JP2017156473A - 電子写真感光体の製造方法 - Google Patents

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善久 斉藤
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孝治 高橋
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Naoaki Ichihashi
直晃 市橋
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Abstract

【課題】 メトキシベンゼンを含有する電荷輸送層用塗布液を使用して電荷輸送層を形成して電子写真感光体を製造する場合であっても、高い感度を有する電子写真感光体を製造する方法を提供する。【解決手段】 電荷輸送層を形成する工程が電荷発生層の直上に電荷輸送層用塗布液を塗布して塗膜を形成し、塗膜を乾燥させて電荷輸送層を形成する工程であり、電荷発生層が電荷発生物質ならびにポリビニルアセタール/塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体を含有し、電荷輸送層用塗布液が、(α)ポリカーボネート/ポリエステル、(β)電荷輸送物質、(γ)メトキシベンゼンならびに(δ)シクロペンタノン/シクロヘキサノンを含有し、(γ)と(δ)の合計が全溶剤の質量に対して50〜100質量%であり、(δ)に対する(γ)の質量比が1.05以上2.00以下である。【選択図】 なし

Description

本発明は、電子写真感光体の製造方法に関する。
近年、電子写真装置に対するユーザーの要望の多様化が進み、出力される画像には、従来のものよりも高画質のものが求められ、また、高い安定性が求められている。それに伴って、電子写真装置に搭載される電子写真感光体についても、高画質化や高安定性に関わる感光体特性のさらなる向上が求められている。
画像形成の初期から長期にわたって良好な感光体特性を得る技術として、特許文献1には、
電荷輸送物質、
バインダー樹脂、
ジメトキシメタン、および
130℃以上の沸点を有する芳香族炭化水素溶媒
を含有する塗布液を塗布して塗膜を形成し、該塗膜を乾燥させることによって電荷輸送層を形成するという技術が記載されている。130℃以上の沸点を有する芳香族炭化水素溶媒の例としては、アニソール(メトキシベンゼン)が記載されている。
特開2002−55466号公報
近年、画像出力スピードの高速化に伴い、電子写真感光体のさらなる高感度化が要望されている。
しかしながら、特許文献1のようにメトキシベンゼンを用いて電荷輸送層を形成し、電子写真感光体を製造した場合、高い感度を有する電子写真感光体が得られにくいといった課題があった。
本発明の目的は、メトキシベンゼンを含有する電荷輸送層用塗布液を使用して電荷輸送層を形成して電子写真感光体を製造する場合であっても、高い感度を有する電子写真感光体を製造する方法を提供することにある。
本発明は、支持体上に電荷発生層を形成する工程、および、該電荷発生層の直上に電荷輸送層を形成する工程を有する電子写真感光体の製造方法であって、
該電荷輸送層を形成する工程が、該電荷発生層の直上に電荷輸送層用塗布液を塗布して塗膜を形成し、該塗膜を乾燥させて該電荷輸送層を形成する工程であり、
該電荷発生層が、
電荷発生物質、ならびに、
ポリビニルアセタールおよび塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体からなる群より選択される少なくとも1種の樹脂
を含有し、
該電荷輸送層用塗布液が、
(α)ポリカーボネートおよびポリエステルよりなる群より選択される少なくとも1種の樹脂、
(β)電荷輸送物質、
(γ)メトキシベンゼン、ならびに、
(δ)シクロペンタノンおよびシクロヘキサノンからなる群より選択される少なくとも1種の溶剤
を含有し、
該電荷輸送層用塗布液における(γ)の含有量と(δ)の含有量の合計が、該電荷輸送層用塗布液に含有される全溶剤の質量に対して50質量%以上100質量%以下であり、
該電荷輸送層用塗布液における(δ)の含有量に対する(γ)の含有量の質量比(γ/δ)が、1.05以上2.00以下であることを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
(δ)に占める該シクロペンタノンの含有量が50質量%以上100質量%以下である電子写真感光体の製造方法である。
本発明によれば、メトキシベンゼンを含有する電荷輸送層用塗布液を使用して電荷輸送層を形成して電子写真感光体を製造する場合であっても、高い感度を有する電子写真感光体の製造方法を提供することができる。
本発明の製造方法で得られた電子写真感光体を有するプロセスカートリッジを備えた電子写真装置の例を示す図である。
本発明の電子写真感光体の製造方法は、上記のとおり、
支持体上に電荷発生層を形成する工程、および、該電荷発生層の直上に電荷輸送層を形成する工程を有する電子写真感光体の製造方法であって、
該電荷輸送層を形成する工程が、該電荷発生層の直上に電荷輸送層用塗布液を塗布して塗膜を形成し、該塗膜を乾燥させて該電荷輸送層を形成する工程であり、
該電荷発生層が、
電荷発生物質、ならびに、
ポリビニルアセタールおよび塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体からなる群より選択される少なくとも1種の樹脂
を含有し、
該電荷輸送層用塗布液が、
(α)ポリカーボネートおよびポリエステルからなる群より選択される少なくとも1種の樹脂、
(β)電荷輸送物質、
(γ)メトキシベンゼン、ならびに、
(δ)シクロペンタノンおよびシクロヘキサノンからなる群より選択される少なくとも1種の溶剤
を含有し、
該電荷輸送層用塗布液における(γ)の含有量と(δ)の含有量の合計が、該電荷輸送層用塗布液に含有される全溶剤の質量に対して50質量%以上100質量%以下であり、
該電荷輸送層用塗布液における(δ)の含有量に対する(γ)の含有量の質量比(γ/δ)が、1.05以上2.00以下である
ことを特徴とする。
以下、上記(α)を「樹脂α」とも表記し、上記(β)を「化合物β」とも表記し、上記(γ)を「化合物γ」とも表記し、上記(δ)を「化合物δ」とも表記する。
本発明者らは、電荷輸送層用塗布液の溶剤である化合物γおよび化合物δを最適な割合で電荷輸送層用塗布液に含有させることにより、電子写真感光体の感度を高めることができる理由を以下のように推測している。
すなわち、電荷発生層の直上に電荷輸送層用塗布液を塗布する工程で、化合物γは電荷発生層の結着樹脂をほとんど溶解しないが、化合物δは電荷発生層の結着樹脂を若干溶解する。そのことで、電荷の移動に適した界面の状態が電荷発生層と電荷輸送層との間に形成されると考えている。本発明の製造方法で製造される電子写真感光体の電荷発生層に用いられる結着樹脂は、ポリビニルアセタールおよび塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体からなる群より選択される少なくとも1種の樹脂である。
また、電荷輸送層用塗布液を塗布する際(直前)の電荷発生層の表面の温度を電荷輸送層用塗布液の液温より3℃以上高くすることにより、上記界面を電荷の移動により適した状態にすることができる。
また、電荷輸送層用塗布液の液温を31℃以下とすることにより、上記界面を電荷の移動により適した状態にすることができる。
〈樹脂αについて〉
樹脂αは、ポリカーボネートおよびポリエステルからなる群より選択される少なくとも1種の樹脂であり、電荷輸送層の結着樹脂として用いられる。
本発明において、上記ポリカーボネートは、下記式(A)で示される構造単位を有するポリカーボネートAであることが好ましい。また、上記ポリエステルは、下記式(B)で示される構造単位を有するポリエステルBであることが好ましい。
Figure 2017156473
上記式(A)中、R11〜R14は、それぞれ独立に、水素原子、または、メチル基を示す。Xは、単結合、シクロヘキシリデン基、または、下記式(C)で示される構造を有する2価の基を示す。
上記式(B)中、R21〜R24は、それぞれ独立に、水素原子、または、メチル基を示す。Xは、単結合、シクロヘキシリデン基、または、下記式(C)で示される構造を有する2価の基を示す。Yは、m−フェニレン基、p−フェニレン基、または、2つのp−フェニレン基が酸素原子を介して結合してなる2価の基を示す。
Figure 2017156473
上記式(C)中、R31およびR32は、それぞれ独立に、水素原子、メチル基、または、フェニル基を示す。
以下に、上記式(A)で示される構造単位の具体例を示す。
Figure 2017156473
ポリカーボネートAは、上記(A−1)〜(A−8)などの構造単位のうち、1種の構造単位を有する重合体であってもよいし、2種以上の構造単位を有する共重合体であってもよい。上記構造単位の中でも、上記(A−1)、(A−2)、(A−4)の構造単位が好ましい。
以下に、上記式(B)で示される構造単位の具体例を示す。
Figure 2017156473
ポリエステルBは、上記(B−1)〜(B−9)などの構造単位のうち、1種の構造単位を有する重合体であってもよいし、2種以上の構造単位を有する共重合体であってもよい。上記構造単位の中でも、上記(B−1)、(B−2)、(B−3)、(B−6)、(B−7)、(B−8)の好ましい。
樹脂αであるポリカーボネートやポリエステルは、例えば、ホスゲン法、または、エステル交換法によって合成することも可能である。
樹脂αであるポリカーボネートやポリエステルが共重合体である場合、その共重合形態は、ブロック共重合、ランダム共重合、交互共重合など、いずれの形態であってもよい。
樹脂αであるポリカーボネートおよびポリエステルの平均重量分子量は、20000以上300000以下であることが好ましく、50000以上250000以下であることがより好ましい。本発明における樹脂の重量平均分子量とは、特開2007−79555号公報に記載の方法により測定されたポリスチレン換算の重量平均分子量である。
樹脂αであるポリカーボネートおよびポリエステルは、シロキサン構造を含む構造単位を有する樹脂であってもよい。
以下に、シロキサン構造を含む構造単位の具体例を示す。
Figure 2017156473
以下に、樹脂αの具体例を示す。
Figure 2017156473
〈化合物βについて〉
化合物βは、電荷輸送物質である。
電荷輸送物質としては、例えば、トリアリールアミン化合物、ヒドラゾン化合物、スチリル化合物、スチルベン化合物、エナミン化合物などが挙げられる。
本発明において、電荷輸送物質(電荷輸送性化合物)の分子量は、3000以下であることが好ましい。
本発明において、電荷輸送物質は、形成される電荷輸送層のクラック抑制の観点から、下記式(E)で示される化合物(電荷輸送性化合物)であることが好ましい。
Figure 2017156473
上記式(E)中、R41〜R46およびR41’〜R45’は、それぞれ独立に、水素原子、メチル基、エチル基、置換もしくは無置換のフェニル基、または、不飽和結合を有する基を示す。不飽和結合を有する基としては、例えば、ブタジエン構造を有する基などが挙げられる。
以下に、電荷輸送物質(電荷輸送性化合物)の具体例を示す。
Figure 2017156473
〈化合物δについて〉
メトキシベンゼンとは、下記式(F)で示される化合物である。
Figure 2017156473
〈化合物γと化合物δの含有量について〉
本発明において、電荷発生層の結着樹脂は、ポリビニルアセタールおよび塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体からなる群より選択される少なくとも1種の樹脂である。
本発明においては、電荷発生層と電荷輸送層との間に電荷の移動に適した状態の界面を形成する観点から、電荷輸送層用塗布液における、電荷発生層の結着樹脂をほとんど溶解しない化合物γと、若干溶解する化合物δとの比が重要である。具体的には、電荷輸送層用塗布液における化合物δの含有量に対する化合物γの含有量の質量比(γ/δ)は、1.05以上2.00以下である。より好ましくは、1.22以上1.52以下である。
〈電子写真感光体の構成〉
本発明の製造方法で製造される電子写真感光体は、支持体、該支持体上に形成された電荷発生層、および、該電荷発生層の直上に形成された電荷輸送層を有する電子写真感光体である。
支持体としては、導電性を示すもの(導電性支持体)であることが好ましい。
支持体の材質としては、例えば、鉄、銅、金、銀、アルミニウム、亜鉛、チタン、鉛、ニッケル、スズ、アンチモン、インジウム、クロム、アルミニウム合金、ステンレスなどの金属(合金)などが挙げられる。また、支持体としては、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、酸化インジウム−酸化スズ合金を用いて真空蒸着によって形成した被膜を有する金属製もしくはプラスチック製支持体を用いることもできる。また、支持体としては、例えば、カーボンブラック、酸化スズ粒子、酸化チタン粒子、銀粒子などの導電性粒子をプラスチックや紙に含浸させた支持体や、導電性結着樹脂で形成された支持体を用いることもできる。
支持体の表面は、レーザー光の散乱による干渉縞の抑制を目的として、例えば、切削処理、粗面化処理、アルマイト処理を施してもよい。
支持体と電荷発生層との間には、例えば、レーザー光の散乱による干渉縞の抑制や、支持体の傷の被覆を目的として、導電層を設けてもよい。
導電層は、カーボンブラック、導電性顔料、抵抗調節顔料などの導電性材料を結着樹脂とともに溶剤に分散処理することによって得られる導電層用塗布液を塗布して塗膜を形成し、得られた塗膜を乾燥させることによって形成することができる。導電層用塗布液には、例えば、加熱、紫外線照射、放射線照射により硬化重合する化合物を添加してもよい。
導電層に用いられる結着樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、アリル樹脂、アルキッド樹脂、エチルセルロース樹脂、エチレン−アクリル酸コポリマー、エポキシ樹脂、カゼイン樹脂、シリコーン樹脂、ゼラチン樹脂、フェノール樹脂、ブチラール樹脂、ポリアクリレート、ポリアセタール、ポリアミドイミド、ポリアミド、ポリアリルエーテル、ポリイミド、ポリウレタン、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリエチレンなどが挙げられる。
導電性顔料および抵抗調節顔料としては、例えば、アルミニウム、亜鉛、銅、クロム、ニッケル、銀、ステンレスなどの金属(合金)の粒子や、これらをプラスチックの粒子の表面に蒸着したものなどが挙げられる。また、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化スズ、酸化アンチモン、酸化インジウム、酸化ビスマス、スズがドープされている酸化インジウム、アンチモンやタンタルがドープされている酸化スズなどの金属酸化物の粒子を用いることもできる。
これらは、1種のみ用いてもよいし、2種以上用いてもよい。
また、導電性顔料や抵抗調節顔料には、表面処理剤によって表面処理を施すことができる。表面処理剤としては、例えば、界面活性剤、シランカップリング剤、チタンカップリング剤などが挙げられる。
また、導電層には、光散乱を目的として、シリコーン樹脂粒子、アクリル樹脂粒子などの粒子を含有させてもよい。
また、導電層には、レベリング剤、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、整流性材料等の添加剤を含有させてもよい。
導電層の膜厚は、0.2μm以上40μm以下であることが好ましく、1μm以上35μm以下であることがより好ましく、5μm以上30μm以下であることがより好ましい。
支持体または導電層と電荷発生層との間には、電荷発生層の接着性の改良、支持体から電荷発生層への電荷注入性の改良を目的として、下引き層(中間層)を設けてもよい。
下引き層は、結着樹脂および溶剤を混合することによって得られる下引き層用塗布液を塗布して塗膜を形成し、得られた塗膜を乾燥させることによって形成することができる。
下引き層に用いられる樹脂としては、例えば、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキシド、エチルセルロース、メチルセルロース、カゼイン、ポリアミド(ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、共重合ナイロン、N−アルコキシメチル化ナイロンなど)、ポリウレタン、アクリル樹脂、アリル樹脂、アルキッド樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂などが挙げられる。
下引き層の膜厚は、0.05μm以上40μm以下であることが好ましい。
また、下引き層には、金属酸化物粒子を含有させてもよい。下引き層に用いられる金属酸化物粒子としては、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化スズ、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウムからなる群より選択される少なくとも1種の金属酸化物を含有する粒子であることが好ましい。上記金属酸化物を含有する粒子の中でも、酸化亜鉛を含有する粒子がより好ましい。
金属酸化物粒子は、金属酸化物粒子の表面がシランカップリング剤などの表面処理剤で表面処理されている粒子であってもよい。
分散方法としては、例えば、ホモジナイザー、超音波分散機、ボールミル、サンドミル、ロールミル、振動ミル、アトライター、液衝突型高速分散機などを用いた方法が挙げられる。
下引き層には、例えば、下引き層の表面粗さの調整、下引き層のひび割れ軽減を目的として、有機樹脂粒子や、レベリング剤を含有させてもよい。有機樹脂粒子としては、例えば、シリコーン粒子などの疎水性有機樹脂粒子や、架橋型ポリメタクリレート樹脂(PMMA)粒子などの親水性有機樹脂粒子などが挙げられる。
下引き層には、各種添加物を含有させることができる。添加物としては、例えば、金属、導電性物質、電子輸送性物質、金属キレート化合物、シランカップリング剤などの有機金属化合物が挙げられる。
電荷発生層は、電荷発生物質を結着樹脂および溶剤とともに分散して得られる電荷発生層用塗布液を塗布して塗膜を形成し、得られた塗膜を乾燥させることによって形成することができる。
電荷発生物質としては、例えば、アゾ顔料、フタロシアニン顔料、インジゴ顔料、ペリレン顔料、多環キノン顔料、スクワリリウム色素、チアピリリウム塩、トリフェニルメタン色素、キナクリドン顔料が挙げられる。また、例えば、アズレニウム塩顔料、シアニン染料、アントアントロン顔料、ピラントロン顔料、キサンテン色素、キノンイミン色素、スチリル色素なども挙げられる。
これら電荷発生物質は、1種のみ用いてもよいし、2種以上用いてもよい。
これら電荷発生物質の中でも、感度の観点から、オキシチタニウムフタロシアニン、クロロガリウムフタロシアニン、ヒドロキシガリウムフタロシアニンが好ましい。ヒドロキシガリウムフタロシアニンの中でも、CuKα特性X線回折におけるブラッグ角2θの7.4°±0.3°および28.2°±0.3°に強いピークを有する結晶形のヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶が好ましい。
電荷発生層に用いられる結着樹脂は、上述のとおり、ポリビニルアセタールおよび塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体からなる群より選択される少なくとも1種の樹脂である。
分散方法としては、例えば、ホモジナイザー、超音波分散機、ボールミル、サンドミル、ロールミル、アトライターなどを用いた方法が挙げられる。
電荷発生層における電荷発生物質と結着樹脂との割合は、結着樹脂1質量部に対して電荷発生物質が0.3質量部以上10質量部以下であることが好ましい。
電荷発生層には、例えば、増感剤、レベリング剤、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、整流性材料を含有させてもよい。
電荷発生層の膜厚は、0.01μm以上5μm以下であることが好ましく、0.1μm以上2μm以下であることがより好ましい。
電荷輸送層は、電荷輸送物質と結着樹脂を溶剤に溶解させて得られる電荷輸送層用塗布液を塗布して塗膜を形成し、得られた塗膜を乾燥させることによって形成することができる。
電荷輸送層に用いられる電荷輸送物質に関しては、上述したとおりである。
電荷輸送層に用いられる結着樹脂に関しては、上述したとおり、ポリカーボネートおよびポリエステルからなる群より選択される少なくとも1種の樹脂(樹脂α)であるが、他の樹脂を併用してもよい。他の樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、ポリビニルカルバゾール、フェノキシ樹脂、ポリスチレン、ポリビニルアセテート、ポリサルホン、塩化ビニリデン・アクリロニトリル共重合体、ポリビニルベンザールなどが挙げられる。
電荷輸送層における電荷輸送物質と結着樹脂との割合は、結着樹脂1質量部に対して電荷輸送物質が0.3質量部以上3質量部以下であることが好ましい。
電荷発生層の直上に形成される電荷輸送層の膜厚は、5μm以上40μm以下であることが好ましく、8μm以上40μm以下であることがより好ましい。
電荷輸送層用塗布液に用いられる溶剤に関しては、上述したとおり、メトキシベンゼン(化合物γ)、ならびに、シクロペンタノンおよびシクロヘキサノンからなる群より選択される少なくとも1種の溶剤(化合物δ)であるが、他の溶剤を併用してもよい。他の溶剤としては、例えば、アルコール系溶剤、スルホキシド溶剤、ケトン系溶剤、エーテル系溶剤、エステル系溶剤などが挙げられる。より具体的には、キシレン、トルエン、テトラヒドロフラン、アニソールなどが挙げられる。
本発明の電荷輸送層用塗布液には、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、レベリング剤、有機粒子、無機粒子を含有させてもよい。
劣化防止剤としては、例えば、ヒンダードフェノール系酸化防止剤、ヒンダードアミン系耐光安定剤、硫黄原子含有酸化防止剤、リン原子含有酸化防止剤などが挙げられる。
有機粒子としてはフッ素原子含有樹脂粒子、ポリスチレン粒子、ポリエチレン粒子などの樹脂粒子が挙げられる。無機粒子としては、例えば、シリカ、アルミナなどの無機酸化物粒子が挙げられる。
電子写真感光体の耐摩耗性やクリーニング性の向上を目的として、電荷輸送層上に保護層を形成してもよい。保護層は、結着樹脂を溶剤に溶解させて得られる保護層用塗布液を塗布して塗膜を形成し、得られた塗膜を乾燥させることによって形成することができる。
保護層に用いられる樹脂としては、例えば、ポリビニルブチラール、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリイミド、ポリウレタン、フェノール樹脂などが挙げられる。
また、保護層は、重合性のモノマーまたはオリゴマーを溶剤に溶解させて得られる保護層用塗布液を塗布して塗膜を形成し、架橋または重合反応を用いて、塗膜を硬化(重合)させて保護層を形成してもよい。重合性のモノマーまたはオリゴマーとしては、例えば、アクリロイルオキシ基やスチリル基などの連鎖重合性官能基を有する化合物や、ヒドロキシ基、アルコキシシリル基、イソシアネート基、エポキシ基などの逐次重合性官能基を有する化合物が挙げられる。
硬化させる反応としては、例えば、ラジカル重合、イオン重合、熱重合、光重合、放射線重合(電子線重合)などが挙げられる。
保護層には、導電性粒子や電荷輸送物質を含有させてもよい。導電性粒子としては、導電層に用いられる導電性材料と同様のものを用いることができる。電荷輸送物質としては、電荷輸送層に用いられる電荷輸送物質と同様のものを用いることができる。
耐摩耗性と電荷輸送能力の両立の観点から、重合性のモノマーまたはオリゴマーとして、重合性官能基を有する電荷輸送性化合物を用いることがより好ましい。重合性官能基としては、アクリロイルオキシ基、メタクリロイルオキシ基が好ましい。また、同一分子内に重合性官能基を2つ以上有する電荷輸送化合物がより好ましい。
また、電子写真感光体の表面層(電荷輸送層または保護層)には、有機樹脂粒子や無機粒子を含有させてもよい。有機樹脂粒子としては、例えば、フッ素原子含有樹脂粒子、アクリル樹脂粒子などの樹脂粒子が挙げられる。無機粒子としては、例えば、アルミナ、シリカ、チタニアなどの無機酸化物粒子が挙げられる。さらに、導電性粒子、酸化防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、レベリング剤などを添加してもよい。
保護層の膜厚は、0.1μm以上30μm以下であることが好ましく、1μm以上10μm以下であることがより好ましい。
上記各層の塗布液を塗布する方法としては、例えば、浸漬塗布法(浸漬コーティング法)、スプレーコーティング法、スピンナーコーティング法、ローラーコーティング法、マイヤーバーコーティング法、ブレードコーティング法などが挙げられる。
〈プロセスカートリッジおよび電子写真装置の構成〉
図1に、本発明の製造方法で得られた電子写真感光体を有するプロセスカートリッジを備えた電子写真装置の例を示す。
図1において、円筒状の電子写真感光体1は、軸2を中心に矢印方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。電子写真感光体1の表面は、回転過程において、帯電手段3(一次帯電手段:例えば、帯電ローラーなど)により、正または負の所定電位に均一に帯電される。次いで、帯電された電子写真感光体1の表面には、像露光手段(不図示)から像露光光4が照射され、目的の画像情報に対応した静電潜像が形成されていく。像露光光4は、例えば、スリット露光やレーザービーム走査露光などの像露光手段から出力される、目的の画像情報の時系列電気デジタル画像信号に対応して強度変調された光である。
電子写真感光体1の表面に形成された静電潜像は、現像手段5内に収容された現像剤(トナー)で現像(正規現像または反転現像)され、電子写真感光体の表面にはトナー像が形成される。電子写真感光体1の表面に形成されたトナー像は、転写手段(例えば、転写ローラーなど)6からの転写バイアスによって、転写材P上に転写されていく。このとき、転写材Pは、転写材供給手段(不図示)から電子写真感光体1の回転と同期して取り出されて、電子写真感光体1と転写手段6との間(当接部)に給送される。また、転写手段には、トナーの保有電荷とは逆極性のバイアス電圧がバイアス電源(不図示)から印加される。
トナー像が転写された転写材Pは、電子写真感光体の表面から分離されて定着手段8へ搬送されてトナー像の定着処理を受けることにより、画像形成物(プリント、コピー)として電子写真装置外へプリントアウトされる。
トナー像が転写材Pに転写された後の電子写真感光体1の表面は、クリーニング手段7により、転写残りの現像剤(転写残トナー)などの付着物の除去を受けて清浄される。
さらに、電子写真感光体1の表面には、前露光手段(不図示)から前露光光が照射され、除電処理された後、繰り返し画像形成に使用される。なお、帯電手段3が帯電ローラーなどを用いた接触帯電手段である場合は、前露光手段は必ずしも必要ではない。
本発明においては、上述の電子写真感光体1、帯電手段3、現像手段5およびクリーニング手段7などの構成要素のうち、複数の構成要素を容器に納めて一体に支持してプロセスカートリッジを形成してもよい。このプロセスカートリッジを電子写真装置本体に対して着脱自在に構成することができる。例えば、電子写真感光体1と、帯電手段3、現像手段5およびクリーニング手段7から選択される少なくとも1つとを一体に支持してカートリッジ化する。そして、電子写真装置本体のレールなどの案内手段10を用いて電子写真装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジ9とすることができる。
像露光光4は、電子写真装置が複写機やプリンターである場合には、原稿からの反射光や透過光であってもよい。または、センサーで原稿を読み取り、信号化し、この信号に従って行われるレーザービームの走査、LEDアレイの駆動もしくは液晶シャッターアレイの駆動などにより放射される光であってもよい。
以下、具体的な実施例を挙げて、本発明をより詳細に説明する。なお、実施例中の「部」は「質量部」を意味する。また、電子写真感光体を、以下単に「感光体」ともいう。
・電子写真感光体の製造例
(感光体1の製造例)
直径30mm、長さ357.5mmのアルミニウムシリンダーを支持体(円筒状支持体)とした。
次に、酸化スズで被覆されている硫酸バリウム粒子(商品名:パストランPC1、三井金属鉱業(株)製)60部、酸化チタン粒子(商品名:TITANIXJR、テイカ(株)製)15部、レゾール型フェノール樹脂(商品名:フェノライトJ−325、大日本インキ化学工業(株)製、固形分70質量%)43部、シリコーンオイル(商品名:SH28PA、東レシリコーン(株)製)0.015部、シリコーン樹脂粒子(商品名:トスパール120、東芝シリコーン(株)製)3.6部、2−メトキシ−1−プロパノール50部、および、メタノール50部をボールミルに入れ、20時間分散処理することによって、導電層用塗布液を調製した。この導電層用塗布液を支持体上に浸漬塗布し、得られた塗膜を1時間140℃で加熱し、硬化させることによって、膜厚15μmの導電層を形成した。
次に、共重合ナイロン(商品名:アミランCM8000、東レ(株)製)10部およびメトキシメチル化6ナイロン樹脂(商品名:トレジンEF−30T、帝国化学(株)製)30部を、メタノール400部/n−ブタノール200部の混合溶剤に溶解させることによって、下引き層用塗布液を調製した。この下引き層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を30分間100℃で乾燥させることによって、膜厚0.45μmの下引き層を形成した。
次に、CuKα特性X線回折におけるブラッグ角2θ±0.2°の7.4°および28.2°に強いピークを有する結晶形のヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶(電荷発生物質)20部、下記式(1)で示されるカリックスアレーン化合物0.2部、
Figure 2017156473
ポリビニルアセタールの1種であるポリビニルブチラール(商品名:エスレックBX−1、積水化学工業(株)製)10部、および、シクロヘキサノン600部を、直径1mmガラスビーズを用いたサンドミルに入れ、4時間分散処理した後、酢酸エチル700部を加えることによって、電荷発生層用塗布液を調製した。この電荷発生層用塗布液を電荷輸送層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を15分間80℃で乾燥させることによって、膜厚0.17μmの電荷発生層を形成した。
次に、上記式(E−1)で示される化合物(電荷輸送物質(正孔輸送性化合物))4部、上記式(E−4)で示される化合物(電荷輸送物質(正孔輸送性化合物))4部、樹脂A4 10部、メトキシベンゼン30.7部、シクロペンタノン16.3部、シクロヘキサノン7部、および、ジメトキシメタン(メチラール)29.1部を混合することによって、電荷輸送層用塗布液を調製した。
電荷発生層の表面の温度を34℃に調整した後、液温を31℃に調整した電荷輸送層用塗布液に浸漬し、電荷輸送層用塗布液を電荷発生層の直上に塗布した。得られた塗膜を60分間120℃で乾燥させることによって、膜厚30μmの電荷輸送層を形成した。
このようにして電荷輸送層が表面層である電子写真感光体を作製した。
(感光体2〜16の製造例)
感光体1の製造例において、(α)、(β)、(γ)、(δ)、その他の溶剤の種類、含有量を表2に示すようにし、電荷発生層の結着樹脂、電荷輸送層用塗布液を塗布する直前の電荷発生層の表面の温度および電荷輸送層用塗布液の液温を表4に示すようにした以外は、感光体1の製造例と同様にして電子写真感光体を作製した。
得られた電子写真感光体をそれぞれ「感光体2〜16」とする。
また、電荷輸送層用塗布液の全溶剤の質量に対する(γ)の含有量と(δ)の含有量の合計の比(質量%)、電荷輸送層用塗布液の(δ)の含有量に対する(γ)の含有量の質量比、および、(δ)に占めるシクロペンタノンの比(質量%)を表4に示す。
Figure 2017156473
表2中、「CTM」は電荷輸送物質(電荷輸送性化合物)を意味する。
Figure 2017156473
Figure 2017156473
・電子写真感光体の実機評価
(実施例1)
〈初期画像評価〉
感光体1を、評価装置であるキヤノン(株)製の電子写真装置(複写機)(商品名:iR−ADV C5255)の改造機のシアンステーションに装着し、以下のように試験および評価を行った。
まず、23℃/50%RH環境下で、電子写真感光体の暗部電位(Vd)が−700V、明部電位(Vl)が−200Vになるように帯電装置(帯電手段)および像露光装置(像露光手段)の条件を設定し、電子写真感光体の初期電位を調整した。
次に、シアン濃度30%のスクリーン画像をハーフトーン画像として出力し、画像欠陥が無いことを確認した。
〈感度および電位変動評価〉
電子写真感光体の表面電位(暗部電位および明部電位)の測定は、上記評価装置のカートリジを改造し、電子写真感光体の端部から178mm位置(およそ中央部)に電位測定用プローブが位置するように固定された冶具と現像機とを交換して現像位置で行った。電子写真感光体の非露光部の暗部電位が−700Vになるように印加バイアスを設定し、レーザー光(0.26μJ/cm)を照射して、暗部電位から光減衰させた明部電位(画像出力前の明部電位)を測定した。この明部電位の絶対値が小さいほど(0に近いほど)、感度が高いことを意味する。
また、A4サイズの普通紙を用い、連続して2000枚の画像出力を行い、その後の明部電位を測定した。さらに、画像出力後の明部電位と画像出力前の明部電位との差をΔとして算出した。結果を表5に示す
(実施例2〜12)
実施例1において、感光体1を感光体2〜12に変更した以外は、実施例1と同様にして試験および評価を行った。結果を表5に示す。
(比較例1〜4)
実施例1において、感光体1を感光体13〜16に変更した以外は、実施例1と同様にして試験および評価を行った。結果を表6に示す。
Figure 2017156473
Figure 2017156473
表5および6から、本発明の製造方法で製造された実施例の感光体は、比較例の感光体に比べて感度が高いことがわかる。
1 電子写真感光体
2 軸
3 帯電手段
4 像露光光
5 現像手段
6 転写手段
7 クリーニング手段
8 定着手段
9 プロセスカートリッジ
10 案内手段
P 転写材

Claims (4)

  1. 支持体上に電荷発生層を形成する工程、および、該電荷発生層の直上に電荷輸送層を形成する工程を有する電子写真感光体の製造方法であって、
    該電荷輸送層を形成する工程が、該電荷発生層の直上に電荷輸送層用塗布液を塗布して塗膜を形成し、該塗膜を乾燥させて該電荷輸送層を形成する工程であり、
    該電荷発生層が、
    電荷発生物質、ならびに、
    ポリビニルアセタールおよび塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体からなる群より選択される少なくとも1種の樹脂
    を含有し、
    該電荷輸送層用塗布液が、
    (α)ポリカーボネートおよびポリエステルからなる群より選択される少なくとも1種の樹脂、
    (β)電荷輸送物質、
    (γ)メトキシベンゼン、ならびに、
    (δ)シクロペンタノンおよびシクロヘキサノンからなる群より選択される少なくとも1種の溶剤
    を含有し、
    該電荷輸送層用塗布液における(γ)の含有量と(δ)の含有量の合計が、該電荷輸送層用塗布液に含有される全溶剤の質量に対して50質量%以上100質量%以下であり、
    該電荷輸送層用塗布液における(δ)の含有量に対する(γ)の含有量の質量比(γ/δ)が、1.05以上2.00以下である
    ことを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
  2. 前記(δ)に占める前記シクロペンタノンの含有量が、50質量%以上100質量%以下である請求項1の電子写真感光体の製造方法。
  3. 前記電荷輸送層用塗布液を塗布する直前の前記電荷発生層の表面の温度が、前記電荷輸送層用塗布液の液温より3℃以上高い請求項1または2に記載の電子写真感光体の製造方法。
  4. 前記電荷輸送層用塗布液の液温が、31℃以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子写真感光体の製造方法。
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