JPH1045156A - 液体包装用容器の口栓 - Google Patents
液体包装用容器の口栓Info
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- JPH1045156A JPH1045156A JP8202080A JP20208096A JPH1045156A JP H1045156 A JPH1045156 A JP H1045156A JP 8202080 A JP8202080 A JP 8202080A JP 20208096 A JP20208096 A JP 20208096A JP H1045156 A JPH1045156 A JP H1045156A
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- liquid packaging
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D5/00—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
- B65D5/42—Details of containers or of foldable or erectable container blanks
- B65D5/72—Contents-dispensing means
- B65D5/74—Spouts
- B65D5/746—Spouts formed separately from the container
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】注出口栓から液体を注出する際の液切れを良好
にするための液切れ形状先端部の形状を改良して手指を
怪我する危険を回避し、また注出口栓の先端部の液垂れ
を受け止め回収できるようにするとともに、液体充填時
にスパウトからオーバーキャップ及び注出口栓を素早く
取り外しできるようにすることにある。 【解決手段】スパウトＡは、筒部１とその下端部に接合
用のフランジ部２とその上端部に外側方に突出するリン
グ状リブ３を備え、注出口栓Ｂは、下部に内筒部１１及
び外筒部１２と上部に注出用筒部１３を備え、前記注出
用筒部１３の上端に湾曲しながら外側に向かって開放す
る液切れ形状先端部１３ａが形成され、該液切れ形状先
端部１３ａの外周が厚さｔの肉厚を以て形成されてい
る。
にするための液切れ形状先端部の形状を改良して手指を
怪我する危険を回避し、また注出口栓の先端部の液垂れ
を受け止め回収できるようにするとともに、液体充填時
にスパウトからオーバーキャップ及び注出口栓を素早く
取り外しできるようにすることにある。 【解決手段】スパウトＡは、筒部１とその下端部に接合
用のフランジ部２とその上端部に外側方に突出するリン
グ状リブ３を備え、注出口栓Ｂは、下部に内筒部１１及
び外筒部１２と上部に注出用筒部１３を備え、前記注出
用筒部１３の上端に湾曲しながら外側に向かって開放す
る液切れ形状先端部１３ａが形成され、該液切れ形状先
端部１３ａの外周が厚さｔの肉厚を以て形成されてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッグインボック
スなどバッグ状の液体包装容器に使用される液体内容物
の充填用・注出用の口栓に関する。
スなどバッグ状の液体包装容器に使用される液体内容物
の充填用・注出用の口栓に関する。
【０００２】
【従来の技術】バッグ状の液体包装容器の代表的なバッ
グインボックスは、合成樹脂製の柔軟性フィルムを主体
とする液体包装用バッグ内に液体内容物を充填した後
に、ダンボール箱など外装用や保護用のケース内に装填
した容器であり、液体包装容器として各方面で広く使用
されるようになっている。
グインボックスは、合成樹脂製の柔軟性フィルムを主体
とする液体包装用バッグ内に液体内容物を充填した後
に、ダンボール箱など外装用や保護用のケース内に装填
した容器であり、液体包装容器として各方面で広く使用
されるようになっている。
【０００３】そして、合成樹脂製の柔軟性フィルムを主
体とする液体包装用のバッグ（軟質フィルム製の袋状容
器）には、一般的に、液体充填密封用及び液体注出取り
出し用の口栓が取り付けられ、このバッグ用の口栓は、
バッグの１個所に孔設部を設けて、その孔設部に対して
バッグのフィルム表面側若しくは裏面側より、射出成形
加工された合成樹脂製のスパウト（液体充填用の筒状体
として機能する部品）が熱融着や接着剤を用いて接合シ
ールして取り付けられる。
体とする液体包装用のバッグ（軟質フィルム製の袋状容
器）には、一般的に、液体充填密封用及び液体注出取り
出し用の口栓が取り付けられ、このバッグ用の口栓は、
バッグの１個所に孔設部を設けて、その孔設部に対して
バッグのフィルム表面側若しくは裏面側より、射出成形
加工された合成樹脂製のスパウト（液体充填用の筒状体
として機能する部品）が熱融着や接着剤を用いて接合シ
ールして取り付けられる。
【０００４】そして、該スパウトの上端部には、プルト
ップ（容器の容易開封栓）が設けられた筒状の注出口栓
（液体取り出し注出用ノズルとして機能する部品）が一
体的に嵌合にて取り付けられ、該注出口栓の上端部に、
オーバーキャップが嵌合により施蓋される。
ップ（容器の容易開封栓）が設けられた筒状の注出口栓
（液体取り出し注出用ノズルとして機能する部品）が一
体的に嵌合にて取り付けられ、該注出口栓の上端部に、
オーバーキャップが嵌合により施蓋される。
【０００５】上記バッグ内に液体内容物を充填する際
は、前記スパウトに注出口栓を一体化する前に、該スパ
ウトからバッグ内に液体を充填し、充填後は、前記注出
口栓及びオーバーキャップが施蓋されて、液体内容物は
液漏れのない密封状態となる。
は、前記スパウトに注出口栓を一体化する前に、該スパ
ウトからバッグ内に液体を充填し、充填後は、前記注出
口栓及びオーバーキャップが施蓋されて、液体内容物は
液漏れのない密封状態となる。
【０００６】上記スパウトと注出口栓とオーバーキャッ
プとのスリーパーツからなる口栓を取り付けたバッグな
ど液体包装容器製品の充填工程への納入出荷において
は、予め口栓部分の前記パーツを嵌合一体化した状態で
納入される。
プとのスリーパーツからなる口栓を取り付けたバッグな
ど液体包装容器製品の充填工程への納入出荷において
は、予め口栓部分の前記パーツを嵌合一体化した状態で
納入される。
【０００７】そして、充填作業においては、スパウトか
らオーバーキャップ及び注出口栓を取り外した後に、ス
パウトよりバッグ内に液体充填を行っている。
らオーバーキャップ及び注出口栓を取り外した後に、ス
パウトよりバッグ内に液体充填を行っている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】液体包装用のバッグに
使用される上記口栓は、前述したように、一般的にスパ
ウトと注出口栓とオーバーキャップとのスリーパーツか
らなるものであり、液漏れのない状態で施蓋されるよう
な構造であることは重要である。
使用される上記口栓は、前述したように、一般的にスパ
ウトと注出口栓とオーバーキャップとのスリーパーツか
らなるものであり、液漏れのない状態で施蓋されるよう
な構造であることは重要である。
【０００９】その他に、液体包装用のバッグに使用され
る上記口栓は、注出した液体が注出口栓の先端部に付着
して液垂れが発生したり、液垂れによる汚損が生じない
ように、液体を注出する際に液切れを良好にする必要が
ある。
る上記口栓は、注出した液体が注出口栓の先端部に付着
して液垂れが発生したり、液垂れによる汚損が生じない
ように、液体を注出する際に液切れを良好にする必要が
ある。
【００１０】そこで、注出口栓の先端部の形状を液切れ
が良好となるような形状に工夫した口栓の改良がされお
り、例えば、前記注出口栓の先端部に湾曲しながら外側
に向かって開放するような形状の液切れ形状先端部を設
けたものがあるが、その先端部の外周が鋭角となるた
め、手指を怪我する危険が心配される。
が良好となるような形状に工夫した口栓の改良がされお
り、例えば、前記注出口栓の先端部に湾曲しながら外側
に向かって開放するような形状の液切れ形状先端部を設
けたものがあるが、その先端部の外周が鋭角となるた
め、手指を怪我する危険が心配される。
【００１１】また、注出した液体が注出口栓の先端部に
付着して液垂れを生ずるような場合に、その垂れた液体
が、容器の側面に落下したりして汚損しないように、液
垂れを受け止めて回収する工夫も必要となる。
付着して液垂れを生ずるような場合に、その垂れた液体
が、容器の側面に落下したりして汚損しないように、液
垂れを受け止めて回収する工夫も必要となる。
【００１２】また、前述したように、予め口栓部分のパ
ーツを嵌合一体化した状態で納入出荷された液体包装用
の容器から、充填作業において、容易に素早くオーバー
キャップ及び注出口栓を取り外しできるように工夫する
ことも作業能率の向上のために必要となる。
ーツを嵌合一体化した状態で納入出荷された液体包装用
の容器から、充填作業において、容易に素早くオーバー
キャップ及び注出口栓を取り外しできるように工夫する
ことも作業能率の向上のために必要となる。
【００１３】本発明は、液体包装用容器の口栓におい
て、注出口栓から液体を注出する際の液切れを良好にす
るための液切れ形状先端部を改良して、手指を怪我する
危険を回避し、また注出口栓の先端部の液垂れを受け止
め回収できるようにするとともに、液体充填時にスパウ
トからオーバーキャップ及び注出口栓を素早く取り外し
できるようにすることにある。
て、注出口栓から液体を注出する際の液切れを良好にす
るための液切れ形状先端部を改良して、手指を怪我する
危険を回避し、また注出口栓の先端部の液垂れを受け止
め回収できるようにするとともに、液体充填時にスパウ
トからオーバーキャップ及び注出口栓を素早く取り外し
できるようにすることにある。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の発明は、
合成樹脂製の柔軟性フィルムを主体とする液体包装用バ
ッグＦに孔設した孔設部Ｆ1 に接合シールにて取り付け
られるスパウトＡと、該スパウトＡの上端部に嵌合にて
取り付けられる注出口栓Ｂと、該注出口栓Ｂの上端部に
嵌合施蓋されるオーバーキャップＣとにより構成され、
スパウトＡは、筒部１とその下端部に接合用のフランジ
部２とその上端部に外側方に突出するリング状リブ３を
備え、注出口栓Ｂは、下部に内筒部１１及び外筒部１２
と上部に注出用筒部１３を備え、前記注出用筒部１３の
上端に湾曲しながら外側に向かって開放する液切れ形状
先端部１３ａが形成され、該液切れ形状先端部１３ａの
外周が肉厚に形成されていることを特徴とする液体包装
用容器の口栓である。
合成樹脂製の柔軟性フィルムを主体とする液体包装用バ
ッグＦに孔設した孔設部Ｆ1 に接合シールにて取り付け
られるスパウトＡと、該スパウトＡの上端部に嵌合にて
取り付けられる注出口栓Ｂと、該注出口栓Ｂの上端部に
嵌合施蓋されるオーバーキャップＣとにより構成され、
スパウトＡは、筒部１とその下端部に接合用のフランジ
部２とその上端部に外側方に突出するリング状リブ３を
備え、注出口栓Ｂは、下部に内筒部１１及び外筒部１２
と上部に注出用筒部１３を備え、前記注出用筒部１３の
上端に湾曲しながら外側に向かって開放する液切れ形状
先端部１３ａが形成され、該液切れ形状先端部１３ａの
外周が肉厚に形成されていることを特徴とする液体包装
用容器の口栓である。
【００１５】次に本発明の第２の発明は、上記第１の発
明の液体包装用容器の口栓であって前記オーバーキャッ
プＣは、筒部２１と天板部２２を備え、該筒部２１の内
周面にリング状リブ２４を備え、天板部２２の下面と前
記リング状リブ２４との間に前記注出口栓Ｂの液切れ形
状先端部１３ａを係合固定することを特徴とする液体包
装用容器の口栓である。
明の液体包装用容器の口栓であって前記オーバーキャッ
プＣは、筒部２１と天板部２２を備え、該筒部２１の内
周面にリング状リブ２４を備え、天板部２２の下面と前
記リング状リブ２４との間に前記注出口栓Ｂの液切れ形
状先端部１３ａを係合固定することを特徴とする液体包
装用容器の口栓である。
【００１６】次に本発明の第３の発明は、上記第１又は
第２の発明の液体包装用容器の口栓であって、前記注出
口栓Ｂは、その注出用筒部１３にその下部外周を取り巻
く液垂れ防止用の外周リング部１４を備えることを特徴
とする液体包装用容器の口栓である。
第２の発明の液体包装用容器の口栓であって、前記注出
口栓Ｂは、その注出用筒部１３にその下部外周を取り巻
く液垂れ防止用の外周リング部１４を備えることを特徴
とする液体包装用容器の口栓である。
【００１７】次に本発明の第４の発明は、上記第１乃至
第３の発明の液体包装用容器の口栓であって、前記注出
口栓Ｂは、その下部に形成した外筒部１２の下部内面に
第１リング状リブ１５と、その上部内面に第２リング状
リブ１６を備えることを特徴とする液体包装用容器の口
栓である。
第３の発明の液体包装用容器の口栓であって、前記注出
口栓Ｂは、その下部に形成した外筒部１２の下部内面に
第１リング状リブ１５と、その上部内面に第２リング状
リブ１６を備えることを特徴とする液体包装用容器の口
栓である。
【００１８】次に本発明の第５の発明は、上記第１乃至
第４の発明の液体包装用容器の口栓であって、前記注出
口栓Ｂの上部に形成された前記注出用筒部１３の筒内
に、該注出用筒部１３を封鎖するプルトップ１７とプル
リング１８を備えることを特徴とする液体包装用容器の
口栓である。
第４の発明の液体包装用容器の口栓であって、前記注出
口栓Ｂの上部に形成された前記注出用筒部１３の筒内
に、該注出用筒部１３を封鎖するプルトップ１７とプル
リング１８を備えることを特徴とする液体包装用容器の
口栓である。
【００１９】次に本発明の第６の発明は、上記第１乃至
第５の発明の液体包装用容器の口栓であって、前記オー
バーキャップＣの天板部２２の下面に、下向きに突出す
る密封用リング２３を備えることを特徴とする液体包装
用容器の口栓である。
第５の発明の液体包装用容器の口栓であって、前記オー
バーキャップＣの天板部２２の下面に、下向きに突出す
る密封用リング２３を備えることを特徴とする液体包装
用容器の口栓である。
【００２０】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、以下に詳
細に説明する。
細に説明する。
【００２１】［第１の発明］第１の発明は、図１の液体
包装用容器の口栓を説明する側断面図に示すようにスパ
ウトＡと、注出口栓Ｂと、オーバーキャップＣとから構
成される。
包装用容器の口栓を説明する側断面図に示すようにスパ
ウトＡと、注出口栓Ｂと、オーバーキャップＣとから構
成される。
【００２２】スパウトＡは、筒体１と、筒体１の下端
に、バッグ本体Ｆに孔設された孔設部Ｆ1 の周端部の裏
面（バッグ本体Ｆのバッグ内面に該当）若しくは表面
（バッグ本体Ｆのバッグ外面に該当）に重ね合わせて接
合されるフランジ部２と、上端に外側方に突出するリン
グ状リブ３を備える。
に、バッグ本体Ｆに孔設された孔設部Ｆ1 の周端部の裏
面（バッグ本体Ｆのバッグ内面に該当）若しくは表面
（バッグ本体Ｆのバッグ外面に該当）に重ね合わせて接
合されるフランジ部２と、上端に外側方に突出するリン
グ状リブ３を備える。
【００２３】注出口栓Ｂは、下部に内筒部１１と、その
外側に外筒部１２を備え、上部に注出用筒部１３を備
え、前記外筒部１２の内周面にはリング状リブ１６を備
える。
外側に外筒部１２を備え、上部に注出用筒部１３を備
え、前記外筒部１２の内周面にはリング状リブ１６を備
える。
【００２４】前記注出用筒部１３の上端（先端部）に湾
曲しながら外側に向かって開放する液切れ形状先端部１
３ａが形成されており、該液切れ形状先端部１３ａの外
周は少なくとも鋭角ではない、所定の厚さｔとなるよう
な肉厚に形成されている。
曲しながら外側に向かって開放する液切れ形状先端部１
３ａが形成されており、該液切れ形状先端部１３ａの外
周は少なくとも鋭角ではない、所定の厚さｔとなるよう
な肉厚に形成されている。
【００２５】前記厚さｔは、特に限定されないが、後述
するオーバーキャップＣの嵌合部に対して嵌合できる程
度の厚さであり、例えば、１〜３ｍｍ、３〜５ｍｍ、あ
るいは５〜７ｍｍ程度が適当である。
するオーバーキャップＣの嵌合部に対して嵌合できる程
度の厚さであり、例えば、１〜３ｍｍ、３〜５ｍｍ、あ
るいは５〜７ｍｍ程度が適当である。
【００２６】オーバーキャップＣは、筒体２１と、該筒
体２１の上端に連続する天板部２２により形成され、ま
た、筒体２１の下端には、必要に応じてフランジ部２５
を備えている。
体２１の上端に連続する天板部２２により形成され、ま
た、筒体２１の下端には、必要に応じてフランジ部２５
を備えている。
【００２７】スパウトＡは、その接合フランジ部２に
て、バッグ本体Ｆに孔設された孔設部Ｆ1 の周端部の裏
面（バッグ本体Ｆのバッグ内面に該当）若しくは表面
（バッグ本体Ｆのバッグ外面に該当）に重ね合わせて、
熱融着若しくは接着剤にて密着接合される。
て、バッグ本体Ｆに孔設された孔設部Ｆ1 の周端部の裏
面（バッグ本体Ｆのバッグ内面に該当）若しくは表面
（バッグ本体Ｆのバッグ外面に該当）に重ね合わせて、
熱融着若しくは接着剤にて密着接合される。
【００２８】バッグ本体Ｆに接合されたスパウトＡは、
その上端に注出口栓Ｂが嵌合して一体化される。
その上端に注出口栓Ｂが嵌合して一体化される。
【００２９】スパウトＡの上端のリング状リブ３を、注
出口栓Ｂの下部の内筒部１１と外筒部１２との間に嵌入
させ、リング状リブ３をリング状リブ１６の上部まで差
し込むことにより嵌合して固定され一体化される。
出口栓Ｂの下部の内筒部１１と外筒部１２との間に嵌入
させ、リング状リブ３をリング状リブ１６の上部まで差
し込むことにより嵌合して固定され一体化される。
【００３０】注出口栓Ｂは、その前記注出用筒部１３の
上端（先端部）に、オーバーキャップＣが嵌合して施蓋
される。
上端（先端部）に、オーバーキャップＣが嵌合して施蓋
される。
【００３１】前記注出用筒部１３の上端（先端部）に湾
曲しながら外側に向かって開放する液切れ形状先端部１
３ａを、オーバーキャップＣの筒体２１の内周面に沿っ
て差し込み、天板部２２の下面に当接するまで差し込み
嵌合して固定され一体化される。
曲しながら外側に向かって開放する液切れ形状先端部１
３ａを、オーバーキャップＣの筒体２１の内周面に沿っ
て差し込み、天板部２２の下面に当接するまで差し込み
嵌合して固定され一体化される。
【００３２】［第２の発明］次に第２の発明は、図１に
示すように、上記第１の発明の液体包装用容器の口栓で
あって、前記オーバーキャップＣは、筒部２１と天板部
２２を備え、該筒部２１の内周面にリング状リブ２４を
備える。
示すように、上記第１の発明の液体包装用容器の口栓で
あって、前記オーバーキャップＣは、筒部２１と天板部
２２を備え、該筒部２１の内周面にリング状リブ２４を
備える。
【００３３】オーバーキャップＣを、注出口栓Ｂに施蓋
した際は、図３に示すように、天板部２２の下面と、前
記リング状リブ２４との間に、前記厚さｔの注出口栓Ｂ
の液切れ形状先端部１３ａが嵌合して固定されて施蓋さ
れるものである。
した際は、図３に示すように、天板部２２の下面と、前
記リング状リブ２４との間に、前記厚さｔの注出口栓Ｂ
の液切れ形状先端部１３ａが嵌合して固定されて施蓋さ
れるものである。
【００３４】［第３の発明］次に第３の発明は、図１に
示すように、上記第１又は第２の発明の液体包装用容器
の口栓であって、前記注出口栓Ｂは、その注出用筒部１
３に、その下部外周を取り巻く液垂れ防止用の外周リン
グ部１４を備えるものである。
示すように、上記第１又は第２の発明の液体包装用容器
の口栓であって、前記注出口栓Ｂは、その注出用筒部１
３に、その下部外周を取り巻く液垂れ防止用の外周リン
グ部１４を備えるものである。
【００３５】また、オーバーキャップＣの筒部２１の下
端には、必要に応じてフランジ部２５を設けてある。
端には、必要に応じてフランジ部２５を設けてある。
【００３６】バッグ本体Ｆ内に充填された液体内容物
を、注出口栓Ｂにて注出した際に、その筒部１３の先端
部に付着した液体が、該筒部１３の外面を伝って落下し
て液垂れを生じたときに、その液垂れした液体は、筒部
１３と外周リング部１４との間に受け止められて回収で
き、バッグ本体Ｆの外表面が液垂れによって汚損するこ
とが防止できる。
を、注出口栓Ｂにて注出した際に、その筒部１３の先端
部に付着した液体が、該筒部１３の外面を伝って落下し
て液垂れを生じたときに、その液垂れした液体は、筒部
１３と外周リング部１４との間に受け止められて回収で
き、バッグ本体Ｆの外表面が液垂れによって汚損するこ
とが防止できる。
【００３７】そして、オーバーキャップＣを、注出口栓
Ｂに施蓋した際に、図３に示すように、前記オーバーキ
ャップＣの下端のフランジ部２５は、前記リング部１４
の頂部に当接して停止する。
Ｂに施蓋した際に、図３に示すように、前記オーバーキ
ャップＣの下端のフランジ部２５は、前記リング部１４
の頂部に当接して停止する。
【００３８】［第４の発明］次に第４の発明は、図１に
示すように、上記第１乃至第３の発明の液体包装用容器
の口栓であって、前記注出口栓Ｂは、その下部に形成し
た外筒部１２の下部内面に、第１リング状リブ１５と、
その上部内面に第２リング状リブ１６（上記第１、第
２、第３の発明におけるリング状リブ１６に相当）を備
える。
示すように、上記第１乃至第３の発明の液体包装用容器
の口栓であって、前記注出口栓Ｂは、その下部に形成し
た外筒部１２の下部内面に、第１リング状リブ１５と、
その上部内面に第２リング状リブ１６（上記第１、第
２、第３の発明におけるリング状リブ１６に相当）を備
える。
【００３９】第１リング状リブ１５と第２リング状リブ
１６とを備えた注出口栓Ｂは、バッグ本体Ｆに接合され
たスパウトＡの上端に嵌合して一体化される際に、スパ
ウトＡの上端のリング状リブ３を、注出口栓Ｂの下部の
内筒部１１と外筒部１２との間に嵌入させる。
１６とを備えた注出口栓Ｂは、バッグ本体Ｆに接合され
たスパウトＡの上端に嵌合して一体化される際に、スパ
ウトＡの上端のリング状リブ３を、注出口栓Ｂの下部の
内筒部１１と外筒部１２との間に嵌入させる。
【００４０】まず、第１段階の嵌合一体化として、スパ
ウトＡのリング状リブ３を、注出口栓Ｂの第１リング状
リブ１５の上部まで差し込み嵌合固定して、図２に示す
ようにスパウトＡと注出口栓Ｂとを一体化する。この第
１段階の嵌合一体化は浅い差し込みによる仮嵌合であ
る。
ウトＡのリング状リブ３を、注出口栓Ｂの第１リング状
リブ１５の上部まで差し込み嵌合固定して、図２に示す
ようにスパウトＡと注出口栓Ｂとを一体化する。この第
１段階の嵌合一体化は浅い差し込みによる仮嵌合であ
る。
【００４１】液体包装用容器として納入出荷する段階
で、スリーパーツを予め嵌合一体化して出荷し、充填工
程直前又は充填工程においてスパウトＡより注出口栓Ｂ
を取り外す際に、前記浅い差し込みによる第１段階の嵌
合一体化によって、取り外し易くなる。
で、スリーパーツを予め嵌合一体化して出荷し、充填工
程直前又は充填工程においてスパウトＡより注出口栓Ｂ
を取り外す際に、前記浅い差し込みによる第１段階の嵌
合一体化によって、取り外し易くなる。
【００４２】そして、充填工程にて、注出口栓Ｂを取り
外した後のスパウトＡからの容器内への充填作業を終了
した後においては、第２段階の嵌合一体化として、スパ
ウトＡのリング状リブ３を、注出口栓Ｂのリング状リブ
１６の上部まで差し込み嵌合固定して、図３に示すよう
にスパウトＡと注出口栓Ｂとを一体化する。この第２段
階の嵌合一体化は深い差し込みによる本嵌合であり、完
全な密接状態で嵌合される。
外した後のスパウトＡからの容器内への充填作業を終了
した後においては、第２段階の嵌合一体化として、スパ
ウトＡのリング状リブ３を、注出口栓Ｂのリング状リブ
１６の上部まで差し込み嵌合固定して、図３に示すよう
にスパウトＡと注出口栓Ｂとを一体化する。この第２段
階の嵌合一体化は深い差し込みによる本嵌合であり、完
全な密接状態で嵌合される。
【００４３】［第５の発明］次に第５の発明は、図１に
示すように、上記第１乃至第４の発明の液体包装用容器
の口栓であって、前記注出口栓Ｂの上部に形成された前
記注出用筒部１３の筒内に、ハーフカッティング部１７
ａを介して連続して形成した、該注出用筒部１３を封鎖
するプルトップ１７を備え、プルトップ１７の片側の上
面にプルリング１８が連設されている。
示すように、上記第１乃至第４の発明の液体包装用容器
の口栓であって、前記注出口栓Ｂの上部に形成された前
記注出用筒部１３の筒内に、ハーフカッティング部１７
ａを介して連続して形成した、該注出用筒部１３を封鎖
するプルトップ１７を備え、プルトップ１７の片側の上
面にプルリング１８が連設されている。
【００４４】前記プルリング１８を引っ張り上げること
により、プルトップ１７は、ハーフカッティング部１７
ａから切断されて、注出口栓Ｂは開封される。
により、プルトップ１７は、ハーフカッティング部１７
ａから切断されて、注出口栓Ｂは開封される。
【００４５】［第６の発明］次に第６の発明は、図１に
示すように、上記第１乃至第５の発明の液体包装用容器
の口栓であって、前記オーバーキャップＣの天板部２２
の下面に、下向きに突出する密封用リング２３を備える
ものである。
示すように、上記第１乃至第５の発明の液体包装用容器
の口栓であって、前記オーバーキャップＣの天板部２２
の下面に、下向きに突出する密封用リング２３を備える
ものである。
【００４６】オーバーキャップＣを、注出口栓Ｂに施蓋
した際に、図３に示すように、前記リング２３は、その
外周面が注出口栓Ｂの筒部１３の内周面と密接して、密
封状態に施蓋される。
した際に、図３に示すように、前記リング２３は、その
外周面が注出口栓Ｂの筒部１３の内周面と密接して、密
封状態に施蓋される。
【００４７】
【発明の効果】本発明の液体包装用容器の口栓は、ポリ
エチレン、ポリプロピレンなど合成樹脂を用いて成形加
工されたものであって、注出口栓の先端部に液切れを良
好にした液切れ形状先端部を備え、また、注出口栓の先
端部から容器の側面に液が液垂れしたとしても、注出口
栓に液垂れを受け止めて回収するための回収機構を備え
ているため、口栓より下方への液垂れを防止でき、液垂
れによる汚損の発生を軽減できる効果がある。
エチレン、ポリプロピレンなど合成樹脂を用いて成形加
工されたものであって、注出口栓の先端部に液切れを良
好にした液切れ形状先端部を備え、また、注出口栓の先
端部から容器の側面に液が液垂れしたとしても、注出口
栓に液垂れを受け止めて回収するための回収機構を備え
ているため、口栓より下方への液垂れを防止でき、液垂
れによる汚損の発生を軽減できる効果がある。
【００４８】また、本発明の液体包装用容器の口栓は、
その注出口栓の液切れ形状先端部の外周が所定の肉厚ｔ
を以て形成されているために、手指などを怪我する危険
が回避できる効果がある。
その注出口栓の液切れ形状先端部の外周が所定の肉厚ｔ
を以て形成されているために、手指などを怪我する危険
が回避できる効果がある。
【００４９】また、本発明の液体包装用容器の口栓は、
予め口栓部分のパーツを嵌合一体化した状態で納入出荷
された液体包装用容器のスパウト部分から、充填作業工
程において容易に素早くオーバーキャップ及び注出口栓
を取り外しできるように工夫されているため充填作業能
率の向上に効果的である。
予め口栓部分のパーツを嵌合一体化した状態で納入出荷
された液体包装用容器のスパウト部分から、充填作業工
程において容易に素早くオーバーキャップ及び注出口栓
を取り外しできるように工夫されているため充填作業能
率の向上に効果的である。
【図１】本発明の液体包装用容器の口栓の全体側断面
図。
図。
【図２】本発明の液体包装用容器の口栓において、スパ
ウトと注出口栓とを第１段階の仮嵌合状態で一体化した
状態を示す全体側断面図。
ウトと注出口栓とを第１段階の仮嵌合状態で一体化した
状態を示す全体側断面図。
【図３】本発明の液体包装用容器の口栓において、スパ
ウトと注出口栓とを第２段階の本嵌合状態で一体化した
状態を示す全体側断面図。
ウトと注出口栓とを第２段階の本嵌合状態で一体化した
状態を示す全体側断面図。
【符号の説明】 Ａ…スパウト Ｂ…注出口栓 Ｃ…オーバーキャップ １…筒部 ２…接合フランジ部 ３…リング状リブ １１…下部内筒部 １２…下部外筒部 １３…上部筒部 １３ａ…液切れ形状先端部 １４…外周リング部 １５
…第１リング状リブ １６…第２リング状リブ １７…プルトップ １８…プ
ルリング ２１…筒部 ２２…天板部 ２３…密封用リング部 ２
４…リング状リブ ２５…フランジ部
…第１リング状リブ １６…第２リング状リブ １７…プルトップ １８…プ
ルリング ２１…筒部 ２２…天板部 ２３…密封用リング部 ２
４…リング状リブ ２５…フランジ部
Claims (6)
- 【請求項１】合成樹脂製の柔軟性フィルムを主体とする
液体包装用バッグＦに孔設した孔設部Ｆ1 に接合シール
にて取り付けられるスパウトＡと、該スパウトＡの上端
部に嵌合にて取り付けられる注出口栓Ｂと、該注出口栓
Ｂの上端部に嵌合施蓋されるオーバーキャップＣとによ
り構成され、スパウトＡは、筒部１とその下端部に接合
用のフランジ部２とその上端部に外側方に突出するリン
グ状リブ３を備え、注出口栓Ｂは、下部に内筒部１１及
び外筒部１２と上部に注出用筒部１３を備え、前記注出
用筒部１３の上端に湾曲しながら外側に向かって開放す
る液切れ形状先端部１３ａが形成され、該液切れ形状先
端部１３ａの外周が肉厚に形成されていることを特徴と
する液体包装用容器の口栓。 - 【請求項２】請求項１記載の液体包装用容器の口栓にお
いて、前記オーバーキャップＣは筒部２１と天板部２２
を備え、該筒部２１の内周面にリング状リブ２４を備
え、天板部２２の下面と前記リング状リブ２４との間に
前記注出口栓Ｂの液切れ形状先端部１３ａを係合固定す
ることを特徴とする液体包装用容器の口栓。 - 【請求項３】請求項１又は請求項２記載の液体包装用容
器の口栓において、前記注出口栓Ｂは、その注出用筒部
１３にその下部外周を取り巻く液垂れ防止用の外周リン
グ部１４を備えることを特徴とする液体包装用容器の口
栓。 - 【請求項４】請求項１乃至請求項３記載の液体包装用容
器の口栓において、前記注出口栓Ｂは、その下部に形成
した外筒部１２の下部内面に第１リング状リブ１５と、
その上部内面に第２リング状リブ１６を備えることを特
徴とする液体包装用容器の口栓。 - 【請求項５】請求項１乃至請求項４記載の液体包装用容
器の口栓において、前記注出口栓Ｂの上部に形成された
前記注出用筒部１３の筒内に、該注出用筒部１３を封鎖
するプルトップ１７とプルリング１８を備える液体包装
用容器の口栓。 - 【請求項６】請求項１乃至請求項５記載の液体包装用容
器の口栓において、前記オーバーキャップＣの天板部２
２の下面に、下向きに突出する密封用リング２３を備え
る液体包装用容器の口栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20208096A JP3303679B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 液体包装用容器の口栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20208096A JP3303679B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 液体包装用容器の口栓 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1045156A true JPH1045156A (ja) | 1998-02-17 |
| JP3303679B2 JP3303679B2 (ja) | 2002-07-22 |
Family
ID=16451636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20208096A Expired - Fee Related JP3303679B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 液体包装用容器の口栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3303679B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001322658A (ja) * | 2000-05-16 | 2001-11-20 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ２段嵌合式のカバーキャップ |
| JP2007076674A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Toppan Printing Co Ltd | 液体用紙容器 |
| JP2008247451A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 注出部材の蓋体 |
| JP2009029454A (ja) * | 2007-07-26 | 2009-02-12 | Toppan Printing Co Ltd | バッグインボックス用口栓 |
| JP2014125266A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 詰め替え容器 |
| CN107614390A (zh) * | 2015-04-16 | 2018-01-19 | 东洋制罐集团控股株式会社 | 注出用具及其制造方法 |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP20208096A patent/JP3303679B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001322658A (ja) * | 2000-05-16 | 2001-11-20 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ２段嵌合式のカバーキャップ |
| JP4531200B2 (ja) * | 2000-05-16 | 2010-08-25 | 株式会社吉野工業所 | ２段嵌合式のカバーキャップ |
| JP2007076674A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Toppan Printing Co Ltd | 液体用紙容器 |
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| JP2014125266A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 詰め替え容器 |
| CN107614390A (zh) * | 2015-04-16 | 2018-01-19 | 东洋制罐集团控股株式会社 | 注出用具及其制造方法 |
| CN107614390B (zh) * | 2015-04-16 | 2020-04-24 | 东洋制罐集团控股株式会社 | 注出用具及其制造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3303679B2 (ja) | 2002-07-22 |
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