JP2018099108A - 収穫機 - Google Patents
収穫機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018099108A JP2018099108A JP2017190588A JP2017190588A JP2018099108A JP 2018099108 A JP2018099108 A JP 2018099108A JP 2017190588 A JP2017190588 A JP 2017190588A JP 2017190588 A JP2017190588 A JP 2017190588A JP 2018099108 A JP2018099108 A JP 2018099108A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- operation tool
- posture
- arm
- side portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Abstract
Description
運転部が、走行時の通常姿勢と前記通常姿勢から離れたメンテナンス姿勢とに姿勢変更自在な状態で機体本体に支持された収穫機において、以下のように構成することにある。
前記機体本体に支持され、走行装置を制動する駐車ブレーキと、
前記運転部に設けられ、前記駐車ブレーキを操作するブレーキ操作具と、
前記ブレーキ操作具と前記駐車ブレーキとを連係するリンク機構と、が備えられ、
前記リンク機構に、前記ブレーキ操作具側の操作具側部分と前記駐車ブレーキ側のブレーキ側部分とが分離可能に備えられ、
前記運転部が前記通常姿勢から前記メンテナンス姿勢側に変更されると、前記操作具側部分と前記ブレーキ側部分とが分離して前記ブレーキ操作具と前記駐車ブレーキとの連係が解除されるように構成され、
前記操作具側部分及び前記ブレーキ側部分の一方に第一部材が備えられると共に、前記操作具側部分及び前記ブレーキ側部分の他方に第二部材が備えられ、
前記運転部が前記通常姿勢のときに前記ブレーキ操作具が制動側に操作されると、前記第一部材と前記第二部材との接触押圧作用により前記駐車ブレーキが制動側に操作され、
前記第一部材は、前記操作具側部分及び前記ブレーキ側部分の一方における前記第二部材側の端部に備えられている。
前記第一部材及び前記第二部材の一方は、面部材によって構成され、かつ、前記第一部材及び前記第二部材の他方は、前記面部材上を移動可能な移動部材によって構成され、
前記運転部が前記通常姿勢のときに前記ブレーキ操作具が制動側に操作されると、前記移動部材が前記面部材上を移動し、前記駐車ブレーキが制動側に操作され、
前記運転部が前記通常姿勢から前記メンテナンス姿勢側に変更され始める際の前記運転部の初期移動の方向と前記移動部材の移動方向とが交差するように設定されていると好適である。
これにより、運転部がメンテナンス姿勢に変更される際に、移動部材と面部材とが、互いに影響を及ぼし合うことなく無理なく離れることができるのであり、移動部材と面部材とが離れる際にリンク機構が損傷を受けるようなことはない。
前記運転部の初期移動の方向と前記移動方向とが直交していると好適である。
前記ブレーキ操作具は、前記ブレーキ操作具の操作部よりも後側に位置する機体左右方向向きの第一軸芯周りに揺動可能であり、
前記操作具側部分に、前記第一軸芯よりも前側に配置されると共に機体前方側に向けて膨出する弧状に形成され、前記ブレーキ操作具の操作によって前記第一軸芯周りに上下に揺動するアーム部材が備えられ、
前記運転部の床部に、前記アーム部材が貫通される貫通穴が形成され、前記アーム部材は前記貫通穴に挿通され、
前記アーム部材の下側の端部に前記第一部材が備えられていると好適である。
前記ブレーキ側部分に、機体左右方向向きの第二軸芯周りに揺動可能である揺動部材が備えられ、
前記揺動部材における前記第二軸芯よりも上側の部分に、前記第一部材及び前記第二部材の一方が備えられ、かつ、前記揺動部材における前記第二軸芯よりも下側の部分に、前記駐車ブレーキに連係された作用部が備えられていると好適である。
前記移動部材は、前記移動方向と交差する方向の軸芯周りに回転するローラ部材であると好適である。
前記機体本体に設けられ、前記ブレーキ操作具を制動操作状態に保持する保持機構が備えられ、
前記保持機構に、前記ブレーキ操作具又は前記操作具側部分に係合して前記ブレーキ操作具を前記制動操作状態に保持する保持部材と、前記保持部材を係合側に付勢する付勢部材とが備えられ、
前記保持部材を係合解除側に操作する解除操作具が、前記ブレーキ操作具又は前記操作具側部分に支持されていると好適である。
機体本体に駐車ブレーキを備え、運転部にブレーキ操作具を備えた状態において、運転部を通常姿勢及びメンテナンス姿勢に姿勢変更自在に構成した場合、前述の保持機構を運転部に備えると、以下に示すことがある。
この場合、制動側及び解除側という違いによって、移動部材と面部材との状態が互いに異なることになり、移動部材と面部材とがうまく連係状態、つまり移動部材が面部材上を移動できる状態に戻らない可能性がある。
本発明において前述と同様に、ブレーキ操作具が制動操作状態に保持された状態において、運転部をメンテナンス姿勢に変更すると、運転部に備えられたブレーキ操作具と機体本体に備えられた保持機構とが離れることにより、ブレーキ操作具は解除側に操作されるのであり、機体本体に備えられた駐車ブレーキも、ブレーキ操作具との連係が解除されることによって解除側に操作される。
この場合、ブレーキ操作具と駐車ブレーキとが同じ解除側に操作されているので、移動部材と面部材とが同じ解除側の状態となり、移動部材と面部材とが連係状態、つまり移動部材が面部材上を移動できる状態に無理なく戻ることができる。
この場合、解除操作具がブレーキ操作具又はリンク機構の操作具側部分に支持されているので、解除操作具がブレーキ操作具に接近して配置される状態となって、解除操作具を容易に操作することができる。
図1及び図2に、収穫機の一例である稲用の自脱型のコンバインが示されており、右及び左のクローラ型式の走行装置2により機体本体1が支持されている。機体本体1の前部に刈取部3が支持され、機体本体1の前部の右部に、キャビンで覆われた運転部4が支持されている。機体本体1の後部の左部に脱穀装置5及び排ワラ細断装置6が支持されており、機体本体1の後部の右部にグレンタンク7及び穀粒排出装置8が支持されている。
ミッションケース(図示せず)が機体本体1に支持され、静油圧式無段変速装置(図示せず)がミッションケースに連結されている。エンジン11の動力が、静油圧式無段変速装置に伝達され、静油圧式無段変速装置からミッションケースの内部の伝動装置(図示せず)を介して、走行装置2及び脱穀装置5等に伝達される。
以下に、ブレーキペダル12、駐車ブレーキ22等の構造及び各部の作動状態について説明する。
図2に示すように、運転部4の左下部にブレーキペダル12(ブレーキ操作具に相当)が設けられている。図3,4に示すように、ブレーキペダル12は、運転部4の床部14よりも上側に設けられている。
図3及び図4に示すように、アーム部12aからアーム部材56が下向きに延出されている。アーム部材56は、第一軸芯Xよりも前側に配置されると共に機体前方側に向けて膨出する弧状に形成されている。床部14に、アーム部材56が貫通する貫通穴57が形成されている。アーム部材56は、ブレーキペダル12が操作されることにより、貫通穴57を挿通している状態で、第一軸芯X周りに上下に揺動する。貫通穴57にシール材58が装着されている。床部14とアーム部材56との隙間がシール材58によって塞がれ、床部14の下方から貫通穴57を通って運転部4に砂ほこりなどが入り込みことを防止される。本実施形態では、アーム部材56とブレーキペダル12とが直結によって連動連結されているが、アーム部材56とブレーキペダル12とが機体左右方向に位置ずれするなどによっては、アーム部材56とブレーキペダル12とを中継部材を介して連動連結する連動構成を採用してもよい。
図3及び図8に示すように、バネ掛け部材53と、バネ掛け部材53が備えるアーム部53aとに係合部材71が支持されている。保持部材72が支軸73を介してブラケット74に支持されている。ブラケット74は、ステー75を介して運転部フレーム52に支持されている。保持部材72は、図9に示す如く係合部材71のアーム部側部分71aに係合する係合状態と、図8に示す如くアーム部側部分71aから外れる係合解除状態とに支軸73の軸芯まわりに揺動可能な状態でブラケット74に支持されている。保持部材72は、バネ76によって係合側に揺動付勢されている。保持部材72に操作アーム部72aが備えられ、操作アーム部72aから解除操作具77が機体上方向きに延出されている。保持部材72及び解除操作具77は、ブラケット74及びステー75を介して運転部フレーム52に支持され、運転部4がメンテナンス姿勢と通常姿勢とに姿勢変更されるとき、ブレーキペダル12と共に移動する。
図1及び図2に示すように、静油圧式無段変速装置を操作する変速レバー23がサイドパネル29に設けられている。図3及び図10に示すように、変速レバー23は、支軸80を介してステー81に支持されている。ステー81は、サイドパネルフレーム(図示せず)に支持されている。変速レバー23は、支軸80の機体左右方向向きの軸芯周りに揺動操作されることにより、中立位置Nと、中立位置Nより前側の前進側と、中立位置Nより後側の後進側とに切り換わる。
図4に示す状態は、ブレーキペダル12が解除位置に操作された状態である。図4に示す状態において、ブレーキペダル12を制動側に操作すると、図5に示すように、アーム部材56の下降により、アーム部材56の下端面56a(第一部材、面部材)と、入力ピン部材65(第二部材、移動部材)の受動部65aとが接触して下端面56aが入力ピン部材65に押圧作用する。この接触押圧作用により、操作具側部分としてのアーム部材56と、ブレーキ側部分としの揺動部材59とが連係されると共にブレーキペダル12の操作力がアーム部材56から揺動部材59に伝達される。アーム部材56と揺動部材59とが異なる軸芯周りに揺動するので、入力ピン部材65(移動部材)が下端面56a(面部材)上を後側に移動しつつ、アーム部材56から揺動部材59に操作力が伝達される。揺動部材59に伝達された操作力が出力ピン部材66(作用部)から操作ケーブル67を介して駐車ブレーキ22の操作部22aに伝達され、駐車ブレーキ22が制動状態に操作される。図9に示すように、ブレーキペダル12が制動位置になると、保持機構27Aが作動して保持部材72が係合部材71に係止し、ブレーキペダル12が制動位置に保持されて駐車ブレーキ22が制動状態に維持される。
運転部4を通常姿勢A1からメンテナンス姿勢A2に変更すると、駐車ブレーキ22及び揺動部材59が機体本体1に残され、ブレーキペダル12、アーム部材56及び保持機構27Aが運転部4と一緒にメンテナンス姿勢A2に向けて移動する。これにより、ブレーキペダル12が解除位置に操作された状態、及び、ブレーキペダル12が保持機構27Aによって制動位置に保持された状態のいずれにおいても、運転部4を通常姿勢A1からメンテナンス姿勢A2に変更すると、アーム部材56の下端面56aと、揺動部材59の入力ピン部材65との間でアーム部材56と揺動部材59とが分離する。リンク機構21Aをブレーキペダル側部分とブレーキ側部分とに分離させる特別な手間を掛けずに運転部4をメンテナンス姿勢A2に姿勢変更できる。運転部4が通常姿勢からメンテナンス姿勢側に姿勢変更され始める際の初期において、下端面56aが接線Sに沿う方向に移動し、かつ、運転部4が通常姿勢からメンテナンス姿勢側に姿勢変更され始める際の初期において、運転部4が入力ピン部材65の移動方向C1と交差する方向に移動するので、アーム部材56と揺動部材59とを迅速に分離させつつ、運転部4をメンテナンス姿勢A2に姿勢変更できる。
ブレーキペダル12が解除位置に操作されている状態で運転部4がメンテナンス姿勢A2から通常姿勢A1に姿勢変更された場合、図6に示すように、アーム部材56が入力ピン部材65の受動部65aの上方に戻り、アーム部材56の下端面56aと、入力ピン部材65の受動部65aとが対向し、ブレーキペダル12の踏み込み操作による駐車ブレーキ22の制動側への操作が可能になる。
次に、別の実施構造を備えた駐車ブレーキの操作構造について説明する。別の実施構造を備えて駐車ブレーキの操作構造は、図11から図15に示す如く構成されている。
図12及び図13に示すように、運転部4の下部の左部の左右方向の横軸芯P3周りに、ブレーキペダル12(ブレーキ操作具に相当)が、上下に揺動自在に支持されている。
図13に示すように、ブレーキペダル12が解除位置に操作されていると、ブレーキペダル12の接触部12cがブレーキセンサー15に接触するのであり、この状態でエンジン11の始動操作を行っても、エンジン11は始動されない。
図12及び図13に示すように、ブレーキペダル12のアーム部12aに移動アーム17が下向きに連結されている。移動アーム17の下部の横軸芯P4(後述する移動方向C1と交差する方向の軸芯に相当)周りに、ローラ部材18が自由回転自在に支持されており、横軸芯P4は横軸芯P3と平行に設定されている。
図12及び図13に示すように、機体本体1のフレーム16に、棒状の支持部材24が連結されて上側に延出されており、支持部材24の上部の左右方向の横軸芯P6周りに、保持部材25が揺動自在に支持されている。
図13に示す状態は、バネ26により、保持部材25が支持部材24の受け部24a側に付勢され、保持部材25が支持部材24の受け部24aに当たって、図13に示す位置で静止している状態である。
図12及び図13に示すように、移動アーム17の上部の横軸芯P7周りに、解除操作具28が揺動自在に支持されている。解除操作具28が下側に延出されて、解除操作具28の下部である操作部28aが移動アーム17の切り欠き部17aに隣接している。解除操作具28が上側に延出されて、解除操作具28の上部である踏み部28bが、ブレーキペダル12の踏み部12bよりも上側に位置している。
図12に示すように、静油圧式無段変速装置を操作する変速レバー23が備えられ、変速レバー23の下部に連結された支持部材40が、運転部4に固定された支持板41の左右方向の支持軸30に揺動自在に支持されており、図1及び図11に示すように、変速レバー23が運転部4の左のサイドパネル29から上側に延出されている。
後述するように、変速レバー23が前進側又は後進側に操作された状態で、ブレーキペダル12が制動位置に踏み操作されると、中立操作機構37により変速レバー23が強制的に中立位置Nに操作され、静油圧式無段変速装置が強制的に中立位置Nに操作される。
図13に示す状態は、ブレーキペダル12が解除位置に操作され、駐車ブレーキ22が解除状態に操作された状態であり、中立操作機構37において、リンク部材31が支持部材40の操作部40aから離れて、変速レバー23が前進側及び後進側に操作自在な状態である。
このように、ブレーキペダル12が制動操作状態に保持されることによって、駐車ブレーキ22が制動状態に保持される。
図13に示すように、ブレーキペダル12が解除位置に操作された状態で、中立操作機構37において、接続部材34がガイド部36の上部に位置し、リンク部材31が支持部材40の操作部40aから離れて、変速レバー23が前進側及び後進側に操作自在な状態となっている。
このように変速レバー23が中立位置Nに操作されることにより、静油圧式無段変速装置が中立位置Nに操作される。
これにより、図13に示すように、接続部材34がガイド部36の下部から上側に移動して、リンク部材31,32が開き操作されて、図13に示す状態に戻る。
これにより、図12及び図14に示すように、変速レバー23が中立位置Nに保持された状態において、リンク部材31が互いに平行に近い状態にはならず、リンク部材31が互いに少し離れた状態となるので、図13に示すように、ブレーキペダル12が解除位置に操作された際に、リンク部材31が互いに無理なく離れて、図13に示す状態に戻る。
ブレーキペダル12、移動アーム17、ローラ部材18、変速レバー23及び中立操作機構37が、運転部4に備えられており、駐車ブレーキ22、連係アーム19及び保持機構27が、機体本体1に備えられている。
これにより、ローラ部材18と連係アーム19の上面部19bとが、互いに同じ解除側の状態で離れるのであり、ブレーキペダル12と駐車ブレーキ22との連係が解除された状態となる。
これにより、ローラ部材18と連係アーム19の上面部19bとが、互いに同じ解除側の状態で接近するのであり、ブレーキペダル12と駐車ブレーキ22とが連係した状態に戻る。
図12及び図14に示すように、ブレーキペダル12が制動操作状態に保持された状態(駐車ブレーキ22が制動状態に保持された状態)において、運転部4が通常姿勢A1からメンテナンス姿勢A2に変更されると、ローラ部材18が運転部4の初期移動の方向C2に移動しながら、移動アーム17が保持機構27から離れる。
以上のように、ローラ部材18と連係アーム19の上面部19bとが、互いに同じ解除側の状態で離れるのであり、ブレーキペダル12と駐車ブレーキ22との連係が解除された状態となる。
これにより、ローラ部材18と連係アーム19の上面部19bとが、互いに同じ解除側の状態で接近するのであり、ブレーキペダル12と駐車ブレーキ22とが連係した状態に戻る。
ブレーキペダル12に代えて、手で操作されるブレーキレバー(図示せず)をブレーキ操作具として備えてもよい。解除操作具28をブレーキ操作具に支持させてもよい。
運転部4の前部又は後部の左右方向の横軸芯周りに、運転部4を通常姿勢A1から上側に持ち上げるように揺動させてメンテナンス姿勢A2に変更してもよい。
2 走行装置
4 運転部
12 ブレーキ操作具(ブレーキペダル)
14 床部
18 第二部材(移動部材、ローラ部材)
19 ブレーキ側部分
19b 第一部材(上面部、面部材)
21 リンク機構
21A リンク機構
22 駐車ブレーキ
25 保持部材
26 付勢部材(バネ)
27 保持機構
28 解除操作具
56 アーム部材
56a 第一部材(面部材、下端面)
57 貫通穴
59 揺動部材
65 第二部材(入力ピン部材、移動部材)
66 作用部(出力ピン部材)
A1 通常姿勢
A2 メンテナンス姿勢
C1 移動部材の移動方向
C2 運転部の初期移動の方向
P3 横軸芯
X 第一軸芯
Y 第二軸芯
Claims (7)
- 運転部が、走行時の通常姿勢と前記通常姿勢から離れたメンテナンス姿勢とに姿勢変更自在な状態で機体本体に支持された収穫機であって、
前記機体本体に支持され、走行装置を制動する駐車ブレーキと、
前記運転部に設けられ、前記駐車ブレーキを操作するブレーキ操作具と、
前記ブレーキ操作具と前記駐車ブレーキとを連係するリンク機構と、が備えられ、
前記リンク機構に、前記ブレーキ操作具側の操作具側部分と前記駐車ブレーキ側のブレーキ側部分とが分離可能に備えられ、
前記運転部が前記通常姿勢から前記メンテナンス姿勢側に変更されると、前記操作具側部分と前記ブレーキ側部分とが分離して前記ブレーキ操作具と前記駐車ブレーキとの連係が解除されるように構成され、
前記操作具側部分及び前記ブレーキ側部分の一方に第一部材が備えられると共に、前記操作具側部分及び前記ブレーキ側部分の他方に第二部材が備えられ、
前記運転部が前記通常姿勢のときに前記ブレーキ操作具が制動側に操作されると、前記第一部材と前記第二部材との接触押圧作用により前記駐車ブレーキが制動側に操作され、
前記第一部材は、前記操作具側部分及び前記ブレーキ側部分の一方における前記第二部材側の端部に備えられている収穫機。 - 前記第一部材及び前記第二部材の一方は、面部材によって構成され、かつ、前記第一部材及び前記第二部材の他方は、前記面部材上を移動可能な移動部材によって構成され、
前記運転部が前記通常姿勢のときに前記ブレーキ操作具が制動側に操作されると、前記移動部材が前記面部材上を移動し、前記駐車ブレーキが制動側に操作され、
前記運転部が前記通常姿勢から前記メンテナンス姿勢側に変更され始める際の前記運転部の初期移動の方向と前記移動部材の移動方向とが交差するように設定されている請求項1に記載の収穫機。 - 前記運転部の初期移動の方向と前記移動方向とが直交している請求項2に記載の収穫機。
- 前記ブレーキ操作具は、前記ブレーキ操作具の操作部よりも後側に位置する機体左右方向向きの第一軸芯周りに揺動可能であり、
前記操作具側部分に、前記第一軸芯よりも前側に配置されると共に機体前方側に向けて膨出する弧状に形成され、前記ブレーキ操作具の操作によって前記第一軸芯周りに上下に揺動するアーム部材が備えられ、
前記運転部の床部に、前記アーム部材が貫通される貫通穴が形成され、前記アーム部材は前記貫通穴に挿通され、
前記アーム部材の下側の端部に前記第一部材が備えられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の収穫機。 - 前記ブレーキ側部分に、機体左右方向向きの第二軸芯周りに揺動可能である揺動部材が備えられ、
前記揺動部材における前記第二軸芯よりも上側の部分に、前記第一部材及び前記第二部材の一方が備えられ、かつ、前記揺動部材における前記第二軸芯よりも下側の部分に、前記駐車ブレーキに連係された作用部が備えられている請求項1〜4のいずれか一項に記載の収穫機。 - 前記移動部材は、前記移動方向と交差する方向の軸芯周りに回転するローラ部材である請求項2又は3に記載の収穫機。
- 前記機体本体に設けられ、前記ブレーキ操作具を制動操作状態に保持する保持機構が備えられ、
前記保持機構に、前記ブレーキ操作具又は前記操作具側部分に係合して前記ブレーキ操作具を前記制動操作状態に保持する保持部材と、前記保持部材を係合側に付勢する付勢部材とが備えられ、
前記保持部材を係合解除側に操作する解除操作具が、前記ブレーキ操作具又は前記操作具側部分に支持されている請求項1〜6のいずれか一項に記載の収穫機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1020170172361A KR102606159B1 (ko) | 2016-12-21 | 2017-12-14 | 수확기 |
CN201711390334.4A CN108207334B (zh) | 2016-12-21 | 2017-12-21 | 收割机 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016247613 | 2016-12-21 | ||
JP2016247613 | 2016-12-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018099108A true JP2018099108A (ja) | 2018-06-28 |
JP6847014B2 JP6847014B2 (ja) | 2021-03-24 |
Family
ID=62713707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017190588A Active JP6847014B2 (ja) | 2016-12-21 | 2017-09-29 | 収穫機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6847014B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4391159A (en) * | 1980-12-03 | 1983-07-05 | Gulf & Western Manufacturing Company | Parking brake actuating device |
JP2010075118A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Kubota Corp | コンバイン |
JP2010075150A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Kubota Corp | コンバイン |
JP2011041535A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
JP2012061977A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Kubota Corp | 作業車 |
CN203884234U (zh) * | 2014-05-16 | 2014-10-22 | 山东华盛农业药械有限责任公司 | 一种停车与刹车联动机构 |
CN205961884U (zh) * | 2016-08-28 | 2017-02-22 | 山东巨明机械有限公司 | 谷物联合收割机刹车联动机构 |
-
2017
- 2017-09-29 JP JP2017190588A patent/JP6847014B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4391159A (en) * | 1980-12-03 | 1983-07-05 | Gulf & Western Manufacturing Company | Parking brake actuating device |
JP2010075118A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Kubota Corp | コンバイン |
JP2010075150A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Kubota Corp | コンバイン |
JP2011041535A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
JP2012061977A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Kubota Corp | 作業車 |
CN203884234U (zh) * | 2014-05-16 | 2014-10-22 | 山东华盛农业药械有限责任公司 | 一种停车与刹车联动机构 |
CN205961884U (zh) * | 2016-08-28 | 2017-02-22 | 山东巨明机械有限公司 | 谷物联合收割机刹车联动机构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6847014B2 (ja) | 2021-03-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108207334B (zh) | 收割机 | |
JP4690981B2 (ja) | 作業車 | |
JP2009220686A (ja) | 歩行型作業機 | |
JPH0694125A (ja) | 作業車の走行用変速連係装置 | |
JP2018099108A (ja) | 収穫機 | |
JP2008000013A (ja) | コンバイン | |
JP2010130916A (ja) | コンバインの操作装置 | |
JP4877053B2 (ja) | コンバインの操作装置 | |
JPS599936Y2 (ja) | 移動農機における走行変速構造 | |
JP5115005B2 (ja) | コンバインの伝動装置 | |
JP4724133B2 (ja) | コンバインのクラッチ操作装置 | |
JP5262269B2 (ja) | コンバイン | |
JP4404744B2 (ja) | コンバイン | |
JP2008271847A5 (ja) | ||
JP5881347B2 (ja) | 乗用型作業車 | |
JP2006204143A (ja) | 作業機の変速操作構造 | |
JPS5931469Y2 (ja) | 移動農機の走行伝動構造 | |
JP3662189B2 (ja) | コンバインの操作構造 | |
JP4245544B2 (ja) | コンバイン | |
JP4382628B2 (ja) | コンバイン | |
KR20160089258A (ko) | 링크기구를 이용한 일체형 정역회전 장치를 갖는 콤바인 | |
JP3806232B2 (ja) | 農用作業機の走行制動装置 | |
JP4700020B2 (ja) | コンバイン | |
JP2005035484A (ja) | 作業車の操作構造 | |
JP3865312B2 (ja) | 刈取収穫機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191225 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210108 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210202 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210302 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6847014 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |