JP2017170558A - ロボットの手首構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】第2手首要素の部品点数を削減して低コスト化を図り、かつ、加工性、組立性および密封性を向上する。
【解決手段】第1軸線Aから第3軸線C回りにそれぞれ回転可能な第1手首要素2、第2手首要素3および第3手首要素4と、第2、第3手首要素用の駆動モータ5a,5bと、各駆動モータの回転を減速するギアセット6とを備え、各ギアセットが第2軸線B回りに同軸に配置され、第2手首要素を回転させる大径ギア8aまたは第3手首要素を回転させる小径ギア8bを備え、小径ギアが、第3手首要素に固定された従動側ベベルギア24に噛み合う駆動側ベベルギア19に固定され、第2手首要素が、駆動側ベベルギアを軸方向に露出させる位置に全周にわたって配置されたフランジ面21を有し、大径ギア8aに固定された第1ハウジング16と、フランジ面に固定され、第3手首要素を回転可能に支持する第2ハウジング17とを備えるロボットの手首構造1を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットの手首構造に関するものである。
従来、第1軸線回りに回転可能な第1手首要素と、該第1手首要素に第1軸線に直交する第2軸線回りに回転可能に支持された第2手首要素と、該第2手首要素に第2軸線に直交する第3軸線回りに回転可能に支持された第3手首要素とを備えるロボットの手首構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この手首構造は、第1手首要素に設けられた第2手首用モータおよび第3手首用モータの動力を、それぞれピニオンギアとリングギアとを有する2対のハイポイドギアセットを介して第2手首要素および第3手首要素に伝達している。
2つのリングギアは同軸に配置され、径方向外側のリングギアは一方の手首用モータの回転を減速して第2手首要素を駆動し、径方向内側のリングギアは他方の手首用モータの回転を減速し、第2駆動要素内のベベルギアセットを介して第3手首要素を駆動するようになっている。
特許文献1の手首構造では、第2手首要素は、径方向外側のリングギアに固定された出力フランジを備える第1ハウジングと、該第1ハウジングの出力フランジに固定される第2ハウジングと、第1ハウジングおよび第2ハウジングに固定される第3ハウジングとを備えている。第1ハウジングには、径方向内側のリングギアに固定された第3手首要素の駆動側のベベルギアが収容されている。第3ハウジングは、第3手首要素を回転可能に支持するとともに、従動側のベベルギアを収容している。
そして、第2ハウジングは、第1ハウジングと第2ハウジングとを連結する部材として機能している。これら3つのハウジングは相互にネジによって締結されるとともに、位置決めピンによって位置決めされた状態で固定されていた。
特許第4233578号公報
しかしながら、特許文献1の手首構造では、第2ハウジングおよび第3ハウジングを別体により構成し、ピンおよびネジによって位置決め状態に固定していたため、部品点数が多く、加工コストおよび組立コストが高くつくという不都合がある。
また、特許文献1の手首構造では、第1ハウジングの出力フランジのフランジ面よりも軸方向に引っ込んだ位置に第3手首要素の駆動側のベベルギアが配置されている。このため、第3ハウジングに収容している従動側のベベルギアと第1ハウジングに収容されている駆動側のベベルギアとを噛み合わせるには、第1ハウジングの出力フランジの一部を切り欠いて駆動側のベベルギアを露出させる必要があった。
その結果、第1ハウジングの出力フランジと第2ハウジングとのインローによる位置決めや環状のシール部材による全周にわたる密封構造を採用することができず、組立性や密封性を向上することができないという不都合がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、第2手首要素の部品点数を削減して低コスト化を図り、かつ、加工性、組立性および密封性を向上することができるロボットの手首構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は以下の手段を提供する。
本発明の一態様は、第1軸線回りに回転可能に片持ち支持された第1手首要素と、該第1手首要素に、前記第1軸線に交差する第2軸線回りに回転可能に片持ち支持された第2手首要素と、該第2手首要素に、前記第2軸線に交差する第3軸線回りに回転可能に片持ち支持された第3手首要素と、前記第1手首要素に設けられ、前記第2手首要素および前記第3手首要素をそれぞれ駆動する2つの駆動モータと、各該駆動モータの回転を減速する2組のギアセットとを備え、各前記ギアセットが、前記第2軸線回りに回転可能に同軸に配置され、第2手首要素を回転させる従動側大径ギア、または、前記第3手首要素を回転させる従動側小径ギアを備え、該従動側小径ギアが、前記第3手首要素に固定された従動側ベベルギアに噛み合う駆動側ベベルギアに固定され、前記第2手首要素が、前記駆動側ベベルギアを軸方向に露出させる位置に全周にわたって配置されたフランジ面を有し、前記従動側大径ギアに固定された第1ハウジングと、該第1ハウジングの前記フランジ面に固定され、前記第3手首要素を回転可能に支持する第2ハウジングとを備えるロボットの手首構造を提供する。
本態様によれば、第1手首要素に設けられた一方の駆動モータを作動させると、該駆動モータの回転が一方のギアセットによって減速されて、従動側大径ギアに固定された第2手首要素を第2軸線回りに回転させることができる。また、他方の駆動モータを作動させると、該駆動モータの回転が他方のギアセットによって減速されて、従動側小径ギアに固定された駆動側ベベルギアを第2軸線回りに回転させる。
駆動側ベベルギアは第3手首要素に固定された従動側ベベルギアに噛み合っているので、駆動側ベベルギアの回転力が従動側ベベルギアに伝達されて、第3手首要素が第3軸線回りに回転させられる。
これにより、第1手首要素に設けられた2つの駆動モータによって、相互に交差する軸線回りに第2手首要素と第3手首要素とを独立して回転させることができる。
この場合において、第2手首要素を構成している第1ハウジングが、駆動側ベベルギアを軸方向に露出させる位置に全周にわたって配置されたフランジ面を有し、第3手首要素を支持する第2ハウジングが第1ハウジングのフランジ面に固定されるので、2つのハウジングの間に第2軸線の回りに全周にわたって連続する平坦な接合面を形成することができる。すなわち、第2ハウジングを2つに分ける必要がなく、部品点数を削減して、コストを低減することができる。
また、2つのハウジングの間に第2軸線の回りに全周にわたって形成された連続する平坦な接合面は、単一の環状のシール部材によって、容易に切れ目なく密封することができる。さらに、フランジ面を第2軸線の回りに全周にわたって形成することにより、インローによる位置決めを容易に構成することができる。これにより、加工性、組立性および密封性を向上することができる。
上記態様においては、前記第1ハウジングが、前記フランジ面に隣接して、前記第2軸線を中心とする円筒面または円筒内面を備え、前記第2ハウジングが、前記円筒面または前記円筒内面に嵌合する嵌合面を備えていてもよい。
このようにすることで、第1ハウジングのフランジ面に第2ハウジングを締結する際に、第1ハウジングに設けられた円筒面または円筒内面と、第2ハウジングに設けた嵌合面とを嵌合させることにより、ピンを用いることなく、第2軸線と第3軸線との位置決めを容易に行うことができ、組立性を向上することができる。
また、上記態様においては、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの間に、環状のシール部材が配置されていてもよい。
このようにすることで、環状のシール部材によって第1ハウジングと第2ハウジングとの間を、容易に切れ目なく密封することができ、シール性を向上することができる。
本発明によれば、第2手首要素の部品点数を削減して低コスト化を図り、かつ、加工性、組立性および密封性を向上することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るロボットの手首構造を示す縦断面図である。 図1の手首構造を示す分解斜視図である。 従来のロボットの手首構造を示す縦断面図である。 図3の手首構造を示す分解斜視図である。
本発明の一実施形態に係るロボットの手首構造1について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係るロボットの手首構造1は、図1に示されるように、第1手首要素2と、第2手首要素3と、第3手首要素4とを備えている。
第1手首要素2は、図示しないロボットアームの先端に、ロボットアームの長手軸に一致する第1軸線A回りに回転可能に片持ち支持されている。
第2手首要素3は、第1手首要素2の先端に、第1軸線Aに直交する第2軸線B回りに回転可能に片持ち支持されている。
第3手首要素4は、第2手首要素3の先端に、第2軸線Bに直交する第3軸線C回りに回転可能に片持ち支持されている。
これら第1手首要素2、第2手首要素3および第3手首要素4は、第1軸線A、第2軸線Bおよび第3軸線Cが一点で交差する、いわゆるインライン手首を構成している。
第1手首要素2には、第2手首要素3および第3手首要素4をそれぞれ駆動する2つのサーボモータ(駆動モータ)5a,5bと、各サーボモータ5a,5bの回転を所定の減速比で減速する2組のハイポイドギアセット(ギアセット)6とを備えている。
各組のハイポイドギアセット6は、各サーボモータ5a,5bにより駆動されるピニオンギア7と、該ピニオンギア7に噛み合うリングギア8a,8bとを備えている。
2つのリングギア8a,8bは、第2軸線Bを共有して同軸に回転可能に配置され、径方向外側に配置された従動側大径ギア(以下、大径ギア8aともいう。)と径方向内側に配置された従動側小径ギア(以下、小径ギア8bともいう。)とから構成されている。
2つのサーボモータ5a,5bは、第1軸線Aの長手方向にずれた位置に配置されている。2つのサーボモータ5a,5bの出力軸11a,11bは、第1軸線Aと第2軸線Bとを含む平面に直交する方向に相互にオフセットした位置に配置されている。
一方のサーボモータ5aの出力軸11aには、一対の平歯車(またはヘリカルギア等)12a,12bを介して一方のピニオンギア7が接続されている。このピニオンギア7は、一対のベアリング13によって回転可能に支持され、第1軸線Aと第2軸線Bとを含む平面に対して一方向にオフセットした位置で、小径ギア8bに噛み合っている。
他方のサーボモータ5bの出力軸11bには、図示しない一対の平歯車(またはヘリカルギア等)、ドライブシャフトおよび他の一対の平歯車(またはヘリカルギア等)を介して他方のピニオンギアが接続している。このピニオンギアも、一対のベアリングによって回転可能に支持され、第1軸線Aと第2軸線Bとを含む平面に対して他方向にオフセットした位置で大径ギア8aに噛み合っている。
これにより、2つのピニオンギア7は、第1軸線Aと第2軸線Bとを含む平面を挟んで両側に、並行して配置されている。
第2手首要素3は、第1手首要素2に、ベアリング14によって第2軸線B回りに回転可能に支持され、大径ギア8aに固定された第1ハウジング16と、該第1ハウジング16に組み付けられる第2ハウジング17とを備えている。
第1ハウジング16内には、一対のベアリング15によって第2軸線B回りに回転可能に支持され、一端に小径ギア8bが固定され、他端に駆動側ベベルギア19が固定されたシャフト20が収容されている。
第1ハウジング16には、図1および図2に示されるように、第2ハウジング17を締結するフランジ面21が設けられるとともに、フランジ面21の径方向内方には、フランジ面21から突出する円筒面22が設けられている。フランジ面21は、駆動側ベベルギア19の径方向外方の空間を全周にわたって露出させるように、駆動側ベベルギア19に対して第2軸線Bの軸方向に小径ギア8b側にずれた位置に配置されている。
これにより、フランジ面21および円筒面22は、第2軸線B回りに全周にわたって切れ目なく連続して配置されている。第1ハウジング16のフランジ面21には、円筒面22を取り囲む位置に全周にわたって形成された円環状のOリング溝23が設けられ、Oリング(図示略)が収容されるようになっている。
第2ハウジング17には、第3手首要素4および該第3手首要素4に固定された従動側ベベルギア24がベアリング25によって第3軸線C回りに回転可能に支持されている。また、第2ハウジング17には、第1ハウジング16のフランジ面21に密着させられるフランジ面26と、円筒面22を嵌合させる円筒内面27からなる嵌合面とが設けられている。
これにより、円筒内面27を円筒面22に嵌合させてフランジ面21,26どうしを密着させるように締結していくと、第1ハウジング16のフランジ面21から第2軸線Bの軸方向に露出している駆動側ベベルギア19と、第2ハウジング17に収容されている従動側ベベルギア24とが噛み合うようになっている。
図中、符号28は、第1手首要素2と第2手首要素3との間、第2手首要素3と第3手首要素4との間をそれぞれ密封する円環状のシール部材である。
このように構成された本実施形態に係るロボットの手首構造1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係るロボットの手首構造1によれば、第1手首要素2に設けられた一方のサーボモータ5bを作動させると、サーボモータ5bの駆動力が、図示しない一対の平歯車、ドライブシャフト、他の一対の平歯車およびピニオンギアと大径ギア8aとからなるハイポイドギアセットを介して、大径ギア8aに固定された第2手首要素3に伝達される。これにより、第2手首要素3を第2軸線B回りに回転させることができる。
また、第1手首要素2に設けられた他方のサーボモータ5aを作動させると、サーボモータ5aの駆動力が、一対の平歯車12a,12b、ピニオンギア7と小径ギア8bとからなるハイポイドギアセット6、駆動側ベベルギア19および従動側ベベルギア24を介して、従動側ベベルギア24に固定された第3手首要素4に伝達される。これにより、第3手首要素4を第3軸線C回りに回転させることができる。
この場合において、本実施形態に係るロボットの手首構造1によれば、第2手首要素3を構成している第1ハウジング16のフランジ面21が、駆動側ベベルギア19を軸方向に露出させる位置に配置されているので、駆動側ベベルギア19に従動側ベベルギア24を噛み合わせるために、図3および図4に参考例として示される従来のロボットの手首構造30のように、フランジ面31の周方向の一部を切り欠かなくて済む。すなわち、フランジ面21が第2軸線B回りに全周にわたって切れ目なく設けられているので、従来のロボットの手首構造30のように、第2ハウジング32,33を2つに分ける必要がなく、部品点数を削減してコストを低減することができると言う利点がある。
また、フランジ面21を切り欠かずに済むので、第2軸線B回りにフランジ面21に隣接して全周にわたる円筒面22を形成することができ、第1ハウジング16と第2ハウジング17とを円筒面22と円筒内面27との嵌合によって位置決めすることができる。従って、ピンにより位置決めを行う必要がなく、部品点数の削減、加工コストおよび組立コストの低減を図ることができる。
さらに、フランジ面21を切り欠かずに済むので、第2軸線B回りに円筒面22の径方向外側を取り囲む位置に全周にわたるOリング溝23を形成することができ、Oリングによって、第1ハウジング16と第2ハウジング17とを全周にわたって切れ目なく密封することができる。これにより、シール性を向上することができるという利点がある。
なお、本実施形態においては、第1ハウジング16のフランジ面21から突出する円筒面22と、第2ハウジング17に設けられた円筒内面27からなる嵌合面とを嵌合させることとしたが、これに代えて、第1ハウジング16のフランジ面21から凹む円筒内面と、第2ハウジング17に設けられた突出する円筒面からなる嵌合面とを嵌合させることにしてもよい。
また、フランジ面21にOリング溝23を設け、Oリングによってフランジ面21,26間を密封することとしたが、これに代えて、Oリング溝23は、円筒面22または円筒内面27に設けてもよい。また、Oリングに代えて、フランジ面21,26間に挟まれる弾性材料からなるシート状のシール部材を採用してもよい。この場合、シール部材は円環状であってもよい、他の任意の形状の環状に形成されていてもよい。
1,30 ロボットの手首構造
2 第1手首要素
3 第2手首要素
4 第3手首要素
5a,5b サーボモータ(駆動モータ)
6 ハイポイドギアセット(ギアセット)
8a 従動側大径ギア(大径ギア)
8b 従動側小径ギア(小径ギア)
16 第1ハウジング
17,32,33 第2ハウジング
19 駆動側ベベルギア
21,26,31 フランジ面
22 円筒面
24 従動側ベベルギア
27 円筒内面(嵌合面)
28 シール部材
A 第1軸線
B 第2軸線
C 第3軸線

Claims (3)

  1. 第1軸線回りに回転可能に片持ち支持された第1手首要素と、
    該第1手首要素に、前記第1軸線に交差する第2軸線回りに回転可能に片持ち支持された第2手首要素と、
    該第2手首要素に、前記第2軸線に交差する第3軸線回りに回転可能に片持ち支持された第3手首要素と、
    前記第1手首要素に設けられ、前記第2手首要素および前記第3手首要素をそれぞれ駆動する2つの駆動モータと、
    各該駆動モータの回転を減速する2組のギアセットとを備え、
    各前記ギアセットが、前記第2軸線回りに回転可能に同軸に配置され、第2手首要素を回転させる従動側大径ギア、または、前記第3手首要素を回転させる従動側小径ギアを備え、
    該従動側小径ギアが、前記第3手首要素に固定された従動側ベベルギアに噛み合う駆動側ベベルギアに固定され、
    前記第2手首要素が、前記駆動側ベベルギアを軸方向に露出させる位置に全周にわたって配置されたフランジ面を有し、前記従動側大径ギアに固定された第1ハウジングと、該第1ハウジングの前記フランジ面に固定され、前記第3手首要素を回転可能に支持する第2ハウジングとを備えるロボットの手首構造。
  2. 前記第1ハウジングが、前記フランジ面に隣接して、前記第2軸線を中心とする円筒面または円筒内面を備え、
    前記第2ハウジングが、前記円筒面または前記円筒内面に嵌合する嵌合面を備える請求項1に記載のロボットの手首構造。
  3. 前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの間に、環状のシール部材が配置されている請求項1または請求項2に記載のロボットの手首構造。
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