JP5467760B2 - ヒンジキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、容器からの分別廃棄が可能なヒンジキャップであって、その取り外し操作を視認させるための技術に関するものである。
従来のヒンジキャップには、容器口部に嵌合する本体を周壁で取り囲んで、本体の一部に連結すると共に、この連結部と対向する位置にヒンジを介して蓋体を連結し、この蓋体の引き上げに伴い本体の嵌合部が周壁との連結部近くで捲り上げられることで、容器からの取り外しを容易にしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−246338号公報
こうしたキャップは、通常、本体と周壁との間を破断可能な連結片で繋いでいる。このため、キャップを容器から取り外そうとしたり、容器から取り外して再び取り付けられることがあっても、周壁の状態を視れば、そうした行為が行われたかどうかを確認することができる。
しかしながら、昨今の社会状況を考慮すれば、こうした取り外し行為が行われたことを、より明確に認識することができるかどうかは、使用者にあって重要な問題である。
本発明の目的とするところは、容器からの取り外し行為が行われたときには、それを明確に認識することができる、安全性の高いヒンジキャップを提供することにある。
本発明は、容器口部に嵌合する本体と、この本体を取り囲みその一部に連結部を介して連結される周壁と、この周壁の前記連結部と対向する位置にヒンジを介して連結される蓋体とを備え、
当該蓋体と共に周壁を引き上げることで本体を容器口部から取り外し可能なヒンジキャップにおいて、
前記本体は、容器口部の外周面を取り囲む側壁を有し、当該側壁の内周面が容器口部に嵌合するものであり、
前記周壁は、前記連結部に隣接する位置の上端及び下端との間に、当該周壁を切断、展開する切断予定線が設けられたものであることを特徴とするものである。
また、前記本体には、周壁に設けた切断予定線に繋がり、当該本体を部分的に切り開く第2の切断予定線を設けることもできる。
切断予定線は、周壁の引き上げに伴い部分的に切り開かれる構成のものであれば、様々な形態のものを適用できる。こうした切断予定線としては、例えば、破断可能な複数の切り込みで形作られたものや、膜状に構成された薄肉部で形作られたもの、或いは、スリット等で形作られた予め隙間をなす分離線を、破断可能な連結片によって間欠的に連結したものが挙げられる。
また、切断予定線は、周壁又は本体であればいずれの場所にも設けることができるが、例えば、前記連結部に隣接配置するものが挙げられる。
本発明では、本体を取り囲んで連結される周壁の上端及び下端との間に、当該周壁を切断、展開する破断予定線を設けることで、蓋体を介して周壁を引っ張って取り外そうとすれば、その痕跡が周壁の分断による展開という外観形状として現れる。このため、ヒンジキャップに対して取り外し行為が行われた場合には、周壁の外観形状から当該行為が行われたかどうかを明確に認識することができる。
従って、本発明によれば、容器からの不正な取り外し行為が行われたときには、それを明確に認識することができる、安全性の高いヒンジキャップを提供することができる。
更に、前記本体に、周壁に設けた切断予定線に繋がり、当該本体を部分的に切り開く第2の切断予定線を設ければ、取り外し行為が行われたかどうかを、より明確に認識することができるので、取り外し行為に関する安全性を更に高めることができる。
以下、図面を参照して、本発明であるヒンジキャップを詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の形態であるヒンジキャップ1を開放側から示した要部正面図であり、図2は、図1のX−X断面図である。また、図3は、同キャップに対して容器20からの取り外し操作を行ったときの作用を示す要部斜視図であり、また、図4は、同キャップに対して取り外し操作を行った後の効果を示す要部斜視図である。
符号2は、図2に示す如く、容器20の口部(以下、「容器口部」という)21に固定される本体である。本体2は、容器口部21の上側に配置される天壁2aと、この天壁2aの外縁から垂下して容器口部21の外周面を取り囲む側壁(以下、「本体側壁」という)2bとを有する。
天壁2aには、注出筒2a1が一体に起立し、その内側には、プルリング2a2を一体に備える封止栓2a3が設けられている。封止栓2a3は、注出筒2a1の内側に、プルリング2a2の引き上げより破断可能な薄肉部2a4を介して一体に繋がる。これにより、プルリング2a2を利用して封止栓2a3を引き上げると、薄肉部2a4が切断されることで、注出筒2a1の内側には、容器20の内側に通じる注出口が形成される。
本体側壁2bの内周面には、容器口部21の外周面に設けた係合突部21pに嵌合する環状の突起2cが形成されている。
符号3は、本体側壁2bを取り囲む周壁である。周壁3は、図2に示すように、本体側壁2bの前方下端付近が連結部4を介して一体に連結されていると共に、本体側壁2bの後方下端付近も、軸線O周りに間隔を配置された破断可能な複数の連結片aを介して一体に連結されている。これにより、周壁3は、本体側壁2bとの間に隙間Sを生じさせるように配置される。
符号5は、周壁3における、連結部4と対向する位置にヒンジ6を介して一体に連結され天壁2aを開閉可能な蓋体である。蓋体5は、蓋体5を開いて引っ張ることで、周壁3に対する引張りを生起させる操作片として機能する。即ち、蓋体5を開いて引き上げることで、複数の連結片aが順次切断された後、周壁3は、連結部4を基点に引き上げられることになる。これにより、本体側壁2bが連結部4近くで捲り上げられることで、容器口部21からの取り外しが容易になる。
符号7aは、周壁3に設けられた切断予定線である。切断予定線7aは、図1に示すように、周壁3の上端3e1から下端3e2に向かって延在する薄肉部で形作られ、周壁3の上端3e1と下端3e2との間を縦断する。更に詳細には、連結部4近傍位置の周壁上端3e1から周壁3の中間部まで軸線Oに沿って伸びる縦の薄肉部を形成し、さらに下端3e2に向けて斜めに設けている。
即ち、本形態では、切断予定線7aがキャップ軸線O周りに間隔を空けて連結部4の側部に隣接配置されている。これにより、蓋体5を介して周壁3を引き上げると、切断予定線7aは、図3に示すように、周壁3に対する引っ張りに伴い切断された状態となり、周壁3を展開する分断部Bを形成する。
本形態では、周壁3に、この周壁3に対する引っ張りに伴い切断される切断予定線7aを設けたことで、蓋体5を介して周壁3を引っ張って取り外そうとすれば、その痕跡が図4に示すように周壁3の外観形状の一部に分断部Bとして現れる。このため、ヒンジキャップ1に対して取り外し行為が行われた場合には、周壁3の外観形状から当該行為が行われたかどうかを明確に認識することができる。
従って、本形態のヒンジキャップ1は、容器20からの取り外し行為が行われたときには、それを明確に認識することができる、安全性の高いヒンジキャップとなる。なお、図3では、連結片aの痕跡を省略している。
また、本形態の如く、切断予定線7aを連結部4に隣接配置すれば、周壁3の切断が容易になるため、取り外し行為に関する安全性を更に高めることができる。
図5は、本発明の第2の形態である、第1の形態の変形例を蓋体開放状態で示す斜視図であり、また、図6は、同キャップに対して容器20からの取り外し操作を行ったときの作用効果を示す要部斜視図である。なお、他の形態と実質的に同一な部分は同一符号をもって、その説明を省略する。
本形態では、本体側壁2bに第2の切断予定線7bが配置されている。切断予定線7bも、切断予定線7aと同様、薄肉部で形作られ、図6に示すように、連結部4の上側隅部から側部を通って下端3e1に繋がる。これにより、蓋体5を介して周壁3を引き上げると、複数の連結片aが順次切断された後、切断予定線7a,7bはそれぞれ、図6に示すように、切断予定線7aは、周壁3に対する引っ張りに伴い当該周壁3を切断、展開して分断部Bを形成する一方、切断予定線7bは、周壁3に対する引っ張りに伴い部分的に切り開かれた状態となり、本体側壁2bに切り込み部Cを形成する。
本形態の如く、本体側壁2bに、周壁3に設けた切断予定線7aに繋がり、当該本体側壁2bを部分的に切り開く第2の切断予定線7bを設ければ、図6に示すように、取り外し行為が行われたかどうかを、より明確に認識することができるので、取り外し行為に関する安全性を更に高めることができる。また、こうした効果は、本形態の如く、切断予定線7bを、連結部4に隣接配置した場合も同様である。なお、図6でも、連結片aの痕跡を省略している。
上述したところは、本発明の好適な形態をしたものであるが、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。例えば、切断予定線7a,7bのレイアウトは、必ずしも、本形態のように、連結部4との相対な位置関係で規定する必要は無い。また、連結部4は、周壁3の本体側壁2bの前方上端付近にて周壁3を一体に連結することもできる。
本発明の第1の形態であるヒンジキャップを開放側から示した要部正面図である。 図1のX−X断面図である。 同キャップに対して容器20からの取り外し操作を行ったときの作用を示す要部斜視図である。 同キャップに対して取り外し操作を行った後の効果を示す要部斜視図である。 本発明の第2の形態である、第1の形態の変形例を蓋体開放状態で示す斜視図である。 同キャップに対して容器20からの取り外し操作を行ったときの作用効果を示す要部斜視図である。
符号の説明
1 ヒンジキャップ
2 本体
2a 天壁
2a1 注出筒
2a2 プルリング
2a3 封止栓
2a4 薄肉部
2b 本体側壁
2c 嵌合突起
3 周壁
3e1 周壁上端
3e2 周壁下端
5 蓋体
6 ヒンジ
7a 切断予定線
7b 第2の切断予定線
20 容器
21 容器口部

Claims (2)

  1. 容器口部に嵌合する本体と、この本体を取り囲みその一部に連結部を介して連結される周壁と、この周壁の前記連結部と対向する位置にヒンジを介して連結される蓋体とを備え、
    当該蓋体と共に周壁を引き上げることで本体を容器口部から取り外し可能なヒンジキャップにおいて、
    前記本体は、容器口部の外周面を取り囲む側壁を有し、当該側壁の内周面が容器口部に嵌合するものであり、
    前記周壁は、前記連結部に隣接する位置の上端及び下端との間に、当該周壁を切断、展開する切断予定線が設けられたものであることを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 請求項1において、前記本体に、周壁に設けた切断予定線に繋がり、当該本体を部分的に切り開く第2の切断予定線を設けたことを特徴とするヒンジキャップ。
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