JP5415059B2 - 注出栓 - Google Patents

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Description

本発明は、容器からの分別廃棄が可能な注出栓であって、その取り外し操作を視認させるための技術に関するものである。
注出栓の取り外しを視認させる従来の技術には、注出栓に取り付けられる蓋体の下端に係止筒を分離可能に連結し、この係止筒を保護部材とすることによって、注出栓がその下端からこじ開けられることを防止するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−246338号公報
しかしながら、こうした従来の技術は、キャップの存在が必須であるため、キャップが開封されてしまった後には、注出栓に対する取り外し行為を認識することができなかった。
本発明の目的とするところは、容器からの取り外し行為が行われたときには、それを明確に認識することができる、安全性の高い注出栓を提供することにある。
本発明は、容器口部を取り囲む周壁を有し、この周壁の内周面に設けた突起を容器口部の外周面に設けた係合突部に嵌合させることで、容器口部からの取り外しが可能な本体と、この本体に対して着脱可能な蓋体を有し、この蓋体の下端に、切断可能な連結部を介して、本体の周壁を取り囲む筒状部が設けられた蓋部材とを備える注出栓であって、
蓋部材の筒状部は、その下側から本体の周壁を露出させるものであり、
本体の周壁に、容器口部からの取り外しによって、当該周壁をその下端から前記突起にかけて切断すると共に当該切断部から周方向に沿って切断されない領域を残して帯状に切断する切断予定線設けられていることを特徴とするものである。
切断予定線は、容器口部からの取り外しに伴い切断される構成のものであれば、様々な形態のものを適用できる。こうした切断予定線としては、例えば、薄肉部で形作られたものや、破断可能な複数の切り込みで形作られたもの、或いは、スリット等で形作られた予め隙間をなす分離線を、破断可能な連結片によって間欠的に連結したものが挙げられる。
本発明では、容器口部からの取り外しによって、当該周壁をその下端から前記突起にかけて切断すると共に当該切断部から周方向に沿って帯状に切断することで、注出栓をこじる等して取り外そうとすれば、その痕跡が周壁の外観形状として現れる。このため、注出栓に対して取り外し行為が行われた場合には、蓋部材7の有無に関係なく、周壁の外観形状から当該行為が行われたかどうかを明確に認識することができる。
従って、本発明によれば、容器からの取り外し行為が行われたときには、それを明確に認識することができる、安全性の高い注出栓を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明である注出栓を詳細に説明する。
図1は、本発明の一形態である注出栓1を示す分解斜視図であり、図2は、注出栓1を一部断面で示す要部側面図である。また、図3は、同注出栓に対して容器からの取り外し操作を行ったときの作用を示す要部斜視図であり、更に、図4は、同注出栓に対して取り外し操作を行った後の状態を示す要部斜視図である。
符号2は、図1に示すように、容器口部21の上側に配置される天壁2と、この天壁2の外縁から垂下して容器口部21の外周面を取り囲む周壁3とを有する本体である。
天壁2には、注出筒2aが一体に起立し、その内側には、プルリング2bを一体に備える封止栓2cが設けられている。封止栓2cは、注出筒2aの内側に、プルリング2bの引き上げより破断可能な薄肉部2dを介して一体に繋がる。これにより、プルリング2bを利用して封止栓2cを引き上げると、薄肉部2dが切断されることで、注出筒2aの内側には、容器20の内側に通じる注出口が形成される。
周壁3の内周面3aには、図2に示すように、軸線O周りに環状の突起4が設けられている。これに対し、容器口部21の外周面には、係合突部22が設けられている。これにより、注出栓1は、その突起4の上端(以下、「突起上端」という)4aを、容器口部21に設けた係合突部22の下端22aに嵌合させることで、容器口部21に固定される。
また、周壁3には、容器口部21からの取り外しによって、当該周壁3を、その下端(以下、「周壁下端」という)3eから突起上端4aにかけて切断すると共に当該突起上端4aから周方向に沿って帯状に切断する切断予定線5が設けられている。
切断予定線5は、容器口部21からの取り外しによって、当該周壁3をその下端3eから突起上端4aにかけて切断する第1の切断予定線5aと、この切断予定線5aに繋がり、当該突起上端4aから周方向に沿って延在する第2の切断予定線5bとからなる。
本形態では、第1の切断予定線5aから周方向に延びる第2の切断予定線5bを、周壁3の全周に亘って設けることなく、切断されない領域6を残している。このため、本形態では、切断予定線5が帯状に切断されても、当該領域6が連結部となることで、図4に示すように、帯状に切断された突起4が周壁3から完全に分離されることはない。
なお、本形態の切断予定線5は、図2に示すように、周壁3のうち、突起4側の外周面3aを当該突起4に向かって楔状に窪ませて凹部3nを形成することで、容器口部21からの取り外しによって破断可能な薄肉部としてなるが、これに限定されるものではない。
符号7は、注出栓1を取り付けられる蓋部材である。蓋部材7は、注出筒2aの外周に着脱可能に螺合し天壁2を開閉する蓋体7aと、この蓋体7aの下側に配置され、周壁3の外周面3aに形成された凹部3nに嵌合する開封表示用の筒状体7bとを有し、この筒状部7bの周方向に沿って断続的に設けられた連結部7cを介して蓋体7aの下端に連結している。連結部7cは、蓋体7aを注出栓1から取り外すに伴い切断することができる。これにより、蓋体7aに対して開封操作が行われたかどうかを確認することができる。
本発明では、容器口部21からの取り外しによって、周壁3を、その下端3eから突起上端4aにかけて切断すると共に当該突起上端4aから周方向に沿って帯状に切断することで、当該周壁3の一部に帯状の連結片3cが形成されるため、本体2と蓋部材7とからなる注出栓1を、周壁下端3eから、こじる等して取り外そうとすれば、その痕跡が帯状の連結片3cという外観形状として現れる。このため、注出栓1に対して取り外し行為が行われた場合には、蓋部材7の有無に関係なく、周壁3の外観形状から当該行為が行われたかどうかを明確に認識することができる。
従って、本発明によれば、容器20からの取り外し行為が行われたときには、それを明確に認識することができる、安全性の高い注出栓を提供することができる。
上述したところは、本発明の好適な形態をしたものであるが、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。例えば、切断予定線5a,5bのレイアウトは、必ずしも、本形態のように規定する必要は無い
本発明の一形態である注出栓と、その蓋体とを示す分解斜視図である。 注出栓を蓋体と共に容器口部に装着した状態を一部断面で示す要部側面図である。 同注出栓に対して容器からの取り外し操作を行ったときの作用を示す要部斜視図である。 同注出栓に対して取り外し操作を行った後の状態を示す要部斜視図である。
符号の説明
1 注出栓
2 天壁
2a 注出筒
2b プルリング
2c 封止栓
2d 薄肉部
3 周壁
3a 周壁下端
4 嵌合突起
5 切断予定線
6 連結部
7 蓋部材
7a 蓋体
7b 筒状部
20 容器
21 容器口部

Claims (1)

  1. 容器口部を取り囲む周壁を有し、この周壁の内周面に設けた突起を容器口部の外周面に設けた係合突部に嵌合させることで、容器口部からの取り外しが可能な本体と、この本体に対して着脱可能な蓋体を有し、この蓋体の下端に、切断可能な連結部を介して、本体の周壁を取り囲む筒状部が設けられた蓋部材とを備える注出栓であって、
    蓋部材の筒状部は、その下側から本体の周壁を露出させるものであり、
    本体の周壁には、容器口部からの取り外しによって、当該周壁をその下端から前記突起にかけて切断すると共に当該切断部から周方向に沿って切断されない領域を残して帯状に切断する切断予定線設けられていることを特徴とする注出栓。
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