JP2017178069A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】対発熱性の悪化を抑制しつつ、更生展開幅を確保することのできる空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】タイヤ幅方向外方に突出してバットレス部6に設けられる凸部30と、凸部30におけるタイヤ幅方向外方側の端部である頂部31からタイヤ径方向内方側の位置で凸部30の表面を構成し、タイヤ子午断面視において直線状に形成される直線部32と、を備え、頂部31は、トレッド2を更生する際におけるトレッド2を取り除く境界が位置するタイヤ径方向における範囲である更生展開幅位置15内に位置し、直線部32は、直線部32におけるタイヤ幅方向内方側の位置でのタイヤ回転軸に平行な水平ラインHに対する角度が45°以上90°以下である。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
従来の空気入りタイヤの中には、トレッドに形成される溝の溝深さが所定の深さより浅くなることによってトレッドが使用寿命に達した際に、トレッドゴムを貼り替えて再利用することができる、いわゆる更生用タイヤがある。例えば、特許文献1に記載された更生用空気入りタイヤでは、バットレス部の表面におけるバフ想定点に、半円状突起を設けることにより、寿命となったトレッドを取り除くバフかけ作業を適切に行うことを可能とし、トレッド貼付面の精度を向上させることを可能としている。
特開2004−98953号公報
ここで、従来の更生用の空気入りタイヤでは、貼り替え用のトレッドであるプレキュアトレッドとして幅広プレキュアトレッドを使用し、幅広プレキュアトレッドを貼り付けるための展開幅を確保するため、トレッド端からバットレス部にかけて、タイヤ幅方向外方側に突出する方向に湾曲しているものが多くなっている。しかし、トレッド端からバットレス部にかけてタイヤ幅方向外方側に突出する方向に湾曲させると、バットレス形状がタイヤ幅方向外方側に突出しない形状と比較して、バットレス部付近を構成するゴムの体積が大きくなる。この場合、対発熱性が悪化する。一方、トレッド端からバットレス部にかけてタイヤ幅方向外方側に突出する方向に湾曲させない場合には、幅広プレキュアトレッドを貼り付けて更生するための展開幅を確保するのが困難になる。これらのように、対発熱性の悪化を抑えつつ、プレキュアトレッドを貼り付けるための更生展開幅を確保するのは、大変困難なものとなっていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、対発熱性の悪化を抑制しつつ、更生展開幅を確保することのできる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る空気入りタイヤは、タイヤ幅方向外方に突出してバットレス部に設けられる凸部と、前記凸部におけるタイヤ幅方向外方側の端部である頂部からタイヤ径方向内方側の位置で前記凸部の表面を構成し、タイヤ子午断面視において直線状に形成される直線部と、を備え、前記頂部は、トレッドを更生する際における前記トレッドを取り除く境界が位置するタイヤ径方向における範囲である更生展開幅位置内に位置し、前記直線部は、前記直線部におけるタイヤ幅方向内方側の位置でのタイヤ回転軸に平行な仮想線に対する角度が45°以上90°以下であることを特徴とする。
上記空気入りタイヤにおいて、前記凸部は、前記頂部からタイヤ径方向外方側の位置で前記凸部の表面を構成する湾曲部が、タイヤ子午断面視において断面方向内側に凸となって湾曲することが好ましい。
上記空気入りタイヤにおいて、前記湾曲部は、前記頂部が位置する側の端部の反対側の端部が、トレッド踏面のタイヤ幅方向における端部よりもタイヤ径方向内方に位置することが好ましい。
上記空気入りタイヤにおいて、カーカスにおいて最もタイヤ幅方向外方側に位置する部分であるカーカス外端部と前記頂部とのタイヤ幅方向における距離Lは0mm≦L≦30mmの範囲内となっており、前記直線部におけるタイヤ径方向内方側の端部と前記カーカス外端部とのタイヤ幅方向における距離L’は0mm≦L’≦30mmの範囲内となっていることが好ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、対発熱性の悪化を抑制しつつ、更生展開幅を確保することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る空気入りタイヤの要部を示す子午断面図である。 図2は、図1のA部詳細図である。 図3は、図2のB部詳細図である。 図4は、凸部の配置形態についての説明図である。 図5は、ショルダー形状をセミラウンド形状にすることによって更生展開幅を確保する形態についての説明図である。 図6Aは、空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。 図6Bは、空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。 図6Cは、空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。
以下に、本発明に係る空気入りタイヤの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能、且つ、容易に想到できるもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
以下の説明において、タイヤ幅方向とは、空気入りタイヤの回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内方とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面に向かう方向、タイヤ幅方向外方とは、タイヤ幅方向においてタイヤ赤道面に向かう方向の反対方向をいう。また、タイヤ径方向とは、タイヤ回転軸と直交する方向をいい、タイヤ径方向内方とはタイヤ径方向においてタイヤ回転軸に向かう方向、タイヤ径方向外方とは、タイヤ径方向においてタイヤ回転軸から離れる方向をいう。また、タイヤ周方向とは、タイヤ回転軸を中心として回転する方向をいう。
図1は、実施形態に係る空気入りタイヤ1の要部を示す子午断面図である。図1に示す空気入りタイヤ1は、子午断面図で見た場合、タイヤ径方向の最も外方側となる部分にトレッド2が配設されており、トレッド2の表面、即ち、当該空気入りタイヤ1を装着する車両(図示省略)の走行時に路面と接触する部分は、トレッド踏面3として形成されている。トレッド踏面3には、タイヤ周方向に延びる周方向主溝21が複数形成されており、周方向主溝21に交差するラグ溝(図示省略)が複数形成されている。トレッド踏面3には、これらの複数の周方向主溝21やラグ溝によって複数の陸部20が画成されている。
なお、周方向主溝21の本数やタイヤ周方向におけるラグ溝の間隔、ラグ溝の長さや角度、各溝の溝幅や溝深さ等は、適宜設定されるのが好ましい。即ち、トレッド踏面3に形成される、いわゆるトレッドパターンは、適宜設定されるのが好ましい。また、本実施形態に係る空気入りタイヤ1は、トレッド踏面3が摩耗して周方向主溝21等の溝の溝深さが所定の深さより浅くなることにより、トレッド2が使用寿命に達した際には、トレッド2を構成するトレッドゴムを貼り替えて再利用することができる、いわゆる更生用タイヤになっている。
タイヤ幅方向におけるトレッド2の両端は、ショルダー部5として形成されており、ショルダー部5から、タイヤ径方向内方側の所定の位置までは、サイドウォール部7が配設されている。つまり、サイドウォール部7は、タイヤ幅方向における空気入りタイヤ1の両側2箇所に配設されている。
さらに、それぞれのサイドウォール部7のタイヤ径方向内方側には、ビード部25が位置しており、ビード部25は、サイドウォール部7と同様に、タイヤ赤道面CLの両側2箇所に配設されている。即ち、ビード部25は、タイヤ幅方向におけるタイヤ赤道面CLの両側に一対が配設されている。一対のビード部25のそれぞれにはビードコア26が設けられており、それぞれのビードコア26のタイヤ径方向外方にはビードフィラー27が設けられている。ビードコア26は、スチールワイヤであるビードワイヤをリング状に巻くことにより形成されている。ビードフィラー27は、後述するカーカス10のタイヤ幅方向端部がビードコア26の位置でタイヤ幅方向外方側に折り返されることにより形成された空間に配置されるゴム材である。
ビード部25は、15°テーパーの規定リムに装着することができるように構成されている。ここでいう規定リムとは、JATMAに規定される「適用リム」、TRAに規定される「Design Rim」、或いはETRTOに規定される「Measuring Rim」をいう。即ち、本実施形態に係る空気入りタイヤ1は、ビード部25と嵌合する部分が回転軸に対して15°の傾斜角で傾斜する規定リムに装着することが可能になっている。
トレッド2のタイヤ径方向内方には、ベルト層8が設けられている。ベルト層8は、例えば、4層のベルト81,82,83,84を積層した多層構造をなし、スチール、またはポリエステルやレーヨンやナイロン等の有機繊維材から成る複数のベルトコードをコートゴムで被覆して圧延加工して構成される。また、ベルト81,82,83,84は、タイヤ周方向に対するベルトコードの繊維方向の傾斜角として定義されるベルトコードが互いに異なっており、ベルトコードの繊維方向を相互に交差させて積層される、いわゆるクロスプライ構造として構成される。
このベルト層8のタイヤ径方向内方、及びサイドウォール部7のタイヤ赤道面CL側には、ラジアルプライのコードを内包するカーカス10が連続して設けられている。このカーカス10は、1枚のカーカスプライから成る単層構造、或いは複数のカーカスプライを積層して成る多層構造を有し、タイヤ幅方向の両側に配設されるビードコア26間にトロイダル状に架け渡されてタイヤの骨格を構成する。詳しくは、カーカス10は、タイヤ幅方向における両側に位置する一対のビード部25のうち、一方のビード部25から他方のビード部25にかけて配設されており、ビードコア26及びビードフィラー27を包み込むようにビード部25でビードコア26に沿ってタイヤ幅方向外方に巻き返されている。また、カーカス10のカーカスプライは、スチール、或いはアラミド、ナイロン、ポリエステル、レーヨン等の有機繊維材から成る複数のカーカスコードをコートゴムで被覆して圧延加工して構成されている。
また、カーカス10の内方側、或いは、当該カーカス10の、空気入りタイヤ1における内部側には、インナーライナ12がカーカス10に沿って形成されている。
図2は、図1のA部詳細図である。トレッド2におけるタイヤ幅方向両端に位置してタイヤ幅方向外方に面する部分、或いはサイドウォール部7におけるタイヤ径方向外方端寄りの部分であるバットレス部6には、タイヤ幅方向外方に突出する凸部30が設けられている。凸部30は、タイヤ幅方向外方側の端部である頂部31を有しており、頂部31のタイヤ径方向外方側には湾曲部35を備え、頂部31のタイヤ径方向内方側には直線部32を備えている。このうち、頂部31は、凸部30において最もタイヤ幅方向外方側に位置する部分であり、トレッド2を更生する際におけるトレッド2を取り除く境界が位置するタイヤ径方向における範囲である更生展開幅位置15内に位置している。この更生展開幅位置15は、溝底側基準線16とベルト側基準線17とによって規定される領域であり、溝底側基準線16とベルト側基準線17との間の領域になっている。また、更生展開幅位置15は、トレッド2を更生する際においてトレッド2を除去した後に、新たなトレッドゴムを貼り付ける部分のタイヤ幅方向における幅である、更生展開幅が位置する領域になっている。即ち、更生展開幅位置15は、トレッド2の更生時に、トレッド2を除去した空気入りタイヤ1である台タイヤの外周面に相当する部分が位置する領域になっている。
更生展開幅位置15を規定する溝底側基準線16は、複数の周方向主溝21のうち、タイヤ幅方向における最も外方側に位置する周方向主溝21の溝底から、トレッド踏面3のプロファイルであるトレッドプロファイルに平行な仮想線になっている。また、ベルト側基準線17は、ベルト層8が有する複数のベルト81,82,83,84のうち、タイヤ幅方向において最も外方側に位置する周方向主溝21が位置するタイヤ幅方向の領域内で最外層となるベルト83のタイヤ幅方向における端部から、トレッドプロファイルに平行な仮想線になっている。即ち、ベルト側基準線17は、溝底側基準線16の基準となる周方向主溝21のタイヤ径方向における直下に位置するベルト83の端部から、トレッドプロファイルに平行な仮想線になっている。
なお、この場合におけるトレッドプロファイルは、空気入りタイヤ1を規定リムにリム組みして規定内圧で空気入りタイヤ1内に空気を充填し、荷重を加えない無負荷状態のときの、トレッド踏面3のプロファイルをいう。規定内圧とは、JATMAに規定される「最高空気圧」、TRAに規定される「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」の最大値、或いはETRTOで規定される「INFLATION PRESSURES」をいう。
更生展開幅位置15は、これらの溝底側基準線16とベルト側基準線17との間の領域になっており、トレッド2を更生する際には、トレッド2は、外周面から更生展開幅位置15の範囲内の位置まで取り除かれる。凸部30は、この更生展開幅位置15内に頂部31が位置する形状で形成されている。
また、湾曲部35は、頂部31からタイヤ径方向外方側の位置で凸部30の表面を構成しており、タイヤ子午断面視において断面方向内側に凸となって湾曲している。即ち、湾曲部35は、タイヤ幅方向内方側、或いはタイヤ径方向内方側に凸となる方向に湾曲しており、これにより、湾曲部35は、表面側から見た場合には凹んだ形状になっている。湾曲部35は、頂部31が位置する側の端部の反対側の端部36が、トレッド踏面3のタイヤ幅方向における端部4よりもタイヤ径方向内方に位置している。つまり、頂部31のタイヤ径方向外方側に位置する湾曲部35は、トレッド踏面3の位置まで延びておらず、頂部31が位置する側の端部の反対側の端部36が、トレッド踏面3の端部4に接続されずに、バットレス部6の表面における、トレッド踏面3の端部4の近傍の位置に接続されている。
また、直線部32は、頂部31からタイヤ径方向内方側の位置で凸部30の表面を構成しており、タイヤ子午断面視において直線状に形成されている。即ち、直線部32は、頂部31からタイヤ径方向内方側に延びて形成されている。
図3は、図2のB部詳細図である。頂部31からタイヤ径方向内方側に延びる直線部32は、直線部32におけるタイヤ幅方向内方側の位置でのタイヤ回転軸に平行な仮想線である水平ラインHに対する角度αが、45°以上90°以下の範囲内になって形成されている。つまり、直線部32は、頂部31を通りタイヤ回転軸に対して平行な仮想線を水平ラインHとする場合に、直線部32におけるタイヤ幅方向内方側の面と水平ラインHとでなす角度αが45°≦α≦90°の範囲内となって形成されている。このため、直線部32は、頂部31からタイヤ径方向内方に向けて延びるか、頂部31からタイヤ径方向内方に向けて延びつつタイヤ幅方向内方側に向かう方向に傾斜している。このように形成される直線部32における頂部31が位置する側の端部の反対側の端部33は、サイドウォール部7の表面に接続されている。
凸部30が有する頂部31は、この直線部32と湾曲部35とが接続された部分になっており、直線部32と湾曲部35とが接続されることにより、タイヤ幅方向外方側に凸となる向きで屈曲した部分になっている。なお、直線部32と水平ラインHとでなす角度αが90°である場合には、頂部31と直線部32とのタイヤ幅方向における位置が同じ位置になり、頂部31のみならず、直線部32も凸部30におけるタイヤ幅方向外方側の端部になるが、この場合も、直線部32と湾曲部35とが接続された部分が頂部31になる。
図4は、凸部30の配置形態についての説明図である。凸部30は、カーカス10において最もタイヤ幅方向外方側に位置する部分であるカーカス外端部11と、頂部31とのタイヤ幅方向における距離Lが、0mm≦L≦30mmの範囲内となっている。この場合におけるカーカス外端部11は、カーカス10において、タイヤ幅方向における両側に位置する部分同士のタイヤ幅方向における幅が、最大幅となる部分になっている。
詳しくは、凸部30の頂部31は、タイヤ幅方向における位置がカーカス外端部11と同じ位置か、カーカス外端部11の位置よりもタイヤ幅方向内方側に位置している。凸部30は、このように配置される頂部31と、カーカス外端部11とのタイヤ幅方向における距離Lが、0mm≦L≦30mmの範囲内となっており、凸部30のすべての位置が、カーカス外端部11よりもタイヤ幅方向内方側に位置している。
このため、凸部30は、直線部32におけるタイヤ径方向内方側の端部33も、カーカス外端部11よりもタイヤ幅方向内方側に位置しており、直線部32におけるタイヤ径方向内方側の端部33とカーカス外端部11とのタイヤ幅方向における距離L’が、0mm≦L’≦30mmの範囲内となっている。ここで、直線部32は、水平ラインHとでなす角度αが45°≦α≦90°の範囲内となっているため、頂部31とカーカス外端部11とのタイヤ幅方向における距離Lと、直線部32の端部33とカーカス外端部11とのタイヤ幅方向における距離L’とは、L≦L’の関係になっている。
なお、凸部30は、トレッド踏面3のタイヤ幅方向における端部4とカーカス外端部11とのタイヤ幅方向における距離Dと、頂部31とカーカス外端部11とのタイヤ幅方向における距離Lとの関係が、0.5≦(L/D)≦0.7の範囲内であるのが好ましい。
これらのように構成される空気入りタイヤ1を車両に装着して走行すると、トレッド踏面3のうち下方に位置するトレッド踏面3が路面に接触しながら当該空気入りタイヤ1は回転する。トレッド踏面3における接地部分と路面との間には、摩擦力が発生するため、空気入りタイヤ1を装着した車両は、このトレッド踏面3と路面との間の摩擦力により、駆動力や制動力を路面に伝達したり、旋回力を発生させたりして走行する。
ここで、路面に接地することによって路面との間で摩擦力を発生するトレッド踏面3は、少しずつ擦り減りながら摩擦力を発生する。このため、空気入りタイヤ1は、車両の走行距離が大きくなるに従って、徐々にトレッド踏面3が摩耗する。トレッド踏面3には、排水性等に寄与する周方向主溝21等の溝が形成されているが、トレッド踏面3が摩耗した場合、これらの溝は溝深さが浅くなってくる。トレッド踏面3に形成される溝の溝深さが浅くなると、排水性が低下するため、溝深さが浅くなるに従って、車両が濡れた路面を走行する際におけるウェット性能が徐々に低下する。このように、ウェット性能等に関係する溝の溝深さが、トレッド踏面3が摩耗することによって所定の深さよりも浅くなったら、そのトレッド2は使用寿命となる。
本実施形態に係る空気入りタイヤ1では、トレッド2が使用寿命となったら、空気入りタイヤ1からトレッド2を取り除いて台タイヤとし、溝が形成されたプレキュアトレッドを台タイヤの表面に貼り付けることにより、所定の溝深さを有する溝が形成されたトレッド2を新たに設け、空気入りタイヤ1を更生する。
具体的には、トレッド2が使用寿命になることにより更生をする場合には、トレッド踏面3側からバフかけ作業を行うことにより、トレッド2をトレッド踏面3側から徐々に除去する。バフかけ作業は、トレッド踏面3からタイヤ径方向内方に向けて行い、更生展開幅位置15内のいずれかの位置まで行う。即ち、取り除くトレッド2と台タイヤとの境界を更生展開幅位置15内に設定し、設定した境界までバフかけを行うことにより、トレッド2を除去する。その際に、凸部30は、頂部31が更生展開幅位置15内に位置しているため、バフかけ作業を行うことにより、凸部30は、タイヤ径方向外方側から頂部31の近傍の部分まで取り除く。
空気入りタイヤ1からトレッド2を取り除いたら、台タイヤの外周面にプレキュアトレッドを貼り付ける。その際に、プレキュアトレッドは、凸部30におけるバフかけを行った面にも貼り付ける。これにより、空気入りタイヤ1は、排水性を確保できる溝深さを有する周方向主溝21等の溝が形成されたトレッド2を新たに設け、トレッド2を更生する。
本実施形態に係る空気入りタイヤ1は、このようにトレッド2を更生することが可能になっているが、バットレス部6には、更生展開幅位置15内に頂部31を有する凸部30が設けられている。このため、トレッド2の更生時には、台タイヤにプレキュアトレッドを貼り付ける際に、凸部30の部分にも貼り付けることができるため、トレッド2の更生時にプレキュアトレッドを貼り付ける部分のタイヤ幅方向における幅である、更生展開幅を確保することができる。
凸部30は、このように更生展開幅の確保に寄与するが、凸部30はバットレス部6からタイヤ幅方向外方に突出して設けられており、凸部30の直線部32は、水平ラインHに対する角度αが45°≦α≦90°の範囲内となっているため、ゴム量を増加させることなく、更生展開幅を確保することができる。
図5は、ショルダー形状をセミラウンド形状にすることによって更生展開幅を確保する形態についての説明図である。トレッド2の更生時における更生展開幅を確保するためには、例えば、図5に示すように、ショルダー部5付近に位置するバットレス部6の形状を、タイヤ幅方向外方側に凸となって緩やかに湾曲するセミラウンド形状にすることにより、バットレス部6がタイヤ径方向外方に突出するため、更生展開幅を確保することができる。しかし、バットレス部6をセミラウンド形状にした場合、ショルダー部5付近に用いられるゴムの体積が多くなる。ゴムの体積が多くなった場合、車両の走行時に撓み等によって発熱をする部材の量が多くなるため、発熱量が多くなり、熱が籠り易くなる。このため、ショルダー部5付近の形状をセミラウンド形状にした場合には、バットレス部6をタイヤ幅方向外方側に凸となる方向に湾曲させずにストレートに近い形状でショルダー部5からタイヤ径方向内方に向かう場合と比較して、即ち、ショルダー部5をスクエア形状にした場合と比較して、対発熱性が悪化する。
これに対し、本実施形態に係る空気入りタイヤ1では、更生展開幅は、バットレス部6をセミラウンド形状にした場合と同程度にしつつ、セミラウンド形状のバットレス部6に対して凸部30以外の領域を削減部40として削減することができるため、ショルダー部5付近に用いられるゴムの体積を少なくすることができる。つまり、凸部30は、頂部31が更生展開幅位置15内に位置する形状でバットレス部6から突出しているため、セミラウンド形状のバットレス部6に対して、タイヤ径方向における頂部31の両側の位置で削減部40となる領域のゴムを削減することができる。これにより、車両の走行時に発熱をする部材の量を少なくすることができ、発熱量を少なくすることができるため、ショルダー部5付近に熱が籠ることを低減することができる。
その際に、水平ラインHに対する直線部32の角度αが、90°よりも大きくなる場合には、ゴムの削減量が少なくなり、発熱量を抑える効果が低減する。また、水平ラインHに対する直線部32の角度αが、45°未満である場合には、凸部30の剛性が低くなるため、プレキュアトレッドを貼り付けた場合におけるタイヤ幅方向における端部付近の剛性が低下する虞がある。これに対し、本実施形態に係る空気入りタイヤ1は、水平ラインHに対する直線部32の角度αが、45°≦α≦90°の範囲内となっているため、ゴム量を抑えて発熱量を抑えることができ、且つ、凸部30の剛性を確保することにより、凸部30を、トレッド2の更生時における有効的な更生展開幅の一部として用いることができる。これらの結果、対発熱性の悪化を抑制しつつ、更生展開幅を確保することができる。
また、凸部30は、湾曲部35が断面方向内側に凸となって湾曲しているため、ショルダー部5付近をセミラウンド形状にした場合に対して頂部31よりもタイヤ径方向外方側に位置するゴムを削減する場合における削減量を、より確実に多くすることができる。これにより、より確実に発熱量を抑えることができる。この結果、更生展開幅を確保する場合における対発熱性の悪化を、より確実に抑えることができる。
さらに、湾曲部35は、頂部31が位置する側の端部の反対側の端部36が、トレッド踏面3のタイヤ幅方向における端部4よりもタイヤ径方向内方に位置するため、頂部31よりもタイヤ径方向外方側に位置するゴムの削減量を、さらに多くすることができる。この結果、より確実に発熱量を抑えることができ、更生展開幅を確保する場合における対発熱性の悪化を、より確実に抑えることができる。
また、凸部30は、カーカス外端部11と頂部31とのタイヤ幅方向における距離Lが0mm≦L≦30mmの範囲内になっているため、トレッド2の更生時にプレキュアトレッドを貼り付けることができる部分の幅を、より確実に確保することができる。また、直線部32におけるタイヤ径方向内方側の端部33とカーカス外端部11とのタイヤ幅方向における距離L’が0mm≦L’≦30mmの範囲内になっているため、凸部30における頂部31よりもタイヤ径方向内方側の部分の剛性を確保することができる。これにより、プレキュアトレッドを貼り付けた場合におけるタイヤ幅方向における端部付近の剛性を確保することができ、凸部30を、トレッド2の更生時における有効的な更生展開幅の一部として用いることができる。これらの結果、より確実に、更生展開幅を確保することができる。
また、トレッド踏面3のタイヤ幅方向における端部4とカーカス外端部11とのタイヤ幅方向における距離Dと、頂部31とカーカス外端部11とのタイヤ幅方向における距離Lとの関係が、0.5≦(L/D)≦0.7の範囲内になるように凸部30を形成することにより、より確実にゴム量を抑えて更生展開幅を確保することができる。つまり、(L/D)<0.5である場合には、凸部30の突出量が大き過ぎて、ゴム量を効果的に削減することができない可能性がある。また、(L/D)>0.7である場合には、凸部30の突出量が小さ過ぎるため、更生展開幅を確保し難くなる可能性がある。これに対し、0.5≦(L/D)≦0.7の範囲内になるように凸部30を形成した場合には、より確実に更生展開幅を確保することができ、且つ、更生展開幅を確保する場合におけるゴム量を抑えることができる。この結果、より確実に、対発熱性の悪化を抑制しつつ、更生展開幅を確保することができる。
なお、上述した実施形態に係る空気入りタイヤ1では、凸部30の頂部31は、直線部32と湾曲部35とが接続されることによってタイヤ幅方向外方側に凸となる向きで屈曲した部分になっているが、頂部31は、タイヤ子午断面視において屈曲形状以外で形成されていてもよい。例えば、凸部30の頂部31は、タイヤ幅方向外方側に凸となる向きで湾曲する部分であってもよく、タイヤ子午断面視において、タイヤ径方向に所定の幅を有する平面によって形成されていてもよい。
また、上述した実施形態に係る空気入りタイヤ1では、凸部30は、頂部31よりもタイヤ径方向外方側には、断面方向内側に凸となって湾曲する湾曲部35が形成されているが、頂部31よりもタイヤ径方向外方側には、このような湾曲部35以外が形成されていてもよい。凸部30における頂部31よりもタイヤ径方向外方側の部分は、例えば、断面方向外側に凸となって湾曲していてもよく、タイヤ径方向内方側に位置する直線部32と同様に、直線状に形成されていてもよい。
また、上述した実施形態に係る空気入りタイヤ1では、凸部30の湾曲部35は、頂部31が位置する側の端部の反対側の端部36が、トレッド踏面3のタイヤ幅方向における端部4よりもタイヤ径方向内方に位置しているが、湾曲部35の端部36は、トレッド踏面3の端部4に接続されていてもよい。即ち、凸部30は、トレッド踏面3の端部4の位置から形成されていてもよい。
〔実施例〕
図6A〜図6Cは、空気入りタイヤ1の性能試験の結果を示す図表である。以下、上記の空気入りタイヤ1について、従来例及び比較例の空気入りタイヤ1と、本発明に係る空気入りタイヤ1とについて行なった性能の評価試験について説明する。性能評価試験は、対発熱性についての試験と、更生幅の確保についての試験と、更生トレッド端部の剛性の試験と、について行った。
これらの評価試験は、JATMAで規定されるタイヤの呼びが245/70R19.5サイズの空気入りタイヤ1を19.5×6.75サイズのJATMA標準リムのリムホイールにリム組みし、空気圧を660kPaに調整した空気入りタイヤ1を用いて行った。評価試験のうち、対発熱性については、各空気入りタイヤ1を室内ドラム試験により、速度80km/h、荷重20.19kNの条件で、7時間走行後のバットレス部6の温度を測定することにより行った。対発熱性の評価結果は、後述する従来例1の空気入りタイヤ1のバットレス部6の温度を100とする指数で算出した。数値が小さいほど発熱し難く、対発熱性が優れていることを示している。
また、更生幅確保の評価試験については、試験を行う各空気入りタイヤ1において、トレッド踏面3の端部4からタイヤ幅方向外方側に、プレキュアトレッドを貼り付ける部分がどの程度設けられているかを計測することにより行った。更生幅確保の評価結果は、後述する従来例1の空気入りタイヤ1の、トレッド踏面3の端部4からのタイヤ幅方向外方側への突出量を100とする指数で算出した。数値が大きいほど、タイヤ幅方向外方側への突出量が多く、更生展開幅が確保されていることを示している。
また、更生トレッド端部剛性の評価試験については、試験を行う各空気入りタイヤ1のトレッド2を更生した後、室内ドラム試験により、速度80km/h、荷重20.19kNの条件で、150時間走行後の、バットレス部6付近のクラックの発生個数とクラックの長さに基づくダメージを、評価者の目視によって評価することにより行った。更生トレッド端部剛性の評価結果は、後述する従来例1の空気入りタイヤ1のバットレス部6付近のダメージを100とした指数値で算出した。数値が大きいほどトレッド2の更生後のバットレス部6付近に発生するクラックが少なく、更生トレッド端部剛性が優れていることを示している。
評価試験は、従来の空気入りタイヤ1の一例である従来例1、2の空気入りタイヤ1と、本発明に係る空気入りタイヤ1である実施例1〜6と、本発明に係る空気入りタイヤ1と比較する空気入りタイヤ1である比較例1〜4の12種類の空気入りタイヤ1について行った。これらの空気入りタイヤ1のうち、従来例1、2の空気入りタイヤ1は、バットレス部6における更生位置には、凸部30は設けられていない。また、比較例1〜4の空気入りタイヤ1は、タイヤ子午断面視における凸部30のタイヤ径方向内方側のプロファイルが曲線になっているか、タイヤ径方向内方側のプロファイルが直線であっても水平ラインHに対する直線の角度αが45°≦α≦90°の範囲内に入っていない。
これに対し、本発明に係る空気入りタイヤ1の一例である実施例1〜6は、タイヤ子午断面視における凸部30のタイヤ径方向内方側のプロファイルが全て直線になっており、水平ラインHに対する直線の角度αが45°≦α≦90°の範囲内に入っている。また、実施例1〜6に係る空気入りタイヤ1は、タイヤ子午断面視における凸部30のタイヤ径方向外方側のプロファイルや、凸部30の頂部31とカーカス外端部11とのタイヤ幅方向における距離Lが、それぞれ異なっている。なお、図6A〜図6Cでは、頂部31とカーカス外端部11とのタイヤ幅方向における距離Lについては、タイヤ幅方向におけるカーカス外端部11の位置からタイヤ径方向内方側に向かう方向を+(プラス)とし、カーカス外端部11の位置からタイヤ径方向外方側に向かう方向を−(マイナス)としている。
これらの空気入りタイヤ1を用いて評価試験を行った結果、図6A〜図6Cに示すように、実施例1〜6の空気入りタイヤ1は、従来例1、2や比較例1〜4に対して、対発熱性の悪化を抑制しつつ、更生トレッド端部剛性を確保して更生展開幅を確保することができることが分かった。つまり、実施例1〜6に係る空気入りタイヤ1は、対発熱性の悪化を抑制しつつ、更生展開幅を確保することができる。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド
3 トレッド踏面
4 端部
5 ショルダー部
6 バットレス部
7 サイドウォール部
8 ベルト層
81、82、83、84 ベルト
10 カーカス
11 カーカス外端部
12 インナーライナ
15 更生展開幅位置
16 溝底側基準線
17 ベルト側基準線
20 陸部
21 周方向主溝
25 ビード部
26 ビードコア
27 ビードフィラー
30 凸部
31 頂部
32 直線部
33、36 端部
35 湾曲部
40 削減部

Claims (4)

  1. タイヤ幅方向外方に突出してバットレス部に設けられる凸部と、
    前記凸部におけるタイヤ幅方向外方側の端部である頂部からタイヤ径方向内方側の位置で前記凸部の表面を構成し、タイヤ子午断面視において直線状に形成される直線部と、
    を備え、
    前記頂部は、トレッドを更生する際における前記トレッドを取り除く境界が位置するタイヤ径方向における範囲である更生展開幅位置内に位置し、
    前記直線部は、前記直線部におけるタイヤ幅方向内方側の位置でのタイヤ回転軸に平行な仮想線に対する角度が45°以上90°以下であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記凸部は、前記頂部からタイヤ径方向外方側の位置で前記凸部の表面を構成する湾曲部が、タイヤ子午断面視において断面方向内側に凸となって湾曲する請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記湾曲部は、前記頂部が位置する側の端部の反対側の端部が、トレッド踏面のタイヤ幅方向における端部よりもタイヤ径方向内方に位置する請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. カーカスにおいて最もタイヤ幅方向外方側に位置する部分であるカーカス外端部と前記頂部とのタイヤ幅方向における距離Lは0mm≦L≦30mmの範囲内となっており、
    前記直線部におけるタイヤ径方向内方側の端部と前記カーカス外端部とのタイヤ幅方向における距離L’は0mm≦L’≦30mmの範囲内となっている請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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