JP2011080342A - 密封ロールスクリーン - Google Patents
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Abstract
【課題】建築物の外部開口建具の室内側開口に密封ロールスクリーンを設置して外部開口建具と密封ロールスクリーンの間に空気層を設けることにより、室内側に内障子や内ガラス戸等を設置することなく、空気対流を抑えて熱伝導を軽減させる。
【解決手段】外部開口建具の室内側に、空気密封するスクリーン本体１と、スクリーン先端及びに開口部底部と接する弾性シート材２−１を取り付けたガイド体２、ガイド体及びスクリーンを弾性シート材３−１で挟み込む溝を有する左右に設置されるガイドレール３、開口部上部に固定されスクリーン回転面と接触する弾性シート材４で構成した、密封ロールスクリーンによって外部建具間の空気対流を抑え空気層を設け、熱伝導を軽減させる。
【選択図】図１
【解決手段】外部開口建具の室内側に、空気密封するスクリーン本体１と、スクリーン先端及びに開口部底部と接する弾性シート材２−１を取り付けたガイド体２、ガイド体及びスクリーンを弾性シート材３−１で挟み込む溝を有する左右に設置されるガイドレール３、開口部上部に固定されスクリーン回転面と接触する弾性シート材４で構成した、密封ロールスクリーンによって外部建具間の空気対流を抑え空気層を設け、熱伝導を軽減させる。
【選択図】図１
Description
本発明はロールスクリーンに関するものであり、外部建具の室内側開口に設置する密封ロールスクリーンである。
従来ロールスクリーンは概ね日射の防止、目隠しを主な目的として用いられ、まれに分煙、ほこり防除の目的のものが特許文献に開示されているものがある。
特許公開 ２００５−２００８９４号 広報
従来のロールスクリーンは日射の防止、目隠しが主目的であり、建築物の開口部に設けられる外部建具はその面材にガラスが使用されているので、室内・外・間の熱貫流、熱伝導は断熱材を使用する外壁体に比べ断熱効果は極端に低下する課題がある。
外部建具面材のガラスは外気温と室内気温との差で熱伝導が発生し、外気温が室内気温より高い場合、室内面材表面で上昇気流が発生し気温を上昇させ、外気温が低い場合は逆に下降対流を発生させ、室温を下降させる。特に足元の冷気状態を増大させる大きな原因である。
ロールスクリーン、カーテンは使用時でも空気が自由に流入排出するので対流による温度変化を抑える事は困難である。
一般的な対策として内障子・内ガラス戸等で対処をしているが、隙間、不使用時、特に引違戸は片側しか開口が確保できずに不要時の収納・敷居の段差等の問題を発生させていた。
外部建具面材のガラスは外気温と室内気温との差で熱伝導が発生し、外気温が室内気温より高い場合、室内面材表面で上昇気流が発生し気温を上昇させ、外気温が低い場合は逆に下降対流を発生させ、室温を下降させる。特に足元の冷気状態を増大させる大きな原因である。
ロールスクリーン、カーテンは使用時でも空気が自由に流入排出するので対流による温度変化を抑える事は困難である。
一般的な対策として内障子・内ガラス戸等で対処をしているが、隙間、不使用時、特に引違戸は片側しか開口が確保できずに不要時の収納・敷居の段差等の問題を発生させていた。
この課題を解決するための請求項１の発明は、外部建具の開口部窓内側上部にロールスクリーン本体（１）を取り付け、左右に密封型弾性シート材（３−１）を内蔵したガイドレール（３）に 開口部底部と密着させる弾性シート（２−１）を持つガイド体（２）を導入させ、開口部上部とロールスクリーン回転表面を接触させ、密封状態を維持させる弾性シート材（４）により外部建具と密封ロールスクリーンの間に空気層を設ける事で空気対流を抑え、その空気層が熱伝導を軽減させる事ができる。
請求項２はガイドレール（３）の弾性シート材（３−１）、ガイド体（２）の弾性シート材（２−１）、開口上部弾性シート材（４）を弾性繊維密植シート材（５）にして密封ロールスクリーンを構成したものである。
本発明により空気対流を抑え、熱伝導を軽減することにより空調エネルギーの減少、特に寒期の長い地域では効果が期待できる。
又、不要時は上部に巻き上げると全開口が確保でき、かつ底部に部材を必要としないので段差を生じさせず、外部建具の引違戸上下窓・ドア等多種類に対応でき、従来のカーテンとの併用も可能である。
又、建物の中で住宅は外部建具の寸法が規格化されているものが多く量産が容易で取り付けも簡便である。
図１はロールスクリーン本体（１）スクリーン先端と開口部底部と接する弾性シート材（２−１）を取り付けたガイド体（２）ガイド体及びスクリーンを弾性シート材（３−１）で挟み込む溝を有するガイドレール（３）開口部上部に固定され、スクリーン回転面と接触する弾性シート材（４）で構成される密封ロールスクリーン縦断面図である。
図２はスクリーン及びガイド体（２）を挟み込む弾性シートを内蔵するガイドレール（３）の横断面図である。
図３はガイドレール（３）の弾性シート材（３−１）ガイド体（２）の弾性シート材（２−１）（４）の弾性シートをスクリーン回転面と接触部をスプリング板の先端を弾性繊維密植シート（５）にした弾性繊維密植シートの斜視図である。
１ ロールスクリーン本体
２ ガイド体
２−１ ガイド体 弾性シート
３ ガイドレール
３−１ ガイドレール内臓弾性シート
４ 上部弾性シート
５ 弾性繊維密植シート
Ａ 外部建具
Ｂ 建物躯体
２ ガイド体
２−１ ガイド体 弾性シート
３ ガイドレール
３−１ ガイドレール内臓弾性シート
４ 上部弾性シート
５ 弾性繊維密植シート
Ａ 外部建具
Ｂ 建物躯体
Claims (2)
- 外部開口建具の室内側の上部に設置されるロールスクリーン本体（１）スクリーン先端と開口部底部と接する弾性シート材（２−１）を取り付けたガイド体（２）ガイド体及びスクリーンを弾性シート材（３−１）で挟み込む溝を有する左右に設置されるガイドレール（３）開口部上部に固定されスクリーン回転面と接触する弾性シート材（４）で構成される密封ロールスクリーン。
- ガイドレール（３）の弾性シート材（３−１）ガイド体（２）の弾性シート材（２−１）及び（４）の弾性シートをスクリーン回転面と接触部をスプリング板の先端に弾性繊維密植シート（５）にして構成される密封性ロールスクリーン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009246986A JP2011080342A (ja) | 2009-10-05 | 2009-10-05 | 密封ロールスクリーン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009246986A JP2011080342A (ja) | 2009-10-05 | 2009-10-05 | 密封ロールスクリーン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2011080342A true JP2011080342A (ja) | 2011-04-21 |
Family
ID=44074642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2009246986A Pending JP2011080342A (ja) | 2009-10-05 | 2009-10-05 | 密封ロールスクリーン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2011080342A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101367913B1 (ko) * | 2013-09-23 | 2014-02-27 | 박환규 | 커튼박스 일체형 창호구조 |
| JP2016138372A (ja) * | 2015-01-26 | 2016-08-04 | 三和シヤッター工業株式会社 | 防水シャッター |
-
2009
- 2009-10-05 JP JP2009246986A patent/JP2011080342A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101367913B1 (ko) * | 2013-09-23 | 2014-02-27 | 박환규 | 커튼박스 일체형 창호구조 |
| JP2016138372A (ja) * | 2015-01-26 | 2016-08-04 | 三和シヤッター工業株式会社 | 防水シャッター |
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