JP4749952B2 - ボトル - Google Patents
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Description
このような凹み変形が局所的に発生することを防止するために、例えば特許文献1に示すような減圧吸収パネルがボトルの胴部に形成されたものが提案されている。
また、特許文献2においては、減圧吸収パネルを複数の傾斜面で構成し、これらの傾斜面の境界線を曲線状に形成することによって、内圧低下による凹み変形を一層円滑に生じさせるものが提案されている。
このように従来のボトルにおいては、内圧低下による凹み変形の吸収量の確保と外力に対する変形剛性の向上とを両立することは困難であった。
一方、減圧吸収パネルが、前記減圧吸収パネルの中心部分に向かうにしたがい前記胴部の内側に向けて凹んで互いに近接する一対の傾斜壁と前記胴部の内側に向けて凹んだ谷底部とを有しているので、ボトルの内圧低下によって一対の傾斜面及び谷底部を胴部の内側に円滑に凹ませることが可能であり、この減圧吸収パネルの変形吸収量を確保することもできる。
この場合、ボトルの内圧が低下したときに、減圧吸収パネルにおいて最も大きく凹むように変形する減圧吸収パネルの中心部分では、リブの役割を果たす連結部と傾斜壁との交差稜線部の突出高さが低くなっているので、この減圧吸収パネルの変形吸収量をより確実に確保することができる。
本実施形態であるボトル10は、中心軸線Oに沿って延びる概略円筒状をなす胴部11と、この胴部11の下端部に連接されるとともに底部12を備えるヒール部13と、前記胴部11の上端部に連設されて上側に向かうにしたがい漸次径が小さくなるように構成された肩部14と、この肩部14の上端部に連設されて上方に向けて延在した口部15とを備えている。これら、胴部11、ヒール部13、肩部14及び口部15は、例えばポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂により中心軸線Oを共通軸として一体に形成されている。
そして、胴部11の上部11Aと環状凹溝17を介して連なる胴部11の下部11Bには、中心軸線Oに略平行に延びる柱部18と、胴部11の径方向内側に向けて凹んだ減圧吸収パネル20とが周方向にそれぞれ複数形成されており、本実施形態では、6つの減圧吸収パネル20と6つの柱部18とが、胴部11の周方向に交互に配置されている。
また、減圧吸収パネル20の周縁部には、胴部11の径方向内側に向けて凹んだ枠状凹部21が形成されている。この枠状凹部21の短辺部分21Aは、図2及び図3に示すように、一対の傾斜面21Aa、21Abと底部21Acとを有し、断面が概略U字状をなしている。一方、枠状凹部21の長辺部分21Bは、図2、図4、図5及び図6に示すように、一対の傾斜面21Ba、21Bbを有し、断面が概略V字状をなしている。
一方、中心部分Cの上端側(下端側)に位置して底溝部27が形成された部分においては図5に示すように、底溝部27から胴部11の径方向外側に向けて膨出する連結部28が配置され、この連結部28の径方向外側端にそれぞれ傾斜壁23が接続されている。
このように、連結部28は、減圧吸収パネル20の中心部分Cに近づくにしたがいその膨出高さが漸次低くなるように構成されている。
例えば、本実施形態においては、胴部の下部に減圧吸収パネルと柱部とを周方向に交互に配置したものとして説明したが、これに限定されることはなく、胴部の全体にわたって減圧吸収パネルと柱部とを周方向に交互に配置したものであっても良い。
さらに、胴部に6つの減圧吸収パネルと6つの柱部とを交互に配置したものとして説明したが、減圧吸収パネル及び柱部の数や配置等は、ボトルに要求される強度や減圧吸収量等を考慮して適宜設定することが好ましい。
11 胴部
20 減圧吸収パネル
23 傾斜壁
24 谷底部
28 連結部
Claims (2)
- 筒状をなす胴部に凹状の減圧吸収パネルが形成されたボトルであって、
前記減圧吸収パネルは、前記胴部の周方向に沿って減圧吸収パネルの中心部分に向かうにしたがい前記胴部の内側に向けて凹んで互いに近接する一対の傾斜壁を有し、これら一対の傾斜壁の間に、前記胴部の内側に向けて凹んだ谷底部が形成され、
前記傾斜壁と前記谷底部とは、前記谷底部から前記胴部の外側に向けて膨出するように形成された連結部を介して接続されていることを特徴とするボトル。 - 請求項1に記載のボトルにおいて、
前記連結部は、前記減圧吸収パネルの中心部分に向かうにしたがい前記胴部の外側に向けた膨出量が小さくされていることを特徴とするボトル。
Priority Applications (1)
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JP2006179473A JP4749952B2 (ja) | 2006-06-29 | 2006-06-29 | ボトル |
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JP2006179473A JP4749952B2 (ja) | 2006-06-29 | 2006-06-29 | ボトル |
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JP4749952B2 true JP4749952B2 (ja) | 2011-08-17 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2006179473A Active JP4749952B2 (ja) | 2006-06-29 | 2006-06-29 | ボトル |
Country Status (1)
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