JP6735373B2 - 防水扉 - Google Patents
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Description
建物開口部を閉鎖して第1側と第2側とに仕切る扉体と、
全閉状態にある扉体を垂直方向に圧迫する垂直圧迫手段と、を備え、
前記扉体は、複数枚のパネルを上下方向に連結することで構成されており、
前記垂直圧迫手段の押圧部は、建物開口部上方のパネル収納空間において、全閉状態にある扉体の最上位パネルの幅方向の1つ以上の所定部位に位置して1つ以上配置されており、
前記最上位置パネルの前記1つ以上の所定部位には、当該最上位パネルの上端面よりも低い当接部を備えた凹部が形成されており、垂直圧迫時には、前記押圧部が前記当接部に当接するように構成されている、
防水扉、である。
前記凹部は、前記所定部位において、前記上端面、及び、前記第1面部と第2面部を所望深さまで切り欠くことで形成され、当該凹部の底部が前記当接部となっている。
1つの態様では、前記最上位パネルにおいて、前記第1面部と前記第2面部との間には、高さ方向に間隔を存して複数の中間片(典型的には、当該中間片の上面は水平状である)が形成されており、
前記最上位パネルの前記所定部位は、複数の中間片から選択された中間片が前記凹部の底部となるように切り欠かれている。
1つの態様では、当接部は、凹部の底部あるいは底側に設けた当接プレート(典型的には、水平状のスチール板)である。後述する実施形態では、底部として選択された中間片上に当接プレートを重ねて固定しているが、例えば中間片が無い場合に、第1面部及び第2面部に切り欠き形成した凹部間に当接プレートを架け渡すように設けてもよい。
前記パネル収納空間における、全閉状態にある扉体の最上位パネルの上端面の相対的な高さ位置、及び、
前記パネル収納空間における、前記垂直圧迫手段の押圧部の相対的な高さ位置、
を条件として、決定される。
すなわち、パネル収納空間における最上位パネルの上端面の相対的な高さ位置、垂直圧迫手段の押圧部の相対的な高さ位置、及び、これらの相対的な高さ位置に基づく最上位パネルの上端面と垂直圧迫手段の押圧部の相対的な位置関係、に応じて、最上位パネルに形成される凹部の深さが決定される。
床面と天井面間に前記建物開口部が形成され、前記天井面の上方に前記パネル収納空間が形成されている場合には、1つの態様では、前記パネル収納空間における相対的な高さ位置は、前記天井面を基準とする位置である。
前記パネル収納空間がシャッターケースから構成されている場合には、1つの態様では、前記パネル収納空間における相対的な高さ位置は、前記シャッターカーテンの下面を基準とする位置である。
建物開口部の直ぐ上にパネル収納空間が位置していると考えると、前記パネル収納空間における全閉状態にある扉体の最上位パネルの上端面の相対的な高さ位置は、建物開口部の開口高と、全閉状態にある扉体の全高と、によって決定される。
1つの態様では、前記パネル収納空間における、前記垂直圧迫手段の押圧部の相対的な高さ位置は、上下方向に調整可能である。
建物開口部を閉鎖して第1側と第2側とに仕切る扉体と、
全閉状態にある扉体を垂直方向に圧迫する垂直圧迫手段と、を備え、
前記扉体は、複数枚のパネルを上下方向に連結することで構成されており、
前記垂直圧迫手段の押圧部は、建物開口部上方のパネル収納空間において、全閉状態にある扉体の最上位パネルの幅方向の1つ以上の所定部位に位置して1つ以上配置されており、
前記最上位置パネルの前記1つ以上の所定部位には、当該最上位パネルの上端面よりも高い当接部を備えた凸部が形成されており、垂直圧迫時には、前記押圧部が前記当接部に当接するように構成されている、
防水扉、である。
1つの態様では、前記第1側が室外側であり、前記第2側が室内側である。
例えば、パネル収納空間内における垂直圧迫手段の上下方向の調整範囲が制限されている納まり(コンパクトな納まり、あるいは、最上位パネルの相対的高さによって制限される場合等)であっても、最上位パネルの凹部の深さの選択によって、垂直圧迫手段の押圧部の当接部を確保することができる。
したがって、パネル収納空間内における垂直圧迫手段の上下方向の調整範囲が限定的な場合であっても、良好に垂直圧迫動作を行うことができ、
また、パネル収納空間内における垂直圧迫手段の上下方向の移動量を大きく確保しておく必要が必ずしも無いので、パネル収納空間の納まりをコンパクトにすることができる。
また、垂直圧迫手段のアクチュエータとしてシリンダを採用した場合に、現場毎のシャッターカーテン上端面の高さ位置の変化に凹部の深さ(一定のシリンダストローク)で対応することができるので、現場毎でのシリンダストロークの調整が不要である。
本実施形態に係る防水扉の基本構造は、パネルシャッターから構成される。図1、図2に示すように、パネルシャッターは、複数枚のパネル1から構成されたシャッターカーテンと、建物開口部の幅方向両端に立設され、垂直姿勢のパネル1の幅方向両端部を案内する左右のガイド部2と、を備えている。図2において、パネル1、すなわちシャッターカーテンの左側が室外側、右側が室内側である。図3において、パネル1の上側が室外側、下側が室内側である。
[B−1]パネルの止水構造
図6〜図10を参照しつつ、上下に隣接するパネル同士の止水構造について説明する。図6、図7に示すように、パネル1は、アルミ押出形材から一体成形されており、室外側面部100、室内側面部101、上端面102、下端面103を備えている。パネル1の下端面103は、側面視において、上向き湾曲状の凹面1030と、凹面1030の室外側、室内側にそれぞれ位置する室外側水平面1031、室内側水平面1032と、からなる。パネル1の上端面102は、側面視において、上向き湾曲状の凸面1020と、凸面1020の室外側、室内側にそれぞれ位置する室外側嵌合溝1021、室内側嵌合溝1022と、からなる。
室内側垂直片1010の厚さと室内側段差部1012の段差寸法(深さ)は略同じである。図6〜図9から明らかなように、降下中、全閉状態、垂直方向圧縮状態のいずれの場合にも、室内側垂直片1010と室内側段差部1011の垂直面1012がオーバーラップしており、上下隣接するパネル1間の室内側に隙間が生じることがない。
全閉状態のパネルシャッターに対して止水構造を付与することで防水扉を構成することができる。本実施形態では、全閉状態のパネルシャッターを止水状態とする手段は、全閉状態にある各パネル1を垂直方向に下方に圧迫する第1圧迫機構7と、第1圧迫機構7によって垂直方向に圧迫された全パネル1を一体で室内側へ向かって水平方向に圧迫する第2圧迫機構8とからなる。
図12に示すように、第1圧迫機構7(パワーシリンダ70、ピストンロッド71、押圧部72)は、アクチュエータブラケット75に固定されており、アクチュエータブラケット75は、ベースフレーム76に取り付けられている。アクチュエータブラケット75は、高さ方向に延びる長孔760(ベースフレーム76に形成されている)を介して螺子750でベースフレーム76に取り付けられるようになっており、長孔760の高さ範囲内で上下位置の調整が可能である。第1圧迫機構7は、パネル収納空間S内において、ベースフレーム76を躯体Wの所定高さに位置させて取り付けられる。パネル収納空間S内における躯体Wの高さ寸法がベースフレーム76の高さ寸法よりも大きい場合には、ベースフレーム76の上下方向の取付位置が選択可能である。パワーシリンダ70のピストンロッド71のストロークを一定とした場合には、パネル収納空間S内における第1圧迫機構7の押圧部72(第3リンク723)の高さ位置は、パネル収納空間S内における第1圧迫機構7の高さ位置によって決定される。そして、パネル収納空間S内における第1圧迫機構7の高さ位置は、ベースフレーム76の取付位置、及び、ベースフレーム76に対するアクチュエータブラケット75の取付位置によって上下方向に調整可能となっている。ベースフレーム76の水平プレート761とアクチュエータブラケット75の水平プレート751間には、垂直方向に延びるボルトBが設けてあり、ボルトBの軸には、水平プレート761、751間に位置してナット762、752が設けてあり、水平プレート751の下面に位置して固定ナット753が設けてあり、ナット762、752を緩めることで、ボルトBの回転によりベースフレーム76に対するアクチュエータブラケット75の上下位置が調整可能となっている。アクチュエータブラケット75の上下位置を決定した上で、螺子750で本締めする。
ここで、上述のように、現場において第1圧迫機構7の高さ位置を調整できるが、現場毎でシリンダストロークを設定し直すことは手間がかかって作業性が悪い。特に、図13、図14等に示すように、本実施形態では、第1圧迫機構7は、パネル1の移動を妨げないように、傾斜姿勢で配置されており、傾斜状に突出するピストンロッド71の下端の高さ位置及び室内側方向の位置を調整する作業は煩雑である。
本実施形態に係る防水扉は、建物開口部を閉鎖するシャッターカーテン(複数枚のパネル1から構成される)と、複数枚のパネル1から構成されるシャッターカーテンを垂直方向に圧迫する第1圧迫機構7と、複数枚のパネル1から構成されるシャッターカーテンを水平方向に圧迫する第2圧迫機構8と、シャッターカーテンが開口部全閉状態となったことを検知する全閉状態検知手段(例えば、下限リミットスイッチから構成される)と、シャッターカーテンが垂直圧迫状態となったことを検知する垂直圧迫状態検知手段(第1リミットスイッチ73、第2リミットスイッチ74)と、シャッターカーテンが水平圧迫状態となったことを検知する水平圧迫状態検知手段(第1リミットスイッチ83、第2リミットスイッチ84)と、を備えている。
シャッターが圧迫解除状態(垂直圧迫解除状態かつ水平圧迫解除状態)、かつ、全開位置でない時、開放ボタンを押すとシャッターカーテンが上昇し、全開位置で停止する。本実施形態では、開放ボタンS1を押すと、開閉機Mによってチェーンを吊上げる方向にスプロケット4が回転駆動され、全閉状態(非垂直圧迫状態かつ非水平圧迫状態)あるいは半開状態にあるパネル1が上昇する。パネル1が予め決定された上限位置まで上昇すると、上限リミットスイッチにより上限位置信号が生成され、開閉機Mによる駆動が停止する。本実施形態に係る動作制御装置は、開放動作無効手段を備えており、シャッターが圧迫状態(垂直圧迫状態および/あるいは水平圧迫状態)にある時には、当該開放動作無効手段によって、開放ボタンを押しても開放動作が行われない。
シャッターが全閉位置でない時、閉鎖ボタンS2を押すとシャッターカーテンは下降し、全閉位置で停止する。本実施形態では、閉鎖ボタンS2を押すと、開閉機Mによってチェーンを繰り出す方向にスプロケット4が回転駆動され、全開状態あるいは半開状態にあるパネル1が下降する。パネル1が予め決定された下限位置まで下降すると、下限リミットスイッチにより下限位置信号が生成され、開閉機Mによる駆動が停止する。
シャッターの動作中もしくは、圧迫動作中および圧迫解除中に停止ボタンS3を押すと、作動中のシャッターカーテンは任意の位置で動作を停止する。より具体的には、パネル1の上昇中に停止ボタンS3が押されると上昇が停止し、パネル1の下降中に停止ボタンS3が押されると下降が停止し、圧迫動作中に停止ボタンS3が押されると圧迫動作が停止し、圧迫解除中に停止ボタンS3が押されると圧迫解除動作が停止する。
シャッターが全閉位置、かつ、圧迫状態(垂直圧迫状態かつ水平圧迫状態)でない時、圧迫ボタンS4を押すと止水構造を得るための圧迫動作を開始する。圧迫動作が完了すると圧迫ボタンS4が点灯する。本実施形態では、全閉状態(圧迫動作中に停止ボタンS3が押された場合を含む)において、圧迫ボタンS4が押されると、先ず、第1圧迫機構7が押圧作動し、全閉姿勢にある各パネル1を下方に向かって垂直に圧迫する。第1圧迫機構7の押圧作動が完了すると(第1圧迫機構7の第2リミットスイッチ74がONとなると垂直圧迫状態信号が生成される)、第2圧迫機構8が押圧作動を開始し、高さ方向に圧迫された全パネル1を一体で室内側へ向かって圧迫する。第2圧迫機構8の押圧作動が完了すると(第2圧迫機構8の第2リミットスイッチがONとなって水平圧迫状態信号が生成される)、圧迫ボタンS4が点灯(例えば、赤色点灯)する。
シャッターが圧迫状態にある時、もしくは全閉位置かつ圧迫解除状態でないとき(圧迫解除ボタンが消灯中)に、圧迫解除ボタンS5を押すと、圧迫解除動作を開始する。圧迫解除動作が完了すると圧迫解除ボタンS5が点灯する。本実施形態では、圧迫状態(圧迫解除動作中に停止ボタンS3が押された場合を含む)において、圧迫解除ボタンS5が押されると、第1圧迫機構7及び第2圧迫機構8が解除作動し、圧迫状態が解除される。1つの手順としては、圧迫解除ボタンS5が押されると、先ず、第2圧迫機構8が解除作動を開始し、第2圧迫機構8の解除動作が完了すると(第1リミットスイッチがONとなると水平圧迫状態解除信号が生成される)、第1圧迫機構7が解除作動を開始する。第1圧迫機構7の圧迫解除動作が完了すると(第1圧迫機構7の第1リミットスイッチ73がONとなると垂直圧迫状態解除信号が生成される)、圧迫解除ボタンS5が点灯(例えば、緑色点灯)する。
シャッターが全閉位置でないとき、非常閉鎖ボタンS6を押すことで、シャッターカーテンを押切動作で下降させることができる。下降中は光電センサ6の入力及びエマーゼンシスイッチ入力は無効となる。全閉位置まで下降すると自動的に圧迫動作を開始し、圧迫動作完了後、圧迫ボタンS4が点灯する。全閉位置で非常閉鎖ボタンS6を押した場合には、圧迫ボタンS4と同様の動作を行う。すなわち、非常閉鎖ボタンS6は、圧迫スイッチとしての機能を備えている。
ガイドレール安全スイッチ入力により、ガイドレール異常が検知された場合には、シャッター動作(上昇・下降・圧迫・圧迫解除)は禁止される。
チェーン緩み検知スイッチ入力により、チェーン緩み異常が検知された場合には、シャッター動作(上昇・下降・圧迫・圧迫解除)は禁止される。
エマーゼンシスイッチ入力中は、上昇動作が禁止となり、下降動作は押し切り操作で可能である。圧迫・圧迫解除動作は、条件(シャッター全閉位置)が満たされていれば可能である。
サーマル異常の場合には、上昇・下降動作が共に禁止される。圧迫・圧迫解除動作は、条件(シャッター全閉位置)が満たされていれば可能である。
オーバータイム異常(上昇・下降)の場合、具体的には、上昇動作・下降動作が所定時間(例えば90秒以上)継続するとオーバータイム異常となり、上昇動作・下降動作を停止する。オーバータイム異常時の上昇動作・下降動作は禁止される。圧迫・圧迫解除動作は、条件(シャッター全閉位置)が満たされていれば可能である。
オーバータイム異常(圧迫・圧迫解除)の場合、具体的には、圧迫動作・圧迫解除動作が所定時間(例えば20秒以上)継続するとオーバータイム異常となり、圧迫動作・圧迫解除動作を停止する。オーバータイム異常時の圧迫動作・圧迫解除動作は禁止される。操作スイッチの停止ボタンを1秒以上押すことでオーバータイム異常は解除される。
漏電検知器が作動した場合には異常出力を行うが、上昇・下降・圧迫・圧迫解除の各動作は可能である。
上限位置信号:シャッターが全開状態の時に出力される。
下限位置信号:シャッターが全閉状態の時に出力される。
垂直圧迫解除状態信号:垂直圧迫が解除されている状態の時に出力される。
垂直圧迫状態信号:垂直圧迫完了状態の時に出力される。
水平圧迫解除状態信号:水平圧迫が解除されている状態の時に出力される。
水平圧迫状態信号:水平圧迫完了状態の時に出力される。
異常信号:上記シャッター異常の発生時に出力される。
(ア)第1室外側スイッチボックスSB1の停止ボタンS3を押しながら、非常閉鎖ボタンS6以外のボタン(開放ボタンS1、閉鎖ボタンS2、圧迫ボタンS4、圧迫解除ボタンS5)を同時に、5秒間押し続ける。
なお、上記操作は一例に過ぎず、その他の任意の組み合わせを採用することができる。
(イ)非常閉鎖ボタンS6と圧迫ボタンS4が交互に2回点滅し、ロック解除を知らせる。
ロック解除を知らせる手段は、これには限定されず、例えば、所定時間だけ音を出力してもよい。
(ウ)ロック解除は、(イ)の交互点滅開始後5秒間である。5秒以内に圧迫解除ボタンS5の押し操作により、圧迫解除ボタンS5が有効に入力され、圧迫状態が解除される。圧迫状態解除後は、再び圧迫ボタンS4を押さない限り、ロック状態となることはない。5秒以内に圧迫解除ボタンS5の操作が行われない場合には、再びロック状態となる。
上記態様では、第1室外側スイッチボックスSB1について予め設定したスイッチの組み合わせ操作が行われた時にのみ第1室外側スイッチボックスSB1の圧迫解除スイッチ無効化状態が解除される。
なお、第1室外側スイッチボックスSB1以外のスイッチ、すなわち、第2室外側スイッチボックスSB2、室内側スイッチボックスSB3のいずれかの圧迫解除ボタンS5の入力操作が行われた時に、第1室外側スイッチボックスSB1の圧迫解除スイッチ無効化状態が解除されるようにしてもよい。
図26〜図34を参照しつつ、最上位パネル1の実施形態について詳細に説明する。最上位パネル1の幅方向の所定部位には、第1圧迫機構7の押圧部72に対応して、凹部(R1、R2、R3)が形成されている。凹部(R1、R2、R3)の幅寸法は、押圧部72の第3リンク723の下面の幅よりも大きく、凹部(R1、R2、R3)の底部が押圧部72の第3リンク723の下面の当接面(図示の態様では、前記底部に固定された当接プレート105)となっている。垂直圧迫時には、第1圧迫機構7の押圧部72の第3リンク723が前記当接部に当接するように構成されている。図示の態様では、1つの第1圧迫機構の押圧部に対して1つの凹部が形成されているが、1つの凹部(大きい幅寸法を備える)が複数の押圧部に対応するものでもよい。図示の態様では、最上位パネルに凹部が切り欠き形成されているが(凹部の左右部位を残して)、最上位パネルの上端側を幅方向全体に亘って切り落とすと共に、所定部位(例えば、幅方向両側)に、収納レール5(図4参照)に案内されるガイドローラ11(図10参照)の装着部位を確保するためにブロックやプレートを突設させることで凹部を形成してもよい。
100 室外側面部
101 室内側面部
2 ガイド体
7 第1圧迫機構
70 パワーシリンダ
71 ピストンロッド
72 押圧部
R1、R2、R3 凹部
d1、d2、d3 凹部の深さ
Claims (5)
- 建物開口部を閉鎖して第1側と第2側とに仕切る扉体と、
全閉状態にある扉体を垂直方向に圧迫する垂直圧迫手段と、
全閉状態にある扉体を第1側から第2側へ水平方向に圧迫する水平圧迫手段と、
扉体を動作させる操作部と、
を備え、
前記扉体を構成する複数枚のパネルの最上位パネルの幅方向の1つ以上の所定部位には、当該最上位パネルの上端面よりも低い当接部を備えた凹部が形成されており、垂直圧迫時には、前記垂直圧迫手段の押圧部が前記当接部に当接するように構成されており、
前記操作部を用いて、前記垂直圧迫手段および/あるいは前記水平圧迫手段による圧迫動作・圧迫解除動作が操作可能となっており、
前記操作部とは別に遠隔操作部を備え、前記垂直圧迫手段および/あるいは前記水平圧迫手段による圧迫動作・圧迫解除動作が遠隔操作可能となっている、
防水扉。 - 前記遠隔操作部は、前記建物開口部から遠隔する管理室に設けてある、請求項1に記載の防水扉。
- 前記管理室の制御装置には、防水扉の動作制御信号が移報接点出力される、請求項2に記載の防水扉。
- 前記動作制御信号には、扉体が全閉状態の時に出力される下限位置信号、垂直圧迫が解除されている状態の時に出力される垂直圧迫解除状態信号、垂直圧迫完了状態の時に出力される垂直圧迫状態信号、水平圧迫が解除されている状態の時に出力される水平圧迫解除状態信号、水平圧迫完了状態の時に出力される水平圧迫状態信号、が含まれる、請求項3に記載の防水扉。
- 前記管理室からの遠隔操作時には監視カメラを用いた安全確認が可能である、請求項2〜4いずれか1項に記載の防水扉。
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