JP4630813B2 - 電子写真感光体及びその製造方法、並びに、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents

電子写真感光体及びその製造方法、並びに、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 Download PDF

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Description

本発明は、連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物を2種類以上含有する電子写真感光体及びその製造方法に関する。また、本発明は上記電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置に関する。
近年、電子写真感光体に用いられる材料として、無公害性や高生産性等の利点を有する有機光導電物質が広く利用されている。これらの電子写真感光体は、電気的及び機械的特性の双方を満足するために電荷発生層と電荷輸送層を積層した機能分離型の感光体として利用される場合が多い。
一方、当然のことながら、電子写真感光体には適用される電子写真プロセスに応じた感度や電気的特性、更には光学的特性を備えていることが要求される。
特に、繰り返し使用される感光体の表面層には、帯電、露光、トナー現像、紙への転写及びクリーニングといった様々な電気的及び機械的外力が直接加えられるため、それらに対する耐久性が要求される。
具体的には、帯電時に発生するオゾンやNOx、硝酸等の活性物質による劣化のために感度や電位の低下、及び残留電位の増加がおこり、加えて摺擦によって表面が摩耗したり傷が発生することなど、これらに対する耐久性が要求されている。
これらの問題点を解決する手段として、たとえば、同一分子内に連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物を硬化させたものを第二電荷輸送層に含有する感光体が報告されている(特許文献1参照)。このような電荷輸送性を有する硬化性膜を用いることで、優れた機械的強度と電荷輸送能を両立させることが理論的には可能である。このような硬化性膜の物性は、主要構成要素である硬化性電荷輸送性化合物や硬化条件の変更、各種添加剤などにより総合的に制御されるが、硬化膜の基本物性は1種類の硬化性電荷輸送性化合物の構造に大きく依存している。したがって、2種類以上の硬化性電荷輸送性化合物を使用することが、硬化性膜の物性を制御するうえで非常に有効な方法として考えられるが、硬化性膜である第二電荷輸送層を塗布、硬化させて形成するには、その下層への影響を考慮しなければならないため、塗布液として使用可能な有機溶剤が制約され、必然的に、硬化性電荷輸送性化合物も限られた有機溶剤に対して十分な溶解性を有するものに限定されてしまうといった問題があるために、電荷輸送性を有する硬化性膜の本来の性能を未だ十分に引き出すまでには至っていない。
特開2000−147813号公報
本発明の目的は、機械的強度及び電気的特性に優れ、長期にわたり安定した画像を形成可能な電子写真感光体及びその製造方法を提供することにある。また、本発明の目的は、上記電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置を提供することにある。
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、特定構造を有する硬化性電荷輸送性化合物を2種類以上組み合わせて使用することが、前述の課題を解決するものであることを見出した。
すなわち、本発明は、導電性支持体上に電荷発生層、第一電荷輸送層及び第二電荷輸送層をこの順に形成してなる電子写真感光体において、
前記第二電荷輸送層が、下記一般式(1)で示されるベンジジン化合物下記一般式(2)で示されるトリフェニルアミン化合物とを重合及び/又は架橋させることによって得られる硬化物を含有することを特徴とする電子写真感光体である。
一般式(1)中、Ar、Ar、Ar及びAr窒素を含まずかつ置換基を有しても良いアリール基を示し、それぞれ同一であっても異なっていても良い。また、Ar及びAr置換基を有しても良いアリーレン基を示し、それぞれ同一であっても異なっていても良い。なお、Ar、Ar、Ar及びArのうち少なくとも1つは連鎖重合性官能基を有し、それぞれ同一であっても異なっていても良い。
一般式(2)中、Ar、Ar及びAr窒素を含まずかつ置換基を有しても良いアリール基を示す。またAr、Ar及びArのうち少なくとも1つは、連鎖重合性官能基を有し、それぞれ同一であっても異なっていても良い。
また、本発明は上記電子写真感光体と、帯電手段、現像手段及びクリーニング手段からなる群より選ばれた少なくとも1つの手段とを一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセスカートリッジである。
また、本発明は、上記電子写真感光体、帯電手段、露光手段、現像手段及び転写手段を有することを特徴とする電子写真装置である。
また、本発明は、導電性支持体上に電荷発生層、第一電荷輸送層及び第二電荷輸送層をこの順に形成してなる電子写真感光体を製造する方法において、
有機溶剤と上記一般式(1)で示されるベンジジン化合物と上記一般式(2)で示されるトリフェニルアミン化合物とを含有する第二電荷輸送層用塗布液を該第一電荷輸送層上に塗布した後、重合及び/又は架橋させることによって該第二電荷輸送層を形成する工程を有することを特徴とする電子写真感光体の製造方法である。
本発明によれば、優れた機械的強度と電気的特性を有し、長期にわたり安定した画像を継続して形成することができる電子写真感光体が得られる。また、本発明によれば、上記電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置が得られる。
以下に本発明の詳細を説明する。
上記一般式(1)及び(2)における連鎖重合性官能基とは、ラジカルあるいはイオン等の中間体を経由して反応が進行する不飽和重合、開環重合及び異性化重合等が可能な官能基を意味するが、重合特性等の点からアクリル基及びメタクリル基が特に好ましい。
また、有機溶剤に対する溶解性の点から、上記一般式(1)中のAr及びArはフェニレン基が好ましく、上記一般式(1)中のAr、Ar、Ar 及びAr 並びに上記一般式(2)中のAr、Ar及びArは下記一般式(3)〜(5)のいずれかで示される基であることが好ましい。
一般式(3)〜(5)、R水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、炭素数1〜5のアルキル基はアルコキシ基を示し、それぞれ同一であっても異なっていても良い。R水素はメチル基を示し、それぞれ同一であっても異なっていても良い。Xは炭素数1〜6のアルキレン基はフェニレン基を示し、それぞれ同一であっても異なっていても良い。また、a、b及びcは0〜5の整数を示し、それぞれ同一であっても異なっていても良い。
このような硬化性電荷輸送性化合物の代表例を表1のNo.1〜20に挙げるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明における電子写真感光体の第二電荷輸送層は、極めて短時間で形成されるために生産性が高く、三次元的架橋構造を有するために硬化後の機械的強度に優れ、かつ電荷輸送成分を含有するので電気的特性にも優れるという特徴がある。
しかしながら、第二電荷輸送層を構成する材料としてトリフェニルアミン化合物を選択した場合には、非常に優れた機械的強度を発揮するものの、電気的特性に関しては改善の余地があり、電荷輸送性を有する硬化膜としての諸特性を十分に引き出すには至らない。
一方で、ベンジジン化合物を選択した場合には、非常に優れた電気的特性を発揮するものの、機械的強度はトリフェニルアミン化合物から構成される硬化膜と比較して劣っている。さらに、第二電荷輸送層塗布時、第一電荷輸送層への影響を考慮しなければならないため、塗布液に使用可能な有機溶剤は限定されるが、ベンジジン化合物はトリフェニルアミン化合物と比較して有機溶剤への溶解性に著しく乏しいために、ベンジジン化合物を第二電荷輸送層の材料として選択することは非常に困難であった。
ところが、特定の構造を有するトリフェニルアミン化合物とベンジジン化合物を同時に使用することで、塗布液へのベンジジン化合物の溶解性が向上し、双方の長所を併せ持つ、機械的強度及び電気的特性の優れた電子写真感光体を実現することが可能となった。
次に、本発明による電子写真感光体の製造方法を具体的に示す。
電子写真感光体の支持体としては導電性を有するものであればよく、例えばアルミニウム、銅、クロム、ニッケル、亜鉛及びステンレスなどの金属や合金をドラムまたはシート状に成形したもの、アルミニウム及び銅などの金属箔をプラスチックフィルムにラミネートしたもの、アルミニウム、酸化インジウム及び酸化錫などをプラスチックフィルムに蒸着したもの、導電性物質を単独または結着樹脂とともに塗布して導電層を設けた金属、またプラスチックフィルム及び紙などが挙げられる。本発明においては導電性支持体上にはバリアー機能と接着機能をもつ下引き層を設けることができる。下引き層は感光層の接着性改良、塗工性改良、支持体の保護、支持体上の欠陥の被覆、支持体からの電荷注入性改良、また感光層の電気的破壊に対する保護などのために形成される。下引き層の材料としてはポリビニルアルコール、ポリ―N―ビニルイミダゾール、ポリエチレンオキシド、エチルセルロース、エチレン−アクリル酸共重合体、カゼイン、ポリアミド、N−メトキシメチル化6ナイロン、共重合ナイロン、ニカワ及びゼラチンなどが知られている。これらはそれぞれに適した溶剤に溶解されて支持体上に塗布される。その際の膜厚としては0.1〜2μmが好ましい。電荷発生層に用いる電荷発生物質としては、セレン−テルル、ピリリウム、チアピリリウム系染料、また各種の中心金属及び結晶系、具体的にいえばα、β、γ、ε及びX型などの結晶型を有するフタロシアニン化合物、アントアントロン顔料、ジベンズピレンキノン顔料、ピラントロン顔料、トリスアゾ顔料、モノアゾ顔料、インジゴ顔料、キナクリドン顔料、非対称キノシアニン顔料、キノシアニン及び特開昭54−143645号公報に記載のアモルファスシリコーンなどが挙げられる。電荷発生層は前記電荷発生物質を0.3〜4倍量の結着樹脂及び溶剤とともにホモジナイザー、超音波分散、ボールミル、振動ボールミル、サンドミル、アトライター及びロールミルなどの方法でよく分散し、分散液を塗布し、乾燥させて形成されるか、または前記電荷発生物質の蒸着膜など、単独組成の膜として形成される。その膜厚は5μm以下であることが好ましく、特に0.1〜2μmであることが好ましい。結着樹脂を用いる場合の例は、スチレン、酢酸ビニル、塩化ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、フッ化ビニリデン、トリフルオロエチレンなどのビニル化合物の重合体及び共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリスルホン、ポリフェニレンオキサイド、ポリウレタン、セルロース樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ケイ素樹脂、エポキシ樹脂などが挙げられる。
本発明における第二電荷輸送層の形成方法は、硬化性電荷輸送性化合物を含有する溶液を塗布後、重合反応をさせるのが一般的であるが、前もって該溶液を反応させて硬化物を得た後に再度溶剤中に分散あるいは溶解させたものなどを用いて、第二電荷輸送層を形成することも可能である。これらの溶液を塗布する方法は、例えば浸漬コーティング法、スプレーコーティング法、カーテンコーティング法及びスピンコーティング法などの既知の方法を適宜選択可能であるが、生産性を考慮した場合、浸漬コーティング法が最も望ましい。
また、本発明における第二電荷輸送層の塗布液は熱・光及び放射線により重合させることが可能であり、特に放射線で重合させることが好ましい。放射線による重合の最大の利点は、重合開始剤を必要とせず、これによる電子写真特性への影響を排除することができる点である。また、短時間で効率的な重合反応であるがゆえに生産性も高く、さらには放射線の透過性の良さから、厚膜時や添加剤などの遮蔽物質が膜中に存在する際の硬化阻害の影響が非常に小さいことなどが挙げられる。ただし、電荷輸送性を有する中心骨格の種類によっては重合反応が進行しにくい場合があり、その際には影響のない範囲内での重合開始剤の添加は可能である。この際使用する放射線とは電子線及びγ線である。電子線を使用する場合、加速器としてはスキャニング型、エレクトロカーテン型、ブロードビーム型、パルス型及びラミナー型などいずれの形式も使用することができる。電子線を使用する場合に、本発明の感光体においては電気特性及び耐久性能を発現させる上で使用条件が非常に重要である。本発明において、加速電圧は250V以下が好ましく、最適には150V以下である。また電子線の線量は好ましくは200kGy以下の範囲、より好ましくは100kGy以下の範囲である。電子線の加速電圧が上記を越えると感光体特性のダメージが増加する傾向にある。また、電子線の線量が上記範囲よりも多い場合には感光体特性の劣化がおこりやすいので注意が必要である。
さらに、本発明の第二電荷輸送層において、前記一般式(1)で示される化合物の総質量が、前記一般式(1)及び前記一般式(2)で示される化合物の総質量に対して5〜20質量%であることが好ましい。5質量%未満である場合には電気的特性の改善効果が低下する可能性があり、20質量を越える場合には溶解性の低下から、塗布欠陥などの問題が発生する可能性がある。
前記第二電荷輸送層の下層にあたる第一電荷輸送層は適当な電荷輸送性化合物、例えばポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリスチリルアントラセンなどの複素環や縮合多環芳香族を有する高分子化合物や、ピラゾリン、イミダゾール、オキサゾール、トリアゾール、カルバゾールなどの複素環化合物、トリフェニルメタンなどのトリアリールアルカン誘導体、トリフェニルアミンなどのトリアリールアミン誘導体、フェニレンジアミン誘導体、N―フェニルカルバゾール誘導体、スチルベン誘導体、ヒドラゾン誘導体などの低分子化合物を適当な結着樹脂(前述の電荷発生層用樹脂の中から選択できる)とともに溶剤に分散/溶解した溶液を前述の公知の方法によって塗布、乾燥して形成することができる。この場合の電荷輸送性化合物と結着樹脂の比率は、両者の全質量を100とした場合に電荷輸送性化合物の質量が好ましくは30〜100、より好ましくは50〜100の範囲で適宜選択される。電荷輸送性化合物の量が30未満であると、電荷輸送能が低下し、感度低下及び残留電位の上昇などの問題点が生ずる。第一電荷輸送層の膜厚は、上層の第二電荷輸送層と合わせた総膜厚が好ましくは1〜50μmとなるように決定され、より好ましくは5〜30μmの範囲で調整される。
更に、本発明における感光層には必要に応じて各種添加剤を添加することができる。該添加剤とは酸化防止剤、重合禁止剤、紫外線吸収剤やハロゲン化合物などの劣化防止剤や、テトラフルオロエチレン樹脂及びフッ化カーボンなどの潤剤、単官能あるいは多官能の連鎖重合性官能基を有する重合性モノマー等の硬化性付与剤、熱可塑性樹脂、公知の電荷輸送性化合物及び公知の電荷発生物質等が挙げられる。
図1に本発明の電子写真感光体を有するプロセスカートリッジを有する電子写真装置の概略を示す。図において、1はドラム上の本発明の電子写真感光体であり、軸2を中心に矢印方向に所定の周速度で回転駆動される。感光体1は、回転過程において、一次帯電手段3によりその周面に負の所定電位に均一帯電を受け、次いでスリット露光やレーザービーム走査露光などの像露光手段(不図示)からの画像露光光4を受ける。こうして感光体1の周面に静電潜像が順次形成されていく。形成された静電潜像は、次いで現像手段5によりトナー現像され、現像されたトナー現像像は、不図示の給紙部から感光体1の回転と同期取り出されて給紙された転写材7に、転写手段6により順次転写されていく。像転写を受けた転写材7は、感光体面から分離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けることにより複写物(コピー)として装置外へプリントアウトされる。像転写後の感光体1の表面は、クリーニング手段9によって転写残りトナーの除去を受けて清浄面化され、さらに前露光手段(不図示)からの前露光光10により除電処理された後、繰り返し画像形成に使用される。なお、一次帯電手段3が帯電ローラーなどを用いた接触帯電手段である場合は、前露光は必ずしも必要ではない。本発明においては、上述の電子写真感光体1、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段9などの構成要素のうち、複数のものをプロセスカートリッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカートリッジを複写機やレーザービームプリンターなどの電子写真装置本体に対して着脱自在に構成しても良い。例えば、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段9の少なくともつを感光体1とともに一体に支持してカートリッジ化して、電子写真装置本体のレール12などの案内手段を用いて電子写真装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジ11とすることができる。また、画像露光光4は、電子写真装置が複写機やプリンターである場合には、原稿からの反射光や透過光、あるいはセンサーで原稿を読み取り、信号化し、この信号に従って行われるレーザービームの走査、LEDアレイの駆動及び液晶シャッターアレイの駆動などにより照射される光である。
本発明の電子写真感光体は、電子写真複写機に利用するのみならず、レーザープリンター、CRTプリンター、LEDプリンター、液晶プリンター、ファクシミリ及び電子写真式製版システムなどの電子写真応用分野にも広く用いることができる。
以下、実施例及び比較例によって、本発明を更に詳細に説明する。
以下に実施例を挙げ、本発明を更に詳細に説明する。実施例中、「部」は質量部を表す。なお、実施例1〜5及び9〜30は参考例である。
[実施例1]
まず導電層用の塗料を以下の手順で調製した。10%の酸化アンチモンを含有する酸化スズで被覆した導電性酸化チタン粉体50部(質量部、以下同様)、フェノール樹脂25部、メチルセロソルブ20部、メタノール5部及びシリコーン化合物(ポリジメチルシロキサンポリオキシアルキレン共重合体(平均分子量3000)0.002部をφ1mmガラスビーズを用いたサンドミル装置で2時間分散して調製した。この塗料をφ30mmのアルミニウムシリンダー上に浸漬コーティング法で塗布し、150℃で30分乾燥して、膜厚18μmの導電層を形成した。
次に、N−メトキシメチル化ナイロン5部をメタノール95部中に溶解し、中間層用塗料を調製した。この塗料を前記の導電層上に浸漬コーティング法によって塗布し、100℃で20分間乾燥して、膜厚0.5μmの中間層を形成した。
次に、CuKα特性X線回折におけるブラッ角2θ±0.2度の9.0度、14.2度、23.9度及び27.1度に強いピークを有するオキシチタニウムフタロシアニンを3部、ポリビニルブチラール(商品名エスレックBM2、積水化学(株)製)3.5部及びシクロヘキサノン35部をφ1mmガラスビーズを用いたサンドミル装置で2時間分散して、その後に酢酸エチル60部を加えて電荷発生層用塗料を調製した。この塗料を前記中層上に浸漬コーティング法で塗布して90℃で10分間乾燥し、膜厚0.2μmの電荷発生層を形成した。
次に、下記構造式で示される電荷輸送性化合物20部、
及び下記構造式で示される繰り返し単位を有するポリカーボネート樹脂(数平均分子量20000)
10部をモノクロロベンゼン50部及びジクロロメタン20部の混合溶媒中に溶解して調製した塗布液を用いて、電荷発生層上に第一電荷輸送層を形成した。この時の第一電荷輸送層の膜厚は15μmであった。
次に、分散剤としてフッ素原子含有樹脂(商品名:GF−300、東亞合成(株)製)1.25部を、1,1,2,2,3,3,4−ヘプタフルオロシクロペンタン(商品名:ゼオローラH、日本ゼオン(株)製)37.5部と1−プロパノール37.5部に溶解した後、潤滑剤として四フッ化エチレン樹脂粉体(商品名:ルブロンL−2、ダイキン工業(株)製)25部を加え、高圧分散機(商品名:マイクロフルイダイザーM−110EH、米Microfluidics社製)で58.8MPa(600kgf/cm)の圧力で3回の処理を施し均一に分散させた。これを10μmのPTFEメンブレンフィルターで加圧濾過を行い、潤滑剤分散液を調製した。
次に、表1の化合物例No.2の硬化性電荷輸送性化合物を10部、表1の化合物例No.12の硬化性電荷輸送性化合物を90部、潤滑剤分散液45部、1,1,2,2,3,3,4−ヘプタフロオロシクロペンタン66.7部及び1−プロパノール66.7部を混合、攪拌した後、PTFE製の5μmメンブレンフィルターで加圧濾過を行い、第二電荷輸送層用塗布液を調製した。この塗布液を、浸漬コーティング法により第一電荷輸送層上に塗布した後、窒素中において加速電圧150kV、電子線の線量10kGyの条件で硬化させ、引き続き感光体の温度が120℃になる条件で90秒間加熱処理を行った。このときの酸素濃度は10ppmであった。さらに感光体を大気中で100℃に調整された熱風乾燥機中で、30分間加熱処理を行って、膜厚5μmの第二電荷輸送層を形成し、感光体(1)を作成した。
この感光体(1)を、常温常湿環境下(23℃/55%RH%)において、初期帯電電位が−700Vとなるように調整した後、100lxの白色光を照射して0.5秒後の帯電電位を測定して残留電位(Vr)とした。さらに、この感光体(1)をキヤノン(株)製複写機GP−40に入れ、低温低湿環境下(15℃/10%RH)、50000枚の通紙耐久試験を行い、画像欠陥の有無の観察、感光体の削れ量を測定した。なお、感光体の削れ量は、渦電流測定による測定(膜厚計:Fishcer Permascope)及び干渉膜厚計(大塚電子製)により測定した。また、耐久後の光放電特性を上記と同様の方法で測定し、初期からの変動量(ΔVr)を求めた。その結果を表2に示す。
これらの結果から感光体(1)は、低温低湿環境下での連続通紙耐久試験において高い機械的強度を有し、画像濃度低下等の画像欠陥も発生せず、連続使用前後の電位変動も極めて小さく、長期にわたり鮮明な画像が安定して得られ、優れた電気的特性及び機械的強度を有することが明確となった。
[実施例2〜19及び比較例1〜10]
第二電荷輸送層の硬化性電荷輸送性化合物に関して、表2に記載した化合物種及び質量部に変更した以外は実施例1と同様に感光体を作成し、評価した。その結果を表2に示す。
以上の結果より、比較感光体1〜10に関しては、耐久試験において良好な電子写真特性を維持することはできず、画像にムラが発生したり、濃度が低下するなどの画像欠陥が発生した。これに対し、実施例1〜20に関しては初期及び耐久後も良好な結果が得られたことから、2種類以上の硬化性電荷輸送性化合物を混合して用いた場合に、優れた機械的強度及び電子写真特性を有することは明らかである。
[実施例20]
第一電荷輸送層までは、実施例1と同様に作成した。次に、分散剤としてフッ素原子含有樹脂(商品名:GF−300、東亞合成(株)製)1.25部を、1,1,2,2,3,3,4−ヘプタフルオロシクロペンタン(商品名:ゼオローラH、日本ゼオン(株)製)37.5部と1−プロパノール37.5部に溶解した後、潤滑剤として四フッ化エチレン樹脂粉体(商品名:ルブロンL−2、ダイキン工業(株)製)25部を加え、高圧分散機(商品名:マイクロフルイダイザーM−110EH、米Microfluidics社製)で58.8MPa(600kgf/cm)の圧力で3回の処理を施し均一に分散させた。これを10μmのPTFEメンブレンフィルターで加圧濾過を行い、潤滑剤分散液を調製した。
次に、表1の化合物例No.6の硬化性電荷輸送性化合物5部、表1の化合物例No.7の硬化性電荷輸送性化合物5部、表1の化合物例No.14の硬化性電荷輸送性化合物45部、表1の化合物例No.20の硬化性電荷輸送性化合物45部、潤滑剤分散液45部、1,1,2,2,3,3,4−ヘプタフロオロシクロペンタン66.7部、1−プロパノール66.7部を混合、攪拌した後、PTFE製の5μmメンブレンフィルターで加圧濾過を行い、第二電荷輸送層用塗布液を調製した。この塗布液を、浸漬コーティング法により第一電荷輸送層上に塗布した後、窒素中において加速電圧150kV、電子線の線量10kGyの条件で硬化させ、引き続き感光体の温度が120℃になる条件で90秒間加熱処理を行った。このときの酸素濃度は10ppmであった。更に、感光体を大気中で100℃に調整された熱風乾燥機中で、30分間加熱処理を行って、膜厚5μmの第二電荷輸送層を形成し、感光体(20)を作成した。
[実施例21〜24]
第二電荷輸送層の硬化性電荷輸送性化合物に関して、表2に記載した化合物種及び質量部に変更した以外は実施例20と同様に感光体を作成し、評価した。その結果を表2に示す。
実施例20〜24の結果より、3種類以上の硬化性電荷輸送性化合物を混合して用いた場合においても、優れた機械的強度及び電子写真特性を有することは明らかである。
[実施例25]
第一電荷輸送層までは、実施例1と同様に作成した。次に、下記構造式(A)で示される熱重合開始材0.5部、表1の化合物例No.1の硬化性電荷輸送性化合物を10部、表1の化合物例No.18の硬化性電荷輸送性化合物を90部、潤滑剤分散液45部、1,1,2,2,3,3,4−ヘプタフロオロシクロペンタン66.7部、1−プロパノール66.7部を混合、攪拌した後、PTFE製の5μmメンブレンフィルターで加圧濾過を行い、第二電荷輸送層用塗布液を調製した。この塗布液を、浸漬コーティング法により第一電荷輸送層上に塗布した後、150℃で1時間加熱硬化することで膜厚5μmの第二電荷輸送層を形成し、感光体(20)を作成し、実施例1と同様に評価した。その結果を表2に示す。
[実施例26〜27]
第二電荷輸送層の硬化性電荷輸送性化合物に関して、表2に記載した化合物種及び質量部に変更した以外は実施例25と同様に感光体を作成し、評価した。その結果を表2に示す。
[比較例11]
第二電荷輸送層の硬化性電荷輸送性化合物に関して、表2に記載した化合物種及び質量部に変更した以外は実施例25と同様に比較感光体11を作成し、評価した。その結果を表2に示す。
実施例25〜27及び比較例11の結果より、熱による硬化膜においても、2種類以上の硬化性電荷輸送性化合物を混合して用いた場合において、優れた機械的強度及び電子写真特性を有することは明らかである。
[実施例28]
第一電荷輸送層までは、実施例1と同様に作成した。次に、下記構造式(B)で示される光重合開始材0.5部、表1の化合物例No.3の硬化性電荷輸送性化合物を10部、表1の化合物例No.20の硬化性電荷輸送性化合物を90部、潤滑剤分散液45部及び1,1,2,2,3,3,4−ヘプタフロオロシクロペンタン66.7部、1−プロパノール66.7部を混合、攪拌した後、PTFE製の5μmメンブレンフィルターで加圧濾過を行い、第二電荷輸送層用塗布液を調製した。この塗布液を、浸漬コーティング法により第一電荷輸送層上に塗布した後、メタルハライドランプを用いて500mW/cmの光強度で60秒間硬化させた後加熱処理を行うことで膜厚5μmの第二電荷輸送層を形成し、感光体(23)を作成し、実施例1と同様に評価した。その結果を表2に示す。

[実施例29〜30]
第二電荷輸送層の硬化性電荷輸送性化合物に関して、表2に記載した化合物種及び質量部に変更した以外は実施例28と同様に感光体を作成し、評価した。その結果を表2に示す。
[比較例12]
第二電荷輸送層の硬化性電荷輸送性化合物に関して、表2に記載した化合物種及び質量部に変更した以外は実施例28と同様に比較感光体12を作成し、評価した。その結果を表2に示す。
実施例28〜30及び比較例12の結果より、紫外線による硬化膜においても、2種類以上の硬化性電荷輸送性化合物を混合して用いた場合において、優れた機械的強度及び電子写真特性を有することは明らかである。
以上の実験結果から、特定の構造を有する硬化性電荷輸送性化合物を、2種類以上組み合わせて使用した第二電荷輸送層を有する電子写真感光体は、機械的強度及び電気的特性に優れ、高品位の画像を長期にわたり安定して形成することが可能である。
(なお、表2における塗布不可とは、硬化性電荷輸送性化合物が完全に溶解しなかったために、塗布液を調製することができず、塗布不可能であることを示す。)
本発明の電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及びこのプロセスカートリッジを有する電子写真装置の一実施の形態を示す概略図である。
符号の説明
1 電子写真感光体
2 軸
3 一次帯電手段
4 画像露光光
5 現像手段
6 転写手段
7 転写材
8 像定着手段
9 クリーニング手段
10 前露光光
11 プロセスカートリッジ
12 レール

Claims (6)

  1. 導電性支持体上に電荷発生層、第一電荷輸送層及び第二電荷輸送層をこの順に形成してなる電子写真感光体において、
    第二電荷輸送層が、硬化性電荷輸送性化合物を重合及び/又は架橋させることによって形成さ硬化膜であり、
    該硬化膜である該第二電荷輸送層の形成に用いられる該硬化性電荷輸送性化合物が、下記構造式(6)で示されるベンジジン化合物及び下記構造式(14)で示されるトリフェニルアミン化合物のみであり、かつ、下記一般式(6)で示されるベンジジン化合物の総質量が、下記構造式(6)で示されるベンジジン化合物及び下記構造式(14)で示されるトリフェニルアミン化合物の総質量に対して10〜20質量%であ
    ことを特徴とする電子写真感光体。
  2. 前記重合及び/又は架橋が、電子線による重合及び/又は架橋である請求項1に記載の電子写真感光体。
  3. 請求項1又は2に記載の電子写真感光体と、帯電手段、現像手段及びクリーニング手段からなる群より選ばれた少なくとも1つの手段とを一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  4. 請求項1又は2に記載の電子写真感光体、帯電手段、露光手段、現像手段及び転写手段を有することを特徴とする電子写真装置。
  5. 導電性支持体上に電荷発生層、第一電荷輸送層及び第二電荷輸送層をこの順に形成してなる電子写真感光体を製造する方法において、
    有機溶剤と硬化性電荷輸送性化合物とを含有する第二電荷輸送層用塗布液を該第一電荷輸送層上に塗布した後、重合及び/又は架橋させることによって硬化膜である該第二電荷輸送層を形成する工程を有し、
    該硬化膜である該第二電荷輸送層の形成に用いられる該硬化性電荷輸送性化合物が、下記構造式(6)で示されるベンジジン化合物及び下記構造式(14)で示されるトリフェニルアミン化合物のみであり、かつ、下記一般式(6)で示されるベンジジン化合物の総質量が、下記構造式(6)で示されるベンジジン化合物及び下記構造式(14)で示されるトリフェニルアミン化合物の総質量に対して10〜20質量%であ
    ことを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
  6. 前記重合及び/又は架橋を電子線によって行う請求項に記載の電子写真感光体の製造方法。
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