JP4120963B2 - 液注出容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液注出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
容器口筒部に中栓を打栓により嵌着した液注出容器は、従来より周知である。
また、容器と中栓との分別廃棄のために、中栓の外筒に切断可能な連結部を残して縦方向の切込みを設け、肩壁に該切込みに続く円弧状切込みと切断溝を刻設し、外筒に形成した摘み部を引っ張ることによって切断溝を切断して所定範囲の外筒を切り離し、中栓を容器の口筒部から取り外せるようにした、いわゆるショルダースコアタイプの中栓は、従来より知られている(例えば、特開平11−334752号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記液注出容器は、醤油、その他の食料液用として使用され、液注出容器を長期にわたって使用していると、容器口筒部と中栓内筒との間の締め代が樹脂相互のなじみにより減少し、シール効果が弱くなるという問題があった。
【0004】
とくに、ショルダースコアタイプの中栓は、外周に引き裂き用の摘み部を形成するため、肩壁に周方向の切込みが刻設されており、その部分の肩壁下面は、容器のシールにほとんど関与していないので、中栓の内筒と容器の口筒部内周との間の締め代の減少、口筒部のわずかな傷等により、横倒しになったときなど切込み部分から内容液が洩れだすという問題があった。
【0005】
本発明は、上記の問題点を解決することを課題として、液注出容器を長期にわたって使用していても、高いシール効果を維持できるようにした中栓を嵌着した液注出容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するため、液注出容器として、容器口筒部に、注出筒と嵌合筒とを備えた中栓を打栓により被嵌した液注出容器であって、容器の口筒部は、その天面に拡径嵌合部が形成されており、中栓の嵌合筒は、外筒と内筒、その間に位置する中筒と肩壁とからなっており、口筒部の拡径嵌合部に、内筒と中筒とが嵌合するようにし、中筒と外筒の間には、切込みとそれに続く切断溝が配設されていることを特徴とする構成を採用する。
【0007】
中栓を分別可能とした液注出容器として、容器口筒部に、注出筒と嵌合筒とを備えた中栓を打栓により被嵌した液注出容器であって、容器の口筒部は、その天面に拡径嵌合部が形成されており、中栓の嵌合筒は、外筒と内筒、その間に位置する中筒と肩壁とからなっており、外筒には、下端に切断可能な連結部を残して縦方向に切込みが穿設され、肩壁の外周と中筒との間には、外筒内周に沿って、前記切込みに接続する円弧状の切込みと切断溝が設けられており、口筒部の拡径嵌合部には、内筒と中筒とが嵌合するようにしたことを特徴とする構成を採用する。
【0008】
上記容器の別実施形態の液注出容器として、容器口筒部に、注出筒と、外筒と内筒と肩壁とからなる嵌合筒とを備えた中栓を打栓により被嵌した液注出容器であって、容器の口筒部は、その天面に拡径嵌合部が形成されており、外筒には、外側部分と内側部分に二分するよう一定長さの円弧状のスリットを穿孔し、外筒の外側部分に、スリットの始端に対応する位置に縦方向の切込みを刻設し、スリットと切込みによって外側部分に摘み部を形成し、肩壁の下面に、外筒の内周に沿って、スリットの終端近くから周方向に延びる切断溝を刻設し、肩壁上面には、スリットの終端と切断溝との間を接続する切込みが穿設されており、口筒部の拡径嵌合部には、内筒と外筒内側部分とが嵌合するようにしたことを特徴とする構成を採用する。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の第1実施形態の液注出容器について、図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器の口筒部、Bは中栓、Cはキャップである。
容器、中栓B、キャップCは、いずれも合成樹脂で成形されており、容器と中栓B、キャップCとは、素材樹脂を異にしている。
容器の内容物として食料液が収容されている。
【0010】
容器の口筒部Aの上部には、拡径嵌合部1が形成され、その上面1aは、広巾の環状面となっている。
拡径嵌合部1の外周には係合突条2と保持突条3とが設けられている。
【0011】
図2,3に示すように、中栓Bは、容器の口筒部Aに嵌着される嵌合筒4と、注出筒5を連設した螺合筒6とを具えている。
嵌合筒4は、外筒7と内筒8、両者の中間に設けられた中筒9および肩壁10とからなり、螺合筒6は、内筒8より上方に延びるよう連設されている。
【0012】
中筒9は、口筒部Aの拡径嵌合部1の外周に嵌合されるよう位置しており、中筒9と内筒8によって中栓Bが口筒部Aに嵌着されるようになっている。
外筒7の下端部内周には、容器の口筒部A外周に設けられた係合突条2に係合する係合突条11が突設されており、下端部外周にはフランジ12が突設されている。
内筒8の外周面は、容器の口筒部A内周との内に一定の締め代をもって嵌合するよう膨出面13を形成しており、下方部には、二本の膨出細条が設けられている。
【0013】
外筒7の所定個所には、下端部に切断可能な連結部14を残して外筒7を周方向に区分するとともに、フランジ12を分断するよう縦方向の切込み15が穿設され、肩壁10には、中筒9と外筒7との間に切込み15に接続する一定長さの円弧状の切込み16が穿設されており、この二つの切込み15,16によって外筒7の筒壁に摘み部17が形成されている。
摘み部17の表面には、ローレットが刻設され、引き裂きにあたって指先が滑らないようにしている。
【0014】
肩壁10の下面には、切込み16に続いて薄肉を残したほぼV字形の切断溝18が、外筒7内周に沿って少なくとも180度を越える角度範囲に穿設されている。
【0015】
螺合筒6の外周には、ねじ19が刻設されており、上端には、内方に延びる注出筒5の支持壁20が連設されている。
【0016】
注出筒5は、その上端周縁には、外方に拡開され湾曲する注出口唇部21が形成され、下端には、隔壁22が連設されている。
隔壁22下方には、注出筒5に続く内壁23が垂設され、内壁23内周には、所定間隔をおいて縦リブ24が設けられている。
隔壁22の裏面には、所定の形状に沿って、薄肉を残してV字状の切断溝25が設けられ、その内側の隔壁は除去部26となっており、除去部26の上面には、連結片を介して指掛けリング27が設けられている。
【0017】
図4に示すように、キャップCは、頂壁30と側筒壁31、側筒壁31の下方に設けられた被せ筒32とを具えている。
頂壁30の下面には、密封リング33が垂設されており、側筒壁31の内周には、中栓Bの螺合筒6のねじ19に螺合するねじ34が刻設されている。
側筒壁31の下端には、フランジ状に拡がる肩壁35が連設されており、肩壁35の周縁から側筒36がフランジ12に達するよう垂設されている。
肩壁35と側筒36によって、中栓Bの嵌合筒4に対する被せ筒32が構成されている。
【0018】
キャップCを中栓Bに螺合締着すると、密封リング33の外周は、注出筒5の内周に嵌合して注出筒5を密封し、被せ筒32は、中栓Bの嵌合筒4の肩壁10に接合し、外筒7のフランジ12より上方の外周面を覆うよう被嵌される。
【0019】
次に、本実施形態の液注出容器の使用態様と作用効果について説明する。
本発明の液注出容器には、内容液が充填された後、キャップCを被蓋した中栓Bが、容器の口筒部Aに打栓により嵌着される。
図5に示すように、中栓Bの打栓時には、内筒8の膨出面が、容器口筒部A内周に一定の締め代をもって嵌合し、内筒8と中筒9との間の肩壁下面10aが口筒部Aの拡径嵌合部1の上面1aに圧接され、中筒9が口筒部Aの拡径嵌合部1の外周に嵌合し、外筒7の係合突条11が係合突条2の下側に係合することによって嵌着される。
【0020】
その際、内筒8の膨出面と容器の口筒部A内周面との間の一定の締め代を有する嵌合、肩壁10の内側下面10aと口筒部Aの拡径嵌合部1の上面1aとの圧接、拡径嵌合部1外周と中筒9の内周全体による嵌合により、容器内部が密封される。
【0021】
使用開始にあたって、従来の容器と同様に、キャップCを開蓋し、中栓Bの指掛けリング27を引き上げることによって、注出孔が開孔される。
液注出後に、キャップCを被蓋して内容液を保存する。
【0022】
容器の使用が長期にわたった場合に、樹脂相互間のなじみにより締め代が減少しても、肩壁下面10aが拡径嵌合部1の巾広の上面1aに圧接されていること、拡径嵌合部1の外周に中筒9の全周面が広い面にわたって係合していることによって、高いシール効果が維持されているので、液が洩れたり、外気が導入されることはない。
また、外筒7の引き裂き用の切込み16と切断溝18を、中筒9と外筒7との間に刻設しているので、従来のように、口筒部Aの上面を圧接する肩壁下面10aに切込みがあるために密封性が損なわれ、その部分から液洩れするということはない。
【0023】
内容液の使用終了後に容器を廃棄するときには、中栓Bの外筒7の摘み部17を引っ張ると、外筒7を肩壁10下面に設けた切断溝18に沿って切り裂くことができ、中栓Bを簡単に抜き取ることができる。
【0024】
次に、第2実施形態の液注出容器について、図面を参照して説明する。
図6において、Aaは容器の口筒部、Baは中栓、Caはキャップである。
容器の口筒部Aaの外周には係合突条40と保持突条41とが設けられている。
【0025】
図7,8に示すように、中栓Baは、容器の口筒部Aaに嵌着される嵌合筒4aと、注出筒5aを連接した螺合筒6aとを具えている。
嵌合筒4aは、外筒42と内筒43および肩壁44とからなり、螺合筒6aは、内筒43から上方に延びるよう連設されている。
【0026】
外筒42の外周上端部には、段部45が設けられており、下端部内周には、容器の口筒部Aa外周に設けられた係合突条40に係合する係合突条46が突設されている。
内筒43の外周面は、容器の口筒部Aa内周との内に、一定の締め代をもって嵌合する膨出面47が形成されており、下方部には、二本の膨出細条が設けられている。
【0027】
外筒42の所定個所には、周方向に延びる一定長のスリット48が穿設されており、該スリット48の外側部分42aを周方向に区分し、スリット48の始端に接続する縦方向の切込み49が下端部に切断可能な連結部50を残して穿設されている。
スリット48と切込み49によって外筒42の外側部分42aに摘み部51が形成されている。
【0028】
肩壁44の下面には、スリット48の終端48aの近くから、外筒42の内周に沿って薄肉を残したV字形の切断溝52がスリット48と同じ周方向に延び、少なくとも180度を越える角度範囲に穿設されている。
図9に示すように、スリット48の終端48a近くには、外筒42の内側部分42bを縦方向に分断し、切断溝52の端部に接続する切込み53が穿設されている。
【0029】
螺合筒6aの外周には、ねじ19aが刻設されており、上端には、内方に延びる注出筒5aの支持壁20aが連設されている。
【0030】
螺合筒6a、注出筒5aの構成は、前記第1実施形態のものと同一であるので同一の符号に添字aを付して図示し、説明を省略する。
【0031】
図10に示すように、キャップCaは、頂壁60と側筒壁61、側筒壁61の下方にフランジ状に連設され、周縁に突出リング62を設けた肩壁63とを具えている。
頂壁60の下面には、密封リング64が垂設されており、側筒壁61の内周には、中栓Baの螺合筒6aのねじ19aに螺合するねじ65が刻設されている。
【0032】
キャップCaを中栓Baに螺合締着すると、密封リング64の外周は、注出筒5aの内周に嵌合して注出筒5aを密封し、突出リング62は、中栓Baの外筒42の段部45に接合し、外筒42と肩壁44の上面とを覆うよう被嵌される。
【0033】
次に、本実施形態の液注出容器の使用態様と作用効果について説明する。
本発明の液注出容器には、内容液が充填された後、キャップCaを被蓋した中栓Baが容器の口筒部Aaに打栓により嵌着される。
中栓Baの打栓時には、図11に示すように、内筒43の外周面が容器の口筒部Aa内周に一定の締め代をもって嵌合し、肩壁44下面が口筒部Aaの天面に圧接され、外筒42の係合突条46が係合突条40下端に係合されることによって、中栓Baが容器の口筒部Aaに嵌着され、容器内部が密封される。
【0034】
使用開始にあたって、従来の容器と同様に、キャップCaを開蓋し、中栓Ba指掛けリング27aを引き上げることによって、注出孔が開孔される。
液注出後に、キャップCaを被蓋して内容液が保存される。
【0035】
容器の使用が長期にわたった場合に、中栓Baの肩壁下面には、切り裂き可能な切断溝52が穿孔されているだけで切込みなどの切断部がないので、肩壁下面と容器の口筒部Aaの天面との圧接が保たれ、容器口筒部Aaと中栓Ba内筒43との間の締め代が減少しても高いシール効果が維持される。
【0036】
内容液の使用終了後に、容器を廃棄するときには、中栓Baの外筒42の摘み部51を引っ張ると、外筒42を肩壁44下面に設けた切断溝52に沿って切り裂くことができ、中栓Baを簡単に抜き取ることができる。
【0037】
次に、第3実施形態について説明する。
本実施形態は、前記第2実施形態のキャップCaを変更したもので、以下相違点を中心に説明する。
外筒75にフランジ78を突設したこと、外周上端に段部を設けていないことのほかは、中栓Baと同一であるので、くわしい説明を省略する。
【0038】
図12において、Abは容器の口筒部、Bbは中栓、Cbはキャップである。
口筒部Abの外周には、嵌合突条70と保持突条71が突設されている。
中栓Bbは、容器口筒部Abに嵌着される。
嵌合筒72と、注出筒73を連接した螺合筒74を具えており、嵌合筒72は外筒75と内筒76および肩壁77とからなっている。
外筒75の外周端には、フランジ78が突設されている。
【0039】
図12に示すように、キャップCbは、頂壁80と側筒壁81、側筒壁81の下方に設けられた被せ筒82とを具えている。
側筒壁81の下端には、フランジ状に拡がる肩壁83が連設されており、肩壁83の周縁から側筒84がフランジ78に達するよう垂設されている。
肩壁83と側筒84によって、中栓Bbの嵌合筒72に対する被せ筒82が構成されている。
【0040】
本実施形態は、前記第2実施形態と同一の作用効果を上げることができ、さらに、キャップCbの被せ筒82によって、中栓Bbを被嵌するようにしたので、空気中の塵埃が中栓の嵌合筒部にはいることを防ぐことができる。
【0041】
次に第4実施形態について図面を参照して説明する。
前記第1実施形態は、中栓を分別可能とした注出容器に係るものであるが、口筒部と中栓の嵌合筒の構成は、中栓を分別しない普通の液注出容器に適用できる。
【0042】
図13において、Acは容器の口筒部、Bcは中栓、Ccはキャップである。
容器口筒部Acには、その上部に拡径嵌合部90が形成され、その外周には、係合突条91と保持突条92とが突設されている。
【0043】
中栓Bcの嵌合筒93は、外筒94と内筒95、中筒96と肩壁97とからなっており、中栓Bcは、内筒95と中筒96によって拡径嵌合部90に嵌着されている。
中栓Bcの嵌着時には、外筒94の係合突条98が係合突条91の下側に係合することによって、肩壁97の内側下面97aが拡径嵌合部90の巾広の天面に圧接され、中筒96が拡径嵌合部90外周に嵌合されることによって高いシール効果を得ることができる。
【0044】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成されているから、次の効果を奏する。
中栓の肩壁下面と容器口筒部の上面との間の接合面を広くしたから、容器口筒部と中栓との間のシール効果を高めることができる。
そのため液注出容器を長期に使用していても、肩壁下面と容器口筒部の間で高いシール効果を維持しているので、締め代が減少することによる液洩れをなくすことができる。
【0045】
ショルダースコアタイプの中栓では、口筒部の上面の肩壁に切込みを設けていないから、シール効果が落ちることがなく、切込み部分を通じての液洩れをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態の液注出容器の一部断面正面図である。
【図2】中栓の説明図で、(a)は上面図、(b)は正面図である。
【図3】同じく中栓の説明図で、(a)は図2(a)のA−A線における断面図、(b)は底面図である。
【図4】キャップの一部断面正面図である。
【図5】 嵌合部の拡大説明図である。
【図6】 第2実施形態の液注出容器の一部断面正面図である。
【図7】 中栓の説明図で、(a)は上面図、(b)は正面図である。
【図8】 同じく中栓の説明図で、(a)は図7(a)のA−A線における断面図、(b)は底面図である。
【図9】 同じく中栓の説明図で、図7(a)のB−B線における断面図である。
【図10】 キャップの一部断面正面図である。
【図11】 嵌合部の拡大説明図である。
【図12】 第3実施形態の液注出容器の一部断面正面図である。
【図13】 第4実施形態の液注出容器の一部断面正面図である。
【符号の説明】
A、Aa、Ab、Ac 口筒部
B、Ba、Bb、Bc 中栓
C、Ca、Cb、Cc キャップ
1、90 拡径嵌合部
4、72、93 嵌合筒
5、73 注出筒
7、42、75、94 外筒
8、43、76、95 内筒
9、96 中筒
10、44、77、97 肩壁
14、50 連結部
15、49 切込み
16、53 切込み
17、51 摘み部
18、52 切断溝
48 スリット

Claims (3)

  1. 容器口筒部に、注出筒と嵌合筒とを備えた中栓を打栓により被嵌した液注出容器であって、
    容器の口筒部は、その天面に拡径嵌合部が形成されており、
    中栓の嵌合筒は、外筒と内筒、その間に位置する中筒と肩壁とからなっており、
    口筒部の拡径嵌合部に、内筒と中筒とが嵌合するようにし、
    中筒と外筒の間には、切込みとそれに続く切断溝が配設されていることを特徴とする液注出容器。
  2. 容器口筒部に、注出筒と嵌合筒とを備えた中栓を打栓により被嵌した液注出容器であって、
    容器の口筒部は、その天面に拡径嵌合部が形成されており、
    中栓の嵌合筒は、外筒と内筒、その間に位置する中筒と肩壁とからなっており、
    外筒には、下端に切断可能な連結部を残して縦方向に切込みが穿設され、
    肩壁の外周と中筒との間には、外筒内周に沿って、前記切込みに接続する円弧状の切込みと切断溝が設けられており、
    口筒部の拡径嵌合部には、内筒と中筒とが嵌合するようにしたことを特徴とする液注出容器。
  3. 容器口筒部に、注出筒と、外筒と内筒と肩壁とからなる嵌合筒とを備えた中栓を打栓により被嵌した液注出容器であって、
    容器の口筒部は、その天面に拡径嵌合部が形成されており、
    外筒には、外側部分と内側部分に二分するよう一定長さの円弧状のスリットを穿孔し、
    外筒の外側部分に、スリットの始端に対応する位置に縦方向の切込みを刻設し、スリットと切込みによって外側部分に摘み部を形成し、
    肩壁の下面に、外筒の内周に沿って、スリットの終端近くから周方向に延びる切断溝を刻設し、
    肩壁上面には、スリットの終端と切断溝との間を接続する切込みが穿設されており、
    口筒部の拡径嵌合部には、内筒と外筒内側部分とが嵌合するようにしたことを特徴とする液注出容器。
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