JP6633605B2 - ロボット - Google Patents

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Description

本発明は、ロボットに関するものである。
関節の剛性を高める目的で、関節により連結される2つの部材の回転軸線方向の両側に配置した減速機および軸受により2つの部材を両持ち構造で支持したロボットが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
実開平5−29693号公報
特許文献1のような両持ち構造の関節を組み立てる際には、二股に分かれた一方の部材の間に他方の部材を挿入し、一方の部材の両外側から挿入した減速機および軸受により2つの部材を接続することが行われる。この場合に、ロボットが大型になる程、部品の重量が増大するので、固定された一方の部材の二股の間に、クレーンで吊り上げた他方の部品を挿入した状態に支持しつつ、他のクレーンで吊り上げた減速機やその他の部品を組み付けていく必要がある。このため、単一のクレーンしか備えられていない環境下では、ロボットの組立作業や保守作業等を行うことができないという不都合がある。
本発明は、単一のクレーンしか備えられていない環境下でも、組立作業や保守作業等を行うことができる両持ち構造の関節を有するロボットを提供する。
本発明の一態様は、1以上の関節を備え、少なくとも1つの前記関節が、所定の軸線回りに相対回転可能に配置される第1関節部材および第2関節部材と、前記第1関節部材の前記軸線方向の一側において、前記第1関節部材と前記第2関節部材とを前記軸線回りに相対回転可能に支持する減速機と、前記第1関節部材の前記軸線方向の他側において、前記第1関節部材と前記第2関節部材とを前記軸線回りに相対回転可能かつ前記軸線に沿う方向に相対移動可能に支持する軸受とを備え、前記第1関節部材および前記第2関節部材が、前記軸線に直交しかつ該軸線方向に相互に対向するフランジ面をそれぞれ備えるとともに、各前記フランジ面にボルトの締結によって該フランジ面どうしを密着させるためのネジ孔または貫通孔を備えるロボットである。
本態様に係るロボットを組み立てるには、第1関節部材および第2関節部材の軸線を一致させた状態として、第1関節部材の軸線方向の一側において減速機、他側において軸受により第1関節部材と第2関節部材とを連結する。これにより、第1関節部材に対して第2関節部材が両持ち構造で支持される。
この場合において、第1関節部材を固定しておき、第2関節部材をクレーンで吊り上げて、第1関節部材および第2関節部材の軸線を一致させ、まず、軸受によって両者を連結する。これにより、第1関節部材と第2関節部材は、軸受によって、同軸に位置決めされ、軸線回りに相対回転可能に支持されるとともに、軸線に沿う方向にも相対移動可能に支持される。
この状態で、第1関節部材と第2関節部材とを軸線に沿う方向に相対移動させて両者のフランジ面を近接させ、フランジ面に設けたネジ孔または貫通孔を利用してボルトの締結によってフランジ面どうしを密着させる。これにより、フランジ面間の摩擦によって、第1関節部材に対して第2関節部材を固定し、両者の相対回転および相対移動を禁止することができる。
次に、第2関節部材を吊り上げていたクレーンを第2関節部材から外し、減速機に掛け替えて減速機を吊り上げる。減速機の軸線を第2関節部材の軸線に一致させるまで吊り上げて、減速機の出力軸を第2関節部材に固定し、減速機の入力軸を第1関節部材に固定することができる。これにより、単一のクレーンによって第2関節部材および減速機を別々に吊り上げて組み立てることができる。
上記態様においては、前記第2関節部材が、前記フランジ面どうしを密着させた状態で、前記減速機の被嵌合面を前記軸線に沿う方向に嵌合可能な嵌合面を備えていてもよい。
この構成を採用することにより、減速機の入力軸を第1関節部材に固定する際に、減速機の被嵌合面を嵌合面に嵌合させた状態として、クレーンで第2関節部材を吊り直してから、フランジ面どうしを密着させていたボルトを取り外すことができる。
そして、減速機の入力軸と第1関節部材とがボルトによって締結されるに従って、第2関節部材に固定された減速機を第1関節部材に対して軸線方向に移動させて、嵌合面に対する被嵌合面の嵌合長さを増大させていく。嵌合が深まることにより減速機の入力軸と第1関節部材との位置決めが確立されていくとともに、フランジ面どうしが離間して、第1関節部材と第2関節部材との間に適正な隙間が形成される。
また、上記態様においては、前記嵌合面が、前記軸線と同軸に配置された円筒内面であってもよい。
この構成を採用することにより、軸線と同軸に配置された円筒内面からなる嵌合面に円筒面からなる減速機の被嵌合面を嵌合させて、減速機と第1関節部材とを容易に同軸に位置決めすることができる。
本発明によれば、単一のクレーンしか備えられていない環境下でも、組立作業や保守作業等を行うことができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るロボットを示す部分的な縦断面図である。 図1のロボットの関節の軸受部分を示す拡大縦断面図である。 図1のロボットの関節を構成する旋回胴に対しアームを吊り上げて位置合わせした状態を示す部分的な縦断面図である。 図3のアームに軸受を嵌合し、かつ、アームと旋回胴とをボルトで固定した状態を示す部分的な縦断面図である。 図4のアームに減速機を固定した状態を示す部分的な縦断面図である。 図5の減速機を旋回胴に固定し、アームと旋回胴とを固定していたボルトを取り外した状態を示す部分的な縦断面図である。 図6の関節にモータを取り付ける状態を示す部分的な縦断面図である。
本発明の一実施形態に係るロボット1について、図面を参照しながら以下に説明する。
本実施形態に係るロボット1は、例えば、複数の関節2を備える垂直多関節型ロボットである。このロボット1の1つの関節2は、例えば、図1に示されるように、鉛直軸線A回りに回転させられる旋回胴(第1関節部材)3と、水平軸線(軸線)B回りに旋回胴3に対して回転させられるアーム(第2関節部材)4とを備えている。
旋回胴3には、アーム4に対して水平軸線B方向の両側に配置される2つの支持部5,6を備えている。旋回胴3の一方の支持部5とアーム4とは軸受7によって水平軸線B回りに回転可能に連結されている。旋回胴3の他方の支持部6とアーム4とは減速機8によって水平軸線B回りに回転可能に連結されている。これにより、アーム4は旋回胴3に対して両持ち構造で水平軸線B回りに回転可能に支持されている。
減速機8の後述する入力軸22に設けられた入力ギヤ10にはモータ11の駆動ギヤ12が噛み合っている。モータ11の回転は駆動ギヤ12から入力ギヤ10に伝達され、減速機8によって減速されてアーム4に伝達される。これにより、モータ11のトルクが減速機8の減速比に応じて増幅され、旋回胴3に対してアーム4を大きなトルクで水平軸線B回りに回転駆動することができる。
旋回胴3の一方の支持部5には、水平軸線Bに沿って貫通する第1嵌合孔13が設けられている。また、アーム4には、第1嵌合孔13と同軸に配置され、軸受7の外輪を嵌合させる第2嵌合孔14が設けられている。第1嵌合孔13および第2嵌合孔14を貫通してシャフト15が挿入されている。シャフト15は、第1嵌合孔13に嵌合する大径部15aと軸受7の内輪に嵌合する小径部15bとを備え、旋回胴3の支持部5にボルト16によって固定されている。
これにより、アーム4は、旋回胴3の第1嵌合孔13に大径部15aを嵌合させたシャフト15の小径部15bと第2嵌合孔14との間に配置された軸受7によって、水平軸線B回りに、旋回胴3に対して回転可能に支持されている。また、アーム4は、軸受7の外輪と第2嵌合孔14との嵌合位置を水平軸線B方向にずらすことにより、旋回胴3に対して水平軸線Bに沿う方向に移動可能に支持されている。
旋回胴3の他方の支持部6は、減速機8を水平軸線B方向に通過させることができる大きさの内孔17aを有する円環状部17と、円環状部17の内孔17aを水平軸線B方向外方から閉塞する位置で、ボルト18により円環状部17に固定される円板状の減速機ブラケット19と、減速機ブラケット19にモータ11を固定するためのモータブラケット20とを備えている。
本実施形態においては、減速機8は、例えば、遊星歯車減速機であり、内側の円柱状のケーシング21を有する入力軸22に対して外側の円環状の出力軸23を回転駆動する方式のものである。出力軸23には出力軸23の中心線に平行にボルト24を貫通させる複数の貫通孔23aが設けられている。
アーム4には、減速機8の出力軸23を水平軸線B方向に密着させるフランジ面25が設けられている。フランジ面25に設けられたネジ孔26に、減速機8の貫通孔23aを貫通させられたボルト24を締結することにより、減速機8の出力軸23をアーム4に固定している。
減速機ブラケット19は、減速機8の入力軸22の円柱状のケーシング21の外周面(被嵌合面)を嵌合させる円筒内面状の嵌合面27を備えている。また、減速機ブラケット19は嵌合面27に外周面を嵌合させた状態の円柱状のケーシング21の水平軸線B方向の端面を密着させる固定面28を備えている。
固定面28にはボルト29を貫通させる複数の貫通孔19aが備えられている。
減速機8のケーシング21の端面には固定面28の貫通孔19aに対応する位置にネジ孔21aが設けられている。減速機ブラケット19の固定面28の貫通孔19aを貫通したボルト29を端面に設けられたネジ孔21aに締結することにより、減速機ブラケット19を減速機8の入力軸22に確りと固定することができる。
モータブラケット20は、モータシャフトを貫通させる貫通孔20aを備え、駆動ギヤ12が入力ギヤ10と噛み合うよう減速機ブラケット19にモータ11を位置決め状態に固定する平板状部材である。
本実施形態に係るロボット1においては、図2に示されるように、アーム4を軸受7によって旋回胴3に連結している一方の支持部5およびアーム4に、水平軸線Bに直交する方向に延び、かつ、水平軸線B方向に相互に対向するフランジ面30,31がそれぞれ設けられている。
一方の支持部5に設けられたフランジ面31には、シャフト15の大径部15aを嵌合させる第1嵌合孔13の径方向外方に、周方向に間隔を空けて第1嵌合孔13の軸線と平行に設けられた複数の貫通孔5aが設けられている。アーム4のフランジ面30には、支持部5のフランジ面31に対向させられたときに貫通孔5aに対応する位置に配置された複数のネジ孔32が設けられている。
これらの貫通孔5aおよびネジ孔32は、ロボット1を組み立てる際、あるいはロボット1を分解する保守作業において使用されるものである。
このように構成された本実施形態に係るロボット1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係るロボット1を組み立てるには、まず、図3に示されるように、固定された旋回胴3に対し、クレーンで吊り上げたアーム4を移動させて、アーム4の軸線が旋回胴3の水平軸線Bに一致する位置に配置する。
旋回胴3の一方の支持部5の外側から軸受7の内輪に小径部15bを嵌合させて固定したシャフト15を旋回胴3の第1嵌合孔13およびアーム4の第2嵌合孔14に嵌合させる。シャフト15の大径部15aを支持部5の第1嵌合孔13に嵌合させ、シャフト15の小径部15bに取り付けた軸受7の外輪をアーム4の第2嵌合孔14に嵌合させ、シャフト15をボルト16によって支持部5に固定する。
これにより、アーム4が軸受7によって旋回胴3に水平軸線B回りに相対回転可能に支持されるとともに、軸受7の外輪の第2嵌合孔14への嵌合位置を変化させることにより、アーム4を旋回胴3に対して水平軸線Bに沿う方向に微動させることができる。
そこで、図2および図4に示されるように、支持部5のフランジ面31に設けた貫通孔5aを貫通させてアーム4のフランジ面30に設けたネジ孔32にボルト33を締結していく。これにより、ボルト33の締結力によって、アーム4のフランジ面30が支持部5のフランジ面31に引き寄せられて密着させられる。すなわち、フランジ面30,31どうしが密着させられることにより、フランジ面30,31間に発生する摩擦によって、アーム4が旋回胴3に対して水平軸線B回りに回転および水平軸線Bに沿う方向に移動しないように固定される。
すなわち、この状態では、アーム4を吊り上げているクレーンを外しても、アーム4が旋回胴3に固定された状態に維持される。したがって、クレーンをアーム4から減速機8に掛け替えて、図4に示されるように、減速機8を吊り上げることができる。そして、吊り上げた減速機8を他方の支持部6側から円環状部17の内孔17aを通して入力軸22の中心線を水平軸線Bに一致させた状態に配置し、出力軸23の貫通孔23aを通したボルト24をアーム4のフランジ面25に設けられたネジ孔26に締結することにより、図5に示されるように、減速機8をアーム4に固定する。
次いで、減速機8を吊り上げていたクレーンを減速機ブラケット19に掛け替えて、図5に示されるように、減速機ブラケット19を吊り上げることができる。そして、吊り上げた減速機ブラケット19の嵌合面27に減速機8の入力軸22のケーシング21の外周面を嵌合させつつ、ボルト18によって支持部6の円環状部17に固定する。
そして、クレーンを再度、減速機ブラケット19からアーム4に掛け替えて、アーム4を吊り上げた状態として、フランジ面30,31を密着させていたボルト33を取り外し、減速機ブラケット19の貫通孔19aを通したボルト29を減速機8のケーシング21の端面に設けられているネジ孔21aに締結していく。これにより、ボルト29の締結力によって、水平軸線Bに沿って減速機ブラケット19方向に減速機8を引き寄せ、嵌合面27とケーシング21の外周面との嵌合状態を深めていくとともに、減速機8の入力軸22の端面を減速機ブラケット19の固定面28に密着させて確りと固定することができる。
また、減速機8が減速機ブラケット19方向に移動させられることにより、アーム4のフランジ面30と支持部5のフランジ面31との間に適正な隙間が形成され、旋回胴3に対するアーム4の回転時に相互に接触することが防止される。
この後に、図6に示されるようにモータブラケット20を減速機ブラケット19に取り付け、図7に示されるように、モータ11の駆動ギヤ12を減速機8の入力ギヤ10に噛み合わせながらモータ11をモータブラケット20に固定する。
これにより、ロボット1の関節2の組立が終了するとともに、アーム4を吊り上げているクレーンの吊り上げ状態を解除しても、モータ11に備えられたブレーキによって、アーム4が水平軸線B回りに回転することが規制される。
ここで、モータブラケット20およびモータ11は比較的軽量であるためクレーンによる吊り上げが不要であるか、他の簡易な吊り上げ方法により組み付けることができる。
このように、本実施形態に係るロボット1によれば、旋回胴3とアーム4とを備える関節2の組立時に、ボルト33によってフランジ面30,31を密着させて旋回胴3にアーム4を固定できる。したがって、アーム4を吊り上げていたクレーンを、アーム4に代えて減速機8および減速機ブラケット19等の重量物に順次掛け替えて組み立てることができる。その結果、単一のクレーンしか備えられていない環境下でも、組立作業や保守作業等を行うことができるという利点がある。
本実施形態に係るロボット1を保守するため等に分解する場合には、上記と逆の手順によって行うことができる。
すなわち、図6に示されるように、アーム4を吊り上げた状態でモータ11を取り外し、モータブラケット20を取り外す。
次いで、減速機ブラケット19と減速機8とを固定しているボルト29を緩めて、一方の支持部5に設けた貫通孔5aを貫通させたボルト33をアーム4のフランジ面30に設けられているネジ孔32に締結する。これにより、旋回胴3とアーム4のフランジ面30,31どうしを相互に密着させて、旋回胴3にアーム4を固定する。
アーム4を吊り上げていたクレーンを減速機ブラケット19に掛け直し、減速機ブラケット19を旋回胴3の円環状部17に固定していたボルト18を緩めて減速機ブラケット19を取り外す。
次いで、減速機ブラケット19を吊り上げていたクレーンを減速機8に掛け直し、減速機8をアーム4に固定していたボルト24を緩めて減速機8を取り外す。
これにより、単一のクレーンしか使用できない環境下でも、減速機8の交換を容易に行うことができる。
さらに分解する場合には、この状態から、減速機8を吊り上げていたクレーンを、再度アーム4に掛け直し、アーム4を吊り上げた状態として、フランジ面30,31どうしを密着させていたボルト33を取り外す。そして、シャフト15を旋回胴3に固定しているボルト16を緩め、シャフト15および軸受7をアーム4から引き抜くことにより、旋回胴3とアーム4とを分離することができる。
なお、本実施形態においては、ロボット1の関節2として旋回胴3とアーム4とを備える関節を例示したが、これに代えて、他の関節に適用してもよい。
また、減速機8の入力軸22のケーシング21を円柱状とし、その外周面を減速機ブラケット19の円筒内面状の嵌合面27に嵌合させることとしたが、両者に設けたピン孔に嵌合させるピンによって両者を移動可能に位置決めすることにしてもよい。
また、遊星歯車減速機の円柱状のケーシング21からなる入力軸22の径方向外方に円環状の部材からなる出力軸23を有する場合を例示した。このため、旋回胴3の他方の支持部6の円環状部17に固定される減速機ブラケット19にケーシング21を固定し、アーム4に円環状の出力軸23を固定したが、これとは逆に円柱状のケーシング21を出力軸23とし、ケーシング21の径方向外方の円環状の部材を入力軸22としてもよい。
この場合に、上記実施形態においては、減速機ブラケット19の円筒内面状の嵌合面27にケーシング21の外周面を嵌合させていたが、円環状の出力軸23に円筒状の被嵌合面を設け、他方の支持部6の円環状部17に設けた円筒内面(嵌合面)に嵌合させることにしてもよい。これにより減速機ブラケット19をなくすことにしてもよい。
アーム4に設けたフランジ面30にネジ孔32を設けたが、これに代えて、貫通孔を設け、ボルト33およびナットによって、フランジ面30,31どうしを密着させることにしてもよい。
1 ロボット
2 関節
3 旋回胴(第1関節部材)
4 アーム(第2関節部材)
5a 貫通孔
7 軸受
8 減速機
27 嵌合面
30,31 フランジ面
32 ネジ孔
33 ボルト
B 水平軸線(軸線)

Claims (3)

  1. 1以上の関節を備え、
    少なくとも1つの前記関節が、所定の軸線回りに相対回転可能に配置される第1関節部材および第2関節部材と、前記第1関節部材の前記軸線方向の一側において、前記第1関節部材と前記第2関節部材とを前記軸線回りに相対回転可能に支持する減速機と、前記第1関節部材の前記軸線方向の他側において、前記第1関節部材と前記第2関節部材とを前記軸線回りに相対回転可能かつ前記軸線に沿う方向に相対移動可能に支持する軸受とを備え、
    前記第1関節部材および前記第2関節部材が、前記軸線に直交しかつ該軸線方向に相互に対向するフランジ面をそれぞれ備えるとともに、各前記フランジ面にボルトの締結によって該フランジ面どうしを密着させるためのネジ孔または貫通孔を備えるロボット。
  2. 前記第2関節部材が、前記フランジ面どうしを密着させた状態で、前記減速機の被嵌合面を前記軸線に沿う方向に嵌合可能な嵌合面を備える請求項1に記載のロボット。
  3. 前記嵌合面が、前記軸線と同軸に配置された円筒内面である請求項2に記載のロボット。
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