JP2017203517A - 変速機の潤滑構造 - Google Patents
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Abstract
Description
また、キャッチタンクに貯留されたオイルは、ギヤを有するシャフトを支持する軸受部等に供給されることで、軸受部の潤滑に利用されている。
図1〜図4は、本発明に一実施の形態に係る変速機の潤滑構造を示す図である。
図1において、車両に搭載される変速機1は、車両の走行状態に応じて図示しないエンジン10の回転速度および回転トルクを変換し、図示しない駆動輪に伝達する。図1〜図4において、上下左右方向は、車両に搭乗する運転者から見た方向を示している。
ディファレンシャル装置40は、デフケース41を備えており、ファイナルドライブギヤは、デフケース41の外周部に設けられたリングギヤ42に噛み合っている。
オイル捕捉部45は、車両の前進時にリングギヤ42が反時計回転方向に回転することでリングギヤ42によって掻き上げられたオイルを補足する。
リブ49の一方の側面49a、ボス部11、12の一方の側面15、リブ52の上面52aおよびリブ53の下面53aによって囲まれる空間には第1の連通孔43Aに連通する第1のオイル溜まり54が形成されている。
エンジン10の低回転時にはリングギヤ42の回転数が低い。これにより、リングギヤ42によって掻き上げられる単位時間当たりのオイル量は、少ない。また、リングギヤ42の回転による慣性力も小さいので、オイルは、リングギヤ42によって遠くまで飛散しない。
Claims (4)
- 底部にオイルが貯留される変速機ケースと、
前記変速機ケースに収容され、少なくとも下部が前記オイルに浸かる第1のギヤと、
前記変速機ケースに収容され、前記第1のギヤとの間で動力が伝達可能な第2のギヤを有する軸部材と、
前記軸部材を前記変速機ケースに回転自在に支持する軸受部と、
前記第1のギヤの回転によって掻き上げられたオイルを捕捉するオイル捕捉部と、
前記軸受部に、前記軸受部の円周方向において前記第1のギヤ側に位置する第1の連通孔および前記第1の連通孔に対して前記第1のギヤから離れる方向に位置する第2の連通孔が形成され、
前記オイル捕捉部に捕捉されたオイルを前記第1の連通孔および前記第2の連通孔を通して前記軸受部に供給する変速機の潤滑構造であって、
前記オイル捕捉部は、前記第1のギヤの回転によって掻き上げられたオイルを捕捉して前記第1の連通孔に誘導する第1のオイル誘導部と、前記第1のギヤの回転によって掻き上げられたオイルを捕捉して前記第2の連通孔に誘導する第2のオイル誘導部とを含んで構成されることを特徴とする変速機の潤滑構造。 - 前記変速機ケースは、
変速用のシフトフォークを軸線方向に移動自在に支持するシフトシャフトと、
前記変速機ケースの側壁に形成されて前記シフトシャフトが嵌合されるボス部とを有し、
前記軸受部の円周方向における前記第1の連通孔と前記第2の連通孔との間には、前記軸受部と前記ボス部とを接続するリブが前記変速機ケースの側壁に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の変速機の潤滑構造。 - 前記第1のオイル誘導部および前記第2のオイル誘導部が、前記ボス部と一体に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の変速機の潤滑構造。
- 前記軸部材を第1の軸部材とし、前記軸受部を第1の軸受部とした場合に、前記変速機ケースには前記第2のギヤから入力された動力を前記第1のギヤに伝達する第3のギヤを有する第2の軸部材と、前記第2の軸受部材を回転自在に支持する第2の軸受部が設けられており、
前記第2の軸部材は、前記第1の軸部材に対して前記第1のギヤ側に設置されており、
前記リブを第1のリブとした場合に、前記第1のオイル誘導部は、前記第2の軸受部の上方において前記第2の軸受部の円周方向に沿って前記第1のギヤ側から前記第1の連通孔に向かって延びる第2のリブと、前記第1の軸受部および前記第2の軸受部の上方において前記第1のギヤ側から前記第2のギヤ側に向かって延びる第3のリブとを備え、
前記第1のリブの一方の側面、前記ボス部の一方の側面、前記第2のリブの上面および前記第3のリブの下面によって前記第1の連通孔に連通する第1のオイル溜まりが形成されており、
前記第2のオイル誘導部は、前記第1のリブと、前記ボス部と、前記第1のギヤから離れるように前記第1の軸受部から上方に延びる第3のリブを備え、
前記第4のリブの上面、前記リブの他方の側面および前記ボス部の他方の側面によって前記第2の連通孔に連通する第2のオイル溜まりが形成されており、
前記第2のオイル溜まりには、第3のリブの上面と前記第3のリブの上方に位置する前記変速機ケースの天井面との間の空間を通して前記第1のギヤに掻き上げられたオイルが誘導されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の変速機の潤滑構造。
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JP2016096033A JP6593249B2 (ja) | 2016-05-12 | 2016-05-12 | 変速機の潤滑構造 |
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JP2017203517A5 JP2017203517A5 (ja) | 2019-02-14 |
JP6593249B2 JP6593249B2 (ja) | 2019-10-23 |
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JP2016096033A Active JP6593249B2 (ja) | 2016-05-12 | 2016-05-12 | 変速機の潤滑構造 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020133882A (ja) * | 2019-02-26 | 2020-08-31 | スズキ株式会社 | 車両用駆動装置 |
JP2020133880A (ja) * | 2019-02-26 | 2020-08-31 | スズキ株式会社 | 車両用駆動装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0628412U (ja) * | 1992-09-07 | 1994-04-15 | ダイハツ工業株式会社 | リバースアイドラ軸の潤滑構造 |
JPH09216524A (ja) * | 1996-02-13 | 1997-08-19 | Suzuki Motor Corp | トランスファの潤滑装置 |
JP2015086935A (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | スズキ株式会社 | 動力伝達装置のブリーザ構造 |
-
2016
- 2016-05-12 JP JP2016096033A patent/JP6593249B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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JP6593249B2 (ja) | 2019-10-23 |
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