JP7066501B2 - 防水シャッター - Google Patents
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Description
建物開口部を開閉するシャッターカーテンと、
前記シャッターカーテンの幅方向両端部をそれぞれ受け入れる左右のガイド枠と、
各ガイド枠内に設けられ、開口部全閉状態にあるシャッターカーテンの幅方向両端部を水平方向に圧迫する水平圧迫機構と、
各ガイド枠に設けられ、前記水平圧迫機構と連動連結されており、前記水平圧迫機構を手動で作動させる手動操作部と、
を備えた防水シャッター、である。
前記シャッターカーテンは、ガイド枠の第1見付壁の内面に面する第1面部と、ガイド枠の第2見付壁の内面に面する第2面部を備え、
前記第2見付壁には、全閉状態にあるシャッターカーテンの第2面部の幅方向両端部に対向するように、高さ方向に亘って止水用縦長弾性部材が設けてあり、
前記水平圧迫機構は、全閉状態にあるシャッターカーテンの第1面部に対向するように、第1見付壁側に設けてあり、
前記水平圧迫機構によって、全閉状態にあるシャッターカーテンの第1面部を圧迫することで、シャッターカーテンの第2面部が前記止水用縦長弾性部材に圧接して当該シャッターカーテンの幅方向両端部の止水構造が形成される。
1つの態様では、前記手動操作部は、前記ガイド枠の第1見付壁に設けてある。
1つの態様では、前記第1見付壁は、室外側見付壁である。
シャッターカーテンの水平圧迫解除状態に対応する第1姿勢と、シャッターカーテンの水平圧迫状態に対応する第2姿勢との間で可動な操作レバーと、
前記操作レバーと前記水平圧迫機構を連動連結する連結機構を備え、
第1姿勢にある操作レバーを第2姿勢とすることで、水平圧迫解除姿勢にある水平圧迫機構が水平圧迫姿勢となってシャッターカーテンが水平圧迫姿勢となり、
第2姿勢にある操作レバーを第1姿勢とすることで、水平圧迫姿勢にある水平圧迫機構が水平圧迫解除姿勢となってシャッターカーテンの水平圧迫姿勢が解除されて水平圧迫解除姿勢となる。
1つの態様では、前記操作レバーは、第1姿勢と第2姿勢との間で回動可能な回動操作レバーである。
1つの態様では、前記回動操作レバーは、上下動に回動する。
1つの態様では、前記回動操作レバーは上側の第1姿勢と下側の第2姿の間で上下回動可能である。
1つの態様では、前記回動操作レバーが第1姿勢あるいは/および第2姿勢まで回動した時に当該回動操作レバーの回動を規制するストッパーを備えている。
前記連結機構が第1の姿勢にあることを検知して水平圧迫解除信号を出力する水平圧迫解除状態検知手段と、
前記連結機構が第2の姿勢にあることを検知して水平圧迫状態検知信号を出力する水平圧迫状態検知手段と、
を備えている。
1つの態様では、前記連結機構の選択された1つの要素(例えば、第2要素)に当接部が形成され、
前記水平圧迫解除状態検知手段は、前記当接部と、前記要素が第1姿勢の時に前記当接部が当接する被当接部を備えた第1スイッチと、からなり、前記当接部が前記第1スイッチの被当接部に当接することで水平圧迫解除信号を出力し、
前記水平圧迫状態検知手段は、前記当接部と、前記要素が第2姿勢の時に前記当接部が当接する被当接部を備えた第2スイッチと、からなり、前記当接部が前記第2スイッチの被当接部に当接することで水平圧迫状態検知信号を出力する。
1つの態様では、前記縦枠は、前記ガイド枠の全高に亘って設けてある。
1つの態様では、前記縦枠は、前記ガイド枠の室外側部位全体を覆うように設けられる。
1つの態様では、前記ガイド枠は、第1見付壁と第2見付壁を備え、前記手動操作部は、前記ガイド枠の第1見付壁に設けてあり、前記縦枠は、前記第1見付壁を覆うように設けてある。
前記縦枠には、少なくとも、前記手動操作部の操作レバーに対応してカバーが開閉可能に設けてある。
1つの態様では、前記縦枠には、第1スイッチ、第2スイッチに対応してカバーが開閉可能に設けてある。
シャッターカーテンに接触して水平方向に押圧する押圧手段と、
垂直状に延びる長尺部材であり、上下動に連動して前記押圧手段を水平方向に往復動させる作動ロッドと、
を備え、
手動操作部の操作レバーの操作によって、前記連結機構を介して前記作動ロッドが上下動するように構成されている。
1つの態様では、前記押圧手段は、前記作動ロッドの上動に連動して水平方向に移動して前記扉体を押圧するように構成されており、
操作レバーが第1姿勢から第2姿勢となることで、前記作動ロッドが上動するようになっている。
前記作動ロッドの第1の高さ位置に第1部分が回動可能に連結された第1要素と、
前記作動ロッドの第2の高さ位置に第1部分が回動可能に連結された第2要素と、
前記作動ロッドと平行して延び、一端が前記第1要素の第2部分に回動可能に連結され、他端が前記第2要素の第2部分に回動可能に連結された第3要素と、
からなり、
前記操作レバーが第1姿勢から第2姿勢へ回動することに連動して、前記第1要素及び前記第2要素が第1姿勢から第2姿勢へ回動して、作動ロッドを第1姿勢から第2姿勢へ移動させる。
1つの態様では、前記第1要素は、前記操作レバーの下方に位置しており、前記第2要素は、天井付近に位置している。
1つの態様では、前記操作レバーは、直接あるいは間接的(第4要素、第5要素を介して)に前記第1要素の第3部分に回動可能に連結されている。
すなわち、防水シャッターは、
開口部全閉状態にあるシャッターカーテンを垂直方向に圧迫して垂直圧迫状態とする第1圧迫機構と、
垂直圧迫状態にあるシャッターカーテンを水平方向に圧迫して水平圧迫状態とする第2圧迫機構と、
前記第1圧迫機構を作動させる電動操作部と、
前記第2圧迫機構を作動させる手動操作部と、
を備えている。
1つの態様では、シャッター収納部は、建物開口部上方において、シャッター芯に対して室外側に位置しており、第1圧迫機構は、シャッター芯に対して室内側に位置しており、第2圧迫動作機構は、扉体を室外側から室内側に向かって圧迫する。
垂直圧迫状態検知信号が出力されている時に垂直圧迫状態であることを表示する垂直圧迫状態表示部と、
を備えている。
扉体が垂直圧迫状態にあることを検知し、垂直圧迫状態であることを表示する垂直圧迫状態表示部を設けることで、操作者は、垂直圧迫が完了しているか否かを確認することで、手動操作部からの水平圧迫操作のタイミングがわかる。
1つの態様では、扉体が水平圧迫解除状態であることも、垂直圧迫状態表示部が点灯するための条件である。
1つの態様では、垂直圧迫状態表示部は、扉体が垂直圧迫状態かつ水平圧迫解除状態の時に点灯し、圧迫状態表示部は、扉体が垂直圧迫状態かつ水平圧迫状態の時に点灯し、圧迫解除状態表示部は、扉体が垂直圧迫解除状態かつ水平圧迫解除状態の時に点灯することで、表示部の点灯(消灯)によって、扉体の圧迫状態を確認することができる。
扉体の水平圧迫解除状態が検知されていない時に、前記電動操作部から入力信号を無効とする。
水平圧迫が解除された状態を検知していることで、垂直圧迫の設定及び解除が可能となる。したがって、水平圧迫が解除されていない状態では垂直圧迫及び垂直圧迫解除が作動しないので、扉装置の損傷を防ぐことができる。
手動操作部を格納して覆うように縦枠を設けると共に、前記縦枠に、前記手動操作部に対応して開閉可能なカバーを設けたものでは、縦枠がガイド枠の室外側部位全体を覆うことで、すっきりとした外観となって意匠性が向上し、また、防犯性(特に、カバーに鍵を設けた場合)も向上する。
図1、図2に示すように、防水用のパネルシャッターは、複数枚のパネル1から構成されたシャッターカーテンと、建物開口部の幅方向両端に立設され、垂直姿勢のパネル1の幅方向両端部を案内する左右のガイド枠2と、を備えている。図2において、パネル1、すなわちシャッターカーテンの左側が室内側、右側が室外側である。
本実施形態に係る第1圧迫機構7の構成について詳細に説明する。図2に示すように、開口部上方の収納空間には、パネル1の昇降経路(シャッター芯C)に対して室内側に偏倚して、第1圧迫機構7が開口幅方向に間隔を存して設けてある。図5~図7に示すように、第1圧迫機構7は、開口部上方の収納空間に配置したアクチュエータとして例示するパワーシリンダ70と、パワーシリンダ70のピストンロッド71の先端に設けられ、全閉状態の最上位のパネル1の上端に当接して押圧する押圧部(リンク機構からなる)72と、を備えている。開口部全閉状態において、ピストンロッド71を下降させ、押圧部72を最上位のパネル1の上端に当接させて下方に向かって押圧することで、全閉状態にある各パネルを下方に向かって垂直に圧迫する。
本実施形態に係る第2圧迫機構は、左右の各ガイド枠2にそれぞれ設けられた手動操作部8と水平方向押圧部材23からなる。
ガイド枠2の室外側見付壁20の先端側の内面、かつ、前辺200の内面に位置して、断面視長方形状を備え、高さ方向に延びる長尺部材である水平方向押圧部材23が設けてある。ガイド枠2内には、室内側見付壁21の先端側の内面、かつ、前片210の内面に位置して、高さ方向に延びる長尺部材である水密ゴム部材24が設けてある。底壁22には高さ方向に延びる長尺部材であって、ガイドローラ11の室外側周面に接触して案内するガイド部材25が設けてある。
手動操作部8は、手動操作レバー80と、手動操作レバー80と水平方向押圧部材23とを連動連結する連結機構とからなる。図8、図9に示すように、手動操作レバー80は、ガイド枠2の室外側見付壁20の外面(立姿状の操作者が操作し易い高さ位置)に設けられ、シャッターカーテンの水平圧迫解除状態に対応する第1姿勢と、シャッターカーテンの水平圧迫状態に対応する第2姿勢との間で上下に回動可能である。本実施形態では上側に回動した姿勢が第1姿勢であり、下側に回動した姿勢が第2姿勢である。手動操作レバー80の回動方向や第1姿勢と第2姿勢の空間的位置関係は限定されない。手動操作レバー80の回動は、連結機構を介して水平方向押圧部材23に伝達される。
図1、図17等に示すように、本実施形態では、防水シャッターは可動の中柱9を備えている。中柱9は、止水状態にあるシャッターカーテンを室内側から支持する補強中柱であって、全閉状態にあるパネル1の室内側に位置して、パネル1の室内側面部101に近接対向して設置される。全閉姿勢にあるシャッターカーテンを挟んで、室外側に第2圧迫機構の水平方向押圧部材23が配置されており、室内側に中柱9が設置されている。本実施形態に係る防水シャッターは、3本の中柱9を備えているが、中柱9の本数は限定されず、パネル1の幅寸法(開口幅寸法)等に応じて適宜数が選択される。なお、中柱9には左右勝手違いのものがある点に留意されたい(図18、図19参照)。
本実施形態に係る電動防水扉は、いわゆる管理用のパネルシャッターとして用いられるものであり、建物開口部の通常の開閉にも用いられ、豪雨が予想される非常時等には、防水扉として機能する。以下に述べるように、防水扉の開閉制御は、操作スイッチからの入力によって行われる。
シャッターが圧迫解除状態(垂直圧迫解除状態かつ水平圧迫解除状態)、かつ、全開位置でない時、開放ボタンを押すとシャッターカーテンが上昇し、全開位置で停止する。本実施形態では、開放ボタンS1を押すと、開閉機Mによってチェーン3を吊上げる方向にスプロケット4が回転駆動され、全閉状態(垂直圧迫解除状態かつ水平圧迫解除状態)あるいは半開状態にあるパネル1が上昇する。パネル1が予め決定された上限位置まで上昇すると、上限リミットスイッチにより上限位置信号が生成され、開閉機Mによる駆動が停止する。本実施形態に係る動作制御装置は、開放動作無効手段を備えており、シャッターが圧迫状態(垂直圧迫状態および/あるいは水平圧迫状態)にある時には、当該開放動作無効手段によって、開放ボタンを押しても開放動作が行われない。
シャッターが全閉位置でない時、閉鎖ボタンS2を押すとシャッターカーテンは下降し、全閉位置で停止する。本実施形態では、閉鎖ボタンS2を押すと、開閉機Mによってチェーン3を繰り出す方向にスプロケット4が回転駆動され、全開状態あるいは半開状態にあるパネル1が下降する。パネル1が予め決定された下限位置まで下降すると、下限リミットスイッチにより下限位置信号が生成され、開閉機Mによる駆動が停止する。
シャッターの動作中もしくは、垂直圧迫動作中および垂直圧迫解除中に停止ボタンS3を押すと、作動中のシャッターカーテンは任意の位置で動作を停止する。より具体的には、パネル1の上昇中に停止ボタンS3が押されると上昇が停止し、パネル1の下降中に停止ボタンS3が押されると下降が停止し、圧迫動作中に停止ボタンS3が押されると圧迫動作が停止し、圧迫解除中に停止ボタンS3が押されると圧迫解除動作が停止する。
シャッターが全閉位置にあり、かつ、垂直圧迫動作が完了していない時に(本実施形態では、水平圧迫状態でないこと、すなわち、第2圧迫機構の第1リミットスイッチ85がONも条件となる)、圧迫ボタンS4を押すと垂直圧迫動作を開始する。垂直圧迫動作が完了すると上下圧迫ランプL2が点灯する。本実施形態では、全閉状態(圧迫動作中に停止ボタンS3が押されて停止した場合を含む)において、圧迫ボタンS4が押されると、第1圧迫機構7が押圧作動し、全閉姿勢にある各パネル1を下方に向かって垂直に圧迫する。第1圧迫機構7の押圧作動が完了すると(第1圧迫機構7の第2リミットスイッチ74がONとなると垂直圧迫状態信号が生成される)、上下圧迫ランプL2が点灯する。第2圧迫機構の押圧作動が開始すると、上下圧迫ランプL2が消灯し、第2圧迫機構の押圧作動が完了すると(第2圧迫機構の第2リミットスイッチ86がONとなって水平圧迫状態信号が生成される)、圧迫ボタンS4が点灯(例えば、赤色点灯)する。圧迫ボタンS4が点灯中は、シャッターカーテンが垂直圧迫状態かつ水平圧迫状態にあることを意味する。
上下圧迫ランプL2は、垂直圧迫状態が検知されている時に点灯する。すなわち、表示パネルの上下圧迫ランプL2の点灯時には、シャッターカーテンが垂直圧迫状態であることを意味する。第1圧迫機構7によって、シャッターカーテンが垂直圧迫状態となって、第1圧迫機構7の第2リミットスイッチ74がONとなると垂直圧迫状態検知信号が生成され、上下圧迫ランプL2が点灯する。上下圧迫ランプL2は、垂直圧迫状態検知信号が生成されない時には消灯する。本実施形態では、上下圧迫ランプL2は、水平圧迫解除信号が生成されていること(第2圧迫機構の第1リミットスイッチ85がON)を点灯の条件としている。上下圧迫ランプL2の点灯時に、第2圧迫機構の手動操作部8の手動操作レバー80を回動操作して第2圧迫機構の押圧作動が開始すると(第2圧迫機構の第1リミットスイッチ85がOFF)、上下圧迫ランプL2が消灯し、第2圧迫機構の押圧作動が完了すると、圧迫ボタンS4が点灯する。第2圧迫機構の手動操作部8の手動操作レバー80を回動操作することで、第2圧迫機構の水平圧迫解除作動が開始すると、圧迫ボタンS4が消灯し、第2圧迫機構が水平圧迫解除姿勢(第2圧迫機構の第1リミットスイッチ85がON)となり、垂直圧迫状態検知が継続することで、上下圧迫ランプL2が点灯する。
シャッターが垂直圧迫状態にある時に(本実施形態では、水平圧迫状態でないこと、すなわち、第2圧迫機構の第1リミットスイッチ85がONも条件となる)、圧迫解除ボタンS5を押すと、圧迫解除動作を開始し、上下圧迫ランプL2が消灯し、圧迫解除動作が完了すると圧迫解除ボタンS5が点灯する。本実施形態では、垂直圧迫状態(圧迫解除動作中に停止ボタンS3が押された場合を含む)において、圧迫解除ボタンS5が押されると、第1圧迫機構7が解除作動を開始する。第1圧迫機構7の圧迫解除動作が完了すると(第1圧迫機構7の第1リミットスイッチ73がONとなると垂直圧迫状態解除信号が生成される)、第2圧迫機構の第1リミットスイッチ85がONであることを条件として、圧迫解除ボタンS5が点灯(例えば、緑色点灯)する。圧迫解除ボタンS5が点灯中は、シャッターカーテンが垂直圧迫解除状態かつ水平圧迫解除状態にあることを意味する。
シャッターが全閉位置でないとき、非常閉鎖ボタンS6を押すことで、シャッターカーテンを押切動作で下降させることができる。下降中は光電センサPSの入力等の他のスイッチ入力は無効となる。全閉位置まで下降すると自動的に圧迫動作を開始し、圧迫動作完了後、上下圧迫ランプL2が点灯する。全閉位置で非常閉鎖ボタンS6を押した場合には、圧迫ボタンS4と同様の動作を行う。すなわち、非常閉鎖ボタンS6は、垂直圧迫スイッチとしての機能を備えている。
シャッターカーテンを動作させるための電源が有効な場合には、電源ランプL1が点灯している。各ボタンの操作タイミングによって、ランプがすべて消灯している場合があり、電源ランプL1が点灯していることによって、通電していることが確認できる。具体的には、圧迫ボタンS4、圧迫解除ボタンS5、上下圧迫ランプL2が全て消灯しており(すなわち、垂直圧迫状態ではなく、垂直兼水平圧迫状態ではなく、垂直兼水平圧迫解除状態ではない)、電源ランプL1が点灯している時には、シャッターカーテンは動作中あるいは動作可能状態であると判断できる。
あるいは、垂直圧迫状態であることを条件として、手動操作レバー80の回動を可能としてもよい。具体的には、手動操作レバー80のロック手段(電気的ないし機械的)を設け、垂直圧迫状態となったことを条件(第2リミットスイッチ74がON)として電気的に手動操作レバー80のロックを解除したり、あるいは垂直圧迫状態となった時に機械的に手動操作レバー80のロックを解除するようにしてもよい。
なお、圧迫動作・圧迫解除動作が所定時間(例えば20秒以上)継続するとオーバータイム異常となり、圧迫動作・圧迫解除動作を停止するようにしてもよく、オーバータイム異常時の圧迫動作・圧迫解除動作は禁止される。操作スイッチの停止ボタンを1秒以上押すことでオーバータイム異常を解除するようにしてもよい。
本実施形態に係る防水扉の動作制御に用いられる移報接点出力について説明する。移報接点出力は、例えば、防水扉の動作制御信号を、防水扉に対して遠隔の管理室の制御装置へ出力するである。防水扉では、シャッターの状態に応じて以下の移報接点出力(無電圧c接点出力)が行われる。
上限位置信号:シャッターが全開状態の時に出力される。
下限位置信号:シャッターが全閉状態の時に出力される。
垂直圧迫解除状態信号:垂直圧迫が解除されている状態の時に出力される。
垂直圧迫状態信号:垂直圧迫完了状態の時に出力される。
水平圧迫解除状態信号:水平圧迫が解除されている状態の時に出力される。
水平圧迫状態信号:水平圧迫完了状態の時に出力される。
異常信号:シャッター異常の発生時(例えば、ガイドレール異常やチェーン緩み異常等が検知された時)に出力される。
100 室外側面部
101 室内側面部
2 ガイド枠
20 室外側見付壁
21 室内側見付壁
6 縦枠
66 カバー
67 カバー
7 第1圧迫機構
72 押圧部(押圧手段)
74 第2リミットスイッチ(垂直圧迫状態検知手段)
8 手動操作部
80 手動操作レバー
81 第1要素
82 第2要素
823 第1当接部
824 第2当接部
83 第3要素
84 第4要素
84´ 第5要素
85 第1リミットスイッチ(水平圧迫解除状態検知手段)
850 第1被当接部
86 第2リミットスイッチ(水平圧迫状態検知手段)
860 第2被当接部
23 水平方向押圧部材(水平圧迫機構)
230 第1部材
231 第2部材
234 作動ロッド
24 水密ゴム部材
S4 圧迫ボタン(電動操作部、圧迫信号入力部、圧迫状態表示部)
S5 圧迫解除ボタン(電動操作部、圧迫解除信号入力部、圧迫解除状態表示部)
L2 上下圧迫ランプ(垂直圧迫状態表示部)
Claims (4)
- 建物開口部を開閉するシャッターカーテンと、
前記シャッターカーテンの幅方向両端部をそれぞれ受け入れる左右のガイド枠と、
各ガイド枠内に設けられ、開口部全閉状態にあるシャッターカーテンの幅方向両端部を水平方向に圧迫する水平圧迫機構と、
各ガイド枠に設けられ、前記水平圧迫機構と連動連結されており、前記水平圧迫機構を手動で作動させる手動操作部と、
を備え、
前記手動操作部は、
シャッターカーテンの水平圧迫解除状態に対応する第1姿勢と、シャッターカーテンの水平圧迫状態に対応する第2姿勢との間で可動な操作レバーと、
前記操作レバーと前記水平圧迫機構を連動連結する連結機構を備え、
前記水平圧迫機構は、
シャッターカーテンに接触して水平方向に押圧する押圧手段と、
垂直状に延びる長尺部材であり、上下動に連動して前記押圧手段を水平方向に往復動させる作動ロッドと、
を備え、
手動操作部の操作レバーの操作によって、前記連結機構を介して前記作動ロッドが上下動するように構成されており、
前記連結機構は、
前記作動ロッドの第1の高さ位置に第1部分が回動可能に連結された第1要素と、
前記作動ロッドの第2の高さ位置に第1部分が回動可能に連結された第2要素と、
前記作動ロッドと平行して延び、一端が前記第1要素の第2部分に回動可能に連結され、他端が前記第2要素の第2部分に回動可能に連結された第3要素と、
からなり、
前記操作レバーが第1姿勢から第2姿勢へ回動することに連動して、前記第1要素及び前記第2要素が第1姿勢から第2姿勢へ回動して、作動ロッドを第1姿勢から第2姿勢へ移動させる、
防水シャッター。 - 第1姿勢にある操作レバーを第2姿勢とすることで、水平圧迫解除姿勢にある水平圧迫機構が水平圧迫姿勢となってシャッターカーテンが水平圧迫姿勢となり、
第2姿勢にある操作レバーを第1姿勢とすることで、水平圧迫姿勢にある水平圧迫機構が水平圧迫解除姿勢となってシャッターカーテンの水平圧迫姿勢が解除されて水平圧迫解除姿勢となる、
請求項1に記載の防水シャッター。 - 前記連結機構は、操作レバーが第1姿勢にある時にシャッターカーテンの水平圧迫解除状態に対応する第1姿勢をとり、操作レバーが第2姿勢にある時にシャッターカーテンの水平圧迫状態に対応する第2姿勢をとり、
前記連結機構が第1の姿勢にあることを検知して水平圧迫解除信号を出力する水平圧迫解除状態検知手段と、
前記連結機構が第2の姿勢にあることを検知して水平圧迫状態検知信号を出力する水平圧迫状態検知手段と、
を備えた、請求項2に記載の防水シャッター。 - 前記ガイド枠には、前記手動操作部を格納して覆うように縦枠が設けてあり、前記縦枠には、前記手動操作部に対応して開閉可能なカバーを備えている、請求項1~3いずれか1項に記載の防水シャッター。
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