JP2017144753A - 乗物用シート - Google Patents
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Abstract
Description
始めに、実施例1のシート1(乗物用シート)の構成について、図1〜図9を用いて説明する。本実施例のシート1は、図1に示すように、自動車の左側座席として構成されている。上記シート1は、着座乗員の背凭れとなるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、を備えている。なお、以下の説明において、「シート幅方向」という場合には、シート1の横幅方向(左右方向)を指している。また、「車幅方向」という場合には、車両の横幅方向(左右方向)を指しており、「車幅方向の内側」という場合にはシート1の右側を指しており、「車幅方向の外側」という場合には、シート1の左側を指している。
以下、上述した変位規制構造RSのより具体的な構成について、その周辺構造と併せて詳しく説明していく。先ず、図1〜図3を参照しながら、上述したクッションフレーム30の具体的な構成について説明する。すなわち、上述したクッションフレーム30には、上述した各ロアアーム31及びフロントパネル32の構成に加えて、上述したシートリフタ6を構成する左右一対のフロントリンク6Aとリヤリンク6Bとを各側のロアアーム31に連結するための接続部材となるブッシュ6A1,6B1、及びこれらブッシュ6A1同士とブッシュ6B1同士とを互いに左右で一体的に繋ぐためのフロントパイプ33及びリヤパイプ34が組み付けられている。
以上をまとめると、本実施例のシート1は次のような構成とされている。すなわち、シートバック(シートバック2)を支える第1フレーム部(リクライニングプレート40)と、第1フレーム部とシート幅方向とは略垂直な方向に並んで設けられた第2フレーム部(クッションフレーム30のロアアーム31)と、を有する乗物用シート(シート1)であって、シートバックに対して外部荷重が入力された際に第1フレーム部と第2フレーム部との間におけるシート幅方向とは略垂直な方向での相対変位を規制する変位規制構造(変位規制構造RS)を備える。変位規制構造は、両フレーム部のうちの一方(クッションフレーム30に設けられたブッシュ35)に設けられて他方(リクライニングプレート40)に向かって接近する方向に突出する突出部位(フランジ部35B)と、両フレーム部のうちの他方に設けられて突出部位に向かって接近する方向に延出する延出部位(突起部43)と、を有し、突出部位が延出部位に対してシート幅方向とは略垂直な方向で当接することにより両フレーム部間における相対変位を規制する構成とされている。
以上、本発明の実施形態を2つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明の乗物用シートの構成は、自動車の左席以外のシートの他、鉄道等の自動車以外の車両に適用されるシートや、航空機、船舶等の様々な乗物用に供されるシートにも広く適用することができるものである。
2 シートバック
3 シートクッション
4 リクライナ
4A ダボ
5 スライドレール
6 シートリフタ
6A フロントリンク
6A1 ブッシュ
6A2 連結軸
6B リヤリンク
6B1 ブッシュ
6B2 連結軸
6C 駆動ユニット
20 バックフレーム
21 サイドフレーム
22 アッパフレーム
30 クッションフレーム
31 ロアアーム(第2フレーム部)
31A 本体領域
31B 接続領域
31Ba 締結孔
31Bb ウェルドナット
31C 段差部(脆弱部)
31D 上側フランジ部
31E 下側フランジ部
32 フロントパネル
33 フロントパイプ
34 リヤパイプ
34A 縮径部
35 ブッシュ(管状部)
35A 円筒部
35B フランジ部(突出部位、拡径部位)
36 スペーサ
40 リクライニングプレート(支持フレーム部)
41 ダボ孔
42 締結孔
43 突起部(延出部位)
44 突起部(延出部位)
B1,B2 ボルト
RS 変位規制構造
TL1 隙間
TL2 隙間
F フロア
Claims (8)
- シートバックを支える第1フレーム部と、該第1フレーム部とシート幅方向とは略垂直な方向に並んで設けられた第2フレーム部と、を有する乗物用シートであって、
前記シートバックに対して外部荷重が入力された際に前記第1フレーム部と前記第2フレーム部との間におけるシート幅方向とは略垂直な方向での相対変位を規制する変位規制構造を備え、
当該変位規制構造は、前記両フレーム部のうちの一方に設けられて他方に向かって接近する方向に突出する突出部位と、前記両フレーム部のうちの他方に設けられて前記突出部位に向かって接近する方向に延出する延出部位と、を有し、前記突出部位が前記延出部位に対してシート幅方向とは略垂直な方向で当接することにより前記両フレーム部間における相対変位を規制する構成とされている乗物用シート。 - 請求項1に記載の乗物用シートであって、
前記突出部位と前記延出部位との間におけるシート幅方向とは略垂直な方向で離間する距離は、前記両フレーム部がシート幅方向とは略垂直な方向で対向する距離よりも小さい構成とされている乗物用シート。 - 請求項2に記載の乗物用シートであって、
前記第1フレーム部及び前記第2フレーム部は、互いにシート幅方向とは略垂直な方向における複数箇所で接続されており、前記シートバックに対して外部荷重が入力された際に、前記第1フレーム部が前記第2フレーム部に対して当該複数の接続箇所のうちのいずれかを基点としてシート幅方向とは略垂直な方向に回転する態様で前記相対変位を生じる構成とされている乗物用シート。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の乗物用シートであって、
前記第2フレーム部は、シートクッションの側部骨格を成して前記第1フレーム部に対してシート幅方向に接続される本体部と、当該本体部からシート幅方向に突出して前記シートクッションの両側部骨格間に架橋された管状部と、を有し、
前記第1フレーム部は、シート幅方向とは略垂直な方向において前記管状部の外周面に対向配置されており、
前記突出部位は、前記管状部の外周面から径方向外側に向かって拡径された拡径部位によって構成される一方、
前記延出部位は、前記第1フレーム部においてシート幅方向とは略垂直な方向で前記本体部に向かって延出すると共にシート幅方向に沿って延出し、前記拡径部位に対して対向配置されてなる構成とされている乗物用シート。 - 請求項4に記載の乗物用シートであって、
前記拡径部位が前記管状部の外周面と同心円状に湾曲した外周形状を成す円弧形状とされ、該拡径部位の径方向の外側の位置に対向して配置される前記延出部位が前記拡径部位の円弧形状に沿って湾曲した内周形状を持つ構成とされている乗物用シート。 - 請求項4に記載の乗物用シートであって、
前記拡径部位の径方向の外側の位置に対向して配置される前記延出部位が前記拡径部位に平坦面を向ける構成とされている乗物用シート。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載の乗物用シートであって、
前記第1フレーム部が前記第2フレーム部のシート幅方向の外側の位置に配置され、前記第2フレーム部の前記突出部位が前記第1フレーム部のシート幅方向の外側に外れた位置に形成され、前記延出部位が前記突出部位とシート幅方向とは略垂直な方向に対向する位置まで延びる形状とされている乗物用シート。 - 請求項1から請求項7のいずれかに記載の乗物用シートであって、
前記第2フレーム部に、前記シートバックに入力される外部荷重により局所的な応力集中を生じさせて前記両フレーム部間に相対変位を生じさせやすくする脆弱部が形成されている乗物用シート。
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