JPH11334752A - 液注出容器の中栓およびキャップ - Google Patents
液注出容器の中栓およびキャップInfo
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- JPH11334752A JPH11334752A JP10158500A JP15850098A JPH11334752A JP H11334752 A JPH11334752 A JP H11334752A JP 10158500 A JP10158500 A JP 10158500A JP 15850098 A JP15850098 A JP 15850098A JP H11334752 A JPH11334752 A JP H11334752A
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- cylinder
- wall
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Abstract
うにするとともに、熱充填後の冷却にあたって冷却水が
侵入することを防ぐようにした液注出容器の中栓とキャ
ツプを提供すること。 【解決手段】 内筒と外筒、肩壁とからなる嵌合筒と、
該嵌合筒の内筒の上方に延設され、内側に注出筒を連接
した螺着筒とを具備した中栓と、中栓の螺着筒に螺合す
る側筒壁と該側筒壁より拡径された被せ筒を具備したキ
ャップとを備えた液注出容器であって、前記中栓の外筒
に切込みを穿設し、肩壁に前記切込みに連続する切込み
を穿設し、肩壁下面に切込みに続いて切断溝を外筒に沿
って所定範囲に設けたことを特徴とする。
Description
に使用後に容器口筒部から簡単に取り外すことができる
液注出容器の中栓およびキャップに関する。
サイクルのために、容器の廃棄時に、容器の素材と異な
る樹脂材料から成形された中栓およびキャップを容器口
筒部から取り外し、容器と別個に廃棄することが従来よ
り奨励されているが、中栓を容器口筒部から取り外すた
めには相当大きな力を必要とし簡単に抜き取れないとい
う問題があり、そのため各家庭では中栓を付けたまま容
器を廃棄しているのが現状である。
術的課題とし、中栓を容器口筒部からの簡単に抜き取れ
るようにするとともに、熱充填後の冷却にあたって冷却
水が侵入することを防ぐようにした液注出容器の中栓と
キャツプを提供することを目的とする。
課題を達成するため、液注出容器の中栓およびキャップ
として、内筒と外筒、肩壁とからなる嵌合筒と、該嵌合
筒の内筒の上方に延設され、内側に注出筒を連接した螺
着筒とを具備した中栓と、中栓の螺着筒に螺合する側筒
壁と該側筒壁より拡径された被せ筒を具備したキャップ
とを備えた液注出容器であって、前記中栓の外筒に切込
みを穿設し、肩壁に前記切込みに連続する切込みを穿設
し、肩壁下面に切込みに続いて切断溝を外筒に沿って所
定範囲に設けたことを特徴とする構成を採用する。
て、図面を参照して説明する。図1において、Aは容器
口筒部、Bは中栓、Cはキャップである。いずれも合成
樹脂で成形され、中栓BとキャップCは、容器と素材樹
脂を異にしている。容器口筒部Aは、係合突条1と保持
突条2とを備えている。
筒部Aに嵌着する嵌合筒3と、注出筒4を連接した螺合
筒5とを具えている。嵌合筒3は、外筒6と内筒7およ
び肩壁8とからなり、螺合筒5は、内筒7から上方に延
びるよう連設されている。外筒6の下端部内周には、容
器口筒部A外周に設けられた係合突条1に係合する係合
突条9が突設されており、内筒7の外周面上方には、締
め代を形成する膨出部10が設けられている。
筒部A内周に嵌合され、外筒6の係合突条9が係合突条
1下端に係合して、中栓Bを容器口筒部Aに嵌着する。
そして、内筒7とともに肩壁8が容器口筒部A上端面に
密着することによって容器内部を密封する。
1を残して切込み12が穿設され、肩壁8には、外筒6
内周に沿って切込み12に連続する一定長さの切込み1
3が穿設されており、二つの切込みによって外筒6の周
壁に摘み部14が形成されている。摘み部14の表面に
は、ローレット15が設けられ、引き裂きにあたって指
先が滑らないようにしている。肩壁8の下面には、切込
み13に続いて薄肉を残したほぼV字形の切断溝16
が、外筒6内周に沿って少なくとも180度を越える角
度範囲に穿設されている。
ており、上端には、内方に延びる注出筒4の支持壁18
が連設されている。支持壁18の下方には、嵌合筒3の
内筒7および螺合筒5の内周と注出筒4外周とを連結す
る複数の補強リブ19が配設され、注出筒4を安定的に
支持するようにしている。
開され湾曲する注出口唇部20が形成され、下端には、
隔壁21が連設されている。隔壁21の裏面には、所定
の形状に沿って、薄肉を残してV字状の切断溝22が設
けられ、その内側の隔壁21は除去部23となってお
り、除去部23の上面には、連結片24を介して指掛け
リング25が設けられている。
0と側筒壁31、側筒壁31の下方に設けられた被せ筒
32とを具えている。頂壁30の下面には、密封リング
33が垂設されており、側筒壁31の内周には、中栓B
の螺着筒5のネジ17に螺合するネジ34が刻設されて
いる。側筒壁31の下端には、フランジ状に拡がる肩壁
35が連設されており、肩壁35の周縁から側筒36が
垂設されている。肩壁35と側筒36によって、中栓B
の嵌合筒3に対する被せ筒32が構成されている。
封リング33の外周は、注出筒4の内周に嵌合して注出
筒4を密封し、被せ筒32は、中栓Bの嵌合筒3の肩壁
8と外筒6の外周面に接合して被嵌される。
について説明する。本容器は、加熱殺菌した内容液が充
填され、加熱殺菌処理を施した後に冷却されるが、キャ
ップCの被せ筒32によって、中栓Bの嵌合筒3が覆わ
れているので、外筒6、肩壁8に切込み12,13が設
けられていても冷却水が中栓B内部に入らず、容器内に
吸引されることを防ぐことができる。
栓Bに被嵌すると、被せ筒32によって中栓Bの嵌合筒
3を覆うようにしているので、大気中の塵埃が、嵌合筒
3の肩壁8、外筒6に付着して嵌合筒3が汚れたり、肩
壁8の切込み13に塵埃が溜まるようなことはない。
には、中栓Bの外筒6の摘み部14を引っ張ると、外筒
6を肩壁8下面に設けた切断溝16に沿って切り裂くこ
とができる。そして、少なくとも180度を越えて切り
裂かれると、外筒6内周の係合突条9が容器口筒部Aの
係合突条1から離脱して外筒6による嵌合が解かれ、残
る嵌合力は内筒7の膨出部10と容器口筒部A内周との
間の締め代だけの係合であるので、中栓Bは簡単に抜き
取ることができる。
から、次の効果を奏する。中栓の嵌合筒の肩壁の下面
に、外筒内周に沿って切断溝を所定範囲にわたって設け
たので、外筒の摘み部を引っ張ることによって切断溝を
切り開き、外筒周壁を切断溝に沿って引き裂くことがで
きる。従って、中栓の取り外しが簡単となり、容器と中
栓、キャップとの分別廃棄に役立てることができる。
せ筒を設けたから、熱充填後の冷却にあたって、冷却水
が切込みから吸引されることを防ぐことができる。ま
た、容器使用中に中栓の嵌合筒に塵埃が付着することを
防ぐことができる。
面図、(c)は図(a)のA−A線における断面図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 内筒と外筒、肩壁とからなる嵌合筒と、
該嵌合筒の内筒の上方に延設され、内側に注出筒を連接
した螺着筒とを具備した中栓と、中栓の螺着筒に螺合す
る側筒壁と該側筒壁より拡径された被せ筒を具備したキ
ャップとを備えた液注出容器であって、 前記中栓の外筒に切込みを穿設し、肩壁に前記切込みに
連続する切込みを穿設し、肩壁下面に切込みに続いて切
断溝を外筒に沿って所定範囲に設けたことを特徴とする
液注出容器の中栓およびキャップ。
Priority Applications (15)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15850098A JP3865936B2 (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 中栓およびキャップを具えた液注出容器 |
EP99921228A EP1026100B1 (en) | 1998-05-22 | 1999-05-21 | Inner plug and cap for liquid injection containers |
AU38508/99A AU756095B2 (en) | 1998-05-22 | 1999-05-21 | Inner plug and cap for liquid injection containers, and jig used to fix cap to inner plug |
CNB021297371A CN1274578C (zh) | 1998-05-22 | 1999-05-21 | 瓶塞的保持用夹具 |
KR1020007000637A KR100639480B1 (ko) | 1998-05-22 | 1999-05-21 | 액 주출 용기의 내측 마개와 캡 및 그 캡을 내측 마개에 부착하는데 이용하는 지그 |
EP03016888A EP1371571B1 (en) | 1998-05-22 | 1999-05-21 | Jig for holding an inner plug	 |
CN99800770A CN1103725C (zh) | 1998-05-22 | 1999-05-21 | 合成树脂制的液体注出容器的瓶塞与盖子 |
DE69920865T DE69920865T2 (de) | 1998-05-22 | 1999-05-21 | Stopfen und verschluss für einen behälter |
DE69930326T DE69930326T2 (de) | 1998-05-22 | 1999-05-21 | Montageelement zum Halten eines inneren Verschlussstopfens |
PCT/JP1999/002691 WO1999061334A1 (fr) | 1998-05-22 | 1999-05-21 | Bouchon interieur et coiffe pour reservoirs d'injection de liquide et element de montage servant a fixer cette coiffe au bouchon interieur |
US09/463,060 US6247605B1 (en) | 1998-05-22 | 1999-05-21 | Inner plug and cap for liquid injection containers, and jig used to fix cap to inner plug |
SG200103454A SG100724A1 (en) | 1998-05-22 | 1999-05-21 | Jig used to fix cap to inner plug |
CA002297690A CA2297690C (en) | 1998-05-22 | 1999-05-21 | Inner plug and cap for liquid containers |
TW088108439A TW469249B (en) | 1998-05-22 | 1999-05-24 | Inner plug and cap for liquid injection containers, and jig used to fix cap to inner plug |
US09/819,700 US6574848B2 (en) | 1998-05-22 | 2001-03-29 | Inner plug and cap for liquid injection containers, and jig used to fix cap to inner plug |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15850098A JP3865936B2 (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 中栓およびキャップを具えた液注出容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11334752A true JPH11334752A (ja) | 1999-12-07 |
JP3865936B2 JP3865936B2 (ja) | 2007-01-10 |
Family
ID=15673102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15850098A Expired - Fee Related JP3865936B2 (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 中栓およびキャップを具えた液注出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3865936B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012051594A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 付け替え容器 |
CN106000501A (zh) * | 2016-07-06 | 2016-10-12 | 江苏科华医疗器械科技有限公司 | 一种高密封性离心管 |
JP2020196470A (ja) * | 2019-05-31 | 2020-12-10 | 株式会社吉野工業所 | 注出キャップ |
-
1998
- 1998-05-22 JP JP15850098A patent/JP3865936B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012051594A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 付け替え容器 |
CN106000501A (zh) * | 2016-07-06 | 2016-10-12 | 江苏科华医疗器械科技有限公司 | 一种高密封性离心管 |
JP2020196470A (ja) * | 2019-05-31 | 2020-12-10 | 株式会社吉野工業所 | 注出キャップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3865936B2 (ja) | 2007-01-10 |
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