JP2018139776A - 圧力式炊飯器 - Google Patents

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    • A47J27/086Pressure-cookers; Lids or locking devices specially adapted therefor with built-in heating means

Abstract

【課題】ご飯の食味を一層向上させることができる圧力式炊飯器を提供する。
【解決手段】本発明に係る圧力式炊飯器は、鍋と、鍋の開口部を開閉自在に覆う蓋体と、鍋を加熱する加熱部と、鍋内と蓋体内とを連通する蒸気排出穴を開閉する圧力弁と、加熱部及び圧力弁を制御して、沸騰維持工程と蒸らし工程とを含む炊飯工程を行う制御部とを備え、制御部は、沸騰維持工程の終了前に、圧力弁を制御して蒸気排出穴を開放し、鍋内の圧力を低下させた状態で蒸らし工程に移行するように構成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、鍋内の圧力を大気圧以上に加圧して炊飯を行う圧力式炊飯器に関する。
従来、この種の圧力式炊飯器として、例えば、特許文献1に記載された圧力式炊飯器が知られている。特許文献1には、余分な水分を飛ばす一方、ご飯のもちもち感をさらに引き出すべく、沸騰維持工程の終了後に圧力調整部を動作させて鍋内の圧力を減圧し、蒸らし工程時に再加圧するように構成された圧力式炊飯器が開示されている。
特開2007−313156号公報
しかしながら、従来の圧力式炊飯器においては、ご飯の食味を一層向上させるという観点において未だ改善の余地がある。
従って、本発明の目的は、前記課題を解決することにあって、ご飯の食味を一層向上させることができる圧力式調理器を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る圧力式炊飯器は、鍋と、
前記鍋の開口部を開閉自在に覆う蓋体と、
前記鍋を加熱する加熱部と、
前記鍋内と前記蓋体内とを連通する蒸気排出穴を開閉する圧力弁と、
前記加熱部及び前記圧力弁を制御して、沸騰維持工程と蒸らし工程とを含む炊飯工程を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記沸騰維持工程の終了前に、前記圧力弁を制御して前記蒸気排出穴を開放し、前記鍋内の圧力を低下させた状態で前記蒸らし工程に移行する、
ように構成されている。
本発明に係る圧力式炊飯器によれば、ご飯の食味を一層向上させることができる。
本発明の実施形態に係る圧力式炊飯器の模式断面図である。 図1の圧力式炊飯器の斜視図で示す断面図である。 図1の圧力式炊飯器から外蓋の上外郭部材側の部品を取り外した状態を示す平面図である。 図1の圧力式炊飯器における蒸気供給部の配置を示す模式断面図である。 図1の圧力式炊飯器を用いて炊飯工程の一例を行ったときの鍋内の温度、鍋底加熱ユニットの電力量、鍋内の圧力、圧力弁の開閉状態、及び蒸気供給部の動作状態の関係を示すグラフである。
(本開示の基礎となった知見)
本発明者らは、ご飯の食味を一層向上させるため、鋭意検討した結果、以下の新規な知見を得た。
従来の圧力式炊飯器では、沸騰維持工程の終了時まで鍋内の圧力が高圧状態に維持され、沸騰維持工程の終了後に鍋内の圧力を減圧させるように構成されている。沸騰維持工程の終了時点においては、鍋内の水が蒸発して、鍋内の水分がほとんど無い状態にある。この状態で鍋内の圧力を減圧させると、沸騰維持工程中に発生したおねば(米のうまみ成分である粘性のある煮汁)がご飯の表面に付着する。これにより、ご飯の粘りが強くなりすぎて、食味が低下することが起こり得る。
これに対し、本発明者らは、沸騰維持工程の終了前の段階で鍋内の圧力を低下させ、その状態で蒸らし工程に移行するように構成することを見出した。この構成によれば、沸騰維持工程の終了前は鍋内に水分が少し残っている状態であるので、おねばが付着することによりご飯の表面が崩れることを抑えて、ご飯の粘りを適度な範囲に抑えることができる。この新規な知見に基づき、本発明者らは、以下の発明に至った。
本発明の第1態様によれば、鍋と、
前記鍋を加熱する加熱部と、
前記鍋内の圧力を調整する圧力調整部と、
前記加熱部及び前記圧力調整部を制御して、沸騰維持工程と蒸らし工程とを含む炊飯工程を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記沸騰維持工程の終了前に、前記圧力調整部を制御して大気圧を超えて上昇させた前記鍋内の圧力を低下させて前記蒸らし工程に移行する、圧力式炊飯器を提供する。
本発明の第2態様によれば、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知部を更に備え、
前記制御部は、前記沸騰維持工程において、前記鍋温度検知部の検知温度が前記鍋内の水の沸点を超えた後、前記圧力弁を制御して前記蒸気排出穴を開放し、前記鍋内の圧力を低下させる、第1態様に記載の圧力式炊飯器を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記制御部は、前記蒸らし工程において、前記圧力弁を制御して前記蒸気排出穴を閉塞し、前記鍋内の圧力を上昇させる、第1又は2態様に記載の圧力式炊飯器を提供する。
本発明の第4態様によれば、前記制御部は、前記蒸らし工程において、前記加熱部を制御して前記鍋を加熱する追い炊き工程を複数回実行し、前記蒸らし工程の開始から予め決められた時間内に少なくとも1回の追い炊き工程を行った後、前記圧力弁を制御して前記蒸気排出穴を開放し、前記鍋内の圧力を低下させた状態で残りの追い炊き工程を行う、第3態様に記載の圧力式炊飯器を提供する。
本発明の第5態様によれば、前記鍋内に蒸気を供給する蒸気供給部を更に備え、
前記制御部は、前記蒸らし工程において、前記蒸気供給部を制御して前記鍋内に蒸気を供給する、第1〜4態様のいずれか1つに記載の圧力式炊飯器を提供する。
本発明の第6態様によれば、前記制御部は、前記蒸らし工程において、前記加熱部を制御して前記鍋を加熱する追い炊き工程を複数回実行し、前記蒸らし工程の開始から予め決められた時間内に実行される追い炊き工程において、前記圧力弁を制御して前記蒸気排出穴を閉塞するとともに前記蒸気供給部を制御して前記鍋内に蒸気を供給し、前記鍋内の圧力を上昇させる、第5態様に記載の圧力式炊飯器を提供する。
本発明の第7態様によれば、前記制御部は、前記蒸らし工程の開始から予め決められた時間経過後に実行される追い炊き工程においては、前記圧力弁を制御して前記蒸気排出穴を開放するとともに前記蒸気供給部による蒸気の供給動作を停止する、第6態様に記載の圧力式炊飯器を提供する。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施形態によって本発明が限定されるものではない。
《実施形態》
本発明の実施形態に係る圧力式炊飯器について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る圧力式炊飯器の模式断面図である。図2は、図1の圧力式炊飯器の斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る圧力式炊飯器は、内部に鍋収納部1aが形成された略有底筒状の炊飯器本体1と、鍋収納部1aに収納され、米や水などの被調理物が入れられる鍋2とを備えている。炊飯器本体1の上部には、炊飯器本体1の上部開口部を開閉可能な中空構造の外蓋3が取り付けられている。外蓋3の内側(鍋2の上部開口部を覆う側)には、鍋2の上部開口部を密閉可能な略円盤状の内蓋4が着脱可能に取り付けられている。本実施形態においては、外蓋3と内蓋4とで、鍋2の開口部を開閉自在に覆う蓋体が構成されている。
炊飯器本体1の鍋収納部1aは、上枠1bとコイルベース1cとで構成されている。上枠1bは、収納された鍋2の側壁に対して所定の隙間が空くように配置される筒状部1baと、筒状部1baの上部から外方に突出し炊飯器本体1の上部開口部の内周部に嵌合するフランジ部1bbとを備えている。筒状部1baの上端は、鍋2の上部開口部の周囲に設けられたフランジ部2aを支持している。
コイルベース1cは、鍋2の下部の形状に対応して有底筒状に形成され、その上部が上枠1bの筒状部1baの下端部に取り付けられている。コイルベース1cの外周面には、鍋2を加熱(誘導加熱)する加熱部の一例である鍋底加熱ユニット5が取り付けられている。鍋底加熱ユニット5は、底内加熱コイル5aと底外加熱コイル5bとで構成されている。底内加熱コイル5aは、コイルベース1cを介して鍋2の底部の中央部周囲に対向するように配置されている。底外加熱コイル5bは、コイルベース1cを介して鍋2の底部のコーナー部に対向するように配置されている。
コイルベース1cの底部の中央部分には開口部が設けられている。当該開口部には、鍋2の温度を測定するための鍋温度検知部の一例である鍋温度センサ6が、鍋収納部1aに収納された鍋2の底部に当接可能に配置されている。鍋2の温度は鍋2内の被調理物の温度と略同じであるので、鍋温度センサ6が鍋2の温度を検知することで、鍋2内の被調理物の温度を検知することができる。
外蓋3は、外蓋3の外郭を構成する上外郭部材3aと下外郭部材3bとを備えている。また、外蓋3は、ヒンジ軸3Aを備えている。ヒンジ軸3Aは、外蓋3の開閉軸であり、炊飯器本体1の上枠1bに両端部を回動自在に固定されている。ヒンジ軸3Aの周囲には、ねじりコイルばね7が取り付けられている。ねじりコイルばね7は、ヒンジ軸3Aを中心として外蓋3を鍋2の上部開口部から離れる方向(開方向)に弾性的に付勢する。
外蓋3の内部には、蓋開放装置8が設けられている。蓋開放装置8は、炊飯器本体1の一部に係合することにより、外蓋3が鍋2の上部開口部を塞いだ状態を保持する。一方、蓋開放装置8は、外蓋3が鍋2の上部開口部を塞いだ状態で外蓋3に設けられた開蓋ボタン8B(図2参照)が押圧されたとき、フック軸8Aを中心に矢印A1方向に回転する。これにより、蓋開放装置8と炊飯器本体1の一部との係合が外れ、外蓋3が、ねじりコイルばね7の付勢力によりヒンジ軸3Aを中心として鍋2の上部開口部から離れる方向に回転する。これにより、外蓋3が、鍋2の上部開口部を塞いでいない開状態になる。なお、外蓋3は、例えば、鍋2の上部開口部を塞いだ位置からヒンジ軸3Aを中心として90度回転すると、当該回転を停止するように構成されている。
上外郭部材3aのヒンジ軸3Aの近傍には、凹部3dが設けられている。凹部3dには、蒸気筒9が着脱可能に取り付けられている。凹部3dの底部には、鍋2内の余分な蒸気を蒸気筒9に向けて排出できるように、蒸気逃がし穴3daが設けられている。蒸気筒9の上壁には、鍋2内の余分な蒸気を炊飯器の外部に排出できるように、蒸気逃がし穴9aが設けられている。鍋2内から蒸気逃がし穴9aまでの蒸気排出経路のいずれかの箇所に、蒸気の温度を検知する蒸気温度センサ(図示せず)が設けられている。
内蓋4には、鍋2内の蒸気を排出するための蒸気排出穴4aと、鍋2内と蓋体内とを連通する蒸気排出穴4bとが設けられている。蒸気排出穴4bの直径は、蒸気排出穴4aの直径よりも大きく、例えば、蒸気排出穴4aの直径の2倍以上に設定されている。蒸気排出穴4aの直径は、例えば4mmであり、蒸気排出穴4bの直径は、例えば10mmである。
また、内蓋4には、蒸気排出穴4aを開閉可能な圧力抑制弁10と、蒸気排出穴4bを開閉可能な圧力弁11とが設けられている。
圧力抑制弁10は、鍋2内の圧力が大気圧より高い所定値(例えば、1.2気圧)以上に上昇することを抑制する弁である。本実施の形態において、圧力抑制弁10は、ボールにより構成され、自重により蒸気排出穴4aを閉塞する。一方、圧力抑制弁10は、鍋2内の圧力が自重よりも大きくなったとき(例えば、1.2気圧以上になったとき)、鍋2内の圧力のみに押されて蒸気排出穴4aから離れ、蒸気排出穴4aを開放する。なお、圧力抑制弁10は、蒸気排出穴4aを閉塞する閉塞部材と、蒸気排出穴4aを閉塞するように閉塞部材を付勢するバネとで構成されてもよい。この構成によれば、鍋2内の圧力が大気圧より高い所定値以上に上昇したとき、当該圧力によりバネの付勢力に抗して閉塞部材が移動し、蒸気排出穴4aが開放される。
圧力弁11は、蒸気排出穴4bを閉塞する閉塞位置と蒸気排出穴4bを開放する開放位置との間で移動するように構成されている。
外蓋3には、蒸気排出穴4bを開閉するように圧力弁11を閉塞位置と開放位置との間で移動させる圧力弁移動機構12が設けられている。圧力弁移動機構12は、圧力弁11を所定値(例えば、1.2気圧)よりも大きな圧力で圧力弁11を押圧して、圧力弁11を閉塞位置で保持するように構成されている。これにより、鍋2内の圧力を昇圧(例えば、1.0気圧から1.2気圧に昇圧)することができる。また、圧力弁移動機構12は、鍋2内の圧力が所定値(例えば、1.2気圧)以上になった所定のタイミングで、後述する制御部14の制御により、圧力弁11を閉塞位置から開放位置に移動させるように構成されている。これにより、鍋2内の圧力を減圧(例えば、1.2気圧から1.0気圧に減圧)させることができる。なお、圧力弁移動機構12の具体的な構成については、従来の圧力弁移動機構(例えば、特許文献1参照)と同様であるので、ここでは説明を省略する。
また、外蓋3には、炊飯コース、炊飯時間などの各種情報を表示するとともに、白米コースや玄米コース、白米(柔らかめ)コースなどの複数の炊飯コースの中から特定の炊飯コースを選択可能な表示操作部13が設けられている。表示操作部13は、炊飯コース、炊飯時間などの各種情報を表示する液晶ディスプレイ13Aと、炊飯コースの選択の他、炊飯の開始、取り消し、予約などの実行を指示する複数のボタン13Bとを備えている。ユーザは、液晶ディスプレイ13Aに表示された各種情報を参照しつつ、複数のボタン13Bにより特定の炊飯コースを選択して炊飯開始を指示することができる。
また、炊飯器本体1の内部には、制御部14が搭載されている。制御部14は、米を炊飯するための炊飯シーケンスを複数記憶する記憶部を備えている。ここで、「炊飯シーケンス」とは、予熱、昇温、沸騰維持、蒸らしの主として4つの工程を順に行うにあたって、各工程において通電時間、加熱温度、加熱時間、加熱出力等が予め決められている炊飯の手順をいう。各炊飯シーケンスは、複数の炊飯コースのいずれかにそれぞれ対応している。制御部14は、表示操作部13にて選択された炊飯コース及び鍋温度センサ6の検知温度に基づいて、鍋底加熱ユニット5と、圧力弁移動機構12と、後述する蒸気供給部15とを制御し、炊飯工程を実行する。
図3は、図1の圧力式炊飯器から外蓋3の上外郭部材3a側の部品を取り外した状態を示す平面図である。図3に示すように、外蓋3の内部には、鍋2内に蒸気を供給する蒸気供給部15が設けられている。本実施形態において、蒸気供給部15は、蒸気として100度を超える過熱蒸気を鍋2内に供給するように構成されている。蒸気供給部15は、ビスなどの締結部材により外蓋3の下外郭部材3bに取り付けられている。蒸気供給部15には、蒸気導入管16と、蒸気排出管17とが接続されている。
図4は、図1の圧力式炊飯器における蒸気供給部15の配置を示す模式断面図である。図4に示すように、蒸気供給部15は、蒸気導入管16を介して水タンク18と接続されている。水タンク18は、蒸気を生成するための水を入れる有底筒状の容器である。炊飯器本体1の上枠1bのフランジ部1bbには、水タンク18を収納する水タンク収納部1bcが形成されている。水タンク収納部1bcの外周面には、水タンク18を加熱(誘導加熱)する水タンク加熱コイル19が取り付けられている。水タンク加熱コイル19が水タンク18を加熱することにより、水タンク18内の水が沸騰して、約100℃の蒸気が生成される。
蒸気導入管16は、蓋体が閉状態にあるときに水タンク18内と連通し、水タンク18内で発生した蒸気を蒸気供給部15へ導くように設けられている。蒸気供給部15は、蒸気導入管16を通じて水タンク18から導入された蒸気を過熱して過熱蒸気とし、当該過熱蒸気を蒸気排出管17を通じて鍋2内に供給する。蒸気導入管16の水タンク18側の端部には、環状のパッキン20が取り付けられている。パッキン20は、蓋体が閉状態にあるときに水タンク18のフランジ部に密着するように設けられている。
蒸気排出管17は、蓋体が閉状態にあるときに内蓋4に設けられた蒸気供給孔4cを通じて鍋2内と連通し、蒸気供給部15で生成された蒸気を鍋2内へ導くように設けられている。蒸気排出管17の鍋2側の端部には、環状のパッキン21が取り付けられている。パッキン21は、蓋体が閉状態にあるときに内蓋4の蒸気供給孔4cの周囲に密着するように設けられている。なお、蒸気供給部15の具体的な構成は、従来の蒸気供給部の構成と同様であるので、ここでは説明を省略する。
次に、本実施形態に係る圧力式炊飯器の動作について説明する。図5は、本実施形態に係る圧力式炊飯器を用いて炊飯工程の一例を行ったときの鍋2内の温度、鍋底加熱ユニット5の電力量、鍋2内の圧力、圧力弁11の開閉状態、及び蒸気供給部15の動作状態の関係を示すグラフである。
まず、ユーザにより、米と水とを含む被調理物が入れられた鍋2が鍋収納部1aにセットされるとともに、水が入れられた水タンク18が水タンク収納部1bcにセットされる。その後、ユーザにより、表示操作部13にて炊飯コースが選択された後、炊飯開始が指示されると、制御部14の制御により炊飯工程が開始される。炊飯工程が開始されると、まず、予熱工程が開始される。
予熱工程は、以降の工程において、米の中心部まで十分に糊化できるように、糊化温度よりも低温の水に米を浸して、予め米に吸水させる工程である。この予熱工程において、制御部14は、鍋2内の水の温度を米の糊化が始まる温度θ1(例えば約60℃)近くまで昇温させた後、当該昇温後の温度θ1を維持するように、鍋温度センサ6の検知温度に基づいて鍋底加熱ユニット5の鍋加熱動作(電力量W1)を制御する。これにより、米の吸水が促進される。また、この予熱工程において制御部14は、水タンク加熱コイル19を駆動させて水タンク18内の水を予熱する。また、制御部14は、予熱工程の間、蒸気排出穴4bを開放するように圧力弁11を制御する。予熱工程の開始から前記選択された炊飯コースに応じて予め決められた時間経過すると、昇温工程に移行する。
昇温工程は、鍋2を強火で一気に加熱して、鍋2内の水を沸騰状態(約100℃)にする工程である。この昇温工程において、制御部14は、鍋2を急速に加熱して鍋2内の水を沸騰状態にするように、鍋底加熱ユニット5を制御する。また、制御部14は、昇温工程の間、蒸気排出穴4bを開放するように圧力弁11を制御する。なお、昇温工程の開始から一定期間は電力量を高くすることが好ましい。これにより、昇温工程の立ち上がりを早くして、米粒の崩れを少なくすることができ、しっかりとしたご飯とすることができる。また、昇温工程にかかる時間は、炊飯量(鍋2に入れられた被調理物の量)により異なる。このため、昇温工程にかかる時間に基づいて、炊飯量を自動的に判定することができる。制御部14は、昇温工程にて判定した炊飯量に基づいて以降の工程を行う。昇温工程において、蒸気温度センサ(図示せず)が所定温度(例えば、水の沸点)を検知すると、沸騰維持工程に移行する。
沸騰維持工程は、鍋2内の水の沸騰状態を維持して、米の澱粉を糊化させ、糊化度を50%〜80%程度まで引き上げる工程である。この沸騰維持工程において、制御部14は、鍋2内の水の沸騰状態を維持するように鍋底加熱ユニット5及び圧力弁11を制御する。
より具体的には、制御部14は、鍋底加熱ユニット5の駆動(ON)、駆動停止(OFF)を一定時間間隔で繰り返すデューティー制御を行い、鍋2を間欠加熱する。また、制御部14は、沸騰維持工程の前半において、蒸気排出穴4bを開閉するよう圧力弁11を制御し、鍋2内の圧力を大気圧から大気圧を超える圧力(例えば、1.0気圧から1.2気圧)の範囲で変動させる。これにより、鍋2内に突沸現象が発生し、鍋2内の米が撹拌される。また、制御部14は、沸騰維持工程の後半において、蒸気排出穴4bを閉塞するように圧力弁11を制御し、鍋2内の圧力を大気圧を超える圧力(例えば、1.2気圧)で維持する。
沸騰維持工程においては、連続的に水を沸騰させるため、蒸気が大量に発生する。この蒸気は、内蓋4の蒸気排出穴4a,4b及び蒸気逃がし穴3da,9aを通過して炊飯器の外部に放出される。これにより、鍋2内のほとんどの水がなくなると、鍋2の底面の温度が水の沸点以上に上昇する。鍋温度センサ6の検知温度が沸点以上の所定温度θ2(例えば、130℃)に到達したことを検知するか、或いは、沸騰維持工程の開始から前記選択された炊飯コースに応じて予め決められた時間経過すると、蒸らし工程に移行する。
制御部14は、沸騰維持工程の終了前に、圧力弁11を制御して蒸気排出穴4bを開放し、鍋2内の圧力を低下させた状態で蒸らし工程に移行する。本実施形態において、制御部14は、鍋温度センサ6の検知温度が鍋2内の水の沸点(例えば、105℃)を超えた後、圧力弁11を制御して蒸気排出穴4bを開放し、鍋2内の圧力を低下させる。
蒸らし工程は、予熱を利用して余分な水分を蒸発させ、米の糊化度を100%近くまで引き上げる工程である。この蒸らし工程において、制御部14は、鍋2の温度が一定温度(例えば、100℃)以下に下がる毎に、鍋底加熱ユニット5を制御して鍋2を加熱する追い炊き工程を複数回実行する。また、制御部14は、蒸らし工程の開始から予め決められた時間内に実行される少なくとも1回の追い炊き工程において、圧力弁11を制御して蒸気排出穴4bを閉塞し、鍋2内の圧力を上昇(例えば、1.2気圧)させる。また、このとき、制御部14は、水タンク加熱コイル19を制御して、水タンク18内の水を沸騰させ、蒸気を発生させる。さらに、制御部14は、蒸気供給部15を制御して、蒸気導入管16を通じて蒸気供給部15に導入された蒸気を過熱し、蒸気排出管17及び内蓋4の蒸気供給孔4cを通じて鍋2内に過熱蒸気として供給する。
また、制御部14は、前記追い炊き工程を行った後、圧力弁11を制御して蒸気排出穴4bを開放し、鍋2内の圧力を低下(例えば、1.0気圧)させた状態で残りの追い炊き工程を行う。また、制御部14は、残りの追い炊き工程において、蒸気供給部15の蒸気供給動作を停止させる。蒸らし工程の開始から前記選択された炊飯コースに応じて予め決められた時間経過すると、蒸らし工程を終了(すなわち、炊飯工程を終了)する。
本実施形態に係る圧力式炊飯器においては、制御部14が沸騰維持工程の終了前に圧力弁11を制御して蒸気排出穴4bを開放し、鍋2内の圧力を低下させた状態で蒸らし工程に移行するように構成されている。この構成によれば、鍋2内に水分が少し残っている状態である沸騰維持工程の終了前に鍋2内の圧力を低下させるようにしているので、おねばが付着することによりご飯の表面が崩れることを抑えて、ご飯の粘りを適度な範囲に抑えることができる。
また、本実施形態に係る圧力式炊飯器においては、制御部14が、沸騰維持工程において、鍋温度センサ6の検知温度が鍋2内の水の沸点を超えた後、圧力弁11を制御して蒸気排出穴4bを開放し、鍋2内の圧力を低下させるように構成されている。鍋温度センサ6の検知温度が鍋2内の水の沸点を超えた後であっても、沸騰維持工程の終了後よりも鍋2内に水分が少し残っている状態であるので、おねばが付着することによりご飯の表面が崩れることを抑えて、ご飯の粘りを適度な範囲に抑えることができる。また、沸騰維持工程の終了の直前まで鍋2内の圧力が大気圧よりも高いことにより、米に効率良く熱を与えることができる。従って、ご飯の食味を向上させることができる。
また、本実施形態に係る圧力式炊飯器においては、制御部14が、蒸らし工程において、圧力弁11を制御して蒸気排出穴4bを閉塞し、鍋2内の圧力を上昇させるように構成されている。この構成によれば、蒸らし工程において、鍋2内の圧力を上昇させることで、ご飯を高温に保つことができ、ご飯の食味を一層向上させることができる。
また、本実施形態に係る圧力式炊飯器においては、制御部14が、蒸らし工程において、鍋底加熱ユニット5を制御して鍋2を加熱する追い炊き工程を複数回実行するように構成されている。また、制御部14が、蒸らし工程の開始から予め決められた時間内に少なくとも1回の追い炊き工程を行った後、圧力弁11を制御して蒸気排出穴4bを開放し、鍋2内の圧力を低下させた状態で残りの追い炊き工程を行うように構成されている。この構成によれば、残りの追い炊き工程において、加圧によるご飯の表面の崩れを抑えることができるとともに、ご飯を高温に保つことができる。従って、ご飯の食味を一層向上させることができる。
また、本実施形態に係る圧力式炊飯器においては、制御部14が、蒸らし工程において、蒸気供給部15を制御して鍋2内に蒸気を供給するように構成されている。この構成によれば、ご飯が過剰に乾燥することを抑えて、ご飯の食味を一層向上させることができる。
また、本実施形態に係る圧力式炊飯器においては、制御部14は、蒸らし工程の開始から予め決められた時間内に実行される少なくとも1回の追い炊き工程において、圧力弁11を制御して蒸気排出穴4bを閉塞するとともに蒸気供給部15を制御して鍋2内に蒸気を供給し、鍋2内の圧力を上昇させるように構成されている。この構成によれば、加圧状態で蒸気がご飯に触れるので、蒸気の水分がご飯に含まれ易くなり、ご飯の乾燥を抑えることができる。また、鍋2内に供給した蒸気によって鍋2内の圧力を上昇させることができるので、鍋2の加熱量を抑えてご飯の乾燥を一層抑えることができる。
また、本実施形態に係る圧力式炊飯器においては、制御部14が、蒸らし工程の開始から予め決められた時間経過後に実行される追い炊き工程においては、圧力弁11を制御して蒸気排出穴4bを開放するとともに蒸気供給部15の蒸気供給動作を停止させるように構成されている。この構成によれば、蒸らし工程の後半においては、蒸気供給部15の蒸気供給動作を停止させるようにしているので、蒸らし工程の終了後において、蒸気供給部15の蒸気によってご飯が過剰に水分を含んでしまうことを抑えることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、追い炊き工程時に蒸気供給部15が鍋2内に蒸気を供給するようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、蒸気供給部15は、追い炊き工程前に鍋2内に蒸気を供給する動作を開始してもよい。
また、図5では、蒸らし工程において2回の追い炊き工程を行うものとして図示したが、本発明はこれに限定されず、3回以上の追い炊き工程を行ってもよい。
また、図5では、2回目の追い炊き工程においては、圧力弁11を制御して蒸気排出穴4bを開放するとともに蒸気供給部15の蒸気供給動作を停止させるようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、2回目移行の追い炊き工程においても、圧力弁11を制御して蒸気排出穴4bを閉塞するとともに蒸気供給部15を制御して鍋2内に蒸気を供給し、鍋2内の圧力を上昇させるようにしてもよい。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術に熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
本発明に係る圧力式炊飯器は、ご飯の食味を一層向上させることができるので、例えば、家庭用及び業務用の圧力式炊飯器に有用である。
1 炊飯器本体
1A ヒンジ部
1a 鍋収納部
1b 上枠
1ba 筒状部
1bb フランジ部
1bc 水タンク収納部
1c コイルベース
2 鍋
2a フランジ部
3 外蓋
3A ヒンジ軸
3a 上外郭部材
3b 下外郭部材
3d 凹部
3da 蒸気逃がし穴
4 内蓋
4a,4b 蒸気排出穴
4c 蒸気供給孔
5 鍋底加熱ユニット(加熱部)
5a 底内加熱コイル
5b 底外加熱コイル
6 鍋温度センサ
7 ねじりコイルばね
8 蓋開放装置
8A フック軸
8B 開蓋ボタン
9 蒸気筒
9a 蒸気逃がし穴
10 圧力抑制弁
11 圧力弁
12 圧力弁移動機構
13 表示操作部
13A 液晶ディスプレイ
13B ボタン
14 制御部
15 蒸気供給部
16 蒸気導入管
17 蒸気排出管
18 水タンク
19 水タンク加熱コイル
20,21 パッキン

Claims (7)

  1. 鍋と、
    前記鍋の開口部を開閉自在に覆う蓋体と、
    前記鍋を加熱する加熱部と、
    前記鍋内と前記蓋体内とを連通する蒸気排出穴を開閉する圧力弁と、
    前記加熱部及び前記圧力弁を制御して、沸騰維持工程と蒸らし工程とを含む炊飯工程を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記沸騰維持工程の終了前に、前記圧力弁を制御して前記蒸気排出穴を開放し、前記鍋内の圧力を低下させた状態で前記蒸らし工程に移行する、圧力式炊飯器。
  2. 前記鍋の温度を検知する鍋温度検知部を更に備え、
    前記制御部は、前記沸騰維持工程において、前記鍋温度検知部の検知温度が前記鍋内の水の沸点を超えた後、前記圧力弁を制御して前記蒸気排出穴を開放し、前記鍋内の圧力を低下させる、請求項1に記載の圧力式炊飯器。
  3. 前記制御部は、前記蒸らし工程において、前記圧力弁を制御して前記蒸気排出穴を閉塞し、前記鍋内の圧力を上昇させる、請求項1又は2に記載の圧力式炊飯器。
  4. 前記制御部は、前記蒸らし工程において、前記加熱部を制御して前記鍋を加熱する追い炊き工程を複数回実行し、前記蒸らし工程の開始から予め決められた時間内に少なくとも1回の追い炊き工程を行った後、前記圧力弁を制御して前記蒸気排出穴を開放し、前記鍋内の圧力を低下させた状態で残りの追い炊き工程を行う、請求項3に記載の圧力式炊飯器。
  5. 前記鍋内に蒸気を供給する蒸気供給部を更に備え、
    前記制御部は、前記蒸らし工程において、前記蒸気供給部を制御して前記鍋内に蒸気を供給する、請求項1〜4のいずれか1つに記載の圧力式炊飯器。
  6. 前記制御部は、前記蒸らし工程において、前記加熱部を制御して前記鍋を加熱する追い炊き工程を複数回実行し、前記蒸らし工程の開始から予め決められた時間内に実行される追い炊き工程において、前記圧力弁を制御して前記蒸気排出穴を閉塞するとともに前記蒸気供給部を制御して前記鍋内に蒸気を供給し、前記鍋内の圧力を上昇させる、請求項5に記載の圧力式炊飯器。
  7. 前記制御部は、前記蒸らし工程の開始から予め決められた時間経過後に実行される追い炊き工程においては、前記圧力弁を制御して前記蒸気排出穴を開放するとともに前記蒸気供給部による蒸気の供給動作を停止する、請求項6に記載の圧力式炊飯器。
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