JP2018041573A - スパークプラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成にて燃焼安定性の低下を抑制できるスパークプラグを提供する。【解決手段】スパークプラグ100は、内燃機関に取り付け可能な筒状の取付金具10と、取付金具に絶縁保持され、その一端部31が取付金具の一端部21から露出して延びる中心電極30と、一端側が取付金具の一端部に接合され、他端側の一面45が中心電極の一端部に対向するように延びる接地電極40と、を備える。接地電極40の最大幅Wが1.3≦W≦2.0の条件を満たすとき、中心電極の一端部側の端面51の中心位置Aと、中心位置Aを通り当該スパークプラグ100の軸方向33と直交する仮想平面Xと接地電極の一面45との交線の中点Bとの間の距離dが、W+0.525≦d≦1.07W+0.66の範囲で設定される。【選択図】図4

Description

本開示は、自動車のエンジン等に用いる内燃機関用のスパークプラグに関する。
自動車のエンジン等の内燃機関における着火手段として用いられるスパークプラグとして、軸方向に中心電極と接地電極とを対向させて火花放電ギャップを形成したものがある。かかるスパークプラグは、火花放電ギャップに放電を生じさせ、この放電により、燃焼室内の混合気に着火している。
ここで、燃焼室内においては、例えばスワール流やタンブル流といった混合気の気流が形成されており、この気流が火花放電ギャップにおいても適度に流れることにより、着火性を確保することができる。ところが、内燃機関へのスパークプラグの取付姿勢によっては、ハウジングの先端部に接合された接地電極の一部が、気流における火花放電ギャップの上流側に配置されることがある。この場合、燃焼室内の気流が接地電極によって遮られ、火花放電ギャップ付近の気流が停滞するおそれがある。その結果、スパークプラグの着火性が低下するおそれがある。すなわち、内燃機関への取付姿勢によって、スパークプラグの着火性がばらつくという問題が生じるおそれがある。特に近年、希薄燃焼による内燃機関が多く用いられているが、このような内燃機関においては、スパークプラグの取付姿勢によって、燃焼安定性が低下するおそれがある。
また、内燃機関へのスパークプラグの取付姿勢、すなわち周方向についての接地電極の位置を制御することは困難である。これは、ハウジングにおける取付用ネジの形成状態や内燃機関への取り付け作業時におけるスパークプラグの締付度合い等によって、取付姿勢が変化してしまうからである。
そこで、接地電極による気流の阻害を抑制するために、接地電極に穴開け加工を施した構成や、複数の薄い板状部材によって接地電極をハウジングに接合した構成が開示されている(例えば特許文献1)
特開平9−148045号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の「接地電極に穴開け加工を施した構成」では、接地電極の強度低下を招くおそれがある。また、それを防ぐために接地電極を太く形成すれば、結局、混合気の気流を妨げやすくなる。
また、同じく特許文献1に記載の「複数の薄い板状部材によって接地電極をハウジングに接合した構成」では、接地電極の形状が複雑になり、製造工数も増加し、製造コストが高くなるという問題がある。
本開示は、このような課題に鑑みてなされたものであり、簡易な構成にて燃焼安定性の低下を抑制できるスパークプラグを提供することを目的とする。
本開示は、スパークプラグ(100)であって、内燃機関に取り付け可能な筒状の取付金具(10)と、前記取付金具に絶縁保持され、一端部(31)が前記取付金具の一端部(21)から露出して延びる中心電極(30)と、一端側が前記取付金具の一端部に接合され、他端側の一面(45)が前記中心電極の一端部に対向するように延びる接地電極(40)と、を備え、前記取付金具の周方向に沿った前記接地電極の最大幅W(mm)が1.3≦W≦2.0の条件を満たすとき、前記中心電極の一端部側の端面(51)の中心位置(A)と、前記中心位置を通り当該スパークプラグの軸方向(33)と直交する仮想平面(X)と前記接地電極の前記一面との交線の中点(B)との間の距離d(mm)が、W+0.525≦d≦1.07W+0.66の範囲で設定される。
この構成により、接地電極が中心電極に対して燃焼室内の気流の上流に配置される取り付け状態、すなわち、火花放電ギャップ付近の気流が停滞する可能性が最も高い取り付け状態においても、火花放電ギャップ付近において気流の流速を充分に発生させることが可能となる。この結果、スパークプラグの取り付け姿勢によらず、スパークプラグの着火安定性の低下を好適に抑制することができる。また、スパークプラグの取り付け姿勢によらず着火安定性を確保できるので、取付用ネジの形状や締め付け度合いなど、スパークプラグの取り付け工程に特別な精度が不要であり、中心電極と接地電極に係る2種類の寸法(接地電極の最大幅W、両電極間の距離d)の調整のみで所望の着火安定性を実現できる。
本開示によれば、簡易な構成にて燃焼安定性の低下を抑制できるスパークプラグを提供することができる。
図1は、実施形態に係るスパークプラグの半断面図である。 図2は、図1に示すスパークプラグにおける火花放電部近傍の拡大図である。 図3は、図2の拡大図を図2中のY方向から視た図である。 図4は、図2中のIV−IV端面図である。 図5は、実施形態の構成における着火性能評価試験の測定結果を示す図である。 図6は、図5の測定結果を三次元グラフで表す図である。 図7は、図6の三次元グラフを接地電極の幅Wにおいて連続的に示した図である。 図8は、図7中の凸部と基準平面との偏差を示す図である。 図9は、図8中の凸部におけるリーン限界A/Fが0.05以上改善する領域を平面状に示す図である。 図10は、図8中の凸部におけるリーン限界A/Fが0.1以上改善する領域を平面状に示す図である。 図11は、接地電極の幅が太い場合の気流を示す図である。 図12は、接地電極の幅が細い場合の気流を示す図である。 図13は、変形例における火花放電部近傍の拡大図である。 図14は、変形例の構成における着火性能評価試験の測定結果を示す図である。 図15は、接地電極の断面形状の他の構成の一例を示す図である。 図16は、接地電極の断面形状の他の構成の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
[実施形態]
図1〜図4を参照して、本実施形態に係るスパークプラグ100の構成について説明する。本実施形態に係るスパークプラグ100は、自動車用エンジンの点火栓等に適用されるものであり、該エンジンの燃焼室を区画形成するエンジンヘッド(図示せず)に設けられたネジ穴に挿入されて固定されるようになっている。
図1に示すように、スパークプラグ100は、導電性の鉄鋼材料(例えば低炭素鋼等)等よりなる筒形状の取付金具10を有しており、この取付金具10は、図示しないエンジンブロックに固定するための取付ネジ部10aを備えている。取付金具10の内部には、アルミナセラミック(Al23)等からなる絶縁体20が固定されており、この絶縁体20の一端部21は、取付金具10の一端部11から露出するように設けられている。
絶縁体20の軸孔22には中心電極30が固定されており、この中心電極30は取付金具10に対して絶縁保持されている。中心電極30は、例えば、内材がCu等の熱伝導性に優れた金属材料、外材がNi基合金等の耐熱性および耐食性に優れた金属材料により構成された円柱体で、図2に示すように、その細径化された一端部31が、絶縁体20の一端部21から露出して延びるように設けられている。
一方、接地電極40は、その一端部41にて取付金具10の一端部11に溶接により固定され、途中で曲げられて、その他端部42側が中心電極30の一端部31に向かって中心電極の軸33とは鋭角をなすように延びる柱状(例えば角柱)をなす。接地電極40の延在方向に直交する断面の形状は、例えば図4に示すように長方形状である。
つまり、図2に示す様に、接地電極40の他端部42側の端面(以下、接地電極他端面という)43に向かう軸44と中心電極30の軸33とのなす角度αが鋭角となっている。すなわち、接地電極40は、その延在方向が中心電極30に対して傾斜する形状、所謂スラント形状となっている。この接地電極40は、例えば、Niを主成分とするNi基合金より構成されている。
ここで、接地電極40の接地電極他端面43に向かう軸44は、接地電極40と取付金具10との接合部(溶接部)断面の重心および中心電極の軸33を含む面を仮想面とし、この仮想面に対して投影した時の実質的な接地電極40の接地電極他端面43に向かう軸である。当該仮想面は、図2における紙面に平行な面となる。
また、中心電極30の一端部31には、中心電極の軸33と同一方向に延びる貴金属等よりなる中心電極側チップ50が、レーザ溶接や抵抗溶接等により接合されている。つまり、本実施形態では、中心電極の軸33は中心電極側チップ50の軸52でもある。なお、本例では、中心電極の軸33は中心電極側チップの軸52と一致しているが、一致していなくても同一方向即ち平行関係にあれば良い。
一方、接地電極40の他端部42側における中心電極30に対向した面45には、貴金属等よりなる柱状の接地電極側チップ60が接合されている。接地電極側チップ60は、接地電極40との接合部から(つまり、接地電極他端面43の幅からはみ出して)中心電極側チップ50の方へ突き出している。この接地電極側チップ60は、その先端面61と中心電極側チップ50の先端面51とが放電ギャップを介して対向するように、中心電極側チップ50の先端面51に向かって延びている。
中心電極側チップの軸52と接地電極側チップの軸62とが交差またはねじれの位置関係にある。ここで、具体的には、中心電極側チップの軸52と接地電極側チップの軸62との交差角度β(ねじれの場合も、図2中のβを交差角度とする)は、火炎核が接地電極に接する体積を抑えて冷損を抑制することが出来、その角度は5°以上70°以下であることが好ましい。
また、図2から明らかなように、接地電極側チップ60の接地電極40との接合部(溶接部)が、中心電極の軸33方向において中心電極側チップ50の先端面51よりも取付金具10とは反対側(図2中の上側)にある。
中心電極側チップ50は、柱状、円板状等にすることができるが、柱状であることが好ましい。また、接地電極側チップ60は、火炎核の接地電極母材による冷損を抑制するため、接地母材から離れた放電面(先端面)61を形成できる柱状(棒状)であることが好ましい。
また、中心電極側チップ50及び接地電極側チップ60の材質としては、Pt(白金)−Ir(イリジウム)、Pt−Rh(ロジウム)、Pt−Ni(ニッケル)、Ir−Rh、Ir−Y(イットリウム)等の合金のいずれか1種を採用することができる
更に言うならば、中心電極側チップ50及び接地電極側チップ60の材質としては、Ptを主成分としIr、Ni、Rh、W、Pd、Ru、Osの少なくとも一つが添加された合金よりなるものにできる。より具体的には、Ptを主成分とし、50重量%以下のIr、40重量%以下のNi、50重量%以下のRh、30重量%以下のW、40重量%以下のPd、30重量%以下のRu、20重量%以下のOsの少なくとも一つが添加された合金を採用することができる。
また、中心電極側チップ50及び接地電極側チップ60の材質としては、Irを主成分としRh、Pt、Ni、W、Pd、Ru、Osの少なくとも一つが添加された合金よりなるものを採用することができる。より具体的には、Irを主成分とし、50重量%以下のRh、50重量%以下のPt、40重量%以下のNi、30重量%以下のW、40重量%以下のPd、30重量%以下のRu、20重量%以下のOsの少なくとも一つが添加された合金を採用することができる。
かかるスパークプラグ100においては、両チップ50、60の先端面51、61の間に形成された放電ギャップにおいて放電し、燃焼室内の混合気に着火させる。着火後、放電ギャップに形成された火炎核は、成長していき、燃焼室内にて燃焼が行われるようになっている。
そして特に本実施形態では、図3及び図4に示すように、取付金具10の周方向に沿った接地電極40の最大幅W(mm)が、1.3≦W≦2.0の条件を満たすように設定されている。以降の説明では、この最大幅Wを単に「接地電極40の幅W」とも表記する。なお、接地電極40の断面形状が長方形状である本実施形態の構成の場合、この最大幅Wは、接地電極40の他端部42側における中心電極30の一端部31側の先端部(中心電極側チップ50)に対向した面45(「接地電極40の他端側の一面45」ともいう)に沿った幅が相当する。また、最大幅Wは、「気流上流側面46の幅」とも表現することができる。気流上流側面46とは、接地電極40の延在方向に沿った4つの側面のうち、中心電極30と反対側の面であり、上記の一面45に対して反対側の面である。
さらに、本実施形態では、図2及び図4に示すように、幅Wが上記条件を満たすとき、中心電極30の一端部31側の端面(中心電極側チップ50の先端面51)の中心位置Aと、この中心位置Aを通り、中心電極30の軸33(取付金具10の中心軸線)と直交する仮想平面X(図2の水平方向、図4の紙面と平行な方向に延在する平面)と、接地電極40の一面45との交線の中点Bとの間の距離d(mm)が、下記の(1)式で示す範囲で設定されるのが好ましい。
W+0.525≦d≦1.07W+0.66 ・・・(1)
さらに、この距離d(mm)の範囲は、下記の(2)式で示す範囲に狭めて設定されるのが好ましい。
W+0.6≦d≦1.17W+0.42 ・・・(2)
なお、上記の距離dの定義は、仮想平面Xにおいて、中心電極側チップ50の先端面51の中心位置Aから接地電極40の一面45へ伸ばした垂線の長さ、とも表現することができる。
上述のように、内燃機関の燃焼室内で発生する気流が、中心電極30と接地電極40との間の火花放電ギャップに適度に流れることにより、スパークプラグ100の着火性を確保できる。しかし、内燃機関へのスパークプラグ100の取付姿勢によっては、中心電極30に対して接地電極40が、気流における火花放電ギャップの上流側に配置されることがある(スパークプラグ100の取付姿勢としては、接地電極40の位置が火花放電ギャップ(中心電極30)の上流側にある場合の他に、接地電極40がギャップより下流側にある場合や、接地電極40とギャップとが横並びにある場合、が挙げられる)。このように接地電極40が火花放電ギャップより上流側に配置される場合、燃焼室内の気流が接地電極40によって遮られ、火花放電ギャップ付近の気流が停滞し、その結果、スパークプラグの着火安定性が低下するおそれがある。
これに対して、本実施形態に係るスパークプラグ100は、接地電極40の最大幅W(mm)が、1.3≦W≦2.0の条件下で、接地電極と中心電極との距離dを上記(1)式、より好ましくは(2)式に示す範囲に設定する。この構成により、接地電極40が中心電極30に対して燃焼室内の気流の上流に配置される取り付け状態、すなわち、火花放電ギャップ付近の気流が停滞する可能性が最も高い取り付け状態においても、火花放電ギャップ付近において気流の流速を充分に発生させることが可能となる。この結果、スパークプラグ100の取り付け姿勢によらず、スパークプラグ100の着火安定性の低下を好適に抑制することができる。また、スパークプラグ100の取り付け姿勢によらず着火安定性を確保できるので、取付用ネジの形状や締め付け度合いなど、スパークプラグ100の取り付け工程に特別な精度が不要であり、中心電極30と接地電極40に係る2種類の寸法(接地電極40の幅、両電極間の距離d)の調整のみで所望の着火安定性を実現できる。つまり、本実施形態に係るスパークプラグ100は、簡易な構成にて燃焼安定性の低下を抑制できる。なお、幅Wと距離dとを上記(1)式または(2)式に示す範囲に設定することにより上記の効果を奏することができる根拠については、図11及び図12を参照して後述する。
また、本実施形態のスパークプラグ100では、接地電極40がスラント形状である。つまり、接地電極40の軸44と中心電極30の軸33とのなす角度αが鋭角となるように、接地電極40の他端部42側が中心電極30の一端部31に向かって延びる。この構成により、先端部側が中心電極30の軸33と直交して、中心電極30の先端部に覆いかぶさるような形状を有する通常の接地電極に比べて、接地電極40を短化して熱引き性を良好にできる。したがって、接地電極40の耐熱性を確保できると共に、強度の低下を防止できる。
また、本実施形態のスパークプラグ100では、中心電極30の一端部31の先端から突出して設けられる柱状の中心電極側チップ50を備える。上記の(1)式及び(2)式の「中心電極30の一端部31側の端面」とは中心電極側チップ50の先端面51である。中心電極側チップ50の軸52の方向は、スパークプラグ100の軸方向(取付金具10の中心軸線の軸方向)と同一である。この構成により、中心電極側チップ50は円柱形状であればよいので、製造を容易にできる。また、形状がシンプルであるので、中心電極30への溶接作業も容易にできる。
また、本実施形態のスパークプラグ100において、接地電極40には、一面45から中心電極側チップ50側(中心電極30側)に突出し、中心電極側チップ50(中心電極30)と放電ギャップを介して対向する柱状の接地電極側チップ60が設けられる。この構成により、中心電極30と接地電極40の両方に柱状の貴金属チップ50,60が設けられた針対針構造となるので、着火性能を向上できる。
次に、図5〜図10を参照して、接地電極の幅W(mm)が、1.3≦W≦2.0の条件下で、接地電極40と中心電極30との距離dを上記(1)式、より好ましくは(2)式に示す範囲に設定することの根拠について述べる。
これらの具体的数値は、下記の仕様のスパークプラグ100について着火性能評価試験を行った結果、導出したものである。
・接地電極40の断面形状:厚さt=1.3mm固定の長方形形状
・接地電極側チップ60の径φ=0.7mm、接地面(接地電極40の一面45)からの突出し量=0.8mm
・中心電極側チップ50の径φ=0.55mm、長さL=0.8mm
・取付ネジ部10aのネジ径:M12
・放電ギャップ:0.85mm
・中心電極側チップ50の軸方向はスパークプラグ100の軸方向と同一
なお、スパークプラグ100の取り付け方向は、接地電極40の背方向(面45と反対側の面がある方向)をエンジンの吸気弁方向とした。すなわち、気流方向は、接地電極40の背方向が上流側となる(図11、図12参照)。
ここで、着火性能評価試験は、エンジンとして1800cc、4気筒のものを用い、評価条件は2000rpm、図示有効平均圧Pmi=0.28Mpa、評価特性値は、リーン限界A/F(失火しないような最も薄い混合気の空気/燃料比)を用いた。なお、Pmi変動率3%点のA/F値をリーン限界A/Fと定義した。
着火性能評価試験では、接地電極40の幅Wを、1.2〜2.2の範囲において0.1刻みで11種類設定した。そして、幅Wの各値について、距離dを、1.7〜2.9の範囲において0.1刻みで13種類設定した。これらの合計143種類の各条件において、リーン限界A/Fを5回ずつ測定し、測定値の範囲を求めた。距離dの変更は、接地電極40の立設部より先端側の接地母材の角度αと、曲げRの大きさと、曲げR部の高さとを適宜変更して行った。
着火性能評価試験の測定結果を図5に示す。図5には、上記の143種類の各条件で5回ずつ計測したリーン限界A/Fの測定値の範囲がそれぞれ示されている。図5に太枠で囲んで示すように、幅Wの各値において、リーン限界A/Fが相対的に大きくなる(エンジンの燃焼安定性が向上する)dの領域R1が存在する。また、図5に網掛けで示すように、領域R1において、リーン限界A/Fが相対的に大きくなる(エンジンの燃焼安定性がさらに向上する)領域R2が存在する。これらの領域R1,R2は、幅Wが増加するにつれてdが大きい領域に遷移している傾向がある。
図5の各条件において計測した5回のリーン限界A/Fの平均値と、幅Wと距離dとの関係は、図6に示す三次元グラフに示すような特性となる。図6は、幅Wの各条件ごとに離散的に表現した三次元グラフである。図6に示すように、リーン限界A/Fは、幅Wの範囲が1.3〜2.0の範囲では、距離dに応じてピーク値を有する山型となる傾向がある。また、これらのピークは、幅Wが増加するにつれて距離dが大きい領域に遷移している。さらに、幅Wが小さくなるほど、リーン限界A/Fの基準値(ピーク値を含む山形部分を除く平坦部分)が増加する傾向がある。
図6に示す三次元グラフを、幅Wの各条件の間を補完して連続的に表現すると図7に示す三次元グラフとなる。図7に示すように、リーン限界A/Fは、基本的には、幅Wの各値において一定の基準値をとり、幅Wの減少に伴ってこの基準値が増加するような傾斜平面Sをとる特性となる。また、リーン限界A/Fは、この傾斜平面Sからピーク値の稜線を中心として正方向に突出する凸部Pを有する特性となる。
図8は、幅Wの各値において凸部Pと基準平面Sとの偏差を示す三次元グラフである。すなわち、図8では、d軸及びW軸を含む水平面が基準平面Sであり、水平面から突出する山形状の部分が凸部Pである。図8では、基準平面Sに対してリーン限界A/Fが0.1以上改善した領域をP1、0.05以上改善した領域をP2、0.05未満の改善した領域をP3として図示している。
このうち領域P2の範囲を抽出したのが図9である。図9は、図8の三次元グラフをリーン限界A/Fが0.05の平面で切ったときの凸部Pの断面形状を示す。図9に示されるプロットを結ぶ線分は、図8の領域P2とP3との境界線である。そして、これらの境界線を線形近似して2本の近似直線L1(d=W+0.525)と近似直線L2(d=1.0714W+0.6571)を得ることができる。これらの近似直線L1とL2との間の領域が、リーン限界A/Fが0.05以上改善した領域となる。したがって、図9に示す試験結果によって、接地電極40の幅W(mm)が、1.3≦W≦2.0の条件下で、接地電極40と中心電極30との距離dを上記(1)式に示す範囲に設定することにより、リーン限界A/Fを改善でき、この結果、燃焼安定性を向上できることが示された。
図8のうち領域P1を抽出したのが図10である。図10は、図8の三次元グラフをリーン限界A/Fが0.1の平面で切ったときの凸部Pの断面形状を示す。図10に示されるプロットを結ぶ線分は、図8の領域P1とP2との境界線である。そして、これらの境界線を線形近似して2本の近似直線L3(d=W+0.6)と近似直線L4(d=1.1714W+0.4171)を得ることができる。これらの近似直線L3とL4との間の領域が、リーン限界A/Fが0.1以上改善した領域となる。したがって、図10に示す試験結果によって、接地電極40の幅W(mm)が、1.3≦W≦2.0の条件下で、接地電極40と中心電極30との距離dを上記(2)式に示す範囲に設定することにより、リーン限界A/Fをより一層改善でき、この結果、燃焼安定性をさらに向上できることが示された。
次に、図11及び図12を参照して、接地電極40の幅Wにより最適な距離dが存在するメカニズムについて説明する。
図11に示すように、接地電極40が気流の上流に位置すると、その接地電極40が気流の妨げになり下流側に位置する中心電極30の放電部(ギャップ部)での気流を停滞させ(すなわち淀ませ)、放電火花を気流に乗せて引伸ばすことが出来なくなる。一般的に、放電火花が伸びると、混合気との接触長さが増加するために着火性能が良くなることが知られている。このため火花が伸びなくなると着火性能が低下する。この事から、プラグギャップ部(中心電極側チップ50の先端面51の近傍)の気流を淀ませることなく流れるようにできれば、着火性能を向上させることができると考えられる。
接地電極40による気流停滞の要因は、例えば、接地電極40の幅W(以降では「接地幅W」ともいう)により、その下流側にて流速は低下するものの、その低下度合いが距離dに単純に比例しない領域が存在し、局部的に流速の低下度合いが低い部分が存在するためと推定できる。図11に示すように、接地幅Wが広い(太い)と、接地裏側面(接地電極40の一面45)に渦が大きく発生し気流の剥離が増大する。これにより、下流での流速が小さくなり、距離dの影響は小さくなる。
一方、接地幅Wを狭く(細く)すると、図12に示すように、接地裏側面45での渦発生が抑えられ、気流の剥離が抑制される。これにより、下流での流速が向上されて大きくなり、距離dにより流速の変化は大きくなる。すなわち、最も流速が早くなる距離dが存在する。これは、着火性が良くなるdが存在することを意味する。
従来の接地電極(一般的なプラグの接地電極幅Wは2.1〜2.7mm程度。接地電極厚さtは1.2〜1.4mm程度)では、気流の上流に位置した場合、その接地電極40と中心電極30のギャップ部までの距離dは、一定距離(ギャップ以上の距離)以上では着火性能は変化しないと考えられていた。これに対して本実施形態では、上流に位置する接地電極幅Wの特定範囲(すなわち1.3≦W≦2.0(mm))において、接地電極40からギャップ部までの距離dによって着火性能が向上する事を見出したものである。
[変形例]
図13〜図16を参照して上記実施形態の変形例について説明する。
スパークプラグ100の火花放電部(中心電極30、接地電極40を含む領域)の構成は、上記実施形態に限られない。上記実施形態では、中心電極側チップ50の軸52の方向が、スパークプラグ100の軸方向と同一であったが、中心電極側チップ50の軸52は、スパークプラグ100の軸方向と同一方向でなくても良く、外方に延びていれば良い。そして、この場合、接地電極側チップ60の軸62と中心電極30の軸33とが交差またはねじれの位置関係に有れば良い。例えば図13に示すように、中心電極側チップ50を接地電極40側に傾斜させ、中心電極側チップ50の軸52の方向を、接地電極40の一面45の対向方向、すなわち、接地電極側チップ60の軸62の方向と同一としてもよい。
図13の構成においても、実施形態と同様に着火性能評価試験を行った。試験に用いたスパークプラグ100の仕様は、中心電極側チップ50の軸52の方向が接地電極側チップ60の軸62の方向と同一である点のみが実施形態と異なり、他の仕様は実施形態と同様である。
着火性能評価試験では、接地電極40の幅Wを1.5及び1.7の2種類を設定し、Wの各値について、距離dを、1.7〜2.9の範囲において0.1刻みで13種類設定した、合計26種類の各条件において、リーン限界A/Fを5回ずつ測定し、測定値の範囲を求めた。
着火性能評価試験の測定結果を図14に示す。図14の形式的な概要は図5と同様である。図14に示すように、図13に示す変形例の構成においても、図2に示す実施形態の構成と同様の結果が得られた。この理由は、スパークプラグ100の着火安定性は、接地電極40の幅Wと中心電極30の放電起点部までの空間にて気流の状態(流速)が支配されるためであり、一方、接地電極側チップ60に対向する中心電極側チップ50の軸52の方向にはほとんど影響されないためと考えられる。
また、上記実施形態では、接地電極40の延在方向に直交する断面の形状が長方形状である構成を例示したが、接地電極40の断面形状はこれに限られない。例えば図15に示すような台形状であってもよい。図15に示すように、断面形状が台形状であり、かつ、接地電極40の他端側の一面45が台形の上底、接地電極40の気流上流側面46が台形の下底となる構成の場合には、上底の幅S1より長い下底の幅S2、すなわち気流上流側面46に沿った幅S2が、上記実施形態の「接地電極40の最大幅W」に相当する。
同様に、接地電極40の断面形状は、図16に示すように、上記実施形態の矩形状の角を面取りした形状であってもよい。この構成の場合、上記実施形態の「接地電極40の最大幅W」は、接地電極40の他端側の一面45、または、気流上流側面46に沿った幅S3ではなく、これらの両側の面取り部分も含めた幅S4がこれに相当する。
以上、具体例を参照しつつ本実施形態について説明した。しかし、本開示はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
上記実施形態では、スラント形状の接地電極40を備える構成を例示したが、本実施形態のスパークプラグ100は、先端部側が中心電極30の軸33と直交して中心電極30の先端部に覆いかぶさるような形状を有する通常の接地電極を備える構成にも適用することができる。
また、上記実施形態では、中心電極30と接地電極40の両方に柱状の貴金属チップ50,60が設けられた針対針構造の構成を例示したが、本実施形態のスパークプラグ100は、中心電極30のみに貴金属チップ50を設ける構成でもよい。
10:取付金具
30:中心電極
40:接地電極
45:接地電極の他端側の一面
50:中心電極側チップ
51:先端面
60:接地電極側チップ
100:スパークプラグ
W:取付金具の周方向に沿った接地電極の最大幅
A:中心電極の一端部側の端面の中心位置
X:中心位置を通り当該スパークプラグの軸方向と直交する仮想平面
B:仮想平面と接地電極の一面との交線の中点
d:中心位置Aと中点Bとの間の距離

Claims (6)

  1. スパークプラグ(100)であって、
    内燃機関に取り付け可能な筒状の取付金具(10)と、
    前記取付金具に絶縁保持され、一端部(31)が前記取付金具の一端部(11)から露出して延びる中心電極(30)と、
    一端側が前記取付金具の一端部に接合され、他端側の一面(45)が前記中心電極の一端部に対向するように延びる接地電極(40)と、を備え、
    前記取付金具の周方向に沿った前記接地電極の最大幅幅W(mm)が1.3≦W≦2.0の条件を満たすとき、
    前記中心電極の一端部側の端面(51)の中心位置(A)と、前記中心位置を通り当該スパークプラグの軸方向(33)と直交する仮想平面(X)と前記接地電極の前記一面との交線の中点(B)との間の距離d(mm)が、
    W+0.525≦d≦1.07W+0.66
    の範囲で設定される、
    スパークプラグ。
  2. 前記距離d(mm)が、
    W+0.6≦d≦1.17W+0.42
    の範囲で設定される、
    請求項1に記載のスパークプラグ。
  3. 前記接地電極がスラント形状である、
    請求項1または2に記載のスパークプラグ。
  4. 前記中心電極の一端部の先端から突出して設けられる柱状の中心電極側チップ(50)を備え、
    前記中心電極の一端部側の端面とは、前記中心電極側チップの先端面(51)であり、
    前記中心電極側チップの軸方向(52)は、当該スパークプラグの軸方向と同一である、
    請求項3に記載のスパークプラグ。
  5. 前記中心電極の一端部の先端から突出して設けられる柱状の中心電極側チップ(50)を備え、
    前記中心電極の一端部側の端面とは、前記中心電極側チップの先端面(51)であり、
    前記中心電極の一端部の軸方向(52)は、前記接地電極の前記一面の対向方向(62)と同一である、請求項3に記載のスパークプラグ。
  6. 前記接地電極には、前記一面から前記中心電極側に突出し、前記中心電極と放電ギャップを介して対向する柱状の接地電極側チップ(60)が設けられる、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のスパークプラグ。
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