JP2017195392A - 積層セラミックキャパシタ - Google Patents

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Abstract

【課題】実装工程におけるツームストーン現象の発生を抑制して信頼性の高い積層セラミックキャパシタを提供する。【解決手段】積層セラミックキャパシタ100は、対向する厚さ方向の第1及び第2主面、長さ方向の第1及び第2端面及び幅方向の第1及び第2側面を有する本体と、第1主面の幅方向における一部分、第2側面の厚さ方向全体及び第2主面の幅方向における一部分にわたって形成された第1外部電極131及び第1主面の幅方向における一部分以外の他部分、第1側面の厚さ方向全体及び第2主面の幅方向における一部分以外の他部分にわたって形成された第2外部電極132と、を含む。本体の長さをW、幅をL、厚さをh、第1または第2外部電極の長さをBと規定するとき、本体の長さと幅の比率W/Lは、1.4≦W/L≦2.1、厚さ及び幅と第1または第2外部電極の関係B×h/Lは、0.84≦B×h/L≦1.27の範囲を満たす。【選択図】図1

Description

本発明は積層セラミックキャパシタに関する。
積層チップ電子部品の1つである積層セラミックキャパシタ(MLCC:multi−layered ceramic capacitor)は小型、且つ高容量が保障されて実装が容易であるという長所により、多様な電子装置に用いることができる。
例えば、上記積層セラミックキャパシタは、液晶表示装置(LCD:liquid crystal display)及びプラズマ表示装置パネル(PDP:plasma display panel)などの映像機器、コンピューター、個人携帯用端末機(PDA:personal digital assistants)及び携帯電話など多くの電子製品の印刷回路基板に装着されて、電気を充電または放電させる役割をするチップ形態のコンデンサーである。
該積層セラミックキャパシタは、SMDの小型化により、印刷回路基板などに実装する際にツームストーン現象(tombstone)、別名マンハッタン現象と呼ばれるチップ立ち現象が発生し、実装不良が増加している。
下記特許文献1は、マンハッタン現象を避けるための積層セラミックキャパシタを開示しているが、セラミック本体及び外部電極の寸法を限定する内容は開示していない。
特開2003−264117号公報
当技術分野では、実装工程におけるツームストーン現象の発生を抑制して信頼性の高い積層セラミックキャパシタを提供するための新たな方案が要求されてきた。
本発明の一側面は、複数の誘電体層を含み、対向する厚さ方向の第1及び第2主面、長さ方向の第1及び第2端面、及び幅方向の第1及び第2側面を有するセラミック本体と、上記セラミック本体内で上記誘電体層を介して上記第1及び第2側面を通じて交互に露出するように配置された複数の第1及び第2内部電極と、上記セラミック本体の幅−厚さ断面に形成され、上記第1及び第2内部電極と電気的に連結された第1及び第2外部電極と、を含み、上記セラミック本体の長さをW、上記セラミック本体の幅をL、上記セラミック本体の厚さをh、上記第1または第2外部電極の長さをBと規定するとき、上記セラミック本体の長さと幅の比率W/Lは、1.4≦W/L≦2.1の範囲を満たし、上記セラミック本体の厚さ及び幅と上記第1または第2外部電極の関係B×h/Lは、B×h/L≦1.27の範囲を満たす積層セラミックキャパシタを提供する。
また、本発明は、複数の誘電体層を含み、対向する厚さ方向の第1及び第2主面、長さ方向の第1及び第2端面、及び幅方向の第1及び第2側面を有するセラミック本体と、
前記セラミック本体内で前記誘電体層を介して前記第1及び第2側面を通じて交互に露出するように配置された複数の第1及び第2内部電極と、
前記セラミック本体の前記第1主面の幅方向における一部分、前記第2側面の厚さ方向全体、及び、前記第2主面の幅方向における一部分にわたって形成され、前記第1内部電極と電気的に連結された第1外部電極、及び、前記セラミック本体の前記第1主面の幅方向における前記一部分以外の他部分、前記第1側面の厚さ方向全体、及び、前記第2主面の幅方向における前記一部分以外の他部分にわたって形成され、前記第2内部電極と電気的に連結された第2外部電極と、を含み、
前記セラミック本体の長さをW(mm)、前記セラミック本体の幅をL(mm)、前記セラミック本体の厚さをh(mm)、前記第1または第2外部電極の長さをB(mm)と規定するとき、
前記セラミック本体の長さと幅の比率W/Lは、1.4≦W/L≦2.1の範囲を満たし、前記セラミック本体の厚さ及び幅と前記第1または第2外部電極の関係B×h/Lは、0.84≦B×h/L≦1.27の範囲を満たし、
前記第1及び第2外部電極の長さは前記セラミック本体の長さより短く形成され、
前記セラミック本体の長さ方向の前記第1及び第2端面、前記第1及び第2端面と前記第1主面との連結部、前記第1及び第2端面と前記第2主面との連結部、前記第1及び第2端面と前記第1側面との連結部、及び、前記第1及び第2端面と前記第2側面との連結部は、前記第1及び第2外部電極によりカバーされない、積層セラミックキャパシタを提供する。
本発明の一実施形態における上記第1及び第2外部電極の長さは、上記セラミック本体の長さより短く形成されてもよい。
本発明の一実施形態における上記セラミック本体は、上記第1及び第2内部電極が配置されたアクティブ層の上部及び下部に上部及び下部カバー層をさらに形成してもよい。
このとき、上記下部カバー層は上記上部カバー層より厚くてもよい。
本発明の一実施形態によると、セラミック本体及び外部電極の寸法を限定して、実装工程におけるツームストーン現象の発生を抑制することで、実装不良率を下げる効果がある。
このような効果は、実装工程の製造収率を改善して製品の信頼性を向上させることができる。
本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタを概略的に示した斜視図である。 図1のA−A’線における断面図である。 本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタでのセラミック本体及び外部電極の寸法による実装不良率を示したグラフである。 本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタが基板に実装された様子を概略的に示した断面図である。 本発明の他の実施形態による積層セラミックキャパシタを概略的に示した断面図である。
以下では、添付の図面を参照し、本発明の好ましい実施形態について説明する。しかし、本発明の実施形態は様々な他の形態に変形されることができ、本発明の範囲は以下で説明する実施形態に限定されない。また、本発明の実施形態は、当該技術分野で平均的な知識を有する者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。図面における要素の形状及び大きさなどはより明確な説明のために誇張されることがある。
積層セラミックキャパシタ
図1は本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタを概略的に示した斜視図であり、図2は図1のA−A’線における断面図である。
図1及び図2を参照すると、本実施形態による積層セラミックキャパシタ100は、複数の誘電体層111が厚さ方向に積層されたセラミック本体110と、複数の第1及び第2内部電極121、122と、第1及び第2内部電極121、122とそれぞれ電気的に連結された第1及び第2外部電極131、132と、を含む。
セラミック本体110は、複数の誘電体層111を積層した後焼成したものであり、隣接するそれぞれの誘電体層111同士は境界が確認できないほどに一体化されていてもよい。
また、セラミック本体110は六面体状であってもよい。本発明の実施形態を明確に説明するために六面体の方向を定義すると、図1に示されたW、L及びhは、それぞれ長さ方向、幅方向及び厚さ方向を示す。
本実施形態では、セラミック本体110の誘電体層111の対向する厚さ方向の端面を第1及び第2主面、上記第1及び第2主面を連結し、対向する長さ方向の端面を第1及び第2端面、対向する幅方向の端面を第1及び第2側面と定義する。
誘電体層111は高い誘電率のセラミック材料を含むことができ、例えば、チタン酸バリウム(BaTiO)系セラミック粉末などを含んでもよく、十分な静電容量が得られるものであればよい。
また、誘電体層111には、上記セラミック粉末と共に、必要に応じて、遷移金属酸化物または炭化物、希土類元素、マグネシウム(Mg)またはアルミニウム(Al)などのような多様な種類のセラミック添加剤、有機溶剤、可塑剤、結合剤及び分散剤などがさらに添加されてもよい。
第1及び第2内部電極121、122は異なる極性を有する電極であって、誘電体層111を形成するセラミックシート上の少なくとも一面に形成されて積層され、セラミック本体100内でそれぞれの誘電体層111を介して上記第1及び第2側面を通じて交互に露出するように配置されてもよい。
このとき、第1及び第2内部電極121、122は中間に配置された誘電体層111により互いに電気的に絶縁され、積層セラミックキャパシタ100の静電容量は誘電体層111の積層方向に沿って重畳する第1及び第2内部電極121、122の面積に比例する。
また、第1及び第2内部電極121、122は導電性金属で形成され、例えば、銀(Ag)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、ニッケル(Ni)及び銅(Cu)のうち一つまたはこれらの合金などからなるものを用いてもよく、本発明はこれに限定されない。
第1及び第2外部電極131、132は、第1及び第2内部電極121、122の露出した部分をそれぞれ覆って電気的に連結されるようにセラミック本体110の上記第1及び第2側面に形成される。
該第1及び第2外部電極131、132はセラミック本体110の幅−厚さ断面において、セラミック本体110の上記第1及び第2側面から上記第1及び第2主面まで延長形成されてもよい。
また、第1及び第2外部電極131、132は導電性金属で形成され、例えば、銀(Ag)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、ニッケル(Ni)及び銅(Cu)のうち一つまたはこれらの合金などからなるものを用いてもよく、本発明はこれに限定されない。
さらに、第1及び第2外部電極131、132は、その長さBがセラミック本体110の長さWより短く形成されてもよい。
このとき、セラミック本体100の長さをW、セラミック本体100の幅をL、セラミック本体100の厚さをh、第1または第2外部電極131、132の長さをBと規定すると、セラミック本体100の長さと幅の比率W/Lは、1.4≦W/L≦2.1の範囲を満たし、セラミック本体100の厚さ及び幅と第1または第2外部電極131、132の関係B×h/Lは、B×h/L≦1.27の範囲を満たすことができる。
一方、第1及び第2外部電極131、132には、必要に応じて、その表面に第1及び第2めっき層(不図示)をさらに形成してもよい。
上記第1及び第2めっき層は、第1及び第2外部電極131、132上に形成されたニッケル(Ni)めっき層と、上記ニッケルめっき層上に形成されたすず(Sn)めっき層と、を含んでもよい。
このような第1及び第2めっき層は、積層セラミックキャパシタ100を印刷回路基板などに半田付けで実装する時に、互いの接着強度を上げるためのものであり、めっき処理は公知方法により行われてもよく、環境的な面を考慮して鉛−フリーめっきを施すことが好ましいが、本発明はこれに限定されない。
以下、本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタの製造方法について説明する。
先ず、複数のセラミックシート(sheet)を用意する。上記セラミックシートはセラミック本体110の誘電体層111を形成するためのもので、セラミック粉末、ポリマー及び溶剤などを混合してスラリーを製造し、上記スラリーをドクターブレードなどの工法でキャリアフィルム上に塗布及び乾燥して、数μm厚さのシート状に製作する。
次に、上記それぞれのセラミックシートの少なくとも一面に導電性ペーストを所定の厚さに印刷して第1及び第2内部電極121、122を形成する。
このとき、第1及び第2内部電極121、122はセラミックシートの幅方向の両側面を通じてそれぞれ露出するように形成する。
上記導電性ペーストは、例えば、銀(Ag)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、ニッケル(Ni)及び銅(Cu)のうち一つまたはこれらの合金などからなるものを用いてもよく、本発明はこれに限定されない。
上記導電性ペーストの印刷方法としては、スクリーン印刷法またはグラビア印刷法などを用いてもよく、本発明はこれに限定されない。
次に、第1及び第2内部電極121、122が形成された複数のセラミックシートを、上記セラミックシートを介して第1及び第2内部電極121、122が対向配置されるように厚さ方向に積層して加圧し、積層体を用意する。
次に、上記積層体を1個のキャパシタに対応する領域ごとに切断してチップ化し、高温で焼成して対向する厚さ方向の第1及び第2主面、長さ方向の第1及び第2端面、及び第1及び第2内部電極121、122が交互に露出した幅方向の第1及び第2側面を有するセラミック本体110を用意する。
次に、セラミック本体110の幅−厚さ断面に、導電性ペーストを所定の厚さに印刷したりディッピングしたりして、第1及び第2内部電極121、122の露出した部分と電気的に連結されるように第1及び第2外部電極131、132を形成する。
第1及び第2外部電極131、132は、上記第1及び第2側面から上記第1及び第2主面まで延長して形成してもよい。
上記導電性ペーストは、例えば、銀(Ag)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、ニッケル(Ni)及び銅(Cu)の一つまたはこれらの合金などからなるものを用いてもよく、本発明はこれに限定されない。
また、第1または第2外部電極131、132の長さBは、必要に応じて、セラミック本体110の長さWより短く形成してもよい。従って、積層セラミックキャパシタ110の両端面には電極が形成されないため、実装する際、チップ間のピッチ(pitch)を狭めることができ、高密度の実装が可能である。
このとき、セラミック本体100の長さをW、セラミック本体100の幅をL、セラミック本体100の厚さをh、第1または第2外部電極131、132の長さをBと規定すると、セラミック本体100の長さと幅の比率W/Lは、1.4≦W/L≦2.1の範囲を満たし、セラミック本体100の厚さ及び幅と第1または第2外部電極131、132の関係B×h/Lは、B×h/L≦1.27の範囲を満たすことができる。
一方、第1及び第2外部電極131、132を形成した後に、第1及び第2外部電極131、132の表面を電気めっきなどの方法でめっき処理することで、第1及び第2めっき層を形成してもよい。
上記めっきには、例えば、ニッケルまたはすず、ニッケル−すず−合金などの物質を使用してもよいが、本発明はこれに限定されない。
また、上記第1及び第2めっき層は、必要に応じて、ニッケルめっき層とすずめっき層を第1及び第2外部電極131、132の表面に順に積層して、2重層構造に構成してもよい。
図4は本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタの実装基板を概略的に示した断面図である。
図4を参照すると、本実施形態による積層セラミックキャパシタ100の実装基板は、積層セラミックキャパシタ100が実装される印刷回路基板210と、印刷回路基板210の上面に相互離隔されて形成された第1及び第2電極パッド220と、を含む。
ここで、積層セラミックキャパシタ100は、第1及び第2外部電極131、132が第1及び第2電極パッド220上に接触するように位置した状態で、半田230により印刷回路基板210と電気的に連結されてもよい。
下表1は、本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタでのセラミック本体110及び外部電極131、132の寸法による実装不良率を示したものであり、図3は本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタでのセラミック本体110及び外部電極131、132の寸法による実装不良率を示したグラフである。
Figure 2017195392
図3及び上記表1を参照すると、本実施形態において、セラミック本体100の長さをW、セラミック本体100の幅をL、セラミック本体100の厚さをh、第1または第2外部電極131、132の長さをBと規定するとき、セラミック本体100の長さと幅の比率W/Lは、1.4≦W/L≦2.1の範囲を満たし、セラミック本体100の厚さ及び幅と第1または第2外部電極131、132の関係B×h/Lは、B×h/L≦1.27の範囲を満たすと、実装工程におけるツームストーン現象の発生を防止し、実装不良が発生しないため、製品の信頼性を向上させることができる。このような効果は、実装工程の製造収率を改善して製品の信頼性を向上させる。
また、セラミック本体110の幅が長さより小さいため、積層セラミックキャパシタ100のESLをさらに低減させることができ、製品の高周波特性を向上させることができる。
さらに、セラミック本体110の長さが高さより大きいため、積層セラミックキャパシタ100の静電容量をさらに大きく設計することができ、それによって、回路上の部品の個数及び費用が低減できる効果がある。
変形例
図5は本発明の他の実施形態による積層セラミックキャパシタを概略的に示した断面図である。
ここで、第1及び第2内部電極121、122及び第1及び第2外部電極131、132が形成された構造は、上述した一実施形態と類似し、重複説明を避けるため、それに対する具体的な説明は省略する。
積層セラミックキャパシタ100の幅方向及び厚さ方向の断面において、内部電極が配置されて容量が形成された部分をアクティブ層、上記アクティブ層を除いた部分をマージン部と定義することができる。
上記上部マージン部及び下部マージン部を、特に、上部カバー層112及び下部カバー層113と定義することができる。
上部カバー層112及び下部カバー層113は、第1または第2内部電極121、122の間に形成された誘電体層111と同様に、セラミックシートが焼結されて形成されてもよい。
また、上部カバー層112及び下部カバー層113を含む複数の誘電体層は、焼結された状態であって、隣接する誘電体層同士の境界は走査電子顕微鏡(SEM、Scanning Electron Microscope)を用いずには確認できない程に一体化されていてもよい。
図5を参照すると、本実施形態における下部カバー層113は、上部カバー層112より厚くてもよい。
即ち、下部カバー層113は、上部カバー層112よりセラミックシートの積層数を増加させることで、上部カバー層112より厚くしてもよい。
このように下部カバー層113が上部カバー層112より厚いと、アコースティックノイズの減少効果を向上させることができる。
一方、本実施形態における第1及び第2外部電極は、相互離隔された一対の端子からなってもよい。しかし、本発明はこれに限定されず、必要に応じて、相互離隔された第1または第2外部電極の個数はそれぞれ3個以上であってもよい。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されず、請求の範囲に記載された本発明の技術的思想から外れない範囲内で多様な修正及び変形が可能であるということは、当技術分野の通常の知識を有する者には明らかである。
100 積層セラミックキャパシタ
110 セラミック本体
111 誘電体層
112 上部カバー層
113 下部カバー層
121、122 第1及び第2内部電極
131、132 第1及び第2外部電極
210 印刷回路基板
220 第1及び第2電極パッド
230 半田

Claims (3)

  1. 複数の誘電体層を含み、対向する厚さ方向の第1及び第2主面、長さ方向の第1及び第2端面、及び幅方向の第1及び第2側面を有するセラミック本体と、
    前記セラミック本体内で前記誘電体層を介して前記第1及び第2側面を通じて交互に露出するように配置された複数の第1及び第2内部電極と、
    前記セラミック本体の前記第1主面の幅方向における一部分、前記第2側面の厚さ方向全体、及び、前記第2主面の幅方向における一部分にわたって形成され、前記第1内部電極と電気的に連結された第1外部電極、及び、前記セラミック本体の前記第1主面の幅方向における前記一部分以外の他部分、前記第1側面の厚さ方向全体、及び、前記第2主面の幅方向における前記一部分以外の他部分にわたって形成され、前記第2内部電極と電気的に連結された第2外部電極と、を含み、
    前記セラミック本体の長さをW(mm)、前記セラミック本体の幅をL(mm)、前記セラミック本体の厚さをh(mm)、前記第1または第2外部電極の長さをB(mm)と規定するとき、
    前記セラミック本体の長さと幅の比率W/Lは、1.4≦W/L≦2.1の範囲を満たし、前記セラミック本体の厚さ及び幅と前記第1または第2外部電極の関係B×h/Lは、0.84≦B×h/L≦1.27の範囲を満たし、
    前記第1及び第2外部電極の長さは前記セラミック本体の長さより短く形成され、
    前記セラミック本体の長さ方向の前記第1及び第2端面、前記第1及び第2端面と前記第1主面との連結部、前記第1及び第2端面と前記第2主面との連結部、前記第1及び第2端面と前記第1側面との連結部、及び、前記第1及び第2端面と前記第2側面との連結部は、前記第1及び第2外部電極によりカバーされない、積層セラミックキャパシタ。
  2. 前記セラミック本体は前記第1及び第2内部電極が配置されたアクティブ層の上部及び下部にそれぞれ形成された上部及び下部カバー層をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の積層セラミックキャパシタ。
  3. 前記下部カバー層は前記上部カバー層より厚いことを特徴とする、請求項2に記載の積層セラミックキャパシタ。
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