JP6418834B2 - キャップ - Google Patents

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本発明は、容器に取り付けられるキャップに関する。
従来、この種のキャップとしては、例えば図12に示すように、容器101に取り付けられる中栓102と、中栓102の注出口103を開閉する回転自在な蓋104とを有するものがある。中栓102は、周囲が破断可能な弱化部105で囲まれた閉塞体106を有している。未使用状態で蓋104を開方向Oに回した際、蓋104の回転力が閉塞体106に伝わって弱化部105が破断し、閉塞体106が中栓102から離脱して、中栓102に注出口103が形成される。また、閉塞体106の裏側には、平面視十字状の補強板107が設けられており、閉塞体106の剛性を高めて、歪みや変形の発生を防止している。
尚、上記のようなキャップ108は例えば下記特許文献1に記載されている。
特許第5380329号
しかしながら上記の従来形式では、未使用状態で蓋104を開方向Oに回した際、蓋104の回転力は弱化部105の全周に分散して作用するため、弱化部105に生じる応力が弱化部105の全周にわたってほぼ均一になり、弱化部105を破断させるのに要する蓋104の回転力を低減することは困難であるといった問題があった。
本発明は、弱化部を破断させるのに要する蓋の回転力を低減することが可能なキャップを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、容器に取り付けられる中栓と、中栓の注出口を開閉する回転自在な蓋とを有し、
中栓は周囲が破断可能な弱化部で囲まれた離脱部材を有し、
未使用状態で蓋を開方向に回した際、蓋の回転力が離脱部材に伝わって弱化部が破断し、離脱部材が中栓から離脱して、中栓に注出口が形成されるキャップであって、
離脱部材は弱化部で囲まれた離脱板部を有し、
弱化部の周長方向における一部に、応力が集中する応力集中箇所が形成され、
離脱板部の厚さは、応力集中箇所側が薄く、応力集中箇所側以外の部分が応力集中箇所側よりも分厚いものである。
これによると、未使用状態で蓋を開方向に回した際、蓋の回転力が離脱部材に伝わって、弱化部の応力集中箇所に応力が集中するため、先ず、弱化部の応力集中箇所が破断し、その直後、応力集中箇所から弱化部の全周にわたって破断が拡がり、弱化部が全周にわたり破断する。これにより、弱化部を破断させるのに要する蓋の回転力を低減することができる。
本第2発明におけるキャップは、容器に取り付けられる中栓と、中栓の注出口を開閉する回転自在な蓋とを有し、
中栓は周囲が破断可能な弱化部で囲まれた離脱部材を有し、
未使用状態で蓋を開方向に回した際、蓋の回転力が離脱部材に伝わって弱化部が破断し、離脱部材が中栓から離脱して、中栓に注出口が形成されるキャップであって、
離脱部材は弱化部で囲まれた離脱板部を有し、
弱化部の周長方向における一部に、応力が集中する応力集中箇所が形成され、
離脱板部に補強部材が設けられ、
補強部材は、離脱板部の径方向において、応力集中箇所側とは反対側の箇所に偏って設けられているものである。
これによると、未使用状態で蓋を開方向に回した際、蓋の回転力が離脱部材に伝わって、弱化部の応力集中箇所に応力が集中するため、先ず、弱化部の応力集中箇所が破断し、その直後、応力集中箇所から弱化部の全周にわたって破断が拡がる。
本第3発明におけるキャップは、弱化部の応力集中箇所の厚さが応力集中箇所以外の厚さよりも薄いものである。
これによると、未使用状態で蓋を開方向に回した際、蓋の回転力が離脱部材に伝わって、弱化部の応力集中箇所に応力が集中するため、先ず、弱化部の応力集中箇所が破断し、その直後、応力集中箇所から弱化部の全周にわたって破断が拡がる。
以上のように本発明によると、中栓の弱化部を破断させるのに要する蓋の回転力を低減することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるキャップの側面図である。 同、キャップの断面図である。 同、キャップの蓋を中栓から取り外した断面図である。 同、キャップの離脱部材の一部拡大断面図である。 図4におけるX−X矢視図である。 同、キャップの保持部材の拡大断面図である。 図6におけるX−X矢視図である。 本発明の第2の実施の形態におけるキャップの離脱部材の一部拡大断面図である。 図8におけるX−X矢視図である。 本発明の第3の実施の形態におけるキャップの離脱部材の一部拡大断面図である。 図10におけるX−X矢視図である。 従来のキャップの断面図である。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1,図2に示すように、1は容器2に取付けられたキャップである。キャップ1は、容器2の口部3に取付けられる中栓4と、回転自在なねじ式の蓋5とを有している。
図2,図3に示すように、中栓4は、中栓本体10と、中栓本体10に第1弱化部11を介して離脱可能に設けられた離脱部材12とを有している。中栓本体10は、円筒状の注出筒15と、注出筒15の基端部(根元端部)から径方向外側に拡張して形成された円盤状のフランジ部16と、フランジ部16の外周部に設けられた円筒状の胴部17とを有している。
胴部17は内筒部18と外筒部19とを有し、内筒部18と外筒部19との間には、下方が開放された嵌入部20が全周にわたり形成されている。図2に示すように、容器2の口部3が嵌入部20に嵌め込まれることで、中栓4が容器2に取付けられる。
注出筒15の外周には雄ねじ21が形成されている。また、外筒部19の外周には、径方向外側へ突出する中栓突部22が全周にわたり形成され、外筒部19の先端部には、径方向外側へ突出する鍔部23が全周にわたり形成されている。
図2に示すように、注出筒15は未使用状態において離脱部材12で閉塞されている。離脱部材12は、周囲が破断可能な第1弱化部11で囲まれた円形状の離脱板部27と、離脱板部27から注出筒15の先端部に向かって突出した円筒形状の離脱筒部28とを有している。
図2,図4,図5に示すように、第1弱化部11は、離脱板部27の外周と注出筒15の内周とを繋ぐ薄肉部であり、キャップ1の軸心方向Aから見て円環状に形成されている。第1弱化部11の周長方向Bにおける一部に、応力が集中する応力集中箇所Cが形成されている。また、離脱板部27の直径方向において、応力集中箇所C側とは180°反対側の箇所を反対箇所Dとする。
離脱板部27は、応力集中箇所C側の厚さt1が反対箇所D側の厚さt2(応力集中箇所側以外の部分の厚さの一例)よりも薄く(すなわち厚さt1<t2)、径方向において反対箇所Dから応力集中箇所Cに近付くほど次第に厚さが減少する。
尚、離脱筒部28の外周と注出筒15の内周との間には、円環状の間隙29が形成されている。また、離脱筒部28の内周には、径方向外側に窪んだ円弧状の凹部24が全周にわたり形成されている。
図1〜図3に示すように、蓋5は、蓋本体31と、蓋本体31に第2弱化部32を介して離脱可能に設けられた改竄防止用の封印帯33とを有している。蓋本体31は、円形の頂板部34と、頂板部34の外周縁から垂下する円筒状のスカート部35とを有するとともに、内部に、保持部材38と第1および第2筒部材39,40とを備えている。
図2,図3,図6,図7に示すように、保持部材38は、頂板部34の中心部に設けられた内筒部42と、内筒部42の径方向外側に設けられた外筒部43とを有する内外二重筒構造の部材である。このうち、内筒部42は90°おきに4等分された複数の円弧状の分割筒片42aからなり、周方向において隣り合う両分割筒片42a間には所定の間隙42bが形成されている。また、各分割筒片42aは、先端部外周に、径方向外側へ突出する円弧状の凸部42cを有している。
内筒部42と外筒部43との間には、円環状の間隙44が形成されている。離脱筒部28は、軸心方向Aにおいて、内筒部42と外筒部43との間隙44に挿脱自在である。また、内筒部42の凸部42cは、軸心方向Aにおいて、離脱筒部28の凹部24(図4参照)に嵌脱自在である。
図2,図3に示すように、第1筒部材39は、頂板部34に設けられた円筒形状の部材であり、内周に雌ねじ46が形成されている。雌ねじ46と雄ねじ21とが互いに螺合する。また、第2筒部材40は、頂板部34に設けられた円筒形状の部材であり、径方向において第1筒部材39とスカート部35との間に配設されている。
図1,図2に示すように、第2弱化部32は、周方向における複数箇所に設けられた接続片47(ブリッジ)を残して、周方向に切断された切れ目を有している。尚、封印帯33は、複数の接続片47を介してのみ、スカート部35に接続されている。封印帯33の内周には、径方向内側へ突出する封印帯突部48が全周にわたり形成されている。
以下、上記構成における作用を説明する。
図2に示すように、未使用状態では、蓋5が中栓4に取り付けられて、中栓4の注出筒15が蓋5の第1筒部材39内に挿入されて、雌ねじ46と雄ねじ21とが互いに螺合し、注出筒15が離脱部材12で閉塞され、封印帯33が蓋本体31に接続され、離脱部材12の離脱筒部28が保持部材38の内筒部42と外筒部43との間隙44に挿入され、封印帯突部48が中栓突部22と鍔部23との間に入り込み、保持部材38の凸部42cが離脱筒部28の凹部24に嵌め込まれている。
この際、離脱筒部28は、径方向における内外両側から、内筒部42と外筒部43とに挟まれて強固に保持部材38に保持されている。
未使用状態から蓋5を開方向Oに回すと、蓋5の回転力が、保持部材38を介して離脱筒部28に作用し、離脱筒部28から離脱板部27に伝わる。これにより、第1弱化部11に応力が発生し、図4,図5に示すように、離脱板部27の厚さが応力集中箇所C側ほど薄いため、離脱板部27の強度が応力集中箇所C側ほど弱くなる。従って、応力は第1弱化部11の応力集中箇所Cに集中し、先ず、応力集中箇所Cが破断し、その直後、応力集中箇所Cから第1弱化部11の全周にわたって破断が拡がり、第1弱化部11が全周にわたり破断する。これにより、第1弱化部11を破断させるのに要する蓋5の回転力を低減することができる。
また、上記のような蓋5の開方向Oへの回転に伴って、図3に示すように、蓋5が中栓4から取り外される取外方向Eへ移動し、この際、蓋本体31が取外方向Eへ移動するのに対し、封印帯突部48が取外方向Eから中栓突部22に係合するため、封印帯33の取外方向Eへの移動が規制されて、第2弱化部32の接続片47が切断され、封印帯33が、蓋本体31から分離して、中栓4側に残留する。
これにより、蓋本体31が中栓4から取り外され、離脱部材12が注出筒15内から離脱して、注出筒15内が開放されて注出口50が形成される。尚、離脱した離脱部材12は、中栓4から取り外された蓋本体31の保持部材38に保持されている。
その後、容器2を傾斜させて、容器2内の内容物を注出口50から注出することができる。その後、注出口50を蓋5で閉じる場合、蓋本体31を閉方向へ回して中栓4に取り付ければよい。
上記第1の実施の形態では、離脱板部27の厚さを反対箇所Dから応力集中箇所Cに近付くほど次第に薄くしているが、階段状に段階的に薄くしてもよい。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、図8,図9に示すように、離脱板部27の裏面には複数の補強リブ55,56(補強部材の一例)が設けられている。これら補強リブ55,56は、軸心方向Aから見てT形状に交差した状態で、応力集中箇所Cの反対側である反対箇所D側に偏って設けられている。このうち、第1補強リブ55は、離脱板部27の応力集中箇所Cと反対箇所Dとを通る直径に直交する方向に沿って設けられている。また、第2補強リブ56は、離脱板部27の応力集中箇所Cと反対箇所Dとを通る直径上を、第1補強リブ55から反対箇所Dに向かって設けられている。
以下、上記構成における作用を説明する。
未使用状態から蓋5を開方向Oに回すと、蓋5の回転力が、保持部材38を介して離脱筒部28に作用し、離脱筒部28から離脱板部27に伝わる。これにより、第1弱化部11に応力が発生し、補強リブ55,56が離脱板部27の反対箇所D側に偏って設けられているため、離脱板部27の強度が応力集中箇所C側ほど弱くなる。従って、応力は第1弱化部11の応力集中箇所Cに集中し、先ず、応力集中箇所Cが破断し、その直後、応力集中箇所Cから第1弱化部11の全周にわたって破断が拡がり、第1弱化部11が全周にわたり破断する。これにより、第1弱化部11を破断させるのに要する蓋5の回転力を低減することができる。
上記第2の実施の形態では、離脱板部27の裏面に二本の補強リブ55,56を設けているが、二本以外の複数本或いは単数本の補強リブを設けてもよい。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態では、図10,図11に示すように、第1弱化部11は、応力集中箇所Cの厚さt3が反対箇所Dの厚さt4(応力集中箇所以外の厚さの一例)よりも薄く(すなわち厚さt3<t4)、反対箇所Dから応力集中箇所Cに近付くほど次第に厚さが減少している。
以下、上記構成における作用を説明する。
未使用状態から蓋5を開方向Oに回すと、蓋5の回転力が、保持部材38を介して離脱筒部28に作用し、離脱筒部28から離脱板部27に伝わる。これにより、第1弱化部11に応力が発生し、第1弱化部11の厚さが反対箇所Dから応力集中箇所Cに近付くほど薄いため、第1弱化部11の強度が応力集中箇所C側ほど弱くなる。従って、応力は第1弱化部11の応力集中箇所Cに集中し、先ず、応力集中箇所Cが破断し、その直後、応力集中箇所Cから第1弱化部11の全周にわたって破断が拡がり、第1弱化部11が全周にわたり破断する。これにより、第1弱化部11を破断させるのに要する蓋5の回転力を低減することができる。
(その他の実施の形態)
また、第4の実施の形態として、上記第1の実施の形態と第3の実施の形態とを組み合わせたキャップ2であってもよい。すなわち、離脱板部27は、応力集中箇所C側の厚さt1が反対箇所Dの厚さt2よりも薄く、反対箇所Dから応力集中箇所Cに近付くほど次第に厚さが減少する。また、第1弱化部11は、応力集中箇所Cの厚さt3が反対箇所Dの厚さt4よりも薄く、反対箇所Dから応力集中箇所Cに近付くほど次第に厚さが減少している。これによると、第1弱化部11を破断させるのに要する蓋5の回転力をさらに低減することができる。
また、第5の実施の形態として、上記第2の実施の形態と第3の実施の形態とを組み合わせたキャップ2であってもよい。すなわち、離脱板部27の裏面に複数の補強リブ55,56が設けられ、これら補強リブ55,56は、T形状に交差した状態で、反対箇所D側に偏って設けられている。また、第1弱化部11は、応力集中箇所Cの厚さt3が反対箇所Dの厚さt4よりも薄く、反対箇所Dから応力集中箇所Cに近付くほど次第に厚さが減少している。これによると、第1弱化部11を破断させるのに要する蓋5の回転力をさらに低減することができる。
また、第6の実施の形態として、上記第1の実施の形態と第2の実施の形態とを組み合わせたキャップ2であってもよい。すなわち、離脱板部27は、応力集中箇所C側の厚さt1が反対箇所Dの厚さt2よりも薄く、反対箇所Dから応力集中箇所Cに近付くほど次第に厚さが減少する。また、離脱板部27の裏面に複数の補強リブ55,56が設けられ、これら補強リブ55,56は、T形状に交差した状態で、反対箇所D側に偏って設けられている。これによると、第1弱化部11を破断させるのに要する蓋5の回転力をさらに低減することができる。
また、第7の実施の形態として、上記第1〜第3の実施の形態を全て組み合わせたキャップ2であってもよい。すなわち、離脱板部27は、応力集中箇所C側の厚さt1が反対箇所Dの厚さt2よりも薄く、反対箇所Dから応力集中箇所Cに近付くほど次第に厚さが減少する。また、離脱板部27の裏面に複数の補強リブ55,56が設けられ、これら補強リブ55,56は、T形状に交差した状態で、反対箇所D側に偏って設けられている。さらに、第1弱化部11は、応力集中箇所Cの厚さt3が反対箇所Dの厚さt4よりも薄く、反対箇所Dから応力集中箇所Cに近付くほど次第に厚さが減少している。これによると、第1弱化部11を破断させるのに要する蓋5の回転力をさらに低減することができる。
上記各実施の形態では、図6,図7に示すように、蓋5の保持部材38の内筒部42を四個の分割筒片42aに分割しているが、四個以外の複数個に分割してもよく、或いは内筒部42を分割筒片42aに分割しなくてもよい。
1 キャップ
2 容器
4 中栓
5 蓋
11 第1弱化部
12 離脱部材
27 離脱板部
50 注出口
55,56 補強リブ(補強部材)
B 周長方向
C 応力集中箇所
D 反対箇所
O 開方向
t1,t2 離脱板部の厚さ
t3,t4 第1弱化部の厚さ

Claims (3)

  1. 容器に取り付けられる中栓と、中栓の注出口を開閉する回転自在な蓋とを有し、
    中栓は周囲が破断可能な弱化部で囲まれた離脱部材を有し、
    未使用状態で蓋を開方向に回した際、蓋の回転力が離脱部材に伝わって弱化部が破断し、離脱部材が中栓から離脱して、中栓に注出口が形成されるキャップであって、
    離脱部材は弱化部で囲まれた離脱板部を有し、
    弱化部の周長方向における一部に、応力が集中する応力集中箇所が形成され、
    離脱板部の厚さは、応力集中箇所側が薄く、応力集中箇所側以外の部分が応力集中箇所側よりも分厚いことを特徴とするキャップ。
  2. 容器に取り付けられる中栓と、中栓の注出口を開閉する回転自在な蓋とを有し、
    中栓は周囲が破断可能な弱化部で囲まれた離脱部材を有し、
    未使用状態で蓋を開方向に回した際、蓋の回転力が離脱部材に伝わって弱化部が破断し、離脱部材が中栓から離脱して、中栓に注出口が形成されるキャップであって、
    離脱部材は弱化部で囲まれた離脱板部を有し、
    弱化部の周長方向における一部に、応力が集中する応力集中箇所が形成され、
    離脱板部に補強部材が設けられ、
    補強部材は、離脱板部の径方向において、応力集中箇所側とは反対側の箇所に偏って設けられていることを特徴とするキャップ。
  3. 弱化部の応力集中箇所の厚さが応力集中箇所以外の厚さよりも薄いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のキャップ。
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