JP2014125266A - 詰め替え容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】詰め替え時に内容物をこぼし難くするとともに、意図せず弱化部が破断するのを抑える。
【解決手段】詰め替え容器10は、本容器に詰め替える内容物が収容される容器本体11と、容器本体11の口部11aから、容器軸O方向に沿った容器本体11の外側である上側に向けて延在し、上端部に注出口25が形成された注出筒12と、注出口25を閉塞するとともに、注出口25の開口周縁部に破断可能な弱化部27を介して連結された閉塞板13と、閉塞板13に立設された操作突片14と、を備え、注出筒12は、注出口25の開口面が容器軸Oに対して傾斜する先鋭形状に形成され、注出筒12には、閉塞板13における操作突片14との連結部分を径方向の外側から囲う囲繞壁31が配設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、詰め替え容器に関する。
従来から、この種の詰め替え容器として、例えば下記特許文献1に示されるような、内容物が収容される容器本体を備える構成が知られている。この容器本体には、容器本体の内部と外部とを連通する注出口が形成されており、この注出口には、注出口を閉塞する蓋体が弱化部を介して連設されている。
この容器本体では、弱化部を破断し蓋体を容器本体から離脱させて注出口を開放した後、容器本体内の内容物を注出口から注出し、内容物の詰め替え先である本容器に注入することで、内容物の詰め替えを行う。
特開2005−67705号公報
ところで、前記従来の詰め替え容器には、詰め替え時に内容物をこぼし難くすること、および不意に加えられた外力によって弱化部が破断するのを抑えることについて改善の余地がある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、詰め替え時に内容物をこぼし難くするとともに、意図せず弱化部が破断するのを抑えることができる詰め替え容器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る詰め替え容器は、本容器に詰め替える内容物が収容される容器本体と、前記容器本体の口部から、容器軸方向に沿った容器本体の外側である上側に向けて延在し、上端部に注出口が形成された注出筒と、前記注出口を閉塞するとともに、前記注出口の開口周縁部に破断可能な弱化部を介して連結された閉塞板と、前記閉塞板に立設された操作突片と、を備え、前記注出筒は、前記注出口の開口面が容器軸に対して傾斜する先鋭形状に形成され、前記注出筒には、前記閉塞板における前記操作突片との連結部分を径方向の外側から囲う囲繞壁が配設されていることを特徴とする。
この発明では、使用者は、操作突片を操作することで、弱化部を破断させながら閉塞板を引き上げ、注出口を開放して詰め替え容器を開封する。
その後、例えば注出筒のうち、容器軸方向に最も長い部分である最長部分の上端部を、本容器の注入口の開口端縁の上方に配置した状態でこの詰め替え容器を傾け、容器本体内の内容物を注出口から注出して注入口から本容器に注入する。
この詰め替え容器によれば、注出筒が、前述のような先鋭形状に形成されているので、内容物を詰め替えるに際し、注出筒の最長部分の上端部を、本容器の注入口の開口端縁の上方に配置した状態で、詰め替え容器を傾けることで、注出口に空気流入路を確保しながらこの注出口から内容物を注出させることができる。これにより、容器本体内の内容物を注出口から円滑に注出させることが可能になり、内容物をこぼし難くすることができる。
また、注出筒に前記囲繞壁が配設されているので、閉塞板における操作突片との連結部分に、不意に外力が加えられようとしたときに、この外力を囲繞壁により受け止めさせることができる。これにより、弱化部が不用意に破断されるのを抑制して、意図せず詰め替え容器が開封されるのを抑えることができる。
また、前記囲繞壁は、前記注出筒を全周にわたって径方向の外側から囲繞するとともに、前記操作突片を全長にわたって径方向の外側から囲繞する筒状に形成されていてもよい。
この場合、囲繞壁が、注出筒を全周にわたって径方向の外側から囲繞するとともに、操作突片を全長にわたって径方向の外側から囲繞する筒状に形成されているので、弱化部および操作突片の両方を全域にわたって径方向の外側から囲繞することができる。これにより、弱化部が不用意に破断されるのを確実に抑制することができるとともに、この詰め替え容器の外観性を確保することができる。
また、前記囲繞壁は、前記注出筒と一体に、かつ前記注出筒よりも薄肉に形成されていてもよい。
この場合、囲繞壁が、注出筒と一体に、かつ注出筒よりも薄肉に形成されているので、注出筒を全周にわたって径方向の外側から囲繞するとともに、操作突片を全長にわたって径方向の外側から囲繞するような構成においても、囲繞壁のうち、注出筒に連結されていない非連結部分から囲繞壁の内部を半透過させることが可能になり、内容物を本容器内に詰め替える際に、例えば注出口の開口面が傾斜する向きを囲繞壁の上側から視認する等しなくても、注出筒の最長部分を径方向の外側から判別し易くすることができる。これにより、この詰め替え容器の取り扱い性を向上させることができる。
また、前記囲繞壁には、この囲繞壁の上端部を開放可能に閉塞する蓋部が配設されていてもよい。
この場合、囲繞壁に前記蓋部が配設されているので、囲繞壁内を清浄な状態に保持し易くできるとともに、囲繞壁の上側から操作突片に不意に外力が加えられようとしたときに、この外力を蓋部に受け止めさせることができる。
なお蓋部が、囲繞壁の上端部を単に開放可能に閉塞するのではなく開閉可能に閉塞し、囲繞壁の上端部を開放した後、再度閉塞できる場合には、注出口を開放した後、この蓋部により囲繞壁の上端部を閉塞することで、容器本体内の内容物がこの詰め替え容器の外部に意図せず漏出するのを抑制することもできる。
また蓋部に、囲繞壁の径方向への変形を規制する規制手段が設けられている場合には、径方向の外側からの外力を受け止めた囲繞壁が、意図せず径方向の内側に向けて変形することで操作突片や閉塞板を押圧するのを抑えることが可能になり、弱化部が不用意に破断されるのを確実に抑制することができる。
本発明に係る詰め替え容器によれば、詰め替え時に内容物をこぼし難くするとともに、意図せず弱化部が破断するのを抑えることができる。
本発明の第1実施形態に係る詰め替え容器の要部を示す部分縦断面図である。 図1に示す詰め替え容器の上面図である。 図1に示す詰め替え容器を構成する注出筒および囲繞壁について、図1に示A−A線に相当する断面を示す横断面図である。 図1に示す詰め替え容器を構成する注出筒および囲繞壁について、図1に示B−B線に相当する断面を示す横断面図である。 図1に示す詰め替え容器の作用を説明する部分縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る詰め替え容器の要部を示す部分縦断面図である。
(第1実施形態)
以下、図面を参照し、本発明の第1実施形態に係る詰め替え容器を説明する。
図1および図2に示すように、詰め替え容器10は、容器本体11と、注出筒12と、閉塞板13と、操作突片14と、を備えている。
ここで、容器本体11は有底筒状に形成され、容器本体11および注出筒12の各中心軸線は、共通軸上に位置している。以下では、この共通軸を容器軸Oといい、この容器軸Oに沿った注出筒12側を上側、容器本体11側を下側という。また、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
容器本体11には、本容器A(図5参照)に詰め替える内容物が収容される。
注出筒12は、容器本体11の口部11aから上側(容器軸方向に沿った容器本体の外側)に向けて延在している。注出筒12は円筒状に形成されている。注出筒12の下端部には、装着筒21が一体的に形成されていて、注出筒12は、この装着筒21を介して容器本体11の口部11aに装着されている。
装着筒21は、本体筒部22と、フランジ部23と、シール筒部24と、を備えている。本体筒部22は、上端部同士が互いに連結された二重筒状に形成されている。本体筒部22は、容器本体11の口部11aに外装されている。フランジ部23は、本体筒部22の上端部から径方向の内側に向けて突出する環状に形成されている。フランジ部23は、容器本体11の口部11aの開口端縁上に位置している。シール筒部24は、フランジ部23の内周縁部から下側(容器軸方向に沿った容器本体の内側)に向けて延在している。シール筒部24は、容器本体11の口部11a内に液密に嵌合している。この装着筒21では、フランジ部23の内周縁部に、前記注出筒12の下端部が連結されている。
注出筒12において上側に向けて開口する開口端部である上端部には、注出口25が形成されている。注出筒12の上端部には、径方向の内側に向けて環状の隔壁部26が突設されていて、この隔壁部26の内部が前記注出口25となっている。
ここで注出筒12は、注出口25の開口面が容器軸Oに対して傾斜する先鋭形状に形成されている。図3および図4に示すように、注出筒12は、上側に向かうに従い漸次、周方向の長さが短くなっている。
図1および図2に示すように、注出筒12の上端開口縁は、容器軸Oと同軸に配置されるとともに容器軸Oに対して傾斜する環状に形成されていて、この上端開口縁のうち、最も上側に位置する最上部と最も下側に位置する最下部とは、容器軸Oを挟んで対向している。以下、この上端開口縁の最上部および最下部の両方を通る方向を前後方向Dといい、前後方向Dに沿って最上部側を前側といい、最下部側を後側という。この注出筒12では、前側部分の上端開口縁が前記最上部になるとともに、後側部分の上端開口縁が前記最下部になっており、前側部分が、容器軸O方向に最も長い部分である最長部分となっている。
容器軸O方向および前後方向Dの両方向に直交する方向から見たこの詰め替え容器10の側面視において、隔壁部26は、容器軸Oに対して直線状に傾斜しており、前側から後側に向かうに従い漸次、下方に向けて延在している。これにより、注出口25の開口面が容器軸Oに対して傾斜させられている。
閉塞板13は、注出口25を閉塞している。閉塞板13は、注出口25内に配置され、注出口25の形状に倣って形成されている。閉塞板13は、注出口25の開口周縁部に破断可能な弱化部27を介して連結されている。弱化部27は、閉塞板13の全周にわたって延在している。
操作突片14は、閉塞板13に立設されている。操作突片14は、閉塞板13において容器軸Oよりも後側に位置する後側部分に立設されている。操作突片14は、いわゆるプルリングにより構成されている。操作突片14は、指等を掛けることが可能なリング部28と、リング部28と閉塞板13とを連結する支柱部29と、支柱部29を補強する補強リブ30と、を備えている。
リング部28は、注出筒12の上端開口縁の前記最上部よりも下側に位置していて、この操作突片14は、注出筒12の容器軸O方向の内側に位置している。リング部28は、注出筒12の径方向の内側に位置している。支柱部29は、閉塞板13の後側部分と、リング部28の後端部と、を連結している。補強リブ30は、閉塞板13の後側部分に立設されている。補強リブ30は、リング部28に、このリング部28の前側から連結されている。
そして本実施形態では、注出筒12には、閉塞板13における操作突片14との連結部分を径方向の外側から囲う囲繞壁31が配設されている。囲繞壁31は、注出筒12を周方向の全周にわたって径方向の外側から囲繞している。囲繞壁31は、操作突片14を容器軸O方向の全長にわたって径方向の外側から囲繞している。囲繞壁31は、容器軸Oと同軸の筒状に形成され、囲繞壁31の下端部は、フランジ部23に連結されている。囲繞壁31は、注出筒12と一体に形成され、囲繞壁31の内周面と注出筒12の外周面とは連結されている。囲繞壁31は、注出筒12よりも薄肉に形成されている。図示の例では、囲繞壁31は、閉塞板13や隔壁部26よりも薄肉に形成されている。
前記詰め替え容器10では、使用者は、操作突片14を操作し、例えば前記リング部28に指をかけて引き上げることで、弱化部27を破断させながら閉塞板13を注出口25から引き抜き、注出口25を開放して詰め替え容器10を開封する。
その後、図5に示すように、例えば注出筒12の前側部分の上端部を、本容器Aの注入口A1の開口端縁の上方に配置した状態でこの詰め替え容器10を傾け、容器本体11内の内容物を注出口25から注出して注入口A1から本容器Aに内容物を注入する。
以上説明したように、本実施形態に係る詰め替え容器10によれば、注出筒12が、前述のような先鋭形状に形成されているので、内容物を詰め替えるに際し、注出筒12の前側部分の上端部を、本容器Aの注入口A1の開口端縁の上方に配置した状態で、詰め替え容器10を傾けることで、注出口25に空気流入路を確保しながらこの注出口25から内容物を注出させることができる。これにより、容器本体11内の内容物を注出口25から円滑に注出させることが可能になり、内容物をこぼし難くすることができる。
また、注出筒12に前記囲繞壁31が配設されているので、閉塞板13における操作突片14との連結部分に、不意に外力が加えられようとしたときに、この外力を囲繞壁31により受け止めさせることができる。これにより、弱化部27が不用意に破断されるのを抑制して、意図せず詰め替え容器10が開封されるのを抑えることができる。
また囲繞壁31が、注出筒12を全周にわたって径方向の外側から囲繞するとともに、操作突片14を全長にわたって径方向の外側から囲繞する筒状に形成されているので、弱化部27および操作突片14の両方を全域にわたって径方向の外側から囲繞することができる。これにより、弱化部27が不用意に破断されるのを確実に抑制することができるとともに、この詰め替え容器10の外観性を確保することができる。
また囲繞壁31が、注出筒12と一体に、かつ注出筒12よりも薄肉に形成されているので、本実施形態のように、注出筒12を全周にわたって径方向の外側から囲繞するとともに、操作突片14を全長にわたって径方向の外側から囲繞するような構成においても、囲繞壁31のうち、注出筒12に連結されていない非連結部分から囲繞壁31の内部を半透過させることが可能になり、内容物を本容器A内に詰め替える際に、例えば注出口25の開口面が傾斜する向きを囲繞壁31の上側から視認する等しなくても、注出筒12の前側部分を径方向の外側から判別し易くすることができる。これにより、この詰め替え容器10の取り扱い性を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る詰め替え容器の第2実施形態を、図6を参照して説明する。なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図6に示すように、本実施形態の詰め替え容器40は、蓋部41を備えている。蓋部41は、囲繞壁31に配設されている。蓋部41は、囲繞壁31の上端部を開閉可能に閉塞している。蓋部41は、表裏面が容器軸O方向を向く板状に形成されていて、囲繞壁31の上端開口縁上に配置されている。蓋部41は、囲繞壁31にヒンジ部42を介して連結されている。ヒンジ部42は、囲繞壁31および蓋部41の前側部分同士を連結している。蓋部41は、図6に示す二点鎖線のように、ヒンジ部42回りに前側に回動可能とされている。蓋部41は、ヒンジ部42回りの前側に回動することで、囲繞壁31の上端部を開放する。なおこの詰め替え容器40では、注出口25を開放するに際し、蓋部41を操作して囲繞壁31の上端部を開放した状態で、操作突片14を引き上げる。
ここで蓋部41には、囲繞壁31の径方向への変形を規制する規制手段43が設けられている。規制手段43は、囲繞壁31内に嵌合する筒状に形成され、囲繞壁31を径方向の内側から補強している。規制手段43の下端部は、下側に向けて凸となる先鋭形状に形成されている。規制手段43は、下側に向かうに従い漸次、周方向の長さが短くなっている。規制手段43の下端開口縁は、容器軸Oに対して傾斜する環状に形成されている。前記側面視において、規制手段43の下端開口縁は、容器軸Oに対して直線状に傾斜していて、前側から後側に向かうに従い漸次、下側に向けて延在している。
以上説明したように、本実施形態に係る詰め替え容器40によれば、囲繞壁31に前記蓋部41が配設されているので、囲繞壁31内を清浄な状態に保持し易くできるとともに、囲繞壁31の上側から操作突片14に不意に外力が加えられようとしたときに、この外力を蓋部41に受け止めさせることができる。
なお本実施形態のように、蓋部41が、囲繞壁31の上端部を単に開放可能に閉塞するのではなく開閉可能に閉塞し、囲繞壁31の上端部を開放した後、再度閉塞できる場合には、注出口25を開放した後、この蓋部41により囲繞壁31の上端部を閉塞することで、容器本体11内の内容物がこの詰め替え容器40の外部に意図せず漏出するのを抑制することもできる。
また本実施形態のように、蓋部41に、囲繞壁31の径方向への変形を規制する規制手段43が設けられている場合には、径方向の外側からの外力を受け止めた囲繞壁31が、意図せず径方向の内側に向けて変形することで操作突片14や閉塞板13を押圧するのを抑えることが可能になり、弱化部27が不用意に破断されるのを確実に抑制することができる。
なお、規制手段43およびヒンジ部42はなくてもよい。
また本実施形態では、蓋部41が、囲繞壁31の上端部を開閉可能に閉塞するものとしたが、これに限られず、蓋部が、囲繞壁の上端部を単に開放可能に閉塞していて、囲繞壁の上端部を開放した後、閉塞不能に構成されていてもよい。
さらに、蓋部41は本実施形態に示した構成に限られない。例えば蓋部を、フィルム状に形成し、囲繞壁の上端開口縁に固着するように構成してもよい。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、容器本体11や本容器Aをスクイズ変形可能に薄肉に形成し、スクイズ変形させながら詰め替え作業を行っても構わない。
また前記実施形態では、注出筒12の下端部に装着筒21を一体的に形成し、該装着筒21を介して容器本体11の口部11aに対して注出筒12を着脱可能に構成したが、これに限られない。例えば容器本体の口部と注出筒とを一体形成しても構わない。
また前記実施形態では、囲繞壁31が、注出筒12と一体に形成されているものとしたが、一体に形成されていなくてもよい。
さらに前記実施形態では、囲繞壁31が、注出筒12よりも薄肉に形成されているものとしたが、薄肉に形成されていなくてもよい。
また前記実施形態では、囲繞壁31が、操作突片14を全長にわたって径方向の外側から囲繞しているものとしたが、これに限られない。例えば操作突片が、囲繞壁から上側に突出していてもよい。
さらに前記実施形態では、囲繞壁31が、注出筒12を全周にわたって径方向の外側から囲繞するものとしたが、これに限られず、囲繞壁を、閉塞板における操作突片との連結部分を径方向の外側から囲う他の構成に適宜変更してもよい。例えば囲繞壁が、筒状に形成されておらず、注出筒の周方向の一部分を径方向の外側から囲繞していてもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10、40 詰め替え容器
11 容器本体
11a 口部
12 注出筒
13 閉塞板
14 操作突片
21 装着筒
25 注出口
27 弱化部
31 囲繞壁
41 蓋部
A 本容器
O 容器軸

Claims (4)

  1. 本容器に詰め替える内容物が収容される容器本体と、
    前記容器本体の口部から、容器軸方向に沿った容器本体の外側である上側に向けて延在し、上端部に注出口が形成された注出筒と、
    前記注出口を閉塞するとともに、前記注出口の開口周縁部に破断可能な弱化部を介して連結された閉塞板と、
    前記閉塞板に立設された操作突片と、を備え、
    前記注出筒は、前記注出口の開口面が容器軸に対して傾斜する先鋭形状に形成され、
    前記注出筒には、前記閉塞板における前記操作突片との連結部分を径方向の外側から囲う囲繞壁が配設されていることを特徴とする詰め替え容器。
  2. 請求項1記載の詰め替え容器であって、
    前記囲繞壁は、前記注出筒を全周にわたって径方向の外側から囲繞するとともに、前記操作突片を全長にわたって径方向の外側から囲繞する筒状に形成されていることを特徴とする詰め替え容器。
  3. 請求項2記載の詰め替え容器であって、
    前記囲繞壁は、前記注出筒と一体に、かつ前記注出筒よりも薄肉に形成されていることを特徴とする詰め替え容器。
  4. 請求項2または3に記載の詰め替え容器であって、
    前記囲繞壁には、この囲繞壁の上端部を開放可能に閉塞する蓋部が配設されていることを特徴とする詰め替え容器。
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