JP6052772B2 - 分別廃棄用ヒンジキャップ - Google Patents

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本発明は、液注出容器のキャップに係り、とくに容器の口部に取り付けられるキャップ基体の嵌合筒部を破断させ、容器本体と分離して廃棄可能とする分別廃棄用ヒンジキャップに関する。
従来、分別廃棄用キャップとして、容器の口部に取り付けられる嵌合筒部を破断し、容器から取り外して廃棄するための種々の構造が提案されているが、嵌合筒部を少ない力で容易に破断することができるヒンジキャップとして、嵌合筒部の外筒に縦方向の切り込み部と周方向のスリット溝を形成することにより、縦方向引き裂きラインから周方向引き裂きラインへと連続する薄肉弱化部を形成して、該薄肉弱化部を破断することにより容器から簡単に取り外すことを可能にしたキャップが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−153429号公報
上記特許文献1記載の分別廃棄用ヒンジキャップは、容器の口部に取り付けられるキャップ基体の嵌合筒部を少ない力で容易に破断することができるとともに十分な強度とシール性を確保することができ、構造も簡単でコストが安いという優れた特徴を有するが、スリット溝は上方に開口を形成しているため、容器に内容物を高温充填するような場合、冷却のためのシャワー水などが当該スリット溝に侵入してスリット溝の底部に滞留し、消費者が開封するときに周辺に飛び散ったり、内容物を注出するときに混入したりする危険があるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、容器の口部に取り付けられる嵌合筒部を少ない力で容易に破断することができるとともに、キャップ内に侵入したシャワー水などが滞留することなく排出され、清潔な分別廃棄用ヒンジキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、分別廃棄用ヒンジキャップとして、容器口部に装着されるキャップ基体と、キャップ基体とヒンジによって開閉可能に連結された上蓋とからなるヒンジキャップにおいて、キャップ基体には、容器口部との嵌合部をはさんで垂設された外筒および内筒と、外筒と内筒とに連設するとともに上蓋との係合部を上部に有する係合リングとを備える嵌合筒部を設け、ヒンジに連設する外筒には、ヒンジの近傍に縦方向に切り込み部が設けられた1つの縦方向引き裂きラインが設けられ、外筒と係合リングの間には、縦方向引き裂きラインから所定円周角の円弧範囲にわたって上方に開口を有するスリット溝が設けられスリット溝の底面には、外筒と係合リングを連結する薄肉の連結部からなる周方向引き裂きラインが、縦方向引き裂きラインに接続して設けられているとともに、下方に貫通する水抜き孔が少なくとも1箇所に設けられ、水抜き孔は、外筒の内周面に縦方向に凹設され、キャップ下端に貫通する水抜き溝と連通していることを特徴とする構成を採用する。
分別廃棄用ヒンジキャップの別実施形態として、スリット溝の底面の高さは、水抜き孔が設けられた部位が他の部位よりも低くなるように周方向にわずかな傾斜が設けられていることを特徴とする構成を採用する。
本発明の分別廃棄用ヒンジキャップは、薄肉の引き裂きラインが、縦方向引き裂きラインから周方向引き裂きラインへと連続する一本になっているから、容器から分別する際に嵌合筒部を引き裂くための力が少なくてすむとともに、周方向引き裂きラインを形成するスリット溝の底部に下方に貫通する水抜き孔を設けたから、容器の充填工程でスリット溝にシャワー水などが侵入しても溝底部に滞留することがなく、容器を清潔に保つことができる。
本発明のヒンジキャップの閉蓋状態を示す断面側面図である。 本発明のヒンジキャップの開蓋状態を示す図で、(a)は上面図、(b)は図(a)のA−A断面図である。 本発明のヒンジキャップの開蓋状態を示す下面図である。 (a)は図2(a)における要部Hの拡大図、(b)は図2(a)のP−P円弧断面における底面43の高さを示す図である。 本発明のヒンジキャップの要部断面を示す拡大図で、(a)は図1の要部Fの拡大図、(b)は図2(b)の要部Gの拡大図、(c)は図2(a)のO−B断面における要部拡大図である。 本発明のヒンジキャップを引き裂き破断する過程を示す上面図である。
次に、本発明の分別廃棄用ヒンジキャップについて、実施例を示した図面を参照して説明する。
図1〜6において、Aは容器口部1に装着されるキャップ基体、Bはキャップ基体AにヒンジCを介して連設された上蓋である。
容器口部1の外周には、図1に示されるように、先端付近から傾斜面2と傾斜面2に続く垂直面3とからなる嵌合突条4が設けられ、該嵌合突条4はキャップ基体Aの嵌合部11に嵌着される。
図1〜3に示すように、キャップ基体Aは、ヒンジCにより上蓋Bに連設する外筒12と、外筒12の上部内周側に連設し上蓋Bを係合する係止突条15を有する係合リング14、係合リング14の内周側に上部を連設する内筒13、内筒13の内周側にリング状底壁16を介して立設された注出筒17、注出筒17の内縁に連設された隔壁18を具備している。
係合リング14は、上部に係止突条15を外周方向に突設し、上端は平坦面に形成されている。
注出筒17の内周面には、打栓時にキャップ内の空気を逃がすエアー抜き凹部19が、ヒンジCから円周角で90°の方向に2箇所、対向して設けられている。また、外筒12の上端にも、閉蓋時に空気の流通路となるエアー抜き溝20が周方向3箇所に設けられている。
これらエアー抜き凹部19、エアー抜き溝20の数や周方向位置は適宜決定できる。
隔壁18には、容器内部の内容物を注出するための開口を形成する除去部21の周縁に弱化部22が設けられ、除去部21には、除去部21を引き上げて開封するプルリング23が立設されている。
プルリング23は、ヒンジC側で除去部21と支柱24で連結し、ヒンジCと反対側には下部に薄肉の指当て片25が設けられた把持部が形成されている。
また、除去部21の支柱24と反対側の端部付近には、上面にリブ26が設けられ厚肉部が形成されている。
図5に示すように、外筒12の内周面と内筒13の外周面,係合リング14の下面は、容器口部1を嵌着する嵌合部11を形成し、外筒12,内筒13,係合リング14で嵌合筒部を形成している。
外筒12の内周面には、容器口部1の嵌合突条4の傾斜面2に対応する嵌合傾斜面30、垂直面3に対応する嵌合垂直面31、その下方に設けられ、嵌合突条4の下部に係合する膨出環32が形成されている。
ヒンジキャップは、嵌合突条4と膨出環32の係合によって容器口部1に保持されるとともに、容器口部1は、内筒13と嵌合傾斜面30とによって強く挟持され、確実にシールされる。
図4(a)に示すように、外筒12のヒンジC近傍には、外周面に平面視で略V字状の外周切り込み部35と、該外周切り込み部35に対応する内周面の膨出環32に内周切り込み部36とが縦方向に刻設されており、縦方向に破断可能な縦方向引き裂きラインを形成するための切り込み部を形成している。
外周切り込み部35は下端に薄肉壁を残して上方から切り込まれており、ヒンジC側にほぼ径方向に形成されたヒンジ側端面37と、ヒンジCと反対側で外周に向け広がるように傾斜した終端面38と、わずかに周方向に幅を持つ外周切り込み底部39とからなる平面視略V字状の凹部を形成する。
外周切り込み部35のヒンジC側では、ヒンジ側端面37の内周側の縦薄肉部40を隔てた起点から円周方向に延びるように、スリット溝41が上方から穿設され、ヒンジCの反対側では、スリット溝41がなく係合リング14と外筒12が一体に連結している終端連結部42が終端面38から周方向に延びている。
スリット溝41は、縦薄肉部40に接する前記起点から一定の範囲で径方向に開口を広げていき、係合リング14の基部から外筒12の上部内周側にかけて一定の開口幅となって、所定円周角の円弧範囲にわたって周方向に延びている。
図2〜5に示すように、縦方向引き裂きラインの縦薄肉部40に隣接するスリット溝41の起点を引き裂き開始点として、スリット溝41の底面43の内周側には、外筒12と係合リング14を連結する薄肉の連結部45からなる周方向引き裂きラインが円弧状に延びている。
スリット溝41の底面43は、外筒12の内周面の嵌合傾斜面30と垂直面31とが交わる環状凹部44と高さ位置が一致するように形成され、スリット溝41の底面43と環状凹部44との間の薄肉部が連結部45となっている。
係合リング14と外筒12の間に薄肉の連結部45ができても、係合リング14の基部の嵌合傾斜面30とスリット溝41の内周壁46との間には、全周にわたって厚肉の部分が残されているので、嵌合傾斜面30による容器口部1の傾斜面2への圧接力が低下することはないから、縦方向引き裂きラインおよび周方向引き裂きラインを設けたことによってシール性が低下することはない。
連結部45は、周方向引き裂きラインの引き裂き開始点から一定範囲では、極薄肉または切れ目が入った弱化連結部45aとされ、弱化連結部45aの終端から、肉厚の変化する所定範囲の移行連結部45bを経て、弱化連結部45aより肉厚でかつ破断可能な薄肉部からなる定常連結部45cとなり、これらの弱化連結部45a、移行連結部45b、定常連結部45cにより周方向引き裂きラインが形成されている。
スリット溝41の底面43の少なくとも1箇所には、水抜き孔47が下方に貫通して設けられている。
本実施例では、終端連結部42から比較的離れた定常連結部45cの範囲に2箇所設けられているが、水抜き孔47の数、配置については適宜決定できる。
水抜き孔47は、定常連結部45cの下部を含んで穿設され、外筒12の内周面に縦方向に凹設された水抜き溝48と連通している。
スリット溝41の底面43は、外筒12の下端からの高さhが、図4(b)に示すように、水抜き孔47が設けられた断面O−A、O−C部位でh1と最も低くなり、他の部位がh1より高くなるように周方向にわずかな傾斜が設けられている。好ましくは、水抜き孔47が設けられた断面O−A、O−C部位間の周方向の底面高さは、その中央付近の断面O−Q部位が最も高く(h2)なるようにするとよい。
図1〜3に示すように上蓋Bは、頂壁50と、頂壁50外縁に垂設される側周壁51と、頂壁50の裏面に垂設され、閉蓋時に外周がキャップ基体Aの注出筒17の内周と密嵌する密封筒52が設けられている。
密封筒52は、下端の注出筒17とのシール部位が、閉蓋時にエアー抜き凹部19に達しない高さに設定されている。
頂壁50の裏面には、密封筒52よりも内周側に環状溝が設けられ、内圧吸収薄肉部53が形成されている。
側周壁51の内周下部には、閉蓋時にキャップ基体Aの係止突条15と係合し、閉蓋状態を維持する環状係合部54が設けられ、側周壁51の外周の所定位置にヒンジCが連設されている。
環状係合部54の上部の嵌合凹部55には、打栓時に係合リング14の上端平面部と当接する嵌合上面56が設けられ、嵌合上面56には、打栓時にキャップ内の空気を逃がすためのエアー抜き溝57がヒンジCから円周角で90°方向に2箇所設けられている。当該エアー抜き溝57の数と配置も適宜決定できる。
また、側周壁51のヒンジCの反対側の外周にはつまみ58が突設されている。
つまみ58より上方の側周壁51には、所定円周角αにわたって肉抜き凹部59が形成され、開蓋時に変形して係止突条15と環状係合部53との係合を解除しやすくなっている。
本実施例では、αは150°に設定されているが、これに限定されない。
次に、本実施例の使用態様と作用効果について説明する。
本発明の分別廃棄用ヒンジキャップは、容器に内容物を充填した後、図1に示す閉蓋状態で嵌合部11を容器口部1にあてがい、上方から押圧することによって、嵌合突条4の傾斜面2が外筒12を押し開き、垂直面3が膨出環32を乗り越えて下部が膨出環32に係合し、容器口部1が完全に嵌合部11に嵌合して打栓が完了する。
打栓時に、外周切り込み部35は、容器本体に対してキャップを位置決めする機能をも有し、容器本体の向きに合わせて外周切り込み部35の凹部に治具等をあてがってキャップを位置決めし打栓することができる。
殺菌のために容器に高温の内容物を充填する場合は、キャップを打栓した後、容器外からシャワー水をかけて洗浄、冷却される。
この際、高温の内容物とシャワー水によってキャップ内の温度が変化し、キャップ内圧も変化するが、本発明の分別廃棄用ヒンジキャップは、キャップ内圧の変化に対応するため次のような構造を備えている。
打栓時に上蓋Bの上方から押圧力が加えられると、上蓋Bの嵌合上面56がキャップ基体Aの係合リング14の上端平面部に当接し、さらに押圧力によって上蓋Bが若干変形しつつ下降するが、このとき密封筒52が下降することによって密封筒52と注出筒17の内周面とのシール面も下降し、エアー抜き凹部19にかかるようになるとシールが解除されて密封筒52内外が連通する。
嵌合上面56にはエアー抜き溝57が設けられ、外筒12の上端にもエアー抜き溝20が設けられているので、上蓋Bの下降によって圧縮されたキャップ内の空気は外部に排出されるが、打栓の押圧力が解除されると上蓋Bが元の形状に復帰して上昇するとともに、密封筒52と注出筒17、および係止突条15と環状係合部54との各シールが復活するので、打栓終了直後のキャップ内はわずかに負圧となる。
このため、高温充填物による熱が打栓終了後のキャップを暖めても、キャップ内圧はそれほど高くなることはなく、キャップが不用意に開蓋することを防ぐことができる。
また、上蓋Bには、頂壁50に環状の内圧吸収薄肉部53が設けられているので、高温充填物によってキャップ内圧がさらに高まると、内圧吸収薄肉部53によって頂壁50が膨らむように変形してキャップ内圧の上昇を抑制するので、キャップの不用意な開蓋を確実に防止することができる。
打栓後のシャワー水による洗浄、冷却工程では、外筒12の上端と側周壁51の下端とはシールされておらず、エアー抜き溝20もあるため、シャワー水がキャップ内に侵入することがある。
本実施例の分別廃棄用ヒンジキャップでは、キャップ内に侵入したシャワー水がスリット溝41に流入しても、スリット溝41の底面43には水抜き孔47に向けて周方向に下り勾配の傾斜が設けられているので、流入したシャワー水は、底面43を水抜き孔47に向かって流下し、水抜き孔47から連通する水抜き溝48を通ってキャップ下端から流出していく。
この際、エアー抜き溝20は、シャワー水が水抜き孔47から流出しやすいように外気を導入する役割も果たす。
本発明の分別廃棄用ヒンジキャップを取り付けた容器を使用するには、つまみ58に手指をかけて上蓋Bを引き上げて開蓋し、プルリング23を上方に引き上げて弱化部22を破断して、隔壁18から除去部21を切り取って開口する。
このとき、プルリング23には、ヒンジCの反対側に指当て片25を下部に設けた把持部が形成されているので、開封時に指先が痛くなるようなことがない。
また、除去部21のヒンジCと反対側、すなわちプルリング23の支柱24との連結部と反対側の上面にはリブ26を設けた厚肉部が形成されているので、除去部21を隔壁18から切り離す際に破断部が延びるようなことがなく、容易に切り取ることができるとともに破断面における材料の延びによる「ひげ」の発生を防ぐことができる。
容器を使用後、本発明のヒンジキャップを分別廃棄する態様について、図6を参照しながら説明する。
まず本発明のヒンジキャップを開蓋して上蓋Bを把持し外方に引っ張ると、外筒12のヒンジCとの連設部位が引っ張られて変形し、外周切り込み部35,内周切り込み部36によって形成された縦方向引き裂きラインに沿って外筒12が縦方向に引き裂かれていくとともに、周方向引き裂きラインを形成する弱化連結部45aが破断を始める。
弱化連結部45aは極薄肉に、または切れ目が入れられて形成されているので、縦方向引き裂きラインから周方向引き裂きラインへと破断方向が変化しても、スムーズに破断を進めることができる。
縦方向引き裂きラインの破断が完了すると、弱化連結部45aの破断が進行するとともに上蓋Bがキャップ基体Aから離れていく。
そして、弱化連結部45aの終端までは容易に破断が進行して、上蓋Bはキャップ基体Aから大きく離れ、さらに移行連結部45bで引き裂き力を増大させながら定常連結部45cに至ると一定の引き裂き力で破断が進行していく(図6参照)。
上蓋Bがキャップ基体Aから大きく離れると、上蓋Bを引っ張る力が入れやすくなるため、移行連結部45bから引き裂き力が増大しても容易に破断することができる。
スリット溝41の終端部まで連結部45の切断が完了し、さらに上蓋Bを引っ張ると、係合リング14と外筒12とに一体に連結している終端連結部42が外方に引っ張られて変形し、ヒンジキャップは容器口部1から分離されて分別廃棄することができる。
本発明は、水抜き孔47を連結部45cを含む底面43に設け、外筒12の内周面に設けた水抜き溝48に連通してキャップ下端に貫通させるものである。
本発明の分別廃棄用ヒンジキャップは、分別時に嵌合筒部を引き裂くための力が少なくてすむとともに、シャワー水のキャップ内への滞留を防止して清潔に保つことができるので、幅広い年齢層に適した食品容器等の分別廃棄用ヒンジキャップとして広く利用可能である。
A キャップ基体
B 上蓋
C ヒンジ
1 容器口部
2 傾斜面
3 垂直面
4 嵌合突条
11 嵌合部
12 外筒
13 内筒
14 係合リング
15 係止突条
16 リング状底壁
17 注出筒
18 隔壁
19 エアー抜き凹部
20 エアー抜き溝
21 除去部
22 弱化部
23 プルリング
24 支柱
25 指当て片
26 リブ
30 嵌合傾斜面
31 嵌合垂直面
32 膨出環
35 外周切り込み部
36 内周切り込み部
37 ヒンジ側端面
38 終端面
39 外周切り込み底部
40 縦薄肉部
41 スリット溝
42 終端連結部
43 底面
44 環状凹部
45 連結部
45a 弱化連結部
45b 移行連結部
45c 定常連結部
46 内周壁
47 水抜き孔
48 水抜き溝
50 頂壁
51 側周壁
52 密封筒
53 内圧吸収薄肉部
54 環状係合部
55 嵌合凹部
56 嵌合上面
57 エアー抜き溝
58 つまみ
59 肉抜き凹部

Claims (2)

  1. 容器口部に装着されるキャップ基体と、キャップ基体とヒンジによって開閉可能に連結された上蓋とからなるヒンジキャップにおいて、
    キャップ基体には、容器口部との嵌合部をはさんで垂設された外筒および内筒と、外筒と内筒とに連設するとともに上蓋との係合部を上部に有する係合リングとを備える嵌合筒部を設け、
    ヒンジに連設する外筒には、ヒンジの近傍に縦方向に切り込み部が設けられた1つの縦方向引き裂きラインが設けられ、
    外筒と係合リングの間には、縦方向引き裂きラインから所定円周角の円弧範囲にわたって上方に開口を有するスリット溝が設けられ
    スリット溝の底面には、外筒と係合リングを連結する薄肉の連結部からなる周方向引き裂きラインが、縦方向引き裂きラインに接続して設けられているとともに、下方に貫通する水抜き孔が少なくとも1箇所に設けられ
    水抜き孔は、外筒の内周面に縦方向に凹設され、キャップ下端に貫通する水抜き溝と連通していることを特徴とする分別廃棄用ヒンジキャップ。
  2. スリット溝の底面の高さは、水抜き孔が設けられた部位が他の部位よりも低くなるように周方向にわずかな傾斜が設けられていることを特徴とする請求項1記載の分別廃棄用ヒンジキャップ。
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