JP2017529838A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017529838A5 JP2017529838A5 JP2017512813A JP2017512813A JP2017529838A5 JP 2017529838 A5 JP2017529838 A5 JP 2017529838A5 JP 2017512813 A JP2017512813 A JP 2017512813A JP 2017512813 A JP2017512813 A JP 2017512813A JP 2017529838 A5 JP2017529838 A5 JP 2017529838A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seq
- amino acid
- acid sequence
- heavy chain
- antibody
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 125000003275 alpha amino acid group Chemical group 0.000 claims description 413
- 102000004965 antibodies Human genes 0.000 claims description 199
- 108090001123 antibodies Proteins 0.000 claims description 199
- 239000000427 antigen Substances 0.000 claims description 57
- 102000038129 antigens Human genes 0.000 claims description 57
- 108091007172 antigens Proteins 0.000 claims description 57
- 210000004027 cells Anatomy 0.000 claims description 17
- 201000011510 cancer Diseases 0.000 claims description 12
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000008194 pharmaceutical composition Substances 0.000 claims description 4
- 230000035755 proliferation Effects 0.000 claims description 4
- 210000001744 T-Lymphocytes Anatomy 0.000 claims description 2
- 239000003937 drug carrier Substances 0.000 claims description 2
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 2
- 229920000023 polynucleotide Polymers 0.000 claims description 2
- 239000002157 polynucleotide Substances 0.000 claims description 2
- 150000001413 amino acids Chemical class 0.000 description 44
- 238000002198 surface plasmon resonance spectroscopy Methods 0.000 description 7
- 201000005787 hematologic cancer Diseases 0.000 description 4
- 206010000880 Acute myeloid leukaemia Diseases 0.000 description 3
- 208000007046 Leukemia, Myeloid, Acute Diseases 0.000 description 3
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 3
- 229920001184 polypeptide Polymers 0.000 description 3
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 description 3
- 206010012818 Diffuse large B-cell lymphoma Diseases 0.000 description 2
- 210000004408 Hybridomas Anatomy 0.000 description 2
- 241000282567 Macaca fascicularis Species 0.000 description 2
- 208000006664 Precursor Cell Lymphoblastic Leukemia-Lymphoma Diseases 0.000 description 2
- 201000005510 acute lymphocytic leukemia Diseases 0.000 description 2
- 239000002246 antineoplastic agent Substances 0.000 description 2
- 201000003793 myelodysplastic syndrome Diseases 0.000 description 2
- 206010008943 Chronic leukaemia Diseases 0.000 description 1
- 229960000684 Cytarabine Drugs 0.000 description 1
- UHDGCWIWMRVCDJ-CCXZUQQUSA-N Cytosar Chemical group O=C1N=C(N)C=CN1[C@H]1[C@@H](O)[C@H](O)[C@@H](CO)O1 UHDGCWIWMRVCDJ-CCXZUQQUSA-N 0.000 description 1
- STQGQHZAVUOBTE-VGBVRHCVSA-N DAUNOMYCIN Chemical compound O([C@H]1C[C@@](O)(CC=2C(O)=C3C(=O)C=4C=CC=C(C=4C(=O)C3=C(O)C=21)OC)C(C)=O)[C@H]1C[C@H](N)[C@H](O)[C@H](C)O1 STQGQHZAVUOBTE-VGBVRHCVSA-N 0.000 description 1
- 210000004443 Dendritic Cells Anatomy 0.000 description 1
- 230000035693 Fab Effects 0.000 description 1
- 229960004931 Histamine Dihydrochloride Drugs 0.000 description 1
- PPZMYIBUHIPZOS-UHFFFAOYSA-N Histamine dihydrochloride Chemical compound Cl.Cl.NCCC1=CN=CN1 PPZMYIBUHIPZOS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 102000000588 Interleukin-2 Human genes 0.000 description 1
- 108010002350 Interleukin-2 Proteins 0.000 description 1
- 206010028549 Myeloid leukaemia Diseases 0.000 description 1
- 206010028980 Neoplasm Diseases 0.000 description 1
- 230000001093 anti-cancer Effects 0.000 description 1
- 230000001684 chronic Effects 0.000 description 1
- 201000006934 chronic myeloid leukemia Diseases 0.000 description 1
- 230000002489 hematologic Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229960000060 monoclonal antibodies Drugs 0.000 description 1
Description
CD123×CD3二重特異性抗体についてのマウスPK試験の結果から、Tg32 hemiマウスにおいて観察されたt1/2値は、同じ方法(Tam,et al,MAbs(2013)5(3):3987〜405)においてプロファイルされる8つの臨床抗体に対して好ましく比較することが示される。
本発明は、以下の態様を包含し得る。
[1]
CD123 SP2(IL−3Ra)及びCD123 SP1(IL3Ra)に免疫特異的に結合する、単離された抗体又はその抗原結合フラグメント。
[2]
a.配列番号006のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号007のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号008のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
b.配列番号012のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号013のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号014のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
c.配列番号027のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号028のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号029のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
d.配列番号051のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号052のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号053のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
e.配列番号055のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号056のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号057のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、又は
f.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号085のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号086のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3を含む、上記[1]に記載の単離された抗体又は抗原結合フラグメント。
[3]
a.配列番号006のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号007のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号008のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号009のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号010のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号011のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
b.配列番号012のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号013のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号014のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号015のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号016のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号017のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
c.配列番号027のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号028のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号029のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
d.配列番号051のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号052のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号053のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号024のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号025のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号054のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
e.配列番号055のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号056のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号057のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号058のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号059のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、又は
f.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号085のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号086のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号087のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号067のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号088のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含む、上記[2]に記載の単離された抗体又は抗原結合フラグメント。
[4]
(a)の抗体の重鎖は、配列番号119のアミノ酸配列を含み、(b)の抗体の重鎖は、配列番号120のアミノ酸配列を含み、(c)の抗体の重鎖は、配列番号123のアミノ酸配列を含み、(d)の抗体の重鎖は、配列番号136のアミノ酸配列を含み、(e)の抗体の重鎖は、配列番号137のアミノ酸配列を含み、又は(f)の抗体の重鎖は、配列番号148のアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[3]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[5]
(a)の抗体の軽鎖は、配列番号164のアミノ酸配列を含み、(b)の抗体の軽鎖は、配列番号165のアミノ酸配列を含み、(c)の抗体の軽鎖は、配列番号167のアミノ酸配列を含み、(d)の抗体の軽鎖は、配列番号168のアミノ酸配列を含み、(e)の抗体の軽鎖は、配列番号169のアミノ酸配列を含み、又は(f)の抗体の軽鎖は、配列番号176のアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[4]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[6]
前記抗体の重鎖は、配列番号120のアミノ酸配列を含み、前記抗体の軽鎖は、配列番号165のアミノ酸配列を含む、上記[1]に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[7]
前記抗体の重鎖は、配列番号136のアミノ酸配列を含み、前記抗体の軽鎖は、配列番号168のアミノ酸配列を含む、上記[1]に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[8]
前記抗体又はその抗原結合フラグメントは、配列番号002のアミノ酸配列を有するポリペプチドに結合する、上記[1]〜[7]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[9]
前記抗体又は抗原結合フラグメントは、ヒトの抗体又は抗原結合フラグメントである、上記[1]〜[8]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[10]
前記抗体又は抗原結合フラグメントは、組換え体である、上記[1]〜[9]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[11]
前記抗原結合フラグメントは、Fabフラグメント、Fab2フラグメント、又は一本鎖抗体である、上記[1]〜[10]のいずれか一項に記載の抗原結合フラグメント。
[12]
前記抗体又はその抗原結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも5nMの親和性で、CD123に免疫特異的に結合する、上記[1]〜[11]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[13]
前記抗体又はその抗原結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも5nMの親和性で、CD123 SP1又はCD123 SP2に免疫特異的に結合する、上記[1]〜[12]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[14]
前記抗体又はその抗原結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも5nMの親和性で、CD123 SP1及びCD123 SP2に免疫特異的に結合する、上記[1]〜[13]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[15]
前記抗体又はその抗原結合フラグメントは、IgG1、IgG2、IgG3、又はIgG4のアイソタイプである、上記[1]〜[14]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[16]
IgG1又はIgG4のアイソタイプである、上記[1]〜[15]のいずれかに記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[17]
IgG1アイソタイプである、上記[1]〜[16]のいずれかに記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[18]
IgG1は、そのFc領域中に、K409R置換を有する、上記[17]に記載の抗体。
[19]
そのFc領域中に、L234A置換及び/又はL235A置換を更に含む、上記[18]に記載の抗体。
[20]
IgG4アイソタイプである、上記[1]〜[16]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[21]
前記抗体又はその抗原結合フラグメントは、ヒトCD123及びカニクイザルCD123に免疫特異的に結合する、上記[1]〜[20]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[22]
前記抗体又は抗原結合フラグメントは、ヒトSP1に対する前記抗体又はフラグメントの結合親和性の10倍以内の結合親和性で、カニクイザルCD123に免疫特異的に結合する、上記[21]に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[23]
前記抗体又は抗原結合フラグメントは、ヒトSP1に対する前記抗体又はフラグメントの結合親和性の5倍以内の結合親和性で、カニクイザルCD123に免疫特異的に結合する、上記[21]に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[24]
前記抗体は、
a.配列番号006のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号007のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号008のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
b.配列番号012のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号013のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号014のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
c.配列番号026のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号027のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号028のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
d.配列番号051のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号052のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号053のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
e.配列番号055のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号056のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号057のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、又は
f.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号085のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号086のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3
を含む抗体と、CD123 SP2(IL3−Rα)に対する結合について競合する、上記[1]に記載の単離された抗体又は抗原結合フラグメント。
[25]
前記CD123 SP2(IL3−Rα)は、配列番号002のアミノ酸配列を有する、上記[24]に記載の単離された抗体又は抗原結合フラグメント。
[26]
ヒトCD123 SP1に免疫特異的に結合する、単離された抗体又はその抗原結合フラグメントであって、前記抗体は、
a.配列番号018のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号019のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号020のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
b.配列番号021のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号022のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号023のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
c.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号035のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
d.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号036のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
e.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号037のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
f.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号038のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
g.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号040のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号041のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
h.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号042のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
i.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号043のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
j.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号044のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号045のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
k.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号046のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号047のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
l.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号048のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
m.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号049のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
n.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号050のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
o.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号060のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
p.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号061のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
q.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号065のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
r.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号069のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
s.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号071のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
t.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号072のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号073のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
u.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号074のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
v.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号078のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
w.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号081のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
x.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号082のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
y.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号089のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号090のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
z.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号093のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
aa.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号094のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
bb.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号097のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
cc.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号100のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
dd.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号102のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
ee.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号103のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
ff.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号106のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
gg.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号107のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
hh.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号111のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
ii.配列番号114のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号022のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号115のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
jj.配列番号114のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号022のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号116のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
kk.配列番号117のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号013のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号118のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
ll.配列番号051のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号052のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号053のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、又は
mm.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号042のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3を含む、単離された抗体又はその抗原結合フラグメント。
[27]
a.配列番号018のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号019のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号020のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号009のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号010のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号011のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
b.配列番号021のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号022のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号023のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号024のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号025のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号026のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
c.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号035のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
d.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号036のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
e.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号037のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
f.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号038のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
g.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号040のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号041のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
h.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号042のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
i.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号043のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
j.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号044のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号045のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号015のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号016のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号017のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
k.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号046のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号047のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
l.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号048のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
m.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号049のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
n.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号050のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
o.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号060のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
p.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号061のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号062のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号063のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号064のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
q.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号065のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号066のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号067のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号068のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
r.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号069のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号070のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
s.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号071のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
t.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号072のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号073のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
u.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号074のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号075のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号076のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号077のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
v.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号078のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号079のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号063のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号080のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
w.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号081のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
x.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号082のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号083のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号084のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
y.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号089のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号090のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号091のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号076のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号092のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
z.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号093のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
aa.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号094のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号095のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号076のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号096のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
bb.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号097のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号098のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号067のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号099のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
cc.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号100のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号101のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
dd.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号102のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
ee.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号103のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号104のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号105のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
ff.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号106のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号30のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
gg.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号107のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号108のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号109のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号110のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
hh.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号111のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号112のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号076のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号113のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
ii.配列番号114のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号022のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号115のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号024のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号025のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号026のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
jj.配列番号114のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号022のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号116のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号015のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号016のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号017のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
kk.配列番号117のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号013のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号118のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号015のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号016のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号017のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
ll.配列番号051のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号052のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号053のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、又は
mm.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号042のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含む、上記[26]に記載の抗体又はその抗原結合フラグメント。
[28]
上記[1]〜[27]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメントを発現している単離された細胞。
[29]
前記細胞は、ハイブリドーマである、上記[28]に記載の細胞。
[30]
前記抗体は、組換え的に生成される、上記[28]に記載の細胞。
[31]
a)第1の重鎖(HC1)、
b)第2の重鎖(HC2)、
c)第1の軽鎖(LC1)、及び
d)第2の軽鎖(LC2)を含み、
該HC1と該LC1とが対を成して、CD123(IL3−Rα)に免疫特異的に結合する第1の抗原結合部位を形成し、該HC2と該LC2とが対を成して、CD3に免疫特異的に結合する第2の抗原結合部位を形成する、単離されたCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又はそのCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性結合フラグメント。
[32]
前記CD123(IL3−Rα)は、CD123(IL3−Rα)SP1である、上記[31]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[33]
前記CD123(IL3−Rα)は、CD123(IL3−Rα)SP2である、上記[31]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[34]
前記CD123(IL3−Rα)は、CD123(IL3−Rα)SP1及びCD123(IL3−Rα)SP2である、上記[31]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[35]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、IgG1、IgG2、IgG3、又はIgG4のアイソタイプである、上記[31]〜[34]のいずれかに記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[36]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、IgG1又はIgG4のアイソタイプである、上記[31]〜[35]のいずれかに記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[37]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、IgG1アイソタイプである、上記[31]〜[36]のいずれかに記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[38]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、IgG4アイソタイプである、上記[31]〜[36]のいずれかに記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[39]
HC1は、配列番号203を含み、LC1は、配列番号204を含む、上記[31]〜[37]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[40]
HC2は、配列番号193を含み、LC2は、配列番号194を含む、上記[39]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[41]
HC2は、配列番号195を含み、LC2は、配列番号196を含む、上記[39]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[42]
HC2は、配列番号197を含み、LC2は、配列番号198を含む、上記[39]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[43]
HC2は、配列番号199を含み、LC2は、配列番号200を含む、上記[39]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[44]
HC2は、配列番号201を含み、LC2は、配列番号202を含む、上記[39]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[45]
HC1は、配列番号205を含み、LC1は、配列番号206を含む、上記[31]〜[37]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[46]
HC2は、配列番号193を含み、LC2は、配列番号194を含む、上記[45]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[47]
HC2は、配列番号195を含み、LC2は、配列番号196を含む、上記[45]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[48]
HC2は、配列番号197を含み、LC2は、配列番号198を含む、上記[45]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[49]
HC2は、配列番号199を含み、LC2は、配列番号200を含む、上記[45]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[50]
HC2は、配列番号201を含み、LC2は、配列番号202を含む、上記[45]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[51]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも5nMの親和性で、CD123に免疫特異的に結合する、上記[31]〜[50]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[52]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも15nMの親和性で、CD3に免疫特異的に結合する、上記[39]、[40]、[45]、[46]、及び[51]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[53]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも75nMの親和性で、CD3に免疫特異的に結合する、上記[39]、[41]〜[44]、[47]〜[51]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[54]
HC1は、配列番号220を含み、LC1は、配列番号221を含む、上記[31]〜[36]及び[38]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[55]
HC2は、配列番号210を含み、LC2は、配列番号211を含む、上記[54]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[56]
HC2は、配列番号212を含み、LC2は、配列番号213を含む、上記[54]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[57]
HC2は、配列番号214を含み、LC2は、配列番号215を含む、上記[54]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[58]
HC2は、配列番号216を含み、LC2は、配列番号217を含む、上記[54]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[59]
HC1は、配列番号218を含み、LC1は、配列番号219を含む、上記[31]〜[36]及び[38]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[60]
HC2は、配列番号210を含み、LC2は、配列番号211を含む、上記[59]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[61]
HC2は、配列番号212を含み、LC2は、配列番号213を含む、上記[59]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[62]
HC2は、配列番号214を含み、LC2は、配列番号215を含む、上記[59]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[63]
HC2は、配列番号216を含み、LC2は、配列番号217を含む、上記[45]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[64]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも5nMの親和性で、CD123に免疫特異的に結合する、上記[54]〜63]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[65]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも15nMの親和性で、CD3に免疫特異的に結合する、上記[54]、[55]、[59]、[60]、及び[64]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[66]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも75nMの親和性で、CD3に免疫特異的に結合する、上記[59]、[56]〜[58]、[61]〜[64]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[67]
上記[31]〜[53]のいずれか一項に記載の抗体又は二重特異性結合フラグメントを発現している、単離された細胞。
[68]
前記細胞は、ハイブリドーマである、上記[67]に記載の細胞。
[69]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、組換え的に生成される、上記[67]に記載の細胞。
[70]
がんを有する対象を処置するための方法であって、前記方法は、
治療的に有効な量の、上記[31]〜[51]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントを、同抗体又はフラグメントを必要とする患者に、該がんを処置するのに十分な時間投与する工程を含む、方法。
[71]
がん細胞の成長又は増殖を阻止するための方法であって、前記方法は、
治療的に有効な量の、上記[31]〜[51]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントを投与して、該がん細胞の成長又は増殖を阻止する工程を含む、方法。
[72]
T細胞をCD123発現がん細胞に向け直す方法であって、前記方法は、
治療的に有効な量の、上記[31]〜[51]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントを投与して、T細胞をがんに向け直す工程を含む、方法。
[73]
前記がんは、血液がんである、上記[70]、[71]、又は[72]に記載の方法。
[74]
前記血液がんは、CD123(IL3−Rα)発現血液がんである、上記[73]に記載の方法。
[75]
前記CD123(IL3−Rα)発現血液がんは、急性骨髄性白血病(AML)、骨髄異形成症候群(MDS)、急性リンパ性白血病(ALL)、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、慢性骨髄性白血病(CML)、又は芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍(DPDCN)である、上記[74]に記載の方法。
[76]
前記CD123(IL3−Rα)発現血液がんは、AMLである、上記[75]に記載の方法。
[77]
第2の治療剤を投与する工程を含む、上記[70]に記載の方法。
[78]
前記第2の治療剤は、化学療法剤又は標的化抗がん治療である、上記[77]に記載の方法。
[79]
前記化学療法剤は、シタラビン、アントラサイクリン、ヒスタミン二塩酸塩、又はインターロイキン2である、上記[78]に記載の方法。
[80]
前記第2の治療剤を、前記二重特異性抗体と同時に、連続的に、又は二重特異性抗体とは別個に、前記対象に投与する、上記[77]に記載の方法。
[81]
上記[31]〜[66]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントと、医薬的に許容され得る担体と、を含む、医薬組成物。
[82]
上記[54]〜[56]のいずれか一項に記載の細胞を培養することにより、上記[31]〜[66]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントを生成するための方法。
[83]
上記[31]〜[66]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントの、HC1、HC2、LC1、又はLC2をコードする、単離された合成ポリヌクレオチド。
[84]
上記[31]〜[66]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントと、同抗体又はフラグメントのための包装と、を含む、キット。
[85]
配列番号226のアミノ酸配列を含むポリペプチドに免疫特異的に結合する、単離された抗体又はその抗原結合フラグメント。
[86]
配列番号234及び配列番号228のアミノ酸配列を含むポリペプチドに免疫特異的に結合する、単離された抗体又はその抗原結合フラグメント。
本発明は、以下の態様を包含し得る。
[1]
CD123 SP2(IL−3Ra)及びCD123 SP1(IL3Ra)に免疫特異的に結合する、単離された抗体又はその抗原結合フラグメント。
[2]
a.配列番号006のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号007のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号008のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
b.配列番号012のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号013のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号014のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
c.配列番号027のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号028のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号029のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
d.配列番号051のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号052のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号053のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
e.配列番号055のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号056のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号057のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、又は
f.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号085のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号086のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3を含む、上記[1]に記載の単離された抗体又は抗原結合フラグメント。
[3]
a.配列番号006のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号007のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号008のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号009のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号010のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号011のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
b.配列番号012のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号013のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号014のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号015のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号016のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号017のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
c.配列番号027のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号028のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号029のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
d.配列番号051のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号052のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号053のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号024のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号025のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号054のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
e.配列番号055のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号056のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号057のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号058のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号059のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、又は
f.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号085のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号086のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号087のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号067のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号088のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含む、上記[2]に記載の単離された抗体又は抗原結合フラグメント。
[4]
(a)の抗体の重鎖は、配列番号119のアミノ酸配列を含み、(b)の抗体の重鎖は、配列番号120のアミノ酸配列を含み、(c)の抗体の重鎖は、配列番号123のアミノ酸配列を含み、(d)の抗体の重鎖は、配列番号136のアミノ酸配列を含み、(e)の抗体の重鎖は、配列番号137のアミノ酸配列を含み、又は(f)の抗体の重鎖は、配列番号148のアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[3]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[5]
(a)の抗体の軽鎖は、配列番号164のアミノ酸配列を含み、(b)の抗体の軽鎖は、配列番号165のアミノ酸配列を含み、(c)の抗体の軽鎖は、配列番号167のアミノ酸配列を含み、(d)の抗体の軽鎖は、配列番号168のアミノ酸配列を含み、(e)の抗体の軽鎖は、配列番号169のアミノ酸配列を含み、又は(f)の抗体の軽鎖は、配列番号176のアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[4]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[6]
前記抗体の重鎖は、配列番号120のアミノ酸配列を含み、前記抗体の軽鎖は、配列番号165のアミノ酸配列を含む、上記[1]に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[7]
前記抗体の重鎖は、配列番号136のアミノ酸配列を含み、前記抗体の軽鎖は、配列番号168のアミノ酸配列を含む、上記[1]に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[8]
前記抗体又はその抗原結合フラグメントは、配列番号002のアミノ酸配列を有するポリペプチドに結合する、上記[1]〜[7]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[9]
前記抗体又は抗原結合フラグメントは、ヒトの抗体又は抗原結合フラグメントである、上記[1]〜[8]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[10]
前記抗体又は抗原結合フラグメントは、組換え体である、上記[1]〜[9]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[11]
前記抗原結合フラグメントは、Fabフラグメント、Fab2フラグメント、又は一本鎖抗体である、上記[1]〜[10]のいずれか一項に記載の抗原結合フラグメント。
[12]
前記抗体又はその抗原結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも5nMの親和性で、CD123に免疫特異的に結合する、上記[1]〜[11]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[13]
前記抗体又はその抗原結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも5nMの親和性で、CD123 SP1又はCD123 SP2に免疫特異的に結合する、上記[1]〜[12]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[14]
前記抗体又はその抗原結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも5nMの親和性で、CD123 SP1及びCD123 SP2に免疫特異的に結合する、上記[1]〜[13]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[15]
前記抗体又はその抗原結合フラグメントは、IgG1、IgG2、IgG3、又はIgG4のアイソタイプである、上記[1]〜[14]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[16]
IgG1又はIgG4のアイソタイプである、上記[1]〜[15]のいずれかに記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[17]
IgG1アイソタイプである、上記[1]〜[16]のいずれかに記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[18]
IgG1は、そのFc領域中に、K409R置換を有する、上記[17]に記載の抗体。
[19]
そのFc領域中に、L234A置換及び/又はL235A置換を更に含む、上記[18]に記載の抗体。
[20]
IgG4アイソタイプである、上記[1]〜[16]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[21]
前記抗体又はその抗原結合フラグメントは、ヒトCD123及びカニクイザルCD123に免疫特異的に結合する、上記[1]〜[20]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[22]
前記抗体又は抗原結合フラグメントは、ヒトSP1に対する前記抗体又はフラグメントの結合親和性の10倍以内の結合親和性で、カニクイザルCD123に免疫特異的に結合する、上記[21]に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[23]
前記抗体又は抗原結合フラグメントは、ヒトSP1に対する前記抗体又はフラグメントの結合親和性の5倍以内の結合親和性で、カニクイザルCD123に免疫特異的に結合する、上記[21]に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[24]
前記抗体は、
a.配列番号006のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号007のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号008のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
b.配列番号012のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号013のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号014のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
c.配列番号026のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号027のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号028のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
d.配列番号051のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号052のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号053のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
e.配列番号055のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号056のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号057のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、又は
f.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号085のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号086のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3
を含む抗体と、CD123 SP2(IL3−Rα)に対する結合について競合する、上記[1]に記載の単離された抗体又は抗原結合フラグメント。
[25]
前記CD123 SP2(IL3−Rα)は、配列番号002のアミノ酸配列を有する、上記[24]に記載の単離された抗体又は抗原結合フラグメント。
[26]
ヒトCD123 SP1に免疫特異的に結合する、単離された抗体又はその抗原結合フラグメントであって、前記抗体は、
a.配列番号018のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号019のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号020のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
b.配列番号021のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号022のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号023のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
c.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号035のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
d.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号036のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
e.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号037のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
f.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号038のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
g.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号040のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号041のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
h.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号042のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
i.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号043のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
j.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号044のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号045のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
k.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号046のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号047のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
l.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号048のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
m.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号049のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
n.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号050のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
o.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号060のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
p.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号061のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
q.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号065のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
r.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号069のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
s.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号071のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
t.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号072のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号073のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
u.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号074のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
v.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号078のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
w.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号081のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
x.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号082のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
y.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号089のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号090のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
z.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号093のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
aa.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号094のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
bb.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号097のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
cc.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号100のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
dd.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号102のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
ee.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号103のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
ff.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号106のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
gg.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号107のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
hh.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号111のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
ii.配列番号114のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号022のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号115のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
jj.配列番号114のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号022のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号116のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
kk.配列番号117のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号013のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号118のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
ll.配列番号051のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号052のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号053のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、又は
mm.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号042のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3を含む、単離された抗体又はその抗原結合フラグメント。
[27]
a.配列番号018のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号019のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号020のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号009のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号010のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号011のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
b.配列番号021のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号022のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号023のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号024のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号025のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号026のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
c.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号035のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
d.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号036のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
e.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号037のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
f.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号038のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
g.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号040のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号041のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
h.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号042のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
i.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号043のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
j.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号044のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号045のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号015のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号016のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号017のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
k.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号046のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号047のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
l.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号048のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
m.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号049のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
n.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号050のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
o.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号060のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
p.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号061のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号062のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号063のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号064のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
q.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号065のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号066のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号067のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号068のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
r.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号069のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号070のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
s.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号071のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
t.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号072のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号073のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
u.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号074のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号075のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号076のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号077のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
v.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号078のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号079のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号063のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号080のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
w.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号081のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
x.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号082のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号083のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号084のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
y.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号089のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号090のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号091のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号076のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号092のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
z.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号093のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
aa.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号094のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号095のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号076のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号096のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
bb.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号097のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号098のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号067のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号099のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
cc.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号100のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号101のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
dd.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号102のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
ee.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号103のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号104のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号105のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
ff.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号106のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号30のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
gg.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号107のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号108のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号109のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号110のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
hh.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号111のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号112のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号076のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号113のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
ii.配列番号114のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号022のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号115のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号024のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号025のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号026のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
jj.配列番号114のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号022のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号116のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号015のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号016のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号017のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
kk.配列番号117のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号013のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号118のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号015のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号016のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号017のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
ll.配列番号051のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号052のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号053のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、又は
mm.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号042のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含む、上記[26]に記載の抗体又はその抗原結合フラグメント。
[28]
上記[1]〜[27]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメントを発現している単離された細胞。
[29]
前記細胞は、ハイブリドーマである、上記[28]に記載の細胞。
[30]
前記抗体は、組換え的に生成される、上記[28]に記載の細胞。
[31]
a)第1の重鎖(HC1)、
b)第2の重鎖(HC2)、
c)第1の軽鎖(LC1)、及び
d)第2の軽鎖(LC2)を含み、
該HC1と該LC1とが対を成して、CD123(IL3−Rα)に免疫特異的に結合する第1の抗原結合部位を形成し、該HC2と該LC2とが対を成して、CD3に免疫特異的に結合する第2の抗原結合部位を形成する、単離されたCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又はそのCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性結合フラグメント。
[32]
前記CD123(IL3−Rα)は、CD123(IL3−Rα)SP1である、上記[31]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[33]
前記CD123(IL3−Rα)は、CD123(IL3−Rα)SP2である、上記[31]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[34]
前記CD123(IL3−Rα)は、CD123(IL3−Rα)SP1及びCD123(IL3−Rα)SP2である、上記[31]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[35]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、IgG1、IgG2、IgG3、又はIgG4のアイソタイプである、上記[31]〜[34]のいずれかに記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[36]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、IgG1又はIgG4のアイソタイプである、上記[31]〜[35]のいずれかに記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[37]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、IgG1アイソタイプである、上記[31]〜[36]のいずれかに記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[38]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、IgG4アイソタイプである、上記[31]〜[36]のいずれかに記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[39]
HC1は、配列番号203を含み、LC1は、配列番号204を含む、上記[31]〜[37]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[40]
HC2は、配列番号193を含み、LC2は、配列番号194を含む、上記[39]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[41]
HC2は、配列番号195を含み、LC2は、配列番号196を含む、上記[39]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[42]
HC2は、配列番号197を含み、LC2は、配列番号198を含む、上記[39]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[43]
HC2は、配列番号199を含み、LC2は、配列番号200を含む、上記[39]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[44]
HC2は、配列番号201を含み、LC2は、配列番号202を含む、上記[39]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[45]
HC1は、配列番号205を含み、LC1は、配列番号206を含む、上記[31]〜[37]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[46]
HC2は、配列番号193を含み、LC2は、配列番号194を含む、上記[45]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[47]
HC2は、配列番号195を含み、LC2は、配列番号196を含む、上記[45]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[48]
HC2は、配列番号197を含み、LC2は、配列番号198を含む、上記[45]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[49]
HC2は、配列番号199を含み、LC2は、配列番号200を含む、上記[45]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[50]
HC2は、配列番号201を含み、LC2は、配列番号202を含む、上記[45]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[51]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも5nMの親和性で、CD123に免疫特異的に結合する、上記[31]〜[50]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[52]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも15nMの親和性で、CD3に免疫特異的に結合する、上記[39]、[40]、[45]、[46]、及び[51]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[53]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも75nMの親和性で、CD3に免疫特異的に結合する、上記[39]、[41]〜[44]、[47]〜[51]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[54]
HC1は、配列番号220を含み、LC1は、配列番号221を含む、上記[31]〜[36]及び[38]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[55]
HC2は、配列番号210を含み、LC2は、配列番号211を含む、上記[54]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[56]
HC2は、配列番号212を含み、LC2は、配列番号213を含む、上記[54]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[57]
HC2は、配列番号214を含み、LC2は、配列番号215を含む、上記[54]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[58]
HC2は、配列番号216を含み、LC2は、配列番号217を含む、上記[54]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[59]
HC1は、配列番号218を含み、LC1は、配列番号219を含む、上記[31]〜[36]及び[38]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[60]
HC2は、配列番号210を含み、LC2は、配列番号211を含む、上記[59]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[61]
HC2は、配列番号212を含み、LC2は、配列番号213を含む、上記[59]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[62]
HC2は、配列番号214を含み、LC2は、配列番号215を含む、上記[59]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[63]
HC2は、配列番号216を含み、LC2は、配列番号217を含む、上記[45]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[64]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも5nMの親和性で、CD123に免疫特異的に結合する、上記[54]〜63]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[65]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも15nMの親和性で、CD3に免疫特異的に結合する、上記[54]、[55]、[59]、[60]、及び[64]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[66]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも75nMの親和性で、CD3に免疫特異的に結合する、上記[59]、[56]〜[58]、[61]〜[64]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[67]
上記[31]〜[53]のいずれか一項に記載の抗体又は二重特異性結合フラグメントを発現している、単離された細胞。
[68]
前記細胞は、ハイブリドーマである、上記[67]に記載の細胞。
[69]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、組換え的に生成される、上記[67]に記載の細胞。
[70]
がんを有する対象を処置するための方法であって、前記方法は、
治療的に有効な量の、上記[31]〜[51]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントを、同抗体又はフラグメントを必要とする患者に、該がんを処置するのに十分な時間投与する工程を含む、方法。
[71]
がん細胞の成長又は増殖を阻止するための方法であって、前記方法は、
治療的に有効な量の、上記[31]〜[51]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントを投与して、該がん細胞の成長又は増殖を阻止する工程を含む、方法。
[72]
T細胞をCD123発現がん細胞に向け直す方法であって、前記方法は、
治療的に有効な量の、上記[31]〜[51]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントを投与して、T細胞をがんに向け直す工程を含む、方法。
[73]
前記がんは、血液がんである、上記[70]、[71]、又は[72]に記載の方法。
[74]
前記血液がんは、CD123(IL3−Rα)発現血液がんである、上記[73]に記載の方法。
[75]
前記CD123(IL3−Rα)発現血液がんは、急性骨髄性白血病(AML)、骨髄異形成症候群(MDS)、急性リンパ性白血病(ALL)、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、慢性骨髄性白血病(CML)、又は芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍(DPDCN)である、上記[74]に記載の方法。
[76]
前記CD123(IL3−Rα)発現血液がんは、AMLである、上記[75]に記載の方法。
[77]
第2の治療剤を投与する工程を含む、上記[70]に記載の方法。
[78]
前記第2の治療剤は、化学療法剤又は標的化抗がん治療である、上記[77]に記載の方法。
[79]
前記化学療法剤は、シタラビン、アントラサイクリン、ヒスタミン二塩酸塩、又はインターロイキン2である、上記[78]に記載の方法。
[80]
前記第2の治療剤を、前記二重特異性抗体と同時に、連続的に、又は二重特異性抗体とは別個に、前記対象に投与する、上記[77]に記載の方法。
[81]
上記[31]〜[66]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントと、医薬的に許容され得る担体と、を含む、医薬組成物。
[82]
上記[54]〜[56]のいずれか一項に記載の細胞を培養することにより、上記[31]〜[66]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントを生成するための方法。
[83]
上記[31]〜[66]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントの、HC1、HC2、LC1、又はLC2をコードする、単離された合成ポリヌクレオチド。
[84]
上記[31]〜[66]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントと、同抗体又はフラグメントのための包装と、を含む、キット。
[85]
配列番号226のアミノ酸配列を含むポリペプチドに免疫特異的に結合する、単離された抗体又はその抗原結合フラグメント。
[86]
配列番号234及び配列番号228のアミノ酸配列を含むポリペプチドに免疫特異的に結合する、単離された抗体又はその抗原結合フラグメント。
Claims (16)
- 単離された抗体又はその抗原結合フラグメントであって、
a.配列番号012のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号013のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、配列番号014のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、配列番号015のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号016のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号017のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3、又は
b.配列番号051のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号052のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、配列番号053のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、配列番号024のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号025のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号054のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3
を有する重鎖及び軽鎖を含む、抗体又はその抗原結合フラグメント。 - 前記抗体の重鎖は、配列番号120のアミノ酸配列を含み、前記抗体の軽鎖は、配列番号165のアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
- 前記抗体の重鎖は、配列番号136のアミノ酸配列を含み、前記抗体の軽鎖は、配列番号168のアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
- 前記抗体又は抗原結合フラグメントは、IgG1又はIgG4のアイソタイプである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
- 第1の重鎖(HC1)、第2の重鎖(HC2)、第1の軽鎖(LC1)、及び第2の軽鎖(LC2)を含み、該HC1と該LC1とが対を成して、CD123(IL3−Rα)に免疫特異的に結合する第1の抗原結合部位を形成し、該HC2と該LC2とが対を成して、CD3に免疫特異的に結合する第2の抗原結合部位を形成する、単離されたCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体若しくは抗原結合フラグメント、又は、そのCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性結合フラグメントであって、
i)HC1及びLC1は、以下の対:
a.配列番号203及び配列番号204、又は
b.配列番号205及び配列番号206のいずれか一方をそれぞれ含み、かつ、
ii)HC2及びLC2は、以下の対:
a.配列番号193及び配列番号194、
b.配列番号195及び配列番号196、
c.配列番号197及び配列番号198、
d.配列番号199及び配列番号200、又は
e.配列番号201及び配列番号202のいずれか一方をそれぞれ含む、二重特異性抗体又は抗原結合フラグメント。 - HC1は、配列番号203を含み、LC1は、配列番号204を含み、HC2は、配列番号193を含み、LC2は、配列番号194を含む、請求項5に記載の二重特異性抗体又は抗原結合フラグメント。
- HC1は、配列番号205を含み、LC1は、配列番号206を含み、HC2は、配列番号193を含み、LC2は、配列番号194を含む、請求項5に記載の二重特異性抗体又は抗原結合フラグメント。
- a.CD3に免疫特異的に結合する一対の重鎖及び軽鎖であって、前記重鎖は、配列番号184を含み、前記軽鎖は、配列番号190を含む、一対の重鎖及び軽鎖と、
b.CD123に免疫特異的に結合する一対の重鎖及び軽鎖であって、
i.前記重鎖は、配列番号120を含み、前記軽鎖は、配列番号165を含むか、又は
ii.前記重鎖は、配列番号136を含み、前記軽鎖は、配列番号168を含む、一対の重鎖及び軽鎖と、を含む、二重特異性抗体又は抗原結合フラグメント。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載の抗体又は抗体フラグメントを発現している、単離された細胞。
- がんを処置するための医薬組成物であって、
請求項5〜8のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントを含む、医薬組成物。 - がん細胞の成長又は増殖を阻止するための方法であって、前記方法は、
治療的に有効な量の、請求項5〜8のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントを投与して、該がん細胞の成長又は増殖を阻止する工程を含む、方法。 - T細胞をCD123発現がん細胞に向け直す方法であって、前記方法は、
治療的に有効な量の、請求項5〜8のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントを投与して、T細胞をがんに向け直す工程を含む、方法。 - 請求項5〜8のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントと、医薬的に許容され得る担体と、を含む、医薬組成物。
- 請求項5〜8のいずれか一項に記載の抗体又は抗体フラグメントをコードする、単離された合成ポリヌクレオチド。
- 請求項5〜8のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントと、同抗体又はフラグメントのための包装と、を含む、キット。
- 前記二重特異性抗体又は抗原結合フラグメントは、CD123 SP2(IL−3Ra)及びCD123 SP1(IL3Ra)に免疫特異的に結合する、請求項5〜8のいずれか一項に記載の二重特異性抗体又は抗原結合フラグメント。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201462046682P | 2014-09-05 | 2014-09-05 | |
US62/046,682 | 2014-09-05 | ||
PCT/US2015/048316 WO2016036937A1 (en) | 2014-09-05 | 2015-09-03 | Cd123 binding agents and uses thereof |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020199977A Division JP2021050216A (ja) | 2014-09-05 | 2020-12-02 | Cd123結合剤及びその使用 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017529838A JP2017529838A (ja) | 2017-10-12 |
JP2017529838A5 true JP2017529838A5 (ja) | 2018-10-11 |
JP6805130B2 JP6805130B2 (ja) | 2020-12-23 |
Family
ID=54150667
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017512813A Active JP6805130B2 (ja) | 2014-09-05 | 2015-09-03 | Cd123結合剤及びその使用 |
JP2020199977A Ceased JP2021050216A (ja) | 2014-09-05 | 2020-12-02 | Cd123結合剤及びその使用 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020199977A Ceased JP2021050216A (ja) | 2014-09-05 | 2020-12-02 | Cd123結合剤及びその使用 |
Country Status (39)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9850310B2 (ja) |
EP (2) | EP3722315A1 (ja) |
JP (2) | JP6805130B2 (ja) |
KR (1) | KR102540192B1 (ja) |
CN (1) | CN107074956B (ja) |
AR (1) | AR101765A1 (ja) |
AU (1) | AU2015311931B2 (ja) |
BR (1) | BR112017004322A2 (ja) |
CA (1) | CA2959171C (ja) |
CL (1) | CL2017000515A1 (ja) |
CO (1) | CO2017002196A2 (ja) |
CR (1) | CR20170079A (ja) |
CY (1) | CY1122858T1 (ja) |
DK (1) | DK3189081T3 (ja) |
EA (1) | EA037647B1 (ja) |
EC (1) | ECSP17020812A (ja) |
ES (1) | ES2791249T3 (ja) |
HR (1) | HRP20200745T1 (ja) |
HU (1) | HUE048791T2 (ja) |
IL (1) | IL250770B (ja) |
JO (1) | JO3568B1 (ja) |
LT (1) | LT3189081T (ja) |
MA (2) | MA40609B1 (ja) |
ME (1) | ME03724B (ja) |
MX (1) | MX2017002891A (ja) |
MY (1) | MY186337A (ja) |
NI (1) | NI201700025A (ja) |
PE (1) | PE20171556A1 (ja) |
PH (1) | PH12017500472A1 (ja) |
PL (1) | PL3189081T3 (ja) |
PT (1) | PT3189081T (ja) |
RS (1) | RS60305B1 (ja) |
SG (1) | SG11201701599UA (ja) |
SI (1) | SI3189081T1 (ja) |
TW (1) | TWI693233B (ja) |
UA (1) | UA120060C2 (ja) |
UY (1) | UY36289A (ja) |
WO (1) | WO2016036937A1 (ja) |
ZA (1) | ZA201702369B (ja) |
Families Citing this family (52)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG10201800757TA (en) | 2010-04-20 | 2018-02-27 | Genmab As | Heterodimeric antibody fc-containing proteins and methods for production thereof |
TW202130662A (zh) | 2015-01-23 | 2021-08-16 | 法商賽諾菲公司 | 特異性結合cd3及/或cd123之抗—cd3抗體,抗—cd123抗體及雙特異性抗體 |
US10100118B2 (en) | 2015-04-08 | 2018-10-16 | Sorrento Therapeutics, Inc. | Antibody therapeutics that bind CD123 |
WO2016187594A1 (en) | 2015-05-21 | 2016-11-24 | Harpoon Therapeutics, Inc. | Trispecific binding proteins and methods of use |
CN114671951A (zh) * | 2015-06-29 | 2022-06-28 | 伊缪诺金公司 | 抗cd123抗体以及其缀合物和衍生物 |
US11713358B2 (en) | 2015-08-28 | 2023-08-01 | Amunix Pharmaceuticals, Inc. | Chimeric polypeptide assembly and methods of making and using the same |
WO2017106061A1 (en) | 2015-12-14 | 2017-06-22 | Macrogenics, Inc. | Bispecific molecules having immunoreactivity with pd-1 and ctla-4, and methods of use thereof |
US10544221B2 (en) * | 2016-05-20 | 2020-01-28 | Harpoon Therapeutics, Inc. | Single chain variable fragment CD3 binding proteins |
WO2017201488A1 (en) | 2016-05-20 | 2017-11-23 | Harpoon Therapeutics, Inc. | Single domain serum albumin binding protein |
US11623958B2 (en) | 2016-05-20 | 2023-04-11 | Harpoon Therapeutics, Inc. | Single chain variable fragment CD3 binding proteins |
KR102187751B1 (ko) | 2016-06-06 | 2020-12-08 | 에프. 호프만-라 로슈 아게 | 눈 잔류가 증가된 안과학용 융합 단백질 |
MX2018014950A (es) | 2016-06-07 | 2019-04-25 | Macrogenics Inc | Terapia de combinacion. |
TWI790206B (zh) * | 2016-07-18 | 2023-01-21 | 法商賽諾菲公司 | 特異性結合至cd3和cd123的雙特異性抗體樣結合蛋白 |
TWI781108B (zh) | 2016-07-20 | 2022-10-21 | 比利時商健生藥品公司 | 抗gprc5d抗體、結合gprc5d與cd3之雙特異性抗原結合分子及其用途 |
CN107840889A (zh) * | 2016-09-19 | 2018-03-27 | 上海吉倍生物技术有限公司 | 高亲和力的抗cd123抗体及其应用 |
BR112019005333A2 (pt) * | 2016-09-21 | 2019-06-11 | Aptevo Research And Development Llc | proteínas de ligação a cd123 e composições e métodos relacionados |
WO2018098354A1 (en) | 2016-11-23 | 2018-05-31 | Harpoon Therapeutics, Inc. | Prostate specific membrane antigen binding protein |
EP3544629A4 (en) | 2016-11-23 | 2020-06-17 | Harpoon Therapeutics, Inc. | TRISPECIFIC PROTEINS CIBLANG PSMA AND METHODS OF USE |
JP7231549B2 (ja) * | 2017-02-06 | 2023-03-01 | デイナ ファーバー キャンサー インスティチュート,インコーポレイテッド | 抗体媒介性受容体シグナル伝達を増強するための組成物及び方法 |
SG11201907753TA (en) | 2017-02-24 | 2019-09-27 | Macrogenics Inc | Bispecific binding molecules that are capable of binding cd137 and tumor antigens, and uses thereof |
US11535668B2 (en) | 2017-02-28 | 2022-12-27 | Harpoon Therapeutics, Inc. | Inducible monovalent antigen binding protein |
US20220127322A1 (en) * | 2017-03-14 | 2022-04-28 | Sunshine Lake Pharma Co., Ltd. | Dual-target fusion proteins comprising the fc portion of an immunoglobulin |
CN113896792A (zh) | 2017-05-12 | 2022-01-07 | 哈普恩治疗公司 | 间皮素结合蛋白质 |
US10730954B2 (en) | 2017-05-12 | 2020-08-04 | Harpoon Therapeutics, Inc. | MSLN targeting trispecific proteins and methods of use |
EP3668898B1 (en) | 2017-08-14 | 2023-07-05 | MorphoSys AG | Humanized antibodies for cd3 |
WO2019050521A1 (en) * | 2017-09-07 | 2019-03-14 | Macrogenics, Inc. | DOSAGE SCHEMES OF BISPECIFIC DIACORPS CD123 X CD3 IN THE TREATMENT OF HEMATOLOGICAL MALIGNANCIES |
MX2020003856A (es) | 2017-10-13 | 2020-08-13 | Harpoon Therapeutics Inc | Proteinas de union a antigenos de maduracion de celulas b. |
MX2020003915A (es) | 2017-10-13 | 2020-10-08 | Harpoon Therapeutics Inc | Proteinas trispecificas y metodos de uso. |
WO2019082020A1 (en) * | 2017-10-27 | 2019-05-02 | Pfizer Inc. | ANTIBODIES AND CONJUGATES CD123-SPECIFIC ANTIBODIES AND USES THEREOF |
BR112020011810A2 (pt) | 2017-12-12 | 2020-11-17 | Macrogenics, Inc. | molécula de ligação cd16 x antígeno de doença, composição farmacêutica, uso da composição farmacêutica, e método para o tratamento de uma doença |
SG11202007572VA (en) | 2018-02-15 | 2020-09-29 | Macrogenics Inc | Variant cd3-binding domains and their use in combination therapies for the treatment of disease |
AU2019235523A1 (en) * | 2018-03-14 | 2020-10-29 | Novimmune Sa | Anti-CD3 epsilon antibodies and methods of use thereof |
JOP20200292A1 (ar) | 2018-05-16 | 2020-11-15 | Stichting Vumc | Bcma / cd3 و gprdc5d / cd3 مضادات غير محددة للاستخدام في علاج السرطان |
EP3802607A2 (en) | 2018-05-24 | 2021-04-14 | Janssen Biotech, Inc. | Monospecific and multispecific anti-tmeff2 antibodies and there uses |
EA202092839A1 (ru) | 2018-05-24 | 2021-02-12 | Янссен Байотек, Инк. | Агенты, связывающиеся с psma, и виды их применения |
JOP20190116A1 (ar) * | 2018-05-24 | 2019-11-24 | Janssen Biotech Inc | الأجسام المضادة لتكتل التمايز 33 (cd33)، والأجسام المضادة ثنائية النوعية لتكتل التمايز 33 (cd33)/تكتل التمايز 3 (cd3) واستخداماتها |
CA3114038A1 (en) | 2018-09-25 | 2020-04-02 | Harpoon Therapeutics, Inc. | Dll3 binding proteins and methods of use |
CN113056485A (zh) * | 2018-10-17 | 2021-06-29 | 古德T细胞有限公司 | Lrig-1蛋白的特异性结合分子及其用途 |
AU2020235475A1 (en) * | 2019-03-11 | 2021-09-30 | Janssen Biotech, Inc. | Anti-Vβ17/anti-CD123 bispecific antibodies |
JP2022529985A (ja) | 2019-04-19 | 2022-06-27 | ヤンセン バイオテツク,インコーポレーテツド | 抗psma/cd3抗体で前立腺癌を治療する方法 |
CN113912696B (zh) * | 2019-07-24 | 2023-05-30 | 暨南大学 | 靶向cd133的结合蛋白与其应用 |
GB201912681D0 (en) | 2019-09-04 | 2019-10-16 | Eth Zuerich | Bispecific binding agent that binds to cd117/c-kit and cd3 |
EP4106806A1 (en) | 2020-02-21 | 2022-12-28 | Harpoon Therapeutics, Inc. | Flt3 binding proteins and methods of use |
EP4233894A3 (en) | 2020-03-13 | 2023-09-27 | Janssen Biotech, Inc. | Materials and methods for binding siglec-3/cd33 |
EP4153317A1 (en) * | 2020-05-19 | 2023-03-29 | Janssen Biotech, Inc. | Compositions comprising a t cell redirection therapeutic and a vla-4 adhesion pathway inhibitor |
AU2021364387A1 (en) * | 2020-10-23 | 2023-06-15 | Asher Biotherapeutics, Inc. | Fusions with cd8 antigen binding molecules for modulating immune cell function |
MX2023007901A (es) | 2020-12-31 | 2023-07-11 | Sanofi Sa | Acopladores de celulas asesinas naturales (nk) multifuncionales que se unen a nkp46 y a cd123. |
CA3202891A1 (en) | 2021-01-28 | 2022-08-04 | Kara Olson | Compositions and methods for treating cytokine release syndrome |
EP4340942A1 (en) * | 2021-05-18 | 2024-03-27 | Janssen Biotech, Inc. | Compositions comprising a t cell redirection therapeutic and an anti-cd44 therapeutic |
WO2023019121A2 (en) * | 2021-08-09 | 2023-02-16 | Merck Patent Gmbh | Proteins that decouple t cell-mediated tumor cytotoxicity from release of pro-inflammatory cytokines |
WO2023138666A1 (en) * | 2022-01-19 | 2023-07-27 | Utc Therapeutics (Shanghai) Co., Ltd. | Circular rna and use thereof |
US20230357446A1 (en) | 2022-04-11 | 2023-11-09 | Regeneron Pharmaceuticals, Inc. | Compositions and methods for universal tumor cell killing |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8928874D0 (en) | 1989-12-21 | 1990-02-28 | Celltech Ltd | Humanised antibodies |
WO1997024373A1 (en) | 1995-12-29 | 1997-07-10 | Medvet Science Pty. Limited | Monoclonal antibody antagonists to haemopoietic growth factors |
ES2340857T3 (es) | 1997-09-16 | 2010-06-10 | Centocor Ortho Biotech Inc. | Metodo para la sintesis quimica completa y emsamblaje de genes y genomas. |
US6670127B2 (en) | 1997-09-16 | 2003-12-30 | Egea Biosciences, Inc. | Method for assembly of a polynucleotide encoding a target polypeptide |
US6737056B1 (en) | 1999-01-15 | 2004-05-18 | Genentech, Inc. | Polypeptide variants with altered effector function |
AU2005282700A1 (en) | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Genentech, Inc. | Heteromultimeric molecules |
EP3050963B1 (en) | 2005-03-31 | 2019-09-18 | Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha | Process for production of polypeptide by regulation of assembly |
DE102005028778A1 (de) | 2005-06-22 | 2006-12-28 | SUNJÜT Deutschland GmbH | Mehrlagige Folie mit einer Barriere- und einer antistatischen Lage |
US10155816B2 (en) | 2005-11-28 | 2018-12-18 | Genmab A/S | Recombinant monovalent antibodies and methods for production thereof |
JP2009541275A (ja) | 2006-06-22 | 2009-11-26 | ノボ・ノルデイスク・エー/エス | 二重特異性抗体の生産 |
AU2008343589A1 (en) | 2007-12-19 | 2009-07-09 | Centocor Ortho Biotech Inc. | Design and generation of human de novo pIX phage display libraries via fusion to pIX or pVII, vectors, antibodies and methods |
HUE025966T2 (en) * | 2009-04-27 | 2016-05-30 | Kyowa Hakko Kirin Co Ltd | Anti-IL-3RA antibody for use in the treatment of blood cancer |
CA2759233C (en) | 2009-04-27 | 2019-07-16 | Oncomed Pharmaceuticals, Inc. | Method for making heteromultimeric molecules |
EP3187877A1 (en) * | 2009-09-25 | 2017-07-05 | XOMA Technology Ltd. | Screening methods |
SG10201800757TA (en) | 2010-04-20 | 2018-02-27 | Genmab As | Heterodimeric antibody fc-containing proteins and methods for production thereof |
NZ604510A (en) | 2010-08-17 | 2013-10-25 | Csl Ltd | Dilutable biocidal compositions and methods of use |
MX352929B (es) | 2010-11-05 | 2017-12-13 | Zymeworks Inc | DISEÑO DE ANTICUERPOS HETERODIMÉRICOS ESTABLES CON MUTACIONES EN EL DOMINIO Fc. |
WO2013063702A1 (en) | 2011-11-04 | 2013-05-10 | Zymeworks Inc. | Stable heterodimeric antibody design with mutations in the fc domain |
US9745381B2 (en) * | 2012-05-18 | 2017-08-29 | Scott & White Healthcare (Swh) | Bispecific scFv immunofusion (BIf) |
-
2015
- 2015-09-03 SG SG11201701599UA patent/SG11201701599UA/en unknown
- 2015-09-03 UA UAA201703200A patent/UA120060C2/uk unknown
- 2015-09-03 CR CR20170079A patent/CR20170079A/es unknown
- 2015-09-03 JP JP2017512813A patent/JP6805130B2/ja active Active
- 2015-09-03 TW TW104129109A patent/TWI693233B/zh not_active IP Right Cessation
- 2015-09-03 EP EP20157898.6A patent/EP3722315A1/en not_active Withdrawn
- 2015-09-03 EP EP15766973.0A patent/EP3189081B1/en active Active
- 2015-09-03 PL PL15766973T patent/PL3189081T3/pl unknown
- 2015-09-03 KR KR1020177008815A patent/KR102540192B1/ko active IP Right Grant
- 2015-09-03 ES ES15766973T patent/ES2791249T3/es active Active
- 2015-09-03 HU HUE15766973A patent/HUE048791T2/hu unknown
- 2015-09-03 SI SI201531192T patent/SI3189081T1/sl unknown
- 2015-09-03 ME MEP-2020-93A patent/ME03724B/me unknown
- 2015-09-03 EA EA201790530A patent/EA037647B1/ru unknown
- 2015-09-03 MA MA40609A patent/MA40609B1/fr unknown
- 2015-09-03 PE PE2017000397A patent/PE20171556A1/es unknown
- 2015-09-03 WO PCT/US2015/048316 patent/WO2016036937A1/en active Application Filing
- 2015-09-03 AU AU2015311931A patent/AU2015311931B2/en active Active
- 2015-09-03 LT LTEP15766973.0T patent/LT3189081T/lt unknown
- 2015-09-03 MX MX2017002891A patent/MX2017002891A/es unknown
- 2015-09-03 MY MYPI2017700741A patent/MY186337A/en unknown
- 2015-09-03 BR BR112017004322A patent/BR112017004322A2/pt active Search and Examination
- 2015-09-03 CA CA2959171A patent/CA2959171C/en active Active
- 2015-09-03 US US14/844,194 patent/US9850310B2/en active Active
- 2015-09-03 RS RS20200573A patent/RS60305B1/sr unknown
- 2015-09-03 CN CN201580060369.4A patent/CN107074956B/zh active Active
- 2015-09-03 DK DK15766973.0T patent/DK3189081T3/da active
- 2015-09-03 MA MA053145A patent/MA53145A/fr unknown
- 2015-09-03 PT PT157669730T patent/PT3189081T/pt unknown
- 2015-09-03 JO JOP/2015/0216A patent/JO3568B1/ar active
- 2015-09-04 AR ARP150102836A patent/AR101765A1/es unknown
- 2015-09-04 UY UY0001036289A patent/UY36289A/es not_active Application Discontinuation
-
2017
- 2017-02-26 IL IL250770A patent/IL250770B/en active IP Right Grant
- 2017-03-03 NI NI201700025A patent/NI201700025A/es unknown
- 2017-03-03 CL CL2017000515A patent/CL2017000515A1/es unknown
- 2017-03-06 CO CONC2017/0002196A patent/CO2017002196A2/es unknown
- 2017-03-13 PH PH12017500472A patent/PH12017500472A1/en unknown
- 2017-04-04 ZA ZA2017/02369A patent/ZA201702369B/en unknown
- 2017-04-05 EC ECIEPI201720812A patent/ECSP17020812A/es unknown
-
2020
- 2020-05-08 HR HRP20200745TT patent/HRP20200745T1/hr unknown
- 2020-05-18 CY CY20201100453T patent/CY1122858T1/el unknown
- 2020-12-02 JP JP2020199977A patent/JP2021050216A/ja not_active Ceased
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2017529838A5 (ja) | ||
JP2018534933A5 (ja) | ||
JP2021184721A5 (ja) | ||
JP2017535257A5 (ja) | ||
JP2020504723A5 (ja) | ||
JP2020516240A5 (ja) | ||
JP2018035138A5 (ja) | ||
JP2018500014A5 (ja) | ||
JP2017512765A5 (ja) | ||
JP2017534256A5 (ja) | ||
JP2017526339A5 (ja) | ||
JP2019536806A5 (ja) | ||
RU2016144176A (ru) | Биспецифические антитела к her2 | |
JP2013527761A5 (ja) | ||
JP2017510559A5 (ja) | ||
JP2017530722A5 (ja) | ||
JP2017501711A5 (ja) | ||
JP2020509027A5 (ja) | ||
JP2015503909A5 (ja) | ||
JP2014511179A5 (ja) | ||
JP2014158469A5 (ja) | ||
JP2013510868A5 (ja) | ||
RU2013143358A (ru) | Анти-fgfr4 антитела и способы их применения | |
JP2010526028A5 (ja) | ||
CA2798390A1 (en) | Compositions and methods of use for therapeutic low density lipoprotein - related protein 6 (lrp6) multivalent antibodies |