JP7398077B2 - キャップ - Google Patents
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 82
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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Description
中栓は、注出筒を備えた中栓本体と、中栓本体の底部外周から径方向における外側へ張り出した中栓フランジとを有し、
中栓本体の底部外周に第1係合部が形成され、
蓋は、回転によって中栓に着脱自在なねじ式の蓋本体と、蓋本体の下部に第1弱化部を介して離脱可能に設けられた封印帯とを有し、
蓋本体は注出筒に当接離間自在なシール部材を有し、
互いに螺合自在な雄ねじと雌ねじとのいずれか一方のねじが中栓本体に形成されているとともに、他方のねじが蓋本体に形成され、
蓋を閉じた際、雄ねじと雌ねじとの間に送り方向の遊びが形成されているとともに、シール部材が注出筒に全周にわたり当接して注出筒と蓋本体との間をシールし、
第1弱化部は、周方向における複数箇所に形成された接続片を残して、周方向に切断されており、
蓋本体の下部と封印帯の上部とが接続片を介して繋がっており、
封印帯の内周に第2係合部が形成され、
第2係合部は蓋の開方向において第1係合部に係合可能であり、
封印帯は下方から中栓フランジに受け止められ、
中栓本体は注出筒の内側に第2弱化部を介して離脱可能に設けられた離脱部を有し、
離脱部に第3係合部が形成され、
蓋本体に第4係合部が形成され、
第4係合部は蓋の開方向において第3係合部に係合可能であり、
離脱部が中栓本体から離脱することにより、注出筒の内側が開孔し、
未開封のキャップの蓋を開方向に回した際、第1弱化部の接続片が破断するまでの回転角度は、第2弱化部が破断するまでの回転角度よりも小さく、且つ、シール部材が注出筒から離間するまでの回転角度よりも小さいものである。
また、上記のように未開封のキャップの蓋を開方向に回した際、第4係合部が第3係合部に係合し、注出筒が蓋本体の開方向への回動に追従することができず、第2弱化部が破断して、離脱部が中栓本体から分離する。これにより、注出筒の内側が開孔し、容器の内容物を注出筒から注出することができる。
また、蓋を開方向に回すことにより、蓋本体がねじを介して一方向に送られ、シール部材が注出筒から離間して、注出筒と蓋本体とのシールが解除される。
さらに、蓋を閉方向に回して閉じることにより、蓋本体がねじを介して他方向に送られ、シール部材が注出筒に全周にわたり当接して、注出筒と蓋本体との間がシールされる。
第1係合部は中栓フランジと受け面との上下間における中栓本体の底部外周に形成され、
蓋本体は、頂板部と、頂板部の外周縁から垂下された筒状のスカート部とを有し、
封印帯はスカート部の下部に第1弱化部を介して離脱可能に設けられ、
注出筒を上向きにして、蓋を中栓の上方から下向きに打栓して中栓に取り付ける際、スカート部の下端部が下方から受け面に受け止められるとともに、封印帯が下方から中栓フランジに受け止められるものである。
接続片はスカート部の下端部外周と封印帯の上端部内周との間に径方向へ架設されているものである。
2 容器
3 中栓
4 蓋
6 中栓本体
7 中栓フランジ
11 注出筒
14 受け面
15 離脱部
16 雄ねじ
17 第1係合突起(第1係合部)
21 蓋本体
22 第1弱化部
23 封印帯
24 頂板部
25 スカート部
27 シール部材
31 接続片
32 第2係合突起(第2係合部)
37 第2弱化部
39 第3係合突起(第3係合部)
40 第4係合突起(第4係合部)
42 雌ねじ
43 遊び
A 周方向
B 径方向
D1 封印帯の内径
D2 スカート部の外径
O 開方向
Claims (5)
- 容器に取り付け可能な中栓と、蓋とを有するキャップであって、
中栓は、注出筒を備えた中栓本体と、中栓本体の底部外周から径方向における外側へ張り出した中栓フランジとを有し、
中栓本体の底部外周に第1係合部が形成され、
蓋は、回転によって中栓に着脱自在なねじ式の蓋本体と、蓋本体の下部に第1弱化部を介して離脱可能に設けられた封印帯とを有し、
蓋本体は注出筒に当接離間自在なシール部材を有し、
互いに螺合自在な雄ねじと雌ねじとのいずれか一方のねじが中栓本体に形成されているとともに、他方のねじが蓋本体に形成され、
蓋を閉じた際、雄ねじと雌ねじとの間に送り方向の遊びが形成されているとともに、シール部材が注出筒に全周にわたり当接して注出筒と蓋本体との間をシールし、
第1弱化部は、周方向における複数箇所に形成された接続片を残して、周方向に切断されており、
蓋本体の下部と封印帯の上部とが接続片を介して繋がっており、
封印帯の内周に第2係合部が形成され、
第2係合部は蓋の開方向において第1係合部に係合可能であり、
封印帯は下方から中栓フランジに受け止められ、
中栓本体は注出筒の内側に第2弱化部を介して離脱可能に設けられた離脱部を有し、
離脱部に第3係合部が形成され、
蓋本体に第4係合部が形成され、
第4係合部は蓋の開方向において第3係合部に係合可能であり、
離脱部が中栓本体から離脱することにより、注出筒の内側が開孔し、
未開封のキャップの蓋を開方向に回した際、第1弱化部の接続片が破断するまでの回転角度は、第2弱化部が破断するまでの回転角度よりも小さく、且つ、シール部材が注出筒から離間するまでの回転角度よりも小さいことを特徴とするキャップ。』 - 中栓本体は中栓フランジよりも上方に形成された上向きの受け面を有し、
第1係合部は中栓フランジと受け面との上下間における中栓本体の底部外周に形成され、
蓋本体は、頂板部と、頂板部の外周縁から垂下された筒状のスカート部とを有し、
封印帯はスカート部の下部に第1弱化部を介して離脱可能に設けられ、
注出筒を上向きにして、蓋を中栓の上方から下向きに打栓して中栓に取り付ける際、スカート部の下端部が下方から受け面に受け止められるとともに、封印帯が下方から中栓フランジに受け止められることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。 - 封印帯の内径はスカート部の外径よりも大きく、
接続片はスカート部の下端部外周と封印帯の上端部内周との間に径方向へ架設されていることを特徴とする請求項2に記載のキャップ。 - 蓋を開方向に回した際、第2係合部が第1係合部に係合して第1弱化部の接続片が破断され、その後、第4係合部が第3係合部に係合して第2弱化部が破断することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のキャップ。
- 蓋を開方向に回した際、第2係合部が第1係合部に係合して第1弱化部の接続片が破断され、その後、他方のねじが一方のねじに螺合して蓋本体が一方向に送られて、シール部材が注出筒から離間することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のキャップ。
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2019
- 2019-04-15 JP JP2019076733A patent/JP7398077B2/ja active Active
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