JP2005228562A - スパークプラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】 M18以上のネジ部を有する取付金具に対する接地電極の溶接強度を確保する。
【解決手段】 取付金具10は外周にM18以上の取付用ネジ部11が設けられ、その一端が開口した環状構造になっている。そして、この取付金具10の一端面12の内径と外径との差の1/2をB、一端面12から取付ネジ部11方向に0.5mm移動した取付金具10の内径と外径との差の1/2をC、取付金具10の内径と取付ネジ部11の外径との差の1/2をDとしたときに、取付金具10が0.7≦B/C≦1.0を満たし、かつ、0.20<B/D<0.65の関係を満たすことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ガスエンジン等に用いられ、取付金具に形成された取付用ネジ部の径がM18以上であるスパークプラグにおいて、特に、取付金具に対する接地電極の溶接強度に関する。
一般に、スパークプラグは、中心電極と、絶縁体と、取付金具と、取付用ネジ部と、接地電極とを備えて構成されている。具体的には、中心電極の外周には絶縁体が設けられており、この絶縁体の外周には取付金具が設けられている。そして、この取付金具の外周にはエンジン等に取り付けるための取付用ネジ部が設けられている。また、接地電極の一端が、この取付金具に結合され、接地電極の他端側が放電ギャップを隔てて中心電極と対向するように配置されている。
このようなスパークプラグは、自動車のエンジンやガスエンジン等における点火栓として適用され、取付金具の取付ネジサイズによりJIS(日本工業規格)で規定されている。その一種類の呼び名としてM14、M18などと呼ばれる。
また、スパークプラグでは、一般に使用時に接地電極が常に高温な状態とならないように、接地電極内部に熱伝導率の高い金属、例えばCu(銅)を封入させて、Cuを介して接地電極の熱を取付金具に逃がすものが一部使用されている。一方、耐熱性能を向上させるために、Al(アルミニウム)を含有した接地電極等が実用化されている。
接地電極内部に熱伝導率の高い金属が封入された接地電極やAl入り接地電極の一端が取付金具に押さえつけられた状態で接地電極が溶接される。具体的には、接地電極と取付金具との間に大電流を流すことで互いを溶接する抵抗溶接の方法により、接地電極が取付金具の一端に溶接される。
近年開発されているコージェネレーション等のガスエンジン用のスパークプラグがある。このガスエンジン用では、高圧縮で高出力を特徴として、さらに高効率を目指した開発がされている。スパークプラグも高強度を確保するために、取付ネジ部のネジ径が、ガソリンエンジン用で用いられるM14のものよりも大きいM18以上のものが用いられている。ガソリンエンジンでは、常用域使用の温度は一般的に接地電極温度が800℃以下であるのに対し、コージェネレーション等のガスエンジンでは、常用域使用の温度は一般的に接地電極温度が約850℃〜950℃の高温になる。
そのため、ガスエンジン用においても、内部にCu等の熱伝導率の良い金属を封入した接地電極をM18以上の取付ネジ部を有する取付金具に取り付け、接地電極の熱を取付金具に逃がすことが求められている。また、耐熱酸化性を向上させるためにAlを含有した接地電極などが求められている。
しかしながら、M18以上のようにネジ径が大きい場合、取付金具に抵抗溶接で接地電極を溶接すると、接地電極の溶接強度が低くなることが本発明者らによって明らかになった。このことについて、図8を参照して説明する。
図8は、M14とM18の各取付金具10に接地電極40を抵抗溶接で溶接する様子を示す図であり、(a)はM14の取付ネジ部11が設けられた取付金具10に接地電極40を取り付ける様子、(b)はM18の取付ネジ部11が設けられた取付金具10に接地電極を取り付ける様子を示す。
図8(a)に示されるように、M14の取付ネジ部11が設けられた取付金具10に接地電極40を取り付ける場合、接地電極40の厚さtが取付金具10の一端面12の厚さとがほぼ同じになっている。したがって、抵抗溶接がなされる際に、大電流による熱が接地電極の端面と取付金具の一端面とに十分与えられて、接地電極40の端面と取付金具10の一端面12とが溶融され、接地電極40が取付金具10に溶接される。
ところが、図8(b)に示されるように、M18の取付ネジ部11が設けられた取付金具10に接地電極40を取り付ける場合、取付金具10の一端面12の厚さが接地電極40の厚さtよりも大きくなっている。このため、抵抗溶接が行われる際に、大電流によって発生した熱が、取付金具10の接地電極40が接していない部分に逃げてしまい、取付金具10が十分に溶融されない状態となる。
この結果、接地電極40が取付金具10に確実に溶接されず、取付金具10に対する接地電極40の溶接強度の不足が生じる。このような状態であると、取付金具10から接地電極40が脱落する可能性がある。
このような現象は、接地電極内部に熱伝導率の高い金属を封入した接地電極およびAlを含有する接地電極に対して検討され、どちらの接地電極であっても上記のような溶接強度の低下が起こることが発明者らにより明らかとなった。
なお、例えばAr(アルゴン)等の不活性ガス雰囲気中で抵抗溶接することで溶接強度を確保する方法が考えられているが、不活性ガス雰囲気中で抵抗溶接を行わなければならず、そのための装置等も必要になる。
本発明は、上記点に鑑み、M18以上の取付金具の一端面に接地電極を抵抗溶接で取り付けてなるスパークプラグにおいて、取付金具に対する接地電極の溶接強度を確保することを目的とする。
本発明者らは、取付金具に関する寸法、または、接地電極の取付角度を規定すれば、取付金具に対する接地電極の溶接強度を確保できると考えた。そして、本発明は、本発明者らが鋭意検討した結果に基づいており、実験的に見出されたものである。
したがって、請求項1に記載の発明では、柱状の中心電極(30)と、この中心電極の外周に設けられた絶縁体(20)と、この絶縁体の外周に設けられ、開口した一端面(12)を有する管状構造になっていて、外周にM18以上の取付用ネジ部(11)が設けられた取付金具(10)と、この取付金具に一端(41)が結合され、他端側が放電ギャップ(50)を隔てて中心電極と対向するように配置された接地電極(40)とを備えるスパークプラグにおいて、一端面における取付金具の内径と外径との差の1/2をB、一端面から取付ネジ部の方向に0.5mm移動した取付金具の内径と外径との差の1/2をCとし、一端面における取付金具の内径と取付ネジ部の外径との差の1/2をDとしたとき、取付金具は0.7≦B/C≦1.0、かつ、0.20<B/D<0.65の関係を満たすことを特徴としている。
このように、取付金具の一端面の寸法を上記の範囲とすることで、取付金具の一端面における取付金具の内径と外径との差の1/2であるBを小さくすることができる。これは、取付金具の一端面の幅が狭くなることを意味する。したがって、抵抗溶接の際に取付金具の一端面に与えられた熱が、取付金具の外縁部に逃げにくくなるので、取付金具の一端面を十分に溶融させることができる。したがって、接地電極を確実に溶接することができ、接地電極の溶接強度を確保することができる。
また、請求項2に記載の発明では、柱状の中心電極(30)と、この中心電極の外周に設けられた絶縁体(20)と、この絶縁体の外周に設けられ、開口した一端面(12)を有する管状構造になっていて、外周にM18以上の取付用ネジ部(11)が設けられた取付金具(10)と、この取付金具に一端(41)が結合され、他端側が放電ギャップ(50)を隔てて中心電極と対向するように配置された接地電極(40)とを備えるスパークプラグにおいて、一端面の内径と外径との差の1/2をB、一端面から取付ネジ部の方向に0.5mm移動した取付金具の内径と外径との差の1/2をCとしたとき、取付金具は0.7≦B/C≦1.0の関係を満たし、接地電極の中心軸が一端面と交わる点(G)と中心電極の中心軸(P)とを結ぶ直線と、一端面と一端とが接したときにできる交線とが交わる2つの点の間隔をS、接地電極の幅をL、接地電極の厚さをtとし、接地電極の中心軸が一端面と交わる点(G)と中心電極の中心軸(P)とを結ぶ直線と、一端面と一端とが接したときにできる交線のうち長辺に平行な直線とのなす角度をθとしたとき、取付金具および接地電極は、t≦Lであり、60°≦θ≦90°、かつ、1.0<B/S≦1.6の関係を満たすことを特徴としている。
このように、取付金具の一端面に接地電極を取り付ける際の取付角度の範囲を定めることができる。このような取付角度の範囲とすることで、抵抗溶接の熱が逃げる取付金具の部分を小さくすることができる。よって、本発明によれば、上記条件を満たす接地電極の取付角度の範囲内で取付角度を変化させても、接地電極の溶接強度を確保することができる。
請求項3に記載の発明では、接地電極は、その母体を含む複数の金属で構成され、接地電極の母体となる金属内部に熱伝導率が異なる金属が挿入された状態で取付金具に結合されていることを特徴としている。
接地電極を、このような構成とすることで、接地電極の熱を取付金具に逃がすようにすることができる。また、請求項1または請求項2を満たす取付金具に接地電極を接合することで、接地電極の溶接強度を確保することができる。
請求項4に記載の発明では、接地電極を構成する複数の金属のうち、接地電極の母体となる金属の固有抵抗が、母体を含む複数の金属の中でもっとも大きいことを特徴としている。
このように、接地電極の母体を固有抵抗が大きく熱の伝わりにくい材質で構成することで、抵抗溶接の際に、接地電極内部に封入された金属が溶けて母体から出てしまわないようにすることができる。また、接地電極を構成する金属の中で、母体の固有抵抗をもっとも大きいものとすることで、抵抗溶接の熱に耐えうる接地電極とすることができる。
そのような母体として、例えば請求項5に記載の発明のように、接地電極の母体がNi基合金よりなるものを採用することができる。
また、請求項6に記載の発明のように、接地電極の母体となる金属内部に、Cuを挿入することも可能である。
請求項7に記載の発明では、接地電極は、Alを1wt%以上含有するNi基合金で構成されていることを特徴としている。
接地電極をこのような構成としても、請求項1または請求項2を満たす取付金具に接地電極を接合することで、接地電極の溶接強度を確保することができる。また、接地電極にAlが含まれると、接地電極の表面に酸化被膜が形成されるので、接地電極の耐熱酸化性を向上させることができる。
請求項8に記載の発明では、差Bと差CとがB/C=1の関係を満たしており、取付金具の一端面の外縁部が段差形状になっていることを特徴としている。このような段差形状とすることで、抵抗溶接の熱が逃げないようにすることができ、接地電極を確実に取付金具に溶接することができる。
また、請求項9に記載の発明では、差Bと差Cとが0.7≦B/C<1.0の関係を満たしており、取付金具の一端面の外縁部がテーパー形状になっていることを特徴としている。このようなテーパー形状であっても、抵抗溶接の熱が逃げないようにすることができ、接地電極を強固に取付金具に溶接することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明を図に示す実施形態について説明する。本実施形態は、コージェネレーションにおける発電機のガスエンジン用のスパークプラグに用いられる。図1は本実施形態に係るスパークプラグ100の全体構成を示す半断面図であり、図2は図1中の丸で囲んだA部分の詳細説明図である。
スパークプラグ100は、円管状構造の取付金具(ハウジング)10を有しており、この取付金具10は、図示しないエンジンブロックに固定するための取付ネジ部11を備えている。取付金具10の内部には、アルミナセラミック(Al)等からなる絶縁体20が固定されており、この絶縁体20の先端部21は、取付金具10の一端面12から露出するように設けられている。
絶縁体20の内孔22には、柱状の中心電極30がその先端部31を絶縁体20の先端部21から露出させるように固定されており、この中心電極30は絶縁体20を介して取付金具10に絶縁保持されている。
中心電極30は、内材がCu等の熱伝導性に優れた金属材料、外材がNi基合金等の耐熱性および耐食性に優れた金属材料により構成されたもので、上記先端部31には、貴金属チップ32(以下、中心電極側チップ32という)が溶接等により取り付けられ、この中心電極側チップ32は中心電極30の一部を構成している。
本実施形態では、中心電極側チップ32は、円板状のIr合金からなるIr合金チップであり、中心電極30における電極母材である先端部31に対してレーザ溶接によって接合されている。
取付金具10の一端面12には、Ni基合金で構成され、耐熱性に優れたインコネル(登録商標)を母体とした柱状の接地電極40が抵抗溶接により結合され固定されている。詳しくは、接地電極40は、接地電極40の母体となる柱状のインコネルの内部にインコネルよりも熱伝導率が高いCuが封入され、さらにCuの内部にはNiが封入された多層構造になっている。
また、本実施形態では、接地電極40の長手方向に垂直な断面をとったときに、各断面の重心を結んだ線を接地電極40の中心軸としている。本実施形態では、柱状の接地電極40を採用している。したがって、接地電極40の断面は長方形になり、その長方形の重心が接地電極40の中心軸が通る点となる。
この接地電極40は、取付金具10の一端面12に固定された一端41から途中で略L字に曲げられて他端42側の部位にて中心電極30の先端部31と火花放電ギャップ50を介して対向して配置されている。
また、接地電極40は、所定の取付角度で取付金具10の一端面12に溶接される。取付角度とは、後述する図5に示されるように、接地電極40の中心軸が取付金具10の一端面12と交わる点Gと中心電極30の中心軸Pとを結ぶ直線と、取付金具10の一端面12と接地電極40の一端41とが接したときにできる交線のうち長辺に平行な直線とのなす角度θをいう。この接地電極40の取付角度θについては、後で説明する。
次に、取付金具10および接地電極40の詳細について説明する。
図2(a)は、図1中のA部分の拡大断面図である。この図に示されるように、取付金具10には、一点鎖線で示されるスパークプラグ100の中心軸に対して同軸的に空洞部が形成されている。そして、取付金具10の内壁の半径は、取付金具10の一端面12近傍においてRとされている。
図2(a)に示されるように、取付金具10の一端面12の内径と外径との差の1/2、つまり一端面12の内側の半径と外側の半径との差をBとしている。以下、このBを取付金具10の一端面12の厚さBと記す。本実施形態では、厚さBは、2.0〜2.2mmとされている。また、一端面12から取付ネジ部11方向に0.5mm移動した取付金具10の内径と外径との差の1/2、つまり取付金具10の内側の半径と外側の半径との差 をCとしている。以下、このCを取付金具10の厚さCと記す。本実施形態では、厚さCは、2.0〜2.2mmとされている。
これらの比B/Cは、取付金具10の先端部分の形状を示す値となる。したがって、このB/Cの値が小さいほど、取付金具10の一端面12の外縁部は傾斜形状(テーパー形状)となる。一方、B/Cの値が1に近いほど、取付金具10の一端面12の外縁部の傾斜が鋭くなり、取付金具10の先端部分は段差形状に近くなる。
また、B/C≒1の場合は、取付金具10の一端面12の厚さBと、取付金具10の厚さCとがほぼ等しいことを意味する。したがって、B/C≒1の場合、取付金具10の一端面12の外縁部は段差形状となる。
そして、このB/Cの値は、0.7≦B/C≦1.0であることが好ましく、本実施形態ではB/Cはほぼ1である。つまり、取付金具10の一端面12の外縁部は段差形状になっている。
また、図2(b)は、図2(a)の破線部分で接地電極40を切断し、接地電極40の他端42側から中心電極側チップ32(図示せず)方向を見た図である。この図に示されるように、接地電極40の断面の長辺を接地電極40の幅Lとしている。そして、接地電極40の断面の短辺、すなわち接地電極40の厚みによって形成される辺を接地電極40の厚さtとしている。
図2(b)に示されるように、取付金具10の一端面12の内径と取付ネジ部11の外径との差をDとしている。以下、このDを取付金具10の厚さDと記す。本実施形態では、取付金具10の厚さDは4.4〜4.5mmとされている。
なお、ネジ径をMとすると、取付金具10の中心軸から取付ネジ部11の外径までの長さはM/2であるので、上記取付金具10の厚さDをD=(M/2)―Rと定義することができる。
また、上記取付金具10の厚さDの寸法により、取付金具10の一端面12の厚さBと取付金具10の厚さDとの比であるB/Dは、0.44≦B/D≦0.50となる。
このB/Dの値が大きいほど取付金具10の一端面12の厚さBが大きくなって、接地電極40を設置するスペースが広くなり、抵抗溶接の際に熱が接地電極40の接していない部分に逃げやすくなる。
一方、B/Dの値が小さいほど取付金具10の一端面12の厚さBが小さくなり、接地電極40を設置するスペースが狭くなり、取付金具10の一端面12に接地電極40を取り付けることが困難になる。したがって、本実施形態では、取付金具10の一端面12の厚さBと取付金具10の厚さDとの比B/Dは、0.20<B/D<0.65とされている。
ここで、上記のように、取付金具10の各寸法設定を行った理由について述べる。
本発明者らは、取付金具10の寸法を変えて、抵抗溶接による溶接強度実験を行った。具体的には、接地電極40を抵抗溶接で取付金具10の一端面12に取り付けた後、接地電極40と取付金具10とをそれぞれ保持部材で保持して、保持部材でそれぞれを逆方向に引っ張る。そして、接地電極40が取付金具10から剥がされるかまたは接地電極40が切断されたときの引っ張り強度を求めた。
図3は、図2に示される取付金具10の寸法に対する接地電極40の溶接強度の比較のために、図2に示される取付金具10の寸法以外の寸法で接地電極40を取付金具10に取り付けたときの取付金具10の各所の寸法を示した図である。
この図に示されるように、取付金具10の一端面12の外縁部分に加工がなされずに接地電極40が取り付けられた場合であり、B/C≒1の場合である。取付金具10の一端面12の厚さBおよび取付金具10の厚さCは3.1〜3.4mm、取付金具10の厚さDは4.4〜4.5mmとされている。したがって、これらの値から、0.68≦B/D≦0.78となる。
また、本実施形態では、取付金具10の一端面12に溶接接合する接地電極40の幅Lおよび厚みtがそれぞれ4.1mmおよび1.6mm、2.6mmおよび1.3mmである2つの接地電極40を用いた。これらの接地電極40の厚みtは、図2および図3に示される取付金具10の一端面12の各厚さBよりも小さくなるように設定されている。
上記図2および図3のように、3つの取付金具10の各寸法を設定して接地電極40の溶接強度を調べた結果を図4に示す。図4は、B/Dと引っ張り強度(単位:kN)との関係を示したグラフである。グラフ中の各点は、接地電極40が取付金具10から剥がされる(溶接面剥がれで溶接不足)かまたは接地電極40が切断されたとき(母材切れで良好)の引っ張り強度を示している。
図4中の点△および点×は、接地電極40が溶接面から剥がれてしまい、接地電極40の溶接強度が低いことを示している。また、図4中の点●および点○は、接地電極40が切断され、接地電極40の溶接強度が高いことを示している。
図3に示されるように、取付金具10の一端面12の厚さBが大きい場合、接地電極40は溶接面から剥がれてしまい、溶接強度が低いことがわかる。これは、取付金具10の一端面12の厚さBが大きいために、抵抗溶接がなされる際に取付金具10に与えられる熱が、接地電極40が接していない部分に逃げてしまい、取付金具10が十分に溶融されずに接地電極40が溶接されたためである。
なお、取付金具10の一端面12の厚さBを、接地電極40の厚さtよりも小さくして上記実験を行ったところ、接地電極40が溶接面から剥がれてしまい、上記と同様に、溶接強度が低い結果となった。
このように、取付金具10の一端面12の厚さBが接地電極40の厚さtに比べて大きい、または、小さい場合では、接地電極40の溶接強度が低くなることがわかる。
一方、図2に示されるように取付金具10の寸法が設定される場合、すなわち、B/Dの値が、0.20<B/D<0.65の範囲では、点●および点○のみが存在する。したがって、接地電極40が溶接面から剥がれてしまうことはなく、接地電極40の溶接強度が高いことがわかる。
これは、接地電極40の厚さtと、取付金具10の一端面12の厚さBとがほぼ同じになっているからである。すなわち、抵抗溶接の際に、取付金具10の接地電極40が接していない部分に抵抗溶接による熱が逃げてしまわないため、取付金具10の一端面12と接地電極40の一端41とが十分に溶融されて接地電極40が取付金具10の一端面12に溶接されるのである。
このように、取付金具10の一端面12の厚さBと、取付金具10の厚さCとを0.7≦B/C≦1.0とし、さらに、取付金具10の一端面12の厚さBと取付金具10の厚さDとの比B/Dを0.20<B/D<0.65の範囲とすることで、取付金具10に対する接地電極40の溶接強度を確保することができる。
したがって、上記条件を満たす取付金具10に接地電極40を溶接するようにすれば、確実に接地電極40を取付金具10に溶接することができ、その溶接強度も確保することができる。
次に、本実施形態のスパークプラグ100における接地電極40の取付金具10への接合形態について説明する。本実施形態では、溶接強度を確保すべく、接地電極40の幅Lが接地電極40の厚さt以上の場合(t≦L)において、さらに、接地電極40の取付金具10への接合形態が所定の関係を満たすようにしている。この関係について、図5および図6を用いて説明する。
図5は、図2の破線部分で接地電極40を切断したときに中心電極側チップ32方向を見た図に対応する。図5(a)は取付金具10の中心軸Pと接地電極40の断面の重心Gとを結ぶ直線と接地電極40の断面の長辺に平行な直線とが垂直に交わる状態を示した図である。また、図5(b)は接地電極40をθだけ回転させた図である。
接地電極40の中心軸が取付金具10の一端面12と交わる点Gと中心電極30の中心軸Pとを結ぶ直線と、取付金具10の一端面12と接地電極40の一端41とが接したときにできる交線とが交わる2つの点の間隔をSとする。
このように間隔Sを定義すると、図5(a)に示される状態では、間隔Sは接地電極40の厚さtに一致する。また、図5(b)に示される状態では、間隔Sは接地電極40の厚さtよりも大きくなる。
まず、取付角度θについて検討してみたところ、例えば接地電極40の取付角度θを30°として取付金具10に取り付けることは、接地電極40の他端42が中心電極側チップ32から離されてしまうため非現実的である。したがって、接地電極40側から中心電極側チップ32側を見たときに、中心電極側チップ32から接地電極40の他端42が外れてしまわないように、取付角度θを60°以上とするのが好ましい。
また、接地電極40の他端42が中心電極側チップ32の真上に位置する状態が好ましく、このような状態を実現できるように取付角度θは90°とするのが好ましい。
したがって、本実施形態では、接地電極40の幅Lが接地電極40の厚さt以上の場合(t≦L)において、取付角度θの範囲を60°≦θ≦90°としている。
さらに、本発明者らは、取付角度θの範囲を60°≦θ≦90°とした場合に、より接合強度を確保できるように、接地電極40における各寸法と接合強度との関係について、実験を行うことにより求めた。図6は、その結果を示したものである。
この実験では、取付金具10の一端面12の厚さBと間隔Sとの比B/Sと接合強度を示す引っ張り強度との関係について求めた。具体的には、取付金具10の寸法を変えて抵抗溶接による溶接強度実験を行った場合と同様に、接地電極40の取付角度θを60°≦θ≦90°の範囲として、B/Sを変化させて接地電極40の溶接強度実験を上記と同様の方法により行った。また、本実験では、接地電極40の幅Lおよび厚さtのサイズは、上記した2種類のものを用いた。
なお、図6中の各点は、接地電極40が取付金具10から剥がされる(溶接面剥がれで溶接不足)かまたは接地電極40が切断されたとき(母材切れで良好)の引っ張り強度を示している。また、図中に示される各記号は、上記の実験における各記号と同じ意味を持つ。
図6に示されるように、B/Sの値が1よりも小さく、B/Sの値が1.6よりも大きい場合には、取付金具10の溶接面から接地電極40が剥がれてしまい、溶接強度が低いことがわかる。
一方、B/Sの値が上記した1.0<B/S≦1.6の範囲には、点●および点○のみが存在する。したがって、接地電極40が溶接面から剥がれてしまうことはなく、接地電極40が切断されてしまうほどであるから、接地電極40の溶接強度が高いことがわかる。
このような実験結果に基づき、本実施形態では、取付金具10の一端面12の厚さBと間隔Sとの比B/Sが1より大きく、かつ、1.6以下となるように接地電極40における取付金具10の一端面12の厚さBと間隔Sを設定している。
なお、上述したように取付角度θの範囲を60°≦θ≦90°とした場合、取付角度θの変化に応じて間隔Sが変化する。このとき、間隔Sの方が厚さBより大きく、すなわちB/Sの値が1よりも小さくなると、接地電極40の一端41の一部が取付金具10の一端面12からはみ出してしまう。このような場合、接地電極40の一端41が取付金具10の一端面12内に収まらなくなってしまい、上述したように引っ張り強度が弱くなる原因になっていると考えられる。したがって、本実施形態では、B/Sの値を1.0よりも大きい値とするのが好ましいと言える。
このように、接地電極40の取付角度θを60°≦θ≦90°の範囲内で接地電極40の取付角度θを変えた場合、B/Sの値の範囲が1.0<B/S≦1.6とすれば、より接地電極40は高い溶接強度をもって取付金具10に溶接されることになる。
したがって、上記条件の下で、取付角度θを変化させて抵抗溶接によって取付金具10に取り付ける際の溶接強度を落とさずに、接地電極40を取付金具10の一端面12に溶接することができる。
また、本実施形態では、接地電極40の内部に、複数の熱伝導率の高い金属を封入している。これにより、接地電極40の熱が、接地電極40内部の金属を介して取付金具10に伝わるので、接地電極40が常に高温状態になることを回避することができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、取付金具10の一端面12の外縁部が、図7に示されるように、テーパー形状になっていることが、第1実施形態と異なる。
図7は取付金具10の一端面12の外縁部をテーパー加工した場合であり、B/C≒0.7の場合である。また、B/Dは、図2と同様に0.20<B/D<0.65とされている。
このような構成において、上記第1実施形態と同様に、接地電極40を取付金具10の一端面12に溶接したときの溶接強度を調べた。その結果、図4に示される実験結果と同様の結果が得られた(図示しない)。
したがって、B/C≒0.7、すなわち取付金具10の一端面12の外縁部をテーパー形状とした場合であっても、第1実施形態と同様に、取付金具10に対する接地電極40の溶接強度を確保することができる。
(他の実施形態)
上記第1実施形態では、接地電極40の他端42において、中心電極30の先端部31に設けられた中心電極側チップ32と対向する部位には、何も設置されていないが、この部位に貴金属チップ(以下、接地電極側チップという)を溶接等により取り付けるようにしても良い。接地電極側チップが接地電極40に取り付けられると、接地電極40の一部として構成されることとなる。
上記した接地電極側チップは、例えば、円板状のPtと他の元素との合金からなるPt合金チップであり、接地電極40における電極母材である他端42に対して抵抗溶接によって接合される。
また、第1実施形態で用いられたインコネルを母体とする接地電極40は、インコネルの内部にCuやNi等の金属を封入してなるものであったが、インコネルの内部に封入する金属は、上記したCuやNiに限るものではない。さらに、接地電極40を構成する母体としてインコネルに限らず、他の金属を用いるようにしても良い。
第1実施形態における接地電極40は、母体となる柱状のインコネルの内部にインコネルよりも熱伝導率が高いCuが封入され、さらにCuの内部にはNiが封入された多層構造になっているが、接地電極40の構成はこれに限るものではない。すなわち、接地電極40として、Alを含有させたNi基合金で接地電極40を構成することも可能である。
このようにAlを含有させると、接地電極40の金属表面に強固な酸化被膜が形成されるため、接地電極40の耐熱性を向上させることができる。このような場合のAlの含有量は、例えば1wt%以上とされる。Ni基合金に1wt%のAlを含有させて、第1および第2実施形態と同様の溶接強度実験を行ったところ、接地電極40の溶接強度を確保することができた。また、Ni基合金に対するAlの含有量を2wt%、3wt%と増加させた場合でも、接地電極40の溶接強度を確保することができた。
第1および第2実施形態では、接地電極40を柱状としているが、例えば接地電極40の一端41や他端42に切り欠きがなされる場合や、接地電極40の側面部に切り欠きがなされる場合等がある。このような場合であっても、接地電極40の中心軸は第1および第2実施形態と同様に定義することができる。
本発明の実施形態に係るスパークプラグの全体構成を示す半断面図である。 図1中のA部分の詳細説明図であり、(a)はA部分の拡大図、(b)は(a)の破線部分で接地電極を切断したときに中心電極側チップ方向をみた図である。 取付金具の一端面の外縁部に加工を施さない状態を示した図である。 B/Dと引っ張り強度との関係を示した図である。 接地電極の取付角度を変化させる様子を示した図であり、(a)は取付角度を変化させない状態、(b)は接地電極を取付角度θだけ回転させた様子を示した図である。 B/Sと引っ張り強度との関係を示した図である。 取付金具の先端部分をテーパー形状に加工した状態を示した図である。 取付金具に接地電極を抵抗溶接する様子を示した図であり、(a)はM14の取付ネジ部を有する取付金具、(b)はM18以上の取付ネジ部を有する取付金具にそれぞれ接地電極を取り付ける様子を示した図である。
符号の説明
10…取付金具、20…絶縁体、30…中心電極、40…接地電極。

Claims (9)

  1. 柱状の中心電極(30)と、
    この中心電極の外周に設けられた絶縁体(20)と、
    この絶縁体の外周に設けられ、開口した一端面(12)を有する管状構造になっていて、外周にM18以上の取付用ネジ部(11)が設けられた取付金具(10)と、
    この取付金具に一端(41)が結合され、他端側が放電ギャップ(50)を隔てて前記中心電極と対向するように配置された接地電極(40)とを備えるスパークプラグにおいて、
    前記一端面における前記取付金具の内径と外径との差の1/2をB、前記一端面から前記取付ネジ部の方向に0.5mm移動した前記取付金具の内径と外径との差の1/2をCとし、前記一端面における前記取付金具の内径と前記取付ネジ部の外径との差の1/2をDとしたとき、
    前記取付金具は0.7≦B/C≦1.0、かつ、0.20<B/D<0.65の関係を満たすことを特徴とするスパークプラグ。
  2. 柱状の中心電極(30)と、
    この中心電極の外周に設けられた絶縁体(20)と、
    この絶縁体の外周に設けられ、開口した一端面(12)を有する管状構造になっていて、外周にM18以上の取付用ネジ部(11)が設けられた取付金具(10)と、
    この取付金具に一端(41)が結合され、他端側が放電ギャップ(50)を隔てて前記中心電極と対向するように配置された接地電極(40)とを備えるスパークプラグにおいて、
    前記一端面の内径と外径との差の1/2をB、前記一端面から前記取付ネジ部の方向に0.5mm移動した前記取付金具の内径と外径との差の1/2をCとしたとき、前記取付金具は0.7≦B/C≦1.0の関係を満たし、
    前記接地電極の中心軸が前記一端面と交わる点(G)と前記中心電極の中心軸(P)とを結ぶ直線と、前記一端面と前記一端とが接したときにできる交線とが交わる2つの点の間隔をS、前記接地電極の幅をL、前記接地電極の厚さをtとし、
    前記接地電極の中心軸が前記一端面と交わる点(G)と前記中心電極の中心軸(P)とを結ぶ直線と、前記一端面と前記一端とが接したときにできる交線のうち長辺に平行な直線とのなす角度をθとしたとき、
    前記取付金具および前記接地電極は、t≦Lであり、60°≦θ≦90°、かつ、1.0<B/S≦1.6の関係を満たすことを特徴とするスパークプラグ。
  3. 前記接地電極は、その母体を含む複数の金属で構成され、前記接地電極の母体となる金属内部に熱伝導率が異なる金属が挿入された状態で前記取付金具に結合されていることを特徴とする請求項1または2に記載のスパークプラグ。
  4. 前記接地電極を構成する複数の金属のうち、前記接地電極の母体となる金属の固有抵抗が、前記母体を含む複数の金属の中でもっとも大きいことを特徴とする請求項3に記載のスパークプラグ。
  5. 前記接地電極の母体は、Ni基合金で構成されていることを特徴とする請求項3または4に記載のスパークプラグ。
  6. 前記接地電極の母体となる金属内部には、Cuが挿入されていることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1つに記載のスパークプラグ。
  7. 前記接地電極は、Alを1wt%以上含有するNi基合金で構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のスパークプラグ。
  8. 前記差Bと前記差CとがB/C=1の関係を満たしており、前記取付金具の一端面の外縁部が段差形状になっていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載のスパークプラグ。
  9. 前記差Bと前記差Cとが0.7≦B/C<1.0の関係を満たしており、前記取付金具の一端面の外縁部がテーパー形状になっていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載のスパークプラグ。
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