JP2017535698A - シーリング装置 - Google Patents

シーリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017535698A
JP2017535698A JP2017522478A JP2017522478A JP2017535698A JP 2017535698 A JP2017535698 A JP 2017535698A JP 2017522478 A JP2017522478 A JP 2017522478A JP 2017522478 A JP2017522478 A JP 2017522478A JP 2017535698 A JP2017535698 A JP 2017535698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing
sealing device
force transmission
transmission rod
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017522478A
Other languages
English (en)
Inventor
ディンテァー アンドレアス
ディンテァー アンドレアス
Original Assignee
プラネット ゲーデーツェット アーゲー
プラネット ゲーデーツェット アーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by プラネット ゲーデーツェット アーゲー, プラネット ゲーデーツェット アーゲー filed Critical プラネット ゲーデーツェット アーゲー
Publication of JP2017535698A publication Critical patent/JP2017535698A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B7/00Special arrangements or measures in connection with doors or windows
    • E06B7/16Sealing arrangements on wings or parts co-operating with the wings
    • E06B7/18Sealing arrangements on wings or parts co-operating with the wings by means of movable edgings, e.g. draught sealings additionally used for bolting, e.g. by spring force or with operating lever
    • E06B7/20Sealing arrangements on wings or parts co-operating with the wings by means of movable edgings, e.g. draught sealings additionally used for bolting, e.g. by spring force or with operating lever automatically withdrawn when the wing is opened, e.g. by means of magnetic attraction, a pin or an inclined surface, especially for sills
    • E06B7/215Sealing arrangements on wings or parts co-operating with the wings by means of movable edgings, e.g. draught sealings additionally used for bolting, e.g. by spring force or with operating lever automatically withdrawn when the wing is opened, e.g. by means of magnetic attraction, a pin or an inclined surface, especially for sills with sealing strip being moved to a retracted position by elastic means, e.g. springs
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B7/00Special arrangements or measures in connection with doors or windows
    • E06B7/16Sealing arrangements on wings or parts co-operating with the wings
    • E06B7/18Sealing arrangements on wings or parts co-operating with the wings by means of movable edgings, e.g. draught sealings additionally used for bolting, e.g. by spring force or with operating lever
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B7/00Special arrangements or measures in connection with doors or windows
    • E06B7/16Sealing arrangements on wings or parts co-operating with the wings
    • E06B7/18Sealing arrangements on wings or parts co-operating with the wings by means of movable edgings, e.g. draught sealings additionally used for bolting, e.g. by spring force or with operating lever
    • E06B7/20Sealing arrangements on wings or parts co-operating with the wings by means of movable edgings, e.g. draught sealings additionally used for bolting, e.g. by spring force or with operating lever automatically withdrawn when the wing is opened, e.g. by means of magnetic attraction, a pin or an inclined surface, especially for sills
    • E06B7/21Sealing arrangements on wings or parts co-operating with the wings by means of movable edgings, e.g. draught sealings additionally used for bolting, e.g. by spring force or with operating lever automatically withdrawn when the wing is opened, e.g. by means of magnetic attraction, a pin or an inclined surface, especially for sills with sealing strip movable in plane of wing
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2800/00Details, accessories and auxiliary operations not otherwise provided for
    • E05Y2800/10Additional functions
    • E05Y2800/12Sealing
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B7/00Special arrangements or measures in connection with doors or windows
    • E06B7/16Sealing arrangements on wings or parts co-operating with the wings
    • E06B7/22Sealing arrangements on wings or parts co-operating with the wings by means of elastic edgings, e.g. elastic rubber tubes; by means of resilient edgings, e.g. felt or plush strips, resilient metal strips
    • E06B7/23Plastic, sponge rubber, or like strips or tubes
    • E06B7/2316Plastic, sponge rubber, or like strips or tubes used as a seal between the floor and the wing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

ドア扉又は窓扉用のシール装置であって、ハウジングレール(1)と、作動機構と、前記ハウジングレール(1)内に保持され、前記作動機構によって前記ハウジングレール(1)に対して動かすことのできるシーリングストリップとを有する。該シール装置を作動させた状態で、前記シーリングストリップは、該シール装置の長手軸(L)の両方向において端面でシールする。前記シールは、激しい雨及び洪水の侵入からの防護に用いることができる。【選択図】図2a

Description

本発明は、請求項1のプリアンブルに記載されるシール装置、特にドロップダウンシールに関する。
ドアシールは、通常、光の侵入を防いだり、及び/又は、確実に防音したりしようとする領域で用いられる。下降可能なドアシールは、通常、下方へ開いたU字形のプロファイルレールの形をしたハウジングと、このハウジング内に保持されハウジングに対して移動可能な、シーリング要素を備えたシーリングストリップと、このシーリングストリップを下げたり持ち上げたりするための下降機構とからなる。シーリングストリップは、通常、ドアの閉鎖時、長手方向の力が作動棒に働き、この機械的な下降機構をばね力に逆らって作動させることにより自動的に下がる。こうしたドアシールは、例えば、EP 0338974、DE 19516530、EP 0509961及びEP 2085559から公知である。
他のタイプの下降機構は、例えば、AU 2007/237192及びAU 2012/00490から公知である。AU 2012/12100488では、シール全体の端部面がカバープレートによって閉鎖され、作動ボタンだけが突出する。
さらに、ドロップダウンシールは、建物の外側から内部空間を隔てるドアや窓に対しても、ますます採用されつつある。これらのシールは、特に水分からも防護されなければならないため、より厳しい要求が課される。吹きつける雨、即ち、風によって鉛直な落下方向から外れる雨や、せき止められた水、即ち、窓やドアの前の地面にあって、シールを圧迫する水が、とりわけ課題となる。
EP 0338974 DE 19516530 EP 0509961 EP 2085559 AU 2007/237192 AU 2012/00490 AU 2012/12100488
従って、本発明の目的は、特に、ドロップダウンシールとして形成することのできる、改良されたシール装置を作り出すことである。
この目的は、特許請求項1の特徴を備えるシール装置によって達成される。
ドア扉又は開き窓用の本発明によるシール装置は、ハウジングレールと、作動機構と、該ハウジングレール内に保持され、該作動機構によって該ハウジングレールに対し動かすことのできるシーリングスリップとを有し、その結果、前記シーリングストリップが特に上昇及び下降可能である。シーリングストリップは、シール装置を作動させた状態で、シール装置の長手軸の両方向において、端面での(stirnseitig)シーリングを提供する。
このシール装置は、地面側のシーリングを保証するために、ドア扉又は開き窓の真下の地面に配置されるシール要素、例えばシーリングクッションと相互作用することができる。しかしながら、好ましくは、上記シール装置自体が、地面に対してシーリングを提供するシーリング要素を有する。この側方のシールにより、密閉作用が高まる。
前記シール装置を地面側のシーリングとともに用いれば、吹きつける雨や洪水に対する防護として用いることができる。
ベースが側方のシールによって補完されたドロップダウンシールの場合、ドアや窓のデザインの多様性をほとんど制限しないように、シールを小さくスマートに形成できるという最適な結果が得られる。
簡単な実施形態では、上記シール装置は手で作動できる。しかしながら、自動的に作動可能であることが好ましい。好ましくは、機械的に始動可能な機構を用いて自動的に作動可能であり、特に同時に外側への移動と下降が可能である。
好ましい実施形態では、端面でのシーリングを提供するために、シーリングストリップの少なくとも一部分を、長手軸の両方向で外側へ動かすことができる。この部分は、シーリングプロファイルを保持する担持レールであってよい。しかしながら、この部分は、シールプロファイルを押す圧力プレートであってもよい。
端面でのシーリングと地面側のシーリングが同じシールプロファイルにより行われる場合、部品の数と製造コストが最小化される。
好ましい実施形態において、シーリングストリップは、一部品の又は多部品から成る担持レール又は担持ユニットを有する。
好ましくは、担持レールは、シーリングストリップが端面でのシーリングを提供するように、シール装置の長手軸の方向に外側へ動かすことができる。
好ましくは、担持レールの、少なくとも一方の端面、好ましくは両方の端面に、調節可能な圧力プレートを設ける。
好ましくは、担持レールは、シーリングストリップが外側へ動かされ下げられた状態で、両方の端面でハウジングレールを越えて突出し、持ち上げられた状態では端面でハウジングレールを越えて突出しない。これにより、使用しない、つまりドア扉が開いている場合に担持レールが邪魔にならない。好ましくは、担持レールは、ドア扉の閉鎖時、及び/又は、下げられているときに、外側に移動する。
別の実施形態において、担持レールは、側方のシールを存在させたり、又はそれによって側方のシールを高めたりすることなく、両方向で外側に動くことができる。これは独立した発明であるが、この発明についてもこれをもって同様に保護を求める。担持レールの動きは、シールが下げられている間又はその前に起こり得る。自動的に下がることのできないシール、例えばブラシシールであってもよい。実施形態に応じて、担持レールは、外側に動かされた状態でハウジングレールを突出でき、又は、そうした場合でさえ突出しないような短い寸法を有することができる。突出しないような寸法を有することは、例えば、デザイン上の理由により必要となり得る。
担持レールの外側への動きは、好ましくは、反転運動によって起こる、即ち、始動ロッドにかかる一方向の力が、担持レールの反対方向の動きに変換される。この場合、力の伝達は、好ましくは、シールの長手方向に移動可能なスライド部、又は力伝達ロッドもしくはプレートを用いることよってのみ起こる。片側始動が提供される場合、好ましくは、反対方向の力の伝達を、反転要素、例えば旋回要素を使用することによって、同じ方向の力の伝達と連結させることができる。
好ましくは、担持レールは、少なくとも、第1及び第2の担持レール部分を有し、これらは、長手軸に沿って相前後して間隔をあけて配置され、これらの互いからの間隔を変えることができる。
好ましい実施形態において、上記作動機構は、長手方向に移動可能な力伝達ロッドと、旋回要素と移動要素とを有する。力伝達ロッドは、長手軸に平行に移動可能であり、シーリングストリップの動きを引き起こす。旋回要素は、力伝達ロッドの長手方向移動時、長手軸に垂直な旋回軸の周りを旋回可能である。移動要素は、旋回要素が旋回することによって、長手軸に平行で、力伝達ロッドの移動と反対方向に移動可能である。第1の担持レール部分は、移動要素に連結され、及び、第2の担持レール部分は力伝達ロッドに連結され、その結果、移動要素が第1の担持レール部分を外側へ移動させ、及び、力伝達ロッドが第2の担持レール部分を、第1の担持レール部分と反対方向に外側に移動させる。よって、これは、作動機構の片側作動である。
旋回要素としては、公知の手段が適している。レバー又はギアホイールが好ましい。
前記旋回要素がレバーであって、前記力伝達ロッドと前記移動要素がそれぞれガイドカムを有し、該ガイドカムは、前記レバーと係合し、前記力伝達ロッド又は前記移動要素がそれぞれ動くと前記レバーを動かす。
別の実施形態では、前記旋回要素がギアホイールであり、前記力伝達ロッドと前記移動要素がそれぞれラックを有し、該ラックは、前記ギアホイールと係合し、前記力伝達ロッド又は前記移動要素がそれぞれ動くと前記ギアホイールを動かす。
別の実施形態では、両側作動が提供される。この実施形態では、作動機構は、長手方向に移動可能な第1の力伝達ロッドと、前記長手方向と反対に移動可能な第2の力伝達ロッドとを有し、これら2つの力伝達ロッドが、長手軸に平行に移動可能であり、シーリングストリップの動きを引き起こす。前記第1の担持レール部分は第2の力伝達ロッドに接続され、及び、前記第2の担持レール部分は第1の力伝達ロッドに接続され、その結果、第2の力伝達ロッドが、第1の担持レール部分を、それ自身の移動方向に平行な方向に外側に移動させ、及び、第1の力伝達ロッドが、第2の担持レール部分を、それ自身の移動方向に平行な方向で前記第1の担持レール部分とは反対方向に外側に移動させる。この場合、反転要素、又は旋回要素は必要でない。
さらなる実施形態において、同様に、両側作動が提供される。しかしながら、担持レール部分の移動方向は、それぞれの力伝達ロッドの移動方向に対し反対方向である。従って、力の伝達はクロスして起こり、このために反転要素が用いられる。この実施形態において、それぞれの反転要素、好ましくは旋回要素を介して、第1の担持レール部分は第1の力伝達ロッドに接続され、第2の担持レール部分は第2の力伝達ロッドに接続される。第1の力伝達ロッドは、第1の担持レール部分を移動させ、第2の力伝達ロッドは第2の担持レール部分を移動させる。
作動機構の上述の変形の3つ全てにおいて、シーリングストリップの水平な又は側方の移動をもたらす駆動部は、下降機構に連結することができ、この連結は、非常に単純な手段を用いて実施される。これは、スペースを節約し、頑丈で、費用効率が良い。
好ましい実施形態において、上記2つの担持レール部分が、できるだけ、水平方向、即ち長手軸に沿って移動可能であるように、前記少なくとも第1及び第2の担持レール部分は、それらの互いに隣り合う端面に、それぞれガイド要素を有し、このガイド要素が互いに連結されて、長手軸にもっぱら平行な、隣り合う担持レール部分の相対的な動きを可能とする。
好ましい実施形態において、上記シール装置はドロップダウンシールである。このために、上記シーリングストリップは、シール装置の長手軸を横切って下降及び上昇可能である。シーリングストリップは、シーリングストリップが下げられた状態で、ドア扉又は開き窓と地面との間の隙間を密閉するために、ハウジングレールにシーリングストリップを固定するための担持レールと、この担持レールに保持されるシールプロファイルとを有する。
好ましくは、シール装置は、自動的に下降及び上昇可能なシールである。好ましくは、機械的に始動される。
好ましくは、上記シールプロファイルは、下げられた状態で、下向きの及び両端面でのシーリングを同時に提供する。これは、シール装置の部品の数を最小化し、それゆえ製造コストも最小化する。
上記シールプロファイルは好ましくは、エラストマー又はゴム弾性材料、例えば、シリコーン又はゴムから製造される。
好ましくは、シーリングストリップは、作動機構を用いて下降及び上昇可能である。即ち、作動機構は、ドロップダウンシールの下降機構である。これにより、シールの要素の数がやはり最小化され、シールを、比較的小幅に構成することができる。
好ましい実施形態では、各担持レール部分が、それ自身の別々のシールプロファイル部分をもつ。しかしながら、好ましくは、シールプロファイルは、長さ方向に一部品に形成され、これを少なくとも2つの担持レール部分が共同で保持する。こうすることにより、2つの担持レール部分の間のシーリングラインが途切れないので、シールが最適化される。
好ましくは、シールプロファイルは、少なくとも一方の端面で、好ましくは両方の端面で、及び、少なくともその高さの半分にわたって、好ましくはほぼその高さ全体にわたって、水密に閉じて形成される。これにより、シールプロファイル内に水が入り込めず、水が残れない。従って、水分ダメージを防ぐことができる。
あるいは、シールプロファイルに排出口を設けて、シールプロファイルに入り込んだ水を再び流し出すこともできる。
好ましくは、シールプロファイルは、長さ方向に一部品に形成され、これを少なくとも2つの担持レール部分が共同で保持する。
好ましくは、移動要素又は第2の力伝達ロッドは第1の担持レール部分を下げて、これを外側に移動させ、力伝達ロッド又は第1の力伝達ロッドが第2の担持レール部分を下げて、これを第1の担持レール部分と反対方向に外側に移動させる。
好ましい実施形態では、上記作動機構を作動させる始動要素が設けられ、前記ハウジングレールの外側に配置されて前記始動要素によって作動可能な付加モジュールが設けられる。この付加モジュールは、付加モジュールが作動されるとシーリングストリップの方向に可動なシーリング体を有し、これにより、シール装置を作動させた状態で、このシーリング体がシーリングストリップの一方の端面でシーリングストリップと接触し、シーリングストリップとともに、ドア扉又は開き窓をドア枠又は壁に対し密閉する。
付加モジュールは、好ましくは、シーリング体を移動させるためのばね荷重式レバー機構を有する。
好ましくは、シーリング体は弾性的で水密に形成される。
この付加モジュールは、上述のシール装置と組み合わせることができる。しかしながら、これは、先行技術から公知で、一方の端面でのみドア枠又は壁に対し密閉してシーリングストリップを移動させる下降機構と組み合わせることもできる。付加モジュールは、対向する側で、同様に密閉した当接を保証し、これによって、ドアが、地面で、及びドア扉の2つの端面で水に対して密閉されることを保証する。
好ましい実施形態において、上記シールは、ドア扉とドア枠との間、及び/又はドア扉の下側端面と地面との間の間隔に合うように、その場で最適化又は調節できる。このために、好ましくは調節可能な圧力プレートが設けられる。これらの圧力プレートは好ましくは、その端面の少なくとも1つに、好ましくは両方の端面に設けられる。
好ましくは、上記下降機構は、EP 0338974、DE 19516530、EP 0509961及びEP 2085559に記載のシールで用いられるような、片側始動を備えた立証済みの機構に基づく。好ましくは、このために、力伝達ロッドと移動要素は、長手軸に平行に移動可能であるようにハウジングレール内の溝に保持される。これらの好ましい実施形態では、下降機構は、担持プロファイルレール部分毎に少なくとも1つの板ばねを備え、第1の担持プロファイルレール部分の第1の板ばねは、第1の端部でハウジングレールに接続され、第2の端部で移動要素に接続され、中央領域において第1の担持プロファイルレール部分に接続され、第2の担持プロファイルレール部分の第2の板ばねは、第1の端部で力伝達ロッドに、第2の端部でハウジングレールに、そして中央領域において第2の担持プロファイルレール部分に接続される。
好ましくは、上記シールプロファイルは、横断面が一部品に形成される。好ましくは、下げられた状態で地面に密閉して載る下側弧部を有し、この弧部の側方に隣接する2つの脚部は、担持レールの側壁に沿って上方に突出し、滑動及び密閉的にハウジングレールの内壁に当接する。しかしながら、シールプロファイルの他の構造、特に、2部品及び多部品の横断面を用いることもできる。
好ましくは、シールプロファイルは、長手軸に対して少なくとも中央領域において、好ましくはその全長に渡って、担持レールに対し長手方向に移動可能であるように保持される。その結果、シールプロファイルは、担持レールの側方の移動時、特に2つのサポートレール部分が互いから離れて動くときに、伸張しすぎない。
好ましい実施形態では、シールプロファイルは、各側面、好ましくは内側側面に、少なくとも1つの固定ビードを有し、固定ビードは長手方向に延び、担持レールの対応する凹所に保持される。好ましくは、シールプロファイルの固定ビードは、少なくともその長さの中央領域において、好ましくはその全長に渡って、担持レールの凹所に十分な隙間を確保する寸法を有する。シールプロファイルは、他の手段によって担持レールに固定することもできる。さらに、シールプロファイルは、例えば両側面に一カ所だけで固定することができる。好ましくは、担持レールの両側面に、2、3、又は複数回固定することができる。この少なくとも1つの固定は、好ましくは、破壊しなくとも取り外せるように構成される。
さらなる好ましい実施形態において、前記シール装置は、ドア扉又は開き窓と地面との間の隙間を密閉するために、ハウジングレールと、ハウジングレール内に保持される、担持レールとシールプロファイルを有するシーリングストリップとを有し、前記担持レールは前記ハウジングレール内に保持され、前記シールプロファイルは前記担持レール上に保持される。前記担持レールは、下側接続ウェブと2つの側壁とを備えた、ほぼU字形の横断面を有する。さらに、互いと離間する、少なくとも2つのさらなる接続ウェブが設けられ、この接続ウェブのそれぞれが前記2つの側壁をともに接続する。
従って、上記担持レールは、実質的に、箱型の外形を有する。その高さは、好ましくは、31〜100mm、より好ましくは、60〜80mmである。
好ましくは、上記頑丈な担持レールは、20〜80mm、より好ましくは20〜60mmの側方のシール高さを有するシーリングストリップをもたらす。
この担持レールは、頑丈に形成され、外側からの比較的高い水圧にも耐える。さらに、この担持レールは、公知の担持レールより高く構成することができ、その結果、せきとめられた水の水位が比較的高い場合でも、効果的なシーリングが可能である。このシール装置は、シーリングストリップを用いた側方のシールを有することもできるが、必ずしもそうでなくてもよい。
好ましくは、この実施形態のシールプロファイルは、担持レールの側壁のほぼ高さ全体にわたって延び、側壁のこの高さに渡って少なくとも2カ所、好ましくは少なくとも3カ所で固定される。これは、シールプロファイルが、吹きつける雨やせきとめられた水によって担持レールから押しやられるのを防ぐ。シールは、厳しい状況下でさえ無傷のままである。
好ましくは、シールプロファイルは、長手方向に延び、互いに上下に隙間をあけて配置される固定ビードを有し、この固定ビードは、担持レール内の凹所に保持される。固定ビードは、好ましくは、もみの木状の横断面を有する。
好ましい実施形態では、シールプロファイルは、この頑丈な担持レールのために一部品に形成される。好ましくは、シールプロファイルは、下側接続ウェブの真下に延び、シールが下げられた状態において地面に密閉して載る弧部を有する。好ましくは、シールプロファイルは、担持プロファイルの両側面に、付加的に又は代替的に、上向きに延びる脚部を有し、これは滑動及び密閉的にハウジングレールの内側に当接する。
頑丈な担持レールを有するこのシール装置は、ブラシシールとして構成することができる。しかしながら、好ましくは、下降機構を有し、シーリングストリップは、ハウジングレールに対し、シール装置の長手軸を横切って下降及び上昇可能である。好ましくは、この動きは自動的に起こり、好ましくは機械的に作動される。
せきとめられた水の水位が高いとか、吹きつける雨がひどい場合でも、上記シールが効力を発揮するために、ハウジングレールの端面から突出する作動ボタンは、シールプロファイルの最上端部の上方に配置される。この作動ボタンは、シーリングストリップの下降を作動させる。この配置により、作動ボタンが側方のシーリングラインを遮断しない。
好ましい実施形態では、シールは片側で始動される。他の好ましい実施形態では、シールは、両側で始動され得る又は始動されるシールとして形成される。
好ましくは、上記シールプロファイルは、側方移動なしの実施形態でも水がシール内に入り込めないように、端面を閉じて形成さる。これはここで同様に請求される独立した発明である。
好ましくは、シールプロファイルは桶状に(wannenfoermig)形成され、水密に閉鎖される端面を備える。これは、製造をより容易にし、シールプロファイル内の接続箇所、即ち考えられる軟弱な箇所の数を減らす。
好ましくは、シールプロファイルは、本体と、これに固定される端壁とから構成される。端壁は、好ましくは、本体に接着接合又は溶接される。好ましい実施形態では、本体は一部品に形成される。しかしながら、これは、2部品又は多部品から構成されてよく、個々の部品が、好ましくは、水密に互いと接続される。好ましくは、これらは互いに溶接又は接着接合される。
本発明によるシールプロファイルは、好ましくは、上述の実施形態の1つで用いることができ、桶状に形成され、水密に閉鎖される端面を備える。しかしながら、このシールプロファイルは、他のシール装置、例えばブラシシールにおいて用いることもできる。さらに、これは、片側の端面だけ閉じて対向する端面は開いたままに構成することもできる。この片側配置は、例えば、2以上のシールを互いに相前後して配置する場合に有利である。これはまた、同様にここで請求される独立した発明である。
さらなる実施形態を従属請求項に明記する。本明細書に記載した及び/又は図に示した本発明の実施形態及び原理は、請求項には明白にまだ記載されてなくとも、発明として請求され、必要であれば、後に独立請求項又は従属請求項に形式化される。
本発明の好ましい実施形態を、図を参照して以下に説明するが、これらは単に説明のためのものであって、限定するものとして解釈されるべきではない。
図1aは、第1の実施形態による、持ち上げた状態での本発明のシール装置の長手方向断面図である。 図1bは、図1aのシール装置の横断面図である。 図2aは、下げられた状態での図1aのシール装置の長手方向断面図である。 図2bは、図2aのシール装置の横断面図である。 図3aは、図1aの持ち上げた状態でのシール装置の中心平面軸を通る長手方向断面図である。 図3bは、図3aのシール装置の横断面図である。 図4aは、下げられた状態での図3aのシール装置の中心平面軸を通る長手方向断面図である。 図4bは、図4aのシール装置の横断面図である。 図5は、図3bの拡大した横断面図である。 図6は、図3aのシール装置の下降機構の分解図である。 図7は、図4bのシール装置の図であり、図6の個々の平面を示した図である。 図8は、第3aのシール装置の移動機構を上から見た図である。 図9は、移動機構の第2の実施形態を上から見た図である。 図10は、シールを持ち上げた状態での図3aのシール装置の中央領域の拡大した長手方向断面図である。 図11は、シールを下げた状態での第4aのシール装置の中央領域の拡大した長手方向断面図である。 図12は、第1の実施形態での本発明によるシールプロファイルの斜視図である。 図13は、図12のシールプロファイルの分解図である。 図14aは、第2の実施形態での本発明によるシールプロファイルの斜視図である。 図14bは、図14aのシールプロファイルの分解図である。 図15aは、第3の実施形態での本発明によるシールプロファイルの一部の斜視図である。 図15bは、図15aのシールプロファイルの長手方向断面図である。 図15cは、第4の実施形態での本発明によるシールプロファイルの一部の斜視図である。 図15dは、図15cのシールプロファイルの長手方向断面図である。 図16は、図3aのシール装置の端部領域の長手方向断面図である。 図17aは、第2の実施形態による、持ち上げた状態での本発明のシール装置の長手方向断面図である。 図17bは、17aのシール装置の横断面図である。 図18aは、下げられた状態での17aのシール装置の長手方向断面図である。 図18bは、図18aのシール装置の横断面図である。 図19は、図17aのシール装置の下降機構の分解図である。 図20は、第3の実施形態での本発明によるシールシステムを有するドア扉の斜視図である。 図21は、図20のドア扉の横断面図である。 図22は、図20のシールシステムの概略図である。 図23は、図20のシールシステムのさらなる概略図である。 図24は、第4の実施形態での本発明によるシールの斜視図である。 図25aは、図24のシールの側面図である。 図25bは、図24のシールを前から見た図である。 図26は、図24のシールのシールプロファイルの斜視図である。 図27aは、図25aのシールの長手方向断面図である。 図27bは、図25aのシールの横断面図である。 図27cは、さらなる実施形態によるシールの長手方向断面図である。 図28aは、さらなる実施形態での担持レールの一部の斜視図である。 図28bは、図28aの担持レールを備えた、ドロップダウンシールの一部の長手方向断面図である。 図29は、さらなる実施形態による、端面でのシーリングのための付加モジュールを備えたドロップダウンシールの概略図である。 図30aは、ドア枠に嵌め込まれた、非始動位置での、図29の付加モジュールの斜視概略図である。 図30bは、始動位置での、図30aのドア枠内の付加モジュールを示す。 図30cは、概略的に示したドロップダウンシールを備えた、図30bのドア枠内の付加モジュールを示す。
同一の部分には同じ参照記号を付す。
本発明によるドロップダウンシールの第1の実施形態を、図1〜7に開示する。本発明のドロップダウンシールは、公知のシール同様、ハウジングレール1を有し、この中にシーリングストリップが下降及び上昇可能に保持されている。シーリングストリップは、担持レール2,2’と、シーリングストリップ2,2’に固定されるエラストマー又はゴム弾性のシールプロファイル3と、を備える。担持レールは、少なくとも2つの、好ましくはちょうど2つの担持プロファイル部分2,2’から成り、これらはシールの長手軸Lに沿って相前後して配置される。担持プロファイルレール2,2’とシールプロファイル3は、好ましくは、EP 0338974に開示されるのと同一又は同様に構成される。
図1a及びbでは、シーリングストリップは持ち上げられた状態であり、図2a及びbでは、下げられた状態である。
ドロップダウンシールは、作動ボタン40によって作動させることのできるばね荷重式の下降機構4を有する。下降機構4は、第1のスライド部41を有し、これは一方の端部で作動ボタン40に接続され、もう一方の端部で力伝達ロッド42に接続される。力伝達ロッド42は、第2のスライド部43に作用する。さらに、力伝達ロッド42は、その第2の端部で第3のスライド部43’に接続される。これらの要素は全て、シールの長手軸Lに平行に延び、ハウジングレール1の、上部溝10又は下部溝17それぞれにガイドされて保持される。
下降機構4は、さらに、板ばね5,5’を備える。第1の板ばね5は、第1の端部によって旋回可能にハウジングレール1に固定される。これは第1の固定点50を形成する。中央領域で、第1の板ばね5は第1の担持レール部分2に固定される。これは第2の固定点50を形成する。第1の板ばね5は、第2の端部で、第2のスライド部43に固定される。これは第3の固定点52を形成する。第2の板ばね5’は、その第1の端部によって第1の固定点50’で旋回可能にハウジングレール1に固定され、中央領域において第2の固定点51’で第2の担持プロファイル部分2’に、第2の端部によって第3の固定点52’で第3のスライド部43’に固定される。2つの第1の固定点50,50’は、シールの端面側の端部の領域に位置し、2つの第3の固定点52,52’は互いと隣り合う。
作動ボタン40は、一方の端面でハウジングレール1から突出する。作動ボタン40は、ドア扉が閉まるとドア枠によって押し込まれ、第1のスライド部41と力伝達ロッド42を、ドロップダウンシールの長手方向に移動させる。これにより、板ばね5,5’が圧縮され、担持レール2,2’がシールプロファイル3とともに下げられる。長手方向の力を図2aに矢印Aで示し、下降の動きを矢印Bで示す。ドア扉が開くと、作動ボタン40にかかる力はなくなり、板ばね5,5’が緩み、シーリングストリップが再び持ち上げられて、作動ボタン40がハウジングレール1の端面から押し戻される。
しかしながら、本発明によると、シーリングストリップは、下げられた状態で地面に対するシーリングだけでなく、長手軸Lの両方向で端面でのシーリングを提供する。これは、ここに記載する実施例では、シーリングストリップが両方の長手方向で外側に動かされることによって達成される。シーリングストリップが下がると、2つの担持レール部分2,2’が、第2及び第3のスライド部43,43’、及び力伝達ロッド42とこれらの接続又は連結によって、互いから離れる方へと動かされ、その結果、互いとの間隔6が拡大し、それぞれハウジングレール1の一方の端面から突出する。このことを図2aに矢印C及びDで示す。下降機構の旋回軸をSで示す。
ドア扉が開く、又はシーリングストリップが持ち上がると、担持プロファイル部分2,2’の長手方向の移動も、復元ばねとして作用する板ばね5,5’のために元に戻され、担持プロファイル部分2,2’の間の間隔6が再び減少する。
従って、本発明によるドロップダウンシールは、両方の長手方向におけるシーリングストリップの長手方向の移動と、シーリングストリップの下降又は上昇を連結させ、好ましくはこれらの動きが同時に起こる。さらに、これらの動きに対して同じ機構を用いる。
シールプロファイル3は一部品に形成され、2つの担持プロファイル部分2,2’に固定される。シールプロファイル3は、担持プロファイル部分2,2’の側方の移動時、両側で外側へ押され、好ましくは伸張される。シールプロファイル3は、担持プロファイル部分2,2’の外側端面を少なくとも部分的に、好ましくは全体的に覆う端側部分を有する。これらの部分は、ヒンジ側終端部30とロック側終端部31とを形成し、これらが対応して、ドア枠のヒンジ側フレームとロック側フレームに対するシーリングを提供する。
シールプロファイル3は、好ましくは、担持プロファイル部分2,2’を移動させたとき、引き裂かれたり、この移動を妨げたりせずに、拡張又は伸張可能であるように十分に弾性的に形成される。シールは、全長に渡って伸張可能か、又は、伸張性を高めたゾーン、特に長手方向中央のゾーンを有する。この場合、伸張性は、少なくとも長手方向において高められている。
担持プロファイル部分2,2’の長手方向の移動は、図3〜16から認識できるように、好ましくはガイドされている。以下、力伝達ロッド42と第2のスライド部43との間の連結についての実施例を挙げる。
図3a及びbは、ここでも、持ち上げられた状態での本発明によるシールを示し、図4a及びbは、下げられた状態での同じシールを示す。
担持レール部分2,2’の隣り合う端部には、それぞれ、ガイドプレート24,24’が設けられる。ガイドプレートは、長手方向に延びる1以上のガイドピン25によって互いに接続され、プレート24,24’の少なくとも1つが、ガイドピン25に沿って移動可能となるように保持される。好ましくは、図10に認識できるように、第1のガイドプレート24はガイドピン25に固定して接続され、第2のガイドプレート24’はガイドピンに対して移動可能となるように保持される。図10はシーリングストリップが持ち上げられた場合の配置を示し、図11はシーリングストリップが下げられた場合の配置を示す。
図3a及び図4aで認識できるように、担持レール部分2,2’の外側端部には、止めプレート21,21’が設けられる。対となる部分として、圧力プレート22,22’が、この止めプレート21,21’にガイドピン23,23’によって接続される。各圧力プレート22,22’と関連の止めプレート21,21’との間の間隔は、調節ねじ29と対応するロックナット290を用いて調節可能及び固定可能である。これは、図16に容易に認識できる。これにより、シーリングストリップが、下げられた状態で、両側でハウジングレール1からどの程度突出するかを調節することができる。よって、ドア枠のフレームに対するシールプロファイル3の接触圧を調節できる。各側で個々に調節したり、対向する側と独立に調節したりすると有利である。
図6,8,9に、駆動機構の詳細を示す。個々の部分については上述したので再び繰り返さない。図6は、スライド部41,43,43’と力伝達ロッド42が、好ましくは平らなロッドであり、互いに溶接されるか、ねじ留めされるか、リベット留めされるか、又は何らか他の方法で、例えばプラグ接続を介して接続されていることを示す。ここに示される接続の対応する固定ボルト又は固定点には、参照数字420,421,431及び431’を、関連の凹所又は固定点には、参照数字410,410’,430,430’,52及び52’を付ける。
図6には、力伝達ロッド42と第2のスライド部43の間の連結の方法も示す。移動プレート44があり、好ましくは力伝達ロッド42と同じ高さに配置される。力伝達ロッド42は、好ましくはL字形の凹所を有し、移動プレート44はこれに対となるL字形の部分を形成する。この構成は、ハウジングレール1の横方向中央でのスライド部41,43,43’との接続と、力伝達ロッド42と変位プレート44との間の力伝達要素の同様に中央での配置を可能とする。第2のスライド部43は、その端部により移動プレート44の一方の端部に固定される。固定ボルトを参照数字440で示す。関連の凹所を430で示す。
移動プレート44の他方の端部領域は、力伝達要素、この場合レバー接続部を介して、力伝達ロッド42に動作可能に接続される。レバー7は、旋回軸Sの周りに旋回可能なようにプレート110に固定される。このプレートを図6に示す。これは、ハウジングレール1の上部ウェブ11のアクセス開口部111を閉鎖するカバープレート110である。これは、中央の仕切り13(図5参照)に固定できる、好ましくはねじ留めできる。この構成により、スライド部が挿入されている場合、上からレバー7を容易に取り付けられる。
力伝達ロッド42上には第1のガイドカム70が配置され、これに平行に延びる第2のガイドカム71が移動プレート44上に配置される。両ガイドカム70,71は、半円の湾曲したレバー7と係合する。これは図8で容易に認識できる。ドアの閉鎖時、力伝達ロッド42が「X」の方向に押されると、図8に矢印で表すようにレバー7が回動し、反対方向「Y」に移動プレート44を押す。その結果、移動プレート44は、同じ方向に第2のスライド部43を押す。図6にこの動きを「D」で表す。よって、第2のスライド部43は、外力の作用とは反対方向に動く。第1の板ばね5はこの第2のスライド部43、第1の担持レール部分2(図2a)、及びハウジングレール1に固定されているので、第1の板ばね5は「D」の方向に押され曲げられる。よって、第1の板ばね5は、一方で第1の担持レール部分2を「B」の方向に下げ、他方でこれをヒンジ側で「D」の方向に外側に押す。第3のスライド部43’は、第2のスライド部42によって、外力の作用の方向に「C」の方向に移動する。第2の板ばね5’は、この第3のスライド部5’、第2の担持レール部分2’、及びハウジングレール1に固定されているので、「C」の方向に動かされて曲げられる。よって、第2の板ばね5’は、第2の担持レール部分2’を下げて、これをロック側で「C」の方向に外側に押す。
図9は、別の実施形態を示す。ここでは、レバーの代わりに、ギアホイール7’が備わっており、これが対応するラック70’,71’と係合し、ラック70’,71’は、力伝達ロッド42上と移動プレート44上にそれぞれ配置される。一連の動きは同じである。カバープレート110への固定も同じである。
図7は、図6で示した各種部分を表す。ハウジングレールは、上部溝10を有し(図5参照)、この中に力伝達ロッド42と移動プレート44が、ガイドされて移動可能なように保持される。この溝10の内部で、レバー7又はギアホイール7’は回動できる。中央の仕切り13は、カバープレート110を固定する役割を担う。
上部溝10は上部ウェブ11によって画定され、これに、ハウジングレール1の下方に突出する2つの側壁12が隣接し、これにより下方に開いたU字形のプロファイルを形成する。上部溝10の下側は、内側に突出する2つの横方向ウェブ14により画定され、この横方向ウェブはスライド部41,43,43’に接続するための通路18を開いたままとする。横方向ウェブ14から、それぞれ1つずつ垂直なリブ16が下方に突出する。垂直なリブ16のそれぞれから、同じ高さで内側ウェブ15が内側に向けられ、その結果、これらが、スライド部41,43,43’のガイドされる移動及び保持のためのさらなる溝を形成する。これらの垂直なリブ16上には、さらに、板ばね5,5’を固定するための第1の固定点50,50’が配置される。
ハウジングレール1の横断面は、好ましくはその全長に渡って同一であり、その結果、棒状プロファイルを使用できる。
担持レール部分2,2’もまた、好ましくは、棒状プロファイルから製造される。これらは、実質的に、下側接続ウェブ26、上側接続ウェブ27及び中央接続ウェブ20を備えた箱状断面を有する。3つのウェブ20,26,27は全て、垂直に延びる側壁を共に連結する。上側接続ウェブ29上の、好ましくは中央領域に、互いに平行に延びる2つの垂直なリブ28があり、これらは上方に突き出る。これらは、板ばね5,5’用の第2の固定点51,51’を形成する。
中央接続ウェブ20は、好ましくは、図3aで容易に認識できるように、止めプレート21,21’及びガイドプレート24,24’の溝に保持される。この中央接続ウェブ20,20’は、担持プロファイル2,2’の安定性、特に横方向に水圧がかかった場合の安定性を高める。
図5及び7で容易に認識できるように、シールプロファイル3は、上方に突出する2つの側方の自由脚部35と、これらの脚部35を共に接続する下側シール弧部36とを備えるU字形の横断面を有する。シールは、図7の下げられた状態でこのシール弧部36によって密閉して地面に載る。
シールプロファイル3は、その脚部に沿って、固定ビード32,33,34を有し、これらは上下に配置され、担持プロファイル部分2,2’の対応する凹所に保持される。好ましくは、シールは、担持プロファイル部分2,2’が長手方向に互いに対し動かされるときにより自由に動くことができ、且つ伸張しすぎないように、上記固定ビードは、少なくともシールの中央領域、即ち一方の担持プロファイル部分からもう一方の担持プロファイル部分へと移行する領域において、上記凹所に滑動的に保持される。好ましくは、このために、上記凹所は、全長に渡って、又は、部分領域、特に個々の担持プロファイル部分の間の領域に渡って受け入れ開口部を有し、この受け入れ開口部は、固定ビードを保持するものの固定ビードが容易に移動可能であるように、固定ビードの寸法に比べて過大な寸法とされる。これは、中央領域において、例えば、凹所の機械的拡張によって、又は、固定ビードを普通より小さくすることによって達成することができる。
好ましくは、脚部35は、ハウジングレール1の内側の側壁に滑動的に当接するように、一番上の横方向固定点を越えて突出する。
図12及び13は、上述のドロップダウンシールで使用するのに適したシールプロファイル3を示す。このシールプロファイル3は、上述の横断面を有する。この桶状の本体は、好ましくは押出プロファイルである。さらに、端面には終端部30,31が設けられ、その結果、シールプロファイル3は、その端部を閉じて形成される。各終端部30,31は、1つの端面310と、これに隣接する2つの側面301,311と、底面302とを有する。側面301,311と底面302は、本体の対応する対となる部分に、例えば接着接合して、又は溶接して、密閉して接続される。シールプロファイル3の端面は、シールプロファイルの残りの部分と同じく、平らに形成することができる。しかしながら、好ましくは、これらはひだ状又はうね状であり、入り組んだ構造により密閉作用を高める。
図14a及び14bは、別の実施形態を示す。ここでは、終端部30,31は平らに形成され、これらはやはり、本体の端面に、例えば接着接合して、又は溶接して接続することができる。
図15a及び15bは、シールプロファイル3のさらなる実施形態を示す。作動ボタン40とは反対のシールの端部に配置されるシールプロファイル3の端部だけを示す。この場合、ロック側の端部である。作動ボタンと同じ側に配置される端部、この場合はヒンジ側の端部は、好ましくは、同一に形成される。しかしながら、異なって形成されてもよい。特に、端部を開いた状態で形成することができる。
シールプロファイル3はやはり、2つの脚部35と、これら脚部35同士をつなぐシール弧部36とを備えたU字形の本体を有する。この場合、固定ビードは示されていないが、好ましくは各側面に少なくとも1つ存在する。シールプロファイル3の端面はやはり、ロック側の終端部31によって閉鎖される。この終端部31は、この実施例では平らな端部プレート313によって形成される。好ましくは、シールプロファイル3の残りの部分と同じ材料から成る。好ましくは、シリコーン又はゴムから作られる。しかしながら、密閉作用がより高い材料から成ってもよい。好ましくは、端部プレート313は水密である。
この端部プレート313は、好ましくは、比較的厚く形成され、即ち、側壁35やシール弧部36より何倍も厚く形成されるので、より堅くより安定性がある。しかしながら、互いに接着接続又は溶接された、2以上のプレートから成ってもよい。図15a及び15bによる実施例では、端部プレート313は、シール弧部36と側壁35に、前記シール弧部36の前縁から距離をおいて、接続、特に接着接続又は溶接される。脚部35の突出する縁に参照記号350を付す。図では、接着継ぎ目に参照記号315を付す。
図15c及び15dには、シールプロファイル3の端面側の終端部31のさらなる例示の実施形態を示す。これら終端部は、ヒンジ側及びロック側で使用することもできる。終端部31はやはり、一部品の、又は多部品からなる平らな端部プレート313によって形成される。端部プレート313は、弧部36の方向に狭くなるように形成され、この場合段状に形成される。この狭窄部又は凹所により、端面側の終端部が、弧部36の領域において、尚、比較的柔らかく柔軟に形成され、その結果、シールが下げられた状態で、ドア枠や地面の形状に最適に適合でき、最適なシーリングを提供できる。この狭くなった端部プレート313は、シールプロファイルの前縁350と同一平面上に、又はそこから距離をおいて配置することができる。
本発明によると、好ましくは、少なくとも一方の端面、好ましくは両方の端面がほぼ長方形に形成され、特に下側領域において、地面から側壁への移行部分がほぼ直角であるシールプロファイルが用いられる。この角は、90°よりわずかに大きくてもよい。平らな端部プレート313が用いられる場合、これらは好ましくは、長方形又は90°と僅かだけ異なる角をもつ台形である。
図15a〜15dの終端部31は、容易に及び費用効率的に製造することができ、それでいてこれらは最適な端面でのシールを保証する。
高い水位又は激しい吹きつける雨にシールができる限り耐えられるように、端面側の終端部30,31は、好ましくは、担持レール部分2,2’の高さのほぼ全体に渡って延びる。しかしながら、圧力プレート23,23’を調節できるように、終端部30,31の上部周縁領域303は、好ましくは、本体に固定して接続されず、取り外し可能である。しかしながら、図12及び13による形状を有する終端部30,31を用いる場合は特に、それでもなおシーリングが保証される。これはまた、図14a〜15dによる終端部が用いられる場合にも当てはまる。
図17〜19は、第2の実施形態を示す。同一部分には同じ参照記号を付し、説明は繰り返さない。第1の例示の実施形態とは異なり、この場合は、シールは、片側で始動及び作動されるのでなく、両側で始動及び作動される。第2の作動ボタン40’が設けられ、これは、ハウジングレール1の第1の作動ボタン40とは反対側から突出する。
第1の作動ボタン40は、第1のスライド部41、第1の力伝達ロッド42、及び第3のスライド部43’に接続される。
第2の作動ボタン40’は、左側の第1のスライド部41’に接続され、これは第2の力伝達ロッド42’に接続される。第2の力伝達ロッド42’は第2のスライド部43に接続される。好ましくは、第2の力伝達ロッド42’は、第1の力伝達ロッド42と鏡面対称に形成される。これは図19で容易に認識できる。
両ロッド42,42’は凹所を有し、この中に他方の力伝達ロッド42,42’が突出する。この実施形態では、他の反転又は力伝達要素、例えばレバー7やギアホイール7’は設けられない。しかしながら、動きを連係させるために、そのような力伝達要素を、第1の実施例と類似に付加的に用いることができ、この場合、こうした力伝達要素は、2つの力伝達ロッド42,42’を共に接続する。
よって、第1の作動ボタン40は、第3のスライド部43’と第2の板ばね5’に力伝達ロッド42を介して作用する。第2の作動ボタン40’は、第2のスライド部43と第1の板ばね5に第2の力伝達ロッド42’を介して作用する。こうして、ばねとシーリングストリップへの始動力の伝達がクロスして起こる。この種の、板ばねを用いた両側始動は独立した発明であり、ここで、残りの要素とは独立に、特に側方のシール、長手方向に移動可能な担持レール、及び桶状のシールプロファイルとは独立に請求される。
ここには示されないさらなる実施形態では、ドロップダウンシールが同様に両側で始動され、図19の実施形態とは対照的に、図6の実施形態と類似の方向の反転が両側で起こる。言い換えると、図6でのように、第1の作動ボタン40と第1のスライド部41は、力伝達ロッド42を「X」の方向に移動させ、これは、旋回要素7,7’を介して、又は何らかの他の方向反転要素を介して、反対方向「Y」に移動プレート44を移動させ、この移動プレート44は、第2のスライド部43を同じ方向「D」に移動させ、こうすることにより、第1の板ばね5を介して担持レール部分2を下げ、外部からの始動力と反対方向に担持レール部分2を移動させる。ハウジングレール1の反対側には、第2の作動ボタン40’と、上述の要素の2つ目の組、具体的にはスライド部、力伝達ロッド、方向反転要素、移動プレート及び板ばねが設けられ、これらが、同様に、第2の担持レール部分2’を下げて、第2の作動ボタン40’に作用する外部からの始動力と反対方向にこれを移動させる。要素の第1の組と第2の組との間には作動的な接続はない。この機構は、ここに記載した桶状のシールプロファイルと用いることができ、又は何らかの他のシールプロファイル、特に多部品のシールプロファイルと用いることができる。この場合、実施形態に応じて、シールは、端面で及び/又は下向きに作用するシーリング要素を有することができる。
図20〜23は、本発明によるシールシステムの第3の例示の実施形態を示す。ドア扉Tには、2つのシールD,Dが横方向に相前後して配置される。これら2つのシールは、好ましくは同一に形成される。これらは好ましくは上述のドロップダウンシールである。しかしながら、これらは別のタイプのシールであってもよく、特にブラシシールであってもよい。
これら2つのシールはそれぞれ、桶状に形成されたシールプロファイル3を有する。しかしながら、この場合、一方の端面310だけが閉じた状態に形成される。反対側の第2の端面312は開いた状態に形成される。2つのシールD,Dは、それらの閉じた端面310が長手方向に互いに対向して位置するように、互いに対し配置される。こうすることで、ドア扉Tは両側で密閉される。
上記シールがドロップダウンシールの場合、始動ボタン40は好ましくは、図22及び23で容易に認識できるように、閉じた端面310とは反対側に配置される。
さらなる実施形態では、図25〜27に示すように、シールはブラシシールである。このシールもやはり、中にシーリングストリップを配置したハウジングレール1を有する。ハウジングレール1は、固定留め具9を用いて、ドア扉の下側端面又は下側の溝に固定される。
シーリングストリップは、エラストマー又はゴム弾性のシールプロファイル3’を備え、ハウジングレール1内に保持される。シールプロファイルは好ましくは、以下で説明する圧力プレート22,22’,22’’に接着接続される。
図26で容易に認識できるように、シールプロファイル3’はストリップ状の平たい本体を有し、この本体はその2つの対向する端部で上方に曲がっている。これは止め面38を形成する。この本体に少なくとも1つの外向きのリブ37が一体的に形成される。前記リブは、全長に渡って、本体の上向きに曲がっている領域の端まで延びる。好ましくは、複数のリブが設けられる。この実施例では、2つのリブ37がある。
ハウジングレールには、さらに、止めプレート21,21’,21’’が固定して接続される。側方の止めプレート21,21’は、好ましくは、ハウジングレール1の上部ウェブ11に固定され、下側の止めプレート21’’は好ましくはハウジングレール1の2つの側壁12に固定される。先の実施例でのように、1以上のガイドピン23,23’,23’’がこれら止めプレート21,21’,21’’内に移動可能に保持され、前記ガイドピン23,23’,23’’は圧力プレート22,22’,22’’に固定して接続される。下向きの水平な圧力プレート22’’は、好ましくは、シールプロファイル3’のほぼ全長及び全幅に渡って延び、止め面38を押す。側方の圧力プレート22,22’は、好ましくは、シールプロファイルの端面の全高及び全幅に渡って延び、同じく止め面38を押す。この止め面38は好ましくは平らに形成される。
下向きの水平な圧力プレート22’’を1つだけでなく2つ以上、シールの長手方向に相前後して配置させて、ハウジングレールに個々に固定することもできる。これは、シールプロファイル3’を、2以上の位置で、互いとは独立に、下向きに動かすことができるという利点を有する。これを図26に垂直な矢印で示す。こうして、ブラシシールは平らでない地面に容易に適合できる。
調節ねじにより、止めプレート21,21’,21’’と圧力プレート22,22’,22’’との間の相対位置を、手工具8を用いて調節することができる。よって、この図のブラシシールの場合でも、ブラシシールの側方及び下方に作用する接触圧をその場で調節できる。
図27cはシールプロファイル3’のさらなる実施形態を示す。角は丸くなく、ここでは直角に形成される。これは、ドア枠の角に最適なシーリングを提供するという利点がある。
図24〜27のブラシシールの他の実施形態では、側方の止めプレートのみ、又は下側の止めプレートのみと、これに関連する圧力プレートが設けられる。
このシールプロファイル3’は、図1〜19又は図28a及び28bを参照して記載される作動機構と一緒に用いることもできる。これらの場合、シールプロファイル3’は、担持レール部分2,2’上に配置され、それによって側方及び好ましくは下向きにも押される。
図28a及び28bは、例えば上述の例示の実施形態で用いることのできる変形を示す。この変形は、シールのヒンジ側及び/又はロック側の端部で用いることができる。担持レールは、やはり、第1の担持レール部分2及びこれに接続される止めプレート21、並びに圧力プレート22を有する。ガイドピン23及び調節ねじ29により、これらの部分間の調節可能な接続が可能となる。第1の担持レール部分2の上側接続ウェブには参照記号27を、下側接続ウェブには参照記号26を付す。
圧力プレート22の下側にはシーリングクッション220が固定される。これは好ましくは、圧力プレート22の全幅にわたってシールを横切る方向に延びる。シールの長手方向において、シーリングクッション220は圧力プレート22より長く、好ましくは、止めプレート21を越えて下側接続ウェブ26まで延びる。しかしながら、好ましくは、シールの全長に渡って延びるのではなく、シールの片方又は両方の端面側の端部領域にのみ設けられる。
シーリングクッション220は好ましくは圧力プレート22にのみ固定されており、止めプレート21や下側接続ウェブ26に対しては自由に動くことができる。
シーリングクッション220は、好ましくは、平べったい直方体の形である。好ましくは柔らかく形成され、例えば気泡ゴム、シリコーン、又はゴムから成る。しかしながら、堅く及び硬く形成されてもよく、例えば熱硬化性材料から成っていてもよい。
図28bで容易に認識できるように、シーリングクッション220は、シールを組み立てた状態で、担持レール部分2とシール弧部36との間に置かれる。担持レール2をシールプロファイル3とともに下げると、シーリングクッション220は、下方へ及び端面で前方に押され、シールプロファイル3の角領域を塞ぎ、よってシールの下側の角領域でのシーリングを最適化する。ここに示す例示の実施形態では、さらに、端面側には、端面側の終端部30の後側に、補強プレート304が図示されている。しかしながら、この補強プレート304は任意である。
図29及び30a〜30cは、同様に両側で端面でのシーリングを可能にするさらなる実施形態を示す。この実施形態は、上述の実施形態と組み合わせることができる。しかしながら、先行技術から公知の1つ又は2つの側での始動機構を有する下降機構と組み合わせることもできる。特に、先行技術として本明細書で既に挙げたような下降機構と組み合わせることができる。
図29は、ドア扉Tに配置されるシールを概略的に図示する。ドア枠の2つの面をR及びRで示す。下げられたシールが載る地面をBで示す。
シールのうち、ハウジングレール1と、地面に載っている既に下げられたシールプロファイル3がある。作動ボタン40が押し込まれて、下降機構(図示せず)を介して、担持レール2とシールプロファイル3を、ロック側のドア枠面Rに向けて左へと移動させた。従って、シールプロファイル3はドア枠のこの面に当接する。好ましくは、シールプロファイル3は、上述のように、この端面を閉じて形成される。
図30a〜30cに容易に認識できるように、作動ボタン40の側、この場合ヒンジ側のドア枠に、凹所49が存在する。この凹所に、止め部45、復元ばね46、レバー機構47、及びシーリング体48を備える付加モジュールが配置される。好ましくは、この付加モジュールは、これらの要素を収容するために、ハウジング又はフレームを有する。
図30aには、ドアが開いた状態が示される。シーリング体48は、好ましくは、周辺のドア枠表面と一直線にある。さらに、シーリング体が通り抜ける開口部を密閉して閉じる。図30bに、シーリング体48の動きの可能な方向を矢印で示す。シーリング体はレバー機構47を用いて作動可能である。図30cは、シールが下げられた状態で、シールプロファイル3の端部がシーリング体48に当接し、その結果、この端部領域と角領域が密閉される。
図29に示されるように、作動ボタン40は、ドア扉Tが閉じられるとドア枠自体ではなく、付加モジュールの止め部45を押す。この止め部45は、反力が、作動ボタン40を押し込み、公知の方法でシールプロファイル3とともに担持レール2を下げるのに十分となるまで、復元ばね46のばね力に逆らって、ドア枠内により深く押し込まれる。
しかしながら、止め部45の移動は、止め部に接続されるレバー機構47が作動され、前記レバー機構が、反対方向、即ち、作動ボタン45の移動と平行な方向にシーリング体48をドア枠から外へ動かし、シーリング体はドア枠に保持されたままで、その周囲を用いて凹所49を密閉するという結果を有する。シーリング体48は一方で地面B上に載り、下向きのシーリングを提供する。シーリング体48は他方で、シールプロファイル3の端面側の端部に接触し、これと共同で端面でのシーリングを提供する。
上記レバー機構は、好ましくは、下向き及び/又は端面での接触圧を保証するように構成及び調節される。
シールプロファイル3は、この端面を開いて形成することができる。しかしながら、好ましくは、閉じて形成され、より好ましくは上述のように形成される。
シーリング体48は、好ましくは、シールプロファイル3と同じ材料、特にシリコーン又はゴムから製造される。好ましくは、最適なシーリングを保証するために、柔らかく及び/又は柔軟に形成される。しかしながら、堅くてもよく、特に、熱硬化性材料から成っていてもよい。好ましくは水密である。
別の実施形態において、上記付加モジュールを付加的な始動要素によって作動することができ、この付加的な始動要素は、シーリングストリップの始動要素、即ち上述の作動ボタンと相互作用するか、又は連係して接続される。
本発明によるシールは、端面でのシーリングを可能とする。さらに、本発明によるシールは、単一のシーリングストリップを用いたシーリングを可能とし、この単一のシーリングストリップは、シールの両方の端面と下側領域を含み、それにより、ドア枠の下側の角領域に対してもシーリングを提供できる。よって、吹きつける雨や洪水に対する最適な防護を可能とするものの、比較的単純でスマートに構築される。
1 ハウジングレール
10 上部溝
11 上部ウェブ
110 カバープレート
111 アクセス開口部
12 側壁
13 仕切り
14 横方向ウェブ
15 内側ウェブ
16 垂直なリブ
17 下部溝
18 通路

2 第1の担持レール部分
20 中央接続ウェブ
21 ヒンジ側止めプレート
22 ヒンジ側圧力プレート
220 シーリングクッション
23 ガイドピン
23’ ガイドピン
24 第1のガイドプレート
25 ガイドピン
26 下側接続ウェブ
27 上側接続ウェブ
28 垂直なリブ
29 調節ねじ
290 ロックナット

2’ 第2の担持レール部分
20’ 中央接続ウェブ
21’ ロック側止めプレート
22’ ロック側圧力プレート
23’ ガイドピン
24’ 第2のガイドプレート
26’ 下側接続ウェブ
27’ 上側接続ウェブ

2’’ 担持レール
21’’ 下側止めプレート
22’’ 下側圧力プレート
23’’ ガイドピン

3 シールプロファイル
3’ シールプロファイル
30 ヒンジ側終端部
301 側面
302 底面
303 上部周縁領域
304 補強プレート
31 ロック側終端部
310 端面
311 側面
312 開いた端面
313 端部プレート
315 接着継ぎ目
32 下側固定ビード
33 中央固定ビード
34 上側固定ビード
35 自由脚部
350 突出縁
36 シール弧部
37 リブ
38 止め面

4 下降機構
40 作動ボタン
40’ 作動ボタン
41 第1のスライド部
41’ 第1のスライド部
410 固定穴
42 力伝達ロッド
420 固定ボルト
421 固定ボルト
42’ 第2の力伝達ロッド
420’ 固定ボルト
421’ 固定ボルト
43 第2のスライド部
430 固定穴
430’ 固定穴
431 固定点
43’ 第3のスライド部
431’ 固定点
44 移動プレート
440 固定ボルト
45 止め部
46 復元ばね
47 レバー機構
48 シーリング体
49 凹所

5 第1の板ばね
50 第1の固定点
51 第2の固定点
52 第3の固定点

5’ 第2の板ばね
50’ 第1の固定点
51’ 第2の固定点
52’ 第3の固定点

6 中間領域

7 レバー
70 第1のガイドカム
71 第2のガイドカム

7’ ギアホイール
70’ 第1のラック
71’ 第2のラック

8 手工具

9 固定留め具

L 長手軸
S 旋回軸
T ドア扉
第1のシール
第2のシール
ヒンジ側ドア枠面
ロック側ドア枠面
B 地面

Claims (22)

  1. ドア扉又は開き窓用のシール装置であって、該シール装置が、ハウジングレール(1)と、作動機構と、前記ハウジングレール(1)内に保持され、前記作動機構によって前記ハウジングレール(1)に対して動かすことのできるシーリングストリップとを有するシール装置において、該シール装置を作動させた状態で、前記シーリングストリップが、該シール装置の長手軸(L)の両方向において端面での(stirnseitig)シーリングを提供することを特徴とするシール装置。
  2. 前記シーリングストリップ(2,2’,3)の少なくとも一部は、端面でのシーリングを提供するために、前記長手軸の両方向で外側に動かすことができる、請求項1に記載のシール装置。
  3. 前記シーリングストリップが担持レール(2,2’)を有する、請求項1又は2に記載のシール装置。
  4. 前記担持レール(2,2’)は、前記シーリングストリップが端面でのシーリングを提供するように、該シール装置の前記長手軸(L)の方向に外側へ動かすことができる、請求項3に記載のシール装置。
  5. 前記担持レール(2,2’)の、端面の少なくとも1つ、好ましくは両方の端面に、調節可能な圧力プレート(22,22’)が設けられる、請求項3又は4に記載のシール装置。
  6. 前記担持レール(2,2’)は、前記シーリングストリップが外側に動かされ下げられた状態で、両方の端面で前記ハウジングレール(1)を越えて突出し、持ち上げられた状態で、端面で前記ハウジングレール(1)を越えて突出しない、請求項4又は5に記載のシール装置。
  7. 前記担持レールが、少なくとも第1及び第2の担持レール部分(2,2’)を有し、これらは、前記長手軸(L)に沿って間隔をあけて相前後して配置され、互いからのこの間隔を変えることができる、請求項4〜6のいずれかに記載のシール装置。
  8. 前記作動機構は、長手方向に移動可能な力伝達ロッド(42)と、旋回要素(7,7’)と、移動要素(44)とを有し、前記力伝達ロッド(42)は、前記長手軸(L)に平行に移動可能であり、前記シーリングストリップ(2,2’,3)の動きを引き起こし、前記旋回要素(7,7’)は、前記力伝達ロッド(42)の長手方向移動時、前記長手軸(L)に垂直な旋回軸(S)の周りに旋回可能であり、前記移動要素(44)は、前記旋回要素(7,7’)が旋回することによって、前記長手軸(L)に平行で前記力伝達ロッド(42)の移動と反対方向に移動可能であり、前記第1の担持レール部分(2)は前記移動要素(44)に接続され、及び、前記第2の担持レール部分(2’)は前記力伝達ロッド(42)に接続され、その結果、前記移動要素(44)が前記第1の担持レール部分(2)を外側に移動させ、及び、前記力伝達ロッド(42)が前記第2の担持レール部分(2’)を前記第1の担持レール部分(2)と反対方向に外側に移動させる、請求項7に記載のシール装置。
  9. 前記旋回要素がレバー(7)であり、前記力伝達ロッド(42)と前記移動要素(44)がそれぞれガイドカム(70,71)を有し、該ガイドカム(70,71)は、前記レバー(7)と係合しており、前記力伝達ロッド(42)又は前記移動要素(44)がそれぞれ動くと前記レバー(7)を動かす、請求項8に記載のシール装置。
  10. 前記旋回要素がギアホイール(7’)であり、前記力伝達ロッド(42)と前記移動要素(44)がそれぞれラック(70’,71’)を有し、該ラック(70’,71’)は、前記ギアホイール(7’)と係合しており、前記力伝達ロッド(42)又は前記移動要素(44)がそれぞれ動くと前記ギアホイール(7’)を動かす、請求項8に記載のシール装置。
  11. 前記作動機構は、長手方向に移動可能な第1の力伝達ロッド(42)と、前記長手方向と反対に移動可能な第2の力伝達ロッド(42’)とを有し、2つの力伝達ロッド(42,42’)が、前記長手軸(L)に平行に移動可能であり、前記シーリングストリップ(2,2’,3)の動きを引き起こし、前記第1の担持レール部分(2)は前記第2の力伝達ロッド(42’)に接続され、及び、前記第2の担持レール部分(2’)は前記第1の力伝達ロッド(42)に接続され、その結果、前記第2の力伝達ロッド(42’)が前記第1の担持レール部分(2)をそれ自身の移動方向に平行な方向に外側に移動させ、及び、前記第1の力伝達ロッド(42)が前記第2の担持レール部分(2’)を、前記第1の担持レール部分(2)と反対方向で、それ自身の移動方向に平行な方向に外側に移動させる、請求項7に記載のシール装置。
  12. 前記作動機構は、長手方向に移動可能な第1の力伝達ロッド(42)と、前記長手方向と反対に移動可能な第2の力伝達ロッド(42’)とを有し、2つの力伝達ロッド(42,42’)は前記長手軸(L)に平行に移動可能で、前記シーリングストリップ(2,2’,3)の動きを引き起こし、前記第1の担持レール部分(2)は前記第1の力伝達ロッド(42)に、及び、前記第2の担持レール部分(2’)は前記第2の力伝達ロッド(42’)にそれぞれ反転要素(7,7’)を介して接続され、その結果、前記第1の力伝達ロッド(42)が前記第1の担持レール部分(2)をそれ自身の移動方向と反対方向に外側に移動させ、及び、前記第2の力伝達ロッド(42’)が前記第2の担持レール部分(2’)を、前記第1の担持レール部分(2)と反対方向で、それ自身の移動方向と反対方向に外側に移動させる、請求項7に記載のシール装置。
  13. 前記少なくとも第1及び第2の担持レール部分(2,2’)は、それらの互いに隣り合う端面にそれぞれガイド要素(24,24’)を有し、該ガイド要素は互いに接続されており、前記長手軸(L)にもっぱら平行な、隣り合う担持レール部分(2,2’)の相対的な動きを可能にする、請求項7〜12のいずれかに記載のシール装置。
  14. 前記シーリングストリップは、前記シール装置の前記長手軸(L)を横切って下降及び上昇可能であり、前記シーリングストリップは、該シーリングストリップが下げられた状態において、前記ドア扉又は開き窓と地面との間の隙間を密閉するために、該シーリングストリップを前記ハウジングレール(1)に固定するための前記担持レール(2,2’)と、前記担持レール(2,2’)上に保持されるシールプロファイル(3)とを有する、請求項3〜13のいずれかに記載のシール装置。
  15. 前記シールプロファイル(3)は、下げられた状態で、下向きの及び両端面でのシーリングを同時に提供する、請求項14に記載のシール装置。
  16. 前記シーリングストリップ(2,2)は、前記作動機構によって下降及び上昇可能である、請求項14又は15に記載のシール装置。
  17. 前記シールプロファイル(3)は、少なくとも一方の端面で、好ましくは両方の端面で、及び、少なくともその高さの半分にわたって、好ましくはその高さのほぼ全体にわたって、水密に閉じて形成される、請求項14〜16のいずれかに記載のシール装置。
  18. 前記シールプロファイル(3)は長さ方向に一部品に形成され、これを前記少なくとも2つの担持レール部分(2,2’)が共同で保持する、請求項14〜17のいずれかと組み合わせた請求項7,11又は12に記載のシール装置。
  19. 前記移動要素(44)又は前記第2の力伝達ロッド(42’)が前記第1の担持レール部分(2)を下げて、これを外側に移動させ、前記力伝達ロッド又は前記第1の力伝達ロッド(42)が前記第2の担持レール部分(2’)を下げて、これを前記第1の担持レール部分(2)と反対方向に外側に移動させる、請求項14〜18のいずれかと組み合わせた請求項7,11又は12に記載のシール装置。
  20. 前記作動機構を作動させる始動要素(40)を備え、及び、前記ハウジングレール(1)の外側に配置されて、前記始動要素(40)によって作動可能な付加モジュールを備え、該付加モジュールは、作動時に前記シーリングストリップの方向に可動なシーリング体(48)を有し、それにより、該シール装置を作動させた状態において、前記シーリング体(48)が前記シーリングストリップの一方の端面で該シーリングストリップと接触し、該シーリングストリップとともに、前記ドア扉又は開き窓をドア枠又は壁に対して密閉する、請求項1〜19のいずれかに記載のシール装置。
  21. 前記付加モジュールは、前記シーリング体(48)を移動させるためのばね荷重式レバー機構(47)を有する、請求項20に記載のシール装置。
  22. 前記シーリング体(48)は、弾性的及び水密に形成される、請求項20又は21に記載のシール装置。
JP2017522478A 2014-10-27 2015-10-26 シーリング装置 Pending JP2017535698A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP14190499.5 2014-10-27
EP14190501.8 2014-10-27
EP14190499 2014-10-27
EP14190501 2014-10-27
PCT/EP2015/074727 WO2016066577A2 (de) 2014-10-27 2015-10-26 Dichtungsvorrichtung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017535698A true JP2017535698A (ja) 2017-11-30

Family

ID=54347563

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017522500A Ceased JP2017535699A (ja) 2014-10-27 2015-10-26 シーリング装置
JP2017522478A Pending JP2017535698A (ja) 2014-10-27 2015-10-26 シーリング装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017522500A Ceased JP2017535699A (ja) 2014-10-27 2015-10-26 シーリング装置

Country Status (8)

Country Link
US (2) US20180291674A1 (ja)
EP (2) EP3212874B1 (ja)
JP (2) JP2017535699A (ja)
KR (2) KR20170076760A (ja)
CN (2) CN107002457A (ja)
AU (2) AU2015340757B2 (ja)
SG (2) SG11201703300RA (ja)
WO (2) WO2016066577A2 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170126868A (ko) * 2015-01-15 2017-11-20 플래닛 지디제트 아게 무문턱 도어용 시일
EP3112577B1 (de) * 2015-07-01 2017-08-30 Planet GDZ AG Absenkdichtung
AT518428B1 (de) * 2016-08-23 2017-10-15 Ing Degelsegger Walter Schwenkbarer Tür- oder Fensterflügel
EP3545156B1 (en) * 2017-01-05 2022-11-09 AD Solutions, Inc. Door seal system for a top-hanging sliding door
US10865599B2 (en) * 2017-06-29 2020-12-15 The Boeing Company Seal assembly for a galley door of a galley and method of assembling a galley with a seal assembly
EP3502406A1 (de) 2017-12-19 2019-06-26 Planet GDZ AG Türflügel mit dichtungssystem
US10934772B2 (en) * 2018-02-19 2021-03-02 Tucson Rolling Shutters, Inc. Self-adjusting bottom bar for a retractable screen
DE102018204075A1 (de) * 2018-03-16 2019-09-19 eds electric drive solution GmbH & Co. KG Dichteinheit für eine Gebäudetür
WO2019179937A1 (de) 2018-03-19 2019-09-26 Planet Gdz Ag Dichtungsvorrichtung
WO2019179940A1 (de) 2018-03-19 2019-09-26 Planet Gdz Ag Dichtungseinheit
KR102120222B1 (ko) 2018-10-19 2020-06-08 서준영 도어 자동 실링장치
CN109282033B (zh) * 2018-10-29 2020-08-04 中车戚墅堰机车有限公司 机车非接触密封结构
CN109826495B (zh) * 2019-03-07 2023-10-24 宁波市维特建筑五金有限公司 一种门窗传动锁闭器
EP3712369A1 (de) 2019-03-18 2020-09-23 ASSA ABLOY (Schweiz) AG Dichtungsvorrichtung
CN110316208A (zh) * 2019-05-27 2019-10-11 南京康尼机电股份有限公司 一种轨道车辆密闭门
CN210463300U (zh) * 2019-08-09 2020-05-05 广东美的制冷设备有限公司 用于窗式空调器的密封装置及具有其的窗式空调器
DE102019126666B4 (de) 2019-10-02 2022-06-09 Honerkamp Industrievertriebs GmbH Vorrichtung zum Schutz vor einem Wassereinbruch sowie eine Tür oder ein Fenster mit einer solchen Vorrichtung
DE102019135251A1 (de) * 2019-12-19 2021-06-24 Baugruppentechnik Pollmeier Gmbh Trockenbau-Tragrahmen für eine Schallschutz-Schiebetür
DE102019135252A1 (de) * 2019-12-19 2021-06-24 Baugruppentechnik Pollmeier Gmbh Schiebetür und Trockenbau-Tragrahmen mit einer Schiebetür
EP4026978A1 (de) * 2021-01-11 2022-07-13 Athmer OHG Automatische dichtung für eine zweiflügelige tür mit einem stulp
US11761262B2 (en) * 2021-05-03 2023-09-19 National Guard Products, Inc. Method, system and apparatus for controlling excessive gaps of a door bottom
US11873677B2 (en) 2021-09-28 2024-01-16 Westhampton Architectural Glass, Inc. Fenestration system with actuatable sealing device, and related devices, systems, and methods
DE102022115569B9 (de) 2022-06-22 2024-03-07 KÜFFNER Aluzargen GmbH & Co. OHG Schallschutztür
CN116357209B (zh) * 2023-01-03 2024-03-26 广东玫瑰岛家居股份有限公司 一种无地轨式防溅水淋浴房

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08177336A (ja) * 1994-12-22 1996-07-09 Nichibei Co Ltd 扉のシールジャッキ機構
GB2361952A (en) * 2000-05-03 2001-11-07 Allport Brian Weather excluder system for a door

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1452703A (en) * 1920-06-23 1923-04-24 Henry V Pollard Threshold eliminator
US4395854A (en) * 1980-12-15 1983-08-02 American Standard Inc. Universal latch means for drop seal assembly for a moveable wall
DE3329829A1 (de) * 1983-08-18 1985-02-28 Hans-Joachim 6350 Bad Nauheim Bayer Einrichtung zum abdichten ruhender teile sowie teile mit einer solchen einrichtung
DE3427938A1 (de) * 1984-02-28 1985-09-12 Fa. F. Athmer, 5760 Arnsberg Automatische dichtungsvorrichtung fuer einen unteren tuerspalt
ES1002297Y (es) * 1987-03-20 1990-02-16 Berniola Gil Antonio Nuevo burlete para el extremo inferior de las puertas y similares
FI88332C (fi) 1988-04-19 1993-04-26 Planet Matthias Jaggi Taetningsanordning foer en troeskelloes doerr
DE59200939D1 (de) 1991-04-17 1995-01-26 Planet Mjt Ag Dichtungsvorrichtung, insbesondere für Türflügel.
CH688741A5 (de) * 1994-06-01 1998-02-13 Matthias Jaggi Dichtungsvorrichtung, insbesondere für Türflügel.
JPH08170473A (ja) * 1994-12-16 1996-07-02 Yagi:Kk 扉の密閉装置
US6125584A (en) * 1994-12-29 2000-10-03 Pemko Manufacturing Co. Automatic door bottom
JPH10292748A (ja) * 1997-04-21 1998-11-04 Sankyo Alum Ind Co Ltd サッシ
DE60030346D1 (de) * 1999-03-02 2006-10-12 Carranza Luis Mueller Dichtungsstreifen
CN2433384Y (zh) * 2000-07-27 2001-06-06 马龙建筑及机械(天津)有限公司 房门门底密封挡板
CN2441960Y (zh) * 2000-08-28 2001-08-08 祖国玉 自动伸缩门缝挡条
CN2570424Y (zh) * 2002-09-29 2003-09-03 程树斌 平开门密封装置
US20040111972A1 (en) * 2002-12-16 2004-06-17 Planet Gdz Ag Sill-free door with lowerable seal
DE202005011984U1 (de) * 2005-07-30 2005-10-13 Fa. F. Athmer Dichtungsanordnung für eine Schiebetür
US7665245B2 (en) * 2005-12-30 2010-02-23 Speyer Door And Window, Inc. Sealing system positioned within frame for door/window
EP2426297B1 (en) * 2006-11-13 2013-12-25 Van der Kooij, Johannes Jacob Hans Willem An assembly comprising a moveable panel, for example a swinging door or window, and a latching mechanism thereof.
AU2007237192B2 (en) 2006-11-22 2013-09-05 Raven Products Pty Ltd Automatic Threshold Seal
AU2012100490A4 (en) 2006-11-22 2012-05-24 Raven Products Pty Ltd Automatic Threshold Seal
US7469502B1 (en) * 2007-02-27 2008-12-30 Jonathan Steel Window shutter system
EP2085559B1 (de) * 2008-02-04 2016-12-14 Planet GDZ AG Absenkbare Dichtungsvorrichtung
JP3142738U (ja) * 2008-03-24 2008-06-26 プラネット ゲーデーツェット アーゲー シール部材、及びケース体
CN102086751A (zh) * 2009-12-07 2011-06-08 李雪平 安全门
GB201014833D0 (en) * 2010-09-07 2010-10-20 Rbp Associates Ltd Drop-down door seal
JP5687530B2 (ja) * 2011-03-08 2015-03-18 株式会社シブタニ ドアボトムのシール装置
DE202011051326U1 (de) * 2011-09-16 2012-12-17 Athmer Ohg Dichtung für Türen, Fenster oder Ähnlichem mit einer absenkbaren Dichtleiste
AU2012316367B2 (en) * 2011-09-30 2015-10-29 Wabtec Holding Corp. Sealing assembly for a swing door
AU2012100488A4 (en) 2012-04-27 2012-05-24 Raven Products Pty Ltd Door drop seal and escutcheon plate with a dampening device
EP2888428B1 (de) * 2012-07-30 2021-08-25 ASSA ABLOY (Schweiz) AG Absenkdichtung und gebäudeteil
US10196854B2 (en) * 2012-08-23 2019-02-05 Planet Gdz Ag Door seal with two sealing planes
US9816314B2 (en) * 2013-02-12 2017-11-14 Norman David Eansor Inflatable weatherstrip system

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08177336A (ja) * 1994-12-22 1996-07-09 Nichibei Co Ltd 扉のシールジャッキ機構
GB2361952A (en) * 2000-05-03 2001-11-07 Allport Brian Weather excluder system for a door

Also Published As

Publication number Publication date
SG11201703303QA (en) 2017-06-29
EP3212875B1 (de) 2020-11-25
AU2015340758B2 (en) 2018-12-06
SG11201703300RA (en) 2017-05-30
EP3212874A1 (de) 2017-09-06
CN107075900A (zh) 2017-08-18
EP3212875A2 (de) 2017-09-06
JP2017535699A (ja) 2017-11-30
US20180291674A1 (en) 2018-10-11
CN107075900B (zh) 2020-04-17
WO2016066576A1 (de) 2016-05-06
KR20170072334A (ko) 2017-06-26
CN107002457A (zh) 2017-08-01
AU2015340757A1 (en) 2017-05-18
WO2016066577A3 (de) 2016-08-04
AU2015340757B2 (en) 2018-12-13
KR20170076760A (ko) 2017-07-04
US20180291673A1 (en) 2018-10-11
AU2015340758A1 (en) 2017-05-18
EP3212874B1 (de) 2020-07-29
WO2016066577A2 (de) 2016-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017535698A (ja) シーリング装置
US9562387B2 (en) Door bottom system for an entryway system
KR102054031B1 (ko) 배수구 형성용 지지부재를 구비한 유리난간대
KR101425934B1 (ko) 창호의 창짝 이동식 기밀장치 및 이를 구비한 창호시스템
US20190169921A1 (en) Removable profile structure
EP2140089A1 (en) Structure and outline system for hermetical and acoustic sealing in sliding windows and doors
ES2271713T3 (es) Una junta de sellado del suelo en una puerta.
US8127504B2 (en) Sliding door assembly for air and water exclusion
JP6492618B2 (ja) 車両のドア開口部構造
KR100775531B1 (ko) 측벽용 갤러리 창호
KR200489027Y1 (ko) 연동 도어용 완충장치
KR200276842Y1 (ko) 미서기 창호용 방음부재
EP1149978A1 (en) Door assembly and method for covering the edge of a door opening
EP3438404A1 (en) Anti-water seepage system for a fixture with no raised threshold
JPH0415898Y2 (ja)
KR200401741Y1 (ko) 분리형 필링피스
US10590694B2 (en) Glass door apparatus
JP2020527204A (ja) ドロップダウンシール
KR100342881B1 (ko) 개폐형 문지방
KR200196550Y1 (ko) 도어 개폐시 출몰되는 하단 차폐장치
JP4888727B2 (ja) 防水扉装置
KR200350445Y1 (ko) 슬라이딩 창호의 레일 스토퍼가 일체로 형성된 창틀 조립구
KR200168187Y1 (ko) 개폐형 문지방
KR101237814B1 (ko) 여닫이문의 하부틈새 밀폐장치
JP5687819B2 (ja) 引戸

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200526

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210105