで、胴部のうち、ボトル軸方向に沿う把手と底部との間に位置する下胴部に対して、把手の配設された上胴部が、前方に向けて倒れるように傾くおそれがあった。この場合、ボトルに応力集中箇所が生じて塑性変形しやすくなる、つまり座屈強度が低下するおそれがある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、口部に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、下胴部に対して上胴部が前方に向けて倒れるように傾くのを抑制することができる把手付きボトルを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために以下のような手段を採用した。すなわち、本発明の把手付きボトルは、口部、胴部、および底部が、ボトル軸方向に沿って上側から下側に向けてこの順に連設されてなるボトルと、このボトルの後部に配設された把手と、を備える把手付きボトルであって、前記胴部のうち、ボトル軸方向に沿う前記把手と前記底部との間に位置する下胴部には、ボトル軸回りに沿う周方向に延びる第1周溝が形成され、前記第1周溝は、前記ボトルのうち前記把手が位置する周方向に沿う部分における周方向の全域にわたって配置されていることを特徴とする。
本発明では、下胴部に形成された第1周溝が、ボトルのうち把手が位置する周方向に沿う部分(以下、縦リブ領域という)における周方向の全域にわたって配置されているので、口部に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、下胴部のうち、前記縦リブ領域に位置する部分が、第1周溝の溝幅を狭めるようにボトル軸方向に圧縮変形しやすくなる。したがって、口部に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、把手がリブ効果を発揮しても、下胴部に対して上胴部が前方に向けて倒れるように傾くのを抑制することができる。
ここで、前記下胴部は、前壁、後壁、および左右一対の側壁を備えるとともに、ボトル軸に直交する横断面視で矩形状を呈し、前記第1周溝は、前記後壁から左右一対の前記側壁に各別に至ってもよい。
この場合、第1周溝が、下胴部における後壁から左右一対の側壁に各別に至っていて、後壁と側壁との接続部分に位置する角部分を周方向に跨いでいるので、口部に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、本来このような軸力に対して剛性の高い前記接続部分が、第1周溝の溝幅を狭めるようにボトル軸方向に圧縮変形しやすくなる。したがって、口部に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、下胴部のなかで、前記接続部分がボトル軸方向に圧縮変形しにくいことに起因して、応力が集中する部分が生ずるのを抑制することが可能になり、座屈強度を向上させることができる。
また、前記側壁は、主板部と、前記主板部と前記後壁および前記前壁とを各別に連結した前後一対の角板部と、を備え、前記第1周溝は、前記後壁から前記角板部を介して前記主板部に至ってもよい。
この場合、第1周溝が、後壁から側壁における角板部を介して主板部に至っているので、口部に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、前記接続部分を全周にわたって第1周溝の溝幅を狭めるようにボトル軸方向に圧縮変形させやすくなり、座屈強度を確実に向上させることができる。
また、前記胴部のうち前記把手の配設された上胴部と、前記下胴部と、の間において、前記ボトルのうち前記把手が位置する周方向に沿う部分を回避した位置に、周方向に延びる第2周溝が形成されてもよい。
この場合、上胴部と下胴部との間において、前記縦リブ領域を回避した位置に第2周溝が形成されているので、口部に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、胴部を、第2周溝の溝幅を狭めるようにボトル軸方向に圧縮変形させることが可能になり、下胴部のうち、前記縦リブ領域に位置する部分に第1周溝が形成されていることと相俟って、胴部を全周にわたって均等にボトル軸方向に圧縮変形させやすくなり、下胴部に対して上胴部が前方に向けて倒れるように傾くのを抑制することができる。
なお、前記第1周溝は、前記ボトルのうち、前記第2周溝が位置する周方向に沿う部分を回避した位置に配置されてもよい。
この場合、口部に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、胴部を全周にわたって均等にボトル軸方向に圧縮変形させやすくすることができる。
また、前記上胴部の後部に、前方に向けて窪むとともに、前記把手が配設された凹部が形成され、前記第2周溝における周方向の両端部はそれぞれ、前記凹部に開口してもよい。
この場合、把手が、上胴部の後部に形成された凹部に配設されていて、口部に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、把手によるリブ効果が発揮されやすくなっているので、前述の作用効果を顕著に奏功させることができる。
また、第2周溝における周方向の両端部がそれぞれ、凹部に開口しているので、口部に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、胴部を、第2周溝の溝幅を狭めるようにボトル軸方向に確実に圧縮変形させることができる。
この発明によれば、口部に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、下胴部に対して上胴部が前方に向けて倒れるように傾くのを抑制することができる。
本発明に係る一実施形態として示した把手付きボトルを左右方向から見た側面図である。 図1に示す把手付きボトルを後方から見た後面図である。 図1に示す把手付きボトルの上面図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態に係る把手付きボトル1は、図1、図2および図3に示されるように、口部11、胴部12および底部13が、ボトル軸O方向に沿ってこの順に連設されてなるボトル2と、ボトル2に配設された把手3と、を備えている。
以下、ボトル軸O方向に沿う口部11側を上側といい、底部13側を下側という。また、ボトル軸O方向から見て、ボトル軸Oに直交する方向を径方向といい、ボトル軸O回りに周回する方向を周方向という。また、ボトル軸O方向から見て、口部11に対して把手3が位置している側を後方といい、その反対側を前方といい、前後方向に直交する方向を左右方向という。
口部11は、円筒状に形成され、ボトル軸Oと同軸に配置されている。口部11の外周面に雄ねじ部が形成されている。
胴部12は、把手3が配設された上胴部14と、把手3と底部13との間に位置する下胴部15と、を備えている。
図示の例では、上胴部14のボトル軸O方向の大きさは、下胴部15のボトル軸O方向の大きさより小さくなっている。図1に示されるように、上胴部14の前後方向の大きさは、下胴部15の前後方向の大きさより小さくなっている。図2に示されるように、上胴部14および下胴部15それぞれの左右方向の大きさは、互いに同等になっている。
なお、上胴部14のボトル軸O方向の大きさを、下胴部15のボトル軸O方向の大きさ以上としてもよく、また、上胴部14の前後方向の大きさを、下胴部15の前後方向の大きさ以上としてもよく、また、上胴部14および下胴部15それぞれの左右方向の大きさを互いに異ならせてもよい。
上胴部14の後部に、前方に向けて窪むとともに、把手3が配設された凹部16が形成されている。
凹部16を画成する内面のうち後方を向く底面には、後方に向けて突出する支持突部16aが形成されている。支持突部16aは、凹部16の底面における左右方向の中央部に配設され、凹部16の底面におけるボトル軸O方向の全長にわたって配設されている。支持突部16aにおける左右方向の両端部と、凹部16の底面と、の間には、前後方向の隙間が各別に設けられており、これらの各隙間に、把手3が有する左右一対の被係合部が差し込まれることにより、把手3が凹部16に固定された状態で配設されている。凹部16は、左右方向の両方向および上方に一体に開口している。
なお、胴部12は、凹部16の底面の下端部と、下胴部15の上端部と、を接続し、かつ上方を向く上面を有する段部17を備えている。段部17の上面に、把手3の下端部が当接している。上胴部14のうち後部を除く部分は、下方から上方に向かうに従い漸次、径方向の内側に向けて延びるとともに、径方向の外側に向けて突の曲面状に形成されている。
図1および図3に示されるように、上胴部14の前部には、ボトル軸O方向に延びる縦溝14aが左右方向に間隔をあけて2つ形成されている。縦溝14aは、上胴部14におけるボトル軸O方向の全域にわたって配設されている。
上胴部14の上端部において、口部11を左右方向に挟む両側に位置する部分には、下方に向けて窪む窪み部14bが各別に形成されている。窪み部14bは、前後方向の両方向および径方向の外側に向けて一体に開口している。縦溝14aの上端部は、窪み部14bの底面より上方で、かつ窪み部14bの上端縁より下方に位置している。縦溝14aの上端部は、窪み部14bより左右方向の内側に位置している。窪み部14bの上面視形状は、左右方向の外側に向けて突の曲線状を呈する円弧部と、この円弧部における両周端同士を連結し、前後方向に延びる弦部と、を備える半円状となっている。窪み部14bにおける前後方向の両端部は、前後方向の外側に向かうに従い漸次、左右方向の長さが短くなっている。
図1および図2に示されるように、上胴部14と下胴部15との間において、このボトル2のうち把手3が位置する周方向に沿う部分(以下、縦リブ領域という)2aを回避した位置に、周方向に延びる主溝(第2周溝)18が形成されている。主溝18における周方向の両端部はそれぞれ、凹部16に開口している。主溝18を画成する上下一対の内面の、ボトル軸Oに直交する水平面に対する各傾斜角度は互いに同等になっている。なお、主溝18を画成する上下一対の内面の、前記水平面に対する各傾斜角度を互いに異ならせてもよい。なお、主溝18の、ボトル軸Oに沿う縦断面視形状は、例えば円弧形状にする等適宜変更してもよい。
下胴部15は、前壁21、後壁22、および左右一対の側壁23を備えるとともに、ボトル軸Oに直交する横断面視で矩形状を呈する。下胴部15は、ボトル軸Oと同軸に配置されている。
側壁23は、主板部24と、主板部24と後壁22および前壁21とを各別に連結した前後一対の角板部25と、を備えている。図3に示されるように、角板部25の周方向の長さが、主板部24の周方向の長さより短くなっているが、角板部25の周方向の長さを、主板部24の周方向の長さ以上としてもよい。また、角板部25の周方向の長さが、前壁21および後壁22それぞれの周方向の長さと同等になっているが、角板部25の周方向の長さを、前壁21および後壁22それぞれの周方向の長さと異ならせてもよい。
側壁23の主板部24は、前記横断面視で前後方向に真っ直ぐ延びている。前壁21、および後壁22は、前記横断面視で左右方向に真っ直ぐ延びている。なお、主板部24の前後方向の長さが、前壁21および後壁22それぞれの左右方向の長さより長くなっているが、主板部24の前後方向の長さを、前壁21および後壁22それぞれの左右方向の長さ以下としてもよい。側壁23の角板部25と、前壁21、後壁22、および側壁23の主板部24と、の各接続部分は、径方向の外側に向けて突の曲面状に形成された角部となっている。
図1および図2に示されるように、前壁21、後壁22、および側壁23の主板部24には、周方向に延びる第1横溝26が、ボトル軸O方向に間隔をあけて複数形成されている。第1横溝26は、前壁21、後壁22、および側壁23の主板部24それぞれにおける全周にわたって配置されている。前壁21、後壁22、および側壁23の主板部24それぞれに形成された複数の第1横溝26のボトル軸O方向に沿う各位置は、前壁21、後壁22、および側壁23の主板部24の全てにおいて同等になっている。
主板部24には、中央部に径方向の内側に向けて窪む減圧吸収パネル部27が形成されている。減圧吸収パネル部27は、主板部24に形成された複数の第1横溝26を周方向に分断している。減圧吸収パネル部27には、周方向に延びる第2横溝28がボトル軸O方向に間隔をあけて複数形成されている。第2横溝28は、複数の第1横溝26が位置するボトル軸O方向に沿う各位置を回避した位置に配置されている。
そして、本実施形態では、下胴部15のうち、前記縦リブ領域2aに位置する部分に、周方向に延びる第1周溝30が形成されている。第1周溝30は、前記縦リブ領域2aにおける周方向の全域にわたって配置されている。
第1周溝30の溝幅は、主溝18の溝幅より狭く、かつ第1横溝26および第2横溝28の各溝幅と同等になっている。第1周溝30の深さは、主溝18の深さより浅く、かつ第1横溝26および第2横溝28の各深さより深くなっており、例えば約4mm以上となっている。第1周溝30を画成する内面のうち、上側に位置して下方を向く上面30aは、下側に位置して上方を向く下面30bより、ボトル軸Oに直交する水平面に対する傾斜角度が小さくなっている。第1周溝30の内面のうちの上面30aおよび下面30bは、径方向の外側から内側に向かうに従い漸次、互いにボトル軸O方向に接近する向きに延びている。第1周溝30を画成する内面のうち、径方向の内端部に位置して径方向の外側を向く底面30cは、径方向の内側に向けて窪む凹曲面状に形成されている。
なお、第1周溝30と、主溝18、第1横溝26、および第2横溝28と、の寸法の大小関係は、前述に限らず適宜変更してもよい。また、第1周溝30の、ボトル軸Oに沿う縦断面視形状は、例えば円弧形状にする等適宜変更してもよい。
第1周溝30は、下胴部15の下端部に形成されている。なお、第1周溝30は、下胴部15の下端部に限らず、例えば上端部、若しくはボトル軸O方向の中央部等に形成してもよい。
第1周溝30は、後壁22から左右一対の側壁23に各別に至っている。図1に示されるように、第1周溝30は、後壁22から角板部25を介して主板部24に至っている。第1周溝30における周方向の両端縁30dは、側壁23に形成された第1横溝26における周方向の両端縁のうち後側の端縁26aより前方に位置している。第1周溝30における周方向の両端縁30dは、把手3の下端部のうち、胴部12の段部17に当接している部分における後端部より前方に位置している。第1周溝30は、ボトル2のうち、主溝18が位置する周方向に沿う部分を回避した位置に配置されている。なお、ボトル2において、第1周溝30が位置する周方向に沿う部分と、主溝18が位置する周方向に沿う部分と、を重複させてもよい。
複数の第1横溝26のうち最も下方に位置する第1横溝26と、第1周溝30と、の間のボトル軸O方向の間隔は、ボトル軸O方向で互いに隣り合う第1横溝26同士の間のボトル軸O方向の間隔、および第1周溝30の溝幅より狭くなっている。第1周溝30、および前記縦リブ領域2a、つまり把手3それぞれの周方向の中央部は互いに一致している。
以上説明したように、本実施形態による把手付きボトル1によれば、下胴部15に形成された第1周溝30が、前記縦リブ領域2aにおける周方向の全域にわたって配置されているので、口部11に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、下胴部15のうち、前記縦リブ領域2aに位置する部分が、第1周溝30の溝幅を狭めるようにボトル軸O方向に圧縮変形しやすくなる。したがって、口部11に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、把手3がリブ効果を発揮しても、下胴部15に対して上胴部14が前方に向けて倒れるように傾くのを抑制することができる。
また、第1周溝30が、下胴部15における後壁22から左右一対の側壁23に各別に至っていて、後壁22と側壁23との接続部分に位置する角部分を周方向に跨いでいるので、口部11に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、本来このような軸力に対して剛性の高い前記接続部分が、第1周溝30の溝幅を狭めるようにボトル軸O方向に圧縮変形しやすくなる。したがって、口部11に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、下胴部15のなかで、前記接続部分がボトル軸O方向に圧縮変形しにくいことに起因して、応力が集中する部分が生ずるのを抑制することが可能になり、座屈強度を向上させることができる。
また、第1周溝30が、後壁22から側壁23における角板部25を介して主板部24に至っているので、口部11に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、前記接続部分を全周にわたって第1周溝30の溝幅を狭めるようにボトル軸O方向に圧縮変形させやすくなり、座屈強度を確実に向上させることができる。
また、上胴部14と下胴部15との間において、前記縦リブ領域2aを回避した位置に主溝18が形成されているので、口部11に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、胴部12を、主溝18の溝幅を狭めるようにボトル軸O方向に圧縮変形させることが可能になり、下胴部15のうち、前記縦リブ領域2aに位置する部分に第1周溝30が形成されていることと相俟って、胴部12を全周にわたって均等にボトル軸O方向に圧縮変形させやすくなり、下胴部15に対して上胴部14が前方に向けて倒れるように傾くのを抑制することができる。
また、第1周溝30が、ボトル2のうち、主溝18が位置する周方向に沿う部分を回避した位置に配置されているので、口部11に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、胴部12を全周にわたって均等にボトル軸O方向に圧縮変形させやすくすることができる。
また、把手3が、上胴部14の後部に形成された凹部16に配設されていて、口部11に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、把手3によるリブ効果が発揮されやすくなっているので、前述の作用効果を顕著に奏功させることができる。
また、主溝18における周方向の両端部がそれぞれ、凹部16に開口しているので、口部11に圧縮方向の大きな軸力が加えられたときに、胴部12を、主溝18の溝幅を狭めるようにボトル軸O方向に確実に圧縮変形させることができる。
なお、本発明の技術範囲は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、下胴部15として、前記横断面視で矩形状を呈する構成を示したが、これに限らず例えば、他の角形状、若しくは円形状にする等適宜変更してもよい。
また、ボトル2および把手3を一体に形成してもよい。
また、第1周溝30は、下胴部15のうち、側壁23には配設しないで後壁22にのみ配設してもよい。
また、第1周溝30は、後壁22のうち、前記縦リブ領域2aに位置する部分に限って配設してもよい。
また、第1周溝30は、側壁23のうち、主板部24には配設しないで角板部25にのみ配設してもよい。
また、胴部12に、主溝18および凹部16を形成しなくてもよい。
また、主溝18における周方向の両端部を凹部16に開口させなくてもよい。
また、ボトル2を形成する合成樹脂材料は、例えばポリエチレンテレフタレートや、ポリエチレンナフタレート、非晶性ポリエステル等、またはこれらのブレンド材料等、適宜変更してもよい。
さらに、ボトル2は、単層構造体に限らず中間層を有する積層構造体としてもよい。この中間層としては、例えばガスバリア性を有する樹脂材料からなる層、再生材からなる層、若しくは酸素吸収性を有する樹脂材料からなる層等が挙げられる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 把手付きボトル
2 ボトル
2a 縦リブ領域(ボトルのうち把手が位置する周方向に沿う部分)
3 把手
11 口部
12 胴部
13 底部
14 上胴部
15 下胴部
16 凹部
18 主溝(第2周溝)
21 前壁
22 後壁
23 側壁
24 主板部
25 角板部
30 第1周溝
O ボトル軸

Claims (5)

  1. 口部、胴部、および底部が、ボトル軸方向に沿って上側から下側に向けてこの順に連設されてなるボトルと、このボトルの後部に配設された把手と、を備える把手付きボトルであって、
    前記胴部のうち、ボトル軸方向に沿う前記把手と前記底部との間に位置する下胴部には、ボトル軸回りに沿う周方向に延びる第1周溝が形成され、
    前記第1周溝は、前記ボトルのうち前記把手が位置する周方向に沿う部分における周方向の全域にわたって配置されていることを特徴とする把手付きボトル。
  2. 前記下胴部は、前壁、後壁、および左右一対の側壁を備えるとともに、ボトル軸に直交する横断面視で矩形状を呈し、
    前記第1周溝は、前記後壁から左右一対の前記側壁に各別に至っていることを特徴とする請求項1に記載の把手付きボトル。
  3. 前記側壁は、主板部と、前記主板部と前記後壁および前記前壁とを各別に連結した前後一対の角板部と、を備え、
    前記第1周溝は、前記後壁から前記角板部を介して前記主板部に至っていることを特徴とする請求項2に記載の把手付きボトル。
  4. 前記胴部のうち前記把手の配設された上胴部と、前記下胴部と、の間において、前記ボトルのうち前記把手が位置する周方向に沿う部分を回避した位置に、周方向に延びる第2周溝が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の把手付きボトル。
  5. 前記上胴部の後部に、前方に向けて窪むとともに、前記把手が配設された凹部が形成され、
    前記第2周溝における周方向の両端部はそれぞれ、前記凹部に開口していることを特徴とする請求項4に記載の把手付きボトル。
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