JPH09148045A - 点火プラグ - Google Patents

点火プラグ

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JPH09148045A
JPH09148045A JP32962295A JP32962295A JPH09148045A JP H09148045 A JPH09148045 A JP H09148045A JP 32962295 A JP32962295 A JP 32962295A JP 32962295 A JP32962295 A JP 32962295A JP H09148045 A JPH09148045 A JP H09148045A
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ground electrode
electrode
air
fuel mixture
center
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JP32962295A
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Harumitsu Matsushita
晴光 松下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点火プラグの接地電極が混合気の流れを阻害
している要因を取り除き点火プラグの接地電極の方向と
混合気の流れの方向に影響されることなく、着火点とな
る中心電極と接地電極の間に安定して混合気を供給する
ことと、着火後に接地電極が炎の燃焼の広がりを疎外す
る要因を減少させることで不完全燃焼を防ぎ、安定した
着火と均一な炎の燃焼を可能にし、従来より振動の少な
いスムーズなエンジン回転を得る。 【解決手段】 接地電極の側面にスロット状の穴をあけ
周りをテーパーに加工する方法、接地電極の側面部分を
分割する方法、または中心電極の中心線上に円柱状の接
地電極を位置させ、その周りに接地電極の保持部分を複
数箇所均等に配する方法のいずれかの方法により加工ま
たは形状を変更した接地電極を点火プラグ本体の接地側
に固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は中心電極と接地電極
の間の狭い空間に電気火花を発生させ、燃焼室内に吸
入、圧縮された燃料と空気の混合気に着火する点火プラ
グに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の点火プラグは特殊な用途のものを
除き、L字型に折り曲げられた柱状の接地電極と円柱状
の中心電極の間の狭い空間に電気火花を発生させ、燃焼
室内に吸入、圧縮された燃料と空気の混合気に着火する
役目をしている。
【0003】従来の点火プラグは、エンジンの開発、改
良に伴い各種開発されてきたが、その中でも特に重視さ
れてきたのは、着火性の向上である。従来の技術では点
火プラグにより強力な火花を安定して確実に発生させる
ことで着火性の向上を計ってきた。火花の性能を向上さ
せるため、中心電極を細くしたり、接地電極に溝をつけ
たり、先端をV字型に削るなどの加工が加えられ形状が
見直されてきた。
【0004】しかし、L字型に折り曲げられた柱状の接
地電極の存在が燃焼室内に吸入、圧縮された燃料と空気
の混合気の渦の流れに与える影響については重視される
ことなく、特殊な用途の点火プラグを除いて従来の接地
電極は基本的にL字型に折り曲げられた柱状の形状をし
ており、その幅は中心電極と同じかそれよりも広く中心
電極に覆いかぶさるような形で取り付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】燃料と空気の混合気は
燃焼室内に吸入圧縮される際に作られる渦(スワール)
により,ある方向と速度をもって燃焼室内を流れ点火プ
ラグに供給される。この混合気の渦の速度と方向は常に
一定ではなくエンジン回転数や負荷により複雑に変化し
ている。
【0006】従来の点火プラグは、中心電極の先端から
接地電極の間の狭い限られた空間に火花を発生させてい
るので、着火点となる中心電極と接地電極の間の狭い空
間に供給される混合気の状態が着火性に最も大きく影響
しているはずである。
【0007】しかし、従来のL字型の形状をした接地電
極の上流から中心電極に向かって混合気が流れてきたと
きには、中心電極周りは接地電極の陰になって混合気の
流れは遮られてしまい、混合気は中心電極と接地電極の
間の狭い空間へは極端に供給されにくくなり着火性が大
きく低下するという問題点があった。
【0008】また、着火後その炎が効率よく均一に燃焼
していくためには着火点の周りに障害物がなく均一な混
合気が存在する事が理想的であるが、従来のL字型をし
た接地電極は幅も広く中心電極に覆いかぶさる形状であ
るため、大きな障害物となってしまっている。炎は接地
電極を迂回して燃焼していかなくてはならず、均一な炎
の燃焼を阻害している。また、混合気の流れが接地電極
によって遮られ、陰になる部分の混合気の密度が低下す
ることも、炎が均一に燃焼していくことを阻害する要因
となっている。
【0009】接地電極が中心電極と接地電極の間の狭い
空間へ供給される混合気の状態と着火後の炎の燃焼の状
態に与える影響は、接地電極が混合気の流れの上流に位
置した時が最も大きく、着火性と燃焼効率は大きく低下
する。接地電極が下流に位置した時はその影響力は小さ
くなる。接地電極が横または斜めに位置した時はその向
きにより変化し、上流側に位置するほど大きく下流側に
位置するほど小さくなる。しかし、従来の点火プラグは
規定の締め付けトルクで取り付けるだけなので接地電極
の方向は決められておらず、各燃焼室で接地電極の方向
は異なる。
【0010】以上の事から接地電極が同じ方向に取り付
けられていない従来のエンジンでは各燃焼室に同じよう
に適正な混合気を送っても、各燃焼室に取り付けた点火
プラグの中心電極と接地電極の間の狭い空間に供給され
る混合気の状態は、同じではないことが充分予想され
る。その結果、各燃焼室における着火性や着火後の燃焼
状態に差ができ、それが振動や不安定なエンジン回転を
発生させる要因となっている。また、中心電極と接地電
極の間の狭い空間へ供給される混合気の流れが阻害され
ると、着火性も低下し不完全燃焼の原因となり、発生ト
ルクも低下する。燃焼室に送られてくる混合気が薄いと
その影響は特に大きい。
【0011】本発明は接地電極が混合気の流れを阻害し
ている要因をできるだけ取り除き、各燃焼室に取り付け
られた点火プラグの接地電極の向きの違いに影響される
ことなく、混合気の流れの方向が変化したときも、着火
点となる中心電極と接地電極の間の狭い空間に常に安定
して適正な状態の混合気を供給することにより、安定し
た着火性を得ることと、着火後の炎が燃焼していく過程
で障害物となっている接地電極の影響を減らして混合気
が均一に燃焼できるようにすることを目的としている。
そして、安定した着火と均一な燃焼をさせることによ
り、各燃焼室の燃焼状態を同じ状態に近づけ発生トルク
の変動や不完全燃焼を減少させ、従来より振動の少な
い、スムーズに回転するエンジンを提供することを目的
としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の点火プラグにおいては中心電極周りの混合
気の流れに悪影響を及ぼしている現在の接地電極の形状
を、点火プラグの中心電極周りの混合気の流れに着目し
て見直し、常に着火点である中心電極と接地電極の間の
狭い空間に適正な状態の混合気が供給されるように接地
電極への穴あけ加工または接地電極の形状を変更したも
のである。また着火後、炎が燃焼していく過程で障害と
なっている接地電極の影響を減らして均一に燃焼させる
ため、中心電極の方向から見た接地電極の投影面積を減
少させ、できるだけ均一な状態で中心電極の周りに存在
させるように接地電極への穴あけ加工または形状の変更
をしたものである。本発明の点火プラグにおいては発生
させる火花の状態を改善する事は目的としておらず、従
来の点火プラグと同等の火花を発生させる性能を確保し
つつ、着火点に供給される混合気の流れと着火後の炎の
燃焼に接地電極が与えていた悪影響を減少させる手段を
提供するものである。
【0013】混合気の流れに悪影響を与えない接地電極
の形状は、中心電極の中心線上に適正な火花を発生させ
るために必要最小限の大きさの接地電極を位置させ、そ
れ以外はその周りに何もない状態が理想である。しか
し、現実にはなんらかの形でその接地電極を保持して点
火プラグ本体の接地側に固着する必要がある。接地電極
を保持する部分は、中心電極と接地電極の間の狭い空間
に常に安定して混合気を供給し、着火後も障害物として
の影響を最小限におさえ、なおかつ混合気の流れの向き
が変化した時にも着火性や炎の燃焼状態を変化させない
形状であることが望まれる。
【0014】中心電極と接地電極の間の狭い空間に常に
安定して混合気を供給するためには混合気の流れが接地
電極で遮られることによってできる陰の部分ができるだ
け少なくなるように、接地電極の側面部分または保持部
分をできるだけ細くするか、薄い板状にして中心電極の
方向に向けることが有効である。断面形状を流線型に加
工すれば、より混合気の流れはスムーズになり陰の部分
はできにくくなる。
【0015】着火後の炎の燃焼を阻害する要因を最小限
にして均一な燃焼をさせるためにも中心電極から見た接
地電極の投影面積を減少させるように、接地電極の側面
部分または保持部分をできるだけ細くするか、薄い板状
にして中心電極の方向に向けることが有効である。断面
形状を楕円または流線型に加工すればその影響をさらに
減らすことができる。
【0016】混合気の流れの方向が変化した時の影響を
減少させるためには、中心電極の中心線上に位置させた
接地電極の周りに接地電極の側面部分または保持部分を
複数箇所均等に配することが有効である。接地電極の側
面部分または保持部分の数を多くし、細くまたは幅狭く
するほどその影響は減少する。断面形状を円にすると、
混合気の流れの方向が変化しても陰になる部分の大きさ
は変わらないのでその影響を減らすことができる。
【0017】これらの課題を解決するには、従来の点火
プラグに穴あけ加工する手段、接地電極の側面部分を分
割する手段、混合気の流れと着火後の炎の燃焼の広がり
に着目して接地電極の形状を変更する手段がある。
【0018】従来の点火プラグに穴あけ加工する手段
は、点火プラグの中心電極と接地電極の間に発生する火
花の強さに影響を与えず強度的に許容される範囲で、接
地電極の側面部分にできるだけ大きくスロット状の穴を
あけ、その周りをテーパーに加工することが有効であ
る。この方法は従来の点火プラグに上記の加工を加える
だけで実施可能である。中心電極が接地電極の陰になっ
て混合気が遮られることがなくなるので、着火点へ混合
気を常に安定して供給するために非常に有効な手段であ
る。
【0019】点火プラグの接地電極の側面部分を分割す
る手段は、中心電極と接地電極の間の空間に発生させる
火花の強さに影響を与えない接地電極の側面部分を板状
に分割し、混合気が中心電極方向に円滑に流れる向きに
なるよう広げる加工をして点火プラグ本体の接地側に固
着することが有効である。広げて固着することで接地電
極の取り付けは安定し、接地電極の側面部分にスロット
状の穴あけとテーパー加工したものより側面部分を薄く
できるので混合気はより安定して確実に着火点に供給さ
れるようになり、着火後の炎の燃焼を阻害する要因も減
少させることができる。
【0020】分割した接地電極の側面部分を両側にもう
け、均等な間隔に広げて側面部分を4箇所にすると、よ
り薄くまたは幅を狭く加工することができる。さらにそ
れぞれを3分割して混合気が中心電極方向に円滑に流れ
る向きに均等に広げ、側面部分を6箇所にすると、さら
に薄くまたは幅狭く加工できるため接地電極によって遮
られる混合気の量をさらに減少させることができる。ま
た混合気の流れの方向が変化した時も、流れの上流に位
置する接地電極の側面部分の少なくとも2箇所は必ず混
合気の流れに対して斜めに位置して中心電極の方向に向
いているため、混合気の流れを中心電極の方向に導く整
流効果が期待できる。その結果、混合気の流れの方向に
影響されることなく中心電極と接地電極の間の狭い空間
により確実に混合気の供給が可能となる。
【0021】混合気の流れと着火後の炎の燃焼の広がり
に着目して接地電極の形状を変更する手段は、中心電極
の中心線上に位置させた円柱状の接地電極の周りに薄い
板状または細いワイヤ状の保持部分を複数箇所均等に配
し点火プラグ本体の接地側に固着することが有効であ
る。この形状にすることで点火プラグを取り付ける方向
に関係なく混合気の流れる方向の変化にも影響されず
に、中心電極と接地電極の間の狭い空間に常に安定して
混合気を供給することができるようになり、着火性を安
定させる。そして、着火後も炎を均一に燃焼させること
ができる。
【0022】保持部分の形状は従来のL字型でもよい
が、J字型にして中心電極の中心線上に位置させた接地
電極の周りに複数箇所均等に配し、王冠のような形状に
することにより、図13に示すように、着火点Tと接地
電極の保持部分17の間の空間をより広くすることがで
きる。着火点の周りに障害物の影響を受けない空間Kを
円に近い均一な形でより広く確保できるので、着火直後
の炎を均一に燃焼させるのに有効である。
【0023】保持部分をどのように配するかを決める要
素は以下のようなものがある。着火点に適正な混合気を
安定して確実に供給するには、保持部分を細くまたは薄
くして円柱状の接地電極の周りに均等に配することが有
効である。着火後の炎の燃焼を阻害しないようにするに
は、同様に保持部分を細くまたは薄くして円柱状の接地
電極の周りに均等に配することが有効である。点火プラ
グを取り付ける向き、または混合気の流れが変化したと
きの影響を減らすには、保持部分の数を多く、細くして
円柱状の接地電極の周りに均等に配することが有効であ
る。保持部分を細く、薄くまたは幅狭くするには、強度
を確保するために数を多くする必要がある。保持部分の
断面を流線型または楕円に加工することにより、厚く、
太くできるので保持部分の数を減らすことができる。保
持部分を薄い板状にして6箇所以上円柱状の接地電極の
周りに均等に配することにより、混合気の流れを中心電
極方向に導く整流効果が期待できる。保持部分の数を少
なく、太く、厚くするほど製作、加工が容易になり、生
産性とコストの面で有利になる。これらの要素を考慮し
て点火プラグの使用目的に合わせ、保持部分の数、太
さ、厚さ、形状を選択することが有効である。
【0024】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態は従来の点火プ
ラグに穴あけ加工する形態、接地電極の側面部分を分割
する形態、混合気の流れと着火後の炎の燃焼の広がりに
着目して接地電極の形状を変更する形態として,中心電
極の中心線上に位置させた円柱状の接地電極の周りに薄
い板状または細いワイヤ状の保持部分を複数箇所均等に
配置する形態がある。発明の実施の形態を代表的な実施
例にもとづき図面を参照して説明する。
【0025】
【実施例】図1、図2において従来の点火プラグに穴あ
け加工する実施例を示し、点火プラグの中心電極2と接
地電極1の間の狭い空間に発生させる火花の強さに影響
を与えず、強度的に許容される範囲で、従来の接地電極
1の側面部分にスロット状の穴3をあけ、その周りをテ
ーパー加工4することにより実施する。
【0026】図3(a)(b)、図4、図5において、
接地電極の側面部分を分割して加工してから固着する実
施例を示し、接地電極6を図3(a)に示すように、点
火プラグの中心電極7と接地電極6の間の空間に発生さ
せる火花の強さに影響を与えない接地電極の側面部分6
aを薄い板状に分割し、図3(b)に示すように、混合
気が中心電極の中心方向に円滑に流れる向きに広げる加
工6bをしてから、図4、図5に示すように、点火プラ
グ本体8の接地側に固着する。
【0027】図6(a)(b)、図7、図8に示される
実施例では、図6(a)に示すように、接地電極9の側
面部分9aを両側に配し、それぞれを分割して薄い板状
にし、図6(b)に示すように、混合気が中心電極方向
に円滑に流れる向きになるよう均等に広げる加工9bを
してから、図7、図8に示すように、点火プラグ本体1
1の接地側に固着する。
【0028】図9(a)(b)、図10、図11に示さ
れる実施例では、図9(a)に示すように、接地電極1
2の側面部分12aを両側に配し、それぞれを3分割し
て薄い板状にし、図9(b)に示すように、混合気が中
心電極方向に円滑に流れる向きになるよう均等に広げる
加工12bをしてから、図10、図11に示すように、
点火プラグ本体14の接地側に固着する。
【0029】図12、図13において、混合気の流れと
着火後の炎の燃焼の広がりに着目して接地電極の形状を
変更した代表的な実施例を示し、中心電極15の中心線
上に円柱状の接地電極16を位置させ、接地電極の保持
部分17を円柱状の接地電極16の周りに複数箇所均等
に配し、点火プラグ本体18の接地側に固着する。鋳造
等により円柱状の接地電極16とその保持部分17を一
体成型して、それを点火プラグ本体18の接地側に固着
してもよい。円柱状の接地電極の周りに複数箇所均等に
配した接地電極の保持部分は種々の組み合わせが考えら
れ、以下にその主な実施例を示す。
【0030】図12、図13、図14に示される実施例
では、中心電極15の中心線上に円柱状の接地電極16
を位置させ、J字型をした接地電極の保持部分17を円
柱状の接地電極16の周りに複数箇所均等に配して王冠
のような形状にし、点火プラグ本体18の接地側に固着
する。
【0031】図15,図16に示される実施例では、中
心電極19の中心線上に円柱状の接地電極20を位置さ
せ、L字型をした薄い板状の接地電極の保持部分21を
円柱状の接地電極20の周りに複数箇所均等に配し、点
火プラグ本体22の接地側に固着する。
【0032】図17に示される実施例では、薄い板状に
分割した接地電極の側面部分6b,9b,12bまたは
薄い板状の接地電極の保持部分21の断面形状23を流
線型24に加工して、より混合気の流れをスムーズにす
る。
【0033】図18,図19に示される実施例では、中
心電極25の中心線上に円柱状の接地電極26を位置さ
せ、細いワイヤ状の接地電極の保持部分27を円柱状の
接地電極26の周りに複数箇所配均等に配し、点火プラ
グ本体28の接地側に固着する。細いワイヤ状の断面形
状は、図20に示すように円29または楕円30にす
る。
【0034】接地電極の側面部分と保持部分の代表的な
実施例は以上のようなものがある。実施例に示した以外
にも保持部分を2箇所から10数箇所にすることができ
る。保持部分の数は3箇所から6箇所程度にすることが
効率的と考える。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ており以下に記載されるような効果を得ることができ
る。
【0036】従来の接地電極の側面にスロット状の穴を
あけ周りをテーパー状に加工することにより、接地電極
上流から中心電極に向かって流れてきた混合気の流れ
は、接地電極によって遮られてしまうことなく、常に中
心電極と接地電極の間の狭い空間に供給されるようにな
る。
【0037】従来の接地電極の側面にスロット状の穴を
あけ周りをテーパー状に加工することにより、中心電極
方向から見た接地電極の投影面積も減少し、スロット状
の穴が接地電極の中央にあいていることで着火後の炎は
接地電極の裏側にも伝わりやすくなり、接地電極が障害
物として均一な燃焼を阻害していた要因を減少させるこ
とができる。
【0038】接地電極の側面部分を分割して薄い板状に
し、混合気が中心電極方向に円滑に流れる向きに広げて
2箇所で固着することで、接地電極によって遮られる混
合気の量をスロット状の穴をあけたものよりさらに減少
させることができ、混合気を安定して中心電極と接地電
極の間の狭い空間に供給できる。着火後の炎の燃焼にお
いても同様にその阻害要因を減少させることができる。
また接地電極の側面部分を広げることで取り付けの安定
性が増す。
【0039】接地電極の側面部分を両側にもうけてそれ
ぞれを分割し、混合気が中心電極方向に向けて円滑に流
れる向きに均等に広げ4箇所で固着することで、2箇所
で固着した場合よりも側面部分をさらに薄くすることが
できる。接地電極によって遮られる混合気の量をより減
少させることができ、混合気を安定して中心電極と接地
電極の間の狭い空間に供給できる。着火後の炎の燃焼に
おいても同様にその阻害要因をより減少させることがで
きる。
【0040】さらに、接地電極の側面部分を両側にもう
けてそれぞれを3分割し、混合気が中心電極方向に向け
て円滑に流れる向きに均等に広げ6箇所で固着すること
で、側面部分をさらに薄くまたは幅狭くすることができ
る。また混合気の流れの方向が変化した時も、流れの上
流に位置する接地電極の側面部分の少なくとも2箇所は
必ず混合気の流れに対して斜めに位置して中心電極の方
向に向いており、混合気の流れを中心電極の方向に導く
整流効果が期待できる。その結果、点火プラグを取り付
ける方向に関係なく、また混合気の流れの方向が変化し
たときも影響されずに、適正な状態の混合気を中心電極
周りに確実に供給することができる。
【0041】混合気の流れと着火後の炎の燃焼の広がり
に着目して、中心電極の中心線上に位置させた円柱状の
接地電極の周りに、薄い板状または細いワイヤ状の保持
部分を複数箇所均等に配する形状に変更することで、点
火プラグを取り付ける方向に関係なく、混合気の流れの
向きが変化したときもその影響を最小限におさえ、中心
電極と接地電極の間の空間に安定して適正な状態の混合
気を供給することができる。また着火後の炎の燃焼を阻
害する要因を最小限にし、炎を均一に燃焼させることが
できる。
【0042】中心電極の中心線上に円柱状の接地電極を
位置させ、J字型をした接地電極の保持部分を円柱状の
接地電極の周りに複数箇所均等に配し王冠のような形状
にすることで、L字型をした接地電極の保持部分に比
べ、着火点と接地電極の保持部分の間の空間を広くする
ことができ、着火点の周りに障害物の影響を受けない空
間を円に近い均一な形でより広く確保できる。このこと
は着火直後の炎の均一な燃焼を助ける。
【0043】円柱状の接地電極の周りに均等に配した接
地電極の保持部分の断面を薄い板状にし6箇所以上配す
ることにより、混合気の流れの方向が変化した時でも流
れの上流に位置する保持部分の少なくとも2箇所は必ず
混合気の流れに対して斜めに位置して中心電極の方向に
向いているため、混合気の流れを中心電極の方向に導く
整流効果が期待できる。その結果、点火プラグの取り付
け方向に関係なく、混合気の流れの方向の変化にも影響
されずに、中心電極周りに適正な状態の混合気を安定し
て確実に供給できる。
【0044】薄い板状をした接地電極の側面部分または
接地電極の保持部分の断面形状を流線型に加工すること
により、混合気の流れは四角い断面形状のままよりスム
ーズになり、その影響を減少させることができる。接地
電極の側面部分または保持部分の数を少なくし、断面を
薄くできない時に特に効果的である。
【0045】円柱状の接地電極の周りに均等に配した接
地電極の保持部分を細いワイヤ状にして断面を円にする
ことにより、混合気の流れの方向が変化しても、保持部
分によってできる陰の部分の大きさは変化せず、点火プ
ラグ周りの混合気の状態を均一な状態に近づけることか
でき炎の均一な燃焼がしやすくなる。断面を楕円にする
と混合気の流れが変化したときに陰の部分の大きさは多
少は変化するが、中心電極からみた投影面積を減少させ
ることができる。
【0046】これらの接地電極により、混合気の流れの
方向が変化した時の影響を最小限におさえ、従来問題と
なっていた点火プラグを取り付けたときの接地電極の方
向の違いによる各燃焼室ごとの着火性、燃焼状態の差を
最小限にすることができ、各燃焼室ごとの発生トルクの
差が減少する。その結果、発生トルクの変動が少なくな
り、振動が減少しエンジンの回転がスムーズになる。
【0047】また、前記接地電極により中心電極と接地
電極の間の狭い空間に適正な混合気を常に安定して供給
できるようになり、着火性は安定し、不完全燃焼を防ぐ
ことができる。その結果、トルクの低下や排気ガスの発
生もおさえることができる。トルクの低下を補うために
より多くの混合気を供給する必要がなくなり、結果的に
燃料の消費料も少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の点火プラグを加工した実施例を示した正
面図である。
【図2】従来の点火プラグを加工した実施例を示した平
面図である。
【図3】接地電極の側面部分を分割加工する工程を示し
た平面図である。
【図4】加工した接地電極を点火プラグに取り付けた実
施例を示した正面図である。
【図5】加工した接地電極を点火プラグに取り付けた実
施例を示した平面図である。
【図6】接地電極の側面部分を両側に配し、分割加工す
る工程を示した平面図である。
【図7】加工した接地電極を点火プラグに取り付けた実
施例を示した正面図である。
【図8】加工した接地電極を点火プラグに取り付けた実
施例を示した平面図である。
【図9】接地電極の側面部分を両側に配し、3分割して
加工する実施例を示した平面図である。
【図10】加工した接地電極を点火プラグに取り付けた
実施例を示した正面図である。
【図11】加工した接地電極を点火プラグに取り付けた
実施例を示した平面図である。
【図12】円柱状の接地電極の周りにその保持部分を均
等に複数箇所配した接地電極を点火プラグに取り付けた
実施例を示した正面図である。
【図13】円柱状の接地電極の周りにその保持部分を均
等に複数箇所配した接地電極を点火プラグに取り付けた
実施例を示した平面図である。
【図14】J字型の保持部分を持つ接地電極を点火プラ
グに取り付けた実施例を示した断面図である。
【図15】薄い板状の保持部分を持つ接地電極を点火プ
ラグに取り付けた実施例を示した平面図である。
【図16】薄い板状の保持部分を持つ接地電極を点火プ
ラグに取り付けた実施例を示した正面図である。
【図17】薄い板状の接地電極の側面部分または保持部
分を示した断面図である。
【図18】細いワイヤ状の保持部分を持つ接地電極を点
火プラグに取り付けた実施例を示した平面図である。
【図19】細いワイヤ状の保持部分を持つ接地電極を点
火プラグに取り付けた実施例を示した正面図である。
【図20】細いワイヤ状の接地電極の保持部分を示した
断面図である。
【符号の説明】
1、6、9、12 接地電極 2、7、10、13、15、19、25 中心電極 3 スロット状の穴あけ加工 4 テーパー加工 5、8、11、14、18、22、28 点火プラグ 6a、6b、9a、9b、12a、12b 接地電極の
側面部分 16、20、26 円柱状の接地電極 17、21、27 接地電極の保持部分 23、24 接地電極の側面部分または保持部分の断
面形状 29、30 接地電極の保持部分の断面形状
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】保持部分をどのように配するかを決める要
素は以下のようなものがある。着火点に適正な混合気を
安定して確実に供給するには、保持部分を細くまたは薄
くして円柱状の接地電極の周りに均等に配することが有
効である。着火後の炎の燃焼を阻害しないようにするに
は、同様に保持部分を細くまたは薄くして円柱状の接地
電極の周りに均等に配することが有効である。点火プラ
グを取り付ける向き、または混合気の流れが変化したと
きの影響を減らすには、保持部分の数を多く、細くして
円柱状の接地電極の周りに均等に配することが有効であ
る。保持部分を細く、薄くまたは幅狭くするには、強度
を確保するために数を多くする必要がある。保持部分の
断面を流線型または楕円に加工することにより、混合気
の流れがスムーズになり、厚く、太くできるので保持部
分の数を減らすことができる。保持部分を薄い板状にし
て6箇所以上円柱状の接地電極の周りに均等に配するこ
とにより、混合気の流れを中心電極方向に導く整流効果
が期待できる。保持部分の数を少なく、太く、厚くする
ほど製作、加工が容易になり、生産性とコストの面で有
利になる。これらの要素を考慮して点火プラグの使用目
的に合わせ、保持部分の数、太さ、厚さ、形状を選択す
ることが有効である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】 接地電極の側面部分と保持部分の代表
的な実施例は以上のようなものがある。実施例に示した
以外にも保持部分を3箇所から10数箇所にすることが
可能である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火花の発生に影響を与えず強度の許容さ
    れる範囲で、接地電極の側面部分にスロット状の穴をあ
    け、その周りをテーパー状に加工した点火プラグ。
  2. 【請求項2】 火花の発生に影響を与えない接地電極の
    側面部分を片側または両側に配し、複数に分割して薄い
    板状にし、混合気が中心電極方向に円滑に流れる向きに
    広げた接地電極を、点火プラグ本体の接地側に固着した
    点火プラグ。
  3. 【請求項3】 中心電極の中心線上に円柱状の接地電極
    を位置させ、L字型またはJ字型の形状をした薄い板状
    または細いワイヤ状の保持部分を円柱状の接地電極の周
    りに複数箇所均等に配し、点火プラグ本体の接地側に固
    着した点火プラグ。
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