JP2017119594A - 単結晶SiCの製造方法及び収容容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】溶液成長法で単結晶SiCを成長させる場合において、高純度な単結晶SiCを製造する方法を提供する。【解決手段】この方法では、少なくとも表面がSiCからなるSiC種結晶40と、少なくともCを供給するための第1供給材と、の間にSi融液を介在させた状態で加熱することでSiC種結晶40上に単結晶SiCを成長させる液相エピタキシャル法において、SiC及びCの少なくとも何れかを含む追加原料がSi融液に追加されている液相エピタキシャル法が提供される。【選択図】図2

Description

本発明は、主として、溶液成長法により単結晶SiCを製造する技術に関する。
SiCは、Si等と比較して電気的特性等に優れるため、新たな半導体材料として注目されている。半導体素子を製造する際には、初めにSiCからなる種結晶(単結晶SiC基板)を用いてSiC基板又はSiCバルク結晶等が作製される。ここで、種結晶を用いて単結晶SiCを成長させる方法として、溶液成長法(例えば、準安定溶媒エピタキシー法)が知られている。
特許文献1には、MSE法を用いて単結晶SiCを成長させる方法が開示されている。MSE法は溶液成長法の一種であり、単結晶SiC基板と、単結晶SiC基板より自由エネルギーの高いフィード基板(フィード層)と、Si融液と、を用いる。単結晶SiC基板とフィード基板を対向するように配置し、その間にSi融液を位置させ、真空下で加熱することにより、単結晶SiC基板の表面に単結晶SiCを成長させることができる。
特許文献2及び3には、他の溶液成長法を用いて単結晶SiC基板から単結晶SiCを成長させる方法が開示されている。また、特許文献2及び3では、Si融液に金属(例えばTi,Sn,Ge,Al等)を添加することが記載されている。Si融液に金属を添加することで、Si融液に溶解するCの量を多くして、単結晶SiCの成長速度を向上させることができる。
特開2008−230946号公報 特開2008−303125号公報 特開2007−277049号公報
K.Danno et al.、 「High−Speed Growth of High−Quality 4H−SiC Bulk by Solution Growth using Si−Cr Based Melt」、 Mater. Sci. Forum 2010年、vol.645−648、pp.13−16 R.I. Scace et al.、 「Solubility of Carbon in Silicon and Germanium」、 J. Chem. Phys. 1959年、30、 1551
ところで、非特許文献1には、Si融液にCrを添加して溶液成長法により単結晶SiC基板上に単結晶SiCを成長させた場合の不純物濃度が記載されている。非特許文献1では、この方法で成長させた単結晶SiC中にはCrが7−40×1016atoms/cm3、Alが4−20×1017atoms/cm3が含まれる事が開示されている。このように、Si融液に金属を添加した場合、添加した金属が単結晶SiCに取り込まれる可能性があるため、高純度の単結晶SiCを形成することが困難となる。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、溶液成長法で単結晶SiCを成長させる場合において、高純度な単結晶SiCを製造する方法を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、少なくとも表面がSiCからなるシード材上に溶液成長法によってエピタキシャル層を成長させることで単結晶SiCを製造する方法において、二次イオン質量分析法で測定される前記単結晶SiCの不純物濃度が、Al,Ti,Cr,Feについて図8の条件を満たすことが好ましく、他の元素についても図8の条件を満たすことが更に好ましい。
これにより、溶液成長法を用いて高純度な単結晶SiCを製造することができる。
前記の単結晶SiCの製造方法においては、前記エピタキシャル層の成長が終了するまでに、追加原料としてのSiC及びCの少なくとも一方がSi融液に追加されることが好ましい。
これにより、不純物としての他の金属ではなく、エピタキシャル層の原料となるSiC又はCが追加されるので、単結晶SiCにとって不純物とならないため、単結晶SiCの成長速度の低下を防止しつつ、高純度な単結晶SiCを製造することができる。
前記の単結晶SiCの製造方法においては、収容容器の内部に、前記シード材と、固体のSiと、少なくともCをSi融液に供給するための第1供給材と、固体の前記追加原料と、が存在する状態において加熱処理を行うことで、固体のSiが溶融してSi融液となり、前記追加原料が当該Si融液に追加されることが好ましい。
これにより、加熱処理を行うだけで、Si融液に追加原料を追加することができる。
前記の単結晶SiCの製造方法においては、固体の前記追加原料が粉末状であることが好ましい。
これにより、粉末状の追加原料はSi融液に接触する面積が大きくなるため、Si融液に効率的に追加原料を追加することができる。
前記の単結晶SiCの製造方法においては、前記エピタキシャル層を成長させる際において、前記収容容器の内部には、少なくともCをSi融液に供給するための第1供給材と、前記追加原料をSi融液に追加するための第2供給材が存在することが好ましい。
これにより、炭化水素ガス等によりCを供給する構成と比較して、簡単な構成でCを供給することができる。また、第2供給材に多量の追加原料が付与されている場合は、第2供給材を交換することなく、複数回の溶液成長法を行うことができる。
前記の単結晶SiCの製造方法においては、前記追加原料がSiCであることが好ましい。
これにより、追加原料と生成物が同じなので、単結晶SiCの純度の低下をより確実に防止できる。
前記の単結晶SiCの製造方法においては、前記追加原料は、前記シード材と比較して、前記Si融液に溶け易いことが好ましい。
これにより、Si融液に効率的に追加原料を追加することができる。
前記の単結晶SiCの製造方法においては、前記追加原料がCであることが好ましい。
これにより、SiCを追加する場合と比較して、単結晶SiCの純度の低下を確実に防止しつつ、単結晶SiCの成長速度を一層向上させることができる。
前記の単結晶SiCの製造方法においては、前記追加原料であるCの真密度が2Mg/m3以下であることが好ましい。
これにより、真密度が2Mg/m3より大きいCを追加する場合と比較して、単結晶SiCの成長速度を一層向上させることができる。
前記の単結晶SiCの製造方法においては、Si融液に対する前記追加原料の追加量は、物質量比で1%以上3%以下であることが好ましい。
これにより、2000℃前後におけるSi融液へのCの溶解度である2at%(アトミックパーセント)と同程度の追加原料が追加されるので、Si融液中の追加原料量を必要十分な値にすることができる。
本発明の第2の観点によれば、Si融液を用いた溶液成長法によって単結晶SiCを成長させるための収容容器において、追加原料としてのSiC及びCの少なくとも一方をSi融液に追加する供給材が、少なくとも表面に設けられている収容容器が提供される。
これにより、この収容容器を用いて溶液成長法を行うことで、特別な処理を行うことなく高純度な単結晶SiCを製造できる。
加熱処理で用いる高温真空炉の概要を説明する図。 収容容器に粉末の追加原料とSiペレットを投入する様子を示す図。 収容容器に投入したSiペレットを溶融した後の様子を示す図。 Si融液の上に第1供給材と、キャップ層と、を形成した後の様子を示す図。 MSE法により単結晶SiCを成長させている途中の様子を示す図。 実験に用いた追加原料の組成及び真密度を示す図。 追加した追加原料毎の単結晶SiCの成長速度の違いを示すグラフ。 単結晶SiCに二次イオン質量分析法を行うことで検出される各元素の検出下限の目安値を示す表。 第1変形例に係る収容容器で単結晶SiCを成長させている様子を示す図。 第2変形例に係る収容容器で単結晶SiCを成長させている様子を示す図。 第3変形例に係る収容容器で単結晶SiCを成長させている様子を示す図。 第4変形例に係る収容容器で単結晶SiCを成長させている様子を示す図。
次に、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。初めに、図1を参照して、本実施形態の加熱処理で用いる高温真空炉10について説明する。
図1に示すように、高温真空炉10は、本加熱室21と、予備加熱室22と、を備えている。本加熱室21は、少なくとも表面が単結晶SiCで構成される被処理物(SiC種結晶、SiC基板等)を1000℃以上2300℃以下の温度に加熱することができる。予備加熱室22は、被処理物を本加熱室21で加熱する前に予備加熱を行うための空間である。
本加熱室21には、真空形成用バルブ23と、不活性ガス注入用バルブ24と、真空計25と、が接続されている。真空形成用バルブ23は、本加熱室21の真空度を調整することができる。不活性ガス注入用バルブ24は、本加熱室21内の不活性ガス(例えばArガス)の圧力を調整することができる。真空計25は、本加熱室21内の真空度を測定することができる。
本加熱室21の内部には、ヒータ26が備えられている。また、本加熱室21の側壁や天井には図略の熱反射金属板が固定されており、この熱反射金属板は、ヒータ26の熱を本加熱室21の中央部に向けて反射させるように構成されている。これにより、被処理物を強力かつ均等に加熱し、1000℃以上2300℃以下の温度まで昇温させることができる。なお、ヒータ26としては、例えば、抵抗加熱式のヒータや高周波誘導加熱式のヒータを用いることができる。
また、高温真空炉10は、支持台を備えており、この支持台に収容容器30が載せられている。この支持台が動くことで、少なくとも予備加熱室から本加熱室まで収容容器30を移動させることができる。収容容器30には、例えばSiC種結晶等が収容される。高温真空炉10を用いて所定の条件で収容容器30を加熱することで、MSE法により単結晶SiCを成長させることができる(詳細は後述)。
次に、溶液成長法の1つであるMSE法を用いて単結晶SiC(エピタキシャル層)を成長させる方法について図2から図5までを参照して説明する。図2から図5は、MSE法により単結晶SiCを成長させるときの処理の流れを示す図である。
図2に示す収容容器30は、ベース材31の表面にシード層32を形成した構成である。ベース材31は、黒鉛製であり、金属不純物が少ない高純度の黒鉛である。また、ベース材31は、黒鉛製に限られず、例えばSiC製であっても良い。また、ベース材31には、図2に示すように凹部が形成されており、この凹部を用いてMSE法によりエピタキシャル成長方法が行われる。
シード層32は、ベース材31の表面に形成された単結晶又は多結晶のSiCである。シード層32は、例えばCVD法(化学気相成長法)によってベース材31の表面に形成されている。なお、固体のSiC基板をベース材31の表面に配置しても良い。シード層32はベース材31に沿うように形成されているため、シード層32が形成された後でも凹部は存在している。
図2に示すように、シード層32の凹部には、SiC種結晶40(単結晶SiC)が配置される。本実施形態では、SiC種結晶40がシード材として機能するが、シード層32をシード材として機能させることもできる。なお、シード層32は必須の構成要素ではなく、ベース材31の凹部にSiC種結晶40を配置しても良い。
また、シード層32の凹部には、Siペレット33と追加原料34とが投入される。Siペレット33は、固体のSiであり、後述のSi融液を形成する元となる素材である。なお、Siペレット33に代えて、板状のSiを用いても良い。
追加原料34は、Siペレット33を加熱して溶融したSi融液33aに追加するための追加原料である。本実施形態では、粉末状の追加原料34(加熱処理前において固体)が用いられている。また、追加原料34は、SiC又はCであるが、SiCとCを混合した物であっても良い。また、粉末状の追加原料34に代えて、ペレット状の追加原料34を用いても良い。
収容容器30の凹部にSiペレット33及び追加原料34を配置した後に、加熱処理が行われる。この加熱処理は、Siが溶融する温度(例えば1400℃以上)で行われる。これにより、図3に示すように、Siが溶融してSi融液33aになる。また、Si融液33aに追加原料34が追加される。
次に、図4に示すように、C原子を供給するための第1供給材35と、当該第1供給材35等を覆うキャップ層36と、が形成される。
第1供給材35は、炭素を供給する部材つまりフィード側として使用される。第1供給材35は、例えば多結晶3C−SiC製であり、SiC種結晶40より自由エネルギーの高い部材が用いられる。第1供給材35は、多結晶SiC基板であっても良いし、CVD法等によって形成された多結晶SiCの被膜であっても良い。
キャップ層36は、第1供給材35及びSi融液33a等の蒸発を抑制するために設けられる。キャップ層36は、例えばCVD法によって形成されたカーボン層であるが、その組成は任意である。なお、キャップ層36は、必須の構成要素ではなく、省略することもできる。
次に、キャップ層36の形成後、高温真空下で加熱を行う。加熱温度は、例えば1500℃以上2300℃以下であることが好ましい。本実施形態では、SiC種結晶40と、第1供給材35と、の自由エネルギーの差に基づいて、Si融液33aに濃度勾配が発生し、この濃度勾配が駆動力となって、第1供給材35からSi融液33aへCが溶出する。Si融液33aに取り込まれたCは、下側(SiC種結晶40側)に移動し、そこで単結晶SiCとしてSiC種結晶40の表面に析出する。
以上により、SiC種結晶40を用いてMSE法により単結晶SiCを成長させることで、単結晶SiC層40aを生成できる(図5を参照)。これにより、マイクロパイプや結晶欠陥が少ない原子レベルに平坦なSiC基板を作製することができる。このSiC基板には、エピタキシャル層を成長させる工程、イオンを注入する工程、及びイオンを活性化させるアニール工程(加熱工程)等が行われることで、半導体素子が製造される。
次に、Si融液33aに追加原料34を追加することで、MSE法における成長速度が向上するか検証した実験について説明する。図6は、実験に用いた追加原料の組成及び真密度を示す図である。図7は、追加した追加原料毎の単結晶SiCの成長速度の違いを示すグラフである。
図6(a)に示すように、今回の実験では、SiC粉末と、炭素粉末(1)と、炭素粉末(2)をそれぞれ追加原料として用いた。炭素粉末(1)と炭素粉末(2)は、図6(a)及び図6(b)に示すように真密度が異なる。具体的には、炭素粉末(1)の方が炭素粉末(2)よりも真密度が高い。一般的に炭素粉末は真密度が高いほど反応が起こりにくいことが知られている。
この実験では、図6(a)の3種類の追加原料34をそれぞれSi融液33aに追加したものと、追加原料34を追加していないものと、について2000℃で13.3kPaのアルゴン雰囲気下でMSE法を行った。図7は、追加原料34を追加していない場合の成長速度を1としたときの成長速度を示すグラフである。
図7からは、追加原料を追加することで、単結晶SiCの成長速度が向上することが分かる。また、SiC粉末よりも炭素粉末の方が成長速度が向上していることも分かる。特に、真密度が低い方の炭素粉末(2)を追加した場合は、炭素粉末(1)を追加した場合と比較しても、大幅に成長速度が向上していることが分かる。従って、真密度が2.2Mg/m3以下であることが好ましい(更に好ましくは2Mg/m3以下)。
なお、上記の実験では、追加原料34を追加する量については特に考慮していないが、一般的にSi融液33aに対するC原子の溶解度が2000℃前後において物質量比で2%程度と考えられるので、同程度(例えば1%以上3%以下)の追加原料34を追加することが好ましいと考えられる。
また、SiC又はCは単結晶SiCを構成する元素なので、これらを追加原料として用いることで、他の金属を添加物として用いる構成と比較して、SiCの純度を大幅に向上させることができる。具体的には、この単結晶SiCに二次イオン質量分析法(Secondary Ion Mass Spectrometry、SIMS)を行って不純物濃度を測定した結果、図8の値を示すことが出願人の実験によって確かめられた。具体的には、非特許文献1と比較して、Cr及びAlの不純物濃度が1桁以上減少する。このように、本実施形態の方法で単結晶SiCを成長させることで、図8の表を満たす純度の単結晶SiCを製造することができる。このように、本実施形態の方法により、従来の溶液成長法では達成できなかった純度の単結晶SiCを製造することができる。
なお、Al,Ti,Cr,Feについては、各元素の含有率が以下に示す値であることが特に好ましい。この場合、非特許文献1と比較して、Cr及びAlの不純物濃度が3桁以上減少する。
Al 2.00×10-13以下
Ti 1.00×10-13以下
Cr 5.00×10-13以下
Fe 2.00×10-14以下
次に、本実施形態の変形例について図9から図12を参照して説明する。以下で説明する変形例では、粉末状の追加原料34に代えて、例えば図9に示す第2供給材(供給材)37を用いる。第2供給材37は、少なくとも表面(全体又は表面のみ)が追加原料34で構成されている。第2供給材37は、収容容器30に固定された状態で用いられる。なお、第2供給材37を収容容器30に固定しない状態で用いることもできる。また、本変形例において収容容器30と第2供給材37は着脱可能であるが、着脱不能(例えば溶着)であっても良い。
収容容器30に第2供給材37を固定した後であって、SiC種結晶40及びSiペレット33が収容容器30内に存在する状態において、上記と同様に加熱処理が行われる。これにより、Siペレット33がSi融液33aとなる。また、第2供給材37の表面の追加原料34がSi融液33aに溶けることで、Si融液33aに追加原料34が追加される。
これにより、上記で説明したように、単結晶SiCの成長速度の低下を防止しつつ、高純度の単結晶SiCを製造することができる。なお、第2供給材37には十分な量の追加原料34が含まれており、第2供給材37を交換することなく、複数回のMSE法において追加原料34をSi融液33aに追加することができる。
以下、第2供給材37の形状の一例を説明する。図9(第1変形例)には、SiC種結晶40(SiC層40a)の側面を囲むように、かつ、SiC種結晶40よりも高さ(垂直方向(単結晶のc軸方向)の長さ)が高い円筒状の第2供給材37が示されている。図10(第2変形例)には、図9の第2供給材37よりも高さが低いリング状の第2供給材37が示されている。図11(第3変形例)には、SiC種結晶40(SiC層40a)に密着するように設けられたリング状の内側部分と、それよりも垂直方向の長さが長い円筒状の外側部分と、で構成される第2供給材37が示されている。図12(第4変形例)には、円柱状の部材に円柱状の凹部を形成した第2供給材37が示されている。図12の第2供給材37は、凹部が下向きに配置されており、当該凹部でSiC種結晶40(SiC層40a)が覆われる。図12では、SiC種結晶40が完全に覆われるため、第1供給材35を設けていないが、第2供給材37は供給材としても機能する。なお、SiC種結晶40が完全に覆われていない図9から図11の第2供給材37であってもCの供給源として機能するため、第1供給材35を省略することもできる。
次に、第2供給材37の構造について説明する。第2供給材37の表面の追加原料34は、Si融液33aに多く溶け出すために、ベース材31、SiC種結晶40、及び第1供給材35よりもSi融液33aに溶け易い構成となっている。以下では、SiCが溶液に溶け易い条件について説明する。結晶多形としては、3C−SiCが最も溶け易く、次に6H−SiCが溶け易く、4H−SiCは3つの結晶多形の中で最も溶けにくい。また、SiCの形状としては、溶液に接触する面積が大きくなるほど、溶け易くなる。従って、凹凸があったり、表面粗さが粗い場合は溶け易くなる。従って、例えば密度の低い(隙間が多い)SiCの方が、第2供給材37に適している。なお、収容容器30自体を密度の低いSiCで構成した場合、Si融液33aが収容容器30の隙間から漏れる可能性があるため、本実施形態では収容容器30と別部材として第2供給材37を設けている。
以上に示したように、本実施形態では、少なくとも表面がSiCからなるSiC種結晶40上に溶液成長法(本実施形態ではMSE法)によってエピタキシャル層を成長させることで単結晶SiC(SiC層40a)を製造する方法において、二次イオン質量分析法で測定される単結晶SiCの不純物濃度が、図8の条件を満たす。
これにより、溶液成長法を用いて高純度な単結晶SiCを製造することができる。
また、本実施形態では、エピタキシャル層の成長が終了するまでに(本実施形態ではエピタキシャル層の成長の開始前に)、追加原料34がSi融液33aに追加される。
これにより、本実施形態では追加原料34がSiC又はCなので単結晶SiCにとって不純物とならないため、単結晶SiCの成長速度の低下を防止しつつ、高純度な単結晶SiCを製造することができる。
また、本実施形態では、収容容器30の内部に、SiC種結晶40と、Siペレット33と、追加原料34と、が存在する状態において加熱処理を行うことで、Siペレット33が溶融してSi融液33aとなり、追加原料34が当該Si融液33aに追加される。
これにより、加熱処理を行うだけで、Si融液33aに追加原料34を追加することができる。
また、本実施形態では、粉末状の追加原料34が用いられている。
これにより、粉末状の追加原料34はSi融液33aと接触する面積が大きくなるため、Si融液33aに効率的に追加原料34を追加することができる。
また、本実施形態の変形例では、収容容器30には、少なくとも表面が固体の追加原料34である第2供給材37が設けられている。
これにより、本獅子形態では第2供給材37に多量の追加原料34が付与されているため、第2供給材37を交換することなく、複数回の溶液成長法を行うことができる。
また、本実施形態では、追加原料34としてSiCが挙げられている。
これにより、追加原料34と生成物が同じなので、単結晶SiCの純度の低下をより確実に防止できる。
また、本実施形態では、追加原料34としてCが挙げられている。
これにより、SiCを追加する場合と比較して、単結晶SiCの純度の低下を確実に防止しつつ、単結晶SiCの成長速度を一層向上させることができる。
また、本実施形態では、Cの真密度が2Mg/m3以下の追加原料が挙げられている(炭素粉末(2))。
これにより、真密度が2Mg/m3より大きいCを追加する場合と比較して、単結晶SiCの成長速度を一層向上させることができる。
また、本実施形態では、Si融液に対する追加原料34の追加量として、物質量比で1%以上3%以下とすることが説明されている。
これにより、2000℃前後におけるSi融液へのCの溶解度である2at%(アトミックパーセント)と同程度の追加原料34が追加されるので、Si融液中の追加原料量を必要十分な値にすることができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
MSE法を行うための機器として上記で説明したものは一例であり、適宜変更することができる。例えば、上述した高温真空炉10以外の加熱装置を用いたり、収容容器30と異なる形状又は素材の容器を用いたりしても良い。
Si融液33aに追加原料34が追加されるのであれば、追加原料34を投入するタイミングは任意であり、Siペレット33と同時でなくても良い。また、図6(a)に示す追加原料34は一例であり、他のSiC又はCを投入することもできる。
MSE法を行うための環境(温度、圧力、雰囲気)として上記で説明したものは一例であり、適宜変更することができる。
SiC種結晶40のうちエピタキシャル層の成長に用いる面は任意であり、Si面であっても良いし、C面であっても良い。
上記の実施形態では、溶液成長法としてMSE法を用いたが、別の溶液成長法(例えば温度勾配を設けることにより溶液中のC等を移動させる方法)を用いても良い。別の溶液成長法であっても、Si融液にSiC又はCが追加原料として追加されることで高純度の単結晶SiCを成長させることができる。
10 高温真空炉
30 収容容器
31 ベース材
32 シード層
33 Siペレット
34 追加原料
35 第1供給材
36 キャップ層
37 第2供給材(供給材)
40 SiC種結晶(シード材)

Claims (12)

  1. 少なくとも表面がSiCからなるシード材上に溶液成長法によってエピタキシャル層を成長させることで単結晶SiCを製造する方法において、
    二次イオン質量分析法で測定される不純物濃度が下記の表1を満たす単結晶SiCを成長させることを特徴とする単結晶SiCの製造方法。

    Figure 2017119594
  2. 請求項1に記載の単結晶SiCの製造方法であって、
    二次イオン質量分析法で測定される不純物濃度が更に下記の表2を満たす単結晶SiCを成長させることを特徴とする単結晶SiCの製造方法。

    Figure 2017119594
  3. 請求項1又は2に記載の単結晶SiCの製造方法であって、
    前記エピタキシャル層の成長が終了するまでに、追加原料としてのSiC及びCの少なくとも一方がSi融液に追加されることを特徴とする単結晶SiCの製造方法。
  4. 請求項3に記載の単結晶SiCの製造方法であって、
    収容容器の内部に、前記シード材と、固体のSiと、少なくともCをSi融液に供給するための第1供給材と、固体の前記追加原料と、が存在する状態において加熱処理を行うことで、固体のSiが溶融してSi融液となり、前記追加原料が当該Si融液に追加されることを特徴とする単結晶SiCの製造方法。
  5. 請求項4に記載の単結晶SiCの製造方法であって、
    固体の前記追加原料が粉末状であることを特徴とする単結晶SiCの製造方法。
  6. 請求項3に記載の単結晶SiCの製造方法であって、
    前記エピタキシャル層を成長させる際において、前記収容容器の内部には、少なくともCをSi融液に供給するための第1供給材と、前記追加原料をSi融液に追加するための第2供給材が存在することを特徴とする単結晶SiCの製造方法。
  7. 請求項3から6までの何れか一項に記載の単結晶SiCの製造方法であって、
    前記追加原料がSiCであることを特徴とする単結晶SiCの製造方法。
  8. 請求項7に記載の単結晶SiCの製造方法であって、
    前記追加原料は、前記シード材と比較して、前記Si融液に溶け易いことを特徴とする単結晶SiCの製造方法。
  9. 請求項3から6までの何れか一項に記載の単結晶SiCの製造方法であって、
    前記追加原料がCであることを特徴とする単結晶SiCの製造方法。
  10. 請求項9に記載の単結晶SiCの製造方法であって、
    前記追加原料であるCの真密度が2Mg/m3以下であることを特徴とする単結晶SiCの製造方法。
  11. 請求項3から10までの何れか一項に記載の単結晶SiCの製造方法であって、
    Si融液に対する前記追加原料の追加量は、物質量比で1%以上3%以下であることを特徴とする単結晶SiCの製造方法。
  12. Si融液を用いた溶液成長法によって単結晶SiCを成長させるための収容容器において、
    追加原料としてのSiC及びCの少なくとも一方をSi融液に追加する供給材が、少なくとも表面に設けられていることを特徴とする収容容器。
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