JP2016138372A - 防水シャッター - Google Patents

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Abstract

【課題】
防水シャッターにおいて、開口部全開状態にガイドレールの開口溝を塞ぐ。
【解決手段】
ガイドレールの前辺200、210の外面には弾性要素14、14が設けてあり、弾性要素14の弾性突片16は、先端同士が接触可能ないし近接可能な突出寸法を備えており、シャッター開閉時及び全閉状態では、弾性突片16がシャッターカーテン幅方向端部の室外側面部100、室内側面部101にそれぞれ接触し、全開状態では、弾性要素14の弾性突片16の先端部160が接触ないし近接して、前記開口溝を塞ぐ。
【選択図】図5

Description

本発明は、防水シャッターに関するものである。
近年、異常気象によるゲリラ豪雨が頻繁に発生し、都市部において、地下鉄構内やビル地階への雨水の浸水事故が発生している。非常時に建築物等の入り口等に設置して、外部の水が建物内に浸水するのを防ぎたい場合がある。また、ゲリラ豪雨時に限らず、建物開口部を止水状態で閉鎖して内部への浸水を防止したい場合がある。
建物開口部を止水状態で閉鎖する防水シャッターにおいては、特に、幅方向両端部及び下端部の三方において浸水を防ぐ止水ラインを確保する必要がある。止水ラインは、扉体の三方をゴムからなる止水材に押し付けることで形成される(特許文献1、2)。
このような防水シャッターでは、全閉状態のシャッターカーテンを垂直方向及び水平方向に押圧して止水状態を得る必要があり、特に、開口部幅方向両端部の止水状態を形成するために、シャッターカーテンを水平方向に押圧してガイドレールの開口溝内に受け入れられたパネル端部を水平方向に移動させることから、通常のパネルシャッターに比べて、シャッターカーテン幅方向端部とガイドレール開口溝とのクリアランスが大きくなっている。
したがって、開口部全開状態では、人の手等を差し入れることができる程度の比較的大きい幅寸法を有する開口溝が建物開口部に露出することになる。特に、この種の防水シャッターは、例えば、地下鉄構内への出入り口のような人の行き来が多い開口部に設置されることが想定され、この場合、通常時は開口部全開状態として使用される。ガイドレールの内部空間には、ガイド機構や押圧機構を構成する金属製要素等があるので、むやみに手を差し入れることができないようにすることが望ましい。また、ガイドレール開口溝から障害物(空き缶、傘など)を差し込まれたり、異物が侵入すると、シャッター開閉の支障となり得る。
実用新案登録第3163288号 実用新案登録第3185150号
本発明は、防水シャッターにおいて、開口部全開状態にガイドレールの開口溝を塞ぐことを目的とするものである。
本発明の他の目的や作用効果は、本明細書の記載から明らかとなる。
本発明が採用した技術手段は、
建物開口部を閉鎖して第1側と第2側とに仕切るシャッターカーテンと、
第1側辺と、第2側辺と、第1側辺の先端から第2側へ向かって延びる第1前辺と、第2側辺の先端から第1側へ向かって延びる第2前辺と、を有し、第1前辺の先端と第2前辺の先端との間にシャッターカーテン幅方向端部を受け入れる開口溝が形成されたガイドレールと、
全閉状態にあるシャッターカーテンを第1側から第2側へ水平方向に圧迫する水平圧迫手段と、を備え、
前記第1前辺の外面には第1弾性要素、前記第2前辺の外面には第2弾性要素がそれぞれ高さ方向に亘って設けてあり、
前記第1弾性要素の弾性突片、前記第2弾性要素の弾性突片は、シャッターカーテン幅方向端部を受け入れない状態で、先端同士が接触可能ないし近接可能な突出寸法を備えており、
シャッター開閉時及び全閉状態では、前記第1弾性要素の弾性突片、前記第2弾性要素の弾性突片が、シャッターカーテン幅方向端部の第1面、第2面にそれぞれ接触し、
全開状態では、前記第1弾性要素の弾性突片の先端と前記第2弾性要素の弾性突片の先端が接触ないし近接して、前記開口溝を塞ぐようになっている、
防水シャッター、である。
1つの態様では、前記第1前辺の内面に位置して、全閉状態のシャッターカーテンの第1側の第1面に対向するように前記水平圧迫手段の押圧部が設けてあり、
前記第2前辺の内面に位置して、全閉状態のシャッターカーテンの第2側の第2面に対向するように止水用弾性部材が高さ方向に亘って設けてある。
水平方向圧迫手段の具体的な構成は、後述する実施形態における第2圧迫機構に限定されない。
典型的には、前記防水シャッターは防水パネルシャッターであり、前記シャッターカーテンは複数枚のパネルから構成されている。
「全閉状態」には、意図的に「垂直圧迫状態」と区別して記載されている場合を除き、「垂直圧迫状態」が含まれる。
防水パネルシャッターにおいては、全閉状態(垂直圧迫前)にあるシャッターカーテンを垂直方向に圧迫する垂直圧迫手段を備えており、全閉状態(垂直圧迫後)にあるシャッターカーテンに対して水平圧迫が実行される。
上記の構成において、「第1」、「第2」は、いずれか一方が「室外側」、他方が「室内側」であり、1つの態様では、前記第1側が室外側であり、前記第2側が室内側である。
1つの態様では、シャッター開閉時及び全閉状態では、前記第1弾性要素の弾性突片、前記第2弾性要素の弾性突片が、シャッターカーテン幅方向端部の第1面、第2面にそれぞれ面接触する。
1つの態様では、前記第1前辺の外面、前記第2前辺の外面には、それぞれ第1嵌合受部、第2嵌合受部が高さ方向に亘って設けてあり、
前記第1弾性要素、前記第2弾性要素は、それぞれ第1嵌合受部、第2嵌合受部に嵌脱可能に嵌合されている。
1つの態様では、前記第1弾性要素は、第1嵌合受部に嵌合する嵌合部を備えた本体部を有し、
前記本体部は、前記開口溝に近い側の近位部分と前記開口溝から遠い側の遠位部分を有し、
前記弾性突片は、前記本体部の前記遠位部分から前記開口溝へ向かって平面視傾斜状に延びており、
前記第2弾性要素は、第2嵌合受部に嵌合する嵌合部を備えた本体部を有し、
前記本体部は、前記開口溝に近い側の近位部分と前記開口溝から遠い側の遠位部分を有し、
前記弾性突片は、前記本体部の前記遠位部分から前記開口溝へ向かって平面視傾斜状に延びている。
1つの態様では、前記第1弾性要素の前記弾性突片の上方部位、前記第2弾性要素の前記弾性突片の上方部位は、それぞれ傾斜縁となっており、開口部全開状態において、開口溝の上方部位に位置して、一対の傾斜縁からV形状のガイド部が形成されている。
本発明では、開口部開放状態において、弾性要素の弾性突片の先端が接触して、ガイドレールの開口溝を塞ぐので、人の手などが直接開口溝に入り込むことがなく、また、障害物を差し込むことも難しくなっていたずらを防止できる。
さらに、ガイドレールの内部空間への雨水、ゴミ・埃等の浸入を防ぎ、スムーズな開閉機能を維持することができる。
本発明において、弾性突片が弾性変形してシャッターカーテンの第1面、第2面に面接触するものでは、全閉状態において、ガイドレールの内部への雨水、ゴミ・埃等の浸入を可及的に防止する。
さらに、水平圧迫によりシャッターカーテンが移動した場合であっても、また、水圧が作用してシャッターカーテンが押される場合であっても、弾性要素の弾性突片とシャッターカーテンとの面接触状態が維持され(むしろ、水圧によって密着状態が維持される)、弾性突片と面が離れて、その部分から水が浸入することを可及的に防止する。
弾性要素は、ガイドレールの前辺の外面に設けられるので、ガイドレール内部に配置する止水用弾性部材や押圧部の妨げにならない。
また、弾性要素の取り付けを嵌合方式でガイドレールの前辺の外面に装着するものでは、弾性要素の摩耗、破損の場合の交換が容易となり、メンテナンスを良好に行うことができる。
弾性突片が、シャッターカーテンが受け入れられる開口溝から遠い側から延びるようにすることで、水圧や水平圧迫手段によってシャッターカーテンが押された時に、弾性突片を介して嵌合状態が外れるような力が弾性要素に作用することを防止する。
弾性要素の上方部位に傾斜縁を形成したものでは、一対の傾斜縁から形成されたV形状のガイド部によって、開口部全開状態からのシャッターカーテン降下をスムーズに行うことができる。
本実施形態に係る防水パネルシャッターを室内側から見た正面図である。 本実施形態に係る防水パネルシャッターの縦断面図である。 本実施形態に係る防水パネルシャッターの開口部上方の収納空間における縦断面図である。 複数枚のパネルを上下方向に連設してなるシャッターカーテンの側面図であり、(A)は垂直圧迫状態、(B)は全閉状態、(C)は下降状態(最下端のパネルが着床する直前)を示す。 本実施形態に係る防水パネルシャッターのガイドレール部分の横断面図である。 開口部全開状態におけるガイドレール部分の横断面図である。ガイドレール内部の要素は省略されている。 本実施形態に係る弾性要素を示す図である。 本実施形態に係る弾性要素を示す図であり、特に、上方部位の形状を示す。 他の実施形態に係る弾性要素を説明する図である。 第1圧迫機構を示し、上図は平面図、下図は、正面図である。 第1圧迫機構の側面図であり、第1圧迫機構のパワーシリンダは非作動時(非圧迫姿勢)にある。 第1圧迫機構の側面図であり、第1圧迫機構のパワーシリンダは作動時(圧迫姿勢)にある。 第2圧迫機構のパワーシリンダを主として示す部分正面図である。 第2圧迫機構の側面図であり、第2圧迫機構のパワーシリンダは非作動時(非圧迫姿勢)にある。 第2圧迫機構の側面図であり、第2圧迫機構のパワーシリンダは作動時(圧迫姿勢)にある。 本実施形態に係る防水パネルシャッターの第2圧迫機構を構成する水平方向押圧部材を示す図である。(A)は水平方向押圧部材の一部省略拡大図、(B)は水平方向押圧部材の全体図であり、左図は圧迫姿勢、中央図は非圧迫姿勢、右図は側面から見た図である。 図16(B)の左図、中央図の下方部位の拡大図、及び、それぞれに対応するガイド体の横断面図である。 水平方向押圧部材の拡大平面図である。 弾性要素の比較例を示す図6と類似の図である。
図1、図2に示すように、防水用のパネルシャッターは、複数枚のパネル1から構成されたシャッターカーテンSと、建物開口部の幅方向両端に立設され、垂直姿勢のパネル1の幅方向両端部を案内する左右のガイドレール2と、を備えている。図2において、パネル1、すなわちシャッターカーテンSの左側が室外側、右側が室内側である。図5において、パネル1の上側が室外側、下側が室内側である。
パネル1は、所定厚みを備え、開口幅方向に延びる横長方形状の要素であり、正面視横長方形状の面部と、上面部と、下面部と、左右の側面部と、を有している。開口部全閉状態では、一方の面部が室外側に面する室外側面部100であり、他方の面部が室内側に面する室内側面部101となっている。図5(パネル1の幅方向の一方の端部を示し、他方の端部も同様の構成を有する)に示すように、各パネル1の幅方向両端の側面部には、ガイドローラ11を設けた支軸10が突設されており、各パネル1は支軸10を介してチェーン3(図3参照)に連結されて吊持されることでシャッターカーテンSを形成する。図2等においてチェーンは省略されているが、パネルシャッターにおいて、各パネルをチェーンによって吊持する構成は当業者に良く知られていることに留意されたい。
ガイドレール2の上端は、開口部上方の収納空間内まで延びており、パネル1の幅方向両端部のガイドローラ11を案内する上側延出部2´(図3参照)を備えている。上側延出部2´は、ガイドローラ11に室外側及び室内側の両側から接触可能に構成されている。開口部上方の収納空間には、上側延出部2´の略上端に位置してチェーン3を巻き掛けするためのスプロケット4が設けあり、開閉機Mによってスプロケット4を回転させて、チェーン3を吊上げ、あるいは、繰り出すことで、パネル1を上昇、あるいは、下降させて建物開口部を開閉するようになっている。
開口部上方のパネル1の収納空間は開口部上方から室内側に向かって延びており、当該収納空間には、前方から後方(シャッター芯Cから室内側)に向かって緩やかに下向き傾斜状に延出する収納レール5が設けある。チェーン3の吊上げによって、収納空間内まで移動したパネル1は、スプロケット4を介して収納レール5に継送され、パネル1はガイドローラ11が収納レール5に案内されながら収納空間の後方へ順次送られて、互いに平行状に垂下した状態に保持され収納される。
このように構成されたパネルシャッターにおいて、開口部全閉状態において、開閉機Mによりスプロケット4をチェーン吊上げ方向に回転駆動すると、全閉状態の垂直姿勢にある各パネル1は、チェーン3の上昇にしたがって、幅方向両端部が垂直状のガイドレール2に案内されながら、上昇していき、上位のパネル1から、ガイドレール2の上側延出部2´から横方向に延びる収納レール5に順次受け渡され、収納空間で平行状に収納されていき、開口部が開放される。
開口部全開状態において、開閉機Mによりスプロケッ4をチェーン繰り出し方向に回転駆動すると、平行状に収納されていたパネル1は幅方向両端部のガイドローラ11が収納レール5に案内されながら順次収納空間の後方から前方のスプロケット4側へ引き出され、スプロケット4を通過する時に、高さ方向に互いに上下に垂直姿勢となってガイドレール2に案内されながら降下していき、開口部が閉鎖される。図2に示すように、建物開口部の下方部位には、床面から所定高さに位置して障害物検知手段として例示する光電センサ6が設けてある。
シャッターカーテン降下時には、上下に隣接する2枚の任意のパネル1において、下側のパネルの上端と上側のパネルの下端とは離間した状態にある(図4(C)参照)。シャッターカーテン降下時に、最下位のパネル1の下端が着床した後に、シャッターカーテンSがさらに所定距離下降を継続することで、上下に隣接する2枚の任意のパネル1において、下側のパネルの上端と上側のパネルの下端とが接触して全閉状態となる(図4(B)参照)。さらに、全閉状態にあるシャッターカーテンSを垂直方向に圧迫することで垂直圧迫状態となる(図4(A)参照)。
全閉状態のパネルシャッターに対して止水構造を付与することで防水パネルシャッターを構成することができる。本実施形態では、全閉状態のパネルシャッターを止水状態とする手段は、全閉状態にある各パネル1を垂直方向に下方に圧迫する第1圧迫機構7と、第1圧迫機構7によって垂直方向に圧迫された全パネル1を一体で室内側へ向かって水平方向に圧迫する第2圧迫機構8とからなる。
パネルシャッターは可動の中柱9を備えている。開口部上方には、各中柱9に対応して中柱用レール90が設けてある。中柱用レール90は、水平状に延びる長尺部材であり、一端が中柱9の設置位置、他端が中柱9の収納位置(開口部の幅方向端部)となっている。中柱9の上端にはハンガーローラ91が設けてあり、中柱9は中柱用レール90に沿って可動となっている。中柱9を設置位置まで移動させて、操作レバー95を回動操作することで、上側係止ロッド92の上端が開口部上方の中柱受材の係止受孔920に係止し、下側係止ロッド93、94の下端が床面に埋設した受部材ユニット96に形成された係止受孔930、940にそれぞれ係止するようになっている。
最上位のパネル1を除く各パネル1の上面部には、幅方向全体に亘って水密ゴム12(図3、図4参照)が設けてある。開口部全閉時において、上下隣接する2枚のパネル1の上側パネル1の下端と下側パネル1の上端とを水密ゴム12を介して圧接させることで、上下隣接するパネル間の止水構造が得られるようになっている。最下位のパネル1の下端には、幅方向全体に亘って水密ゴム13(図1、図2、図4参照)が設けてあり、開口部全閉時において、水密ゴム13が床面に圧接されることでシャッターカーテン下端の止水構造が得られるようになっている。すなわち、第1圧迫機構7を用いて、全閉状態のシャッターカーテンSを上端から床面に向かって垂直に圧迫することで上下に隣接するパネル1間及び最下位のパネル1と床面間の止水状態が得られる。
なお、上下隣接する2枚のパネル1間の止水構造を形成する水密ゴムは、パネル1の上端に設けられるものに限定されるものではなく、パネル1の下端あるいは/および上端に幅方向全体に亘って水密ゴムが設けられ、開口部全閉時において、上下隣接する2枚のパネル1の上側パネル1の下端と下側パネル1の上端とを水密ゴムを介して圧接させることで、上下隣接するパネル間の止水構造が得られるようになっていればよい。
図5、図6に示すように、ガイドレール2は、離間対向する室外側辺20及び室内側辺21と、底辺22と、から断面視コ字状に形成された長尺部材であり、室外側辺20と室内側辺21の先端側は互いに対向するように前辺200、210が折曲形成されている。前辺200は、室外側辺20の先端から室内側へ向かって室外側辺20に対して垂直に延びており、前辺210は、室内側辺21の先端から室外側へ向かって室内側辺21に対して垂直に延びている。そして、前辺200、210の先端間の開口溝にパネル1の幅方向端部を受け入れるようになっている。
図5に示すように、室外側辺20の先端側の内面、かつ、前辺200の内面に位置して、断面視長方形状を備え、高さ方向に延びる長尺部材である水平方向押圧部材23(水平方向押圧部材23の上端は収納空間までは達していない)が設けてある。室内側辺21の先端側の内面、かつ、前片210の内面に位置して、高さ方向に延びる長尺部材である水密ゴム部材24が設けてある。底辺22には高さ方向に延びる長尺部材であって、ガイドローラ11の室外側周面に接触して案内するガイド部材25が設けてある。
水平方向押圧部材23は、平面視において、前辺200に沿って室内外方向に延びており、先端面(圧迫時に、パネル1の室外側面部100に当接する部位)は、常時(圧迫時及び非圧迫時)、前辺200の先端を越えて突出している。なお、非圧迫時には、水平方向押圧部材23の先端面が前辺200の内側に位置し(先端を越えない)、圧迫時に、水平方向押圧部材23の先端面が前辺200の先端を越えて突出するようにしてもよい。水密ゴム部材24の先端面は、前辺210の先端を越えて突出している。
室外側辺20と室内側辺21の先端側の前辺200、210の外面には、それぞれ高さ方向に延びる長尺状の弾性ゴムからなる一対の弾性要素14が設けてある。一方の弾性要素14が室外側弾性要素であり、他方の弾性要素14が室内側弾性要素である。図7に示すように、弾性要素14は、本体部15と、本体部15から平面視傾斜状に延びるフィン状の弾性突片16と、からなる。弾性突片16の先端部160は肉厚となっている。本体部15は、対向状の側面150、151と前面152とから断面視コ字形状を備え、前面152の内面には高さ方向に延びる長尺状の嵌合部153が形成されている。前辺200、210の外面には、それぞれ高さ方向に延びる長尺状の嵌合受部17が設けてあり、弾性要素14は、本体部15の嵌合部153を嵌合受部17に嵌合させることでガイドレール2に嵌脱可能に装着されている。弾性要素14の取り付けを嵌合方式でガイドレール2の前辺200、210の外面に装着することで、弾性要素14の摩耗、破損の場合の交換が容易となり、メンテナンスを良好に行うことができる。
ガイドレール2に装着された状態において、本体部15の側面150は、ガイドレール2の開口溝から遠い側に位置し、側面151は、ガイドレール2の開口溝から近い側に位置する。本体部15の前面152において、側面150に近い側が開口溝から遠い遠位部分であり、側面151に近い側が開口溝に近い近位部分である。弾性突片16は、本体部15の前面152の遠位部分から開口溝に向かって前面152から離間するように平面視傾斜状に延びている。弾性突片16が、パネル1が受け入れられる開口溝から遠い側から延びていることで、水圧や水平圧迫手段によってパネル1が押された時に弾性突片16の本体部15に嵌合状態を脱するような力が作用することを可及的に防止し、後述するように、図19の比較例と比べて嵌合状態が外れ難い。弾性突片16の基端は前面152と側面150の角部に位置している。図示の態様では、弾性突片16の厚さ及び傾斜角度から、弾性突片16の基端は、前面152の側面150に近い側の半部全体に亘っている。
図6に示すように、前辺200、210に設けた一対の弾性要素14の弾性突片16は、ガイドレール2の開口溝にシャッターカーテン幅方向端部を受け入れない状態で、先端同士が接触可能な突出寸法を備えている。建物開口部全開状態には、一対の弾性要素14の弾性突片16の先端部160が接触してガイドレール2の開口溝を高さ方向に亘って塞ぐようになっている。
開口部開放状態において、室内外の弾性要素14の弾性突片16の先端部160が接触して、ガイドレール2の開口溝を塞ぐので、人の手などが直接開口溝に入り込むことがなく、また、障害物を差し込むことも難しくなっていたずらを防止できる。さらに、ガイドレール2の内部空間への雨水、ゴミ・埃等の浸入を防ぎ、スムーズな開閉機能を維持することができる。
図示の態様では、一対の弾性要素14は同一の部材から形成されており、上下反転させて対称状に装着されており、各弾性突片16の突出寸法は同一である。一対の弾性要素14を同一部材から形成することはコスト面等から有利であるが、弾性要素の弾性突片の突出寸法を異ならしめてもよい。図示の態様では、全開状態で、弾性要素14の弾性突片16の先端部160が接触しているが、弾性要素14の弾性突片16の先端部160は、ガイドレール2の開口溝に手や物を差し込めない程度に十分に塞ぐことができれば上述の作用効果を得ることができ、全開状態で弾性突片16の先端部160が少し離れていてもよい。
シャッター開閉時及び全閉状態には、弾性要素14の弾性突片16の先端側部位が湾曲状に弾性変形してシャッターカーテン幅方向端部の室外側面部100、室内側面部101にそれぞれ接触して、シャッター開閉時の消音材として機能する。弾性突片16は、弾性変形して室外側面部100、室内側面部101に面接触しているので、全閉状態において、ガイドレール2の内部への雨水、ゴミ・埃等の浸入を可及的に防止する。例えば、通常使用時の全閉時において、室内側への雨水の浸入を防止する。
弾性突片16は、弾性変形して室外側面部100、室内側面部101に面接触しているので、例えば、室外側から室内側に向かって水平圧迫されてパネル1が室内側に移動した場合であっても、さらに水圧が作用してシャッターカーテンSが室内側に押される場合であっても、室外側の弾性要素14の弾性突片16とパネル1の室外側面部100との面接触状態が維持され(むしろ、水圧によって密着状態が維持される)、弾性突片16と室外側面部100が離れて、その部分から水が浸入することを可及的に防止する。
開口部全開状態では、一対の弾性要素14の弾性突片16の先端部160が接触しているが、弾性要素14の上方部位を斜めに切り欠くことで傾斜縁161が形成されているので、開口部全開状態からパネル1が、接触している一対の弾性突片16を押し開きながらスムーズに降下することができる。図8に示すように、傾斜縁161は、弾性要素14の弾性突起16の上縁から下方に向かって、かつ、弾性突起16の基端側から先端部160に向かって傾斜状に延びており、開口溝の上方部位に位置して、一対の弾性要素14の上方部位にV形状のガイド部が形成されている。
図19に比較例を示す。弾性要素14´は、本体部18と、弾性突起19と、からなるが、弾性突起19は短尺であると共に、本体部18の開口溝に近い近位部位から延びている。この一対の弾性要素14´は、開口部全開状態において、開口溝を塞ぐことはできず、開口溝が建物開口部に露出することになる。開口部全閉状態において、パネル1が水圧等で例えば室内側へ移動すると、室外側の弾性要素14´の弾性突起19とパネル1の室外側面部100との間に隙間が生じてしまう。また、開口部全閉状態において、パネル1が水圧等で例えば室内側へ移動すると、室内側の弾性要素14´がパネル1の室内側面部101によって押され、この時短尺の弾性突起19の基端が押されて、弾性要素14´の嵌合状態が外れてしまうおそれがある。
図9に他の実施形態を示す。図5〜8に示す実施形態と異なる点は、弾性要素14の弾性突片16´の先端部160´の形状である。開口部全開状態では、一対の弾性突片16´の先端部160´が噛み合うようになっている。このものでは、開口部全開状態での、開口溝の閉塞をより確実に行うことができる。
図5に示すように、各パネル1の幅方向端部は、室外側の水平方向押圧部材23と、室内側の水密ゴム部材24と、の間の開口に受け入れられており、幅方向端部から突出する支軸10の先端のガイドローラ11の室外側周面は、ガイドレール2の底部側に設けたガイド部材25に接触ないし近接している。チェーン3を上下動させることで、各パネル1は、室外側面部100、室内側面部101がそれぞれ弾性要素14の弾性突起16と接触しながら、幅方向両端の支軸10のガイドローラ11の室外側周面がガイド部材25に、幅方向両端が水密ゴム部材24に、それぞれ案内されて、垂直方向に上下動する。ガイドローラ11の室外側周面がガイド部材25に接触することによって、通常開閉時及び通常の全閉状態において、金属製の水平方向押圧部材23とパネル1の幅方向端部との接触が規制されている。
水平方向押圧部材23と水密ゴム部材24とは、これらの間にパネル1の幅方向端部を介在して対向しており、また、ガイドローラ11の室内側周面はフリー(部材によって案内されない)であり、パネル1が室内側へ移動することに応じてガイドローラ11も室内側へ移動可能となっており、水平方向押圧部材23によってパネル1の端部を室内側へ押圧することで、パネル1の室内側面部の幅方向端部が水密ゴム部材24に圧接され、シャッターカーテン幅方向両端部の高さ方向に亘る止水構造が得られる。図17の下方の図において、左図(止水状態)では、水平方向押圧部材23がパネル1の室外側面部100に押圧接触しており、パネル1の室内側面部101が水密ゴム部材24に圧接されており、右図(非止水状態)では、水平方向押圧部材23とパネル1の室外側面部100、パネル1の室内側面部101と水密ゴム部材24は、それぞれ近接しているものの押圧状態にはない。このように、ガイドレール2の内部に、ガイドローラ11に室外側からのみ接触可能なガイド部材25を設けたことで、第2圧迫機構8の圧迫動作によるパネル1の室内側面部101と水密ゴム部材24との圧接を許容する一方、ガイドローラ11がガイド部材25に接触することで、パネル1の昇降時に水平方向押圧部材23とパネル1の室外側面部100が接触することが規制されている。
シャッターカーテンSの垂直圧迫状態において、水密ゴム12が上下隣接するパネル1間を水密状態に閉塞し、水密ゴム13が最下端のパネル1の下端と床面との間の水密状態に閉塞する。垂直圧迫状態にあるシャッターカーテンSがさらに水平方向に圧迫されて、水平圧迫状態となると、パネル1の室内側面部101が水密ゴム部材24に圧接されて、開口幅方向両端部を水密状態に閉塞する。このようにシャッターカーテンSが圧迫状態(垂直圧迫状態兼水平圧迫状態)となると、上下のパネル間が水密状に閉塞されると共に、シャッター装置の三方(左右のガイドレール2内に位置するシャッターカーテンSの幅方向両端部及びシャッターカーテン下端)の水密ゴム13、24によって室内側空間への浸水を防ぐ止水ラインが形成される。
第1圧迫機構7の実施例について説明する。図1に示すように、開口部上方の収納空間には、第1圧迫機構7が開口幅方向に間隔を存して設けてある。図10〜図12に示すように、第1圧迫機構7は、開口部上方の収納空間に配置したアクチュエータとして例示するパワーシリンダ70と、パワーシリンダ70のピストンロッド71の先端に設けられ、全閉状態の最上位のパネル1の上端に当接して押圧する押圧部(リンク機構からなる)72と、を備えている。開口部全閉状態において、ピストンロッド71を下降させ、押圧部72を最上位のパネル1の上端に当接させて下方に向かって押圧することで、全閉状態にある各パネルを下方に向かって垂直に圧迫する。
第1圧迫機構7(パワーシリンダ70、ピストンロッド71、押圧部72)は、アクチュエータブラケット75に固定されており、アクチュエータブラケット75は、ベースフレーム76に取り付けられている。図11、12に示すように、押圧部72は、第1圧迫機構7のフレームに固定された水平状のベース720と、ベース720の基端側に一端が連結された第1リンク721と、ベース720の先端側に一端が連結された第2リンク722と、第1リンク721と第2リンク722の他端同士を連結する第3リンク723と、を備えている。ピストンロッド71の先端は第3リンク723に連結されており、第3リンク723の下面が全閉状態の最上位のパネル1の上端に当接して押圧するようになっている。
第1圧迫機構7は、垂直圧迫状態検知手段を構成する第1リミットスイッチ73、第2リミットスイッチ74を備えている。第1リミットスイッチ73がON(第2リミットスイッチ74がOFF)の場合は非垂直圧迫状態であり、第1リミットスイッチ73がOFF、第2リミットスイッチ74がOFFの場合は垂直圧迫動作中あるいは垂直圧迫解除動作中であり、第2リミットスイッチ74がON(第1リミットスイッチ73がOFF)の場合は垂直圧迫状態であることが検知される。
第2圧迫機構8の実施例について説明する。図1に示すように、開口部上方の収納空間には開口幅方向の左右端部に位置してそれぞれ第2圧迫機構8が設けてある。図3に示すように、第1圧迫機構7と同様に、第2圧迫機構8は、開口部上方の収納空間におけるパネル1の昇降を妨げないように、パネル1の昇降経路に対して室外側に偏倚して設けてある。図13〜図18に示すように、第2圧迫機構8は、開口部上方向の収納空間に配置したアクチュエータとして例示するパワーシリンダ80と、パワーシリンダ80のピストンロッド81の上下動に連動する水平方向押圧部材23と、を備えている。水平方向押圧部材23は、全体として断面視長方形状に形成されており、ガイドレール2の室外側辺20の先端側の内面に位置して設けられている。
水平方向押圧部材23は、ガイドレール2に沿って垂直に延びる断面視コ字状で長尺状の第1部材(室外側部材)230と、ガイドレール2に沿って垂直に延びる断面視コ字状で長尺状の第2部材(室内側部材)231と、を備えている。第1部材230はガイドレール2の室外側辺20に螺子26で連結されており、第1部材230が固定要素、第2部材231が可動要素となっている。第2部材231は、垂直状の押圧面2310を備えており、圧迫時には、押圧面2310がパネル1の室外側面部100に当接して室内側へ向かって押圧する。第2部材231は、以下に述べるリンク機構、作動機構を介して第1部材230に対して水平方向に離間・接近するようになっている。
リンク機構は、第1リンク232と、第2リンク233と、を備え、第1リンク232と第2リンク233の角度を変えることによって、第1部材230に対して第2部材231が水平方向に離間・接近するようになっている。第1部材230には、高さ方向に所定間隔で第1リンク232の第1端部が第1軸2320を介して回転自在に連結されており、第2部材231には、高さ方向に所定間隔で第2リンク233の第1端部が第2軸2330を介して回転自在に連結されており、第1リンク232の第2端部と第2リンク233の第2端部は、第3軸2340を介して回転自在に連結されている。
図18に示すように第1リンク232、第2リンク233は共にブロック状のリンクブロックである。第1リンク232の第1端部には、ブロックを貫設するように第1軸2320が設けてあり、第2リンク233の第1端部には、ブロックを貫設するように第2軸2330が設けてある。第1リンク232の第2端部は離間対向する一対の片からなり、当該一対の片の間に、第2リンク233の第2端部を回転可能な状態で挟持している。第2リンク233の第2端部は離間対向する一対の片からなり、当該一対の片の間に作動ロッド234を挟持しており、作動ロッド234に対する第2リンク233の第2端部の回転は許容されている。第2軸2330にはガイドローラ2331が設けてあり、第2軸2330はガイドローラ2331が水平溝2360に案内されて水平方向に往復動するようになっている。
作動ロッド234は、ガイドレール2に沿って垂直に延びる長尺状の部材であり、作動ロッド234には、高さ方向に所定間隔で第3軸2340が連結されており、上端側がパワーシリンダ80のピストンロッド81の先端に連結されている。すなわち、作動ロッド234と作動ロッド234を上下動させるパワーシリンダ80から作動機構が構成されている。パワーシリンダ80はピストンロッド81を下方に向けて配置されており、ピストンロッド81は、連結機構を介して作動ロッド234の上端に連結されている。図13〜図15に示すように、連結機構は、リンク82と、リンク82の長さ方向中途部位を軸82´を介して回動自在に支持するベース820と、からなり、シリンダロッド81の下端はリンク82の第1端部821に回転自在に連結され、作動ロッド234の上端はロッドヘッド2341、吊持ロッド2342を介して、リンク82の第2端部822に回転自在に連結されており、ピストンロッド81の下方への突出動作に連動して、軸82´を介して作動ロッド234が引き上げられるように構成されている。
第1部材230には、リンク機構に対応するように、高さ方向に所定間隔で一対のガイド235が設けてあり、ガイド235に形成されたガイド溝236によって、第2軸2330、第3軸2340が案内されるようになっている。すなわち、作動ロッド234の上動に連動して第2部材231が水平方向に移動して押圧面2310によってパネル1の室外側面部100を押圧し、室内側面部101を水密ゴム部材24に圧接するように構成されている。
本実施形態では、図14の姿勢から、ピストンロッド81を下方に突出させて図15の姿勢とすることで、作動ロッド234が垂直状に引き上げられ、作動ロッド234の上動に連動して、第2部材231が第1部材230から離れるようにパネル1に向かって押し出されてパネル1の幅方向端部の室外側面部100に当接し、パネル1の室内側面部101が水密ゴム部材24を圧迫することで、第1圧迫機構7によって垂直方向に圧迫された全パネル1を一体で室内側に向かって圧迫する。
図13〜図15に示すように、第2圧迫機構8は、第1リミットスイッチ83及び第2リミットスイッチ84を備えている。第1リミットスイッチ83、第2リミットスイッチ84は、水平圧迫状態検知手段を構成する。具体的には、第1リミットスイッチ83がON(第2リミットスイッチ84がOFF)の場合は非水平圧迫状態であり、第1リミットスイッチ83がOFF、第2リミットスイッチ84がOFFの場合は水平圧迫動作中あるいは水平圧迫解除動作中であり、第2リミットスイッチ84がON(第1リミットスイッチ83がOFF)の場合は水平圧迫状態であることが検知される。
上述のように、防水パネルシャッターは、全閉状態にあるシャッターカーテンSを垂直方向に圧迫する第1圧迫機構7と、垂直圧迫状態にあるシャッターカーテンSを水平方向に圧迫する第2圧迫機構8と、シャッターカーテンSが開口部全閉状態となったことを検知する全閉状態検知手段(例えば、下限リミットスイッチから構成される)と、シャッターカーテンSが垂直圧迫状態となったことを検知する垂直圧迫状態検知手段(第1リミットスイッチ73、第2リミットスイッチ74)と、シャッターカーテンSが水平圧迫状態となったことを検知する水平圧迫状態検知手段(第1リミットスイッチ83、第2リミットスイッチ84)と、を備えている。防水シャッターの開閉制御は、操作スイッチからの入力によって行われる。図2に示すように、本実施形態に係る防水シャッターは、第1室外側スイッチボックスSB1、第2室外側スイッチボックスSB2、室内側スイッチボックスSB3、すなわち3つの操作スイッチ、を備えている。操作スイッチの操作パネルには、開放ボタン、閉鎖ボタン、停止ボタン、圧迫ボタン、圧迫解除ボタン、非常閉鎖ボタン、が設けてある。防水シャッターの動作はこれらのボタンからの入力に基づいて制御される。
1 パネル
100 室外側面部
101 室内側面部
2 ガイドレール
20 室外側辺
21 室内側辺
200 前辺
210 前辺
7 第1圧迫機構(垂直圧迫手段)
8 第2圧迫機構(水平圧迫手段)
14 弾性要素
15 本体部
153 嵌合部
16 弾性突片
160 弾性突片の先端部
17 嵌合受部
23 水平方向押圧部材(押圧部)
24 水密ゴム部材(止水用弾性部材)
S シャッターカーテン

Claims (6)

  1. 建物開口部を閉鎖して第1側と第2側とに仕切るシャッターカーテンと、
    第1側辺と、第2側辺と、第1側辺の先端から第2側へ向かって延びる第1前辺と、第2側辺の先端から第1側へ向かって延びる第2前辺と、を有し、第1前辺の先端と第2前辺の先端との間にシャッターカーテン幅方向端部を受け入れる開口溝が形成されたガイドレールと、
    全閉状態にあるシャッターカーテンを第1側から第2側へ水平方向に圧迫する水平圧迫手段と、を備え、
    前記第1前辺の外面には第1弾性要素、前記第2前辺の外面には第2弾性要素がそれぞれ高さ方向に亘って設けてあり、
    前記第1弾性要素の弾性突片、前記第2弾性要素の弾性突片は、シャッターカーテン幅方向端部を受け入れない状態で、先端同士が接触可能ないし近接可能な突出寸法を備えており、
    シャッター開閉時及び全閉状態では、前記第1弾性要素の弾性突片、前記第2弾性要素の弾性突片が、シャッターカーテン幅方向端部の第1面、第2面にそれぞれ接触し、
    全開状態では、前記第1弾性要素の弾性突片の先端と前記第2弾性要素の弾性突片の先端が接触ないし近接して、前記開口溝を塞ぐようになっている、
    防水シャッター。
  2. シャッター開閉時及び全閉状態では、前記第1弾性要素の弾性突片、前記第2弾性要素の弾性突片が、シャッターカーテン幅方向端部の第1面、第2面にそれぞれ面接触する、請求項1に記載の防水シャッター。
  3. 前記第1前辺の外面、前記第2前辺の外面には、それぞれ第1嵌合受部、第2嵌合受部が高さ方向に亘って設けてあり、
    前記第1弾性要素、前記第2弾性要素は、それぞれ第1嵌合受部、第2嵌合受部に嵌脱可能に嵌合されている、
    請求項1、2いずれか1項に記載の防水シャッター。
  4. 前記第1弾性要素は、第1嵌合受部に嵌合する嵌合部を備えた本体部を有し、
    前記本体部は、前記開口溝に近い側の近位部分と前記開口溝から遠い側の遠位部分を有し、
    前記弾性突片は、前記本体部の前記遠位部分から前記開口溝へ向かって平面視傾斜状に延びており、
    前記第2弾性要素は、第2嵌合受部に嵌合する嵌合部を備えた本体部を有し、
    前記本体部は、前記開口溝に近い側の近位部分と前記開口溝から遠い側の遠位部分を有し、
    前記弾性突片は、前記本体部の前記遠位部分から前記開口溝へ向かって平面視傾斜状に延びている、
    請求項3に記載の防水シャッター。
  5. 前記第1前辺の内面に位置して、全閉状態のシャッターカーテンの第1側の第1面に対向するように前記水平圧迫手段の押圧部が設けてあり、
    前記第2前辺の内面に位置して、全閉状態のシャッターカーテンの第2側の第2面に対向するように止水用弾性部材が高さ方向に亘って設けてある、
    請求項1〜4いずれか1項に記載の防水シャッター。
  6. 前記第1弾性要素の前記弾性突片の上方部位、前記第2弾性要素の前記弾性突片の上方部位は、それぞれ傾斜縁となっており、開口部全開状態において、開口溝の上方部位に位置して、一対の傾斜縁からV形状のガイド部が形成されている、請求項1〜5いずれか1項に記載の防水シャッター。
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