JPH0415898Y2 - - Google Patents
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- JPH0415898Y2 JPH0415898Y2 JP1985067919U JP6791985U JPH0415898Y2 JP H0415898 Y2 JPH0415898 Y2 JP H0415898Y2 JP 1985067919 U JP1985067919 U JP 1985067919U JP 6791985 U JP6791985 U JP 6791985U JP H0415898 Y2 JPH0415898 Y2 JP H0415898Y2
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- JP
- Japan
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- shoji
- opening
- glass
- guide groove
- slide guide
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Links
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- 239000000428 dust Substances 0.000 description 7
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、水平方向でのスライドにより開口部
を開閉自在な障子の下端部を、下枠に形成のスラ
イド案内溝内に上方から挿入させて、障子下端部
を位置規制し、前記障子のスライドに連動して前
記スライド案内溝の開口を開閉するシヤツタ機構
を設けてある開口部開閉構造に関する。
を開閉自在な障子の下端部を、下枠に形成のスラ
イド案内溝内に上方から挿入させて、障子下端部
を位置規制し、前記障子のスライドに連動して前
記スライド案内溝の開口を開閉するシヤツタ機構
を設けてある開口部開閉構造に関する。
従来のこの種の開口部開閉構造においては、障
子を開放あるいは閉塞させたとき、今までその障
子が挿入位置していたスライド案内溝部分が上方
に開放する状態のままであつた。
子を開放あるいは閉塞させたとき、今までその障
子が挿入位置していたスライド案内溝部分が上方
に開放する状態のままであつた。
従つて、前記従来構造によるときは、特に、障
子がドアの場合、石やあき缶等の塵芥がスライド
案内溝内に入り易く、その結果、スライド案内溝
内に入つた塵芥がつかえて障子を完全に開放ある
いは閉塞することができなくなり、殊に、障子全
体がガラス板製の場合、スライド案内溝内に入つ
た石やあき缶等への接当により障子端部が欠ける
等の障子の損傷を招来し易いといつた欠点があつ
た。しかも、下枠の下部に障子をスライド駆動す
る駆動装置を配設してある場合には、スライド案
内溝を通して雨水や塵芥がその駆動装置設置部に
入りこんで、駆動装置の故障を誘発し易いといつ
た欠点があつた。
子がドアの場合、石やあき缶等の塵芥がスライド
案内溝内に入り易く、その結果、スライド案内溝
内に入つた塵芥がつかえて障子を完全に開放ある
いは閉塞することができなくなり、殊に、障子全
体がガラス板製の場合、スライド案内溝内に入つ
た石やあき缶等への接当により障子端部が欠ける
等の障子の損傷を招来し易いといつた欠点があつ
た。しかも、下枠の下部に障子をスライド駆動す
る駆動装置を配設してある場合には、スライド案
内溝を通して雨水や塵芥がその駆動装置設置部に
入りこんで、駆動装置の故障を誘発し易いといつ
た欠点があつた。
これらの欠点を解消するために、スライド案内
溝を覆うための可撓性シヤツタ板をスライド案内
溝に上下平行移動自在に設け、障子の重さで圧縮
するスプリングを、前記案内溝の底壁とシヤツタ
板との間に介在させて、スライド案内溝枠の上面
と同一面に前記シヤツタ板を支持してある開口部
開閉構造(例えば実開昭53−125453号公報)や、
あるいは、スライド案内溝を覆うためのバネ状の
シヤツタ板を、前記案内溝の一端部側に巻取り状
態で設け、シヤツタ板の側部を挿入させて、溝の
長手方向に沿つて前記シヤツタ板をスライド自在
に案内する凹溝をスライド案内溝の上部に形成
し、障子を閉じるに伴なつてスライド案内溝の開
口部が閉じるように、障子の下端部に、シヤツタ
板の一端部を連結してある開口部開閉構造(例え
ば実開昭56−112371号公報)が提案されていた。
溝を覆うための可撓性シヤツタ板をスライド案内
溝に上下平行移動自在に設け、障子の重さで圧縮
するスプリングを、前記案内溝の底壁とシヤツタ
板との間に介在させて、スライド案内溝枠の上面
と同一面に前記シヤツタ板を支持してある開口部
開閉構造(例えば実開昭53−125453号公報)や、
あるいは、スライド案内溝を覆うためのバネ状の
シヤツタ板を、前記案内溝の一端部側に巻取り状
態で設け、シヤツタ板の側部を挿入させて、溝の
長手方向に沿つて前記シヤツタ板をスライド自在
に案内する凹溝をスライド案内溝の上部に形成
し、障子を閉じるに伴なつてスライド案内溝の開
口部が閉じるように、障子の下端部に、シヤツタ
板の一端部を連結してある開口部開閉構造(例え
ば実開昭56−112371号公報)が提案されていた。
しかしながら、前者の構成によれば、案内溝の
底壁に対してシヤツタ板が対向した状態になつて
おり、その状態で、シヤツタ板が前記底壁に近
接、離間する構成になつているために、仮りに、
スライド案内溝に塵芥が入り込んだとした場合、
塵芥がつかえてシヤツタ板が底壁に対して近接で
きなくなつて、結局、上記従来の技術の欠点は解
消することはできない。
底壁に対してシヤツタ板が対向した状態になつて
おり、その状態で、シヤツタ板が前記底壁に近
接、離間する構成になつているために、仮りに、
スライド案内溝に塵芥が入り込んだとした場合、
塵芥がつかえてシヤツタ板が底壁に対して近接で
きなくなつて、結局、上記従来の技術の欠点は解
消することはできない。
一方、後者の構成によれば、スライド案内溝の
上部に形成された凹溝にシヤツタ板を挿入する構
成となつているために、仮に凹溝に塵芥が入り込
んだとした場合、塵芥が凹溝の壁とシヤツタ板と
の間にくいこんで、シヤツタ板が正常に機能しな
くなり、前者と同様に上記従来の技術の欠点は解
消することはできない。
上部に形成された凹溝にシヤツタ板を挿入する構
成となつているために、仮に凹溝に塵芥が入り込
んだとした場合、塵芥が凹溝の壁とシヤツタ板と
の間にくいこんで、シヤツタ板が正常に機能しな
くなり、前者と同様に上記従来の技術の欠点は解
消することはできない。
本考案の目的は、かかる従来の欠点を一掃し、
スライド案内溝への塵芥の侵入を防止すると共
に、仮りに、スライド案内溝に塵芥が入り込んだ
としても、円滑に開口部を開閉できる開口部開閉
構造を提供することにある。
スライド案内溝への塵芥の侵入を防止すると共
に、仮りに、スライド案内溝に塵芥が入り込んだ
としても、円滑に開口部を開閉できる開口部開閉
構造を提供することにある。
上記目的達成のために講じた本考案による開口
部開閉構造の特徴構成は、シヤツタ機構を構成す
るに、スライド案内溝の側面を当てつけて前記ス
ライド案内溝の開口を閉じる閉塞位置と、前記ス
ライド案内溝の側面から遠ざかる溝開口位置とに
出退自在にシヤツタ板を取付けてある点にあり、
それによる作用効果は次の通りである。
部開閉構造の特徴構成は、シヤツタ機構を構成す
るに、スライド案内溝の側面を当てつけて前記ス
ライド案内溝の開口を閉じる閉塞位置と、前記ス
ライド案内溝の側面から遠ざかる溝開口位置とに
出退自在にシヤツタ板を取付けてある点にあり、
それによる作用効果は次の通りである。
スライド案内溝の開口、詳しくは、障子が挿入
位置していないスライド案内溝部分の開口を閉塞
するシヤツタ機構を設けてあるから、シヤツタ機
構を閉塞することにより、スライド案内溝内への
石やあき缶等、塵芥の侵入を防止することができ
る。
位置していないスライド案内溝部分の開口を閉塞
するシヤツタ機構を設けてあるから、シヤツタ機
構を閉塞することにより、スライド案内溝内への
石やあき缶等、塵芥の侵入を防止することができ
る。
殊に、シヤツタ機構を構成するに、スライド案
内溝の側面に当てつけて前記スライド案内溝の開
口を閉じる閉塞位置と、前記スイラド案内溝の側
面から遠ざかる溝開口位置とに出退自在にシヤツ
タ板を取付けてあるから、仮にスライド案内溝に
塵芥が入り込むことがあつたとしても、この塵芥
は、スライド案内溝の底部にたまるだけで、シヤ
ツタ板の移動経路に侵入してたまることはなく、
シヤツタ板の動きを妨げることはほとんどない。
内溝の側面に当てつけて前記スライド案内溝の開
口を閉じる閉塞位置と、前記スイラド案内溝の側
面から遠ざかる溝開口位置とに出退自在にシヤツ
タ板を取付けてあるから、仮にスライド案内溝に
塵芥が入り込むことがあつたとしても、この塵芥
は、スライド案内溝の底部にたまるだけで、シヤ
ツタ板の移動経路に侵入してたまることはなく、
シヤツタ板の動きを妨げることはほとんどない。
従つて、本考案は、スライド案内溝内への塵芥
の侵入を防止して、障子を確実、円滑に、かつ、
障子を損傷することもなく開閉することができな
がらも、仮にスライド案内溝に塵芥が侵入したと
しても、この塵芥はシヤツタ板の動きを妨げるこ
とはほとんどないから、塵芥がスライド溝に入り
込んだか否かにかかわらず、長期間にわたつてそ
の開口を円滑に開閉操作できる開口部開閉構造を
提供し得るに至つた。
の侵入を防止して、障子を確実、円滑に、かつ、
障子を損傷することもなく開閉することができな
がらも、仮にスライド案内溝に塵芥が侵入したと
しても、この塵芥はシヤツタ板の動きを妨げるこ
とはほとんどないから、塵芥がスライド溝に入り
込んだか否かにかかわらず、長期間にわたつてそ
の開口を円滑に開閉操作できる開口部開閉構造を
提供し得るに至つた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第10図は、競馬場や競輪場等における観覧席
を示し、Aは階段状の床、Bは片持ち状の屋根、
Cは、屋根Bの前端部と床Aとの間に亘るガラス
壁である。
を示し、Aは階段状の床、Bは片持ち状の屋根、
Cは、屋根Bの前端部と床Aとの間に亘るガラス
壁である。
前記ガラス壁Cは、第5図、第11図に示すよ
うに、適宜横巾の複数のガラス板1を端部突合わ
せ状態で横方向に並置するとともに、前記ガラス
板1に対して直交する複数のステイフナーガラス
板2を前記各突合わせ端部に突合う状態に配置
し、ガラス板1、ステイフナーガラス板2の三者
の突合わせ端部をシール材C1で連結するととも
に、前記屋根Bの前端部に固着の上枠3にガラス
板1、ステイフナーガラス板2の上端部を嵌込ん
でシール材C2で固定し、かつ、床Aに固着の下
枠4にガラス板1、ステフナーガラス板2の下端
部を嵌込んでシール材C3で固定して、構成され
ている。つまり、ガラス壁Cは、ガラス板1に作
用する正・負の風圧力に、上下の枠3,4とステ
イフナーガラス板2とで対向するように構成され
ている。なお、並置方向の両端に位置するガラス
板1の端部は、側枠5に嵌込まれてシール材C4
で固定されている。
うに、適宜横巾の複数のガラス板1を端部突合わ
せ状態で横方向に並置するとともに、前記ガラス
板1に対して直交する複数のステイフナーガラス
板2を前記各突合わせ端部に突合う状態に配置
し、ガラス板1、ステイフナーガラス板2の三者
の突合わせ端部をシール材C1で連結するととも
に、前記屋根Bの前端部に固着の上枠3にガラス
板1、ステイフナーガラス板2の上端部を嵌込ん
でシール材C2で固定し、かつ、床Aに固着の下
枠4にガラス板1、ステフナーガラス板2の下端
部を嵌込んでシール材C3で固定して、構成され
ている。つまり、ガラス壁Cは、ガラス板1に作
用する正・負の風圧力に、上下の枠3,4とステ
イフナーガラス板2とで対向するように構成され
ている。なお、並置方向の両端に位置するガラス
板1の端部は、側枠5に嵌込まれてシール材C4
で固定されている。
かつ、前記ガラス壁Cには、前記1枚のガラス
板1に相当する大きさの複数の開口部aが横方向
に適宜間隔を隔てて形成されている。
板1に相当する大きさの複数の開口部aが横方向
に適宜間隔を隔てて形成されている。
前記各開口部aは、ガラス板1よりも外側にお
いて水平左右方向にスライド自在なガラス障子6
により開閉されるものである。
いて水平左右方向にスライド自在なガラス障子6
により開閉されるものである。
前記ガラス障子6は、第1図、第3図に示すよ
うに、上下のフレーム7,8および左右の縦框
9,10からなる枠にガラス板11を嵌込んでシ
ール材C5で固定した構造に構成されており、か
つ、それの上下両端部をそれぞれ、上枠3、下枠
4に形成のスライド案内溝12,13に下方およ
び上方から挿入させて厚さ方向での上枠3、下枠
4に対する位置を規制されているとともに、床A
に固定連設した走行用レール14に、下フレーム
8に連設のブラケツト8Aに支承させた戸車8B
を介してスライド自在に載置支持されている。1
5はガラス障子6の上端部のスライドを案内する
ローラである。
うに、上下のフレーム7,8および左右の縦框
9,10からなる枠にガラス板11を嵌込んでシ
ール材C5で固定した構造に構成されており、か
つ、それの上下両端部をそれぞれ、上枠3、下枠
4に形成のスライド案内溝12,13に下方およ
び上方から挿入させて厚さ方向での上枠3、下枠
4に対する位置を規制されているとともに、床A
に固定連設した走行用レール14に、下フレーム
8に連設のブラケツト8Aに支承させた戸車8B
を介してスライド自在に載置支持されている。1
5はガラス障子6の上端部のスライドを案内する
ローラである。
加えて、前記ガラス障子6は、駆動されるもの
であつて、その駆動装置は、下枠4の下部に設置
されており、具体的には、第6図に示すように、
前記ブラケツト8Aに両端を止着したチエーン1
6と、左右に適宜間隔を隔てて位置して前記チエ
ーン16の回動を案内する2つのスプロケツトホ
イール17,17′と、一方のスプロケツトホイ
ール17を正逆回転させることによりチエーン1
6を介してブラケツト8A、つまり、ガラス障子
6を引つ張り移動する電動モータ18とを備えて
いる。なお、前記電動モータ18は、押釦式の開
放スイツチ(図示せず)のONにより開放作動
し、OFFによりその作動を停止するとともに、
押釦式閉塞スイツチ(図示せず)のONにより閉
塞作動し、OFFによりその作動を停止し、かつ、
ガラス障子6が開放位置に位置してリミツトスイ
ツチLSがOFFすることにより開放スイツチの
ONにかかわらず作動停止し、ガラス障子6が閉
塞位置に位置してリミツトスイツチLS′がOFFす
ることにより閉塞スイツチのONにかかわらず作
動停止するものである。つまり、開放時には、開
放スイツチをガラス障子6が停止するまで押し続
けることにより、ガラス障子6を確実に開放位置
に位置させ、閉塞時には、閉塞スイツチをガラス
障子6が停止するまで押し続けることにより、ガ
ラス障子6を確実に閉塞位置に位置させるもので
ある。
であつて、その駆動装置は、下枠4の下部に設置
されており、具体的には、第6図に示すように、
前記ブラケツト8Aに両端を止着したチエーン1
6と、左右に適宜間隔を隔てて位置して前記チエ
ーン16の回動を案内する2つのスプロケツトホ
イール17,17′と、一方のスプロケツトホイ
ール17を正逆回転させることによりチエーン1
6を介してブラケツト8A、つまり、ガラス障子
6を引つ張り移動する電動モータ18とを備えて
いる。なお、前記電動モータ18は、押釦式の開
放スイツチ(図示せず)のONにより開放作動
し、OFFによりその作動を停止するとともに、
押釦式閉塞スイツチ(図示せず)のONにより閉
塞作動し、OFFによりその作動を停止し、かつ、
ガラス障子6が開放位置に位置してリミツトスイ
ツチLSがOFFすることにより開放スイツチの
ONにかかわらず作動停止し、ガラス障子6が閉
塞位置に位置してリミツトスイツチLS′がOFFす
ることにより閉塞スイツチのONにかかわらず作
動停止するものである。つまり、開放時には、開
放スイツチをガラス障子6が停止するまで押し続
けることにより、ガラス障子6を確実に開放位置
に位置させ、閉塞時には、閉塞スイツチをガラス
障子6が停止するまで押し続けることにより、ガ
ラス障子6を確実に閉塞位置に位置させるもので
ある。
前記上枠3には、ガラス障子6における上フレ
ーム7の外側面に摺動自在に弾接してスライド案
内溝12を上フレーム7との間を気密・水密保持
するシール材19が、スライド案内溝12内に位
置する状態に取付けられており、前記下枠4に
は、ガラス障子6における下フレーム8の内側面
に摺動自在に弾接してスライド案内溝13と下フ
レーム8との間を気密・水密保持するシール材2
0が、スライド案内溝13内に位置する状態で取
付けられている。
ーム7の外側面に摺動自在に弾接してスライド案
内溝12を上フレーム7との間を気密・水密保持
するシール材19が、スライド案内溝12内に位
置する状態に取付けられており、前記下枠4に
は、ガラス障子6における下フレーム8の内側面
に摺動自在に弾接してスライド案内溝13と下フ
レーム8との間を気密・水密保持するシール材2
0が、スライド案内溝13内に位置する状態で取
付けられている。
前記下枠4のスライド案内溝13は、その開口
をシヤツタ機構21により開閉されるものであ
る。
をシヤツタ機構21により開閉されるものであ
る。
前記シヤツタ機構21は、第1図、第2図、第
7図、第8図、第9図に示すように、ガラス障子
6が閉塞位置に位置するとき、そのガラス障子6
の下端部が挿入していないスライド案内溝部分の
開口を溝巾方向でのスライドにより開閉自在で、
かつ、ガラス障子6が開放位置に位置するとき、
その先端をガラス障子6における下フレーム8の
外側面に当接して下フレーム8と下枠4との隙間
を閉塞する第1シヤツタ板22と、ガラス障子6
が開放位置に位置するとき、そのガラス障子6の
下端部が挿入していないスライド案内溝部分の開
口を溝巾方向でのスライドにより開閉自在で、か
つ、ガラス障子6が閉塞位置に位置するとき、そ
の先端をガラス障子6における下フレーム8の外
側面に当接して下フレーム8と下枠4との隙間を
閉塞する第2シヤツタ板23を備えている。前記
両シヤツタ板22,23は、横巾方向に沿つたシ
ヤフト24によりそのスライドを案内され、か
つ、スプリング25を介して閉塞位置に付勢され
ており、そして、その先端を前記シール材20に
当接させることにより、開口を気密・水密状態に
保持するように構成されている。かつ、第1シヤ
ツタ板22には、ガラス障子6が閉塞位置から開
放側にスライドするとき、そのガラス障子6に付
設のカム26により押圧されて第1シヤツタ板2
2を付勢力に抗して開放側にスライドさせるカム
部材27が取付けられており、第2シヤツタ板2
3には、ガラス障子6が開放位置から閉塞側にス
ライドするとき、そのガラス障子6に付設のカム
28により押圧されて第2シヤツタ板23を付勢
力に抗して開放側にスライドさせるカム部材29
が取付けられている。
7図、第8図、第9図に示すように、ガラス障子
6が閉塞位置に位置するとき、そのガラス障子6
の下端部が挿入していないスライド案内溝部分の
開口を溝巾方向でのスライドにより開閉自在で、
かつ、ガラス障子6が開放位置に位置するとき、
その先端をガラス障子6における下フレーム8の
外側面に当接して下フレーム8と下枠4との隙間
を閉塞する第1シヤツタ板22と、ガラス障子6
が開放位置に位置するとき、そのガラス障子6の
下端部が挿入していないスライド案内溝部分の開
口を溝巾方向でのスライドにより開閉自在で、か
つ、ガラス障子6が閉塞位置に位置するとき、そ
の先端をガラス障子6における下フレーム8の外
側面に当接して下フレーム8と下枠4との隙間を
閉塞する第2シヤツタ板23を備えている。前記
両シヤツタ板22,23は、横巾方向に沿つたシ
ヤフト24によりそのスライドを案内され、か
つ、スプリング25を介して閉塞位置に付勢され
ており、そして、その先端を前記シール材20に
当接させることにより、開口を気密・水密状態に
保持するように構成されている。かつ、第1シヤ
ツタ板22には、ガラス障子6が閉塞位置から開
放側にスライドするとき、そのガラス障子6に付
設のカム26により押圧されて第1シヤツタ板2
2を付勢力に抗して開放側にスライドさせるカム
部材27が取付けられており、第2シヤツタ板2
3には、ガラス障子6が開放位置から閉塞側にス
ライドするとき、そのガラス障子6に付設のカム
28により押圧されて第2シヤツタ板23を付勢
力に抗して開放側にスライドさせるカム部材29
が取付けられている。
つまり、シヤツタ機構21は、ガラス障子6の
スライドに連動してスライド案内溝13の開口を
開閉できるように構成されている。
スライドに連動してスライド案内溝13の開口を
開閉できるように構成されている。
なお、前記下枠4には、下フレーム8の外側面
に沿つて上方に延びる起立片4aが連設されてお
り、前記下フレーム8には、前記起立片4aに上
方から嵌合する断面形状ほぼコの字形の部材8a
が連設されており、これら起立片4aとコの字形
部材8aにより、下枠4と下フレーム8との隙間
に外部から雨水等が浸入することを防ぐように構
成されている。
に沿つて上方に延びる起立片4aが連設されてお
り、前記下フレーム8には、前記起立片4aに上
方から嵌合する断面形状ほぼコの字形の部材8a
が連設されており、これら起立片4aとコの字形
部材8aにより、下枠4と下フレーム8との隙間
に外部から雨水等が浸入することを防ぐように構
成されている。
前記開口部aの左右両側に位置するガラス板1
の端部に嵌着させた固定縦框30,31には、そ
れぞれ、ガラス障子6の閉塞スライドに伴つて、
そのガラス障子6の縦框9,10に連設の係合片
32,35にそのガラス障子6の固定縦框30,
31に対する厚さ方向(内外方向)での移動を阻
止するように係合する係合片33,34,が連設
されている。固定縦框30,31側の係合片3
3,34の内面には、ガラス障子6が閉塞位置に
位置する状態において両係合片32,33,3
4,35間の隙間を気密・水密状態に保持するシ
ール材36が取付けられている。つまり、閉塞位
置に位置するガラス障子6を上下、左右の4辺で
受けて風圧力に対抗するように構成されている。
の端部に嵌着させた固定縦框30,31には、そ
れぞれ、ガラス障子6の閉塞スライドに伴つて、
そのガラス障子6の縦框9,10に連設の係合片
32,35にそのガラス障子6の固定縦框30,
31に対する厚さ方向(内外方向)での移動を阻
止するように係合する係合片33,34,が連設
されている。固定縦框30,31側の係合片3
3,34の内面には、ガラス障子6が閉塞位置に
位置する状態において両係合片32,33,3
4,35間の隙間を気密・水密状態に保持するシ
ール材36が取付けられている。つまり、閉塞位
置に位置するガラス障子6を上下、左右の4辺で
受けて風圧力に対抗するように構成されている。
かつ、前記各縦框9,10,30,31は、同
一左右巾に構成されており、障子縦框9,10
は、ガラス障子6が閉塞位置に位置する状態にお
いて左右方向にはみ出ないように固定縦框30,
31に内外方向で重なるものである。加えて、ガ
ラス障子6の閉塞スライド時において先頭となる
側の一方に障子縦框9の係合片32と、ガラス障
子6が閉塞位置に位置した状態において他方の障
子縦框10に対応する他方の固定縦框31の係合
片33とは、ガラス障子6が開放位置に位置した
状態において一方の障子縦框9と他方の固定縦框
31とを左右方向で互いにはみ出ない状態で内外
方向で重ねさせるように、障子縦框9の係合片3
2は、障子縦框9の左右中央よりも開放側に位置
する状態で縦框9に取付けられ、固定縦框31の
係合片33は、固定縦框31の左右中央よりも閉
塞側に位置する状態で縦框31に取付けられてい
る。
一左右巾に構成されており、障子縦框9,10
は、ガラス障子6が閉塞位置に位置する状態にお
いて左右方向にはみ出ないように固定縦框30,
31に内外方向で重なるものである。加えて、ガ
ラス障子6の閉塞スライド時において先頭となる
側の一方に障子縦框9の係合片32と、ガラス障
子6が閉塞位置に位置した状態において他方の障
子縦框10に対応する他方の固定縦框31の係合
片33とは、ガラス障子6が開放位置に位置した
状態において一方の障子縦框9と他方の固定縦框
31とを左右方向で互いにはみ出ない状態で内外
方向で重ねさせるように、障子縦框9の係合片3
2は、障子縦框9の左右中央よりも開放側に位置
する状態で縦框9に取付けられ、固定縦框31の
係合片33は、固定縦框31の左右中央よりも閉
塞側に位置する状態で縦框31に取付けられてい
る。
上記の構成によれば、ガラス障子6が閉塞位置
に位置しているときには、第1シヤツタ板22が
閉塞位置にあり、かつ、第2シヤツタ板23がそ
の先端をガラス障子6に当接させていて、スライ
ド案内溝13の開口が閉塞されており、ガラス障
子6が開放位置に位置しているときには、第2シ
ヤツタ板23が閉塞位置にあり、かつ、第1シヤ
ツタ板22がその先端をガラス障子6に当接させ
ていて、スライド案内溝13の開口が閉塞されて
いる。その結果、ガラス障子6が閉塞、解放のい
ずれに位置していても、スライド案内溝13内に
石等の塵芥が浸入することおよび、スライド案内
溝13を通して駆動装置設置部に塵芥や水が浸入
することが防止される。また、障子縦框9,10
を固定縦框30,31とが、ガラス障子6を閉塞
位置に位置させた状態において互いに左右方向に
はみ出ず、内外方向に重なるため、縦框9,1
0,30,31によるガラス壁C越しの視界を妨
げることが非常に少なくて済む。しかも、ガラス
障子6を開放位置に位置させたときにも、一方の
障子縦框9を他方の固定縦框31とが互いに左右
方向にはみ出すことなく内外方向で重なるため、
縦框9,10,30,31による視界の妨げを極
力少なくすることができる。
に位置しているときには、第1シヤツタ板22が
閉塞位置にあり、かつ、第2シヤツタ板23がそ
の先端をガラス障子6に当接させていて、スライ
ド案内溝13の開口が閉塞されており、ガラス障
子6が開放位置に位置しているときには、第2シ
ヤツタ板23が閉塞位置にあり、かつ、第1シヤ
ツタ板22がその先端をガラス障子6に当接させ
ていて、スライド案内溝13の開口が閉塞されて
いる。その結果、ガラス障子6が閉塞、解放のい
ずれに位置していても、スライド案内溝13内に
石等の塵芥が浸入することおよび、スライド案内
溝13を通して駆動装置設置部に塵芥や水が浸入
することが防止される。また、障子縦框9,10
を固定縦框30,31とが、ガラス障子6を閉塞
位置に位置させた状態において互いに左右方向に
はみ出ず、内外方向に重なるため、縦框9,1
0,30,31によるガラス壁C越しの視界を妨
げることが非常に少なくて済む。しかも、ガラス
障子6を開放位置に位置させたときにも、一方の
障子縦框9を他方の固定縦框31とが互いに左右
方向にはみ出すことなく内外方向で重なるため、
縦框9,10,30,31による視界の妨げを極
力少なくすることができる。
また、本考案は、第12図に示すように、2枚
のガラス板1に相当する大きさの開口部aを2つ
のガラス障子6の両引き分けにより開閉する場合
にも適用できることはいうまでもない。なお、第
12図においては、開口部aの中央にステイフナ
ーガラス板2を残し、このステイフナーガラス板
2の端部に固定した縦框40および開口部aの左
右両側に位置する固定縦框41にそれぞれ両ガラ
ス障子6の閉塞に伴つてガラス障子6に固定の縦
框42に連設の係合片43に係合して障子縦框4
2の内外方向の変位を阻止するシール材44付き
の係合片45を連設し、もつて、閉塞位置に位置
する両ガラス障子6を上下、左右の4辺で受けて
風圧力に対向するように構成されている。
のガラス板1に相当する大きさの開口部aを2つ
のガラス障子6の両引き分けにより開閉する場合
にも適用できることはいうまでもない。なお、第
12図においては、開口部aの中央にステイフナ
ーガラス板2を残し、このステイフナーガラス板
2の端部に固定した縦框40および開口部aの左
右両側に位置する固定縦框41にそれぞれ両ガラ
ス障子6の閉塞に伴つてガラス障子6に固定の縦
框42に連設の係合片43に係合して障子縦框4
2の内外方向の変位を阻止するシール材44付き
の係合片45を連設し、もつて、閉塞位置に位置
する両ガラス障子6を上下、左右の4辺で受けて
風圧力に対向するように構成されている。
加えて、上記実施例では、駆動装置を下枠4の
下部に設けて実施したが、駆動装置を上枠3側に
設けて実施しても良く、また、本考案は、ガラス
障子6の高さが例えば6mを越えるような大きさ
の場合には、上枠3にそのガラス障子6を吊下げ
支持させて実施することが望ましい。
下部に設けて実施したが、駆動装置を上枠3側に
設けて実施しても良く、また、本考案は、ガラス
障子6の高さが例えば6mを越えるような大きさ
の場合には、上枠3にそのガラス障子6を吊下げ
支持させて実施することが望ましい。
第1図ないし第11図は本考案の実施例を示
し、第1図は縦断側面図、第2図はシヤツタ閉塞
状態を示す要部の縦断側面図、第3図は開口部の
横断平面図、第4図は障子を開放した状態を示す
要部の横断平面図、第5図はガラス壁の横断平面
図、第6図は駆動装置を示す要部の縦断正面図、
第7図ないし第9図は障子の開閉動作を示す要部
の横断平面図、第10図は観覧席の概略断面図、
第11図は概略横断平面図である。第12図は別
実施例の開口部の横断平面図である。 4……下枠、6……障子、13……スライド案
内溝、21……シヤツタ機構、22……シヤツタ
板。
し、第1図は縦断側面図、第2図はシヤツタ閉塞
状態を示す要部の縦断側面図、第3図は開口部の
横断平面図、第4図は障子を開放した状態を示す
要部の横断平面図、第5図はガラス壁の横断平面
図、第6図は駆動装置を示す要部の縦断正面図、
第7図ないし第9図は障子の開閉動作を示す要部
の横断平面図、第10図は観覧席の概略断面図、
第11図は概略横断平面図である。第12図は別
実施例の開口部の横断平面図である。 4……下枠、6……障子、13……スライド案
内溝、21……シヤツタ機構、22……シヤツタ
板。
Claims (1)
- 水平方向でのスライドにより開口部を開閉自在
な障子6の下端部を、下枠4に形成のスライド案
内溝13内に上方から挿入させて、障子6下端部
を位置規制し、前記障子6のスライドに連動して
前記スライド案内溝13の開口を開閉するシヤツ
タ機構21を設けてある開口部開閉構造であつ
て、前記シヤツタ機構21を構成するに、前記ス
ライド案内溝13の側面に当てつけて前記スライ
ド案内溝13の開口を閉じる閉塞位置と、前記ス
ライド案内溝13の側面から遠ざかる溝開口位置
とに出退自在にシヤツタ板22を取付けてある開
口部開閉構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985067919U JPH0415898Y2 (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985067919U JPH0415898Y2 (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61184076U JPS61184076U (ja) | 1986-11-17 |
JPH0415898Y2 true JPH0415898Y2 (ja) | 1992-04-09 |
Family
ID=30602190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985067919U Expired JPH0415898Y2 (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0415898Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006177043A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Fuso Denki Kogyo Kk | 自動ドアの取り付け装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4502655B2 (ja) * | 2004-02-13 | 2010-07-14 | 不二サッシ株式会社 | 引戸装置用シールリップ付ガイド部材及び引戸装置 |
JP4502654B2 (ja) * | 2004-02-13 | 2010-07-14 | 不二サッシ株式会社 | 引戸装置 |
JP2016160624A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 株式会社Lixil | 引戸 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5744068Y2 (ja) * | 1977-03-15 | 1982-09-29 | ||
JPS56112371U (ja) * | 1980-01-31 | 1981-08-29 |
-
1985
- 1985-05-07 JP JP1985067919U patent/JPH0415898Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006177043A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Fuso Denki Kogyo Kk | 自動ドアの取り付け装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61184076U (ja) | 1986-11-17 |
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