JP2017500057A5 - - Google Patents

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さらに別の態様では、本発明は、本明細書に開示される組換え二重特異性抗体を用いてT細胞を活性化することを含む、腫瘍抗原に対するエフェクターT細胞及び/またはメモリーT細胞を生成する方法を提供する。エフェクターT細胞及び/またはメモリーT細胞は、インビボまたはエクスビボで生成されてもよい。一態様では、エフェクターT細胞及び/またはメモリーT細胞は、非WT1−RMF腫瘍抗原、例えば、HER2−neuに対して生成される。
本発明は、例えば以下の項目を提供する。
(項目1)
組換え抗体であって、
(i)第1の抗原結合部分であって、
(A)表1〜6に記載のアミノ酸配列を含む、HC−CDR1、HC−CDR2、及びHC−CDR3を含む重鎖(HC)可変領域、ならびにLC−CDR1、LC−CDR2、及びLC−CDR3を含む軽鎖(LC)可変領域、
(B)表1〜6に記載の第1及び第2のアミノ酸配列を含むV 及びV 、または
(C)表1〜6に記載のアミノ酸配列を含むscFv、を含む、第1の抗原結合部分と、
(ii)表7に記載のアミノ酸配列を含む、第2の抗原結合部分と、を含む、前記組換え抗体。
(項目2)
前記第1の抗原結合部分及び/または前記第2の抗原結合部分が、Fab断片;前記VL、VH、CL、及びCH1ドメインからなる一価断片;F(ab)2断片;ヒンジ領域においてジスルフィド架橋によって連結される2つのFab断片を含む、二価断片;前記VH及びCH1ドメインからなるFd断片;抗体の単一アームのVL及びVHドメインからなるFv断片;dAb断片;単離したCDR;ならびにscFvからなる群より選択される抗体断片である、項目1に記載の前記組換え抗体。
(項目3)
前記第1の抗原結合部分及び/または前記第2の抗原結合部分が、scFvである、項目2に記載の前記組換え抗体。
(項目4)
前記第1の抗原結合部分が、WT1/HLAに特異的に結合し、前記第2の抗原結合部分が、免疫エフェクター細胞表面抗原に特異的に結合する、項目1〜3のいずれか一項に記載の前記組換え抗体。
(項目5)
前記免疫エフェクター細胞が、ナチュラルキラー(NK)細胞、マクロファージ、及びT細胞からなる群より選択される、項目4に記載の前記組換え抗体。
(項目6)
前記免疫エフェクター細胞が、CD3 細胞であり、前記組換え抗体が、CD3に特異的に結合する、項目4に記載の前記組換え抗体。
(項目7)
前記組換え抗体が、WT1/HLA2 細胞に結合する、項目1〜6のいずれか一項に記載の前記組換え抗体。
(項目8)
前記WT1/HLA2 細胞が、低密度のWT1/HLA2をその表面上に有する、項目7に記載の前記組換え抗体。
(項目9)
前記組換え抗体が、CD3に特異的に結合する、項目1〜8のいずれか一項に記載の前記組換え抗体。
(項目10)
前記組換え抗体が、CD3 細胞に結合する、項目1〜9のいずれか一項に記載の前記組換え抗体。
(項目11)
配列番号110に記載のアミノ酸配列を含む、項目1〜10のいずれか一項に記載の前記組換え抗体。
(項目12)
項目1〜11のいずれか一項に記載の組換え抗体をコードする、核酸。
(項目13)
項目1〜11のいずれか一項に記載の前記組換え抗体、または項目12に記載の前記核酸を含む、薬学的組成物。
(項目14)
WT1 細胞を死滅させるための方法であって、前記細胞を、項目1〜11のいずれか一項に記載の前記抗体及び免疫エフェクター細胞と接触させることを含む、前記方法。
(項目15)
前記免疫エフェクター細胞が、細胞傷害性細胞である、項目14に記載の前記方法。
(項目16)
WT1陽性疾患を有する対象の治療方法であって、治療有効量の項目1〜11のいずれか一項に記載の前記抗体を前記対象に投与することを含む、前記方法。
(項目17)
対象におけるWT1陽性疾患の前記治療のための薬剤の製造における、項目1〜11のいずれか一項に記載の前記抗体の使用。
(項目18)
対象においてWT1陽性疾患を治療するための方法における使用のための、項目1〜11のいずれか一項に記載の前記抗体。
(項目19)
免疫エフェクター細胞を前記対象に投与することをさらに含む、項目16〜18のいずれか一項に記載の前記方法または使用。
(項目20)
前記免疫エフェクター細胞が、細胞傷害性細胞である、項目19に記載の前記方法または使用。
(項目21)
前記細胞傷害性細胞が、CD3 細胞傷害性T細胞である、項目20に記載の前記方法または使用。
(項目22)
前記CD3 細胞傷害性T細胞が、自己T細胞である、項目21に記載の前記方法または使用。
(項目23)
前記WT1陽性疾患が、慢性白血病または急性白血病またはWT1 癌である、項目16〜22のいずれか一項に記載の前記方法または使用。
(項目24)
前記WT1陽性疾患が、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫(MM)、急性リンパ芽球性白血病(ALL)、急性骨髄性(myeloid)/骨髄性(myelogenous)白血病(AML)、骨髄異形成症候群(MDS)、中皮腫、卵巣癌、消化器癌、乳癌、前立腺癌、及びグリア芽腫からなる群より選択される、項目23に記載の前記方法または使用。
(項目25)
組換え抗体であって、
(I)第1の抗原結合部分であって、
(A)配列番号18、36、54、72、90、108、及び132からなる群より選択されるアミノ酸配列を含む、一本鎖可変断片(scFV)、または
(B)重鎖可変ドメイン(VH)及び軽鎖可変ドメイン(VL)であって、前記VH及びVLがそれぞれ、配列番号(i)14及び16、(ii)32及び34、(iii)50及び52、(iv)68及び70、(v)86及び88、(vi)104及び106、ならびに(vii)128及び130からなる群より選択されるアミノ酸配列を含む、重鎖可変領域(VH)及び軽鎖可変領域(VL)、または
(C)(i)次の3つのVH相補性決定領域(CDR)、すなわち(a)配列番号2、20、38、56、74、92、及び116からなる群より選択されるアミノ酸配列を含むVH CDR1、(b)配列番号3、21、39、57、75、93、及び117からなる群より選択されるアミノ酸配列を含むVH CDR2、及び(c)配列番号4、22、40、58、76、94、及び118からなる群より選択されるアミノ酸配列を含むVH CDR3、ならびに、
(ii)次の3つのVL CDR、すなわち(a)配列番号8、26、44、62、80、98、及び122からなる群より選択されるアミノ酸配列を含むVL CDR1、(b)配列番号9、27、45、63、81、99、及び123からなる群より選択されるアミノ酸配列を含むVL CDR2、及び(c)配列番号10、28、46、64、82、100、及び124からなる群より選択されるアミノ酸配列を含むVL CDR3、のうちの1つを含む、第1の抗原結合部分と、
(II)第2の抗原結合部分であって、
(A)配列番号113に記載のアミノ酸配列を含む、一本鎖可変断片(scFV)、または(B)重鎖可変ドメイン(VH)及び軽鎖可変ドメイン(VL)であって、前記VH及びVLがそれぞれ、配列番号111及び112、または配列番号134及び136に記載のアミノ酸配列を含む、重鎖可変ドメイン(VH)及び軽鎖可変ドメイン(VL)を含む、第2の抗原結合部分と、を含む、前記組換え抗体。
(項目26)
前記第1の抗原結合部分が、
(A)配列番号18に記載のアミノ酸配列を含むscFV、または
(B)配列番号14に記載のアミノ酸配列を含むVH、及び配列番号16に記載のアミノ酸配列を含むVL、または
(C)配列番号2に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR1、配列番号3に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR2、配列番号4に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR3、配列番号8に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR1、配列番号9に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR2、及び配列番号10に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR3、のうちの1つを含む、項目25に記載の前記組換え抗体。
(項目27)
前記第1の抗原結合部分が、
(A)配列番号36に記載のアミノ酸配列を含むscFV、または
(B)配列番号32に記載のアミノ酸配列を含むVH、及び配列番号34に記載のアミノ酸配列を含むVL、または
(C)配列番号20に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR1、配列番号21に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR2、配列番号22に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR3、配列番号26に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR1、配列番号27に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR2、及び配列番号28に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR3、のうちの1つを含む、項目25に記載の前記組換え抗体。
(項目28)
前記第1の抗原結合部分が、
(A)配列番号54に記載のアミノ酸配列を含むscFV、または
(B)配列番号50に記載のアミノ酸配列を含むVH、及び配列番号52に記載のアミノ酸配列を含むVL、または
(C)配列番号38に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR1、配列番号39に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR2、配列番号40に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR3、配列番号44に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR1、配列番号45に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR2、及び配列番号46に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR3、のうちの1つを含む、項目25に記載の前記組換え抗体。
(項目29)
前記第1の抗原結合部分が、
(A)配列番号72に記載のアミノ酸配列を含むscFV、または
(B)配列番号68に記載のアミノ酸配列を含むVH、及び配列番号70に記載のアミノ酸配列を含むVL、または
(C)配列番号56に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR1、配列番号57に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR2、配列番号58に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR3、配列番号62に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR1、配列番号63に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR2、及び配列番号64に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR3、のうちの1つを含む、項目25に記載の前記組換え抗体。
(項目30)
前記第1の抗原結合部分が、
(A)配列番号90に記載のアミノ酸配列を含むscFV、または
(B)配列番号86に記載のアミノ酸配列を含むVH、及び配列番号88に記載のアミノ酸配列を含むVL、または
(C)配列番号74に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR1、配列番号75に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR2、配列番号76に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR3、配列番号80に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR1、配列番号81に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR2、及び配列番号82に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR3、のうちの1つを含む、項目25に記載の前記組換え抗体。
(項目31)
前記第1の抗原結合部分が、
(A)配列番号108に記載のアミノ酸配列を含むscFV、または
(B)配列番号104に記載のアミノ酸配列を含むVH、及び配列番号106に記載のアミノ酸配列を含むVL、または
(C)配列番号92に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR1、配列番号93に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR2、配列番号94に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR3、配列番号98に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR1、配列番号99に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR2、及び配列番号100に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR3、のうちの1つを含む、項目25に記載の前記組換え抗体。
(項目32)
項目25〜31の組換え抗体をコードする、核酸。
(項目33)
項目25〜31のいずれか一項に記載の前記組換え抗体、または項目32に記載の前記核酸を含む、薬学的組成物。
(項目34)
WT1 細胞を死滅させるための方法であって、前記細胞を、項目25〜31のいずれか一項に記載の前記抗体及び免疫エフェクター細胞と接触させることを含む、前記方法。
(項目35)
前記免疫エフェクター細胞が、細胞傷害性細胞である、項目34に記載の前記方法。
(項目36)
WT1陽性疾患を有する対象の治療方法であって、治療有効量の項目25〜31のいずれか一項に記載の前記抗体を前記対象に投与することを含む、前記方法。
(項目37)
対象におけるWT1陽性疾患の前記治療のための薬剤の製造における、項目25〜31のいずれか一項に記載の前記抗体の使用。
(項目38)
対象においてWT1陽性疾患を治療するための方法における使用のための、項目25〜31のいずれか一項に記載の前記抗体。
(項目39)
免疫エフェクター細胞を前記対象に投与することをさらに含む、項目36〜38のいずれか一項に記載の前記方法または使用。
(項目40)
前記免疫エフェクター細胞が、細胞傷害性細胞である、項目39に記載の前記方法または使用。
(項目41)
前記細胞傷害性細胞が、CD3 細胞傷害性T細胞である、項目40に記載の前記方法または使用。
(項目42)
前記CD3 細胞傷害性T細胞が、自己T細胞である、項目41に記載の前記方法または使用。
(項目43)
前記WT1陽性疾患が、慢性白血病または急性白血病またはWT1 癌である、項目36〜42のいずれか一項に記載の前記方法または使用。
(項目44)
前記WT1陽性疾患が、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫(MM)、急性リンパ芽球性白血病(ALL)、急性骨髄性(myeloid)/骨髄性(myelogenous)白血病(AML)、骨髄異形成症候群(MDS)、中皮腫、卵巣癌、消化器癌、乳癌、前立腺癌、及びグリア芽腫からなる群より選択される、項目43に記載の前記方法または使用。
(項目44)
組換え抗体を含む組成物を投与することを含む、対象において一次T細胞応答及び二次T細胞応答を刺激する方法であって、前記組換え抗体が、第1の抗原結合部分及び第2の抗原結合部分を含み、前記第1の抗原結合部分が、第1の腫瘍抗原に特異的に結合し、前記第2の抗原結合部分が、免疫エフェクター細胞表面抗原に特異的に結合し、
前記一次T細胞応答が、前記第1の腫瘍抗原に対して細胞傷害性T細胞を刺激することを含み、
前記二次T細胞応答が、前記第1の腫瘍抗原に対して及び/または第2の腫瘍抗原に対して、エフェクターT細胞及び/またはメモリーT細胞を刺激することを含む、前記方法。
(項目45)
対象において一次T細胞応答及び二次T細胞応答を刺激するための薬剤の製造における組換え抗体の使用であって、前記組換え抗体が、第1の抗原結合部分及び第2の抗原結合部分を含み、前記第1の抗原結合部分が、第1の腫瘍抗原に特異的に結合し、前記第2の抗原結合部分が、免疫エフェクター細胞表面抗原に特異的に結合し、
前記一次T細胞応答が、前記第1の腫瘍抗原に対して細胞傷害性T細胞を刺激することを含み、
前記二次T細胞応答が、前記第1の腫瘍抗原に対して及び/または第2の腫瘍抗原に対して、エフェクターT細胞及び/またはメモリーT細胞を刺激することを含む、前記使用。
(項目46)
組換え抗体を含む組成物を投与することを含む、対象において一次T細胞応答及び二次T細胞応答を刺激するための方法で使用するための前記組換え抗体であって、前記組換え抗体が、前記第1の抗原結合部分及び第2の抗原結合部分を含み、前記第1の抗原結合部分が、第1の腫瘍抗原に特異的に結合し、前記第2の抗原結合部分が、免疫エフェクター細胞表面抗原に特異的に結合し、
前記一次T細胞応答が、前記第1の腫瘍抗原に対して細胞傷害性T細胞を刺激することを含み、
前記二次T細胞応答が、前記第1の腫瘍抗原に対して及び/または第2の腫瘍抗原に対して、エフェクターT細胞及び/またはメモリーT細胞を刺激することを含む、前記組換え抗体。
(項目47)
前記第1の腫瘍抗原が、WT1/HLAであり、前記第2の腫瘍抗原が、非WT1−RMF腫瘍抗原である、項目44〜46のいずれか一項に記載の前記方法または使用。
(項目48)
前記非WT1−RMF腫瘍抗原が、HER2−neu、メソテリン、Tert、Muc 16、Muc1、PSMA、及びPr1からなる群より選択される、項目47に記載の前記方法または使用。
(項目49)
項目1〜11または項目25〜31のいずれか一項に記載の前記組換え抗体を含む組成物を投与することを含む、項目44〜48のいずれか一項に記載の前記方法または使用。
(項目50)
前記二次T細胞応答が、抗原提示細胞または共刺激分子を必要としない、項目44〜49のいずれか一項に記載の前記方法または使用。
(項目51)
前記二次T細胞応答が、前記第2の腫瘍抗原に対してエフェクターT細胞及び/またはメモリーT細胞を刺激することを含む、項目44〜50のいずれか一項に記載の前記方法または使用。
(項目52)
前記二次T細胞応答が、CD8 T細胞の増加を含む、項目44〜51のいずれか一項に記載の前記方法または使用。
(項目53)
前記二次T細胞応答が、1週間を超えて続く、項目44〜52のいずれか一項に記載の前記方法または使用。
(項目54)
前記二次T細胞応答が、以前にアネルギー性であったT細胞及び/または非WT1−RMF抗原で以前に活性化されたT細胞を含む、項目44〜53のいずれか一項に記載の前記方法または使用。
(項目55)
前記一次T細胞応答及び/または前記二次T細胞応答が、腫瘍部位でのT細胞の増加を含む、項目44〜54のいずれか一項に記載の前記方法または使用。
(項目56)
前記腫瘍部位が、骨髄、肺、肝臓、脳、尿生殖路、胃腸管、及び脾臓からなる群より選択される、項目55に記載の前記方法または使用。
(項目57)
前記一次T細胞応答及び/または二次T細胞応答が、インビボで起こる、項目44〜56のいずれか一項に記載の前記方法または使用。
(項目58)
前記一次T細胞応答及び/または前記二次T細胞応答が、エクスビボで起こる、項目44〜56のいずれか一項に記載の前記方法または使用。
(項目59)
項目1〜11または25〜31のいずれか一項に記載の前記組換え抗体を用いてT細胞を活性化することを含む、腫瘍抗原に対してエフェクターT細胞及び/またはメモリーT細胞を生成する方法。
(項目60)
前記T細胞が、前記活性化ステップの後に1週間を超えて生存できる、項目59に記載の前記方法。
(項目61)
前記腫瘍抗原が、非WT1−RMF腫瘍抗原である、項目59または60に記載の前記方法。
(項目62)
前記非WT1−RMF腫瘍抗原が、HER2−neu及びメソテリン、Tert、Muc 16、Muc1、PSMA、ならびにPr1からなる群より選択される、項目61に記載の前記方法。
(項目63)
前記エフェクターT細胞及び/またはメモリーT細胞が、エクスビボで生成される、項目59〜62のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目64)
前記エフェクターT細胞及び/またはメモリーT細胞が、インビボで生成される、項目59〜62のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目65)
免疫エフェクター細胞を投与することをさらに含む、項目44〜64のいずれか一項に記載の前記方法または使用。
(項目66)
前記免疫エフェクター細胞が、細胞傷害性細胞である、項目65に記載の前記方法または使用。
(項目67)
前記細胞傷害性細胞が、CD3 細胞傷害性T細胞である、項目66に記載の前記方法または使用。
(項目68)
前記CD3 細胞傷害性T細胞が、自己T細胞である、項目67に記載の前記方法または使用。

Claims (17)

  1. 組換え抗体であって、
    (I)WT1/HLAに特異的に結合することができる第1の抗原結合部分であって、
    (A)配列番号54、18、36、72、90、108、及び132からなる群より選択されるアミノ酸配列を含む、一本鎖可変断片(scFV)、または
    (B)重鎖可変ドメイン(VH)及び軽鎖可変ドメイン(VL)であって、前記VH及びVLがそれぞれ、配列番号(i)50及び52、(ii)14及び16、(iii)32及び34、(iv)68及び70、(v)86及び88、(vi)104及び106、ならびに(vii)128及び130からなる群より選択されるアミノ酸配列を含む、重鎖可変領域(VH)及び軽鎖可変領域(VL)、または
    (C)(i)配列番号38に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR1、配列番号39に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR2、配列番号40に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR3、配列番号44に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR1、配列番号45に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR2、及び配列番号46に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR3、
    (ii)配列番号2に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR1、配列番号3に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR2、配列番号4に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR3、配列番号8に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR1、配列番号9に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR2、及び配列番号10に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR3、
    (iii)配列番号20に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR1、配列番号21に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR2、配列番号22に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR3、配列番号26に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR1、配列番号27に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR2、及び配列番号28に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR3、
    (iv)配列番号56に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR1、配列番号57に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR2、配列番号58に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR3、配列番号62に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR1、配列番号63に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR2、及び配列番号64に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR3、
    (v)配列番号74に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR1、配列番号75に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR2、配列番号76に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR3、配列番号80に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR1、配列番号81に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR2、及び配列番号82に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR3、または
    (vi)配列番号92に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR1、配列番号93に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR2、配列番号94に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR3、配列番号98に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR1、配列番号99に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR2、及び配列番号100に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR3、
    のうちの1つを含む、第1の抗原結合部分と、
    (II)第2の抗原結合部分であって、
    (A)配列番号113に記載のアミノ酸配列を含む、一本鎖可変断片(scFV)、または(B)重鎖可変ドメイン(VH)及び軽鎖可変ドメイン(VL)であって、前記VH及びVLがそれぞれ、配列番号112及び111、または配列番号136及び134に記載のアミノ酸配列を含む、重鎖可変ドメイン(VH)及び軽鎖可変ドメイン(VL)を含む、第2の抗原結合部分と、を含む、組換え抗体。
  2. 前記第1の抗原結合部分が、
    (A)配列番号18に記載のアミノ酸配列を含むscFV、もしくは
    (B)配列番号14に記載のアミノ酸配列を含むVH、及び配列番号16に記載のアミノ酸配列を含むVL、もしくは
    (C)配列番号2に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR1、配列番号3に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR2、配列番号4に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR3、配列番号8に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR1、配列番号9に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR2、及び配列番号10に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR3、のうちの1つを含む、
    (II)前記第1の抗原結合部分が、
    (A)配列番号36に記載のアミノ酸配列を含むscFV、もしくは
    (B)配列番号32に記載のアミノ酸配列を含むVH、及び配列番号34に記載のアミノ酸配列を含むVL、もしくは
    (C)配列番号20に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR1、配列番号21に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR2、配列番号22に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR3、配列番号26に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR1、配列番号27に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR2、及び配列番号28に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR3、のうちの1つを含む、
    (III)前記第1の抗原結合部分が、
    (A)配列番号54に記載のアミノ酸配列を含むscFV、もしくは
    (B)配列番号50に記載のアミノ酸配列を含むVH、及び配列番号52に記載のアミノ酸配列を含むVL、もしくは
    (C)配列番号38に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR1、配列番号39に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR2、配列番号40に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR3、配列番号44に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR1、配列番号45に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR2、及び配列番号46に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR3、のうちの1つを含む、
    (IV)前記第1の抗原結合部分が、
    (A)配列番号72に記載のアミノ酸配列を含むscFV、もしくは
    (B)配列番号68に記載のアミノ酸配列を含むVH、及び配列番号70に記載のアミノ酸配列を含むVL、もしくは
    (C)配列番号56に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR1、配列番号57に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR2、配列番号58に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR3、配列番号62に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR1、配列番号63に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR2、及び配列番号64に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR3、のうちの1つを含む、
    (V)前記第1の抗原結合部分が、
    (A)配列番号90に記載のアミノ酸配列を含むscFV、もしくは
    (B)配列番号86に記載のアミノ酸配列を含むVH、及び配列番号88に記載のアミノ酸配列を含むVL、もしくは
    (C)配列番号74に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR1、配列番号75に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR2、配列番号76に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR3、配列番号80に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR1、配列番号81に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR2、及び配列番号82に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR3、のうちの1つを含む、または
    (VI)前記第1の抗原結合部分が、
    (A)配列番号108に記載のアミノ酸配列を含むscFV、もしくは
    (B)配列番号104に記載のアミノ酸配列を含むVH、及び配列番号106に記載のアミノ酸配列を含むVL、もしくは
    (C)配列番号92に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR1、配列番号93に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR2、配列番号94に記載のアミノ酸配列を含むVH CDR3、配列番号98に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR1、配列番号99に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR2、及び配列番号100に記載のアミノ酸配列を含むVL CDR3、のうちの1つを含む、
    請求項1に記載の組換え抗体。
  3. 前記第1の抗原結合部分及び/または前記第2の抗原結合部分が、Fab断片;前記VL、VH、CL、及びCH1ドメインからなる一価断片;F(ab)2断片;ヒンジ領域においてジスルフィド架橋によって連結される2つのFab断片を含む、二価断片;前記VH及びCH1ドメインからなるFd断片;抗体の単一アームのVL及びVHドメインからなるFv断片;dAb断片;単離したCDR;ならびにscFvからなる群より選択される抗体断片である、請求項1または2に記載の組換え抗体。
  4. 前記第1の抗原結合部分及び/または前記第2の抗原結合部分が、scFvである、請求項1または2に記載の組換え抗体。
  5. 前記第1の抗原結合部分が、WT1/HLAに特異的に結合し、前記第2の抗原結合部分が、免疫エフェクター細胞表面抗原に特異的に結合する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組換え抗体。
  6. 前記免疫エフェクター細胞が、ナチュラルキラー(NK)細胞、マクロファージ、及びT細胞からなる群より選択される、請求項5に記載の組換え抗体。
  7. 前記免疫エフェクター細胞が、CD3 細胞であり、前記組換え抗体が、CD3に特異的に結合する、請求項5に記載の組換え抗体。
  8. 前記組換え抗体が、
    (a)WT1/HLA2 細胞に結合し、随意で前記WT1/HLA2 細胞が、低密度のWT1/HLA2をその表面上に有する、および/または
    (b)CD3に特異的に結合し、随意で前記組換え抗体が、CD3 細胞に結合する、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の組換え抗体。
  9. 配列番号110に記載のアミノ酸配列を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の組換え抗体。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の組換え抗体をコードする、核酸。
  11. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の組換え抗体、または請求項10に記載の核酸を含む、薬学的組成物。
  12. 対象におけるWT1陽性疾患を治療するための請求項11に記載の薬学的組成物であって、前記WT1陽性疾患が、慢性白血病または急性白血病またはWT1 癌であり、随意で前記WT1陽性疾患が、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫(MM)、急性リンパ芽球性白血病(ALL)、急性骨髄性(myeloid)/骨髄性(myelogenous)白血病(AML)、骨髄異形成症候群(MDS)、中皮腫、卵巣癌、消化器癌、乳癌、前立腺癌、及びグリア芽腫からなる群より選択される、薬学的組成物。
  13. 免疫エフェクター細胞が前記薬学的組成物と共投与されることを特徴とし、随意で前記免疫エフェクター細胞が、細胞傷害性細胞、CD3 細胞傷害性T細胞、または自己CD3 細胞傷害性T細胞である、請求項12に記載の薬学的組成物。
  14. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の組換え抗体を含む、対象において一次T細胞応答及び二次T細胞応答を刺激するため組成物であって、
    前記一次T細胞応答が、第1の腫瘍抗原に対して細胞傷害性T細胞を刺激することを含み、
    前記二次T細胞応答が、前記第1の腫瘍抗原に対して及び/または第2の腫瘍抗原に対して、エフェクターT細胞及び/またはメモリーT細胞を刺激することを含む、組成物。
  15. 前記第1の腫瘍抗原が、WT1/HLAであり、前記第2の腫瘍抗原が、非WT1−RMF腫瘍抗原であり、随意で前記非WT1−RMF腫瘍抗原が、HER2−neu、メソテリン、Tert、Muc 16、Muc1、PSMA、及びPr1からなる群より選択される、請求項14に記載の組成物。
  16. (I)前記二次T細胞応答が、
    (a)抗原提示細胞または共刺激分子を必要としない、
    (b)前記第2の腫瘍抗原に対してエフェクターT細胞及び/またはメモリーT細胞を刺激することを含む、
    (c)CD8 T細胞の増加を含む、
    (d)1週間を超えて続く、
    (e)以前にアネルギー性であったT細胞及び/または非WT1−RMF抗原で以前に活性化されたT細胞を含む、
    請求項14〜15のいずれか一項に記載の組成物。
  17. 前記一次T細胞応答及び/または前記二次T細胞応答が、腫瘍部位でのT細胞の増加を含み、随意で前記腫瘍部位が、骨髄、肺、肝臓、脳、尿生殖路、胃腸管、及び脾臓からなる群より選択される、請求項14〜16のいずれか一項に記載の組成物。
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