JP6541127B2 - ヒンジキャップ - Google Patents

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本発明は、容器本体の口部に装着されるキャップ本体とヒンジによって開閉可能に連結した上蓋からなるヒンジキャップに関し、とくに、容器内に内容液を加熱充填した後、シャワー冷却する際に、キャップ内にシャワー水が入らないようにしたヒンジキャップに関するものである。
殺菌のため加熱された内容液を容器に充填するヒンジキャップにおいて、内容液を充填してヒンジキャップを容器口部に装着した後、容器外部からシャワー水で洗浄、冷却することが従来より行われている。
充填した液を冷やすために冷水でシャワーすると、上蓋内の空気が内容液の熱によって温められているため、上蓋内の空気が冷却されて、上蓋内の内圧が低下することになり、上蓋内と大気圧との間に圧力差が生じ、その隙間からシャワー水が上蓋内に吸い込まれてしまい、衛生管理上問題となっていた。
そのため、シャワー冷却する際に、キャップ内にシャワー水が入らないように、打栓終了時にキャップ内圧を大気圧に近い状態に調整することができるヒンジキャップが従来から知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−93585号公報
特許文献1記載のヒンジキャップは、上蓋の外周壁を、打栓時に上蓋を押圧した際の外方への変形が、周方向の一方において、対向する他方より大きくなるように、肉厚を周方向で変化させたもので、打栓時には外周壁が偏って変形し、大きく変形した部位からシールが解除され、閉蓋または加熱によって加圧された空気が排気されるとともに、外周壁が大きく変形した前記周方向の一方では、打栓終了時に元の形状への復元が遅くなってシールの復活も遅くなり、上蓋が元の形状に復元することにより生じる減圧を小さくしてキャップ内圧を大気圧に近い状態に保持することによって、シャワー水がキャップ内に入らないようにしたものである。
しかしながら、上記特許文献1記載のヒンジキャップにおいても、シャワー水のキャップ内への吸水を完全に抑えることは困難であった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、ヒンジキャップの上蓋とキャップ本体との係合面における極めて狭い隙間から毛細管現象によりシャワー水が侵入するため、シャワー水の侵入経路について詳細に検討してなされたものであり、シャワー水の吸水を完全に防止するヒンジキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、ヒンジキャップとして、容器本体の口部に装着されるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して連設される上蓋とからなるヒンジキャップにおいて、キャップ本体は、容器本体の口部に装着される装着筒部と、装着筒部の上端から内方に延設され口部を封鎖する基壁とを有し、基壁は、内側に設けられる注出筒部と、上部に閉蓋時の上蓋と係合する蓋係合部とを備え、装着筒部は、上端面に外気と通ずる貫通孔を備え、上蓋は、天面を形成する頂壁と、頂壁の周縁から垂設される側周壁とを有し、側周壁は、下部内周にキャップ本体と係合する係合筒部と、下端面に前記貫通孔と閉蓋時に対応する箇所に凹設される空間とを備えることを特徴とする構成を採用する。
ヒンジキャップの具体的実施形態として、貫通孔および空間は、ヒンジ側とヒンジの反対側に形成されることを特徴とする構成を採用する。
また、ヒンジキャップの具体的実施形態として、貫通孔および空間は、全周に形成され、装着筒部の外周側に、ヒンジの反対側に設けられる連結片と、連結片の両側からヒンジ側に隙間をおいて複数配設された破断可能な弱化片とを介して外周筒部が連設され、外周筒部は、ヒンジの近傍に破断可能な縦薄肉部からなる縦方向引き裂き部を備えることを特徴とする。
さらに、ヒンジキャップの具体的実施例として、閉蓋時において、キャップ本体の外周筒部の上端と上蓋の側周壁の下端との当接面の内周側の貫通孔に広がる内周側当接点より、キャップ本体と上蓋との係合面の外周側の空間に広がる外周側係合点のほうが高い位置にあることを特徴とする。
本発明のヒンジキャップは、上蓋とキャップ本体との係合面の外側に外気と同気圧の空間が設けられているため、加熱された内容物によって温められた上蓋内の空気がシャワー水で冷却され、上蓋内圧が低下した場合であっても、シャワー水の吸収を防止することができる。
また、キャップ本体と上蓋が係合する外周側係合点が、キャップ本体の外周筒部の上端と上蓋の側周壁の下端が当接する内周側当接点より高い位置に設けられている場合には、さらにシャワー水の吸収防止効果を高くすることができる。
本発明の実施例であるヒンジキャップが容器本体に装着された状態を示す図であり、(a)は側断面図であり、(b)はその要部拡大図である。 実施例であるヒンジキャップ開蓋状態を示す図であり、(a)はヒンジキャップの上面図、(b)は側断面図である。 実施例であるヒンジキャップの開蓋状態を示す下面図である。 実施例であるヒンジキャップの閉蓋状態を示す図であり、その側面図である。 容器使用後に実施例である打栓キャップを分別廃棄する際の状態を示す上面図である。
次に、ペットボトルなどのねじ部を有する汎用の飲料容器等に応用した本発明のヒンジキャップについて、実施例を示した図面を参照して説明する。
図1〜5において、Aはキャップ本体、BはヒンジCを介してキャップ本体Aに一体に連設された上蓋、Dは容器本体である。
図1、2に示すように、容器本体Dの口部1は、汎用の飲料用容器と同様に、外周にねじ部2が設けられ、ねじ部2の下方には、ねじ山頂部より径の大きい係止リング3が形成され、さらにその下方にはネックリング4が形成されている。
図1〜2に示すように、キャップ本体Aは、容器本体Dの口部1と嵌合する嵌合溝12を有する装着筒部10と、注出口を形成して内容物を案内する注出筒部11とを具えている。
装着筒部10は、嵌合溝12を挟んで外周側に設けられた外筒13と、内周側に設けられた内筒14と、嵌合溝12の上部で外筒13と内筒14とを連設する基壁15とからなっており、外筒13の上端外周の所定箇所でヒンジCに連設している。
基壁15は、内周側で注出筒部11に連設し、上部には、閉蓋時に上蓋Bに係合する膨出部17を有する蓋係合部18が立設されている。
外筒13の内周面には、口部1のねじ部2のねじ山頂部に接する芯出し面20が設けられ、芯出し面20の下部には、口部1の係止リング3に嵌合する環状凹部21が形成され、さらに下方には内方に突出する係止突条22が設けられている。
係止突条22の径は、芯出し面20とほぼ同じで、かつ、係止リング3の径より小さく形成されている。
環状凹部21と係止突条22には、周方向に空気抜き溝23が軸方向に設けられているが、空気抜き溝23は適宜複数箇所に設けることができ、また、必ずしも設けなくともよい。
嵌合溝12の上部は、口部1におけるねじ部2のない先端部を挟持するように、基壁15下部の外周側から垂設される縮径垂壁24の内周面と、内筒14の外周面と、口部1先端面の天面に当接する基壁15下面とにより容器内部を密封している。
図2および3が示すように、外筒13の外周下部には、ヒンジC側と反対側に配設された連結片25と、連結片25の両側からヒンジC側に隙間をおいて複数配設された破断可能な弱化片26が連設されている。連結片25と弱化片26を介して、外周筒部27が外筒13の外周側に連設され、外周筒部27と外筒13の間には貫通孔aが設けられている。
外周筒部27には、弱化片26のないヒンジC近傍に、外筒13の外周側から外切欠きおよび内周側から内切欠きが径方向に切り込まれて形成された破断可能な縦薄肉部36からなる縦方向引き裂き部35が設けられている。
なお、内切欠きは設けなくともよく、縦薄肉部36は、外切欠きと内切欠きのいずれかによって形成されればよい。
また、図4で示すように、縦薄肉部36の上部は、縦薄肉部36を破断しやすくするためにスリットcが形成されている。スリットcは必ずしも設けなくてもよい。
注出筒部11は、注出される内容物を案内する注出筒40を立設している。
本実施例では、注出筒40の下部は内筒14と一体となっており、下端内周で容器内部を密閉する隔壁41に連設しているが、注出筒40は内筒14と別体で基壁15の内周縁に連設されていてもよい。
隔壁41には、破断可能な薄肉弱化部42により除去部43が画成されており、薄肉弱化部42は破断され除去部43が取り除かれて開栓されることにより、容器内部と外部が流通する注出口が形成される。
薄肉弱化部42は、上面および下面の両方から切り欠かれて形成され、剪断力が働きやすくなって破断しやすい形状とされている。
除去部43には、ヒンジC側に支柱44が立設され、支柱44を介してプルリング45が連設されている。
なお、注出筒部11には必ずしも除去部43やプルリング45等が必要ではなく、注出筒40は、煙突型の内径の小さい注出ノズル等でもよい。
上蓋Bは、天面を形成する頂壁50と、頂壁50の周縁から垂設された側周壁51とからなり、側周壁51の下端外周の所定箇所でヒンジCに連設している。
側周壁51の下部内周には空間bを形成する係合筒部52が設けられている。
係合筒部52は、蓋係合部18の膨出部17に嵌合する係合溝53と、係合溝53の下方に続いて縮径する係合突部54を有しており、係合突部54は膨出部17に係合して上蓋Bの開蓋を阻止する。
空間bは、図1で示すように、閉蓋状態では、キャップ本体Aの外筒13と外周筒部27で形成される貫通孔aと対応する位置に形成されている。
また、図1(b)で示すように、閉蓋時においては、上蓋Bの側周壁51の下端とキャップ本体Aの外周筒部27の上端と当接面を有するが、この当接面は完全には当接しておらず、わずかな隙間を有している。シャワー水はこの外周側から侵入し、表面張力で内周側に到達する。この内周側の貫通孔aに広がる点を内周側当接点dとする。また、上蓋Bの係合筒部52とキャップ本体Aの蓋係合部18とはS字状の係合面を有するが、この係合面は、完全に係合しているのは、S字の上部にあたるキャップ本体Aの膨出部17上部と上蓋Bの係合溝53とが係合する部分(シール部)だけであり、その大部分は極めて狭い隙間を有している。特に、S字の下部は隙間を有しており、外周側の空間bに広がる点を外周側係合点eとする。本発明の実施例においては、e点は上記d点より高さhだけ高い位置にある。
また、側周壁51のヒンジCと反対側の外周下部には摘み部58が突設されている。
頂壁50の内面には密封筒61が垂設され、密封筒61の下端外周にはシール突条62が突設されている。
次に、本実施例の使用態様および作用効果について説明する。
容器に加熱殺菌された内容液を充填した後、上蓋Bを閉じ、キャップ本体Aと上蓋Bが係合して閉蓋されたヒンジキャップを容器本体Dの口部1に打栓して装着する。
ついで容器外部よりシャワー水で洗浄、冷却する。
従来におけるシャワー水のキャップ内への吸水は、まず、上蓋Bの側周壁51の下端とキャップ本体Aの外周筒部27(あるいは外周筒部27が設けられていない場合は外筒13)の上端の当接面の極めて狭い隙間に、毛細管現象によりシャワー水が侵入し、シャワー水は引き続いて上蓋Bとキャップ本体AとのS字状の係合面の極めて狭い隙間に侵入し、さらに内容液により加熱されたキャップ内がシャワー水により冷却され、キャップ内が減圧状態となるため、上蓋Bとキャップ本体Aとの係合面の極めて狭い隙間に侵入したシャワー水がキャップ内に吸引され、基壁15と注出筒部11の間にシャワー水が混入することになる。
本発明の実施例では、上蓋Bの係合筒部52に空間bが設けられているため、上蓋Bの側周壁51とキャップ本体Aの外周筒部27との当接面の極めて狭い隙間に、毛細管現象によりシャワー水が侵入しても、そこでシャワー水は断ち切られ、上蓋Bとキャップ本体Aとの係合面にまでシャワー水が侵入することはない。また、シャワー水の冷却により、キャップ内が減圧状態になった場合でも、空間bの付近は外気と連通しているため、水を吸い込む力が弱まり吸い込みを防止することができる。
本発明の実施例では、さらに上蓋Bの側周壁51の下端とキャップ本体Aの外周筒部27の上端の当接面における内周側当接点dより、上壁Bとキャップ本体Aの係合面における外周側係合点eの方が高さhだけ高い位置にあるため、シャワー水の侵入防止効果が高められている。
なお、本発明の実施例では、外周側係合点eは、内周側当接点dより高く設定されているが、これらのe点とd点とが離れていればよく、e点がd点より低い位置にあってもよい。
貫通孔aは、外気と同気圧であり、上蓋Bの側周壁51とキャップ本体Aの外周筒部27との当接面の極めて狭い隙間から毛細管現象によって侵入したシャワー水は、そのまま外周筒部27の内周側を伝って落下し、弱化片26の隙間から外に排出される。
なお、上記特許文献1では、外周筒部9が設けられており、外筒17との間にスリット部分が存在するが、本発明のように空間bが存在せず、また、上蓋Bの外周壁31とキャップ基体Aの外周筒部9との当接面と上蓋Bとキャップ基体Aとの係合面が近いため、上蓋Bの外周壁31とキャップ基体Aの外周筒部9との当接面に侵入したシャワー水は外周壁31の下端部を伝ってそのまま上蓋Bとキャップ基体Aとの係合面に侵入してしまい、シャワー水のキャップ内へ侵入を完全に阻止することは困難である。
本実施例のヒンジキャップが装着された容器を使用するには、上蓋Bの摘み58を引き上げて開蓋し、プルリング45を把持して引き上げると、支柱44近くの薄肉弱化部42から破断が始まり、薄肉弱化部42が完全に破断すると除去部43が隔壁41から分離され、開口部が注出口を形成する。
また、本実施例の薄肉弱化部42は、隔壁41の上面および下面の両方から切り欠かれて形成されているので、薄肉弱化部42の隔壁41との連結部位に剪断力が集中しやすく、少ない力で容易に破断する。
注出口が開口された容器を傾ければ、容器内に充填された内容物は注出口を通って注出筒40に案内され、必要な箇所に注出することができる。
使用後は、上蓋Bを回動して膨出部17を係合溝53に嵌合すれば再び閉蓋状態となり、このとき、密封筒61のシール突条62が注出筒40の内周面に当接して、容器内を密封する。
本実施例のヒンジキャップは、容器を使用した後に容器本体Dから分別して廃棄することができる。
使用し終わった容器において、ヒンジキャップを開蓋し、上蓋Bを外方に引っ張ると、ヒンジC側の外周筒部27が引っ張られ、スリットcによって変形し、縦方向引き裂き部35の縦薄肉部36が上方から破断し始める。
外周筒部27の下端まで縦薄肉部36が破断すると、さらにヒンジC近傍の弱化片26が破断される(図5参照)。
弱化片26の破断は、反時計方向に順次破断が進行し、最後に連結片25の手前まで達し、外周筒部27による締め付けが開放された外筒13は、連結片25を介して引っ張り上げることにより、容易に容器本体Dからヒンジキャップを分別して廃棄することができる。
なお、本実施例では、ヒンジキャップを容器本体Dから分別廃棄するために、連結片25と弱化片26が設けられているが、分別廃棄しない場合は、連結片25と弱化片26は不要であり、その場合、外周筒部27も不要となり、装着筒部10の中に貫通孔aが設けられた構造となる。
本実施例では、全周の貫通孔aとともに、側周壁51における空間bも全周に設けられているが、全周でなくても、装着筒部10の内部に、外気と通ずる貫通孔aを設け、それと対応する位置に空間bを設けることによって、シャワー水の侵入を防止することが可能となる。
特に、ヒンジ側とヒンジの反対側の部分はシャワー水が吸い込みやすいため、その位置に貫通孔aと空間bを設けることが好ましい。
本実施例では、ねじ部2を有する汎用の飲料用容器等の口部1に打栓により装着するヒンジキャップとして応用するものであるが、打栓ではなく、ねじ部2をそのまま利用して螺合によって装着することも可能である。
また、本発明のヒンジキャップは、通常の打栓用容器の口部に打栓により装着することも可能である。
また、本発明のヒンジキャップは、加熱した内容物を充填する容器であれば、どのような容器にも応用可能であり、また、キャップ本体における注出筒部も、プルリングによる抜栓だけでなく、注出口を小さくして細長い注出筒を有するものなど、いずれのものであってもかまわない。
本発明のヒンジキャップは、加熱した内容物を充填した容器に装着して、シャワー水で冷却する際に、キャップ内が減圧状態であっても、シャワー水がキャップ内に侵入することがないため、衛生管理が容易であり、食品用容器に適用して好適である。
A キャップ本体
B 上蓋
C ヒンジ
D 容器本体
a 貫通孔
b 空間
c スリット
d 内周側当接点
e 外周側係合点
h 高さ
1 口部
2 ねじ部
3 係止リング
4 ネックリング
10 装着筒部
11 注出筒部
12 嵌合溝
13 外筒
14 内筒
15 基壁
17 膨出部
18 蓋係合部
20 芯出し面
21 環状凹部
22 係止突条
23 空気抜き溝
24 縮径垂壁
25 連結片
26 弱化片
27 外周筒部
35 縦方向引き裂き部
36 縦薄肉部
40 注出筒
41 隔壁
42 薄肉弱化部
43 除去部
44 支柱
45 プルリング
50 頂壁
51 側周壁
52 係合筒部
53 係合溝
54 係合突部
58 摘み部
61 密封筒
62 シール突条

Claims (4)

  1. 容器本体の口部に装着されるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して連設される上蓋とからなるヒンジキャップにおいて、
    キャップ本体は、容器本体の口部に装着される装着筒部と、装着筒部の上端から内方に延設され口部を封鎖する基壁とを有し、
    基壁は、内側に設けられる注出筒部と、上部に閉蓋時の上蓋と係合する蓋係合部とを備え、
    装着筒部は、上端面に外気と通ずる貫通孔を備え、
    上蓋は、天面を形成する頂壁と、頂壁の周縁から垂設される側周壁とを有し、
    側周壁は、下部内周にキャップ本体と係合する係合筒部と、下端面に前記貫通孔と閉蓋時に対応する箇所に凹設される空間とを備えることを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 貫通孔および空間は、ヒンジ側とヒンジの反対側に形成されることを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップ。
  3. 貫通孔および空間は、全周に形成され、装着筒部の外周側に、ヒンジの反対側に設けられる連結片と、連結片の両側からヒンジ側に隙間をおいて複数配設された破断可能な弱化片とを介して外周筒部が連設され、外周筒部は、ヒンジの近傍に破断可能な縦薄肉部からなる縦方向引き裂き部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のヒンジキャップ。
  4. 閉蓋時において、キャップ本体の外周筒部の上端と上蓋の側周壁の下端との当接面の内周側の貫通孔に広がる内周側当接点より、キャップ本体と上蓋との係合面の外周側の空間に広がる外周側係合点のほうが高い位置にあることを特徴とする請求項3に記載のヒンジキャップ。
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