JP4524333B2 - 経路誘導装置、経路誘導方法、経路誘導プログラム、および記録媒体 - Google Patents

経路誘導装置、経路誘導方法、経路誘導プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、経路誘導をおこなう経路誘導装置、経路誘導方法、経路誘導プログラム、および記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、上述した経路誘導装置、経路誘導方法、経路誘導プログラム、および記録媒体には限られない。
従来、自車両の右左折の情報などを他車両に伝える情報表示装置を備えたナビゲーション装置がある。このナビゲーション装置によれば、目的地点までの誘導経路上の右左折地点などを検出し、自車両から右左折地点までの距離が所定距離以内になった場合に、外部から視認可能な状態で自車両に設けられた情報表示装置に、「つぎの交差点で右折します。」などのメッセージを他車両に向けて自動的に表示する技術が提案されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開平9−188190号公報
しかしながら、上述の特許文献1の技術では、自車両から右左折地点までの距離が所定距離以内になった場合に、自動的にメッセージを表示する。したがって、たとえば、自車両の運転者が右左折地点に気づかずに、そのまま直進してしまった場合は、後続車が自車両の挙動に混乱してしまうといった問題が一例として挙げられる。
また、たとえば、自車両の運転者が右左折地点か否かの確信が持てずに、ウインカーレバーを操作することに躊躇している場合、進行方向や方向指示器を点灯させるタイミングが報知されないため、運転者の運転に迷いが生じ、危険な運転をしてしまうといった問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる経路誘導装置は、移動体を目的地点までの経路に誘導する経路誘導装置において、前記移動体の運転者からの経路に関する進行方向の確認要求の操作の入力を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって入力を受け付けたときの前記移動体の現在地点を取得する位置取得手段と、前記位置取得手段によって取得された現在地点に基づいて、前記経路上の右左折地点までの距離を算出する算出手段と、前記移動体の運転者の過去の挙動情報の履歴を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された運転者の過去の挙動情報の履歴に基づいて、前記受付手段によって入力を受け付ける前記右左折地点までの適切な距離の設定を変更する設定手段と、前記算出手段によって算出された前記経路上の右左折地点までの距離が、前記設定手段によって設定された適切な距離か否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって適切な距離であると判断された場合、当該適切な距離であることを示す情報を報知する報知手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる経路誘導装置は、移動体を目的地点までの経路に誘導する経路誘導装置において、前記経路に関する右左折方向の確認要求の操作の入力を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって入力を受け付けたときの前記移動体の現在地点を取得する位置取得手段と、前記位置取得手段によって取得された現在地点に基づいて、前記経路上の右左折地点までの距離を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された前記経路上の右左折地点までの距離があらかじめ設定された所定距離か否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって所定距離と判断された場合、前記移動体に搭載された方向指示器を制御して前記経路にしたがう方向に点灯させる制御手段と、前記移動体の運転者の情報を取得する運転者情報取得手段と、前記制御手段によって方向指示器を点灯させてから所定時間以内に、前記運転者情報取得手段によって取得した前記運転者の挙動を判断する挙動判断手段と、を備え、前記制御手段は、前記挙動判断手段によって前記移動体の運転者が前記方向に曲がる挙動を取得していないと判断された場合、前記方向指示器を制御して点灯を停止することを特徴とする。
また、請求項16の発明にかかる経路誘導方法は、移動体を目的地点までの経路に誘導する経路誘導方法において、前記移動体の運転者からの経路に関する進行方向の確認要求の操作の入力を受け付ける受付工程と、前記受付工程にて入力を受け付けたときの前記移動体の現在地点を取得する位置取得工程と、前記位置取得工程にて取得された現在地点に基づいて、前記経路上の右左折地点までの距離を算出する算出工程と、前記移動体の運転者の過去の挙動情報の履歴を取得する取得工程と、前記取得工程にて取得された運転者の過去の挙動情報の履歴に基づいて、前記受付工程にて入力を受け付ける前記右左折地点までの適切な距離の設定を変更する設定工程と、前記算出工程にて算出された前記経路上の右左折地点までの距離が、前記設定工程にて設定された適切な距離か否かを判断する判断工程と、前記判断工程にて適切な距離であると判断された場合、当該適切な距離であることを示す情報を報知する報知工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項17の発明にかかる経路誘導方法は、移動体を目的地点までの経路に誘導する経路誘導方法において、前記経路に関する右左折方向の確認要求の操作の入力を受け付ける受付工程と、前記受付工程にて入力を受け付けたときの前記移動体の現在地点を取得する位置取得工程と、前記位置取得工程にて取得された現在地点に基づいて、前記経路上の右左折地点までの距離を算出する算出工程と、前記算出工程にて算出された前記経路上の右左折地点までの距離があらかじめ設定された所定距離か否かを判断する判断工程と、前記判断工程にて所定距離と判断された場合、前記移動体に搭載された方向指示器を制御して前記経路にしたがう方向に点灯させる制御工程と、前記移動体の運転者の情報を取得する運転者情報取得工程と、前記制御工程にて方向指示器を点灯させてから所定時間以内に、前記運転者情報取得工程によって取得した前記運転者の挙動を判断する挙動判断工程と、を含み、前記制御工程は、前記挙動判断工程にて前記移動体の運転者が前記方向に曲がる挙動を取得していないと判断された場合、前記方向指示器を制御して点灯を停止することを特徴とする。
また、請求項18の発明にかかる経路誘導プログラムは、請求項16または請求項17に記載の経路誘導方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項19の発明にかかる記録媒体は、請求項18に記載の経路誘導プログラムをコンピュータに読み取り可能な状態で記録したことを特徴とする。
実施の形態1にかかる経路誘導装置の機能的構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる経路誘導装置の経路誘導処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる経路誘導装置の機能的構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる経路誘導装置の経路誘導処理手順を示すフローチャートである。 実施例1にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 タッチセンサを用いた場合の1次操作および2次操作の一例について説明する説明図である。 タッチセンサについて詳細に示した説明図である。 ウインカーレバーの操作に段階を設けた場合の1次操作および2次操作の一例について示した説明図である。 ウインカーレバーの操作に前後方向の操作を加えた場合の1次操作および2次操作の一例について示した説明図である。 ウインカーレバーにボタンを設けた場合の1次操作および2次操作の一例について示した説明図である。 実施例1にかかるナビゲーション装置の処理の内容を示すフローチャートである。 ナビゲーション装置および車両の現在地点の差について示した説明図である。 進行方向に関する情報を報知する状況の一例について示した説明図である。 右左折方向に関する情報を報知する状況の一例について示した説明図である。 方向指示器の点灯を促す情報を報知する状況の一例について示した説明図である。 方向指示器の点灯を促す情報を報知する詳細な状況の一例について示した説明図である。 ウインカーレバーを振動させる処理の一例について示した説明図である。 ウインカーレバー以外を振動させる処理の一例について示した説明図である。 実施例2にかかるナビゲーション装置の処理の内容を示すフローチャートである。 方向指示器へ点灯指示を送出する詳細な状況の一例について示した説明図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる経路誘導装置、経路誘導方法、経路誘導プログラム、および記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
(経路誘導装置の機能的構成)
まず、この発明の実施の形態1にかかる経路誘導装置100の機能的構成について説明する。図1は、実施の形態1にかかる経路誘導装置の機能的構成を示すブロック図である。
図1において、経路誘導装置100は、受付部101と、位置取得部102と、算出部103と、運転者情報取得部104と、判別部105と、判断部106と、生成部107と、報知部108を備えている。
受付部101は、経路に関する進行方向の確認要求の操作の入力を受け付ける。経路に関する進行方向の確認要求は、移動体が目的地点までの経路に誘導されている際、利用者によって要求される誘導経路の進行方向を確認する情報である。受付部101は、具体的には、たとえば、利用者によるレバーやボタンの操作の入力を受け付ける。
また、受付部101は、たとえば、移動体に搭載された方向指示器のウインカーレバーの操作により確認要求の操作の入力を受け付ける。ここでウインカーレバーの操作は、たとえば、通常のウインカーレバーによる方向指示器を点灯させる操作を2次操作とした場合の1次操作でもよい。具体的には、たとえば、ウインカーレバーに備えられたタッチセンサが利用者に触れられた場合、もしくは、ウインカーレバーを下げる機構に2段階を設けて、1段階目まで下げられた場合、1次操作の入力を受け付ける。また、ウインカーレバーが奥に押されたまたは手前に引かれた場合、もしくは、ウインカーレバーに備えられたボタンが押された場合、1次操作の入力を受け付けたとしてもよい。さらに、受付部101は、たとえば、1次操作を受け付けた後、所定時間以内に2次操作が受け付けられた場合、1次操作を受け付けずに、または、1次操作の受け付けを解除して、そのまま2次操作を受け付けてもよい。また、受付部101は、1次操作および2次操作の解除の操作が受け付けられた場合、受け付けた入力を解除する。
位置取得部102は、受付部101によって入力を受け付けたときの移動体の現在地点を取得する。位置取得部102は、たとえば、GPS衛星から受信したGPS信号に加えて、移動体の挙動を検出する加速度センサや車速センサからの出力値に応じて、移動体の現在地点を取得するようにしてもよい。
算出部103は、位置取得部102によって取得された現在地点に基づいて、経路上の右左折地点までの距離を算出する。具体的には、たとえば、図示しない記憶部に記憶された地図情報に基づいて、経路上の右左折地点の座標および位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の座標によって距離を算出する。ここで、地図情報は、ノードおよびリンクからなる道路ネットワークデータと、施設や道路その他地形(山、川、土地)に関するフィーチャを用いて描画される画像データとを含んでいる。地図情報は、文字情報、施設の名称や住所などの情報、道路や施設の画像などを含んでいてもよい。また、算出部103は、たとえば、移動体が車両の場合、位置取得部102の位置と車両のフロントノーズの先端位置やフロントタイヤの位置との誤差をあらかじめ設定し、これらを加味してもよい。
運転者情報取得部104は、移動体の運転者の情報を取得する。運転者の情報は、たとえば、運転者を特定する情報や、後述する運転者の属性に関する情報である。運転者情報取得部104は、たとえば、運転者の情報を、カメラなどによって撮像された画像を解析することで取得してもよいし、利用者による操作の入力を受け付けることで取得してもよい。また、運転者情報取得部104は、運転者の過去の挙動情報の履歴を取得してもよい。過去の挙動情報は、たとえば、過去における右左折地点においての方向指示器を点灯させる確認要求の操作入力を受け付けるタイミングやハンドルを操作するタイミングや事故記録などである。過去の挙動情報は、図示しない記憶部などに記憶されていてもよい。
判別部105は、運転者情報取得部104によって取得された運転者の属性を判別する。運転者の属性は、たとえば、年齢、性別、運転の習熟度などである。また、判別部105は、運転者情報取得部104によって取得された運転者の情報に基づいて運転者を特定してもよい。
判断部106は、経路上の右左折地点を右左折するにあたり、移動体の現在地点が経路に関する進行方向の確認要求の操作の入力を受け付ける適切な位置であるか否かを判断する。その経路に関する進行方向の確認要求の操作の入力を受け付ける適切な位置であるかの判断は、たとえば、算出部103によって算出された経路上の右左折地点までの距離に基づき、移動体の現在地点があらかじめ設定された第1所定距離より長い第2所定距離の位置にあるか否かによって判断することができる。したがって、第2所定距離は、受付部101によって経路に関する進行方向の確認要求の操作の入力を受け付ける距離として、適切な距離である。
第1所定距離は、具体的には、たとえば、方向指示器を点灯させる操作をしてからハンドルを操作し移動体が曲がり始めるまでの時間に、車両が進む距離に基づいた誤差を含めて設定する。この車両が進む距離は、一般の運転者の平均的な実験データで定めてもよい。移動体の現在地点がこの第1所定距離の位置にあるときは、経路上の右左折地点にて右左折するにあたり、方向指示器を点灯させる操作をおこなう適切な位置とされる。また、移動体の現在地点が第2所定距離の位置にあるときは、経路に関する進行方向の確認要求の操作の入力を受け付ける適切な位置とされる。すなわち、第1所定距離と第2所定距離との差は、経路に関する進行方向の確認要求の操作の入力を受け付けてから、方向指示器を点灯させる操作をおこなうまでの距離とされ、その距離は微小とされる。この第2所定距離の位置にある移動体の現在地点が、第1所定距離の位置にて方向指示器を点灯させる操作をおこなうために、経路に関する進行方向の確認要求の操作の入力を受け付ける適切な位置とされる。すなわち、後述する報知部108によって報知する適切な位置とされる。なお、第2所定距離は、所定の距離幅をもって設定するようにしてもよい。たとえば、右左折地点までの距離45m〜35mの距離幅を第2所定距離と設定するようにしてもよい。
これにより、たとえば、受付部101によって経路に関する進行方向の確認要求の操作の入力を受け付けた時点の移動体の現在地点が第2所定距離より長い距離の位置である場合は、その位置が方向指示器を点灯させる操作をおこなうタイミングとして適切でない位置と判断できる。また、距離による判断に限ることなく、たとえば、車両の現在地点が経路上の右左折地点以外の交差点にあるときに、受付部101によって経路に関する進行方向の確認要求の操作の入力を受け付けた場合は、方向指示器の操作をおこなうタイミングとして適切でないと判断することもできる。すなわち、この判断部106は、このような様々な方法を採り得ることで、移動体の現在地点が経路に関する進行方向の確認要求の操作の入力を受け付ける適切な位置であるかを判断する。
また、判断部106は、判別部105によって判別された運転者の属性に応じて、経路上の右左折地点にて右左折するにあたり、経路に関する進行方向の確認要求の操作の入力を受け付ける適切な位置の設定を変更する。さらに、判断部106は、運転者情報取得部104によって取得された運転者の過去の挙動情報の履歴に基づいて、当該適切な位置の設定を変更してもよい。また、判断部106は、移動体の速度や道路の制限速度、道路幅、車線数に基づいて、当該適切な位置の設定を変更してもよい。
生成部107は、位置取得部102によって取得された現在地点に基づいて、移動体の進行方向に関する情報を生成する。進行方向に関する情報は、誘導経路に応じた移動体がこれから進むべき方向に関する情報である。具体的には、たとえば、直進、右左折、進路変更(車線変更)を示す情報である。また、生成部107は、位置取得部102によって取得された現在地点に基づいて、経路上の右左折地点における移動体の右左折方向に関する情報を生成する。右左折方向に関する情報は、経路上の右左折地点において右に曲がるか左に曲がるかを示す情報である。
そして、生成部107は、算出部103によって算出された経路上の右左折地点までの距離の情報を生成する。また、生成部107は、判断部106によって適切な位置であると判断された場合、経路上の右左折地点にて右左折するにあたり、方向指示器を点灯させる操作をおこなうタイミングとして適切であることを示す情報を生成する。さらに、生成部107は、判断部106によって適切な位置と判断された場合、移動体に搭載された方向指示器の点灯を促す情報を生成する。また、生成部107は、移動体の右左折方向に関する情報と、算出部103によって算出された経路上の右左折地点までの距離の情報と、に基づいて、移動体に搭載された方向指示器の点灯のタイミングの情報を生成してもよい。また、生成部107は、判断部106によって適切な位置でないと判断された場合、たとえば、移動体の現在地点が上述した第2所定距離より長い距離の位置にて経路上に関する進行方向の確認要求の操作の入力を受け付けた場合、方向指示器の操作をおこなうタイミングとして適切でないことを示す情報を生成する。また、その適切でないことを示す情報に加え、方向指示器の操作を見送らせる旨の情報、ならびに再探索された経路の走行を推奨する旨の情報を生成する。
報知部108は、生成部107によって生成された移動体の進行方向に関する情報を報知する。具体的には、たとえば、「まだ、しばらく道なりです。」といった情報を報知する。また、報知部108は、生成部107によって生成された移動体の右左折方向に関する情報を報知する。具体的には、たとえば、「つぎの交差点を左折です。」といった情報を報知する。さらに、報知部108は、生成部107によって生成された経路上の右左折地点までの距離の情報を報知する。具体的には、たとえば、「300m先の交差点を左折です。」といった情報を報知する。
また、報知部108は、経路上の右左折地点にて右左折するにあたり、方向指示器を点灯させる操作をおこなうタイミングとして適切な位置であることを示す情報を報知する。具体的には、たとえば、「今、ウインカーレバーを操作してください。」といった情報を報知する。そして、報知部108は、生成部107によって生成された移動体に搭載された方向指示器の点灯を促す情報を報知する。具体的には、たとえば、「ウインカーを点灯してください。」といった情報を報知する。さらに、報知部108は、生成部107によって生成された方向指示器の点灯のタイミングの情報を報知する。具体的には、たとえば、「まだ、ウインカーを点灯させないでください。」といった情報を報知する。
このように、報知部108は、たとえば、上述した各種情報を音声によって報知する。また、報知部108は、受付部101を振動させることによって報知してもよい。具体的には、たとえば、方向指示器の点灯を促す情報をウインカーレバーを振動させたり、ハンドルを振動させたりして報知してもよい。音声による報知および振動による報知は、少なくともいずれか一つの報知をおこなう構成でもよい。
また、報知部108は、経路に従って右左折地点にて右左折する方向を加味して報知するようにしてもよい。たとえば、方向指示器の点灯を促す情報をハンドルを振動させて報知する場合、右左折地点にて右折するのであれば右手で把持する部分のみを振動させるようにしてもよい。また、右折の場合と左折の場合とで振動や音声の種類を変えてもよいし、音声を指示する方向と同じ側から聞こえるように発音するスピーカを選択してもよい。
なお、図1の説明において、経路に関する進行方向の確認要求の操作の入力を受け付ける際に、たとえば、ウィンカーレバーに触れたことを受付部101にて受け付けるだけでなく、そのウィンカーレバーの触れた位置を含めて受付部101にて受け付けるようにしてもよい。つまり、判断部106が方向指示器を点灯させる確認要求の操作の入力を受け付ける適切な位置であるか、を判断するだけでなく、その確認要求の操作の入力が経路に従った右左折地点における右左折する方向に対して正しい操作となるか否かを判断して、報知部108にて報知するようにしてもよい。一つの例を挙げて説明すると、ウインカーレバーの上下の各々にタッチセンサを設け、タッチセンサが利用者によって触れられたこととその触れられたタッチセンサが上であることを経路に関する進行方向の確認要求の操作の入力として受付部101にて受け付ける。判断部106は受付部101での受付が適切な位置での受付であるかを判断するとともに、たとえば、右左折地点にて右折する際の正しいウィンカーレバーの操作になると判断する。そして、報知部108にて、「今、ウインカーレバーを上から下に降ろすように操作してください。」といった情報を報知する、ということとなる。
また、図1の説明において、受付部101によって2次操作を受け付けた場合、経路誘導装置100によって方向指示器へ点灯指示を送出してもよい。また、受付部101によって2次操作を受け付けた場合、経路誘導装置100による処理はおこなわず通常のウインカーレバーの処理によって方向指示器へ点灯指示を送出する構成でもよい。
(経路誘導装置の経路誘導処理手順)
つぎに、経路誘導装置100の経路誘導処理手順について説明する。図2は、経路誘導装置の経路誘導処理手順を示すフローチャートである。なお、この図2のフローチャートでは、移動体の現在地点が経路に関する進行方向の確認要求の操作の入力を受け付ける適切な位置であるか否かの判断を、算出部103によって算出された現在地点から右左折地点までの距離を用いておこなうことについて説明しているが、上述したように適切な位置であるかの判断方法は、これに限ることはない。図2のフローチャートにおいて、まず、受付部101によって確認要求の操作の入力を受け付けるまで待って(ステップS201:Noのループ)、確認要求の操作の入力を受け付けた場合(ステップS201:Yes)、位置取得部102によって移動体の現在地点を取得する(ステップS202)。
つぎに、算出部103によって、ステップS202において取得された現在地点に基づいて、右左折地点までの距離を算出する(ステップS203)。そして、判断部106によってステップS203において算出された経路上の右左折地点までの距離があらかじめ設定された第2所定距離であるか否かを判断する(ステップS204)。
ステップS204において第2所定距離である場合(ステップS204:Yes)、生成部107によって方向指示器の点灯を促す情報を生成する(ステップS205)。そして、報知部108によって、ステップS205において生成された情報を報知して(ステップS206)、一連の処理を終了する。一方、ステップS204において第2所定距離ではない場合(ステップS204:No)、第2所定距離より短い距離であるか否かを判断する(ステップS207)。短い距離でない場合(ステップS207:No)は、生成部107によって方向指示器の点灯のタイミングの情報を生成する(ステップS208)。また、ステップS207において短い距離である場合(ステップS207:Yes)は、たとえば、右左折地点にて経路に従った走行をさせないような、たとえば、方向指示器を点灯させる操作を見送らせる旨の情報、ならびに再探索された経路の走行を推奨する旨の情報など、方向指示器の点灯を待機させる情報を生成する(ステップS209)。
なお、図2のフローチャートにおいては、ステップS205において方向指示器の点灯を促す情報を生成するとしているが、これに限るものではない。たとえば、生成部107によって右左折方向に関する情報や経路上の右左折地点までの距離が方向指示器を点灯させる操作をおこなううえで適切な位置を示す距離であることを示す情報を生成してもよい。
また、図2のフローチャートにおいては、ステップS208において方向指示器の点灯のタイミングの情報を生成するとしているが、これに限るものではない。たとえば、経路上の右左折地点までの距離の情報など進行方向に関する情報を生成してもよい。
上述したように、実施の形態1の経路誘導装置100によれば、受付部101によって確認要求の操作の入力を受け付けたときの移動体の現在地点に基づいて、生成部107によって移動体の進行方向に関する情報を生成し、報知部108によって生成された移動体の進行方向に関する情報を報知することができる。したがって、利用者による確認要求の操作の入力が受け付けられるたびに、進行方向に関する情報を報知することができる。これによって、利用者は、たとえば、経路誘導中にしばらく直進すればよいか不安な場合、進行方向に関する情報を報知させることで、安心して運転をすることができる。
また、実施の形態1の経路誘導装置100によれば、位置取得部102によって取得された現在地点に基づいて、生成部107によって経路上の右左折地点における移動体の右左折方向に関する情報を生成し、報知部108によって生成された移動体の右左折方向に関する情報を報知することができる。したがって、利用者による確認要求の操作の入力が受け付けられるたびに、右左折方向に関する情報を報知することができる。これによって、利用者は、経路誘導中に右左折するか躊躇している場合、右左折すべきか否かの情報を報知させることで、安心して運転をすることができる。
また、実施の形態1の経路誘導装置100によれば、位置取得部102によって取得された現在地点に基づいて、算出部103によって経路上の右左折地点までの距離を算出し、生成部107によって算出された経路上の右左折地点までの距離の情報を生成し、生成された経路上の右左折地点までの距離の情報を報知することができる。したがって、利用者による確認要求の操作の入力が受け付けられるたびに、経路上の右左折地点までの距離の情報を報知することができる。これによって、利用者は、経路誘導中に右左折するか躊躇している場合、いつ右左折すればよいかの情報を報知させることで、安心して運転をすることができる。
また、実施の形態1の経路誘導装置100によれば、判断部106によって経路上の右左折地点までの距離があらかじめ設定された第2所定距離と判断された場合、生成部107によって経路上の右左折地点までの距離が方向指示器を点灯させる操作をおこなううえで適切な距離であることを示す情報を生成し、報知部108によって報知することができる。これによって、利用者は、経路誘導中に右左折するか躊躇している場合、確認要求の操作の入力を受け付けた時点が経路上の右左折地点を右左折するうえで適切な位置であることを報知させることで、誘導経路から外れずに快適な運転をすることができる。
また、実施の形態1の経路誘導装置100によれば、判断部106によって第2所定距離と判断された場合、生成部107によって移動体に搭載された方向指示器の点灯を促す情報を生成し、報知部108によって報知することができる。したがって、右左折地点から第2所定距離の場合、利用者に、方向指示器の点灯を促す情報を報知することができる。これによって、利用者は、経路誘導中に右左折するか躊躇している場合、方向指示器を点灯すべき情報を報知させることで、誘導経路から外れずに快適な運転をすることができる。
また、実施の形態1の経路誘導装置100によれば、移動体の右左折方向に関する情報と、算出部103によって算出された経路上の右左折地点までの距離の情報と、に基づいて、生成部107によって移動体に搭載された方向指示器の点灯のタイミングの情報を生成し、報知部108によって報知することができる。したがって、利用者による確認要求の操作の入力が受け付けられるたびに、方向指示器の点灯のタイミングを報知することができる。これによって、利用者は、経路誘導中に右左折するか躊躇している場合、いつ方向指示器を点灯すべきか報知させることで、誤って方向指示器を出さず、周囲の移動体に混乱を招くことを防ぐことができる。
また、実施の形態1の経路誘導装置100によれば、運転者情報取得部104によって取得した移動体の運転者の情報から判別部105によって運転者の属性を判別し、この運転者の属性に応じて、判断部106によって所定距離の設定を変更することができる。したがって、運転者ごとに異なる基準に基づいて、最適な情報を報知することができる。これによって、利用者は、自身の年齢、性別などに応じて、最適なタイミングで方向指示器の点灯を促す情報を報知させることで、快適な運転をすることができる。
また、実施の形態1の経路誘導装置100によれば、運転者情報取得部104によって取得された運転者の過去の挙動情報の履歴に基づいて、判断部106によって所定距離の設定を変更することができる。したがって、運転者ごとに異なる基準に基づいて、最適な情報を報知することができる。これによって、利用者は、自身の運転の習熟度などに応じて、最適なタイミングで、たとえば、ウインカーを出す指示を報知させることで、快適な運転をすることができる。
また、実施の形態1の経路誘導装置100によれば、各種情報を音声によって報知することができる。したがって、右左折地点から離れている場合にも、詳細な情報を報知することができる。これによって、利用者は、右左折地点から離れている場合にも、詳細な情報を報知させることで、右左折するか躊躇せず快適な運転をすることができる。
また、実施の形態1の経路誘導装置100によれば、受付部101を振動させることによって報知することができる。したがって、右左折地点を右左折するにあたり、方向指示器の操作をおこなう適切な位置であることを確実に利用者に報知することができる。これによって、利用者は、たとえば、移動体の内部が騒がしくて音声による報知が聞きづらい場合でも、振動によって報知させることで、誘導経路から外れずに快適な運転をすることができる。
また、実施の形態1の経路誘導装置100によれば、受付部101によって移動体に搭載された方向指示器のウインカーレバーの操作により確認要求の操作の入力を受け付けることができる。これによって、利用者は、たとえば、経路誘導中に右左折するか躊躇して、ウインカーレバーに手をかけている場合、確認要求の操作の入力をすることができる。したがって、利用者は、一般に方向指示器の点灯を指示する動作につづける動作で、確認要求の操作をおこなうことができ、余分な動作をしないため、安全な運転をすることができる。
(実施の形態2)
(実施の形態2にかかる経路誘導装置の機能的構成)
つぎに、この発明の実施の形態2にかかる経路誘導装置300の機能的構成について説明する。図3は、実施の形態2にかかる経路誘導装置の機能的構成を示すブロック図である。図3において、経路誘導装置300は、挙動判断部301と、制御部302を備える点で、実施の形態1の経路誘導装置100と異なる。図3の説明においては、図1の経路誘導装置100と同一部分には同一記号を付し、説明を省略する。
図3において、経路誘導装置300は、受付部101と、位置取得部102と、算出部103と、運転者情報取得部104と、判別部105と、判断部106と、生成部107と、報知部108と、挙動判断部301と、制御部302を備えている。
受付部101は、経路に関する右左折方向の確認要求の操作の入力を受け付ける。経路に関する右左折方向の確認要求は、移動体が目的地点までの経路に誘導されている際、利用者によって要求される誘導経路の右左折地点の情報および右左折方向の確認する情報である。具体的には、たとえば、利用者によるレバーやボタンの操作の入力を受け付ける。
生成部107は、判断部106によって、たとえば、移動体の現在地点が、右左折地点までの第2所定距離の位置ではない、つまり、第2所定距離より長い距離の位置にあると判断された場合、算出部103によって算出された経路上の右左折地点までの距離の情報を生成する。報知部108は、生成部107によって生成された経路上の右左折地点までの距離の情報を報知する。具体的には、たとえば、「まだ、ウインカーを出さないでください。左折地点は500m先です。」などといった情報を音声によって報知する。また、報知部108は、たとえば、第2所定距離の位置ではないと判断された場合、受付部101を振動させず、第2所定距離の位置になったと判断された場合に、受付部101を振動させるようにしてもよい。また、第2所定距離より長い距離の位置にあると判断された場合でも、その位置が第2所定距離の位置に近い位置である場合には、たとえば、「もうすぐ方向指示器を点灯する位置となりますので、そのままウィンカーに触れていてください。」などを報知するようにしてもよい。
挙動判断部301は、後述する制御部302によって方向指示器を点灯させてから所定時間以内に、運転者情報取得部104によって取得した運転者の挙動を判断する。運転者の挙動は、運転者が移動体を方向指示器を点灯させた方向に移動させたか否かの情報である。挙動判断部301は、具体的には、たとえば、移動体の備える各種センサなどにより運転者によるハンドルの操作の情報、移動体に加えられた加速度の情報などを取得し、所定時間以内に運転者が移動体を右左折させたか否か、進路変更させたか否かを判断する。換言すれば、たとえば、経路上の右左折予定の交差点などで右左折せずに通り過ぎたか否かを判断する。
制御部302は、判断部106によって、たとえば、第2所定距離の位置と判断された場合、移動体に搭載された方向指示器を制御して経路にしたがう方向に点灯させる。具体的には、たとえば、受付部101によって1次操作を受け付けた後、判断部106によって第2所定距離の位置と判断された場合、方向指示器を制御して経路にしたがう方向に点灯させる。
また、制御部302は、挙動判断部301によって移動体の運転者が方向指示器の点灯している方向に曲がる挙動を取得していないと判断された場合、方向指示器を制御して点灯を停止する。具体的には、たとえば、経路上の右左折予定の交差点などで右左折せずに通り過ぎた場合、ウインカーの点灯を停止する。
(実施の形態2にかかる経路誘導装置の経路誘導処理手順)
つぎに、実施の形態2にかかる経路誘導装置の経路誘導処理手順について説明する。図4は、実施の形態2にかかる経路誘導装置300の経路誘導処理手順を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、まず、受付部101によって確認要求の操作の入力を受け付けるまで待って(ステップS401:Noのループ)、確認要求の操作の入力を受け付けた場合(ステップS401:Yes)、位置取得部102によって移動体の現在地点を取得する(ステップS402)。
つぎに、算出部103によって、ステップS402において取得された現在地点に基づいて、右左折地点までの距離を算出する(ステップS403)。そして、判断部106によってステップS403において、たとえば、算出された経路上の右左折地点までの距離が、方向指示器を点灯させる操作の確認要求の操作の入力を受け付ける適切な距離(位置)であるか否かを判断する(ステップS404)。
ステップS404において適切な距離(位置)の場合(ステップS404:Yes)、制御部302によって方向指示器を点灯させる(ステップS405)。そして、運転者情報取得部104によって運転者の情報を取得し(ステップS406)、挙動判断部301によって移動体の曲がる挙動を取得したか否かを判断する(ステップS407)。ステップS407において曲がる挙動を取得したと判断した場合(ステップS407:Yes)、そのまま一連の処理を終了する。
一方、ステップS407において曲がる挙動を取得したと判断されない場合(ステップS407:No)、方向指示器を点灯させてから所定時間経過するまで待つ(ステップS408:Noのループ)。そして、ステップS408において所定時間経過した場合(ステップS408:Yes)、制御部302によって方向指示器の点灯を停止させて(ステップS409)、一連の処理を終了する。
また、ステップS404において経路上の右左折地点までの距離が、方向指示器の操作をおこなう適切な距離(位置)ではない場合(ステップS404:No)、生成部107によって右左折地点までの距離の情報を生成する(ステップS410)。そして、報知部108によってステップS410において生成された右左折地点までの距離の情報を報知し(ステップS411)、ステップS401において受け付けた確認要求の操作の入力を解除して(ステップS412)、一連の処理を終了する。
なお、図4のフローチャートにおいては、ステップS411において右左折地点までの距離の情報を報知した後、ステップS412に進む構成としているが、これに限るものではない。たとえば、ステップS402に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう構成でもよい。
また、図4のフローチャートにおいては、ステップS407:Yesにおいて曲がる挙動を取得したと判断した場合、そのまま一連の処理を終了するとしたが、これに限るものではない。たとえば、曲がる挙動を取得したと判断した場合も、方向指示器の点灯を停止させてもよい。
また、図4のフローチャートにおいては、ステップS409において制御部302によって方向指示器の点灯を停止させ、一連の処理を終了するとしたが、これに限るものではない。具体的には、方向指示器の点灯を停止させたのち、一定回数両側の方向指示器を点灯させるなど後続の車両に訂正を示す動作をおこなってもよい。
上述したように、実施の形態2の経路誘導装置300によれば、受付部101によって確認要求の操作の入力を受け付けたときに、経路上の右左折地点までの距離があらかじめ設定された適切な位置の場合、制御部302によって移動体に搭載された方向指示器を制御して経路にしたがう方向に点灯させることができる。これによって、利用者は、経路誘導中に右左折するか躊躇している場合、正しいタイミングでウインカーを自動的に点灯させることで、安全で快適な運転をすることができる。
また、実施の形態2の経路誘導装置300によれば、経路上の右左折地点までの距離が、方向指示器を点灯させる確認要求の操作の入力を受け付ける適切な距離(位置)ではない場合、生成部107によって経路上の右左折地点までの距離の情報を生成し、報知部108によって報知することができる。これによって、利用者は、経路誘導中に右左折するか躊躇している場合、どのくらい進めば右左折地点に到着するか報知させることで、安全で快適な運転をすることができる。
また、実施の形態2の経路誘導装置300によれば制御部302によって方向指示器を点灯させてから所定時間以内に、運転者情報取得部104によって取得した運転者の挙動を挙動判断部301によって判断し、運転者が方向指示器を点灯させた方向に曲がる挙動を取得していないと判断された場合、制御部302によって方向指示器を制御して点灯を停止することができる。したがって、右左折地点を右左折せずに通り過ぎた場合は、方向指示器の点灯を停止することができる。これによって、利用者は、方向指示器の点灯に気づかずに右左折地点を通り過ぎた場合、自動的に点灯を停止することで、周囲の移動体に混乱を招かないことができる。
また、実施の形態2の経路誘導装置300によれば、運転者情報取得部104によって取得した移動体の運転者の情報から判別部105によって運転者の属性を判別し、この運転者の属性に応じて、判断部106によって適切な位置の設定を変更することができる。したがって、運転者ごとに異なる基準に基づいて、最適なタイミングで方向指示器を点灯させることができる。これによって、利用者は、自身の年齢、性別などに応じて、最適なタイミングで、方向指示器を点灯させることで、快適で安全な運転をすることができる。
また、実施の形態2の経路誘導装置300によれば、運転者情報取得部104によって取得された運転者の過去の挙動情報の履歴に基づいて、判断部106によって適切な位置の設定を変更することができる。したがって、運転者ごとに異なる基準に基づいて、最適なタイミングで方向指示器を点灯させることができる。これによって、利用者は、自身の運転の習熟度などに応じて、最適なタイミングでウインカーを出させることで、快適で安全な運転をすることができる。
また、実施の形態2の経路誘導装置300によれば、各種情報を音声によって報知することができる。したがって、右左折地点から離れている場合にも、詳細な情報を報知することができる。これによって、利用者は、右左折地点から離れている場合にも、詳細な情報を報知させることで、右左折するか躊躇せずに快適な運転をすることができる。
また、実施の形態2の経路誘導装置300によれば、受付部101を振動させることによって報知することができる。したがって、方向指示器を点灯させる確認要求の操作の入力を受け付ける適切な位置である場合は、確実に利用者に報知させた後に、方向指示器を点灯することができる。これによって、利用者は、たとえば、移動体の内部が騒がしくて音声による報知が聞きづらい場合でも振動によって報知させることで、方向指示器を点灯するタイミングがわかり、誘導経路から外れないで、快適な運転をすることができる。
また、実施の形態2の経路誘導装置300によれば、受付部101によって移動体に搭載された方向指示器のウインカーレバーの操作により確認要求の操作の入力を受け付けることができる。これによって、利用者は、たとえば、経路誘導中に右左折するか躊躇してウインカーレバーに手をかけている場合、確認要求の操作の入力をすることができる。したがって、利用者は、通常の方向指示器の点灯を指示する動作につづける動作で、確認要求の操作をおこなうことができ、余分な動作をしないため、安全な運転をすることができる。
以下に、本発明の実施例1について説明する。実施例1では、たとえば、車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体に搭載されるナビゲーション装置によって、本発明の経路誘導装置を実施した場合の一例について説明する。
(実施例1にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成)
つぎに、実施例1にかかるナビゲーション装置500のハードウェア構成について説明する。図5は、実施例1にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図5において、ナビゲーション装置500は、CPU501と、ROM502と、RAM503と、磁気ディスクドライブ504と、磁気ディスク505と、光ディスクドライブ506と、光ディスク507と、音声I/F(インターフェース)508と、マイク509と、スピーカ510と、入力デバイス511と、映像I/F512と、ディスプレイ513と、通信I/F514と、GPSユニット515と、各種センサ516と、カメラ517と、を備えている。各構成部501〜517は、バス520によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU501は、ナビゲーション装置500の全体の制御を司る。ROM502は、ブートプログラム、データ更新プログラム、属性判別プログラム、所定距離算出プログラムなどのプログラムを記録している。また、RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。すなわち、CPU501は、RAM503をワークエリアとして使用しながら、ROM502に記録された各種プログラムを実行することによって、ナビゲーション装置500の全体の制御を司る。
属性判別プログラムは、車両の運転者の属性を判別させる。運転者の属性は、たとえば、年齢、性別、運転の習熟度などである。具体的には、たとえば、カメラなどによって撮像された画像を解析することによって判別させてもよいし、後述する磁気ディスク505および光ディスク507にあらかじめ記録された情報との対応によって判別させてもよい。また、磁気ディスク505および光ディスク507に記録された運転者の過去の挙動情報によって判別させてもよい。
所定距離算出プログラムは、属性判別プログラムによって判別された属性にしたがって、誘導経路上の右左折地点から方向指示器を点灯させる位置までの所定距離を算出させる。また、所定距離算出プログラムは、たとえば、車両の速度や道路の制限速度、道路幅、車線数に基づいて、所定距離を算出させてもよい。
磁気ディスクドライブ504は、CPU501の制御にしたがって磁気ディスク505に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク505は、磁気ディスクドライブ504の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク505としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
また、光ディスクドライブ506は、CPU501の制御にしたがって光ディスク507に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク507は、光ディスクドライブ506の制御にしたがってデータが読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク507は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。着脱可能な記録媒体として、光ディスク507のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
磁気ディスク505および光ディスク507に記録される情報の一例としては、地図データや機能データが挙げられる。地図データは、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データと、道路の形状をあらわす道路形状データとを含んでおり、地区ごとに分けられた複数のデータファイルによって構成されている。
道路形状データは、さらに交通条件データを有する。交通条件データには、たとえば、各ノードについて、信号や横断歩道などの有無、高速道路の出入り口やジャンクションの有無、各リンクについての長さ(距離)、道幅、進行方向、道路種別(高速道路、有料道路、一般道路など)などの情報が含まれている。
機能データは、地図上の施設の形状をあらわす3次元データ、当該施設の説明をあらわす文字データ、その他地図データ以外の各種のデータである。地図データや機能データは、地区ごとあるいは機能ごとにブロック分けされた状態で記録されている。具体的には、たとえば、地図データは、各々が、表示画面に表示された地図において所定の地区をあらわすように、地区ごとにブロック分けすることができる状態で記録されている。また、たとえば、機能データは、各々が、1つの機能を実現するように、機能ごとに複数にブロック分けすることができる状態で記録されている。
また、機能データは、上述した3次元データや文字データに加えて、経路探索、所要時間の算出、経路誘導などを実現するプログラムデータなどの機能を実現するためのデータである。地図データおよび機能データは、それぞれ、地区ごとあるいは機能ごとに分けられた複数のデータファイルによって構成されている。
磁気ディスク505および光ディスク507に記録される情報の他の一例としては、運転者情報が挙げられる。運転者情報は、具体的には、たとえば、運転者の年齢や性別を含んでおり、運転者ごとに分けられた複数のデータファイルによって構成されていてもよい。また、運転者情報は、各運転者の過去の挙動情報の履歴が含まれていてもよい。
音声I/F508は、音声入力用のマイク509および音声出力用のスピーカ510に接続される。マイク509に受音された音声は、音声I/F508内でA/D変換される。マイク509は、たとえば、車両のサンバイザー付近に設置され、その数は単数でも複数でもよい。スピーカ510からは、所定の音声信号を音声I/F508内でD/A変換した音声が出力される。なお、マイク509から入力された音声は、音声データとして磁気ディスク505あるいは光ディスク507に記録可能である。
入力デバイス511は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、タッチパネルなどが挙げられる。入力デバイス511は、リモコン、キーボード、タッチパネルのうちいずれか1つの形態によって実現されてもよいが、複数の形態によって実現することも可能である。
また、入力デバイス511は、車両に備えられたウインカーレバーやハンドルやダッシュボードなどに備えられていてもよい。具体的には、たとえば、ウインカーレバーにタッチパネルを備えたり、ウインカーレバーを下げる(上げる)機構に段階を設けてもよい。さらに、入力デバイス511は、ボタンなどによって実現されてもよい。
映像I/F512は、ディスプレイ513に接続される。映像I/F512は、具体的には、たとえば、ディスプレイ513全体を制御するグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいてディスプレイ513を制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ513には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。ディスプレイ513には、上述した地図データが、2次元または3次元に描画される。ディスプレイ513に表示された地図データには、ナビゲーション装置500を搭載した車両の現在位置をあらわすマークなどを重ねて表示することができる。車両の現在位置は、CPU501によって算出される。
ディスプレイ513としては、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを用いることができる。ディスプレイ513は、たとえば、車両のダッシュボード付近に設置される。ディスプレイ513は、車両のダッシュボード付近のほか、車両の後部座席周辺などに設置するなどして、車両において複数設置されていてもよい。
通信I/F514は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置500とCPU501とのインターフェースとして機能する。通信I/F514は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU501とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F514は、たとえば、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System)/ビーコンレシーバ、無線ナビゲーション装置、およびその他のナビゲーション装置によって構成され、VICSセンターから配信される渋滞や交通規制などの道路交通情報を取得する。なお、VICSは登録商標である。
GPSユニット515は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在位置を示す情報を出力する。GPSユニット515の出力情報は、後述する各種センサ516の出力値とともに、CPU501による車両の現在位置の算出に際して利用される。現在位置を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図データ上の1点を特定する情報である。
各種センサ516は、車速センサ、加速度センサ、角速度センサなどの、車両の位置や挙動を判断するための情報を出力する。各種センサ516の出力値は、CPU501による車両の現在位置の算出や、速度や方位の変化量の算出に用いられる。また、各種センサ516は、運転者による車両の各操作を検知するセンサなどを含んでいてもよい。車両の各操作の検知は、たとえば、ハンドル操作や方向指示器の入力(ウインカーレバーの操作)やアクセルペダルの踏み込みやブレーキペダルの踏み込みなどを検知する構成としてもよい。
カメラ517は、車両内部あるいは外部の映像を撮影する。映像は静止画あるいは動画のどちらでもよく、たとえば、カメラ517によって車両内部の搭乗者の挙動を撮影し、撮影した映像を映像I/F512を介して磁気ディスク505や光ディスク507などの記録媒体に出力する。また、カメラ517によって車両外部の状況を撮影し、撮影した映像を映像I/F512を介して磁気ディスク505や光ディスク507などの記録媒体に出力する。また、カメラ517は、赤外線カメラ機能を有しており、赤外線カメラ機能を用いて撮影された映像情報に基づいて車両内部に存在する物体の表面温度の分布を相対的に比較することができる。また、記録媒体に出力された映像は、上書き記録や保存がおこなわれる。
図1に示した経路誘導装置100が備える受付部101、位置取得部102、算出部103、運転者情報取得部104、判別部105、判断部106、生成部107、報知部108は、図5に示したナビゲーション装置500におけるROM502、RAM503、磁気ディスク505、光ディスク507などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU501が所定のプログラムを実行し、ナビゲーション装置500における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、実施例のナビゲーション装置500は、ナビゲーション装置500における記録媒体としてのROM502に記録されている経路誘導プログラムを実行することにより、図1に示した経路誘導装置が備える機能を、図2に示した経路誘導処理手順で実行することができる。
つぎに、図6〜10を用いて、ウインカーレバーの1次操作および2次操作の例について説明する。図6〜10においては、1次操作をA、2次操作をBと表記する。ここで、1次操作Aは、方向指示器を点灯させるか否かを問い合わせる操作であり、2次操作Bは、通常のウインカーレバーによる方向指示器を点灯させる操作である。また、ウインカーレバーは、国産車の場合、たとえば、初期位置から上げた場合、方向指示器へ左折方向の点灯を指示し、初期位置から下げた場合、方向指示器へ右折方向の点灯を指示する。図6〜10においては、方向指示器へ右折方向の点灯を指示する場合について説明する。
(タッチセンサを用いた場合の1次操作および2次操作の一例)
まず、図6を用いて、タッチセンサを用いた場合の1次操作および2次操作の一例について説明する。図6は、タッチセンサを用いた場合の1次操作および2次操作の一例について説明する説明図である。図6においては、ウインカーレバー601にタッチセンサ602が備えられている。タッチセンサ602は、利用者が触れたことを検出することで1次操作Aを受け付ける。そして、ウインカーレバー601もしくはナビゲーション装置500は、ウインカーレバー601が下げた位置603に移動されることで2次操作Bを受け付ける。
(タッチセンサについて)
つぎに、図7を用いて、図6で示したタッチセンサ602について詳細に説明する。図7は、タッチセンサについて詳細に示した説明図である。図7においては、ウインカーレバー601にタッチセンサ602が備えられている。タッチセンサ602は、ウインカーレバー601の上部701と下部702に備えられている。具体的には、たとえば、方向指示器の右折方向の点灯を指示する場合、利用者は、ウインカーレバー601の上部701に触れ、ウインカーレバー601を下げる操作をおこなう。また、方向指示器の左折方向の点灯を指示する場合、利用者は、ウインカーレバー601の下部702に触れ、ウインカーレバー601を上げる操作をおこなう。
したがって、図7に示したように、ウインカーレバー601の運転者が触れる位置である上部701と、下部702とにタッチセンサを備えることで、通常のウインカーレバー601による方向指示器を点灯させる2次操作につながる動作で1次操作をおこなうことができる。さらに、具体的には、たとえば、運転者が右左折するか確信が持てず、ウインカーレバー601に手をかけながら下げる(上げる)操作を躊躇している場合、タッチセンサ701、702がこれを感知して、1次操作Aを受け付ける。
また、たとえば、運転者が右左折するか確信を持っている場合は、ウインカーレバー601のタッチセンサの上部701または下部702に手をかけても、そのまま下げる(上げる)操作をおこなうことで、1次操作Aを受け付けず、または、1次操作Aを受け付けてすぐに解除して、そのまま2次操作Bを受け付ける構成でもよい。
(ウインカーレバーの操作に段階を設けた場合の1次操作および2次操作の一例)
つぎに、図8を用いてウインカーレバーによって方向指示器の右左折方向の点灯を指示する機構に、段階を設けた場合の1次操作および2次操作の一例について説明する。図8は、ウインカーレバーの操作に段階を設けた場合の1次操作および2次操作の一例について示した説明図である。図8においては、ウインカーレバー801に、初期位置から2次操作Bに操作される途中に引っかかりを設け、ウインカーレバー801の操作に段階をつける。この引っかかりを1次操作Aとする。また、図8においては、たとえば、初期位置から1次操作Aの位置まで下げた際に引っかかりはあるが、所定の力が加われば、そのまま2次操作Bを受け付けることができる。
したがって、具体的には、たとえば、運転者が右左折するか確信が持てず、ウインカーレバー801を浅く下げた場合、1次操作Aを受け付けることができる。また、たとえば、運転者が右左折するか確信を持った場合は、引っかかりを解除する力で、そのままウインカーレバー801を下げることで、1次操作Aを受け付けず、または、1次操作Aを受け付けてすぐに解除して、そのまま2次操作Bを受け付けることができる。
(ウインカーレバーの操作に前後方向の操作を加えた場合の1次操作および2次操作の一例)
つぎに、図9を用いてウインカーレバーの操作に前後方向の操作を加えた一例について説明する。図9は、ウインカーレバーの操作に前後方向の操作を加えた場合の1次操作および2次操作の一例について示した説明図である。図9においては、ウインカーレバー901は、通常の上下方向の操作に加えて、前後方向に操作をおこなう機構を備えている。
具体的には、たとえば、初期位置から運転者の手前側にウインカーレバー901が引かれた場合、もしくは、初期位置から運転者の奥側にウインカーレバー901が押された場合、1次操作Aを受け付ける。そして、たとえば、1次操作Aを受け付けた位置から、ウインカーレバー901が下げられることで、1次操作Aを受け付けず、または、1次操作Aを受け付けた後に、そのまま2次操作Bを受け付けることができる。また、初期位置から1次操作Aをおこなわず、そのままウインカーレバー901を下げることで、1次操作Aを受け付けず、そのまま2次操作Bを受け付けることができる構成でもよい。
(ウインカーレバーにボタンを設けた場合の1次操作および2次操作の一例)
つぎに、図10を用いてウインカーレバーにボタンを設けた場合の1次操作および2次操作の一例について説明する。図10は、ウインカーレバーにボタンを設けた場合の1次操作および2次操作の一例について示した説明図である。図10においては、ウインカーレバー1001は、先端にボタン1002を備えている。
具体的には、たとえば、初期位置においてボタン1002を押されることで1次操作Aを受け付ける。そして、たとえば、ボタン1002を押されたまま下げられることで1次操作Aを受け付けず、または、1次操作Aを受け付けた後に、そのまま2次操作Bを受け付けることができる。また、たとえば、ボタン1002が押されずに下げられることで、そのまま2次操作Bを受け付けてもよい。
(実施例1にかかるナビゲーション装置の処理の内容)
つぎに、実施例1にかかるナビゲーション装置500の処理の内容について説明する。図11は、実施例1にかかるナビゲーション装置の処理の内容を示すフローチャートである。図11のフローチャートにおいて、まず、経路誘導中になるまで待機して(ステップS1101:Noのループ)、経路誘導中になった場合(ステップS1101:Yes)、ウインカーレバーによって1次操作を受け付けるまで待機する(ステップS1102:Noのループ)。
ステップS1102において1次操作を受け付けた場合(ステップS1102:Yes)、ナビゲーション装置500の現在地点を取得する(ステップS1103)。つぎに、ステップS1103において取得された現在地点の誤差を調整する(ステップS1104)。ステップS1104においては、具体的には、たとえば、右左折地点において方向指示器を点灯させる正確なタイミングを計るために、車両のフロントノーズの先端位置または車両のフロントタイヤの位置からの右左折地点までの距離が必要である。したがって、ステップS1103において取得されたナビゲーション装置500の現在地点と、車両の現在地点(車両のフロントノーズの先端位置または車両のフロントタイヤの位置)との誤差を調整する。
つぎに、ステップS1104において調整された車両の現在地点から右左折地点までの距離を算出する(ステップS1105)。そして、ステップS1105において算出された距離があらかじめ設定された所定距離、すなわち、ウインカーレバーの1次操作を受け付ける適切な距離か否かを判断する(ステップS1106)。ステップS1106において適切な距離ではない場合(ステップS1106:No)、進行方向に関する情報を報知して(ステップS1107)、ステップS1106に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう。また、ステップS1107においては、進行方向に関する情報を報知するとしているが、これに限るものではない。具体的には、後述するが、たとえば、進行方向に関する情報、右左折方向に関する情報、右左折地点までの距離の情報、方向指示器の点灯のタイミングの情報のうち少なくともいずれか一つを報知する構成でもよい。
一方、ステップS1106において適切な距離と判断された場合(ステップS1106:Yes)、方向指示器の点灯を促す情報を報知する(ステップS1108)。そして、ステップS1108において方向指示器の点灯を促す情報を報知するとともに、ウインカーレバーを振動させる(ステップS1109)。
つぎに、ウインカーレバーによって2次操作を受け付けるまで待機して(ステップS1110:Noのループ)、2次操作を受け付けた場合(ステップS1110:Yes)、ステップS1109において振動させたウインカーレバーの振動を停止して(ステップS1111)、一連の処理を終了する。
なお、図11のフローチャートにおいては、ステップS1104において誤差を調整するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、誤差を調整せずステップS1105に進み、ステップS1103において取得されたナビゲーション装置500の現在地点から右左折地点までの距離を算出してもよい。
また、図11のフローチャートにおいては、ステップS1107において進行方向に関する情報を報知した後、ステップS1106に戻る構成としているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ステップS1106に戻らず、1次操作の状態を解除して、そのまま一連の処理を終了してもよい。
また、図11のフローチャートにおいては、ステップS1108およびステップS1109において、方向指示器の点灯を促す情報を報知するとともにウインカーレバーを振動させるとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、少なくともいずれか一つの処理をおこなう構成でもよい。
また、図11のフローチャートにおいては、ステップS1110:Yesにおいて2次操作を受け付けた場合、ステップS1111に進みウインカーレバーの振動を停止するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、2次操作を受け付けなくても、所定時間経過後にウインカーレバーの振動を停止してもよい。
(ナビゲーション装置および車両の現在地点の差)
つぎに、図12を用いて、図11のステップS1104における現在地点の誤差の調整について説明する。図12は、ナビゲーション装置および車両の現在地点の差について示した説明図である。図12においては、車両1201と、車両1201のフロントノーズの先端位置1202と、車両1201のフロントタイヤの位置1203と、車両1201に搭載されたナビゲーション装置500を示している。
ここで、車両1201に搭載されたナビゲーション装置500および車両1201のフロントノーズの先端位置1202の差はL1あり、車両1201に搭載されたナビゲーション装置500および車両1201のフロントタイヤの位置1203の差はL2である。本発明においては、方向指示器を出すタイミングを算出する。したがって、正確なタイミングを算出するためには、ハンドルを操作した際、車両1201のうちで最初に曲がり始める位置に基づいて算出することで、正確なタイミングを算出することができる。したがって、ナビゲーション装置500の位置からL1またはL2ずらしたフロントノーズの先端位置1202またはフロントタイヤの位置1203を車両1201の現在地点として調整する。
つぎに、図13〜16を用いて、図11のステップS1107およびステップS1108において報知する情報の詳細について説明する。また、本発明においては「ウインカー」は、方向指示器の点灯を示している。具体的には、「右ウインカー」は、方向指示器の右折方向の点灯を示し、「左ウインカー」は、方向指示器の左折方向の点灯を示すこととする。
(進行方向に関する情報を報知する状況の一例)
まず、図13を用いて進行方向に関する情報を報知する状況の一例について説明する。図13は、進行方向に関する情報を報知する状況の一例について示した説明図である。図13においては、自車両位置1301と、誘導経路1302とを示している。図13における誘導経路1302上の自車両位置1301の近辺には、右左折地点がなく、直進の経路がつづいている。したがって、図13の状況においては、ナビゲーション装置500は、たとえば、「しばらく直進です。」、「しばらく道なりです。」といった進行方向に関する情報を報知する。
(右左折方向に関する情報を報知する状況の一例)
つぎに、図14を用いて右左折方向に関する情報を報知する状況の一例について説明する。図14は、右左折方向に関する情報を報知する状況の一例について示した説明図である。図14においては、自車両位置1401と、誘導経路1402と、第1の交差点1403と、第2の交差点1404と、を示している。図14における誘導経路1402上の自車両位置1401の近辺には、自車両位置1401から近い第1の交差点1403と、自車両位置1401から遠い第2の交差点1404とがあり、第2の交差点1404が誘導経路1402上の右折地点である。したがって、図14の状況においては、ナビゲーション装置500は、たとえば、「2つ目の交差点を右折です。」、「○○m先の交差点を右折です。」、「△△m先で右ウインカーを出してください。」といって右左折方向に関する情報、右左折地点までの距離の情報、方向指示器の点灯のタイミングの情報を報知する。
(右方向指示器の点灯を促す情報を報知する状況の一例)
つぎに、図15を用いて方向指示器の点灯を促す情報を報知する状況の一例について説明する。図15は、方向指示器の点灯を促す情報を報知する状況の一例について示した説明図である。図15においては、自車両位置1501と、誘導経路1502と、右折地点1503とが示されている。図15における誘導経路1502上の自車両位置1501の近辺には、右左折地点1503がある。したがって、図15の状況においては、ナビゲーション装置500は、たとえば、「右ウインカーを出してください。」といった方向指示器の点灯を促す情報を報知する。また、方向指示を促す情報は、たとえば、音声による報知とともに、ウインカーレバーやハンドルを振動させてもよい。さらに、方向指示を促す情報は、音声による報知および振動による報知のいずれか一つでもよい。
(方向指示器の点灯を促す情報を報知する詳細な状況の一例)
つぎに、図16を用いて、図15に示した方向指示器の点灯を促す情報を報知する状況の詳細について説明する。図16は、方向指示器の点灯を促す情報を報知する詳細な状況の一例について示した説明図である。図16においては、車両1601と、誘導経路上の右折地点1602と、所定距離Rと、車両1601から右左折地点までの距離Lとを示している。所定距離Rは、車両1601の方向指示器を点灯させる確認要求の操作の入力を受け付けるべき距離である。
車両1601は、誘導経路上の右折地点1602に向かって進行している。車両1601が位置1601aにいる場合は、距離L>所定距離Rのため、方向指示器の点灯を促す情報は報知しない。したがって、ナビゲーション装置500は、たとえば、「(L)m先を右折です。(L−R)m先で右ウインカーを出してください。」、「まだ、ウインカーを出さないでください。」といった右左折地点までの距離の情報や方向指示器の点灯のタイミングの情報などを報知する。
つぎに、車両1601が位置1601bに進行した場合は、距離L=所定距離Rのため、方向指示器の点灯を促す情報を報知する。したがって、ナビゲーション装置500は、たとえば、「右ウインカーを出してください。」といった方向指示器の点灯を促す情報などを音声によって報知するとともに、ウインカーレバーもしくはハンドルの振動によって報知する。また、音声による報知および振動による報知の少なくともいずれか一つの報知をおこなう構成でもよい。
さらに、車両1601が位置1601cに進行した場合は、距離L<所定距離Rのため、「ウインカーを操作しないでください。」といった方向指示器の点灯を見送らせて、次の右左折地点にて右左折する旨を示唆する情報などを音声によって報知する。
(ウインカーレバーを振動させる処理の一例)
つぎに、図17、18を用いて、図11のステップS1109においてウインカーレバーを振動させる処理について説明する。図17は、ウインカーレバーを振動させる処理の一例について示した説明図である。図17においては、図8に示したウインカーレバー801の場合について説明する。ウインカーレバー801は、方向指示器の右左折方向の点灯を指示する機構に段階を設けられている。図17においては、図11のステップS1102において1次操作が受け付けられているために、初期位置から浅く下げた位置にウインカーレバー801があるとする。
ここで、距離L<所定距離Rになった場合、ウインカーレバー801を1次操作の状態のまま振動させる。このように、ウインカーレバー801を振動させることで、利用者にウインカーレバー801を操作するタイミングであることを報知する。また、たとえば、振動させず音声による報知によって「つぎの交差点を左折です。右ウインカーではなく、左ウインカーを出してください。」といった経路誘導に合致した右左折方向を報知してもよい。また、利用者の手が1次操作の状態を1次操作受付後も保っているかどうかを検知して報知の手段を選択してもよい。利用者の手が1次操作の状態を保っていたら、利用者の手がウインカーレバーの振動を感知できる状態であると判断して振動による報知を選択してもよいし、保っていなかったらウインカーレバーの振動を感知できる状態にないとして、たとえば音声による報知を選択してもよいし、ハンドルの振動による報知を選択してもよい。
(ウインカーレバー以外を振動させる処理の一例)
また、図18は、ウインカーレバー以外を振動させる処理の一例について示した説明図である。図18においては、ハンドル1801を示している。また、ハンドル1801には、右折報知用点灯装置1802と、左折報知用点灯装置1803とが備えられていてもよい。また、図18においては、距離L=所定距離Rで1次操作が受け付けられているとする。ここで、距離L<所定距離Rになった場合、ウインカーレバー801ではなくハンドル1801を振動させてもよい。さらに、たとえば、右折地点から所定距離R以内の場合は、図18に示したようにハンドル1801の右側のみ振動させ、左折地点から所定距離R以内の場合は、ハンドル1801の左側のみ振動させてもよい。
また、距離L<所定距離Rになった場合、右折報知用点灯装置1802または/および左折報知用点灯装置1803を点灯させてもよい。具体的には、たとえば、両方を点灯させてもよいし、右折地点から所定距離R以内の場合は、右折報知用点灯装置1802のみを点灯させ、左折地点から所定距離R以内の場合は、左折報知用点灯装置1803のみを点灯させてもよい。
上述したように、実施例1のナビゲーション装置500によれば、受付部101によって確認要求の操作の入力を受け付けたときの移動体の現在地点に基づいて、生成部107によって移動体の進行方向に関する情報を生成し、報知部108によって生成された移動体の進行方向に関する情報を報知することができる。したがって、利用者による確認要求の操作の入力が受け付けられるたびに、進行方向に関する情報を報知することができる。これによって、利用者は、たとえば、経路誘導中にしばらく直進すればよいか不安な場合、進行方向に関する情報を報知させることで、安心して運転をすることができる。
また、実施例1のナビゲーション装置500によれば、位置取得部102によって取得された現在地点に基づいて、生成部107によって経路上の右左折地点における移動体の右左折方向に関する情報を生成し、報知部108によって生成された移動体の右左折方向に関する情報を報知することができる。したがって、利用者による確認要求の操作の入力が受け付けられるたびに、右左折方向に関する情報を報知することができる。これによって、利用者は、経路誘導中に右左折するか躊躇している場合、右左折すべきか否かの情報を報知させることで、安心して運転をすることができる。
また、実施例1のナビゲーション装置500によれば、位置取得部102によって取得された現在地点に基づいて、算出部103によって経路上の右左折地点までの距離を算出し、生成部107によって算出された経路上の右左折地点までの距離の情報を生成し、生成された経路上の右左折地点までの距離の情報を報知することができる。したがって、利用者による確認要求の操作の入力が受け付けられるたびに、経路上の右左折地点までの距離の情報を報知することができる。これによって、利用者は、経路誘導中に右左折するか躊躇している場合、いつ右左折すればよいかの情報を報知させることで、安心して運転をすることができる。
また、実施例1のナビゲーション装置500によれば、判断部106によって経路上の右左折地点までの距離が、方向指示器を点灯させる確認要求の操作の入力を受け付ける適切な距離(位置)と判断された場合、生成部107によって経路上の右左折地点までの距離が方向指示器を点灯させる操作をおこなう適切な距離(位置)であることを示す情報を生成し、報知部108によって報知することができる。したがって、利用者に、経路上の右左折地点までの距離が方向指示器を点灯させる操作をおこなう適切な距離であることを示す情報を報知することができる。これによって、利用者は、経路誘導中に右左折するか躊躇している場合、右左折地点の近辺であることを報知させることで、誘導経路から外れずに快適な運転をすることができる。
また、実施例1のナビゲーション装置500によれば、判断部106によって適切な位置と判断された場合、生成部107によって移動体に搭載された方向指示器の点灯を促す情報を生成し、報知部108によって報知することができる。したがって、利用者に、適切な位置にて方向指示器の点灯を促す情報を報知することができる。これによって、利用者は、経路誘導中に右左折するか躊躇している場合、方向指示器を点灯すべき情報を報知させることで、誘導経路から外れずに快適な運転をすることができる。
また、実施例1のナビゲーション装置500によれば、移動体の右左折方向に関する情報と、算出部103によって算出された経路上の右左折地点までの距離の情報と、に基づいて、生成部107によって移動体に搭載された方向指示器の点灯のタイミングの情報を生成し、報知部108によって報知することができる。したがって、利用者による確認要求の操作の入力が受け付けられるたびに、方向指示器の点灯のタイミングを報知することができる。これによって、利用者は、経路誘導中に右左折するか躊躇している場合、いつ方向指示器を点灯すべきか報知させることで、誤って方向指示器を出さず、周囲の移動体に混乱を招くことを防ぐことができる。
また、実施例1のナビゲーション装置500によれば、運転者情報取得部104によって取得した移動体の運転者の情報から判別部105によって運転者の属性を判別し、この運転者の属性に応じて、判断部106によって所定距離の設定を変更することができる。したがって、運転者ごとに異なる基準に基づいて、最適な情報を報知することができる。これによって、利用者は、自身の年齢、性別などに応じて、最適なタイミングでウインカーを出す指示を報知させることで、快適な運転をすることができる。
また、実施例1のナビゲーション装置500によれば、運転者情報取得部104によって取得された運転者の過去の挙動情報の履歴に基づいて、判断部106によって所定距離の設定を変更することができる。したがって、運転者ごとに異なる基準に基づいて、最適な情報を報知することができる。これによって、利用者は、自身の運転の習熟度などに応じて、最適なタイミングで、たとえば、ウインカーを出す指示を報知させることで、快適な運転をすることができる。
また、実施例1のナビゲーション装置500によれば、各種情報を音声によって報知することができる。したがって、右左折地点から離れている場合にも、詳細な情報を報知することができる。これによって、利用者は、右左折地点から離れている場合にも、詳細な情報を報知させることで、右左折するか躊躇せず快適な運転をすることができる。
また、実施例1のナビゲーション装置500によれば、受付部101を振動させることによって報知することができる。したがって、右左折地点を右左折するにあたり、方向指示器を点灯させる操作をおこなう適切な位置であることを確実に利用者に報知することができる。これによって、利用者は、たとえば、移動体の内部が騒がしくて音声による報知が聞きづらい場合でも、振動によって報知させることで、誘導経路から外れずに快適な運転をすることができる。
また、実施例1のナビゲーション装置500によれば、受付部101によって移動体に搭載された方向指示器のウインカーレバーの操作により確認要求の操作の入力を受け付けることができる。これによって、利用者は、たとえば、経路誘導中に右左折するか躊躇して、ウインカーレバーに手をかけている場合、確認要求の操作の入力をすることができる。したがって、利用者は、一般に方向指示器の点灯を指示する動作につづける動作で、確認要求の操作をおこなうことができ、余分な動作をしないため、安全な運転をすることができる。
以上説明したように、本発明の経路誘導装置、経路誘導方法、経路誘導プログラム、および記録媒体によれば、ナビゲーション装置500は、運転者によるウインカーレバーの1次操作を受け付けることで、誘導経路上の右左折地点から車両までの距離に合わせた情報の報知をおこなうことができる。また、誘導経路上の右左折地点から車両までの距離が所定距離の場合は、方向指示器の点灯を促すことができる。これによって、利用者は、経路誘導中に右左折するか躊躇している場合、右左折すべきか否かの情報を報知させることで、快適で安全な運転をすることができる。
つぎに、本発明の実施例2について説明する。実施例2では、たとえば、車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体に搭載されるナビゲーション装置によって、本発明の経路誘導装置を実施した場合の他の一例について説明する。実施例2にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成は、ROM502に、方向指示器点灯プログラムを含む点で実施例1にかかるナビゲーション装置と異なる。また、実施例2においては、実施例1と同一部分は同一符号を付し、説明を省略する。
方向指示器点灯プログラムは、車両に搭載された方向指示器を点灯させる。具体的には、たとえば、ウインカーレバーの2次操作の入力を受け付けた場合に、方向指示器を点灯させる。また、ウインカーレバーの1次操作の入力を受け付けた場合、誘導経路上の右左折地点から車両の現在地点までの距離が所定距離以内の場合、方向指示器を点灯させる。さらに、方向指示器を点灯させた後、右左折地点を過ぎた場合は、右左折したか否かに関わらず、方向指示器の点灯を停止させてもよい。
また、実施例2にかかるナビゲーション装置においては、通信I/F514は、有線または無線により、車両の備えられた方向指示器に接続されてもよい。この場合、上述した方向指示器点灯プログラムの制御によって方向指示器へ点灯指示を送出する構成でもよい。
図3に示した経路誘導装置300が備える受付部101、位置取得部102、算出部103、運転者情報取得部104、判別部105、判断部106、生成部107、報知部108、挙動判断部301、制御部302は、図5に示したナビゲーション装置500におけるROM502、RAM503、磁気ディスク505、光ディスク507などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU501が所定のプログラムを実行し、ナビゲーション装置500における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、実施例のナビゲーション装置500は、ナビゲーション装置500における記録媒体としてのROM502に記録されている経路誘導プログラムを実行することにより、図3に示した経路誘導装置が備える機能を、図4に示した経路誘導処理手順で実行することができる。
(実施例2にかかるナビゲーション装置の処理の内容)
実施例2にかかるナビゲーション装置500の処理の内容について説明する。図19は、実施例2にかかるナビゲーション装置の処理の内容を示すフローチャートである。図19のフローチャートにおいて、まず、経路誘導中になるまで待機して(ステップS1901:Noのループ)、経路誘導中になった場合(ステップS1901:Yes)、ウインカーレバーによって1次操作を受け付けるまで待機する(ステップS1902:Noのループ)。
ステップS1902において1次操作を受け付けた場合(ステップS1902:Yes)、ナビゲーション装置500の現在地点を取得する(ステップS1903)。つぎに、ステップS1903において取得された現在地点の誤差を調整する(ステップS1904)。そして、ステップS1904において調整された車両の現在地点から右左折地点までの距離を算出する(ステップS1905)。
つぎに、ステップS1905において算出された距離が所定距離、すなわち、ウインカーレバーの確認要求の操作の入力を受け付ける適切な距離か否かを判断する(ステップS1906)。ステップS1906において適切な距離ではない場合(ステップS1906:No)、進行方向に関する情報を報知して(ステップS1907)、ステップS1906に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう。また、ステップS1907においては、進行方向に関する情報を報知するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、進行方向に関する情報、右左折方向に関する情報、右左折地点までの距離の情報、方向指示器の点灯のタイミングの情報のうち少なくともいずれか一つを報知する構成でもよい。
一方、ステップS1906において適切な距離と判断された場合(ステップS1906:Yes)、方向指示器へ点灯指示を送出する(ステップS1908)。また、ウインカーレバーを操作して2次操作を受け付けるようにしてもよい。具体的には、たとえば、ウインカーレバーを深い位置まで下げる(上げる)ことで、方向指示器へ右左折方向の点灯を指示する。
つぎに、運転者の挙動情報を取得して(ステップS1909)、ステップS1908において点灯指示を送出した方向にハンドル操作をおこなったか否かを判断する(ステップS1910)。ステップS1909およびステップS1910においては、たとえば、加速度センサやGPSユニットなどからの検出値によって車両の挙動情報を検出して、ステップS1908において点灯指示を送出した方向に車両が曲がったか否かを判断してもよい。
そして、ステップS1910においてハンドル操作をおこなったと判断された場合(ステップS1910:Yes)、そのまま一連の処理を終了する。一方、ステップS1910においてハンドル操作をおこなったと判断されない場合(ステップS1910:No)、所定時間が経過するまで待機する(ステップS1911:Noのループ)。そして、ステップS1911において所定時間が経過した場合(ステップS1911:Yes)、方向指示器へ点灯停止指示を送出して(ステップS1912)、一連の処理を終了する。また、ステップS1912においては、ウインカーレバーを操作して初期位置に戻すようにしてもよい。
なお、図19のフローチャートにおいては、ステップS1902において1次操作を受け付けたか否かを判断しているが、これに限るものではない。たとえば、所定時間以内に2次操作が受け付けられた場合、ステップS1908へ進み、以降の処理をおこなうようにしてもよい。
なお、図19のフローチャートにおいては、ステップS1904において誤差を調整するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、誤差を調整せずステップS1905に進み、ステップS1903において取得されたナビゲーション装置500の現在地点から右左折地点までの距離を算出してもよい。
また、図19のフローチャートにおいては、ステップS1907において進行方向に関する情報を報知した後、ステップS1906に戻る構成としているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ステップS1906に戻らず、1次操作の状態を解除して、そのまま一連の処理を終了してもよい。
また、図19のフローチャートにおいては、ステップS1910:Yesにおいてハンドル操作をおこなったと判断された場合、そのまま一連の処理を終了するとしているが、これに限るものではない。たとえば、ハンドル操作をおこなったと判断された場合も、方向指示器へ点灯停止指示を送出するようにしてもよい。
(方向指示器へ点灯指示を送出する詳細な状況)
つぎに、図20を用いて、方向指示器へ点灯指示を送出する状況の詳細について説明する。図20は、方向指示器へ点灯指示を送出する詳細な状況の一例について示した説明図である。図20においては、車両2001と、誘導経路上の右折地点2002と、所定距離Rと、車両2001から右左折地点までの距離Lとを示している。所定距離Rは、車両2001の方向指示器を点灯させる確認要求の操作の入力を受け付けるべき距離である。
車両2001は、誘導経路上の右折地点2002に向かって進行している。車両2001が位置2001aにいる場合は、距離L>所定距離Rのため、方向指示器へ点灯指示を送出しない。したがって、ナビゲーション装置500は、たとえば、「(L)m先を右折です。(L−R)m先で右ウインカーを出します。」、「まだ、ウインカーを出さないでください。」といった右左折地点までの距離の情報や方向指示器の点灯のタイミングの情報などを報知する。
つぎに、車両2001が位置2001bに進行した場合は、距離L=所定距離Rのため、方向指示器へ点灯指示を送出する。したがって、図20においては車両の右折方向の方向指示器を点灯させる。方向指示器の点灯は、自動的におこなってもよいし、「右ウインカーを点灯させます。」といった利用者に方向指示器へ点灯指示を送出する旨の報知や、ウインカーレバーやハンドルを振動による報知とともにおこなってもよい。
さらに、車両2001が位置2001cに進行した場合は、距離L<所定距離Rのため、方向指示器を点灯させたままにしておく。そして、車両2001が右折地点で右折せず、位置2001dに進行した場合、図19のステップS1910:Noの場合、方向指示器の点灯を停止させる。また、車両2001が右折地点で右折し、位置2001eに進行した場合、方向指示器の点灯を停止させてもよいし、利用者の操作を受け付けるまで点灯させつづけてもよい。
上述したように、実施例2のナビゲーション装置500によれば、受付部101によって確認要求の操作の入力を受け付けたときに、経路上の右左折地点までの距離があらかじめ設定された適切な位置の場合、制御部302によって移動体に搭載された方向指示器を制御して経路にしたがう方向に点灯させることができる。これによって、利用者は、経路誘導中に右左折するか躊躇している場合、正しいタイミングでウインカーを自動的に点灯させることで、安全で快適な運転をすることができる。
また、実施例2のナビゲーション装置500によれば、経路上の右左折地点までの距離が、確認要求の操作の入力を受け付ける適切な距離(位置)ではない場合、生成部107によって経路上の右左折地点までの距離の情報を生成し、報知部108によって報知することができる。これによって、利用者は、経路誘導中に右左折するか躊躇している場合、どのくらい進めば右左折地点に到着するか報知させることで、安全で快適な運転をすることができる。
制御部302によって方向指示器を点灯させてから所定時間以内に、運転者情報取得部104によって取得した運転者の挙動を挙動判断部301によって判断し、運転者が方向指示器を点灯させた方向に曲がる挙動を取得していないと判断された場合、制御部302によって方向指示器を制御して点灯を停止することができる。したがって、右左折地点を右左折せずに通り過ぎた場合は、方向指示器の点灯を停止することができる。これによって、利用者は、方向指示器の点灯に気づかずに右左折地点を通り過ぎた場合、自動的に点灯を停止することで、周囲の移動体に混乱を招かないことができる。
また、実施例2のナビゲーション装置500によれば、運転者情報取得部104によって取得した移動体の運転者の情報から判別部105によって運転者の属性を判別し、この運転者の属性に応じて、判断部106によって適切な位置の設定を変更することができる。したがって、運転者ごとに異なる基準に基づいて、最適なタイミングで方向指示器を点灯させることができる。これによって、利用者は、自身の年齢、性別などに応じて、最適なタイミングでウインカーを出させることで、快適で安全な運転をすることができる。
また、実施例2のナビゲーション装置500によれば、運転者情報取得部104によって取得された運転者の過去の挙動情報の履歴に基づいて、判断部106によって適切な位置の設定を変更することができる。したがって、運転者ごとに異なる基準に基づいて、最適なタイミングで方向指示器を点灯させることができる。これによって、利用者は、自身の運転の習熟度などに応じて、最適なタイミングでウインカーを出させることで、快適で安全な運転をすることができる。
また、実施例2のナビゲーション装置500によれば、各種情報を音声によって報知することができる。したがって、右左折地点から離れている場合にも、詳細な情報を報知することができる。これによって、利用者は、右左折地点から離れている場合にも、詳細な情報を報知させることで、右左折するか躊躇せず快適な運転をすることができる。
また、実施例2のナビゲーション装置500によれば、受付部101を振動させることによって報知することができる。したがって、方向指示器を点灯させる確認要求の操作の入力を受け付ける適切な位置である場合は、確実に利用者に報知させた後に、方向指示器を点灯することができる。これによって、利用者は、たとえば、移動体の内部が騒がしくて音声による報知が聞きづらい場合でも、振動によって報知させることで、ウインカーを出すタイミングがわかり、誘導経路から外れないで、快適な運転をすることができる。
また、実施例2のナビゲーション装置500によれば、受付部101によって移動体に搭載された方向指示器のウインカーレバーの操作により確認要求の操作の入力を受け付けることができる。これによって、利用者は、たとえば、経路誘導中に右左折するか躊躇して、ウインカーレバーに手をかけている場合、確認要求の操作の入力をすることができる。したがって、利用者は、一般に方向指示器の点灯を指示する動作につづける動作で、確認要求の操作をおこなうことができ、余分な動作をしないため、安全な運転をすることができる。
以上説明したように、ナビゲーション装置500は、運転者によるウインカーレバーの1次操作を受け付けることで、誘導経路上の右左折地点から車両までの距離に合わせた情報の報知をおこなうことができる。また、誘導経路上の右左折地点から車両までの距離が、方向指示器を点灯させる確認要求の操作の入力を受け付ける適切な位置の場合は、方向指示器へ点灯指示を送出することができる。これによって、利用者は、経路誘導中に右左折するか躊躇している場合、右左折すべき地点で自動的に方向指示器を点灯させることで、方向指示器の点灯忘れがなく快適で安全な運転をすることができる。
なお、本実施の形態で説明した経路誘導方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
100、300 経路誘導装置
101 受付部
102 位置取得部
103 算出部
104 運転者情報取得部
105 判別部
106 判断部
107 生成部
108 報知部
301 挙動判断部
302 制御部

Claims (19)

  1. 移動体を目的地点までの経路に誘導する経路誘導装置において、
    前記移動体の運転者からの経路に関する進行方向の確認要求の操作の入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって入力を受け付けたときの前記移動体の現在地点を取得する位置取得手段と、
    前記位置取得手段によって取得された現在地点に基づいて、前記経路上の右左折地点までの距離を算出する算出手段と、
    前記移動体の運転者の過去の挙動情報の履歴を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された運転者の過去の挙動情報の履歴に基づいて、前記受付手段によって入力を受け付ける前記右左折地点までの適切な距離の設定を変更する設定手段と、
    前記算出手段によって算出された前記経路上の右左折地点までの距離が、前記設定手段によって設定された適切な距離か否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって適切な距離であると判断された場合、当該適切な距離であることを示す情報を報知する報知手段と、
    を備えることを特徴とする経路誘導装置。
  2. 前記報知手段は、前記判断手段によって適切な距離であると判断された場合、前記移動体に搭載された方向指示器の点灯を促す情報を報知することを特徴とする請求項1に記載の経路誘導装置。
  3. 前記報知手段は、前記判断手段によって適切な距離であると判断された場合、方向指示器の点灯のタイミングの情報を報知することを特徴とする請求項1に記載の経路誘導装置。
  4. 前記取得手段によって取得された運転者の属性を判別する判別手段を備え、
    前記判断手段は、前記判別手段によって判別された運転者の属性に応じて、前記適切な距離の設定を変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の経路誘導装置。
  5. 前記報知手段は、音声によって報知することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の経路誘導装置。
  6. 前記報知手段は、前記受付手段を振動させることによって報知することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の経路誘導装置。
  7. 前記受付手段は、前記移動体に搭載された方向指示器のウインカーレバーの操作により前記確認要求の操作の入力を受け付けることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の経路誘導装置。
  8. 前記受付手段によって受け付ける前記確認要求の操作の入力は、利用者が前記方向指示器のウインカーレバーに触れたことならびに当該触れた位置に基づくものであることを特徴とする請求項7に記載の経路誘導装置。
  9. 移動体を目的地点までの経路に誘導する経路誘導装置において、
    前記経路に関する右左折方向の確認要求の操作の入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって入力を受け付けたときの前記移動体の現在地点を取得する位置取得手段と、
    前記位置取得手段によって取得された現在地点に基づいて、前記経路上の右左折地点までの距離を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された前記経路上の右左折地点までの距離があらかじめ設定された所定距離か否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって所定距離と判断された場合、前記移動体に搭載された方向指示器を制御して前記経路にしたがう方向に点灯させる制御手段と、
    前記移動体の運転者の情報を取得する運転者情報取得手段と、
    前記制御手段によって方向指示器を点灯させてから所定時間以内に、前記運転者情報取得手段によって取得した前記運転者の挙動を判断する挙動判断手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記挙動判断手段によって前記移動体の運転者が前記方向に曲がる挙動を取得していないと判断された場合、前記方向指示器を制御して点灯を停止することを特徴とする経路誘導装置。
  10. 前記判断手段によって所定距離ではないと判断された場合、前記算出手段によって算出された前記経路上の右左折地点までの距離の情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された前記経路上の右左折地点までの距離の情報を報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項9に記載の経路誘導装置。
  11. 前記運転者情報取得手段によって取得された運転者の情報から当該運転者の属性を判別する判別手段を備え、
    前記判断手段は、前記判別手段によって判別された運転者の属性に応じて、前記所定距離の設定を変更することを特徴とする請求項9または10に記載の経路誘導装置。
  12. 前記運転者情報取得手段は、運転者の過去の挙動情報の履歴を取得し、
    前記判断手段は、前記運転者情報取得手段によって取得された運転者の過去の挙動情報の履歴に基づいて、前記所定距離の設定を変更することを特徴とする請求項9〜11のいずれか一つに記載の経路誘導装置。
  13. 前記報知手段は、音声によって報知することを特徴とする請求項10に記載の経路誘導装置。
  14. 前記報知手段は、前記受付手段を振動させることによって報知することを特徴とする請求項10に記載の経路誘導装置。
  15. 前記受付手段は、前記移動体に搭載された方向指示器のウインカーレバーの操作により前記確認要求の操作の入力を受け付けることを特徴とする請求項9〜14のいずれか一つに記載の経路誘導装置。
  16. 移動体を目的地点までの経路に誘導する経路誘導方法において、
    前記移動体の運転者からの経路に関する進行方向の確認要求の操作の入力を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程にて入力を受け付けたときの前記移動体の現在地点を取得する位置取得工程と、
    前記位置取得工程にて取得された現在地点に基づいて、前記経路上の右左折地点までの距離を算出する算出工程と、
    前記移動体の運転者の過去の挙動情報の履歴を取得する取得工程と、
    前記取得工程にて取得された運転者の過去の挙動情報の履歴に基づいて、前記受付工程にて入力を受け付ける前記右左折地点までの適切な距離の設定を変更する設定工程と、
    前記算出工程にて算出された前記経路上の右左折地点までの距離が、前記設定工程にて設定された適切な距離か否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程にて適切な距離であると判断された場合、当該適切な距離であることを示す情報を報知する報知工程と、
    を含むことを特徴とする経路誘導方法。
  17. 移動体を目的地点までの経路に誘導する経路誘導方法において、
    前記経路に関する右左折方向の確認要求の操作の入力を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程にて入力を受け付けたときの前記移動体の現在地点を取得する位置取得工程と、
    前記位置取得工程にて取得された現在地点に基づいて、前記経路上の右左折地点までの距離を算出する算出工程と、
    前記算出工程にて算出された前記経路上の右左折地点までの距離があらかじめ設定された所定距離か否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程にて所定距離と判断された場合、前記移動体に搭載された方向指示器を制御して前記経路にしたがう方向に点灯させる制御工程と、
    前記移動体の運転者の情報を取得する運転者情報取得工程と、
    前記制御工程にて方向指示器を点灯させてから所定時間以内に、前記運転者情報取得工程によって取得した前記運転者の挙動を判断する挙動判断工程と、
    を含み、
    前記制御工程は、前記挙動判断工程にて前記移動体の運転者が前記方向に曲がる挙動を取得していないと判断された場合、前記方向指示器を制御して点灯を停止することを特徴とする経路誘導方法。
  18. 請求項16または請求項17に記載の経路誘導方法をコンピュータに実行させることを特徴とする経路誘導プログラム。
  19. 請求項18に記載の経路誘導プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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