JP2017210207A - 空力部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気通路からの水の排出性悪化を抑制することができる空力部品を提供する。【解決手段】空力部品としての役割を担うロッカーモール3は、車両1の外壁2に取り付けられる本体5を備える。車両1が走行すると、外壁2に沿って流れる空気が、本体5の空気通路6に流れる。本体5は、外壁2に接触することが可能なインナパネル9と、そのインナパネル9よりも外壁2から離れた位置にあって同インナパネル9との間に上記空気通路6を形成しているアウタパネル10と、を備える。インナパネル9は、アウタパネル10に向けて突出するとともに車両1の前後方向に延びた状態となるよう上下方向において屈曲するビード部11を備えており、ビード部11は、アウタパネル10に対し外壁2に向けた外力が作用したときに同外力をアウタパネル10を介して受ける。ビード部11の上面11bは、車両1の前後方向及び幅方向において水平面に対し傾斜している。【選択図】図3

Description

本発明は、空力部品に関する。
車両の走行安定性を向上させたり、車両に搭載される内燃機関の燃費を改善したりするため、車両の外壁付近の空気の流れを制御する空力部品を同外壁に取り付けることが行われている。こうした空力部品は、車両の外壁に取り付けられる本体内の空気通路に空気を導入する導入口と、その導入口よりも車両の後方側に位置して前記空気通路内の空気を導出する導入口と、を備えている。そして、車両が走行すると、同車両の外壁に沿って流れる空気が、上記空力部品の導入口、空気通路、及び導出口に流れる。このように導入口、空気通路、及び導出口に車両の外壁付近の空気を流すことにより、その流れが制御されるようになる。
また、車両の外壁に取り付けられる空力部品の場合、洗車等の際にユーザーが空力部品を車両の外壁側(車両の幅方向中央側)に向けて押し付けることがある。このため、特許文献1に示されるように、空力部品における上記空気通路に面する部分に同空気通路に向けて突出するとともに車両の前後方向に延びる補強部を設け、その補強部によって空力部品の剛性を高めることが考えられる。この場合、洗車等の際に空力部品に対し車両の外壁に向けた外力が作用したとしても、空力部品の剛性が上記補強部によって高められている分、上記外力の作用に伴う空力部品の塑性変形等の問題発生を抑制することができる。
特開2013−14283号公報
ところで、空力部品における空気通路内に水が入り込んだ場合、空力部品における空気通路に面する部分に上記補強部が設けられていることによって、その水の排出性が悪化して空気通路内に水が溜まってしまうおそれがある。
本発明の目的は、空気通路からの水の排出性悪化を抑制することができる空力部品を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する空力部品は、車両の外壁に取り付けられる本体内の空気通路に空気を導入する導入口と、その導入口よりも車両の後方側に位置して上記空気通路内の空気を導出する導出口とを備えており、上記導入口、上記空気通路、及び上記導出口に空気を流すことによって、車両の外壁付近の空気の流れを制御する。上記本体は、車両の外壁に接触することが可能なインナパネルと、そのインナパネルよりも上記外壁から離れた位置にあって同インナパネルとの間に上記空気通路を形成しているアウタパネルと、を備えている。上記インナパネルと上記アウタパネルとの一方には他方に向けて突出するとともに車両の前後方向に延びた状態となるビード部が設けられている。このビード部の上面は水平面に対し傾斜している。
上記構成によれば、洗車等の際に空力部品のアウタパネルに対し車両の外壁に向けた外力が作用したとき、インナパネルがビード部及びアウタパネルを介して上記外力を受けて車両の外壁に接触するため、空力部品の上記外力に対する剛性を高めることができる。従って、上記外力の作用に伴う空力部品(アウタパネル)の塑性変形等を抑制することができる。また、空力部品の空気通路内に水が入り込んだ場合、その水が自重により落下してビード部の上面に付着することがある。このビード部の上面は水平面に対し傾斜している。従って、ビード部の上面に付着した水は、その上面の縁に流れて落下するため、空気通路内に入り込んだ水がビード部で留まることによって、その水の排出性が悪化することを抑制できるようになる。
本発明によれば、空気通路からの水の排出性悪化を抑制することができる。
車両の外壁に取り付けられたロッカーモールを示す斜視図。 ロッカーモールの本体の内部構造を示す略図。 図2のロッカーモールを矢印A−A方向から見た状態を示す概略断面図。 ロッカーモールにおける導出口の開口態様を示す略図。
以下、空力部品の一実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1に示すように、車両1における幅方向の側面に位置する外壁2には、空力部品としての役割を担うロッカーモール3が取り付けられている。このロッカーモール3は、車両1の外壁2付近の空気の流れを制御するためのものであって、同制御を通じて車両1の走行安定性を向上させたり車両1に搭載される内燃機関の燃費を改善したりする。ロッカーモール3は、上記外壁2の下端であって車両1における後側のタイヤハウス4の前側の部分に取り付けられる本体5を備えている。
図2は、ロッカーモール3における本体5の内部構造を概略的に示している。この図2から分かるように、本体5の内部には車両1の前後方向(図2の左右方向)に延びる空気通路6が形成されている。空気通路6の前端(図2の左端)は、本体5に形成されて上記空気通路6に空気を導入する導入口7と繋がっている。また、空気通路6の後端(図2の右端)は、本体5における上記導入口7よりも車両1の後方側に形成されて上記空気通路6内の空気を導出する導出口8と繋がっている。そして、車両1が走行すると、同車両1の外壁2に沿って流れる空気が、上記本体5の導入口7、空気通路6、及び導出口8に流れる。このように導入口7、空気通路6、及び導出口8に車両1の外壁2付近の空気を流すことにより、その空気の流れが制御される。
図3は、図2のロッカーモール3(本体5)を矢印A−A方向から見た状態を示す概略断面図である。図3に示すように、本体5は、車両1の外壁2に接触することが可能なインナパネル9と、そのインナパネル9よりも外壁2から離れた位置にあって同インナパネル9との間に上記空気通路6を形成しているアウタパネル10と、を備えている。
アウタパネル10の上端部はクリップ12によって車両1の外壁2に固定されており、アウタパネル10の下端部はクリップ13によって車両1の外壁2に固定されている。なお、アウタパネル10の下端部において、クリップ13によって車両1の外壁2に固定された部分以外の部分は、外壁2から離れた状態となって本体5の外部と繋がる排水部14となっている。
一方、インナパネル9の上端部付近の部分は、アウタパネル10側に倒れるように屈曲するとともに、同パネル10の上部であって外壁2側の部分に固定されている。また、インナパネル9の下端部付近の部分は、アウタパネル10側に倒れるように屈曲するとともに、アウタパネル10の下部であって外壁2側の部分に固定されている。上記インナパネル9の下端部であって空気通路6に面する部分(上面)には、水平面に対し傾斜する傾斜面9aが形成されている。
傾斜面9aは、車両1の幅方向(図3の左右方向)においてアウタパネル10側に向うほど下るように、言い換えれば高さ位置が低くなるように傾斜している。また、傾斜面9aは、図2に示すように、車両1の後側(図2の右側)に向うほど下るように、言い換えれば高さ位置が低くなるようにも傾斜している。なお、傾斜面9aにおける車両1の後側の端部の下側には、アウタパネル10の下端部に設けられた上記排水部14がさしかかるように位置している。
図3に示すように、インナパネル9は、アウタパネル10に向けて突出するとともに車両1の前後方向(図3の紙面と直交する方向)に延びた状態となるよう上下方向において屈曲するビード部11を備えている。このビード部11における突出方向の先端面11a(図3の右端面)は、アウタパネル10との間に小さい隙間が存在する程度に同アウタパネル10に対し接近している。そして、車両1の外壁2に向けた外力がアウタパネル10に作用したときには、そのアウタパネル10が変形して同パネル10と上記先端面11aとが接触する。このため、アウタパネル10に対し上記外力が作用したときには、その外力をビード部11がアウタパネル10を介して受けるようになる。
ビード部11における車両1の前後方向(図2の左右方向)の長さは、空気通路6における車両1の前後方向の長さよりも短くされている。また、図3に示すように、ビード部11における空気通路6に面する部分の上面11b及び下面11c、並びに、ビード部11における空気通路6と面していない部分の上面11dはそれぞれ、付着した水を流れやすくするために水平面に対し傾斜している。以下、上面11b、下面11c、及び上面11dの傾斜について詳しく述べる。
上面11bは、水平面に対し、先端面11aに向うほど下るように、言い換えれば高さ位置が低くなるように傾斜している。一方、下面11c及び上面11dは、水平面に対し、先端面11aから離れるほど下るように、言い換えれば高さ位置が低くなるように傾斜している。なお、図2に示すように、上面11b及び下面11cは、車両1の前後方向(図2の左右方向)においても水平面に対し傾斜している。これら上面11b及び下面11cは、空気通路6を通過する空気の整流を行う整流面としても機能する。
車両1の前後方向における上面11bの傾斜の態様は、上面11bにおける変曲点P1よりも前側(左側)の部分と後側(右側)の部分とで異なっている。すなわち、上面11bにおける変曲点P1よりも前側の部分は、水平面に対し、車両1の前方に向うほど下るように、言い換えれば高さ位置が低くなるように傾斜している。また、上面11bにおける変曲点P1よりも後側の部分は、水平面に対し、車両1の後方に向うほど下るように、言い換えれば高さ位置が低くなるように傾斜している。
車両1の前後方向における下面11cの傾斜の態様は、下面11cにおける変曲点P2よりも前側の部分と後側の部分とで異なっている。すなわち、下面11cにおける変曲点P2よりも前側の部分は、車両1の前方に向うほど上下方向についての上面11bとの距離が短くなるように傾斜している。また、下面11cにおける変曲点P2よりも後側の部分は、車両1の後方に向うほど上下方向についての上面11bとの距離が短くなるように傾斜している。
図4は、ロッカーモール3(本体5)における導出口8の開口態様を概略的に示している。同図から分かるように、導出口8は、車両1におけるタイヤハウス4内で開口している。更に、導出口8の開口方向は、その導出口8の延長線L1が車両1の幅方向外側(図4の右側)に向かうように指向している。言い換えれば、上記延長線L1が車両1の前後方向に対し図4の右側に倒れるよう傾斜する方向に導出口8の開口方向が指向している。また、導出口8の開口方向は、図中に二点鎖線L2間で示す導出口8の延長上にタイヤハウス4内のタイヤ15が重ならないようにも指向している。そして、矢印Cで示すように空気通路6内を流れる空気は、導出口8からタイヤハウス4内に導出される。
次に、ロッカーモール3(空力部品)の作用について説明する。
洗車等の際、図3に示すロッカーモール3のアウタパネル10に対し車両1の外壁2に向けた外力が作用したとき、インナパネル9がビード部11及びアウタパネル10を介して上記外力を受けて外壁2に接触する。このため、ロッカーモール3の上記外力に対する剛性を高めることができ、上記外力の作用に伴うロッカーモール3(アウタパネル10)の塑性変形等が抑制されるようになる。
また、ロッカーモール3(本体5)の空気通路6内に水が入り込んだ場合、その水が自重により落下してインナパネル9におけるビード部11の上面11bに付着することがある。このビード部11の上面11bは、水平面に対し、車両1の幅方向(図3の左右方向)及び前後方向(図2の左右方向)に傾斜している。従って、ビード部11の上面11bに付着した水は、その上面11bの上記幅方向外側の縁及び上記前後方向の縁に流れるとともに、それらの縁から落下する。このため、空気通路6内に入り込んだ水がビード部11で留まることによって、その水の排出性が悪化することは抑制される。
更に、ビード部11の上面11bの傾斜によって、その上面11bの縁から落下した水は、インナパネル9の下端部に形成された傾斜面9aに付着した後、その傾斜面9aに沿って流れて同傾斜面9aにおける車両1の前後方向の縁(この例では車両1の後側の縁)から落下する。傾斜面9aの縁から落下した上記水は、アウタパネル10の下端部に設けられた排水部14からロッカーモール3(本体5)の外部に排出される。従って、空気通路6内に入り込んだ水が効率よく本体5の外部に排出される。
なお、車両1の外壁2とインナパネル9との間に水が入り込んでビード部11の上面11d(図3)に付着した場合、上面11dの傾斜によって上記水が外壁2側に流れた後に上面11dの外壁2側の縁から落下する。上面11dから落下した水は、アウタパネル10の下端部に設けられた排水部14からロッカーモール3(本体5)の外部に排出される。
以上詳述した本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)外壁2に向けた外力の作用に対するロッカーモール3の剛性をビード部11によって確保しながら、空気通路6内に入り込んだ水がビード部11で留まって、その水の排出性が悪化することを抑制できる。
(2)ビード部11の上面11bの縁から落下した水は、インナパネル9の下端部の傾斜面9aに付着した後、その傾斜面9aにおける車両1の後側の縁から落下し、その縁の下側に位置する排水部14からロッカーモール3(本体5)の外部に排出されるため、空気通路6内に入り込んだ水を効率よく本体5の外部に排出することができる。
(3)ビード部11はインナパネル9を上下方向において屈曲するように設けられている。これにより、ビード部11において外壁2に向けた外力を受ける先端面11aを広くとりつつ、ビード部11を設けることによるロッカーモール3の重量増加を抑えることができる。
(4)図3に示す車両1の外壁2とインナパネル9との間に水が入り込んでビード部11の上面11dに付着した場合、上面11dの傾斜によって上記水が外壁2側に流れた後に上面11dの外壁2側の縁から落下するため、その水をアウタパネル10の下端部の排水部14からロッカーモール3(本体5)の外部に排出することができる。
(5)車両1の外壁2付近を流れる空気が、図4に矢印Bで示すようにアウタパネル10の車両1の幅方向外側を流れてタイヤハウス4内に巻き込まれると、その空気の流れに乱れが生じて車両1の走行安定性に悪影響を及ぼすおそれがある。しかし、ロッカーモール3の空気通路6と繋がる導出口8がタイヤハウス4内で開口しているため、車両1の外壁2付近を流れる上記空気が導入口7、空気通路6、及び導出口8を通ってタイヤハウス4内に流れる。これにより、上記空気が空気通路6を通らずにアウタパネル10における車両1の幅方向外側を通ってタイヤハウス4内に巻き込まれることは抑制される。従って、タイヤハウス4内への空気の巻き込みに伴う空気の流れの乱れを抑制することができ、ひいては上記空気の流れの乱れによって生じる車両1の走行安定性の悪化を抑制することができる。
(6)導出口8に関しては、その導出口8の延長線L1が車両1の幅方向外側に向かうように、且つ、導出口8の延長上(図4の二点鎖線L2間)にタイヤハウス4内のタイヤ15が重ならないように、開口方向が指向している。このため、空気通路6内から導出口8を介して導出された空気は、タイヤハウス4内のタイヤ15に当たりにくくなる。従って、上記導出された空気がタイヤ15に当たることにより、その空気の流れに乱れが生じることを抑制できる。
(7)ビード部11の上面11b及び下面11cは、空気通路6を通過する空気を整流する整流面として機能する。このため、空気通路6を通過する空気を上面11b及び下面11cで整流することにより、上記空気通路6内の空気の流れ利用して車両1にダウンフォースを作用させたり、同空気通路6内での空気の乱流の発生を抑制したりすることができる。
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・ビード部11の上面11b及び下面11cについては、必ずしも整流面として機能するものである必要はない。
・タイヤハウス4内で開口する導出口8の開口方向については、必ずしも上述したように指向させる必要はなく、導出口8の開口方向を適宜変更することも可能である。
・インナパネル9におけるビード部11の先端面11aはアウタパネル10と接触していてもよい。
・インナパネル9は、ビード部11を介して外壁2に向う外力を受けたときだけ変形して外壁2に接触するものに限らず、上記外力に関係なく常に外壁2に対し接触するものであってもよい。
・上面11bは、車両1の前後方向についてのみ水平面に対し傾斜するものであったり、車両1の幅方向についてのみ水平面に対し傾斜するものであったりしてもよい。
・上面11dについては、必ずしも水平面に対し傾斜させる必要はない。
・インナパネル9にビード部11を設ける代わりに、アウタパネル10にインナパネル9に向って突出するビード部を設けるようにしてもよい。また、インナパネル9からアウタパネル10に向けて突出するビード部を設けるとともに、アウタパネル10からインナパネル9に向けて突出するビード部を設けるようにしてもよい。なお、上記実施形態のように、インナパネル9のみにビード部11を設けるようにすれば、そのビード部11を設けるための屈曲部分が車両1の外側からは見えなくなって見栄えがよくなる。
・ビード部11については、アウタパネル10に向って突出するとともに車両1の前後方向に延びた状態となっていればよく、必ずしもインナパネル9を上下方向において屈曲することによって設けられている必要はない。なお、アウタパネル10にビード部を設ける場合も同様である。
・エンジンルームが車両1の後部にある場合、そのエンジンルーム内で導出口8が開口するようにしてもよい。
・車両1の外壁2に取り付けられる空力部品として、外壁2における後側のタイヤハウス4の前側の部分に取り付けられるロッカーモール3を例示したが、本発明はこれに限定されない。外壁2の他の部分に取り付けられる空力部品に本発明を適用してもよい。例えば、外壁2における車両1の前側のタイヤハウスよりも前側の部分に取り付けられる空力部品、例えばフロントバンパーに本発明を適用してもよい。更に、車両1のタイヤハウスの位置と関係なく、車両1における他の外壁に取り付ける空力部品に本発明を適用することも可能である。
1…車両、2…外壁、3…ロッカーモール、4…タイヤハウス、5…本体、6…空気通路、7…導入口、8…導出口、9…インナパネル、9a…傾斜面、10…アウタパネル、11…ビード部、11a…先端面、11b…上面、11c…下面、11d…上面、12…クリップ、13…クリップ、14…排水部、15…タイヤ。

Claims (6)

  1. 車両の外壁に取り付けられる本体内の空気通路に空気を導入する導入口と、その導入口よりも車両の後方側に位置して前記空気通路内の空気を導出する導出口とを備えており、前記導入口、前記空気通路、及び前記導出口に空気を流すことによって、車両の外壁付近の空気の流れを制御する空力部品において、
    前記本体は、車両の外壁に接触することが可能なインナパネルと、そのインナパネルよりも前記外壁から離れた位置にあって同インナパネルとの間に前記空気通路を形成しているアウタパネルと、を備えており、
    前記インナパネルと前記アウタパネルとのうちの一方には他方に向けて突出するとともに車両の前後方向に延びた状態となるビード部が設けられており、前記ビード部の上面は水平面に対し傾斜していることを特徴とする空力部品。
  2. 前記インナパネルの下端部は、前記アウタパネルにおける車両の外壁側の部分に固定されており、
    前記インナパネルの下端部には、前記空気通路に面する上面であって車両の前後方向において水平面に対し傾斜する傾斜面が形成されており、
    前記アウタパネルの下端部には、前記インナパネルの下端部よりも下側に位置して前記本体の外部と繋がる排水部が設けられている請求項1に記載の空力部品。
  3. 前記ビード部は、前記インナパネルを上下方向において屈曲するように設けられている請求項1又は2に記載の空力部品。
  4. 前記本体は車両の外壁における同車両のタイヤハウスの前に位置する部分に取り付けられるものであり、前記導出口は前記タイヤハウス内で開口するものである請求項1〜3のいずれか一項に記載の空力部品。
  5. 前記導出口に関しては、その導出口の延長線が車両の幅方向外側に向かうように、且つ、同導出口の延長上に前記タイヤハウス内のタイヤが重ならないように、開口方向が指向している請求項4に記載の空力部品。
  6. 前記ビード部は、前記空気通路に面して同空気通路を通過する空気の整流を行う整流面を備えている請求項1〜5のいずれか一項に記載の空力部品。
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