JP2017132515A - スクイズ容器用キャップ - Google Patents
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Abstract
Description
また、キャップ基体の底壁の具体的実施形態として、底壁は、吐出口となる開口予定部が破断可能な弱化部により画成される抜栓部と、抜栓部に支柱を介して連設されるプルリングとを有することを特徴とする構成を採用し、さらに、底壁は、弱化部の外周側下面に形成される突起部を有することを特徴とする構成を採用する。
また、本発明のスクイズ容器用キャップは、キャップ基体の底壁に、吐出口となる開口予定部が破断可能な弱化部により画成される抜栓部と、抜栓部に支柱を介して連設されるプルリングとを有することにより、流通時に、スクイズ容器内を完全に密封して、内容液の安全性を確保することができる。
キャップ基体Bは、スクイズ容器Aの口部1に装着する装着部3と、装着部3の内周縁から内方に延設され、口部1の開口を封鎖する底壁4と、底壁4の外周縁から立設される注出筒5とを備えている。
本実施例では、注出筒5の内周下端から底壁4の外周縁に連なる部分は、内方に向かって傾斜する斜面が形成されている。
装着部3は、周縁に環状突条を設けた蓋係合部6を立設した環状の基壁7と、基壁7の内周縁から垂設される内筒8と、基壁7の外周縁から垂設される外筒9とからなっている。
なお、本実施例では、装着部3は、内筒8の外周と外筒9の内周、および基壁7とによってスクイズ容器Aの口部1を狭持するものとしたが、スクイズ容器Aの口部1の外周に雄ネジを形成するとともに、外筒9の内周に雌ねじを形成することによって螺着するものであってもよい。
図4(c)に示すように、係合突条10の外周切り込み部11に対応する位置には、内周切り込み部13が縦方向に刻設されている。
また、端面11aと終端面11bとの間には、外筒9に、わずかに周方向に幅を持ち、薄肉外周壁14を形成している。
なお、上部薄肉部15は、予め切り欠かれた切れ目であっても構わない。
本実施例では、底壁4は、凸形状として、略円錐形状をなしているが、ドーム形状や円錐台形状などであっても構わない。
薄肉弱化部20は、吐出口Sを底壁4の外周縁寄りに開口するために、注出筒5の内周下端の近傍に形成しても構わない。
抜栓部21には、ヒンジCと反対側に立設される支柱22を介して抜栓部21を引き上げて開封するプルリング23が連設されている。
薄肉弱化部20の外周側に隣接する底壁4の下面には、わずかに突出して厚肉部を形成する下突条24が形成され、抜栓部21を切り取りやすくしている。
本実施例では、吐出口Sは、底壁4の頂点4aを中心とする周方向角度θ2が50°に設定され、楕円形状に開口されているが、周方向角度θ2は、30°〜60°の範囲に設定されていることが望ましく、開口形状を円形としても構わない。
また、本実施例では、吐出口Sを底壁4に開口する位置は、ヒンジCと反対側としているが、ヒンジC側以外であれば、どの位置に開口されても構わない。
さらに、吐出口Sの形状は、内容液の粘度によって適宜設定することができる。
注出筒5は、底壁4に開口される吐出口Sから吐出する内容液を鍋などの投入先に案内するために、本実施例では、ヒンジC側が低く、ヒンジCと反対側が高く形成され、その先端部5aは、ラッパ状に広がっている。
頂壁30の裏面には、密封リング32よりも内方に下面から環状溝33が設けられ、環状溝33の内方には、内圧調節用湾曲部30aが内側に湾曲して形成されている。
側周壁31のヒンジCの反対側の下端部外周には、摘み部35が円弧状に突設され、摘み部35の上方の側周壁31には、所定範囲に肉抜き凹部36が形成されている。
さらに、側周壁31の外周には、摘み部35と肉抜き凹部36との間に、中央から両側の所定の位置まで延びる横凹部37が凹設されている。
また、側周壁31の環状係合部34の上内面の所定の位置には、エアー抜き溝38が凹設されている。
図1に示すように、蓋体Dの側周壁31の環状係合部34とキャップ基体Bの蓋係合部6とを嵌合させ、蓋体Dをキャップ基体Bに閉蓋した後のヒンジキャップを、内容液を充填したスクイズ容器Aの口部1に打栓する。
また、蓋体Dの頂壁30には、密封リング32の内方に環状溝33が設けられているので、密封リング32内の空気圧が上昇しても、環状溝33が変形し、頂壁30の環状溝33より内方の内圧調節用湾曲部30aのみを上に持ち上げるので、蓋体D全体が持ち上がることを防止でき、閉蓋を維持させることができる。
なお、底壁4を全体的に肉厚構造にした場合には、下突条24を設ける必要はない。
また、下突条24は、内容液を吐出する際、内容液の流れを阻害しない大きさ(厚さ)や形状としている。
このときに、スクイズ容器Aをスクイズして内容液を押し出すようにすると、スクイズ容器A内の内容液は、吐出口Sが開口される底壁4の傾斜角度θ1(図3(b)参照)が10°〜65°に設定され、吐出口Sの吐出方向の延長線上に注出筒5の内周面が位置することから、吐出口Sから直接注出筒5の内周面にぶつかって吐出されるものと、図5の矢印で示すように、底壁4の内面にぶつかり、底壁4の凸形状の傾斜に沿って吐出口Sから吐出されるものとがあり、どちらの内容液も注出筒5の先端部5aに沿って流下される。
これにより、内容液をスクイズ容器Aから鍋などに直接投入する際に、飛び散ったりすることがなく、より確実に注出筒5に沿って吐出することができる。
このように、内容液の粘度に応じて、キャップ基体Bに開口される吐出口Sの大きさ(開口面積)を設定することにより、スクイズ容器Aを傾けてもスクイズしない限り、内容液がほとんど吐出されないにすることができる。
ただし、吐出口Sは、空気置換口としての機能を有せず、スクイズ容器Aをスクイズして吐出できる大きさの場合には、複数開口しても構わない。
さらに、内容液は、スクイズ容器Aのスクイズ量に応じて吐出されるので、スクイズ容器Aをスクイズした際に、スクイズ容器Aの変形量を規制できる構造を採用すれば、内容液を定量吐出させることが可能になる。
本実施例では、注出筒5の内周下端から底壁4の外周縁に連なる部分に、内方に向かって傾斜する斜面が形成されているので、注出筒5の内周に残った内容液を素早く容器内に回収できる。
その後、蓋体Dを閉蓋すると、密封リング32の外周は、注出筒5の内周と密接して周方向に連続するシールを形成することによって、吐出口Sと連通する注出筒5内部と、蓋体D内の密封リング32外とを遮断する。
図3(a)に示すように、ヒンジキャップを開蓋し、蓋体Dを指で把持して外方に引っ張ると、キャップ基体Bの外筒9のヒンジCとの連設部位が引っ張られて変形し、図4(c)に示す上部薄肉部15が上方から引き裂かれ、図4(b)に示すスリット溝16の底面18の位置まで破断される。
連結部19は、極薄肉または切れ目が入れられているので、縦方向引き裂きラインが引き裂かれるとともに周方向引き裂きラインが引き裂かれ始める時、両引き裂きラインを同時に引き裂く力は大きくならず、縦方向引き裂きラインから周方向引き裂きラインへとスムーズに破断を進めることができる。
スリット溝16の終端部まで連結部19の切断が完了し、さらに蓋体Dを引っ張ると、キャップ基体Bとスクイズ容器Aの口部1との嵌合が外され、ヒンジキャップとスクイズ容器Aとを分別廃棄することができる。
B キャップ基体
C ヒンジ
D 蓋体
L 注出筒の軸線
S 吐出口
θ1 底壁の傾斜角度
θ2 吐出口の周方向角度
1 口部
2 嵌合突条
3 装着部
4 底壁
4a 頂点
5 注出筒
5a 先端部
6 蓋係合部
7 基壁
8 内筒
9 外筒
10 係合突条
11 外周切り込み部
11a 端面
11b 終端面
12 薄肉底壁
13 内周切り込み部
14 薄肉外周壁
15 上部薄肉部
16 スリット溝
18 底面
19 連結部
20 薄肉弱化部(弱化部)
21 抜栓部
22 支柱
23 プルリング
24 下突条(突起部)
30 頂壁
30a 内圧調節用湾曲部
31 側周壁
32 密封リング
33 環状溝
34 環状係合部
35 摘み部
36 肉抜き凹部
37 横凹部
38 エアー抜き溝
Claims (6)
- スクイズ容器の口部に装着するキャップ基体と、キャップ基体を閉蓋する蓋体とからなるスクイズ容器用キャップであって、
キャップ基体は、スクイズ容器の口部に装着する装着部と、装着部の内周縁から内方に延設され、口部開口を封鎖する底壁と、底壁に開口される吐出口とを備え、
底壁は、中央が外周縁より上方に突出する凸形状をなし、
吐出口は、底壁の中央と外周縁との間の傾斜面に開口されることを特徴とするスクイズ容器用キャップ。 - 吐出口は、底壁の外周縁に接して開口されることを特徴とする請求項1に記載のスクイズ容器用キャップ。
- キャップ基体は、底壁の内周縁から立設される注出筒を備え、
底壁の傾斜角度は、注出筒の軸線に対して10°〜65°に設定されることを特徴とする請求項1または2に記載のスクイズ容器用キャップ。 - 底壁は、吐出口となる開口予定部が破断可能な弱化部により画成される抜栓部と、抜栓部に支柱を介して連設されるプルリングとを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスクイズ容器用キャップ。
- 底壁は、弱化部の外周側下面に形成される突起部を有することを特徴とする請求項4に記載のスクイズ容器用キャップ。
- キャップは、キャップ基体と蓋体とがヒンジで連結されるヒンジキャップであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のスクイズ容器用キャップ。
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