JP2017529838A5 - - Google Patents

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CD123×CD3二重特異性抗体についてのマウスPK試験の結果から、Tg32 hemiマウスにおいて観察されたt1/2値は、同じ方法(Tam,et al,MAbs(2013)5(3):3987〜405)においてプロファイルされる8つの臨床抗体に対して好ましく比較することが示される。

本発明は、以下の態様を包含し得る。
[1]
CD123 SP2(IL−3Ra)及びCD123 SP1(IL3Ra)に免疫特異的に結合する、単離された抗体又はその抗原結合フラグメント。
[2]
a.配列番号006のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号007のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号008のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
b.配列番号012のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号013のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号014のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
c.配列番号027のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号028のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号029のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
d.配列番号051のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号052のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号053のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
e.配列番号055のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号056のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号057のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、又は
f.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号085のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号086のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3を含む、上記[1]に記載の単離された抗体又は抗原結合フラグメント。
[3]
a.配列番号006のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号007のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号008のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号009のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号010のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号011のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
b.配列番号012のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号013のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号014のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号015のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号016のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号017のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
c.配列番号027のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号028のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号029のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
d.配列番号051のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号052のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号053のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号024のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号025のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号054のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
e.配列番号055のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号056のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号057のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号058のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号059のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、又は
f.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号085のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号086のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号087のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号067のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号088のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含む、上記[2]に記載の単離された抗体又は抗原結合フラグメント。
[4]
(a)の抗体の重鎖は、配列番号119のアミノ酸配列を含み、(b)の抗体の重鎖は、配列番号120のアミノ酸配列を含み、(c)の抗体の重鎖は、配列番号123のアミノ酸配列を含み、(d)の抗体の重鎖は、配列番号136のアミノ酸配列を含み、(e)の抗体の重鎖は、配列番号137のアミノ酸配列を含み、又は(f)の抗体の重鎖は、配列番号148のアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[3]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[5]
(a)の抗体の軽鎖は、配列番号164のアミノ酸配列を含み、(b)の抗体の軽鎖は、配列番号165のアミノ酸配列を含み、(c)の抗体の軽鎖は、配列番号167のアミノ酸配列を含み、(d)の抗体の軽鎖は、配列番号168のアミノ酸配列を含み、(e)の抗体の軽鎖は、配列番号169のアミノ酸配列を含み、又は(f)の抗体の軽鎖は、配列番号176のアミノ酸配列を含む、上記[1]〜[4]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[6]
前記抗体の重鎖は、配列番号120のアミノ酸配列を含み、前記抗体の軽鎖は、配列番号165のアミノ酸配列を含む、上記[1]に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[7]
前記抗体の重鎖は、配列番号136のアミノ酸配列を含み、前記抗体の軽鎖は、配列番号168のアミノ酸配列を含む、上記[1]に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[8]
前記抗体又はその抗原結合フラグメントは、配列番号002のアミノ酸配列を有するポリペプチドに結合する、上記[1]〜[7]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[9]
前記抗体又は抗原結合フラグメントは、ヒトの抗体又は抗原結合フラグメントである、上記[1]〜[8]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[10]
前記抗体又は抗原結合フラグメントは、組換え体である、上記[1]〜[9]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[11]
前記抗原結合フラグメントは、Fabフラグメント、Fab2フラグメント、又は一本鎖抗体である、上記[1]〜[10]のいずれか一項に記載の抗原結合フラグメント。
[12]
前記抗体又はその抗原結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも5nMの親和性で、CD123に免疫特異的に結合する、上記[1]〜[11]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[13]
前記抗体又はその抗原結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも5nMの親和性で、CD123 SP1又はCD123 SP2に免疫特異的に結合する、上記[1]〜[12]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[14]
前記抗体又はその抗原結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも5nMの親和性で、CD123 SP1及びCD123 SP2に免疫特異的に結合する、上記[1]〜[13]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[15]
前記抗体又はその抗原結合フラグメントは、IgG1、IgG2、IgG3、又はIgG4のアイソタイプである、上記[1]〜[14]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[16]
IgG1又はIgG4のアイソタイプである、上記[1]〜[15]のいずれかに記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[17]
IgG1アイソタイプである、上記[1]〜[16]のいずれかに記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[18]
IgG1は、そのFc領域中に、K409R置換を有する、上記[17]に記載の抗体。
[19]
そのFc領域中に、L234A置換及び/又はL235A置換を更に含む、上記[18]に記載の抗体。
[20]
IgG4アイソタイプである、上記[1]〜[16]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[21]
前記抗体又はその抗原結合フラグメントは、ヒトCD123及びカニクイザルCD123に免疫特異的に結合する、上記[1]〜[20]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[22]
前記抗体又は抗原結合フラグメントは、ヒトSP1に対する前記抗体又はフラグメントの結合親和性の10倍以内の結合親和性で、カニクイザルCD123に免疫特異的に結合する、上記[21]に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[23]
前記抗体又は抗原結合フラグメントは、ヒトSP1に対する前記抗体又はフラグメントの結合親和性の5倍以内の結合親和性で、カニクイザルCD123に免疫特異的に結合する、上記[21]に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
[24]
前記抗体は、
a.配列番号006のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号007のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号008のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
b.配列番号012のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号013のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号014のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
c.配列番号026のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号027のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号028のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
d.配列番号051のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号052のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号053のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
e.配列番号055のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号056のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号057のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、又は
f.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号085のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号086のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3
を含む抗体と、CD123 SP2(IL3−Rα)に対する結合について競合する、上記[1]に記載の単離された抗体又は抗原結合フラグメント。
[25]
前記CD123 SP2(IL3−Rα)は、配列番号002のアミノ酸配列を有する、上記[24]に記載の単離された抗体又は抗原結合フラグメント。
[26]
ヒトCD123 SP1に免疫特異的に結合する、単離された抗体又はその抗原結合フラグメントであって、前記抗体は、
a.配列番号018のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号019のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号020のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
b.配列番号021のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号022のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号023のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
c.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号035のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
d.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号036のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
e.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号037のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
f.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号038のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
g.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号040のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号041のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
h.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号042のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
i.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号043のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
j.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号044のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号045のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
k.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号046のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号047のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
l.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号048のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
m.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号049のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
n.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号050のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
o.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号060のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
p.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号061のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
q.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号065のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
r.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号069のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
s.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号071のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
t.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号072のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号073のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
u.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号074のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
v.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号078のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
w.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号081のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
x.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号082のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
y.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号089のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号090のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
z.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号093のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
aa.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号094のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
bb.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号097のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
cc.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号100のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
dd.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号102のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
ee.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号103のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
ff.配列番号039のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号106のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
gg.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号107のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
hh.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号111のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
ii.配列番号114のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号022のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号115のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
jj.配列番号114のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号022のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号116のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
kk.配列番号117のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号013のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号118のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、
ll.配列番号051のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号052のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号053のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、又は
mm.配列番号033のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号042のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3を含む、単離された抗体又はその抗原結合フラグメント。
[27]
a.配列番号018のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号019のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号020のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号009のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号010のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号011のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
b.配列番号021のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号022のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号023のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号024のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号025のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号026のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
c.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号035のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
d.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号036のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
e.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号037のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
f.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号038のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
g.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号040のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号041のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
h.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号042のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
i.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号043のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
j.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号044のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号045のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号015のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号016のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号017のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
k.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号046のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号047のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
l.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号048のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
m.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号049のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
n.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号050のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
o.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号060のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
p.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号061のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号062のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号063のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号064のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
q.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号065のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号066のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号067のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号068のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
r.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号069のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号070のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
s.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号071のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
t.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号072のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号073のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
u.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号074のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号075のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号076のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号077のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
v.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号078のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号079のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号063のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号080のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
w.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号081のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
x.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号082のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号083のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号084のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
y.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号089のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号090のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号091のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号076のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号092のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
z.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号093のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
aa.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号094のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号095のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号076のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号096のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
bb.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号097のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号098のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号067のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号099のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
cc.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号100のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号101のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
dd.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号102のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
ee.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号103のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号104のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号105のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
ff.配列番号039のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号106のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号30のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
gg.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号107のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号108のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号109のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号110のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
hh.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号111のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号112のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号076のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号113のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
ii.配列番号114のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号022のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号115のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体が、配列番号024のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号025のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号026のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
jj.配列番号114のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号022のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号116のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号015のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号016のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号017のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
kk.配列番号117のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号013のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号118のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号015のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号016のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号017のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、
ll.配列番号051のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号052のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、及び配列番号053のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含み、又は
mm.配列番号033のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR1、配列番号034のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR2、及び配列番号042のアミノ酸配列を有する前記重鎖CDR3を含む前記抗体は、配列番号030のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号031のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号032のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3を更に含む、上記[26]に記載の抗体又はその抗原結合フラグメント。
[28]
上記[1]〜[27]のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメントを発現している単離された細胞。
[29]
前記細胞は、ハイブリドーマである、上記[28]に記載の細胞。
[30]
前記抗体は、組換え的に生成される、上記[28]に記載の細胞。
[31]
a)第1の重鎖(HC1)、
b)第2の重鎖(HC2)、
c)第1の軽鎖(LC1)、及び
d)第2の軽鎖(LC2)を含み、
該HC1と該LC1とが対を成して、CD123(IL3−Rα)に免疫特異的に結合する第1の抗原結合部位を形成し、該HC2と該LC2とが対を成して、CD3に免疫特異的に結合する第2の抗原結合部位を形成する、単離されたCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又はそのCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性結合フラグメント。
[32]
前記CD123(IL3−Rα)は、CD123(IL3−Rα)SP1である、上記[31]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[33]
前記CD123(IL3−Rα)は、CD123(IL3−Rα)SP2である、上記[31]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[34]
前記CD123(IL3−Rα)は、CD123(IL3−Rα)SP1及びCD123(IL3−Rα)SP2である、上記[31]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[35]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、IgG1、IgG2、IgG3、又はIgG4のアイソタイプである、上記[31]〜[34]のいずれかに記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[36]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、IgG1又はIgG4のアイソタイプである、上記[31]〜[35]のいずれかに記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[37]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、IgG1アイソタイプである、上記[31]〜[36]のいずれかに記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[38]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、IgG4アイソタイプである、上記[31]〜[36]のいずれかに記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[39]
HC1は、配列番号203を含み、LC1は、配列番号204を含む、上記[31]〜[37]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[40]
HC2は、配列番号193を含み、LC2は、配列番号194を含む、上記[39]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[41]
HC2は、配列番号195を含み、LC2は、配列番号196を含む、上記[39]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[42]
HC2は、配列番号197を含み、LC2は、配列番号198を含む、上記[39]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[43]
HC2は、配列番号199を含み、LC2は、配列番号200を含む、上記[39]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[44]
HC2は、配列番号201を含み、LC2は、配列番号202を含む、上記[39]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[45]
HC1は、配列番号205を含み、LC1は、配列番号206を含む、上記[31]〜[37]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[46]
HC2は、配列番号193を含み、LC2は、配列番号194を含む、上記[45]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[47]
HC2は、配列番号195を含み、LC2は、配列番号196を含む、上記[45]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[48]
HC2は、配列番号197を含み、LC2は、配列番号198を含む、上記[45]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[49]
HC2は、配列番号199を含み、LC2は、配列番号200を含む、上記[45]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[50]
HC2は、配列番号201を含み、LC2は、配列番号202を含む、上記[45]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[51]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも5nMの親和性で、CD123に免疫特異的に結合する、上記[31]〜[50]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[52]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも15nMの親和性で、CD3に免疫特異的に結合する、上記[39]、[40]、[45]、[46]、及び[51]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[53]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも75nMの親和性で、CD3に免疫特異的に結合する、上記[39]、[41]〜[44]、[47]〜[51]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[54]
HC1は、配列番号220を含み、LC1は、配列番号221を含む、上記[31]〜[36]及び[38]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[55]
HC2は、配列番号210を含み、LC2は、配列番号211を含む、上記[54]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[56]
HC2は、配列番号212を含み、LC2は、配列番号213を含む、上記[54]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[57]
HC2は、配列番号214を含み、LC2は、配列番号215を含む、上記[54]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[58]
HC2は、配列番号216を含み、LC2は、配列番号217を含む、上記[54]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[59]
HC1は、配列番号218を含み、LC1は、配列番号219を含む、上記[31]〜[36]及び[38]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[60]
HC2は、配列番号210を含み、LC2は、配列番号211を含む、上記[59]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[61]
HC2は、配列番号212を含み、LC2は、配列番号213を含む、上記[59]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[62]
HC2は、配列番号214を含み、LC2は、配列番号215を含む、上記[59]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[63]
HC2は、配列番号216を含み、LC2は、配列番号217を含む、上記[45]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[64]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも5nMの親和性で、CD123に免疫特異的に結合する、上記[54]〜63]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[65]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも15nMの親和性で、CD3に免疫特異的に結合する、上記[54]、[55]、[59]、[60]、及び[64]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[66]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、表面プラズモン共鳴により測定された場合、少なくとも75nMの親和性で、CD3に免疫特異的に結合する、上記[59]、[56]〜[58]、[61]〜[64]に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメント。
[67]
上記[31]〜[53]のいずれか一項に記載の抗体又は二重特異性結合フラグメントを発現している、単離された細胞。
[68]
前記細胞は、ハイブリドーマである、上記[67]に記載の細胞。
[69]
前記抗体又は二重特異性結合フラグメントは、組換え的に生成される、上記[67]に記載の細胞。
[70]
がんを有する対象を処置するための方法であって、前記方法は、
治療的に有効な量の、上記[31]〜[51]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントを、同抗体又はフラグメントを必要とする患者に、該がんを処置するのに十分な時間投与する工程を含む、方法。
[71]
がん細胞の成長又は増殖を阻止するための方法であって、前記方法は、
治療的に有効な量の、上記[31]〜[51]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントを投与して、該がん細胞の成長又は増殖を阻止する工程を含む、方法。
[72]
T細胞をCD123発現がん細胞に向け直す方法であって、前記方法は、
治療的に有効な量の、上記[31]〜[51]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントを投与して、T細胞をがんに向け直す工程を含む、方法。
[73]
前記がんは、血液がんである、上記[70]、[71]、又は[72]に記載の方法。
[74]
前記血液がんは、CD123(IL3−Rα)発現血液がんである、上記[73]に記載の方法。
[75]
前記CD123(IL3−Rα)発現血液がんは、急性骨髄性白血病(AML)、骨髄異形成症候群(MDS)、急性リンパ性白血病(ALL)、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、慢性骨髄性白血病(CML)、又は芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍(DPDCN)である、上記[74]に記載の方法。
[76]
前記CD123(IL3−Rα)発現血液がんは、AMLである、上記[75]に記載の方法。
[77]
第2の治療剤を投与する工程を含む、上記[70]に記載の方法。
[78]
前記第2の治療剤は、化学療法剤又は標的化抗がん治療である、上記[77]に記載の方法。
[79]
前記化学療法剤は、シタラビン、アントラサイクリン、ヒスタミン二塩酸塩、又はインターロイキン2である、上記[78]に記載の方法。
[80]
前記第2の治療剤を、前記二重特異性抗体と同時に、連続的に、又は二重特異性抗体とは別個に、前記対象に投与する、上記[77]に記載の方法。
[81]
上記[31]〜[66]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントと、医薬的に許容され得る担体と、を含む、医薬組成物。
[82]
上記[54]〜[56]のいずれか一項に記載の細胞を培養することにより、上記[31]〜[66]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントを生成するための方法。
[83]
上記[31]〜[66]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントの、HC1、HC2、LC1、又はLC2をコードする、単離された合成ポリヌクレオチド。
[84]
上記[31]〜[66]のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントと、同抗体又はフラグメントのための包装と、を含む、キット。
[85]
配列番号226のアミノ酸配列を含むポリペプチドに免疫特異的に結合する、単離された抗体又はその抗原結合フラグメント。
[86]
配列番号234及び配列番号228のアミノ酸配列を含むポリペプチドに免疫特異的に結合する、単離された抗体又はその抗原結合フラグメント。

Claims (16)

  1. 単離された抗体又はその抗原結合フラグメントであって、
    a.配列番号012のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号013のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、配列番号014のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、配列番号015のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号016のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号017のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3、又は
    b.配列番号051のアミノ酸配列を有する重鎖CDR1、配列番号052のアミノ酸配列を有する重鎖CDR2、配列番号053のアミノ酸配列を有する重鎖CDR3、配列番号024のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR1、配列番号025のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR2、及び配列番号054のアミノ酸配列を有する軽鎖CDR3
    を有する重鎖及び軽鎖を含む、抗体又はその抗原結合フラグメント。
  2. 前記抗体の重鎖は、配列番号120のアミノ酸配列を含み、前記抗体の軽鎖は、配列番号165のアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
  3. 前記抗体の重鎖は、配列番号136のアミノ酸配列を含み、前記抗体の軽鎖は、配列番号168のアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
  4. 前記抗体又は抗原結合フラグメントは、IgG1又はIgG4のアイソタイプである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の抗体又は抗原結合フラグメント。
  5. 第1の重鎖(HC1)、第2の重鎖(HC2)、第1の軽鎖(LC1)、及び第2の軽鎖(LC2)を含み、該HC1と該LC1とが対を成して、CD123(IL3−Rα)に免疫特異的に結合する第1の抗原結合部位を形成し、該HC2と該LC2とが対を成して、CD3に免疫特異的に結合する第2の抗原結合部位を形成する、単離されたCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体若しくは抗原結合フラグメント、又は、そのCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性結合フラグメントであって、
    i)HC1及びLC1は、以下の対:
    a.配列番号203及び配列番号204、又は
    b.配列番号205及び配列番号206のいずれか一方をそれぞれ含み、かつ、
    ii)HC2及びLC2は、以下の対:
    a.配列番号193及び配列番号194、
    b.配列番号195及び配列番号196、
    c.配列番号197及び配列番号198、
    d.配列番号199及び配列番号200、又は
    e.配列番号201及び配列番号202のいずれか一方をそれぞれ含む、二重特異性抗体又は抗原結合フラグメント。
  6. HC1は、配列番号203を含み、LC1は、配列番号204を含み、HC2は、配列番号193を含み、LC2は、配列番号194を含む、請求項5に記載の二重特異性抗体又は抗原結合フラグメント。
  7. HC1は、配列番号205を含み、LC1は、配列番号206を含み、HC2は、配列番号193を含み、LC2は、配列番号194を含む、請求項5に記載の二重特異性抗体又は抗原結合フラグメント。
  8. a.CD3に免疫特異的に結合する一対の重鎖及び軽鎖であって、前記重鎖は、配列番号184を含み、前記軽鎖は、配列番号190を含む、一対の重鎖及び軽鎖と、
    b.CD123に免疫特異的に結合する一対の重鎖及び軽鎖であって、
    i.前記重鎖は、配列番号120を含み、前記軽鎖は、配列番号165を含むか、又は
    ii.前記重鎖は、配列番号136を含み、前記軽鎖は、配列番号168を含む、一対の重鎖及び軽鎖と、を含む、二重特異性抗体又は抗原結合フラグメント。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の抗体又は抗体フラグメントを発現している、単離された細胞。
  10. がんを処置するための医薬組成物であって、
    請求項5〜8のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントを含む、医薬組成物。
  11. がん細胞の成長又は増殖を阻止するための方法であって、前記方法は、
    治療的に有効な量の、請求項5〜8のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントを投与して、該がん細胞の成長又は増殖を阻止する工程を含む、方法。
  12. T細胞をCD123発現がん細胞に向け直す方法であって、前記方法は、
    治療的に有効な量の、請求項5〜8のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントを投与して、T細胞をがんに向け直す工程を含む、方法。
  13. 請求項5〜8のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントと、医薬的に許容され得る担体と、を含む、医薬組成物。
  14. 請求項5〜8のいずれか一項に記載の抗体又は抗体フラグメントをコードする、単離された合成ポリヌクレオチド。
  15. 請求項5〜8のいずれか一項に記載のCD123(IL3−Rα)×CD3二重特異性抗体又は二重特異性結合フラグメントと、同抗体又はフラグメントのための包装と、を含む、キット。
  16. 前記二重特異性抗体又は抗原結合フラグメントは、CD123 SP2(IL−3Ra)及びCD123 SP1(IL3Ra)に免疫特異的に結合する、請求項5〜8のいずれか一項に記載の二重特異性抗体又は抗原結合フラグメント。
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