JP2021172090A - スライド装置 - Google Patents

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勇志 篠▲崎▼
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【課題】 保持部材が大きく回転変位してしまうことを抑制しつつ、保持部材の製造原価低減が可能なスライド装置の一例を開示する。【解決手段】 保持部材18を固定レール11に固定する構造として、ボルト22、及び下底面11Aを挟んで保持部材18と反対側に配置された金属板製の補強プレート23を備える。これにより、下底面11Aのうち補強プレート23が押圧された部分の剛性が大きくなる。したがって、当該構造では、特許文献1に係る保持ブロックが有している突起部が廃止された構成、又は当該突起部の突出寸法が小さい構成であっても、保持部材18が大きく回転変位してしまうことが抑制され得る。延いては、保持部材18の形状が単純な形状となり得るので、当該保持部材18の製造原価低減が可能となり得る。【選択図】 図5

Description

本開示は、乗物用シートのシート本体をスライド可能に支持するスライド装置に関する。
例えば、特許文献1に記載のスライド装置は、固定レール、可動レール、ネジ棒及びギアボック等を備える。固定レールは、乗物に対して固定される。可動レールは、固定レールにスライド可能に装着されているとともに、シート本体が固定される。
ネジ棒は、可動レールのスライド方向と平行な方向に延びる雄ネジである。ギアボックスは、ネジ棒と噛み合うナットを有し、ネジ棒と協働して可動レール、つまりシート本体スライドさせる駆動部を構成する。
特開2019−202573号公報
特許文献1の図6に示されるように、当該スライド装置には、ネジ棒を支持する保持部材が2つ設けられている。それら保持部材のうち後方側に配置された保持部材は、ネジ棒の回転を規制した状態で当該ネジ棒の延び方向端部側を保持する部材である。そして、当該保持部材は、前方側に突出した突起部を有するブロック状の部材にて構成されている。
当該突起部は、ネジ棒に大きな軸方向荷重が作用したときに、保持部材が回転変位してネジ棒が破断することを抑制するための部位である。つまり、当該軸方向荷重がネジ棒に作用すると、保持部材には、当該保持部材を回転変位させるモーメントが作用する。なお、当該モーメントは、上記軸方向と直交する水平方向を回転軸線とした回転力である。
そして、保持部材が大きく回転変位すると、ネジ棒のうちギアボックと保持部材との間の部位に大きな曲げモーメントが作用するため、当該ネジ棒が破断してしまうおそれがある。しかし、突起部を有する保持部材は製造原価が高い、という問題がある。
本開示は、上記点に鑑み、保持部材が大きく回転変位してしまうことを抑制しつつ、保持部材の製造原価低減が可能なスライド装置の一例を開示する。
乗物用シートのシート本体(2)をスライド可能に支持するスライド装置(10)は、例えば、以下の構成要件のうち少なくとも1つを備えることが望ましい。
すなわち、当該構成要件は、乗物に対して固定される固定レール(11)と、固定レール(11)にスライド可能に装着され、シート本体(2)が固定される可動レール(12)と、可動レール(12)のスライド方向と平行な方向に延びるネジ棒(15)と、ネジ棒(15)と噛み合うナットを有するギアボックス(17)であって、可動レールに保持されたギアボックス(17)と、ネジ棒(15)の回転を規制した状態で当該ネジ棒(15)の延び方向端部側を保持する保持部材(18)と、保持部材(18)を固定レール(11)に固定するためのボルト(22)であって、当該固定レール(11)の下底面(11A)を貫通したボルト(22)と、下底面(11A)を挟んで保持部材(18)と反対側に配置された金属板製の補強プレート(23、23B)であって、ボルト(22)が貫通した貫通穴(23A)を有するとともに、当該ボルト(22)に発生する締結軸力により下底面(11A)に向けて押圧された補強プレート(23、23B)とである。
これにより、当該スライド装置では、下底面(11A)のうち補強プレート(23、23B)が押圧された部分の剛性が大きくなる。つまり、保持部材(18)が締結固定された部分の剛性が大きくなる。このため、ネジ棒(15)に大きな軸方向荷重が作用した場合であっても、保持部材(18)が大きく回転変位してしまうことが抑制され得る。
したがって、当該スライド装置であれば、上記の突起部が廃止された構成、又は当該突起部の突出寸法が小さい構成であっても、保持部材(18)が大きく回転変位してしまうことが抑制され得る。延いては、保持部材(18)の形状が単純な形状となり得るので、当該保持部材(18)の製造原価低減が可能となり得る。
なお、当該スライド装置は、例えば、以下の構成であってもよい。
すなわち、補強プレート(23、23B)のうち下底面(11A)と面する部位の面積は、保持部材(18)の底部面積より大きいことが望ましい。これにより、確実に下底面(11A)の剛性が向上し得る。
ネジ棒(15)には、保持部材(18)の端面(18A)に接触した鍔状のフランジ部(15A)が設けられており、端面(18A)は、当該保持部材(18)の上端から下端に至る範囲で平坦であることが望ましい。これにより、保持部材(18)の形状が単純な形状となり得るので、当該保持部材(18)の製造原価低減が可能となり得る。
補強プレート(23)は、固定レール(11)の上下方向位置を決めるスペーサとしての機能を兼ね備えることが望ましい。これにより、スライド装置の製造原価上昇が抑制され得る。なお、スペーサは、下底面(11A)に接合されて乗物に設けられた固定ブラケットに接触する部材ある。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されない。
第1実施形態に係る乗物用シートを示す図である。 第1実施形態に係るスライド装置を示す図である。 第1実施形態に係るスライド装置を示す図である。 第1実施形態に係るスライド機構を示す図である。 第1実施形態に係るスライド機構を示す図である。 第1実施形態に係る補強プレート及びスペーサを示す図である。 第1実施形態に係る補強プレート及び保持部材を示す図である。 第2実施形態に係る補強プレート及びスペーサを示す図である。 第2実施形態に係る補強プレート及び保持部材を示す図である。
以下の「発明の実施形態」は、本開示の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されない。
本実施形態は、車両等の乗物に搭載されるシート(以下、乗物用シートという。)に本開示に係るスライド装置が適用された例である。各図に付された方向を示す矢印及び斜線等は、各図相互の関係及び部材又は部位の形状等を理解し易くするために記載したものである。
したがって、当該スライド装置は、各図に付された方向に限定されない。各図に示された方向は、本実施形態に係る乗物用シートが車両に組み付けられた状態における方向である。斜線が付された図は、必ずしも断面図を示さない。
少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位は、「1つの」等の断りがされた場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。本開示に示されたスライド装置及び保持ブラケットは、少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位等の構成要素を備える。
(第1実施形態)
<1.乗物用シートの概要>
本実施形態は、図1に示される乗物用シート1に本開示に係るスライド装置10が適用されたものである。乗物用シート1は、シート本体2及びスライド装置10等を少なくとも備える。シート本体2は、シートクッション3及びシートバック5等を有する。
シートクッション3は着席者の臀部を支持するための部位である。シートバック5は着席者の背部を支持するための部位である。スライド装置10は、シート本体2をスライド可能に支持するための装置である。
<2.スライド装置>
<基本構成>
シート本体2は、2つのスライド装置10により支持される。図2に示されるように、2つのスライド装置10のうち第1のスライド装置10は、シート幅方向一端側に配置される。2つのスライド装置10のうち第2のスライド装置10は、シート幅方向他端側に配置される。
第1のスライド装置10と第2のスライド装置10とは、略左右対称な構成である。以下の説明は、シート幅方向一端側(本実施形態では、右端側)に配置されたスライド装置10に関する説明である。
スライド装置10は、図3に示されるように、固定レール11、可動レール12及びスライド機構13等を少なくとも備える。固定レール11は、乗物に対して直接的又は間接的に固定される金属製の部材である。
可動レール12はシート本体2が固定される部材である。当該可動レール12は、金属製のレール本体12A、並びに樹脂製の第1エンドキャップ12B及び第2エンドキャップ12C等を有して構成されている。
シート本体2はレール本体12Aに固定される。第1エンドキャップ12Bはレール本体12Aの長手方向一端に装着されている。第2エンドキャップ12Cはレール本体12Aの長手方向他端に装着されている。
可動レール12は、固定レール11に対して当該固定レール11の長手方向にスライド可能である。つまり、スライド装置10は、シート本体2をシート前後方向にスライド可能に支持する。なお、固定レール11の長手方向は、乗物(車両)の前後方向に一致している。
<スライド機構>
スライド機構13は、可動レール12を固定レール11に対して移動させるための機構である。当該スライド機構13は、図4に示されるように、ネジ棒15及びギアボックス17等を有して構成されている。
固定レール11内には、ネジ棒15、保持ブラケット16(図3参照)及び保持ブロック18等が少なくとも収納されている。ネジ棒15は、可動レール12のスライド方向と平行な方向に延びる雄ねじである。
ギアボックス17は可動レール12に保持されている。具体的には、図4に示されるように、ギアボックス17は、ゴム製のダンパー35A、35Bにてスライド方向から挟まれた状態でブラケット37に保持されている。ブラケット37は、ボルト37A、37Bにて可動レール12に固定されている。
当該ギアボックス17は、図5に示されるように、歯車19及びナット21等を少なくとも備える。歯車19は、駆動軸13B(図2参照)により回転駆動されるヘリカル歯車である。
ナット21の外周面には、歯車19(以下、第1ヘリカル歯車19という。)と噛み合うヘリカル状の歯部が形成されている。ナット21(以下、第2ヘリカル歯車21という。)の内周面には、ネジ棒15と噛み合う雌ねじ(図示せず。)が形成されている。
なお、第1ヘリカル歯車19及び第2ヘリカル歯車21は、歯筋が螺旋状に形成された歯車である。このため、第1ヘリカル歯車19及び第2ヘリカル歯車21を構成する歯車は、ウォームであってよい。
第1ヘリカル歯車19と第2ヘリカル歯車21とは、互いに略直交した状態で噛み合っている。このため、駆動軸13Bから伝達されてきた回転力は、第1ヘリカル歯車19及び第2ヘリカル歯車21にて伝達方向が90度転向する。
駆動軸13Bは、図2に示される電動モータ13Aから回転力を受けて回転する。電動モータ13Aは、ブリッジ部13Cに固定されている。ブリッジ部13Cは、2つのスライド装置10間を渡すようシート幅方向に延びている。
ブリッジ部13Cの延び方向一端側は、シート幅方向一端側の可動レール12に固定されている。ブリッジ部13Cの延び方向他端側は、シート幅方向他端側の可動レール12に固定されている。
ネジ棒15は、回転不可状態で固定レール11に保持されている。このため、第2ヘリカル歯車21が回転すると、「ねじの原理」により可動レール12、つまりシート本体2が固定レール11に対して移動する。
<保持ブロック等>
ネジ棒15は、保持ブラケット16(図3参照)及び保持ブロック18(図5参照)に保持されている。保持ブラケット16は、図3に示されるように、ネジ棒15の延び方向一端側(本実施形態では、前端側)を保持する。
なお、本実施形態に係る保持ブラケット16は、ネジ棒15の前端が挿入可能な保持穴(図示せず。)を有する。当該保持穴には、ゴム製のブッシングが嵌め込まれている。ネジ棒15の前端は、当該ブッシングを介して保持穴に嵌め込まれている。
このため、本実施形態に係るネジ棒15は、保持ブラケット16に対して回転可能、かつ、後方側に変位可能である。つまり、保持ブラケット16は、ネジ棒15の前方側変位、及び上下方向変位のみを規制する。
保持ブロック18は、図4に示されるように、ネジ棒15の延び方向他端側(本実施形態では、後端側)を保持する。具体的には、保持ブロック18(以下、保持部材18という。)は、ネジ棒15の回転を規制した状態で当該ネジ棒15の後端側を保持するブロック状の部材である。
<保持部材の固定構造等>
保持部材18は、図5に示されるように、固定レール11内に配置された状態で当該固定レール11に固定されている。保持部材18の固定構造は、ボルト22及び補強プレート23を有して構成されている。
ボルト22は、固定レール11の下底面11Aを貫通してねじ部22Aが保持部材18の雌ねじ部に締結されている。つまり、ボルト22は、保持部材18を固定レール11に固定するための締結具の一例である。なお、本実施形態に係るボルト22は、フランジ付きの六角穴付きボルトである(図6参照)。
補強プレート23は、図5に示されるように、下底面11Aを挟んで保持部材18と反対側、つまり固定レール11外に配置された金属板製の板材である。当該補強プレート23は、ボルト22が貫通した貫通穴23Aを有するとともに、当該ボルト22に発生する締結軸力により下底面11Aに向けて押圧されている。
換言すれば、補強プレート23は、ボルト22のフランジ部22B又は頭部と下底面11Aとの間に挟まれた状態で、保持部材18と共にボルト22により固定レール11に固定されている。
本実施形態に係る補強プレート23は、図6に示されるように、スペーサ24としての機能を兼ね備えている。スペーサは、乗物(例えば、車両ボディ)に設けられた固定ブラケット(図示せず。)に接触して当該固定レール11の上下方向位置を決める部材である。
つまり、本実施形態では、補強プレート23とスペーサ24とが一体部品として1枚の板材24Aにて構成されている。そして、板材24Aは、溶接等の接合手法により下底面11Aに接合されている。
補強プレート23のうち下底面11Aと面する部位(図7の粗い斜線部分)の面積は、保持部材18の底部面積より大きい。このため、ボルト22にて保持部材18が固定レール11に固定された状態では、仮想の水平面に投影された保持部材18全体は、当該仮想の水平面に投影された補強プレート23内に位置する。
図5に示されるように、ネジ棒15にはフランジ部15Aが設けられている。当該フランジ部15Aは、保持部材18の端面18Aに接触した鍔状の突起部である。そして、当該端面18Aは、保持部材18の上端から下端に至る範囲で平坦な平面にて構成されている。
なお、本実施形態に係る端面18Aは、ネジ棒15の長手方向と直交する仮想面に平行な平面にて構成されている。そして、シート幅方向と直交する仮想面(例えば、図4の紙面と平行な面)に投影された保持部材18は、略矩形状となっている。
<3.本実施形態に係るスライド装置(特に、保持ブロックの特徴>
保持部材18を固定レール11に固定する構造として、本実施形態では、少なくとも以下の構成要件を備える。
すなわち、保持部材18を固定レール11に固定するためのボルト22、及び下底面11Aを挟んで保持部材18と反対側に配置された金属板製の補強プレート23であってボルト22に発生する締結軸力により下底面11Aに向けて押圧された補強プレート23である。
これにより、スライド装置10では、下底面11Aのうち補強プレート23が押圧された部分の剛性が大きくなる。つまり、保持部材18が締結固定された部分の剛性が大きくなる。このため、ネジ棒15に大きな軸方向荷重が作用した場合であっても、保持部材18が大きく回転変位してしまうことが抑制され得る。
したがって、当該スライド装置10であれば、特許文献1に係る保持ブロックが有している突起部が廃止された構成、又は当該突起部の突出寸法が小さい構成であっても、保持部材18が大きく回転変位してしまうことが抑制され得る。
延いては、保持部材18の形状が単純な形状となり得るので、当該保持部材18が鍛造にて製造された場合であっても、製造原価低減が可能となり得る。つまり、本実施形態に係る保持部材18は、単純な矩形ブロック状となるので、鍛造時の工数が低減され得る。
補強プレート23のうち下底面11Aと面する部位の面積は、保持部材18の底部面積より大きい。これにより、確実に下底面11Aの剛性が向上し得る。
ネジ棒15には、保持部材18の端面18Aは、当該保持部材18の上端から下端に至る範囲で平坦である。これにより、保持部材18の形状が単純な形状となり得るので、当該保持部材18の製造原価低減が可能となり得る。
補強プレート23は、下底面11Aに接合されているとともに、スペーサ24としての機能を兼ね備える。これにより、当該スライド装置10を提供する者は、既存のスペーサ24、つまり板材24を延長することにより補強プレート23を得ることができ得るので、スライド装置10の製造原価上昇が抑制され得る。
(第2実施形態)
上述の実施形態では、補強プレート23とスペーサ24とが一体化された構成であった。これに対して、本実施形態では、図8に示されるように、補強プレート23Bとスペーサ24Bとが別体として構成されている。
なお、図9に示されるように、本実施形態においても、補強プレート23Bのうち下底面11Aと面する部位の面積は、保持部材18の底部面積より大きくなっている。なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号が付されている。このため、本実施形態では、重複する説明は省略されている。
(その他の実施形態)
上述の実施形態に係る端面18Aは、ネジ棒15の長手方向と直交する仮想面に平行な平面にて構成されていた。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、端面18Aがネジ棒15の長手方向と交差するように傾いた構成であってもよい。
上述の実施形態では、端面18Aに突起部が無い平坦な平面構成であった。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、端面18Aに突起部が設けられた構成であってもよい。
上述の実施形態では、補強プレート23、23Bのうち下底面11Aと面する部位の面積が保持部材18の底部面積より大きい構成であった。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、補強プレート23のうち下底面11Aと面する部位の面積が保持部材18の底部面積以下であってもよい。
上述の実施形態では、車両に本開示に係る乗物用シートを適用した。しかし、本明細書に開示された発明の適用はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、鉄道車両、船舶及び航空機等の乗物に用いられるシート、並びに劇場や家庭用等に用いられる据え置き型シートにも適用できる。
さらに、本開示は、上述の実施形態に記載された開示の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態が組み合わせられた構成、又は上述の実施形態において、図示された構成要件もしくは符号を付して説明された構成要件のうちいずれかが廃止された構成であってもよい。
10… スライド装置
11… 固定レール
12… 可動レール
18… 保持部材
22… ボルト
23… 補強プレート
24… スペーサ

Claims (4)

  1. 乗物用シートのシート本体をスライド可能に支持するスライド装置において、
    乗物に対して固定される固定レールと、
    前記固定レールにスライド可能に装着され、前記シート本体が固定される可動レールと、
    前記可動レールのスライド方向と平行な方向に延びるネジ棒と、
    前記ネジ棒と噛み合うナットを有するギアボックスであって、前記可動レールに保持されたギアボックスと、
    前記ネジ棒の回転を規制した状態で当該ネジ棒の延び方向端部側を保持する保持部材と、
    前記保持部材を前記固定レールに固定するためのボルトであって、当該固定レールの下底面を貫通したボルトと、
    前記下底面を挟んで前記保持部材と反対側に配置された金属板製の補強プレートであって、前記ボルトが貫通した貫通穴を有するとともに、当該ボルトに発生する締結軸力により前記下底面に向けて押圧された補強プレートと
    を備えるスライド装置。
  2. 前記補強プレートのうち前記下底面と面する部位の面積は、前記保持部材の底部面積より大きい請求項1に記載のスライド装置。
  3. 前記ネジ棒には、前記保持部材の端面に接触した鍔状のフランジ部が設けられており、
    前記端面は、当該保持部材の上端から下端に至る範囲で平坦である請求項1又は2に記載のスライド装置。
  4. 前記補強プレートは、前記固定レールの上下方向位置を決めるスペーサとしての機能を兼ね備えており、
    前記スペーサは、前記下底面に接合されて乗物に設けられた固定ブラケットに接触する部材である請求項1ないし3のいずれか1項に記載のスライド装置。
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