JP2018151730A - 危険箇所通知装置、危険箇所情報提供装置、危険箇所通知方法、プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
一方、その道に慣れている人や、走行技術が熟練した運転者は、無意識に走行ラインを選択したり、個人の技術にあわせてスピードや車体の傾斜角度を調整したりすることにより、事故を避けている。そのため、危険箇所は通常は忘れられてしまい、危険箇所の情報が行き渡らない。
このような際に、移動中の自転車、自動二輪車の車体の傾斜角度に基づいて危険箇所を通知する技術が求められていた。関連する技術が特許文献1〜3に開示されている。
前記傾斜角度と閾値とに基づいて特定した危険箇所推定位置の情報をサーバ装置へ送信する送信ステップ、を有する。
以下、本発明の実施形態によるGPS測定装置1と、危険箇所管理サーバ2と、端末装置3とを図面を参照して説明する。
図1は本実施形態によるGPS測定装置1と、危険箇所管理サーバ2と、端末装置3とからなる危険箇所通知システムS1の概要を示す図である。
GPS測定装置1は、自転車や自動二輪車等の二輪車に装備される。GPS測定装置1は、自装置が装備された二輪車の走行中の振動や、車体の傾斜角度に基づき、危険箇所を判定する。GPS測定装置1は、判定した危険箇所の地図上の座標を示す危険箇所情報を、ネットワークNWを介して、外部サーバである危険箇所管理サーバ2に送信する。このように、GPS測定装置1は、クラウドコンピューティングを利用して、危険箇所情報の蓄積を行う。
危険箇所管理サーバ2は、GPS測定装置1から受信した危険箇所情報を自装置に蓄積する。危険箇所管理サーバ2は、当該危険箇所情報から危険箇所リストを作成する。ここで危険箇所リストとは、1つ以上の危険箇所情報からなるリストである。
受信した危険箇所リストに基づき、危険箇所を地図上に表示する。これにより、二輪車の運転者は、危険箇所リストを地図上で確認することができる。二輪車の運転者は、走行する経路が予め決まっている場合には、当該経路上の危険箇所を、走行前に把握することができる。
以下では、GPS測定装置1が装備された二輪車を、二輪車bと称する。
GPS測定装置1は、センサ部11と、制御部12と、通信部13と、GPSモジュール14と、記憶部15と、操作入力部16と、表示部17と、通知部18とを備えて構成される。
傾斜角度センサ111は、二輪車bの車体の、水平面に対する傾斜角度を測定する。傾斜角度センサ111は、例えば、ジャイロセンサである。
加速度センサ112は、二輪車bの加速度を測定する。つまり、加速度センサ112は、移動体の加速度を検出する。
判定部121は、傾斜角度取得部1211と、加速度取得部1212と、移動量判定部1213と、移動量判定部1213と、送信判定部1214とを備えて構成される。判定部121は、傾斜角度取得部1211と、加速度取得部1212と、移動量判定部1213と、移動量判定部1213と、送信判定部1214とを制御する。
傾斜角度取得部1211は、取得した傾斜角度の値と、傾斜角度の閾値とを比較し、所定の時間内に所定の回数以上、二輪車bの車体の傾きが急激に変化したか否かを判定する。また、傾斜角度取得部1211は、加速度取得部1212から二輪車bの加速度の値を取得する。傾斜角度取得部1211は、取得した加速度の値と、減速についての閾値である減速閾値とを比較し、所定の時間内に、二輪車bの急激な減速がなかったか否かを判定する。
傾斜角度取得部1211は、送信部131を介して、危険箇所情報を危険箇所管理サーバ2に送信する。
加速度取得部1212は、取得した加速度の値と、振動についての閾値である振動閾値とを比較する。加速度取得部1212は、加速度の値が振動閾値より大きい場合、二輪車bの移動量を算出することを示す信号を、移動量判定部1213に出力する。
加速度取得部1212は、傾斜角度取得部1211からの要求に応じて、加速度センサ112から取得した加速度の値を、傾斜角度取得部1211に出力する。
送信判定部1214は、操作入力部16からの操作信号に応じて、危険箇所情報を危険箇所管理サーバ2に送信するか否かを判定する。
通知部122は、危険箇所出力部1221と、距離方向判定部1222とを備えて構成される。通知部122は、危険箇所出力部1221と、距離方向判定部1222とを制御する。
危険箇所出力部1221は、二輪車bの進行方向に基づき、二輪車bの将来の走行経路を推定する。危険箇所出力部1221は、取得した危険箇所リストと、推定した走行経路とに基づき、推定した走行経路に危険箇所が存在するか否かを判定する。
危険箇所出力部1221は、距離方向判定部1222の判定結果に応じて、危険箇所情報を通知部18に出力する。
危険箇所通知システムS1では、不特定多数の運転者の使用するGPS測定装置1から送信される危険箇所情報を、危険箇所管理サーバ2に蓄積する。自宅の周辺など、運転者によっては、個人情報保護の観点から危険箇所情報を送信したくない区間が存在する。
危険箇所の非通知区間は、例えば、二輪車bの運転者の自宅から半径1キロメートル以内に含まれる区間である。
電源制御部125は、操作入力部16からの操作信号に応じて、GPS測定装置1の電源を制御する。
通信部13は、送信部131と、受信部132とを含んで構成される。
受信部132は、危険箇所リストを、ネットワークNWを介して危険箇所管理サーバ2から受信する。
記憶部15は、二輪車bの最高速度を示す最高速度情報を、最高速度情報テーブルとして記憶する。
記憶部15は、危険箇所の非通知区間を示す非通知区間情報を、非通知区間情報テーブルとして記憶する。
記憶部15は、地図情報を記憶する。記憶部15の記憶する地図情報は、不図示の外部サーバよりネットワークNWを介して受信する更新情報に基づいて、更新されてよい。
操作入力部16は、二輪車bの運転者からの各種操作を受け付ける。各種操作には、例えば、危険箇所情報の危険箇所管理サーバ2への送信をキャンセルする操作、非通知区間情報を設定する操作、二輪車bの最高速度の値を設定する操作、GPS測定装置1の電源を入れる操作、GPS測定装置1の電源を切る操作などが含まれる。
通知部18は、音声出力部181と、発光部182を介して、危険箇所までの距離、及び方向を二輪車bの運転者に通知する。
音声出力部181は、音声により危険箇所までの距離、及び方向を二輪車bの運転者に通知する。音声出力部181は、例えば、スピーカーである。
発光部182は、音声出力部181が音声により危険箇所までの距離、及び方向を二輪車bの運転者に通知する間、点滅する。発光部182は、例えば、LEDである。
区間判定部123が二輪車bの現在位置が非通知区間外であると判定した場合(YES)、GPS測定装置1は、ステップS102の処理を実行する。一方、区間判定部123が二輪車bの現在位置が非通知区間外でないと判定した場合(NO)、GPS測定装置1は、ステップS101の処理を繰り返す。
また、傾斜角度取得部1211は、二輪車bの車体の傾きが急激に変化したと判定した場合、GPSモジュール14から二輪車bの位置情報を取得する。
一方、所定の時間内に、所定の回数以上、二輪車bの車体の傾きが急激に変化しなかった、または、二輪車bの急激な減速があったと判定した場合(NO)、傾斜角度取得部1211は、ステップS103の処理を繰り返す。
移動量判定部1213が、二輪車bが停止したと判定した場合(YES)、GPS測定装置1は、ステップS105の処理を実行する。一方、移動量判定部1213が、二輪車bが停止していないと判定した場合(NO)、傾斜角度取得部1211は、ステップS103の処理を繰り返す。
その後、送信判定部1214は、ステップS106の処理を実行する。
送信判定部1214が、危険箇所情報の送信が許可されなかったと判定した場合(YES)、傾斜角度取得部1211は、ステップS103の処理を繰り返す。一方、送信判定部1214が、「危険箇所情報の送信が許可されたと判定した場合(NO)、傾斜角度取得部1211は、ステップS107の処理を実行する。
(ステップS108)操作入力部16が、GPS測定装置1の電源を切る操作を受け付けた場合、GPS測定装置1は、処理を終了する。一方、操作入力部16が、GPS測定装置1の電源を切る操作を受け付けなかった場合、GPS測定装置1は、ステップS201の処理を繰り返す。
送信部131は、操作入力部16が受け付けた操作に基づいて危険箇所情報の送信を中止する。
なお、ステップS200、ステップS201、ステップS202、ステップS205、ステップS206、ステップS207、ステップS208、ステップS209の各処理は、図3におけるステップS100、ステップS101、ステップS102、ステップS104、ステップS105、ステップS106、ステップS107、ステップS108の各処理と同様であるため、説明を省略する。
加速度取得部1212は、二輪車bが一定以上の衝撃を受けたと判定した場合(YES)、タイマ制御部124に計時を開始させる。また、加速度取得部1212は、GPSモジュール14から二輪車bの位置情報を取得する。その後、移動量判定部1213は、ステップS204の処理を実行する。一方、二輪車bが一定以上の衝撃を受けなかったと判定した場合(NO)、加速度取得部1212は、ステップS203の処理を繰り返す。
移動量判定部1213は、タイマ制御部124の計時に基づき、所定の時間、GPSモジュール14から二輪車bの位置情報を取得する。ここで、所定の時間とは、例えば、30秒から10分である。移動量判定部1213は、取得した二輪車bの位置情報に基づき、所定の時間の二輪車bの移動量を算出し、加速度取得部1212に出力する。
加速度取得部1212が、二輪車bが一定以上の衝撃を受けた直後に停止したと判定した場合(YES)、GPSモジュール14から取得した二輪車bの位置情報に基づき、危険箇所情報を生成する。その後、GPS測定装置1は、ステップS205の処理を実行する。一方、二輪車bが一定以上の衝撃を受けた直後に停止しなかったと判定した場合(NO)、加速度取得部1212は、ステップS203の処理を繰り返す。
なお、二輪車bの運転者は、操作入力部16から、二輪車bの最高速度の値を設定する操作をしてもよい。その場合、記憶部15は、設定された値に応じて、最高速度情報テーブルの最高速度情報を更新する。
危険箇所出力部1221は、所定の時間が経過したと判定した場合(YES)、ステップS304の処理をする。一方、所定の時間が経過していないと判定した場合(NO)、危険箇所出力部1221は、ステップS303の処理を繰り返す。
危険箇所出力部1221は、取得した位置情報と、算出した距離とから、危険箇所リスト要求情報を生成する。ここで、危険箇所リスト要求情報とは、当該位置情報の示す位置を中心とし、当該距離を半径とする円に含まれる、地図上の座標の情報である。ここで、当該円に含まれる、地図上の経路は、所定の時間に二輪車bが走行し得る経路である。
危険箇所出力部1221は、生成した危険箇所リスト要求情報を、送信部131を介して危険箇所管理サーバ2に送信する。その後、危険箇所出力部1221は、送信した危険箇所リスト要求情報に対応する危険箇所リストを、受信部132を介して危険箇所管理サーバ2から取得する。その後、危険箇所出力部1221は、ステップS305の処理を実行する。
距離方向判定部1222は、算出した距離に基づき、二輪車bと当該危険箇所との距離が1キロメートル以上であるか否かを判定する。
距離方向判定部1222は、二輪車bと当該危険箇所との距離が1キロメートル以上であると判定した場合(YES)、ステップS311の処理を実行する。一方、二輪車bと当該危険箇所との距離が1キロメートル以上でないと判定した場合(NO)、距離方向判定部1222は、ステップS307の処理を実行する。
また、距離方向判定部1222は、記憶部15から地図情報を読み出す。距離方向判定部1222は、読み出した地図情報と、GPSモジュール14から取得した位置情報と、に基づき、二輪車bが経路の分岐点に到達したか否かを判定する。
距離方向判定部1222は、ステップS305での判定処理が完了してから、二輪車bが200メートル移動した、または、二輪車bが経路の分岐点に到達したと判定した場合(YES)、ステップS308の処理を実行する。一方、ステップS305での判定処理が完了してから、二輪車bが200メートル移動していない、かつ、二輪車bが経路の分岐点に到達していないと判定した場合(NO)、距離方向判定部1222は、ステップS307の処理を繰り返す。
危険箇所出力部1221は、当該信号が入力されると、当該危険箇所までの距離、及び方向を二輪車bの運転者に通知する命令を示す信号を、通知部18に出力する。当該信号が入力されると、通知部18は、当該危険箇所までの距離、及び方向を二輪車bの運転者に通知する。
距離方向判定部1222は、二輪車bの進行方向から危険箇所が外れたと判定した場合(YES)、GPS測定装置1は、ステップS310の処理を実行する。一方、二輪車bの進行方向から危険箇所が外れていないと判定した場合(NO)、距離方向判定部1222は、ステップS307の処理を繰り返す。
距離方向判定部1222は、ステップS305での判定処理が完了してから、二輪車bが1キロメートル移動したと判定する場合(YES)、ステップS312の処理を実行する。一方、ステップS305での判定処理が完了してから、二輪車bが1キロメートル移動していないと判定する場合(NO)、ステップS311の処理を繰り返す。
危険箇所出力部1221は、当該信号が入力されると、当該危険箇所までの距離を二輪車bの運転者に通知する命令を示す信号を、通知部18に出力する。当該信号が入力されると、通知部18は、当該危険箇所までの距離を二輪車bの運転者に通知する。
距離方向判定部1222は、二輪車bの進行方向から危険箇所が外れたと判定した場合(YES)、GPS測定装置1は、ステップS310の処理を実行する。一方、二輪車bの進行方向から危険箇所が外れていないと判定した場合(NO)、距離方向判定部1222は、ステップS311の処理を繰り返す。
危険箇所管理サーバ2は、通信部21と、制御部22と、記憶部23と、操作入力部24と、表示部25とを備えて構成される。
通信部21は、送信部211と、受信部212とを含んで構成される。通信部21は、送信部211と、受信部212とを制御する。
地図管理部222は、地図情報を管理し、危険箇所情報の示す危険箇所の座標を地図上の座標と対応づける。地図管理部222は、危険箇所を示した地図画像を、表示部25に表示させる。
地図管理部222は、危険箇所情報を、GPS測定装置1から受信部212を介して受信する。地図管理部222は、危険箇所管理サーバ2に蓄積された危険箇所情報を削除することを示す、削除信号を、端末装置3から受信部212を介して受信する。
地図管理部222は、GPS測定装置1からの要求に応じて、危険箇所リストを、GPS測定装置1に送信部211を介して送信する。地図管理部222は、端末装置3からの要求に応じて、危険箇所情報、及び危険箇所リストを、端末装置3に送信部211を介して送信する。
操作入力部24は、危険箇所管理サーバ2の管理者からの各種操作を受け付ける。各種操作には、例えば、既知の危険箇所の情報を危険箇所リストに追加する操作、危険箇所リストから危険箇所情報を削除する操作などが含まれる。
判定部221は、地図管理部222の対応づけた地図上の座標に基づき、ステップS400で取得した危険箇所情報に対応する地図上の点が、読み出した危険箇所リストに含まれる危険箇所情報に対応する地図上の点を中心とする所定の半径の円内に含まれるか否かを判定する。判定部221は、ステップS400で取得した危険箇所情報に対応する地図上の点が、当該円内に含まれる場合、ステップS400で取得した危険箇所情報が、既に危険箇所リストに登録されていると判定する。
判定部221が、ステップS400で取得した危険箇所情報が、既に危険箇所リストに登録されていないと判定した場合(YES)、ステップS402の処理を実行する。一方、ステップS400で取得した危険箇所情報が、既に危険箇所リストに登録されていると判定した場合(NO)、判定部221は、ステップS400の処理を繰り返す。
判定部221は、地図管理部222の対応づけた地図上の座標に基づき、ステップS400で取得した危険箇所情報に対応する地図上の点から所定の半径以内に含まれる危険箇所の数を数える。その後、判定部221は、ステップS403の処理を実行する。
(ステップS404)判定部221は、ステップS400で取得した危険箇所情報を、危険箇所リストに登録する。
このように、送信部211は、危険箇所情報に対応する危険箇所が、ある範囲に所定の数以上のある場合に、当該危険箇所情報をGPS測定装置1へ送信する。
端末装置3は、通信部31と、制御部32と、記憶部33と、操作入力部34と、表示部35とを備えて構成される。
通信部31は、送信部311と、受信部312とを含んで構成される。通信部31は、送信部311と、受信部312とを制御する。
送信履歴管理部321は、危険箇所管理サーバ2に蓄積された危険箇所情報を削除することを示す、削除信号を、危険箇所管理サーバ2に送信部311を介して送信する。
地図管理部322は、危険箇所情報、及び危険箇所リストを、危険箇所管理サーバ2か
ら受信部312を介して取得する。
地図管理部322は、取得した危険箇所リストに基づき、危険箇所を示した地図画像を、表示部25に表示させる。
地図管理部322は、取得した危険箇所情報から、危険箇所情報の送信履歴を示す送信履歴情報を生成する。地図管理部322は、生成した送信履歴情報を、記憶部33の送信履歴情報テーブルに記憶する。生成した地図管理部322は、操作入力部34の受け付けた操作に応じて、記憶部33の送信履歴情報テーブルから送信履歴情報を読み出し、危険箇所情報の送信履歴を表示部35に表示させる。
操作入力部34は、例えば、タッチパネル、操作ボタン、キーボードなどである。
操作入力部24は、端末装置3のユーザ(二輪車bの運転者)からの各種操作を受け付ける。各種操作には、例えば、危険箇所を示した地図画像を、表示部25に表示させる操作や、危険箇所情報の送信履歴を、表示部35に表示させる操作などが含まれる。
傾斜角度取得部1211は、自装置(GPS測定装置1)の取り付けられている移動体(二輪車b)の傾斜角度を取得する。
送信部131は、傾斜角度と閾値(傾斜角度閾値)とに基づいて特定した危険箇所推定位置の情報(危険箇所情報)を、サーバ装置(危険箇所管理サーバ2)へ送信する。
この構成により、実施形態によるGPS測定装置1は、移動体(二輪車b)の車体の傾きが急激に変化した箇所を、サーバ装置(危険箇所管理サーバ2)に送信できるため、移動体の車体の傾斜角度に基づいて危険箇所を通知することができる。
この構成により、実施形態によるGPS測定装置1は、移動体(二輪車b)が一定以上の衝撃を受けた直後に停止した箇所を、サーバ装置(危険箇所管理サーバ2)に送信できるため、移動中の自転車、自動二輪車の受けた衝撃と、衝撃を受けた直後の移動量とに基づいて危険箇所を通知することができる。
危険箇所出力部1221は、移動体(二輪車b)の将来の推定走行経路に対応する危険箇所推定位置の情報(危険箇所情報)を、サーバ装置(危険箇所管理サーバ2)から取得して出力する。
この構成により、実施形態によるGPS測定装置1は、移動体(二輪車b)の将来の推定走行経路に存在する危険箇所を判別できるため、移動体(二輪車b)が当該危険箇所に到達するより前に、危険箇所を通知することができる。
この構成により、実施形態によるGPS測定装置1は、実施形態によるGPS測定装置1は、移動体(二輪車b)の走行速度に大きな変化がなく、かつ、路面に対する移動体(二輪車b)の車体の傾きの急激な変化が連続して起こった箇所を、路面に対する移動体(二輪車b)の車体の傾きの急激な変化が起こった箇所と区別して、サーバ装置(危険箇所管理サーバ2)に送信できるため、移動体(二輪車b)の走行速度に大きな変化がなく、かつ、路面に対する移動体(二輪車b)の車体の傾きの急激な変化が連続して起こった箇所を通知することができる。
送信部131は、入力部(操作入力部16)が受け付けた操作に基づいて危険箇所推定位置の情報(危険箇所情報)の送信を中止する。
この構成により、実施形態によるGPS測定装置1では、移動体(二輪車b)の運転者が、危険箇所推定位置の情報(危険箇所情報)毎に、当該危険箇所推定位置の情報(危険箇所情報)をサーバ装置(危険箇所管理サーバ2)に送信するか否かを選択できるため、移動体(二輪車b)の運転者は、送信したくない危険箇所推定位置の情報(危険箇所情報)がサーバ装置(危険箇所管理サーバ2)に送信されるのを防ぐことができる。
受信部212は、危険箇所推定位置の情報(危険箇所情報)を受信する。
送信部211は、ある範囲に所定の数以上の危険箇所推定位置がある場合に、危険箇所推定位置の情報(危険箇所情報)を危険箇所通知装置(GPS測定装置1)へ送信する。
この構成により、実施形態による危険箇所管理サーバ2は、受信した危険箇所推定位置の情報(危険箇所情報)から、危険箇所を判別できるため、判別した危険箇所に対応する危険箇所推定位置の情報(危険箇所情報)を危険箇所通知装置(GPS測定装置1)へ送信できる。
また、実施形態では、一例として、GPS測定装置1と、端末装置3とが独立した装置である場合を説明したが、GPS測定装置1の機能を、端末装置3の機能の一部として実現してもよい。
また、上述した実施形態におけるGPS測定装置1、危険箇所管理サーバ2、又は端末装置3の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現しても良い。GPS測定装置1、危険箇所管理サーバ2、又は端末装置3の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化しても良い。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いても良い。
図9で示すように、GPS測定装置1は少なくとも、自装置の取り付けられている移動体の傾斜角度を取得する傾斜角度取得部1211と、傾斜角度と閾値とに基づいて特定した危険箇所推定位置の情報をサーバ装置へ送信する送信部131と、を備える。
1・・・GPS測定装置
2・・・危険箇所管理サーバ
3・・・端末装置
11・・・センサ部
12、22、32・・・制御部
13、21、31・・・通信部
14・・・GPSモジュール
15、23、33・・・記憶部
16、24、34・・・操作入力部
17、25、35・・・表示部
18・・・通知部
111・・・傾斜角度センサ
112・・・加速度センサ
121、221・・・判定部
122・・・通知部
123・・・区間判定部
124・・・タイマ制御部
125・・・電源制御部
131、211、311・・・送信部
132、212、312・・・受信部
1211・・・傾斜角度取得部
1212・・・加速度取得部
1213・・・移動量判定部
1214・・・送信判定部
1221・・・危険箇所判定部
1222・・・距離方向判定部
181・・・音声出力部
182・・・発光部
222、322・・・地図管理部
321・・・送信履歴管理部
NW・・・ネットワーク
Claims (8)
- 自装置の取り付けられている移動体の傾斜角度を取得する傾斜角度取得部と、
前記傾斜角度と閾値とに基づいて特定した危険箇所推定位置の情報をサーバ装置へ送信する送信部と、
を備える危険箇所通知装置。 - 前記送信部は、前記移動体の加速度を検出するとともに所定時間、位置情報の変化が無い危険箇所推定位置の情報をサーバ装置へ送信する請求項1に記載の危険箇所通知装置。
- 前記移動体の将来の推定走行経路に対応する危険箇所推定位置の情報を前記サーバ装置から取得して出力する危険箇所出力部と、
を備える請求項1または請求項2に記載の危険箇所通知装置。 - 前記送信部は、前記移動体の加速度を検出するとともに所定時間、前記傾斜角度が前記閾値より大きくなった回数に基づいて特定した前記危険箇所推定位置の情報を前記サーバ装置へ送信する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の危険箇所通知装置。
- ユーザの操作を受け付ける入力部をさらに備え、
前記送信部は、前記入力部が受け付けた操作に基づいて前記危険箇所推定位置の情報の送信を中止する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の危険箇所通知装置。 - 危険箇所推定位置の情報を受信する受信部と、
ある範囲に所定の数以上の前記危険箇所推定位置がある場合に、前記危険箇所推定位置の情報を危険箇所通知装置へ送信する送信部と、
を備える危険箇所情報提供装置。 - 危険箇所通知装置の取り付けられている移動体の傾斜角度を取得する傾斜角度取得ステップと、
前記傾斜角度と閾値とに基づいて特定した危険箇所推定位置の情報をサーバ装置へ送信する送信ステップと、
を有する危険箇所通知方法。 - 危険箇所通知装置のコンピュータに、
前記危険箇所通知装置の取り付けられている移動体の傾斜角度を取得する手順と、
前記傾斜角度と閾値とに基づいて特定した危険箇所推定位置の情報をサーバ装置へ送信する手順と、
を実行させるためのプログラム。
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