JPH0572755U - 容器用口栓 - Google Patents

容器用口栓

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JPH0572755U
JPH0572755U JP1201392U JP1201392U JPH0572755U JP H0572755 U JPH0572755 U JP H0572755U JP 1201392 U JP1201392 U JP 1201392U JP 1201392 U JP1201392 U JP 1201392U JP H0572755 U JPH0572755 U JP H0572755U
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JP
Japan
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container
stopper
liquid
sealing inner
inner plug
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JP1201392U
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English (en)
Inventor
忠祐 小嶋
正利 藤間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
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Toppan Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、容器に収納する液体が粘稠液体で、
密封用中栓の内側に付着した場合においても、容器を一
旦静置することにより確実に液離れして滴下し液滴が残
らず、開栓の際の液飛びのない、密封用中栓を一体成形
した容器用口栓を提供する。 【構成】注出口の首部(30,30) 外周縁部にハーフカット
(11,11) を形成し、開栓用リング(12)を連ねた密封用中
栓(15)を備えた容器用口栓(10)であって、前記密封用中
栓(15)が内側(15a) 中心(C) に向って逆円錐形状に一体
成形された容器用口栓(10)である。また、密封用中栓(1
5)が内側(15a) 下端部(P) に向かって角度を以て傾斜し
た平板状に一体成形された容器用口栓(10)である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は液体を収納する容器用の口栓注出口首部内に一体成形した密封用中栓 であって、この密封用中栓内側に付着した液体の液離れを容易にした容器用口栓 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から液体等を収納する容器の口栓として、図3に示すように、注出口の首 部(30,30) 内外周縁部の内側(25a) 或いは外側(25b) からハーフカット(21,21) を形成し、開栓用リング(20)を連ねた平板状の密封用中栓(25)を水平に一体成形 した液体等を収納する容器用で、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体 等の軟質合成樹脂よりなる口栓(40)は広く知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図3に示した容器用口栓(40)の場合には、特に粘稠液体(例え ば自動車や機械オイル、濃いソース等)を容器に収納すると、前記粘稠液体が、 搬送による容器のゆれ等により中栓の内側(25a) に一旦付着すると、表面張力に より付着したままになったり、大きな液滴となって残って、開栓用リング(20)を 持って開栓(中栓を引きちぎる)の際、付着した粘稠液体が大きな液滴となって 飛び散り、例えば周囲の物や洋服を汚してしまうことが多く発生している。 このため、目的は異なるが、密封用の中栓を若干、内側(25a) に湾曲させたも のとしては、実公昭47−7914号で公知であるが、この程度の湾曲では粘稠 液体の確実な液離れや滴下は行なわれない(図示せず)。更に、密封用中栓(25) と開栓用リング(20)との距離を長く設けて開封時に指を掛け易くすると、リング の脚(A) が長くなり、開封時の力で切れてしまうという問題がある。 そこで本考案は粘稠液体であっても、容器を一旦静置すると中栓内側から確実 に液離れして容器中に滴下し、中栓内側に液滴が残らない密封用中栓を備えた容 器用口栓を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前述の課題を解決するために、図1に示すように、注出口首部(30,30 ) 内の外周縁部にハーフカット(11,11) を形成し、開栓用リング(12)を連ねた密 封用中栓(15)を備えた容器用口栓(10)であって、前記密封用中栓(15)が、内側(1 5a) 中心(C) に向って逆円錐形状に一体成形された容器口栓(10)である。 また、図2に示すように、注出口首部(30,30) 内の外周縁部にハーフカット(1 1,11) を形成し、開栓用リング(12)を連ねた密封用中栓(15)を備えた容器用口栓 (10)であつて、前記密封用中栓(15)が内側(15a) 下端部(P) に向って角度を持っ て傾斜した平板状に一体成形された容器用口栓(10)である。
【0005】 本考案の容器用口栓(10)は、特に粘稠液体を収納する容器用の口栓であるが、 粘稠液体に限定するものではなく、液体容器全般に使用できるものである。即ち 、密封用中栓(15)内側(15a) に液体が付着して大きな滴となって残らないように したもので、液離れをよくするために中栓(15)の形状を逆円錐形状としたもので あり、また平板状の中栓(15)を内側(15a) 下端部(P) に向って傾斜させて口栓(1 0)に一体成形したものである。
【0006】 これにより、密封用中栓(15)の内側(15a) に粘稠液体が付着しても、容器を一 旦静置すれば容器中に滴下して液滴が残らないので、開栓の際の液飛びが発生し ない。
【0007】
【作用】
本考案の容器用口栓(10)は密封用中栓(15)が、内側(15a) 中心(C) に向って逆 円錐形状に一体成形されているので、容器に収納する液体が粘稠液体であっても 、中栓内側(15a) に付着した場合には、逆円錐形の中心(C) に向って液体が流れ て滴下する液離れのよい形状の中栓(15)である。 また、中栓(15)が平板状であるが適当な角度を持たせて内側(15a) 下端部(P )に向って傾斜して一体成形してあるので、前記同様に、付着した液体が内側(1 5a) 下端部(P) に向って流れ滴下するので中栓(15)の内側(15a) には液体が残ら ない。 また図1、図2に示した通り、密封用中栓(15)の外側(15b) のクリアランスが 従来に比較して大きくなり、リングの脚を長くしなくとも、開栓用リング(12)に 指を掛け易くなり開栓が容易になる。
【0008】
【実施例】
以下、図に基づき実施例を説明する。図1は本考案の一実施例による逆円錐形 状の密封用中栓を一体成形した容器用口栓の説明図である。また、図2は本考案 の一実施例による平板状の中栓を傾斜して一体成形した容器用口栓の説明図であ る。
【0009】 本考案の容器用口栓(10)の樹脂材料としては、低密度ポリエチレン(LDPE )や線状低密度ポリエチレン(LLDPE)等や他の樹脂材料を混合して中栓(1 5)の開栓性(引きちぎり易い)を向上させたものである。 これらの樹脂材料をインジェクション成形法により一体成形して、密封用中栓 (15)を備えた容器用口栓(10)ができる。尚、注出口首部(30,30) 内の密封用中栓 (15)の外周縁部に形成するハーフカット(11,11) は、中栓(15)の内側(15a) から 形成しても、外側(15b) から形成しても、中栓(15)の開栓(引きちぎり)に要す る強さは変らない。
【0010】 前記容器用口栓(10)は内部に一体成形した密封用中栓(15)を逆円錐形状に設け たもので、前記逆円錐形状の中栓(15)内側(15a) に粘稠液体が付着しても逆円錐 形状の中心(C) に向かって流れ、この中心(C) から液体が液滴となって容器中に 滴下するようにしたものである。
【0011】 また、密封用中栓(15)が平板で内側(15a) 下端部(P) に向って適宜角度を持っ て傾斜して口栓(10)に一体成形したもので、前述した密封用中栓(15)同様に、粘 稠液体が中栓(15)の内側(15a) に付着しても内側(15a) 下端部(P) (低い方向) に流れ、下端部(P) から液体が滴下するようにしたものである。
【0012】
【考案の効果】
本考案の容器用口栓は一体成形した密封用中栓を、逆円錐形状にしたものであ り、また平板状の中栓を、内側下端部に向って傾斜させて一体成形した口栓であ り、収納する液体が粘稠液体であっても、中栓の内側に付着した場合には、逆円 錐形状の中心(C) に向って流れ、この中心(C) から容器中に滴下する。また、傾 斜させた平板状の中栓も内側下端部(P) に向って流れ下端部(P) から滴下するの で、いずれも中栓内側(15a) には液離れがよく、液残りがない中栓(15)となり、 開栓の際、液飛びが発生しない容器用口栓である。 更に、中栓を逆円錐形状又は中栓内側下端部に傾斜して形成することにより、 密封用中栓外側(15b) のクリアランスが広がり、開栓用リング(12)に指をかけ易 くなり開栓が容易にできるとともに、開栓用リング(12)の脚を短くできるので、 開栓時に脚の部分から切れてしまうことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による逆円錐形状の密封用中
栓を一体成形した容器用口栓の説明図である。
【図2】本考案の一実施例による平板を内側下端部に向
かって傾斜して一体成形した容器用口栓の説明図であ
る。
【図3】従来の密封用中栓を備えた容器用口栓の一例を
示す説明図である。
【符号の説明】
10,40 … 容器用口栓 11,21 … ハーフカット 12,20 … 開栓用リング 15,25 … 中栓 15a,25a … 中栓内側 15b,25b … 中栓外側 30 … 注出口の首部 A … 開栓用リングの脚 C … センター P … 下端部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】注出口首部内の外周縁部にハーフカットを
    形成し、開栓用リングを連ねた密封用中栓を備えた容器
    用口栓であって、前記密封用中栓が、内側中心に向っ
    て、逆円錐形状に一体成形されていることを特徴とする
    容器用口栓。
  2. 【請求項2】注出口首部内の外周縁部にハーフカットを
    形成し、開栓用リングを連ねた密封用中栓を備えた容器
    用口栓であって、前記密封用中栓が、平板で内側の下端
    部に向って傾斜して一体成型されていることを特徴とす
    る容器用口栓。
JP1201392U 1992-03-11 1992-03-11 容器用口栓 Pending JPH0572755U (ja)

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JP1201392U JPH0572755U (ja) 1992-03-11 1992-03-11 容器用口栓

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JP1201392U JPH0572755U (ja) 1992-03-11 1992-03-11 容器用口栓

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JPH0572755U true JPH0572755U (ja) 1993-10-05

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ID=11793714

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JP1201392U Pending JPH0572755U (ja) 1992-03-11 1992-03-11 容器用口栓

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011201593A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Yoshino Kogyosho Co Ltd 高粘度状物充填用キャップ
JP2014125266A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Yoshino Kogyosho Co Ltd 詰め替え容器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6290220A (ja) * 1985-08-10 1987-04-24 ヤコブ・ベルク・ゲエムベハ・ウント・カンパニ・カ−ゲ− プラスチツク製容器に溶接固定したプラスチツク製密閉蓋、その形成方法及び形成装置
JP3114722B2 (ja) * 1999-06-07 2000-12-04 日本電気株式会社 移動局および移動局における無線周波数切替方法

Patent Citations (2)

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